JP6271919B2 - 階段式移動観覧席 - Google Patents

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Description

本発明は、階段式移動観覧席に関する。
従来、複数の段床を有する階段式移動観覧席が利用されている。階段式移動観覧席の段床は、前方へ引き出して階段状に展開できるとともに、後方へ移動させながら上下に重ね合わせて収納することができる。
このような階段式移動観覧席においても、一般的な椅子と同様に、着席可能な着座面を有する座体と背もたれとが設けられる。これら座体及び背もたれとして、収納時に段床の重ね合わせの妨げにならない位置に予め配置されているものや、段床の重ね合わせの妨げにならない位置に移動するように構成されたものがある。
例えば、リンク機構により座体と背もたれを同時に移動させるように構成された階段式移動観覧席が提案されている(特許文献1参照)。
特開平10−327966号公報
特許文献1に記載された階段式移動観覧席は、座体と背もたれとが連結しているため、座体や背もたれ、及びそれらの移動を実現するリンク機構が段床の一部に集められて配置されることとなる。上下に隣接する段床の間の狭い空間内にそれらを配置するために、座体及び背もたれの構成やデザインについて設計上の制限が生じ易いという問題があった。
本発明の目的は、設計上の制限を低減できる階段式移動観覧席を提案することである。
上述した問題を解決するためになされた本開示の階段式移動観覧席は、高さの異なる複数の段床を備え、これら複数の段床が上下方向に重なった状態である収納状態と、複数の段床が階段状に展開されて観覧席を構成する状態である使用状態と、に遷移可能な階段式移動観覧席であり、上記段床には、着座面を有する座体と、その段床における座体よりも前方の位置に配置される背もたれと、が設けられていることを特徴とする。
このように構成された階段式移動観覧席は、使用状態において、段床の座体よりも前方の位置に設けられる背もたれと、その段床の1つ下側に位置する段床(以降、直下段床とも記載する)に設けられる座体と、が協働して1つの椅子を構成する。換言すると、ある段床の背もたれが、直下段床の座体に人が着座する際の背もたれとして機能する。
即ち上記階段式移動観覧席は、1つの段床の前後に背もたれと座体とを離して配置しているが、使用状態においては椅子として利用できる。そして、背もたれと座体とを離して配置することで、それらを段床上に一体に形成する場合や一か所に集めて配置する場合に生じる設計上の制限が生じにくくなり、座体や背もたれの設計上の自由度を高めることができ、使用者の座り心地の向上や椅子のデザイン性の向上などを図ることができる。
上述した階段式移動観覧席において、座体は段床に対して固定されている構成であってもよいが、座体が段床に対して移動可能に支持される構成としてもよい。例えば、座体を、座体が段床に沿う下方位置と、座体が段床から上方に間隔を有する上方位置と、の間で移動可能に支持する座体支持部を階段式移動観覧席が備えるように構成することが考えられる。
このように構成された階段式移動観覧席では、使用者は段床に対して高い位置に配置された座体に着席することが可能となる。
また、背もたれも同様に、前方位置及び該前方位置よりも後方の後方位置の間で移動可能に支持する背もたれ支持部により移動可能に支持される構成としてもよい。
上記の場合、座体及び座体支持部の少なくともいずれか一方に設けられ、上記使用状態において座体支持部が座体を下方位置から上方位置に移動させる際に、前方位置にある前記背もたれと係合して背もたれを後方位置に移動させる背もたれ係合部を階段式移動観覧席が備えるように構成してもよい。
このように構成された階段式移動観覧席は、座体を移動させることによって背もたれを後方位置に移動させることができるため、背もたれを移動させる機構を別途設けたり、背もたれを手動で動かしたりする必要がなくなる。
また、上述した背もたれ支持部を備える場合において、背もたれに設けられる第1部材と、上述した直下段床に設けられる第2部材と、を含み、当該段床に対して直下段床が相対的に前方に移動する際に、第2部材が第1部材と係合して背もたれを上記後方位置に移動させる背もたれ移動機構を、さらに階段式移動観覧席が備えるように構成してもよい。
このように構成された階段式移動観覧席は、直下段床が当該段床に対して相対的に前方に移動することによって背もたれを後方位置に移動させることができるため、背もたれを移動させる機構を別途設けたり、背もたれを手動で動かしたりする必要がなくなる。
また背もたれは上述した背もたれ支持部とは異なる構成で支持されていてもよい。例えば背もたれを、背もたれが起き上がった起立位置と、背もたれが段床に沿って倒れた転倒位置と、の間で移動可能に支持する回転支持部を備える構成とすることが考えられる。その場合において、転倒位置は、背もたれが該段床に設けられる座体と垂直方向に関して重ならず、かつ、収納状態において該段床の1つ上側に位置する段床と接触しない位置としてもよい。
このように構成された階段式移動観覧席は、階段式移動観覧席を収納状態としたときに背もたれが上側の段床と接触することなく収納でき、またその際に背もたれが座体と垂直方向に関して重ならない位置となるため、座体と背もたれとが重なる場合よりも段床と段床との間を小さくすることが可能となる。
実施例1の階段式移動観覧席を示す側面図であって、使用状態を説明する図である。 実施例1の階段式移動観覧席を示す側面図であって、収納状態を説明する図である。 実施例2の階段式移動観覧席を示す側面図であって、使用状態を説明する図である。 実施例2の階段式移動観覧席を示す側面図であって、収納状態を説明する図である。 変形例の階段式移動観覧席を示す側面図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[実施例1]
(1)全体構成
階段式移動観覧席1は、図1に示すように、高さの異なる複数の段床2と、複数の段床2の下側に位置する最下段床3と、を有する。なお複数の段床2は、説明の便宜上2a〜2cと記載する場合がある。
図1は、階段式移動観覧席1が使用状態であるときの側面図である。使用状態とは複数の段床が階段状に展開されて観覧席を構成する状態であり、最下段床3が最前に位置し、下側の段床2ほど前方に位置するように展開される。なお、前方とは使用者が着席した場合に向く方向である。階段式移動観覧席1は前方が低くなるように階段状に展開される。
段床2(図中2a〜2c)及び最下段床3は、下方に移動機構4a〜4c、5をそれぞれ備えており、これらが床面を移動することにより段床2等の前後方向への移動が実現される。
段床2は、座体11と、当該段床2における座体11よりも前方の位置に配置される背もたれ12とを備える。なお最下段床3は座体11のみを備えており背もたれ12を備えていない。
座体11は、座体11が段床2に沿う位置である下方位置と、段床2(3)から上方に間隔を有する位置である上方位置と、の間で移動する。下方位置とは、図1においては段床2bに設けられた座体11の2点鎖線で示す位置であり、上方位置とは、図1においては段床2a、最下段床3に設けられた座体11の位置である。
座体11は、座体11の下面に一端が連接されるリンク機構15と、リンク機構15を回転駆動させるモータ等の駆動装置を有する駆動機構16と、によって上述した範囲で移動可能に支持されている。
背もたれ12は、段床2の前方部分に設けられる回転軸17を背もたれ12に設けられる回転軸保持部18が保持しており、それにより、回転軸17を中心に、前方位置と、前方位置よりも後方の後方位置の間で移動可能に支持される。前方位置は、図1に示す段床の中では最上段の段床2cに設けられた実線で示す背もたれ12の位置であり、後方位置は、その後方の2点鎖線で示す背もたれ12の位置である。
背もたれ12の移動は、座体11の移動により実現される。具体的にはリンク機構15及び駆動機構16が座体11を下方位置から上方位置に移動させる際に、下方位置と上方位置との間の位置において、段床2bの実線の座体11と段床2cの実線の背もたれ12のように、座体11の後端部が背もたれ12に接触する。そして、背もたれ12は座体11の上方位置への移動に伴って押されて後方位置に移動する。
そして、段床2aの座体11と段床2bの背もたれ12のように、背もたれ12と、直下段床の座体11と、が協働して1つの座体11及び背もたれ12を有する椅子を構成する。換言すると、段床2に設けられる背もたれ12が、該段床の1つ下側に位置する段床2である直下段床に設けられる座体11に人が着座する際の背もたれとして機能する。
なお背もたれ12は、回転軸17近傍に設けられた付勢部材(例えば17の周囲に巻き
つけられたコイルばね)により前方位置に付勢されており、座体11に押されていない場合には付勢部材により前方位置に移動する。
図2は、階段式移動観覧席1が収納状態であるときの側面図である。収納状態とは複数の段床が上下方向に重なった状態である。収納状態において、座体11は下方位置に移動している。また背もたれ12は前方位置に位置しており、上下に重なる複数の段床2からは外側に突出している。
この収納状態から段床2及び最下段床3を前方に移動させて階段状に展開して使用状態とし、座体11を上述したように上方位置に移動させ、またその過程で背もたれ12が後方位置に移動して、使用者が着座可能な状態となる。
(2)効果
本実施例の階段式移動観覧席1では、1つの段床2に座体と背もたれとが離れて配置されているため、それらを段床上の一か所に集めて配置する場合に生じるような設計上の制限が生じにくい。従って、座体や背もたれの設計上の自由度を高めることができ、例えば座り心地の向上、デザイン性の向上などを図ることができる。
具体的には、空間を広く使うことができるようになるため、座体や背もたれの厚さを大きくしたり、カーブさせたりすることが容易にできるようになる。
また、背もたれ12と座体11とを離して配置することから、段床2への荷重の偏りを低減することが容易になり、また、人が乗ることによる段床2の傾きや振動を抑制するための機構を設ける際にも、その機構を簡素化することができる。
なお、従来のように背もたれと座体とを一体化してリンク機構を構成したものでは、リンクの支点から背もたれ又は座体の先端までの長さが大きくなってしまうため、リンクをスムーズに動作させるために、リンクを作動させるモータ等の駆動源を大型化したり、座体を軽量化したりする必要があるが、本実施例の階段式移動観覧席1ではそのような問題が生じない。
また、座体11は階段式移動観覧席1を収納状態とするときには下方位置に移動させて段床2に近接させることができるため、上下の段床2の間隔を大きく設計する必要がなく、設計の自由度が向上する。また、上方位置においては段床2からの間隔が大きいため、使用者の着座時の快適性を高く維持することができる。
また、背もたれ12は収納状態においては前方に回動することで段床2の重なりの妨げとならない。また座体11に付勢されて後方位置に移動するため、背もたれ12を移動させるための機構を別途設けたり、手動で移動させたりする必要がなくなる。
実施例1の階段式移動観覧席1において、リンク機構15及び駆動機構16が本発明における座体支持部の一例であり、回転軸17及び回転軸保持部18が本発明における背もたれ支持部の一例であり、座体11が本発明における背もたれ係合部の一例である。
なお、本実施例においては、座体11が背もたれ係合部として背もたれ12に接触して押圧することで背もたれ12を後方位置に移動させる構成を例示しているが、座体11が上方位置に移動するための動作に応じて移動できるように構成されていれば、その具体的な機構は特に限定されない。
例えば、リンク機構15の一部が背もたれ12を押圧するように構成されていてもよい。また、座体11やリンク機構15が直接押圧する構成に限られず、座体11やリンク機
構15が背もたれ12と係合して背もたれを後方位置に移動させる構成であればよい。
[実施例2]
(1)全体構成
実施例2の階段式移動観覧席は、実施例1の階段式移動観覧席1と比較して背もたれ12の構成が相違する以外は同様の構成であるため、同様の構成は実施例1と同一の符号を用いて詳細な説明を割愛する。
階段式移動観覧席1aが使用状態であるときの側面図を図3に示す。階段式移動観覧席1aは、複数の段床21(21a〜21c)と、複数の段床21の下側に位置する最下段床3と、を有する。
段床21は、座体11と、背もたれ22とを備える。背もたれ22は、回転軸17を中心として、段床21a及び21bのように背もたれ22が起き上がった起立位置と、段床21cの2点鎖線で示すように背もたれ22が段床21cに沿って倒れた転倒位置と、の間で回動可能に支持される。
背もたれ22は、図示しない駆動機構により自動的に回動される。そして、段床21aの座体11と段床21bの背もたれ22のように、起立位置にある背もたれ22と直下段床の座体11とが協働して1つの座体11及び背もたれ22を有する椅子を構成する。
なお、駆動機構を設けず、手動で回転するように構成されていてもよい。また、後方に倒れることを抑制するロック機構を設けてもよい。
図4は、階段式移動観覧席1aが収納状態であるときの側面図である。収納状態において、座体11は下方位置に移動しており、背もたれ22は転倒位置に位置している。
転倒位置は、背もたれ22が当該段床21に設けられる座体11と垂直方向に関して重ならない位置である。また、背もたれ22は当該段床21の上の段床21に接触せず、上下の段床21間の隙間に収められている。
(2)効果
本実施例の階段式移動観覧席1aも実施例1と同様に、座体と背もたれとを離して設置することができるため、座体や背もたれの設計上の自由度を高めることができる。また背もたれ22が転倒位置にあるときは、座体11と重ならない位置であるから、上下の段床21の間隔を広く設計する必要がなく、設計の自由度が向上する。
[変形例]
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、実施例1の階段式移動観覧席1においては、座体11の移動に伴って背もたれ12を後方位置へ移動させる構成を例示したが、段床2の移動に伴って背もたれ12を後方位置へ移動させる構成としてもよい。
具体的には、図5に示す階段式移動観覧席1bのように、背もたれ31の下端に設けられる第1部材32と、段床33(33a〜33c)及び最下段床3aに設けられる第2部材34と、を有する背もたれ移動機構を備える構成が考えられる。
図5において、段床33bは段床33cを基準として所定距離前方まで(使用状態の場合の位置まで)移動していない。このとき、第1部材32と第2部材34とは間隔が空い
ている。一方、段床33aは段床33bを基準として所定距離前方まで移動しており、第1部材32は第2部材34によって前方に押圧され、背もたれ31の主要部は後方に移動している。
即ち、この背もたれ移動機構は、背もたれ31が設けられる段床33に対して直下段床である段床33が相対的に前方に移動する際に、第2部材34が第1部材32と係合して背もたれ31を後方位置に移動させる。
このように構成された階段式移動観覧席1bは、段床33を展開して使用状態とするときに背もたれ31を後方位置に移動させることができる。なお第1部材32及び第2部材34は上述した構成に限られず、段床の移動に伴って第1部材が移動し、第1部材に係合して第2部材が移動して背もたれを移動させるものであれば、様々な形態とすることができる。
また第2部材34は段床33に直接固定されるものに限られず、段床33に設けられている他の部材を介して連結されるものであってもよい。
1…階段式移動観覧席、2…段床、3…最下段床、11…座体、12…背もたれ、15…リンク機構、16…駆動機構、17…回転軸、18…回転軸保持部、21…段床、22…背もたれ、31…背もたれ、32…第1部材、33…段床、34…第2部材

Claims (6)

  1. 高さの異なる複数の段床を備え、前記複数の段床が上下方向に重なった状態である収納状態と、前記複数の段床が階段状に展開されて観覧席を構成する状態である使用状態と、に遷移可能な階段式移動観覧席であって、
    前記段床には、着座面を有する座体と、前記段床における前記座体よりも前方の位置に配置される背もたれと、が設けられており、
    前記背もたれは、当該階段式移動観覧席が前記使用状態であるときには、当該背もたれが設けられる前記段床の1つ上側の前記段床よりも高い位置にて前記背もたれの少なくとも一部が使用可能に構成されている
    ことを特徴とする階段式移動観覧席。
  2. 高さの異なる複数の段床を備え、前記複数の段床が上下方向に重なった状態である収納状態と、前記複数の段床が階段状に展開されて観覧席を構成する状態である使用状態と、に遷移可能な階段式移動観覧席であって、
    前記段床には、着座面を有する座体と、前記段床における前記座体よりも前方の位置に配置される背もたれと、が設けられており、
    前記背もたれは、前記段床に対して変位可能に構成されており、当該階段式移動観覧席が前記収納状態であるときには当該背もたれが設けられる前記段床の1つ上側に位置する前記段床と接触しない位置に変位可能に構成されている
    ことを特徴とする階段式移動観覧席。
  3. 前記座体を、前記座体が前記段床に沿う下方位置と、前記座体が前記段床から上方に間隔を有する上方位置と、の間で移動可能に支持する座体支持部を備える
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の階段式移動観覧席。
  4. 高さの異なる複数の段床を備え、前記複数の段床が上下方向に重なった状態である収納状態と、前記複数の段床が階段状に展開されて観覧席を構成する状態である使用状態と、に遷移可能な階段式移動観覧席であって、
    前記段床には、着座面を有する座体と、前記段床における前記座体よりも前方の位置に配置される背もたれと、が設けられており、
    さらに、
    前記座体を、前記座体が前記段床に沿う下方位置と、前記座体が前記段床から上方に間隔を有する上方位置と、の間で移動可能に支持する座体支持部と、
    前記背もたれを、前方位置及び該前方位置よりも後方の後方位置の間で移動可能に支持する背もたれ支持部と、
    前記座体及び前記座体支持部の少なくともいずれか一方に設けられる背もたれ係合部であって、前記使用状態において前記座体支持部が前記座体を前記下方位置から前記上方位置に移動させる際に、前記座体が設けられる前記段床の1つ上側に位置する前記段床に設けられる前記背もたれと係合して前記背もたれを前記前方位置から前記後方位置に移動させる背もたれ係合部と、を備える
    ことを特徴とする階段式移動観覧席。
  5. 高さの異なる複数の段床を備え、前記複数の段床が上下方向に重なった状態である収納状態と、前記複数の段床が階段状に展開されて観覧席を構成する状態である使用状態と、に遷移可能な階段式移動観覧席であって、
    前記段床には、着座面を有する座体と、前記段床における前記座体よりも前方の位置に配置される背もたれと、が設けられており、
    さらに、
    前記背もたれを、前方位置及び該前方位置よりも後方の後方位置の間で移動可能に支持する背もたれ支持部と、
    前記背もたれに設けられる第1部材と、前記背もたれが設けられる段床の1つ下側に位置する前記段床である直下段床に設けられる第2部材と、を含み、前記段床に対して前記直下段床が相対的に前方に移動する際に、前記第2部材が前記第1部材と係合して前記背もたれを前記後方位置に移動させる背もたれ移動機構と、を備える
    ことを特徴とする階段式移動観覧席。
  6. 高さの異なる複数の段床を備え、前記複数の段床が上下方向に重なった状態である収納状態と、前記複数の段床が階段状に展開されて観覧席を構成する状態である使用状態と、に遷移可能な階段式移動観覧席であって、
    前記段床には、着座面を有する座体と、前記段床における前記座体よりも前方の位置に配置される背もたれと、が設けられており、
    さらに、前記背もたれを、前記背もたれが起き上がった起立位置と、前記背もたれが前記段床に沿って倒れた転倒位置と、の間で移動可能に支持する回転支持部を備え、
    前記転倒位置は、前記背もたれが該段床に設けられる前記座体と垂直方向に関して重ならず、かつ、前記収納状態において該段床の1つ上側に位置する前記段床と接触しない位置である
    ことを特徴とする階段式移動観覧席。
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