JPS645324Y2 - - Google Patents

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JPS645324Y2
JPS645324Y2 JP1983166098U JP16609883U JPS645324Y2 JP S645324 Y2 JPS645324 Y2 JP S645324Y2 JP 1983166098 U JP1983166098 U JP 1983166098U JP 16609883 U JP16609883 U JP 16609883U JP S645324 Y2 JPS645324 Y2 JP S645324Y2
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JP
Japan
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cylinder barrel
contact
shaft
ground contact
rotor
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983166098U
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English (en)
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JPS6074441U (ja
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Publication date
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Priority to JP16609883U priority Critical patent/JPS6074441U/ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鍵スイツチの静電気対策に関するもの
である。
(従来技術) 鍵スイツチは鍵孔に合鍵が挿入された場合にの
み鍵スイツチング動作が可能となるもので、その
構成は次の様なものが一般的であつた。即ち、ハ
ウジング内にシリンダーバレルを鍵孔開口面が露
呈する様に回動可能に収容し、このシリンダーバ
レルの後端より延出するシヤフトの回動に従つ回
動するローターに取付けられた接触子でステータ
ー上の固定接点を開閉するもので、シリンダーバ
レルに摺動可能に取付けたタンブラーの作用によ
つて通常時はシリンダーバレルの回動は規制され
ており、合鍵が差込まれた場合にのみこの規制が
解かれ、シリンダーバレルの回転に従つて鍵スイ
ツチング動作が実行されるものである。
この様な鍵スイツチはキヤツシユレジスタ等に
多く用いられていたが、昨今テレベビジヨン受像
機あるいはビデオテープレコーダ等の多くの半導
体素子を用いた電子機器にも用いられるようにな
つて来た。また、キヤツシユレジスタも各種の機
能が付加されて高度に電子化される傾向にある。
これらの電子機器に用いられている半導体素子は
高電圧に極めて弱いものである。従つて、従来の
鍵スイツチを用いた場合、扱者の体が帯電してい
た静電気は、鍵、シリンダーバレル、接触子を介
して電子回路に放電され、半導体素子を破損ある
いは劣化させる危険性があつた。
(考案の目的) 本考案は上述のような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、電子機器に用いても半導体の破
損、劣化の心配のない鍵スイツチの提供を目的と
したものである。
(考案の構成) かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、ハウジングと、鍵孔を有しこの鍵孔
開口面を露呈させて前記ハウジング内に回動可能
に収容され、後端部よりシヤフトを延出させたシ
リンダーバレルと、このシリンダーバレルに摺動
可能に取付けられて通常時はシリンダーバレルの
回動を規制し、鍵孔に合鍵が挿入された場合にそ
の規制を解くタンブラーと、接触子を有し前記シ
リンダーバレルのシヤフトの回動に従つて回動す
るローターと、接触子の接離によつて開閉される
固定接点を有するステーターとを備え、前記鍵孔
に合鍵が挿入された場合にのみスイツチング動作
が可能となる鍵スイツチにおいて、前記ステータ
ーにアース接点を備えるとともに前記ローターに
前記アース接点に接触させたアース接触子を設
け、かつ前記シリンダバレル及びこれより突出し
たシヤフトを導電性材料にて成形し、該シヤフト
に導電性の放電突起を設け、前記ローターのアー
ス接触子の取付部分とシヤフトの挿入孔との間に
放電溝を設け、前記放電突起を前記アース接触子
の取付部分に対向させ、前記合鍵からの静電気を
前記シリンダバレル、シヤフト、放電突起及びア
ース接触子を通してアース接点に放出させるよう
にしたことを特徴としてなる鍵スイツチに存す
る。
(実施例) 次に本考案の実施の一例を図面について説明す
る。
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図
はローターのカバーを取外した状態の背面図であ
り、第3図はその要部を示す分解斜視図である。
図に於て、1はハウジングであつて例えば硬質プ
ラスチツクの形成品より成つている。2は金属製
のシリンダーバレルであつて、正面に鍵孔21を
有し、背面からはシヤフト22が一体的に延出さ
れている。このシヤフト22の所定の箇所からは
放電突起23が一体的に突出している。このシリ
ンダーバレル2はハウジング1内に鍵孔21がそ
の正面より露呈する如くに回動可能に収容されて
いる。3は板状のタンブラーであつて、スプリン
グ(図示省略)によつて常時下方に付勢されてシ
リンダーバレル2に摺動可能に取付けられてい
る。このタンブラー3は定常時はその下端がハウ
ジング1に設けられた係止溝に係合してシリンダ
ーバレル2の回動を規制しており、鍵孔21に差
込まれる鍵によつて前記スプリングに抗して摺動
し、合鍵が差込まれた場合にのみその上下両端部
がシリンダーバレル2内に収まり、シリンダーバ
レル2の回動規制を解く。
4はローターであつて、硬質プラスチツクの形
成品によるローター本体41およびカバー42
と、金属ばね材を略コ字状に形成した接触子43
およびアース接触子44とによつて構成されてい
る。ローター本体41は円板体41aの央部に膨
出部41bを備えており、その上面に4本の加締
用突起41cが配されている。また、この膨出部
41bから円板体41aにかけて4本の凹陥41
dが放射状に設けられており、これらは接触子4
3あるいはアース接触子44の取付部分として作
用する。このロータ本体41の中心にはシリンダ
ーバレル2から延出されたシヤフト21が貫通す
るシヤフト挿入孔41eがあけられており、この
シヤフト挿入孔41eとアース接触子44の取付
部分として作用する凹陥との間には放電溝41f
が設けられている。前記シヤフト22は放電突起
23がこの放電溝41fに嵌合する様にシヤフト
挿入孔41eに挿入される。カバー42は下面に
その外周を一巡する突条を有する円板であり、透
孔42aの各々に加締用突起41cを挿通してこ
れを加締めることによつてローター本体41に固
定される。
5はステーターであつて、両面プリント配線板
で形成されており、その央部には前記ローター本
体41の膨出部41aが嵌合する透孔51があけ
られている。この透孔51の周囲には1対の固定
接点52および1つのアース接点53が配置さ
れ、夫々端子54へ接続されている。これらの各
接点52,53および端子54はプリント配線法
によつて夫々所定の位置に正確に配置される。前
記接触子43およびアース接触子44はこの固定
接点52あるいはアース接点53を挾持する如く
配置されてローター本体41の凹陥41d内に収
容されるもので、カバー42はその上から加締固
定される。このステーター5はねじ止め等によつ
てハウジング1の背面に固定される。
(考案の効果) 本考案は上述の如く構成されているため、鍵孔
に鍵を挿入した場合、扱者が帯電している静電気
は鍵−シリンダーバレル−シヤフト−放電突起−
アース接触子−アース接点の経路でアースへ導か
れるため電子回路へ直接影響を与えることはな
く、半導体素子を破損したり劣化させたりするよ
うなことはなくなる。ここで、放電突起とアース
接触子とは必ずしも接触している必要はなく、離
れていても最も近距離にある導電体がアース接触
子であるため、放電等によつて静電気はアース接
触子よりアース接点へ導かれ、半導体素子を破損
劣化させるようなことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図
はそのカバーを除いた状態を示す背面図、第3図
はその要部を示す分解斜視図である。 1……ハウジング、2……シリンダーバレル、
22……シヤフト、23……放電突起、3……タ
ンブラー、4……ローター、41……ローター本
体、41d……凹陥、41e……シヤフト挿入
孔、41f……放電溝、42……カバー、43…
…接触子、44……アース接触子、5……ステー
ター、52……固定接点、53……アース接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングと、鍵孔を有しこの鍵孔開口面を露
    呈させて前記ハウジング内に回動可能に収容さ
    れ、後端部よりシヤフトを延出させたシリンダー
    バレルと、このシリンダーバレルに摺動可能に取
    付けられて、通常時はシリンダーバレルの回動を
    規制し、鍵孔に合鍵が挿入された場合にその規制
    を解くタンブラーと、接触子を有し前記シリンダ
    ーバレルのシヤフトの回動に従つて回動するロー
    ターと、接触子の接離によつて開閉される固定接
    点を有するステーターとを備え、前記鍵孔に合鍵
    が挿入された場合にのみスイツチング動作が可能
    となる鍵スイツチにおいて、前記ステーターにア
    ース接点を備えるとともに前記ローターに前記ア
    ース接点に接触させたアース接触子を設け、かつ
    前記シリンダバレル及びこれより突出したシヤフ
    トを導電性材料にて成形し、該シヤフトに導電性
    の放電突起を設け、前記ローターのアース接触子
    の取付部分とシヤフトの挿入孔との間に放電溝を
    設け、前記放電突起を前記アース接触子の取付部
    分に対向させ、前記合鍵からの静電気を前記シリ
    ンダバレル、シヤフト、放電突起及びアース接触
    子を通してアース接点に放出させるようにしたこ
    とを特徴としてなる鍵スイツチ。
JP16609883U 1983-10-28 1983-10-28 鍵スイツチ Granted JPS6074441U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16609883U JPS6074441U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 鍵スイツチ

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JP16609883U JPS6074441U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 鍵スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6074441U JPS6074441U (ja) 1985-05-25
JPS645324Y2 true JPS645324Y2 (ja) 1989-02-09

Family

ID=30363720

Family Applications (1)

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JP16609883U Granted JPS6074441U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 鍵スイツチ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS423707Y1 (ja) * 1965-04-27 1967-03-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS423707Y1 (ja) * 1965-04-27 1967-03-03

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Publication number Publication date
JPS6074441U (ja) 1985-05-25

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