JPH10323253A - 伸縮式階段状観覧席 - Google Patents
伸縮式階段状観覧席Info
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- JPH10323253A JPH10323253A JP9134952A JP13495297A JPH10323253A JP H10323253 A JPH10323253 A JP H10323253A JP 9134952 A JP9134952 A JP 9134952A JP 13495297 A JP13495297 A JP 13495297A JP H10323253 A JPH10323253 A JP H10323253A
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- JP
- Japan
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- chair
- seat
- chairs
- floor
- telescopic
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04H—BUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
- E04H3/00—Buildings or groups of buildings for public or similar purposes; Institutions, e.g. infirmaries or prisons
- E04H3/10—Buildings or groups of buildings for public or similar purposes; Institutions, e.g. infirmaries or prisons for meetings, entertainments, or sports
- E04H3/12—Tribunes, grandstands or terraces for spectators
- E04H3/123—Telescopic grandstands
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 床台間の段差が少ない場合にも適応させ、座
面の汚れを防ぎ、かつ安価な椅子を使用可能にすること
にある。 【構成】 互いに階段状にずれる進出位置と互いに上下
方向に整列する後退位置との間で水平状態のまま移動さ
れる複数段の床台２と、それらの床台に装着された複数
個の椅子３とを具える、伸縮式の階段状観覧席におい
て、各床台２の前端部付近にてその前端部に平行に延在
する支持軸7aの軸線周りに回動可能に各椅子３を各床台
２に連結するブラケット受け部材７が各床台２に設けら
れており、そのブラケット受け部材７が、各椅子３を、
各椅子がその座面が上向きになる使用位置とその座面が
斜め下向きになる待機位置との間でその椅子形状を維持
したまま回動し得るように各床台２に連結し、かつ各椅
子３を、上記待機位置で各床台２の前端部よりも前方に
突出して位置させることを特徴としている。
面の汚れを防ぎ、かつ安価な椅子を使用可能にすること
にある。 【構成】 互いに階段状にずれる進出位置と互いに上下
方向に整列する後退位置との間で水平状態のまま移動さ
れる複数段の床台２と、それらの床台に装着された複数
個の椅子３とを具える、伸縮式の階段状観覧席におい
て、各床台２の前端部付近にてその前端部に平行に延在
する支持軸7aの軸線周りに回動可能に各椅子３を各床台
２に連結するブラケット受け部材７が各床台２に設けら
れており、そのブラケット受け部材７が、各椅子３を、
各椅子がその座面が上向きになる使用位置とその座面が
斜め下向きになる待機位置との間でその椅子形状を維持
したまま回動し得るように各床台２に連結し、かつ各椅
子３を、上記待機位置で各床台２の前端部よりも前方に
突出して位置させることを特徴としている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、互いに階段状に
ずれる進出位置と互いに上下方向に整列する後退位置と
の間で水平状態のまま移動される複数段の床台と、それ
らの床台に装着された複数個の椅子とを具えて、その観
覧席の不使用時にコンパクトに纏め得るようにした、伸
縮式の階段状観覧席に関するものである。
ずれる進出位置と互いに上下方向に整列する後退位置と
の間で水平状態のまま移動される複数段の床台と、それ
らの床台に装着された複数個の椅子とを具えて、その観
覧席の不使用時にコンパクトに纏め得るようにした、伸
縮式の階段状観覧席に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】上述の如き伸縮式の階段状観覧席として
は従来、例えば、実開昭61−113867号公報にて開示され
たものが知られており、この従来の階段状観覧席におい
ては、各床台の前端部上に各椅子の座部が固定されると
ともに、その座部の後端部に各椅子の背部の下端部が回
動可能に連結されて、その背部を座部の上に倒して重ね
られるようになっている。
は従来、例えば、実開昭61−113867号公報にて開示され
たものが知られており、この従来の階段状観覧席におい
ては、各床台の前端部上に各椅子の座部が固定されると
ともに、その座部の後端部に各椅子の背部の下端部が回
動可能に連結されて、その背部を座部の上に倒して重ね
られるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の階段状観覧席では、その観覧席の不使用時に、後退
位置で上下方向に整列する床台同士の隙間に、各椅子の
座部とその上に倒して重ねられた背部とを収容している
ことから、収容時の椅子の厚さが厚くなるので、通常は
設置場所に応じた観覧席仕様によって定められる床台間
の段差が少ない場合には、椅子を上下方向に整列させて
床台の隙間に収容することができなくなるという問題が
あった。
来の階段状観覧席では、その観覧席の不使用時に、後退
位置で上下方向に整列する床台同士の隙間に、各椅子の
座部とその上に倒して重ねられた背部とを収容している
ことから、収容時の椅子の厚さが厚くなるので、通常は
設置場所に応じた観覧席仕様によって定められる床台間
の段差が少ない場合には、椅子を上下方向に整列させて
床台の隙間に収容することができなくなるという問題が
あった。
【０００４】しかも上記従来の階段状観覧席では、各椅
子の座部が、その座面が上向きのままで各床台に固定さ
れているので、その座面の上に塵埃が溜まりやすく、特
に、屋外に設置した場合には、その座面の上に雨水が溜
まってしまう場合もあり得るという問題があった。
子の座部が、その座面が上向きのままで各床台に固定さ
れているので、その座面の上に塵埃が溜まりやすく、特
に、屋外に設置した場合には、その座面の上に雨水が溜
まってしまう場合もあり得るという問題があった。
【０００５】さらに、上記従来の階段状観覧席では、各
椅子の背部が座部に回動可能に連結されているので、各
椅子の構造が複雑になってその製造コストが嵩むという
問題もあった。
椅子の背部が座部に回動可能に連結されているので、各
椅子の構造が複雑になってその製造コストが嵩むという
問題もあった。
【０００６】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】こ
の発明は上記課題を有利に解決した伸縮式階段状観覧席
を提供することを目的とするものであり、この発明の伸
縮式階段状観覧席は、互いに階段状にずれる進出位置と
互いに上下方向に整列する後退位置との間で水平状態の
まま移動される複数段の床台と、それらの床台に装着さ
れた複数個の椅子とを具えるものであって、前記各床台
の前端部付近にてその前端部に平行に延在する水平軸線
周りに回動可能に前記各椅子を前記各床台に連結する連
結手段が前記各床台に設けられており、前記連結手段
が、前記各椅子を、前記各椅子がその座面が上向きにな
る使用位置と前記座面が少なくとも垂直よりも下向きに
なる待機位置との間でその椅子形状を維持したまま回動
し得るように前記各床台に連結し、かつ前記各椅子を、
前記待機位置で前記各床台の前端部よりも前方に突出し
て位置させることを特徴とするものである。
の発明は上記課題を有利に解決した伸縮式階段状観覧席
を提供することを目的とするものであり、この発明の伸
縮式階段状観覧席は、互いに階段状にずれる進出位置と
互いに上下方向に整列する後退位置との間で水平状態の
まま移動される複数段の床台と、それらの床台に装着さ
れた複数個の椅子とを具えるものであって、前記各床台
の前端部付近にてその前端部に平行に延在する水平軸線
周りに回動可能に前記各椅子を前記各床台に連結する連
結手段が前記各床台に設けられており、前記連結手段
が、前記各椅子を、前記各椅子がその座面が上向きにな
る使用位置と前記座面が少なくとも垂直よりも下向きに
なる待機位置との間でその椅子形状を維持したまま回動
し得るように前記各床台に連結し、かつ前記各椅子を、
前記待機位置で前記各床台の前端部よりも前方に突出し
て位置させることを特徴とするものである。
【０００７】かかる伸縮式階段状観覧席にあっては、そ
の観覧席の使用時には、複数段の床台を、それらが互い
に階段状にずれる進出位置に移動させるとともに、前記
連結手段により前記各床台に回動可能に連結された前記
各椅子を、その座面が上向きになる使用位置に配置する
ことで、階段状観覧席が伸長展開され、またその観覧席
の不使用時には、複数段の床台を、それらが互いに上下
方向に整列する後退位置に移動させるとともに、前記連
結手段により前記各床台に回動可能に連結された前記各
椅子を、その座面が少なくとも垂直よりも下向きになる
待機位置までその椅子形状を維持したまま回動させて、
その待機位置で前記各床台の前端部よりも前方に突出し
て位置させ、それにより前記複数個の椅子を前記複数段
の床台の前方にて上下方向に整列させることで、複数段
の床台とそこに装着された複数個の椅子とがコンパクト
に纏まった状態で縮小収容される。
の観覧席の使用時には、複数段の床台を、それらが互い
に階段状にずれる進出位置に移動させるとともに、前記
連結手段により前記各床台に回動可能に連結された前記
各椅子を、その座面が上向きになる使用位置に配置する
ことで、階段状観覧席が伸長展開され、またその観覧席
の不使用時には、複数段の床台を、それらが互いに上下
方向に整列する後退位置に移動させるとともに、前記連
結手段により前記各床台に回動可能に連結された前記各
椅子を、その座面が少なくとも垂直よりも下向きになる
待機位置までその椅子形状を維持したまま回動させて、
その待機位置で前記各床台の前端部よりも前方に突出し
て位置させ、それにより前記複数個の椅子を前記複数段
の床台の前方にて上下方向に整列させることで、複数段
の床台とそこに装着された複数個の椅子とがコンパクト
に纏まった状態で縮小収容される。
【０００８】そして、この伸縮式階段状観覧席によれ
ば、観覧席の不使用時には、複数個の椅子を複数段の床
台の間でなく、複数段の床台の前方にて上下方向に整列
させるので、床台の段差に実質上かかわりなく収容時の
椅子の厚さを設定し得て、設置場所に応じた観覧席仕様
によって定められる床台間の段差が少ない場合でも、椅
子を上下方向に整列させて収容することができる。
ば、観覧席の不使用時には、複数個の椅子を複数段の床
台の間でなく、複数段の床台の前方にて上下方向に整列
させるので、床台の段差に実質上かかわりなく収容時の
椅子の厚さを設定し得て、設置場所に応じた観覧席仕様
によって定められる床台間の段差が少ない場合でも、椅
子を上下方向に整列させて収容することができる。
【０００９】さらに、この伸縮式階段状観覧席によれ
ば、観覧席の不使用時には各椅子を、座面が少なくとも
垂直よりも下向きになる待機位置とするので、その座面
の上に塵埃が溜まることがなく、特に、屋外に設置した
場合でも、その座面の上に雨水が溜まることがない。
ば、観覧席の不使用時には各椅子を、座面が少なくとも
垂直よりも下向きになる待機位置とするので、その座面
の上に塵埃が溜まることがなく、特に、屋外に設置した
場合でも、その座面の上に雨水が溜まることがない。
【００１０】しかも、この伸縮式階段状観覧席によれ
ば、各椅子がその椅子形状を維持したままで回動される
ので、各椅子の構造を単純にし得てその製造コストを安
価にすることができ、また別の用途用に製造されている
背部と座部とが一体的に連結された椅子をそこに転用す
ることも可能であって、その場合には階段状観覧席全体
としての製造コストをさらに安価にすることができる。
ば、各椅子がその椅子形状を維持したままで回動される
ので、各椅子の構造を単純にし得てその製造コストを安
価にすることができ、また別の用途用に製造されている
背部と座部とが一体的に連結された椅子をそこに転用す
ることも可能であって、その場合には階段状観覧席全体
としての製造コストをさらに安価にすることができる。
【００１１】なお、この発明の伸縮式階段状観覧席にお
いては、前記各椅子を前記使用位置と前記待機位置との
間で少なくとも一方向に回動させる駆動手段を具えてい
ても良く、その場合には、複数段の床台を互いに階段状
にずれる進出位置と互いに上下方向に整列する後退位置
との間で水平状態のまま移動させる間に、前記駆動手段
によって前記各椅子を前記使用位置と前記待機位置との
間で自動的に回動させることができるので、階段状観覧
席の伸長展開と縮小収容との少なくとも一方を短時間で
容易に行うことができる。
いては、前記各椅子を前記使用位置と前記待機位置との
間で少なくとも一方向に回動させる駆動手段を具えてい
ても良く、その場合には、複数段の床台を互いに階段状
にずれる進出位置と互いに上下方向に整列する後退位置
との間で水平状態のまま移動させる間に、前記駆動手段
によって前記各椅子を前記使用位置と前記待機位置との
間で自動的に回動させることができるので、階段状観覧
席の伸長展開と縮小収容との少なくとも一方を短時間で
容易に行うことができる。
【００１２】また、この発明の伸縮式階段状観覧席にお
いては、前記椅子を複数個づつ一体的に結合して具えて
いて、前記連結手段が、前記一体的に結合した複数個づ
つの椅子を纏めて前記各床台に連結していても良く、そ
の場合には、連結手段を各椅子毎に設ける必要がなくな
ることから連結手段の数を椅子の個数よりも減らし得
て、階段状観覧席全体としての製造コストをさらに安価
にすることができる。
いては、前記椅子を複数個づつ一体的に結合して具えて
いて、前記連結手段が、前記一体的に結合した複数個づ
つの椅子を纏めて前記各床台に連結していても良く、そ
の場合には、連結手段を各椅子毎に設ける必要がなくな
ることから連結手段の数を椅子の個数よりも減らし得
て、階段状観覧席全体としての製造コストをさらに安価
にすることができる。
【００１３】さらに、この発明の伸縮式階段状観覧席に
おいては、前記各椅子が座部のみからなるものでも良い
が、前記各椅子が、互いに一体的に結合された座部と背
部とを有するものであっても良く、その場合には、座部
のみの場合よりも椅子の快適性を向上させることができ
る。
おいては、前記各椅子が座部のみからなるものでも良い
が、前記各椅子が、互いに一体的に結合された座部と背
部とを有するものであっても良く、その場合には、座部
のみの場合よりも椅子の快適性を向上させることができ
る。
【００１４】そして、この発明の伸縮式階段状観覧席に
おいては、前記各椅子が、前記座部と背部とに一体的に
結合された肘掛け部を有するものであっても良く、その
場合には、座部と背部のみの場合よりも椅子の快適性を
さらに向上させることができる。
おいては、前記各椅子が、前記座部と背部とに一体的に
結合された肘掛け部を有するものであっても良く、その
場合には、座部と背部のみの場合よりも椅子の快適性を
さらに向上させることができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここ
に、図１（ａ）は、この発明の伸縮式階段状観覧席の第
１実施例を伸長展開した状態で示す断面図、図１（ｂ）
は、その第１実施例の伸縮式階段状観覧席を縮小収容し
た状態で示す断面図、図１（ｃ）は、その第１実施例の
伸縮式階段状観覧席の各椅子の回動状態を示す断面図、
図２は、その第１実施例の伸縮式階段状観覧席の床台お
よび椅子を床台一段分のみ示す正面図、そして図３は、
その第１の実施例の伸縮式階段状観覧席の、各床台が進
出位置に位置する一方各椅子が待機位置に位置する中間
的状態を示す断面図であり、図中符号１は、当該観覧席
が設置されたホール等の施設の床面を示す。
実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここ
に、図１（ａ）は、この発明の伸縮式階段状観覧席の第
１実施例を伸長展開した状態で示す断面図、図１（ｂ）
は、その第１実施例の伸縮式階段状観覧席を縮小収容し
た状態で示す断面図、図１（ｃ）は、その第１実施例の
伸縮式階段状観覧席の各椅子の回動状態を示す断面図、
図２は、その第１実施例の伸縮式階段状観覧席の床台お
よび椅子を床台一段分のみ示す正面図、そして図３は、
その第１の実施例の伸縮式階段状観覧席の、各床台が進
出位置に位置する一方各椅子が待機位置に位置する中間
的状態を示す断面図であり、図中符号１は、当該観覧席
が設置されたホール等の施設の床面を示す。
【００１６】この実施例の伸縮式階段状観覧席は、図１
（ａ）に示すように互いに階段状にずれる進出位置と、
図１（ｂ）に示すように互いに上下方向に整列する後退
位置との間で水平状態のまま床面１上を移動される複数
段、図では四段の、各々図の紙面と直交する方向に延在
する床台２を具えており、これらの床台２の上記進出位
置と後退位置との間での水平移動は、この実施例では、
下端部に車輪を持つ図示しない支持脚を各段の床台２の
後端部に各段毎に長さと配置とを異ならせて設けるとと
もに、図示しない電気モーター式床台駆動ユニットでそ
れらの支持脚を駆動するという既知の構成によって達成
している。
（ａ）に示すように互いに階段状にずれる進出位置と、
図１（ｂ）に示すように互いに上下方向に整列する後退
位置との間で水平状態のまま床面１上を移動される複数
段、図では四段の、各々図の紙面と直交する方向に延在
する床台２を具えており、これらの床台２の上記進出位
置と後退位置との間での水平移動は、この実施例では、
下端部に車輪を持つ図示しない支持脚を各段の床台２の
後端部に各段毎に長さと配置とを異ならせて設けるとと
もに、図示しない電気モーター式床台駆動ユニットでそ
れらの支持脚を駆動するという既知の構成によって達成
している。
【００１７】またこの実施例の伸縮式階段状観覧席は、
図１および図２に示すように、上記複数段の床台２の各
々に装着された複数個の椅子３を具えており、この実施
例では、各椅子３は、プラスチック材料にて一体成形さ
れることで互いに一体的に結合された座部3aと背部3bと
を有している。またこの実施例では、図２に示すよう
に、複数個、図では９個の椅子３を、互いに平行に位置
する鋼製の二本の連結管４およびそれらの連結管４に各
椅子３を固定するブラケット５によって互いに一体的に
連結して、例えば９連の椅子ユニット６を構成するとと
もに、その椅子ユニット６を各段の床台２に、複数ユニ
ットづつ、床台２の延在方向に並べて装着している。
図１および図２に示すように、上記複数段の床台２の各
々に装着された複数個の椅子３を具えており、この実施
例では、各椅子３は、プラスチック材料にて一体成形さ
れることで互いに一体的に結合された座部3aと背部3bと
を有している。またこの実施例では、図２に示すよう
に、複数個、図では９個の椅子３を、互いに平行に位置
する鋼製の二本の連結管４およびそれらの連結管４に各
椅子３を固定するブラケット５によって互いに一体的に
連結して、例えば９連の椅子ユニット６を構成するとと
もに、その椅子ユニット６を各段の床台２に、複数ユニ
ットづつ、床台２の延在方向に並べて装着している。
【００１８】ここで上記各椅子ユニット６は、図２に示
すように、各段の床台２の前端部2aの上面上に一つの椅
子ユニット６につき図では四個づつ固設した連結手段と
しての箱型断面形状のブラケット受け部材７の前端部に
設けた支持軸7aにより、床台２の前端部2aよりも若干前
方にてその前端部2aに平行な水平方向すなわち図１の紙
面と直交する方向に延在する上記支持軸7aの中心軸線周
りに回動可能に、その床台２に連結されており、これに
より上記各椅子ユニット６ひいてはそこに纏められた上
記各椅子３は、図１（ｃ）に実線で示す、その座部3aの
座面（上面）が上向きになる使用位置と、図１（ｃ）に
一点鎖線で示す、その座部3aの座面が少なくとも垂直よ
りも下向き、ここでは概略45度の傾斜で斜め下向きにな
る待機位置との間で、その椅子形状を維持したまま回動
されることができる。
すように、各段の床台２の前端部2aの上面上に一つの椅
子ユニット６につき図では四個づつ固設した連結手段と
しての箱型断面形状のブラケット受け部材７の前端部に
設けた支持軸7aにより、床台２の前端部2aよりも若干前
方にてその前端部2aに平行な水平方向すなわち図１の紙
面と直交する方向に延在する上記支持軸7aの中心軸線周
りに回動可能に、その床台２に連結されており、これに
より上記各椅子ユニット６ひいてはそこに纏められた上
記各椅子３は、図１（ｃ）に実線で示す、その座部3aの
座面（上面）が上向きになる使用位置と、図１（ｃ）に
一点鎖線で示す、その座部3aの座面が少なくとも垂直よ
りも下向き、ここでは概略45度の傾斜で斜め下向きにな
る待機位置との間で、その椅子形状を維持したまま回動
されることができる。
【００１９】そして、この実施例では支持軸7aが床台２
の前端部2aよりも若干前方に位置することから、上記待
機位置に位置する際には各椅子３は、図１（ｂ），
（ｃ）および図３に示すように、その椅子３を支持して
いる床台２の前端部2aよりも前方に突出する。なお、上
記ブラケット５の下面には、上記ブラケット受け部材７
の上面に当接して上記使用位置を特定する第１ストッパ
８が固設されており、また上記ブラケット受け部材７の
前端部には、上記椅子３の座部3aの下面に当接して上記
待機位置を特定する第２ストッパ９が固設されている。
の前端部2aよりも若干前方に位置することから、上記待
機位置に位置する際には各椅子３は、図１（ｂ），
（ｃ）および図３に示すように、その椅子３を支持して
いる床台２の前端部2aよりも前方に突出する。なお、上
記ブラケット５の下面には、上記ブラケット受け部材７
の上面に当接して上記使用位置を特定する第１ストッパ
８が固設されており、また上記ブラケット受け部材７の
前端部には、上記椅子３の座部3aの下面に当接して上記
待機位置を特定する第２ストッパ９が固設されている。
【００２０】さらにこの実施例の伸縮式階段状観覧席
は、図２に示すように、上記各椅子ユニット６毎に、駆
動手段としての、電気モーターの正転および逆転可能な
出力回転を歯車式減速機で適宜減速して上記支持軸7aに
伝達する電気モーター式椅子駆動ユニット10を一個具え
ており、図２では椅子駆動ユニット10は、各椅子ユニッ
ト６の中央部の下方に配置されて、四個のうちの内側の
二個のブラケット受け部材７の支持軸7aに電気モーター
の出力回転を駆動軸10a を介して伝達することにより、
各椅子ユニット６ひいてはそこに纏められた各椅子３
を、上記使用位置と上記待機位置との間で往復回動させ
ることができる。
は、図２に示すように、上記各椅子ユニット６毎に、駆
動手段としての、電気モーターの正転および逆転可能な
出力回転を歯車式減速機で適宜減速して上記支持軸7aに
伝達する電気モーター式椅子駆動ユニット10を一個具え
ており、図２では椅子駆動ユニット10は、各椅子ユニッ
ト６の中央部の下方に配置されて、四個のうちの内側の
二個のブラケット受け部材７の支持軸7aに電気モーター
の出力回転を駆動軸10a を介して伝達することにより、
各椅子ユニット６ひいてはそこに纏められた各椅子３
を、上記使用位置と上記待機位置との間で往復回動させ
ることができる。
【００２１】かかる構成を具えるこの実施例の伸縮式階
段状観覧席にあっては、その観覧席の使用時には、図１
（ａ）に示すように、複数段の床台２を、それらが互い
に階段状にずれる上記進出位置に移動させるとともに、
上記ブラケット受け部材７により各床台２に回動可能に
連結された各椅子３を、その座面が上向きになる上記使
用位置に配置することで、階段状観覧席が伸長展開され
る。
段状観覧席にあっては、その観覧席の使用時には、図１
（ａ）に示すように、複数段の床台２を、それらが互い
に階段状にずれる上記進出位置に移動させるとともに、
上記ブラケット受け部材７により各床台２に回動可能に
連結された各椅子３を、その座面が上向きになる上記使
用位置に配置することで、階段状観覧席が伸長展開され
る。
【００２２】またその観覧席の不使用時には、図１
（ｃ）および図３に示すように、上記ブラケット受け部
材７により各床台２に回動可能に連結された各椅子３
を、その座面が斜め下向きになる上記待機位置まで、そ
の椅子形状を維持したまま回動させて、その待機位置で
各床台２の前端部2aよりも前方に突出して位置させ、次
いで図１（ｂ）に示すように、複数段の床台２を、それ
らが互いに上下方向に整列する上記後退位置に移動さ
せ、それにより上記複数個の椅子３を上記複数段の床台
２の前方にて上下方向に整列させることで、複数段の床
台２とそこに装着された複数個の椅子３とがコンパクト
に纏まった状態で縮小収容される。
（ｃ）および図３に示すように、上記ブラケット受け部
材７により各床台２に回動可能に連結された各椅子３
を、その座面が斜め下向きになる上記待機位置まで、そ
の椅子形状を維持したまま回動させて、その待機位置で
各床台２の前端部2aよりも前方に突出して位置させ、次
いで図１（ｂ）に示すように、複数段の床台２を、それ
らが互いに上下方向に整列する上記後退位置に移動さ
せ、それにより上記複数個の椅子３を上記複数段の床台
２の前方にて上下方向に整列させることで、複数段の床
台２とそこに装着された複数個の椅子３とがコンパクト
に纏まった状態で縮小収容される。
【００２３】そして、この実施例の伸縮式階段状観覧席
によれば、観覧席の不使用時には、複数個の椅子３を複
数段の床台２の間でなく、複数段の床台２の前方にて上
下方向に整列させるので、床台２の段差に実質上かかわ
りなく収容時の椅子３の厚さを設定し得て、設置場所に
応じた観覧席仕様によって定められる床台２間の段差が
少ない場合でも、椅子３を上下方向に整列させて収容す
ることができる。
によれば、観覧席の不使用時には、複数個の椅子３を複
数段の床台２の間でなく、複数段の床台２の前方にて上
下方向に整列させるので、床台２の段差に実質上かかわ
りなく収容時の椅子３の厚さを設定し得て、設置場所に
応じた観覧席仕様によって定められる床台２間の段差が
少ない場合でも、椅子３を上下方向に整列させて収容す
ることができる。
【００２４】さらに、この実施例の伸縮式階段状観覧席
によれば、観覧席の不使用時には各椅子３を、その座部
3aの座面が斜め下向きになる待機位置に位置させるの
で、その座面の上に塵埃が溜まることがなく、特に、屋
外に設置した場合でも、その座面の上に雨水が溜まるこ
とがない。
によれば、観覧席の不使用時には各椅子３を、その座部
3aの座面が斜め下向きになる待機位置に位置させるの
で、その座面の上に塵埃が溜まることがなく、特に、屋
外に設置した場合でも、その座面の上に雨水が溜まるこ
とがない。
【００２５】しかも、この実施例の伸縮式階段状観覧席
によれば、各椅子３がその椅子形状を維持したままで回
動されるので、各椅子３の構造を単純にし得てその製造
コストを安価にすることができ、また別の用途、例えば
駅のベンチ等用に製造されている背部と座部とが一体的
に連結された椅子をそこに転用することも可能であっ
て、その場合には階段状観覧席全体としての製造コスト
をさらに安価にすることができる。
によれば、各椅子３がその椅子形状を維持したままで回
動されるので、各椅子３の構造を単純にし得てその製造
コストを安価にすることができ、また別の用途、例えば
駅のベンチ等用に製造されている背部と座部とが一体的
に連結された椅子をそこに転用することも可能であっ
て、その場合には階段状観覧席全体としての製造コスト
をさらに安価にすることができる。
【００２６】さらに、この実施例の伸縮式階段状観覧席
によれば、各椅子３を上記使用位置と上記待機位置との
間で往復回動させる椅子駆動ユニット10を具えているこ
とから、複数段の床台２を上記進出位置と上記後退位置
との間で水平移動させる間にその椅子駆動ユニット10に
よって各椅子３を上記使用位置と上記待機位置との間で
自動的に回動させることができ、しかも、床台２の上記
進出位置と上記後退位置との間での水平移動も床台駆動
ユニットで自動的に行うことができるので、階段状観覧
席の伸長展開と縮小収容との両方を極めて短時間で容易
に行うことができる。
によれば、各椅子３を上記使用位置と上記待機位置との
間で往復回動させる椅子駆動ユニット10を具えているこ
とから、複数段の床台２を上記進出位置と上記後退位置
との間で水平移動させる間にその椅子駆動ユニット10に
よって各椅子３を上記使用位置と上記待機位置との間で
自動的に回動させることができ、しかも、床台２の上記
進出位置と上記後退位置との間での水平移動も床台駆動
ユニットで自動的に行うことができるので、階段状観覧
席の伸長展開と縮小収容との両方を極めて短時間で容易
に行うことができる。
【００２７】また、この実施例の伸縮式階段状観覧席に
よれば、椅子３を複数個づつ一体的に結合した椅子ユニ
ット６を具えていて、上記ブラケット受け部材７が、そ
の複数個づつの椅子３を一体的に結合した椅子ユニット
６を各床台２に連結していることから、ブラケット受け
部材７を各椅子３毎に設ける必要がなくなるので、ブラ
ケット受け部材７の数を椅子３の個数よりも減らし得
て、階段状観覧席全体としての製造コストをさらに安価
にすることができる。
よれば、椅子３を複数個づつ一体的に結合した椅子ユニ
ット６を具えていて、上記ブラケット受け部材７が、そ
の複数個づつの椅子３を一体的に結合した椅子ユニット
６を各床台２に連結していることから、ブラケット受け
部材７を各椅子３毎に設ける必要がなくなるので、ブラ
ケット受け部材７の数を椅子３の個数よりも減らし得
て、階段状観覧席全体としての製造コストをさらに安価
にすることができる。
【００２８】さらに、この実施例の伸縮式階段状観覧席
によれば、各椅子３が、互いに一体的に結合された座部
3aと背部3bとを有するものであるので、座部のみの場合
よりも椅子の快適性を向上させることができる。
によれば、各椅子３が、互いに一体的に結合された座部
3aと背部3bとを有するものであるので、座部のみの場合
よりも椅子の快適性を向上させることができる。
【００２９】図４（ａ）は、この発明の伸縮式階段状観
覧席の第２実施例の各椅子の回動状態を示す断面図、ま
た図４（ｂ）は、その第２実施例の伸縮式階段状観覧席
を縮小収容した状態で示す断面図であり、この第２実施
例の伸縮式階段状観覧席は、先の第１実施例における、
床台２の先端部2aの上面上に固設されたブラケット受け
部材７に代えて、床台２の先端部2aの前面に固設された
ブラケット受け部材11を具え、その支持軸11a により椅
子３を回動可能に支持している。他の構成は先の第１実
施例と同様である。なお、図４（ａ）中で、実線は使用
位置の椅子３、一点鎖線は待機位置の椅子３をそれぞれ
示す。
覧席の第２実施例の各椅子の回動状態を示す断面図、ま
た図４（ｂ）は、その第２実施例の伸縮式階段状観覧席
を縮小収容した状態で示す断面図であり、この第２実施
例の伸縮式階段状観覧席は、先の第１実施例における、
床台２の先端部2aの上面上に固設されたブラケット受け
部材７に代えて、床台２の先端部2aの前面に固設された
ブラケット受け部材11を具え、その支持軸11a により椅
子３を回動可能に支持している。他の構成は先の第１実
施例と同様である。なお、図４（ａ）中で、実線は使用
位置の椅子３、一点鎖線は待機位置の椅子３をそれぞれ
示す。
【００３０】かかる第２実施例によれば、先の第１実施
例と同様の作用効果に加えて、図４（ａ）から明らかな
ように、上記使用位置で椅子３の下に空間が空くことか
ら、その椅子下の空間を荷物置場や爪先の逃げ場とする
ことができるという効果をもたらすことができる。
例と同様の作用効果に加えて、図４（ａ）から明らかな
ように、上記使用位置で椅子３の下に空間が空くことか
ら、その椅子下の空間を荷物置場や爪先の逃げ場とする
ことができるという効果をもたらすことができる。
【００３１】図５（ａ）は、この発明の伸縮式階段状観
覧席の第３実施例の各椅子の回動状態を示す断面図、ま
た図５（ｂ）は、その第３実施例の伸縮式階段状観覧席
を縮小収容した状態で示す断面図であり、この第３実施
例の伸縮式階段状観覧席は、先の第１実施例における、
プラスチック材料にて一体成形された座部3aと背部3bを
有する椅子３に代えて、同様にして一体成形された座部
12a と背部12b を有するとともにそれら座部12a と背部
12b の両側部に一体的に結合された例えばアルミニウム
合金製の肘掛け部12c をさらに有する椅子12を、複数個
具えている。他の構成は先の第１実施例と同様である。
なお、図５（ａ）中で、実線は使用位置の椅子12、一点
鎖線は待機位置の椅子12をそれぞれ示す。
覧席の第３実施例の各椅子の回動状態を示す断面図、ま
た図５（ｂ）は、その第３実施例の伸縮式階段状観覧席
を縮小収容した状態で示す断面図であり、この第３実施
例の伸縮式階段状観覧席は、先の第１実施例における、
プラスチック材料にて一体成形された座部3aと背部3bを
有する椅子３に代えて、同様にして一体成形された座部
12a と背部12b を有するとともにそれら座部12a と背部
12b の両側部に一体的に結合された例えばアルミニウム
合金製の肘掛け部12c をさらに有する椅子12を、複数個
具えている。他の構成は先の第１実施例と同様である。
なお、図５（ａ）中で、実線は使用位置の椅子12、一点
鎖線は待機位置の椅子12をそれぞれ示す。
【００３２】かかる第３実施例によれば、先の第１実施
例と同様の作用効果に加えて、図５（ａ）から明らかな
ように、椅子の快適性をさらに向上させることができ
る。
例と同様の作用効果に加えて、図５（ａ）から明らかな
ように、椅子の快適性をさらに向上させることができ
る。
【００３３】図６は、この発明の伸縮式階段状観覧席の
第４実施例の各椅子の回動状態を示す断面図で、この第
４実施例では、先の第１実施例における、プラスチック
材料にて一体成形された座部3aと背部3bを有する椅子３
に代えて、座部のみからなる椅子13を複数個具えてお
り、かかる第４実施例によれば、椅子の製造コストを低
く抑えることができる。なお、図６中で、実線は使用位
置の椅子13、一点鎖線は待機位置の椅子13をそれぞれ示
す。
第４実施例の各椅子の回動状態を示す断面図で、この第
４実施例では、先の第１実施例における、プラスチック
材料にて一体成形された座部3aと背部3bを有する椅子３
に代えて、座部のみからなる椅子13を複数個具えてお
り、かかる第４実施例によれば、椅子の製造コストを低
く抑えることができる。なお、図６中で、実線は使用位
置の椅子13、一点鎖線は待機位置の椅子13をそれぞれ示
す。
【００３４】図７は、この発明の伸縮式階段状観覧席の
第５実施例の各椅子の回動状態を示す断面図で、この第
５実施例では、先の第１実施例における、プラスチック
材料にて一体成形された座部3aと背部3bを有する椅子３
に代えて、同様にして一体成形された座部14a と短い背
部14b とを有する椅子14を複数個具えており、かかる第
５実施例によれば、椅子の製造コストを抑えつつ、椅子
の快適性をある程度確保することができる。なお、図７
中で、実線は使用位置の椅子14、一点鎖線は待機位置の
椅子14をそれぞれ示す。
第５実施例の各椅子の回動状態を示す断面図で、この第
５実施例では、先の第１実施例における、プラスチック
材料にて一体成形された座部3aと背部3bを有する椅子３
に代えて、同様にして一体成形された座部14a と短い背
部14b とを有する椅子14を複数個具えており、かかる第
５実施例によれば、椅子の製造コストを抑えつつ、椅子
の快適性をある程度確保することができる。なお、図７
中で、実線は使用位置の椅子14、一点鎖線は待機位置の
椅子14をそれぞれ示す。
【００３５】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば所要に応
じて、椅子の回動をワイヤーやカム等を用いて床台の移
動と連動させることで、床台駆動ユニットを、椅子を回
動させる前記駆動手段に共用しても良く、また椅子を回
動させる前記駆動手段を、スプリング等を用いて椅子を
前記待機位置から前記使用位置へ、または前記使用位置
から前記待機位置へ一方向のみ回動させるものとし、逆
方向への回動は人手で行うようにしても良く、あるいは
前記駆動手段を省いて、何れの方向への椅子の回動も人
手で行うようにしても良い。そしてこの発明において
は、椅子は、上記プラスチック材料の一体成形品に限定
されず、布張りで内部にクッションを有するもの等の他
の構成のものを用いても良いことはいうまでもなく、ま
た、床台の段数や椅子の個数を所要に応じて変更し得る
ことももちろんである。
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば所要に応
じて、椅子の回動をワイヤーやカム等を用いて床台の移
動と連動させることで、床台駆動ユニットを、椅子を回
動させる前記駆動手段に共用しても良く、また椅子を回
動させる前記駆動手段を、スプリング等を用いて椅子を
前記待機位置から前記使用位置へ、または前記使用位置
から前記待機位置へ一方向のみ回動させるものとし、逆
方向への回動は人手で行うようにしても良く、あるいは
前記駆動手段を省いて、何れの方向への椅子の回動も人
手で行うようにしても良い。そしてこの発明において
は、椅子は、上記プラスチック材料の一体成形品に限定
されず、布張りで内部にクッションを有するもの等の他
の構成のものを用いても良いことはいうまでもなく、ま
た、床台の段数や椅子の個数を所要に応じて変更し得る
ことももちろんである。
【図１】（ａ）は、この発明の伸縮式階段状観覧席の第
１実施例を伸長展開した状態で示す断面図、（ｂ）は、
その第１実施例の伸縮式階段状観覧席を縮小収容した状
態で示す断面図、そして（ｃ）は、その第１実施例の伸
縮式階段状観覧席の各椅子の回動状態を示す断面図であ
る、
１実施例を伸長展開した状態で示す断面図、（ｂ）は、
その第１実施例の伸縮式階段状観覧席を縮小収容した状
態で示す断面図、そして（ｃ）は、その第１実施例の伸
縮式階段状観覧席の各椅子の回動状態を示す断面図であ
る、
【図２】上記第１実施例の伸縮式階段状観覧席の床台お
よび椅子を床台一段分のみ示す正面図である。
よび椅子を床台一段分のみ示す正面図である。
【図３】上記第１の実施例の伸縮式階段状観覧席の、各
床台が進出位置に位置する一方各椅子が待機位置に位置
する中間的状態を示す断面図である。
床台が進出位置に位置する一方各椅子が待機位置に位置
する中間的状態を示す断面図である。
【図４】（ａ）は、この発明の伸縮式階段状観覧席の第
２実施例の各椅子の回動状態を示す断面図、そして
（ｂ）は、その第２実施例の伸縮式階段状観覧席を縮小
収容した状態で示す断面図である。
２実施例の各椅子の回動状態を示す断面図、そして
（ｂ）は、その第２実施例の伸縮式階段状観覧席を縮小
収容した状態で示す断面図である。
【図５】（ａ）は、この発明の伸縮式階段状観覧席の第
３実施例の各椅子の回動状態を示す断面図、そして
（ｂ）は、その第３実施例の伸縮式階段状観覧席を縮小
収容した状態で示す断面図である。
３実施例の各椅子の回動状態を示す断面図、そして
（ｂ）は、その第３実施例の伸縮式階段状観覧席を縮小
収容した状態で示す断面図である。
【図６】この発明の伸縮式階段状観覧席の第４実施例の
各椅子の回動状態を示す断面図である。
各椅子の回動状態を示す断面図である。
【図７】この発明の伸縮式階段状観覧席の第５実施例の
各椅子の回動状態を示す断面図である。
各椅子の回動状態を示す断面図である。
１ 床面 ２ 床台 2a 前端部 ３ 椅子 3a 座部 3b 背部 ４ 連結管 ５ ブラケット ６ 椅子ユニット ７ ブラケット受け部材 7a 支持軸 ８ 第１ストッパ ９ 第２ストッパ 10 椅子駆動ユニット 10a 駆動軸 11 ブラケット受け部材 11a 支持軸 12 椅子 12a 座部 12b 背部 12c 肘掛け部 13 椅子 14 椅子 14a 座部 14b 短い背部
Claims (5)
- 【請求項１】 互いに階段状にずれる進出位置と互いに
上下方向に整列する後退位置との間で水平状態のまま移
動される複数段の床台と、それらの床台に装着された複
数個の椅子とを具える、伸縮式の階段状観覧席におい
て、 前記各床台の前端部付近にてその前端部に平行に延在す
る水平軸線周りに回動可能に前記各椅子を前記各床台に
連結する連結手段が前記各床台に設けられており、 前記連結手段が、前記各椅子を、前記各椅子がその座面
が上向きになる使用位置と前記座面が少なくとも垂直よ
りも下向きになる待機位置との間でその椅子形状を維持
したまま回動し得るように前記各床台に連結し、かつ前
記各椅子を、前記待機位置で前記各床台の前端部よりも
前方に突出して位置させることを特徴とする、伸縮式階
段状観覧席。 - 【請求項２】 前記各椅子を前記使用位置と前記待機位
置との間で少なくとも一方向に回動させる駆動手段が設
けられていることを特徴とする、請求項１記載の伸縮式
階段状観覧席。 - 【請求項３】 前記椅子を複数個づつ一体的に結合して
具えており、 前記連結手段は、前記一体的に結合した複数個づつの椅
子を纏めて前記各床台に連結していることを特徴とす
る、請求項１または請求項２記載の伸縮式階段状観覧
席。 - 【請求項４】 前記各椅子は、互いに一体的に結合され
た座部と背部とを有していることを特徴とする、請求項
１から請求項３までの何れか記載の伸縮式階段状観覧
席。 - 【請求項５】 前記各椅子は、前記座部と背部とに一体
的に結合された肘掛け部を有していることを特徴とす
る、請求項４記載の伸縮式階段状観覧席。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13495297A JP3828987B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 伸縮式階段状観覧席 |
| US09/083,970 US6055780A (en) | 1997-05-26 | 1998-05-26 | Retractable stairs-like stand |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13495297A JP3828987B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 伸縮式階段状観覧席 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10323253A true JPH10323253A (ja) | 1998-12-08 |
| JP3828987B2 JP3828987B2 (ja) | 2006-10-04 |
Family
ID=15140414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13495297A Expired - Fee Related JP3828987B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 伸縮式階段状観覧席 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6055780A (ja) |
| JP (1) | JP3828987B2 (ja) |
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| US7584975B2 (en) * | 2001-02-15 | 2009-09-08 | 89908, Inc. | Retractable vehicle step |
| CN1332830C (zh) * | 2001-10-16 | 2007-08-22 | 美国摩托产品股份有限公司 | 可缩回的车辆踏脚 |
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| WO2020172914A1 (zh) | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 杭州天铭科技股份有限公司 | 绞盘、导绳器和具有离合功能的传动装置 |
| WO2020177186A1 (zh) | 2019-03-05 | 2020-09-10 | 杭州天铭科技股份有限公司 | 车用踏杠设备和车辆 |
| WO2020181617A1 (zh) | 2019-03-11 | 2020-09-17 | 杭州天铭科技股份有限公司 | 调节装置、调节器和减震器 |
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| WO2021227617A1 (zh) | 2020-05-11 | 2021-11-18 | 杭州天铭科技股份有限公司 | 车用踏板设备和车辆 |
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