JPH1032057A - ヘッドセット用ジャック構造 - Google Patents
ヘッドセット用ジャック構造Info
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- JPH1032057A JPH1032057A JP8184542A JP18454296A JPH1032057A JP H1032057 A JPH1032057 A JP H1032057A JP 8184542 A JP8184542 A JP 8184542A JP 18454296 A JP18454296 A JP 18454296A JP H1032057 A JPH1032057 A JP H1032057A
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- JP
- Japan
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- contact
- plug
- switching
- ground
- cylindrical
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/66—Structural association with built-in electrical component
- H01R13/70—Structural association with built-in electrical component with built-in switch
- H01R13/703—Structural association with built-in electrical component with built-in switch operated by engagement or disengagement of coupling parts, e.g. dual-continuity coupling part
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置の内部回路をプラグの挿抜時の静電気か
ら守る構成を得て、装置の異常動作や電子部品の劣化、
または破壊等を防止することを目的とする。 【構成】 ヘッドセットのプラグ２の外周側接点２ａが
接続される筒状接点５と中心側接点２ａが接続される板
バネ状接点６とを具備するヘッドセット用ジャック構造
において、前記筒状接点５と装置の内部回路を接続する
信号線上に、筐体アースへの接続と、内部回路への接続
を切り替えるスイッチ構造を介在し、該スイッチ構造
は、通常は前記筒状接点５を筐体アースへ接続してお
り、プラグ挿入完了時に、筐体アースとの接続を解除し
て前記筒状接点５を内部回路へ接続する切り替え機能を
具備する。
ら守る構成を得て、装置の異常動作や電子部品の劣化、
または破壊等を防止することを目的とする。 【構成】 ヘッドセットのプラグ２の外周側接点２ａが
接続される筒状接点５と中心側接点２ａが接続される板
バネ状接点６とを具備するヘッドセット用ジャック構造
において、前記筒状接点５と装置の内部回路を接続する
信号線上に、筐体アースへの接続と、内部回路への接続
を切り替えるスイッチ構造を介在し、該スイッチ構造
は、通常は前記筒状接点５を筐体アースへ接続してお
り、プラグ挿入完了時に、筐体アースとの接続を解除し
て前記筒状接点５を内部回路へ接続する切り替え機能を
具備する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機器に使用さ
れるヘッドセット用のジャック構造に関する。
れるヘッドセット用のジャック構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図７はこの種のヘッドセット用ジャック
構造の従来例を示す断面図、図８は同一部破断斜視図で
ある。ヘッドセットのプラグケース１には、丸ピン型の
プラグ２が２本平行に備わっており、該プラグ２は外周
側接点２ａと中心側接点２ｂとで構成されている。
構造の従来例を示す断面図、図８は同一部破断斜視図で
ある。ヘッドセットのプラグケース１には、丸ピン型の
プラグ２が２本平行に備わっており、該プラグ２は外周
側接点２ａと中心側接点２ｂとで構成されている。
【０００３】３はヘッドセット用ジャックであり、該ヘ
ッドセット用ジャック３は、絶縁材料で形成されたパネ
ル４と、プラグ２の外周側接点２ａが接続される筒状接
点５と、プラグ２の中心側接点２ｂが接続される板バネ
状接点６とで構成されており、該筒状接点５と板バネ状
接点６はそれぞれ信号線を介して図示せぬ内部回路に接
続している。筒状接点５はパネル４にネジ止め固定さ
れ、板バネ状接点６は絶縁物質７を介して、筒状接点５
に固定されている。また、パネル４は、装置前面にネジ
止め固定されている。８は装置が固定されているテーブ
ル板を示している。
ッドセット用ジャック３は、絶縁材料で形成されたパネ
ル４と、プラグ２の外周側接点２ａが接続される筒状接
点５と、プラグ２の中心側接点２ｂが接続される板バネ
状接点６とで構成されており、該筒状接点５と板バネ状
接点６はそれぞれ信号線を介して図示せぬ内部回路に接
続している。筒状接点５はパネル４にネジ止め固定さ
れ、板バネ状接点６は絶縁物質７を介して、筒状接点５
に固定されている。また、パネル４は、装置前面にネジ
止め固定されている。８は装置が固定されているテーブ
ル板を示している。
【０００４】以上の構成により、従来は、パネル４から
筒状接点５の筒状穴にプラグ２を挿入すると、プラグ２
の外周側接点２ａが筒状接点５に中心側接点２ｂが板バ
ネ状接点６にそれぞれ接続し、これにより、ヘッドセッ
トが装置回路に接続していた。
筒状接点５の筒状穴にプラグ２を挿入すると、プラグ２
の外周側接点２ａが筒状接点５に中心側接点２ｂが板バ
ネ状接点６にそれぞれ接続し、これにより、ヘッドセッ
トが装置回路に接続していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来技術によれば、ヘッドセットのプラグを未挿入
の状態では筒状接点が外面に剥き出しの状態であるた
め、ヘッドセットの使用者の人体またはヘッドセットに
静電気が帯電した状態でヘッドセットのプラグを挿入し
たり、ジャックの接点に手で触れてしまった場合に、帯
電した静電気が接点から直接内部回路に印可されること
になり、装置の異常動作や電子部品の劣化、または破壊
等を引き起こすという問題があった。
成の従来技術によれば、ヘッドセットのプラグを未挿入
の状態では筒状接点が外面に剥き出しの状態であるた
め、ヘッドセットの使用者の人体またはヘッドセットに
静電気が帯電した状態でヘッドセットのプラグを挿入し
たり、ジャックの接点に手で触れてしまった場合に、帯
電した静電気が接点から直接内部回路に印可されること
になり、装置の異常動作や電子部品の劣化、または破壊
等を引き起こすという問題があった。
【０００６】特に、一台の装置を複数の使用者が交替で
使用する場合は、使用者ごとに１つづつヘッドセットを
持つことが通常であり、その場合はヘッドセットの挿抜
は頻繁に行われ、静電気印可による不都合の発生が起き
易い。本発明は、以上の問題点に鑑み、装置の内部回路
をプラグの挿抜時の静電気から守る構成を得て、装置の
異常動作や電子部品の劣化、または破壊等を防止するこ
とを目的とする。
使用する場合は、使用者ごとに１つづつヘッドセットを
持つことが通常であり、その場合はヘッドセットの挿抜
は頻繁に行われ、静電気印可による不都合の発生が起き
易い。本発明は、以上の問題点に鑑み、装置の内部回路
をプラグの挿抜時の静電気から守る構成を得て、装置の
異常動作や電子部品の劣化、または破壊等を防止するこ
とを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、プラグ未挿入時およびプラグ挿入途中時
は静電気の印可を全て筐体アースに逃がすようにする。
すなわち、本発明は、外周側接点と中心側接点を有する
丸ピン形のプラグを具備したヘッドセットの、前記プラ
グの外周側接点が接続される筒状接点と、プラグの中心
側接点が接続される板バネ状接点とを具備するヘッドセ
ット用ジャック構造において、前記筒状接点と装置の内
部回路を接続する信号線上に、筐体アースへの接続と、
内部回路への接続を切り替えるスイッチ構造を介在し、
該スイッチ構造は、通常は前記筒状接点を筐体アースへ
接続しており、プラグ挿入完了時に、筐体アースとの接
続を解除して前記筒状接点を内部回路へ接続する切り替
え機能を具備することを特徴とする。
め、本発明は、プラグ未挿入時およびプラグ挿入途中時
は静電気の印可を全て筐体アースに逃がすようにする。
すなわち、本発明は、外周側接点と中心側接点を有する
丸ピン形のプラグを具備したヘッドセットの、前記プラ
グの外周側接点が接続される筒状接点と、プラグの中心
側接点が接続される板バネ状接点とを具備するヘッドセ
ット用ジャック構造において、前記筒状接点と装置の内
部回路を接続する信号線上に、筐体アースへの接続と、
内部回路への接続を切り替えるスイッチ構造を介在し、
該スイッチ構造は、通常は前記筒状接点を筐体アースへ
接続しており、プラグ挿入完了時に、筐体アースとの接
続を解除して前記筒状接点を内部回路へ接続する切り替
え機能を具備することを特徴とする。
【０００８】前記スイッチ構造としては、筐体アースへ
接続したアース接点と内部回路へ接続した信号線接点
と、これらの間に配置し通常は前記アース接点に接続す
るように付勢されている板バネ状の切り替え接点と、ジ
ャックへのプラグ挿入により移動して前記切り替え接点
のアース接点または信号線接点への切り替えを操作する
レバーを具備したものが有る。
接続したアース接点と内部回路へ接続した信号線接点
と、これらの間に配置し通常は前記アース接点に接続す
るように付勢されている板バネ状の切り替え接点と、ジ
ャックへのプラグ挿入により移動して前記切り替え接点
のアース接点または信号線接点への切り替えを操作する
レバーを具備したものが有る。
【０００９】この場合、前記レバーはジャックの入口付
近のプラグ挿入路上に突出した頭部と切り替え接点に当
接する当接部を有し、プラグ未挿入状態では、前記当接
部が前記切り替え接点に負荷を与えず、プラグ挿入完了
時には、前記当接部が前記切り替え接点を信号線接点に
接続する位置まで押して移動するように、予め前記頭部
および当接部の位置及び突出量を設定する構造が考えら
れる。
近のプラグ挿入路上に突出した頭部と切り替え接点に当
接する当接部を有し、プラグ未挿入状態では、前記当接
部が前記切り替え接点に負荷を与えず、プラグ挿入完了
時には、前記当接部が前記切り替え接点を信号線接点に
接続する位置まで押して移動するように、予め前記頭部
および当接部の位置及び突出量を設定する構造が考えら
れる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って、本発明の実
施の形態を説明する。図１は、本発明の一実施の形態を
示す断面図、図２は同一部破断斜視図である。ヘッドセ
ットのプラグケース１には、丸ピン型のプラグ２が２本
平行に備わっており、該プラグ２は外周側接点２ａと中
心側接点２ｂとで構成されている。
施の形態を説明する。図１は、本発明の一実施の形態を
示す断面図、図２は同一部破断斜視図である。ヘッドセ
ットのプラグケース１には、丸ピン型のプラグ２が２本
平行に備わっており、該プラグ２は外周側接点２ａと中
心側接点２ｂとで構成されている。
【００１１】９はヘッドセット用ジャックであり、該ヘ
ッドセット用ジャック９は、絶縁材料で形成されたパネ
ル４と、プラグ２の外周側接点２ａが接続される筒状接
点５と、プラグ２の中心側接点２ｂが接続される板バネ
状接点６とで構成されており、該筒状接点５はパネル４
にネジ止め固定され、板バネ状接点６は絶縁物質７を介
して、筒状接点５に固定されている。また、パネル４
は、装置前面にネジ止め固定されている。８は装置が固
定されているテーブル板を示している。
ッドセット用ジャック９は、絶縁材料で形成されたパネ
ル４と、プラグ２の外周側接点２ａが接続される筒状接
点５と、プラグ２の中心側接点２ｂが接続される板バネ
状接点６とで構成されており、該筒状接点５はパネル４
にネジ止め固定され、板バネ状接点６は絶縁物質７を介
して、筒状接点５に固定されている。また、パネル４
は、装置前面にネジ止め固定されている。８は装置が固
定されているテーブル板を示している。
【００１２】１０，１１は図示せぬ内部回路に接続する
信号線、１２は図せぬ筐体アースに接続するアース線で
あり、前記板バネ状接点６は前記信号線１０に接続し、
前記筒状接点５は、前記アース線１２への接続と信号線
１１への接続を切り替えるスイッチ構造に接続してい
る。上記スイッチ構造は、以下の構成により、通常は前
記筒状接点５を筐体アースへ接続し、プラグ挿入完了時
に筐体アースとの接続を解除して前記筒状接点５を装置
の内部回路へ切り替え接続する。
信号線、１２は図せぬ筐体アースに接続するアース線で
あり、前記板バネ状接点６は前記信号線１０に接続し、
前記筒状接点５は、前記アース線１２への接続と信号線
１１への接続を切り替えるスイッチ構造に接続してい
る。上記スイッチ構造は、以下の構成により、通常は前
記筒状接点５を筐体アースへ接続し、プラグ挿入完了時
に筐体アースとの接続を解除して前記筒状接点５を装置
の内部回路へ切り替え接続する。
【００１３】すなわち、パネル４には、板バネ状接点６
と平行に固定金具１３が固定されており、該固定金具１
３には回転軸１４を中心に、プラグ挿入方向に対して垂
直に回動可能な絶縁性のレバー１５が設けてある。この
レバー１５と固定金具１３の間には、アース線１２に電
気的に接続したアース接点１６、信号線１１へ電気的に
接続した信号線接点１７、及びこれらの間に配置され通
常はアース接点１６に接続するように付勢されている板
バネ状の切り替え接点１８が、絶縁物質１９を介して固
定されている。なお、筒状接点５と切り替え接点１８は
信号線２０により電気的に接続されている。
と平行に固定金具１３が固定されており、該固定金具１
３には回転軸１４を中心に、プラグ挿入方向に対して垂
直に回動可能な絶縁性のレバー１５が設けてある。この
レバー１５と固定金具１３の間には、アース線１２に電
気的に接続したアース接点１６、信号線１１へ電気的に
接続した信号線接点１７、及びこれらの間に配置され通
常はアース接点１６に接続するように付勢されている板
バネ状の切り替え接点１８が、絶縁物質１９を介して固
定されている。なお、筒状接点５と切り替え接点１８は
信号線２０により電気的に接続されている。
【００１４】２１は前記レバー１５の頭部である。該頭
部２１は半球状をしており、ジャックの入口付近に位置
し、その先端はプラグ挿入路上に突出している。２２は
前記頭部２１の反対側に設けた当接部であり、前述した
切り替え接点１８に当接する。ここで、前記レバー１５
は、プラグ未挿入状態では、前記当接部２２が前記切り
替え接点１８に負荷を与えず、プラグ挿入完了時には、
前記当接部２２が前記切り替え接点１８を信号線接点１
７に接続する位置まで押すように、予め前記頭部２１お
よび当接部２２の位置及び突出量を設定してある。
部２１は半球状をしており、ジャックの入口付近に位置
し、その先端はプラグ挿入路上に突出している。２２は
前記頭部２１の反対側に設けた当接部であり、前述した
切り替え接点１８に当接する。ここで、前記レバー１５
は、プラグ未挿入状態では、前記当接部２２が前記切り
替え接点１８に負荷を与えず、プラグ挿入完了時には、
前記当接部２２が前記切り替え接点１８を信号線接点１
７に接続する位置まで押すように、予め前記頭部２１お
よび当接部２２の位置及び突出量を設定してある。
【００１５】以下上記構成の本実施の形態の作用を説明
する。図３〜４は本実施の形態の作用を示す断面図であ
り、プラグ未挿入時から挿入完了までの動作を段階的に
示している。まず、図３に示すヘッドセットのプラグ２
を挿入前の状態では、切り替え接点１８はバネの付勢力
によりアース接点１６に接触している。これにより、ヘ
ッドセット用ジャック９の筒状接点５は、信号線２０，
切り替え接点１８，アース接点１６，アース線１２を介
して筐体アースと電気的に導通となっている。
する。図３〜４は本実施の形態の作用を示す断面図であ
り、プラグ未挿入時から挿入完了までの動作を段階的に
示している。まず、図３に示すヘッドセットのプラグ２
を挿入前の状態では、切り替え接点１８はバネの付勢力
によりアース接点１６に接触している。これにより、ヘ
ッドセット用ジャック９の筒状接点５は、信号線２０，
切り替え接点１８，アース接点１６，アース線１２を介
して筐体アースと電気的に導通となっている。
【００１６】この状態は、図４に示すヘッドセットのプ
ラグ２を挿入開始し、プラグ２の先端がレバー１５の頭
部２１に接触するまで継続する。以上のように、プラグ
２を未挿入の状態では、外面に露出した筒状接点５は、
筐体アースと導通がとられていて、装置の内部回路とは
電気的に分離しているため、人体からの静電気の印加は
すべて筐体アースに逃げる。また、プラグ２を挿入する
際にも、まずプラグ２が筐体アースと導通がとられてか
ら内部回路に接続するため、プラグ２に静電気が帯電し
ていても、プラグ２からの静電気の印加を確実に筐体ア
ースに逃がすことができる。
ラグ２を挿入開始し、プラグ２の先端がレバー１５の頭
部２１に接触するまで継続する。以上のように、プラグ
２を未挿入の状態では、外面に露出した筒状接点５は、
筐体アースと導通がとられていて、装置の内部回路とは
電気的に分離しているため、人体からの静電気の印加は
すべて筐体アースに逃げる。また、プラグ２を挿入する
際にも、まずプラグ２が筐体アースと導通がとられてか
ら内部回路に接続するため、プラグ２に静電気が帯電し
ていても、プラグ２からの静電気の印加を確実に筐体ア
ースに逃がすことができる。
【００１７】次に、図５に示す位置までヘッドセットの
プラグ２を挿入すると、プラグ２の先端により、レバー
１５の頭部２１がプラグ挿入路上から押し退けられるた
め、当接部２２が切り替え接点１８を矢印方向に押し、
切り替え接点１８とアース接点１６は分離され、切り替
え接点１８は信号線接点１７に接触する。その結果、ヘ
ッドセット用ジャック９の筒状接点５は、筐体アースと
の接続が切れ、信号線２０，切り替え接点１８，信号線
接点１７，信号線１１を介して装置の内部回路と電気的
に導通となる。この状態は、図６に示すプラグ挿入完了
時まで継続する。
プラグ２を挿入すると、プラグ２の先端により、レバー
１５の頭部２１がプラグ挿入路上から押し退けられるた
め、当接部２２が切り替え接点１８を矢印方向に押し、
切り替え接点１８とアース接点１６は分離され、切り替
え接点１８は信号線接点１７に接触する。その結果、ヘ
ッドセット用ジャック９の筒状接点５は、筐体アースと
の接続が切れ、信号線２０，切り替え接点１８，信号線
接点１７，信号線１１を介して装置の内部回路と電気的
に導通となる。この状態は、図６に示すプラグ挿入完了
時まで継続する。
【００１８】これにより、プラグ２を挿入完了した時点
では、筐体アースはプラグ２から分離しているため、正
常な回路動作を行うことができる。なお、プラグ２をヘ
ッドセットより抜去すると、切り替え接点１８の付勢力
により、図２に示す状態に復帰する。
では、筐体アースはプラグ２から分離しているため、正
常な回路動作を行うことができる。なお、プラグ２をヘ
ッドセットより抜去すると、切り替え接点１８の付勢力
により、図２に示す状態に復帰する。
【００１９】
【発明の効果】以上の構成の本発明によれば、外周側接
点と中心側接点を有する丸ピン形のプラグを具備したヘ
ッドセットの、前記プラグの外周側接点が接続される筒
状接点と、プラグの中心側接点が接続される板バネ状接
点とを具備するヘッドセット用ジャック構造において、
前記筒状接点と装置の内部回路を接続する信号線上に、
筐体アースへの接続と、内部回路への接続を切り替える
スイッチ構造を介在し、該スイッチ構造は、通常は前記
筒状接点を筐体アースへ接続しており、プラグ挿入完了
時に、筐体アースとの接続を解除して前記筒状接点を内
部回路へ接続する切り替え機能を具備するので、プラグ
挿入完了時以外は静電気の印可を全て筐体アースに逃が
すことができる。
点と中心側接点を有する丸ピン形のプラグを具備したヘ
ッドセットの、前記プラグの外周側接点が接続される筒
状接点と、プラグの中心側接点が接続される板バネ状接
点とを具備するヘッドセット用ジャック構造において、
前記筒状接点と装置の内部回路を接続する信号線上に、
筐体アースへの接続と、内部回路への接続を切り替える
スイッチ構造を介在し、該スイッチ構造は、通常は前記
筒状接点を筐体アースへ接続しており、プラグ挿入完了
時に、筐体アースとの接続を解除して前記筒状接点を内
部回路へ接続する切り替え機能を具備するので、プラグ
挿入完了時以外は静電気の印可を全て筐体アースに逃が
すことができる。
【００２０】これにより、装置の内部回路をプラグの挿
抜時の静電気から守ることが可能となり、装置の異常動
作や電子部品の劣化、または破壊等を防止するという効
果がある。また、前記スイッチ構造として、筐体アース
へ接続したアース接点と内部回路へ接続した信号線接点
と、これらの間に配置し通常は前記アース接点に接続す
るように付勢されている板バネ状の切り替え接点と、ジ
ャックへのプラグ挿入により移動して前記切り替え接点
のアース接点または信号線接点への切り替えを操作する
レバーを具備すると、プラグの挿抜動作に連動して筐体
アースとの接続切り替え動作が行える。したがって、自
動的で確実な切り替え動作が実現するという効果があ
る。
抜時の静電気から守ることが可能となり、装置の異常動
作や電子部品の劣化、または破壊等を防止するという効
果がある。また、前記スイッチ構造として、筐体アース
へ接続したアース接点と内部回路へ接続した信号線接点
と、これらの間に配置し通常は前記アース接点に接続す
るように付勢されている板バネ状の切り替え接点と、ジ
ャックへのプラグ挿入により移動して前記切り替え接点
のアース接点または信号線接点への切り替えを操作する
レバーを具備すると、プラグの挿抜動作に連動して筐体
アースとの接続切り替え動作が行える。したがって、自
動的で確実な切り替え動作が実現するという効果があ
る。
【００２１】さらに、この場合、前記レバーはジャック
の入口付近のプラグ挿入路上に突出した頭部と切り替え
接点に当接する当接部を有し、プラグ未挿入状態では、
前記当接部が前記切り替え接点に負荷を与えず、プラグ
挿入完了時には、前記当接部が前記切り替え接点を信号
線接点に接続する位置まで押して移動するように、予め
前記頭部および当接部の位置及び突出量を設定すると、
上記構成が安価で簡易に実現するという効果がある。ま
た、プラグはジャックの入口付近で、確実にレバーの頭
部に接触するので、装置の内部回路とプラグの導通の前
に、確実にプラグに帯電した静電気をレバーの頭部から
筐体アースへ逃がすことができる。したがって、アース
効果はより確実なものとなる。
の入口付近のプラグ挿入路上に突出した頭部と切り替え
接点に当接する当接部を有し、プラグ未挿入状態では、
前記当接部が前記切り替え接点に負荷を与えず、プラグ
挿入完了時には、前記当接部が前記切り替え接点を信号
線接点に接続する位置まで押して移動するように、予め
前記頭部および当接部の位置及び突出量を設定すると、
上記構成が安価で簡易に実現するという効果がある。ま
た、プラグはジャックの入口付近で、確実にレバーの頭
部に接触するので、装置の内部回路とプラグの導通の前
に、確実にプラグに帯電した静電気をレバーの頭部から
筐体アースへ逃がすことができる。したがって、アース
効果はより確実なものとなる。
【図１】本発明の一実施の形態を示す断面図である。
【図２】本発明の一実施の形態を示す一部破断斜視図で
ある。
ある。
【図３】本発明の一実施の形態の作用を示す断面図であ
る。
る。
【図４】本発明の一実施の形態の作用を示す断面図であ
る。
る。
【図５】本発明の一実施の形態の作用を示す断面図であ
る。
る。
【図６】本発明の一実施の形態の作用を示す断面図であ
る。
る。
【図７】従来例を示す断面図である。
【図８】従来例を示す一部破断斜視図である。
１ プラグケース ２ プラグ ２ａ 外周側接点 ２ｂ 中心側接点 ４ パネル ５ 筒状接点 ６ 板バネ状接点 ７ 絶縁物質 ８ テーブル板 ９ ヘッドセット用ジャック １０ 信号線 １１ 信号線 １２ アース線 １３ 固定金具 １４ 回転軸 １５ レバー １６ アース接点 １７ 信号線接点 １８ 切り替え接点 １９ 絶縁物質 ２０ 信号線 ２１ 頭部 ２２ 当接部
Claims (3)
- 【請求項１】 外周側接点と中心側接点を有する丸ピン
形のプラグを具備したヘッドセットの、前記プラグの外
周側接点が接続される筒状接点と、プラグの中心側接点
が接続される板バネ状接点とを具備するヘッドセット用
ジャック構造において、 前記筒状接点と装置の内部回路を接続する信号線上に、
筐体アースへの接続と、内部回路への接続を切り替える
スイッチ構造を介在し、 該スイッチ構造は、通常は前記筒状接点を筐体アースへ
接続しており、プラグ挿入完了時に、筐体アースとの接
続を解除して前記筒状接点を内部回路へ接続する切り替
え機能を具備することを特徴とするヘッドセット用ジャ
ック構造。 - 【請求項２】 前記スイッチ構造は、筐体アースへ接続
したアース接点と内部回路へ接続した信号線接点と、こ
れらの間に配置し通常は前記アース接点に接続するよう
に付勢されている板バネ状の切り替え接点と、ジャック
へのプラグ挿入により移動して前記切り替え接点のアー
ス接点または信号線接点への切り替えを操作するレバー
を具備したことを特徴とする請求項１記載のヘッドセッ
ト用ジャック構造。 - 【請求項３】 前記レバーはジャックの入口付近のプラ
グ挿入路上に突出した頭部と切り替え接点に当接する当
接部を有し、プラグ未挿入状態では、前記当接部が前記
切り替え接点に負荷を与えず、プラグ挿入完了時には、
前記当接部が前記切り替え接点を信号線接点に接続する
位置まで押して移動するように、予め前記頭部および当
接部の位置及び突出量を設定することを特徴とする請求
項２記載のヘッドセット用ジャック構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8184542A JPH1032057A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | ヘッドセット用ジャック構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8184542A JPH1032057A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | ヘッドセット用ジャック構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1032057A true JPH1032057A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16155036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8184542A Pending JPH1032057A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | ヘッドセット用ジャック構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1032057A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012094496A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-17 | Research In Motion Ltd | Ｅｓｄ保護を有する音声ジャック |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP8184542A patent/JPH1032057A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012094496A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-17 | Research In Motion Ltd | Ｅｓｄ保護を有する音声ジャック |
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