JP3263321B2 - 速結端子装置 - Google Patents

速結端子装置

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JP3263321B2 JP23088796A JP23088796A JP3263321B2 JP 3263321 B2 JP3263321 B2 JP 3263321B2 JP 23088796 A JP23088796 A JP 23088796A JP 23088796 A JP23088796 A JP 23088796A JP 3263321 B2 JP3263321 B2 JP 3263321B2
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初男 水野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線器具やブレー
カ等に用いる速結端子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、配線器具やブレーカ等への電
線導体の結線を容易にしたり、接続の均一化を行い接続
信頼性を確保したりする等の目的で、ねじによらずに結
線が可能な所謂速結端子装置が用いられている。このよ
うな速結端子装置は、例えばケースに形成された電線挿
通孔から電線導体を挿通し、ケース内に配設された端子
板及び板ばねよりなる接触ばね間で電線導体を扶持して
電線導体を端子板に電気的に接続するようにしたもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成におい
て、ケース内に挿通させた電線導体の接続状態を良好に
するために、電線導体を挿通した後に電線導体を逆に引
張ってその接続状態を手の感触で確認しながら良好とな
るまで電線挿通孔から電線導体を挿通させる方法や、予
め電線導体の接続状態が良好となる電線導体の被覆のむ
き代をケース外面に表示しておき、電線導体の先端から
被覆をむいた位置まで電線挿通孔からケース内に挿通さ
せる方法などが採られている。
【0004】しかしながら、上記前者の手の感触による
方法では作業者の感覚にばらつきがあり、また上記後者
の電線導体の被覆をむく方法では、被覆のむき量がむき
代の表示の量と異なったときの修正に手間がかかり、電
線導体の接続状態が良好か否かを確かめる手段としては
不十分であった。なお、電線導体の接続状態が良好でな
い場合には、電線導体が外れ易くなるという問題があ
る。一方、電線挿通孔から挿通される電線導体が端子板
及び接触ばね間に完全に挟持される位置まできた後に、
電線導体の先端に押圧されてケース外に接続完了表示を
行う表示部材を備える方法も考えられるが、電線押通孔
が複数個ある場合には、各電線挿通孔毎に表示部材が必
要となるので、部品点数が多くなりコンパクト化が図れ
ないという問題がある。
【0005】本発明は上記問題に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、電線導体の接続状態が
容易に判断できるとともに部品点数の削減によりコンパ
クト化が図れる連結端子装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、電線導体を内部へ導入する複数
の電線挿通孔並びに各電線挿通孔と連通する収納部を有
するケースと、収納部内に納装されて各電線挿通孔から
挿通される電線導体と接触導通する端子板と、各電線導
体を端子板の方へ付勢して端子板との間で電線導体を挟
持する複数の接触ばねと、収納部内に配設される係止手
段と、この係止手段に係止される被係止部を有し、被係
止部が係止手段に係止された待機状態を表示する待機位
置から、全ての電線導体の先端部が端子板と各接触ばね
の間で挟持される位置よりも更に奥に挿通されて係止手
段を押圧したときに係止手段と被係止部との係止状態が
開放される接続完了状態を表示する接続完了位置までの
間でケースに対して回動自在な表示部材と、を備えてい
るので、全ての電線挿通孔に電線導体を挿通し、それら
全ての電線導体が端子板と接触ばねの間に挟持されて電
線導体と端子板の接続状態が良好なときにのみ、表示部
材が接続完了位置に移動して接続完了状態を表示できる
から、電線導体の接続状態が容易に判断できるととも
に、電線導体の接続状態を容易に良好な状態とすること
ができ、これによって電線導体が外れにくいものとな
る。また、全ての電線導体と端子板との接続が完了した
ことを1つの表示部材で表示することができ、部品点数
の削減ができてコンパクト化が図れる。また、表示部材
は、ケースに回動自在に軸支される主片及びこの主片の
一方側から延設された表示部並びに主片の他方側から延
設されて接触ばねを撓ませる側に位置する解錠部を有
し、前記表示部は接続完了位置でケース内に収納されて
視認不可能な状態に保持されるとともに待機位置でケー
スの外側に突出して視認可能な状態に保持されるもので
あって、ケースの外側に突出した待機位置から更に突出
させる方向に回動操作すると解錠部で接触ばねを撓ませ
ることにより電線導体と端子板との接続を解除する位置
と前記接続完了位置との間の回動範囲内に前記待機状態
の位置が設定されているので、電線と端子部材との接続
を解除する際には待機位置でケースの外側に突出して視
認可能な状態に保持された表示部を更にケースから突出
させる方向に回動操作することによって解錠部で鎖錠ば
ねを撓めて接続状態の位置から待機状態の位置を一旦通
り越して解除位置まで操作部 材を回動させることによ
り、接続状態の解除後には操作部材が待機状態の位置に
戻って待機状態の位置で確実に係止させることができ
る。
【0007】
【0008】
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、表示部材が、ケースの外へ突出する操作部を有し、
解錠部と操作部の中間位置よりも解錠部寄りの位置を支
点としてケースに回動自在に支持されることを特徴と
し、電線導体を解錠するために操作部に加えるべき力
(解錠力)を弱くすることができ、解錠作業が容易とな
る。請求項3の発明は、請求項1又は2の発明におい
て、表示部材が接続完了位置にあるときに端子板の一部
をケース外に臨ませるとともに、表示部材が待機位置に
あるときには端子板の一部がケース外に臨まないように
表示部材によって閉塞される開口孔をケースに設けたこ
とを特徴とし、絶縁抵抗を測定する際の測定孔として開
口孔を使用することができるとともに、電線導体が接続
されていないときには開口孔が閉塞されるため、電線導
体を挿通する電線挿通孔と開口孔とが容易に区別でき、
電線導体が誤って開口孔に挿通されることが防止でき
る。
【0010】請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れ
かの発明において、基部において表示部材に固定される
とともに先端部がケースに当接して表示部材を接続完了
位置の方へ弾性付勢する弾性ばね部を備えたことを特徴
とし、表示部材に一体に設けられる弾性ばね部の弾発力
が表示部材を移動させる力となるから、部品点数の削減
ができてコンパクト化が図れる。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)以下、図1〜図11を参照して本発明を
ブレーカに適用した実施形態1について説明する。但
し、本発明はブレーカに限定されるものでないことはい
うまでもない。
【0012】図2に示すように、ブレーカBは合成樹脂
のような絶縁材料により略函形に形成されたボディ2の
両側面に第1及び第2のカバー31 ,32 をそれぞれ結
合してなるケース1を備え、ケース1の内部には従来周
知の構造を有する接点開閉ユニットCなどが納装されて
いる。そして、ケース1の長手方向における両端部の一
方にはねじ式の端子から成る入力側接続端子601 ,6
2 が設けられ、他方に本発明の速結端子装置から成る
出力側接続端子部Aが設けられている。なお、本発明に
係る出力側接続端子部Aを除いたブレーカBの構造及び
動作は従来周知であって且つ本発明の要旨ではないので
詳しい説明及び図示は省略する。
【0013】図1は本実施形態、すなわちブレーカBの
出力側接続端子部Aを示す分解斜視図である。第1のカ
バー31 が結合される側のボディ2の側面(以下、「左
側面」と呼ぶ。)には表示部材20が収納される表示部
材収納凹所4と、この表示部材収納凹所4に連通して第
1の端子板30及び接触ばね501 が収納される第1の
端子板収納凹所5とが設けてある。また、この第1の端
子板収納凹所5に連通し外部に開口する電線挿通孔71
ならびに測定孔81 がボディ2の左側面並びに第1のカ
バー31 の結合面に設けてある。
【0014】一方、第2のカバー32 のボディ2との結
合面には第2の端子板40及び接触ばね502 が収納さ
れる第2の端子板収納凹所6が設けられ、この第2の端
子板収納凹所6に連通し外部に開口する電線挿通孔72
ならびに測定孔82 が第2のカバー32 の結合面並びに
ボディ2の第2のカバー32 との結合面(以下、「右側
面」と呼ぶ。)に設けてある。
【0015】第1の端子板30及び第2の端子板40に
は端子片31,41が設けられ、この端子片31,41
には接触ばね501 ,502 に設けた鎖錠片511 ,5
2及び接触片521 ,522 が対向する。鎖錠片51
1 ,512 及び接触片521,522 は、弾性を有する
導電材料の帯板の両端部を曲成して中央片531 ,53
2 の両端部に形成されている。鎖錠片511 ,512
中央片531 ,532との連結部位から先端縁に向かっ
て第1及び第2の端子板30,40に設けた端子片3
1,41に近づく向きに傾斜し、接触片521 ,522
は略S字形に曲成されている。また、中央片531 ,5
2 は平板状に形成されていて第1及び第2の端子板3
0,40の当接片32,42に当接する。
【0016】第1の端子板30には接続片33が突設さ
れており、この接続片33に接点開閉ユニットCからの
編組線61が接続されており、編組線61及び接点開閉
ユニットCを介して第1の端子板30が一方の入力側接
続端子601 に接続されている(図2参照)。なお、第
2の端子板40は図示しないスイッチ機構を介して他方
の入力側接続端子602 に接続されている。
【0017】また、第1及び第2の接続端子30,40
の端子片31,41の端部からは測定端子片34,43
がそれぞれ突設されており、各測定端子片34,43は
測定孔81 ,82 内に挿入されている。この測定端子片
34,43は速結端子装置における絶縁性能(例えば、
絶縁抵抗等)を測定するために測定孔81 ,82 に挿入
される測定ピン(図示せず)と接触導通させるためのも
のである。すなわち、本実施形態では測定ピンと接触導
通する測定端子片34,43を測定孔81 ,8 2 に挿入
するようにしたため、測定ピンを第1及び第2の端子板
30,40と容易に接触導通させることができ、しかも
測定孔81 ,82 は第1及び第2の端子板30,40の
近傍であればケース1の任意の場所に配設することがで
きるという利点がある。
【0018】表示部材20は合成樹脂のような絶縁材料
からなり、図1に示すように弧状の表示部22と、表示
部22から延設される一対の主片21,21と、ボディ
2の表示部材収納凹所4に立設された回動軸4aが挿通
される軸受孔23aを備えて主片21,21の端部に設
けられる軸受部23と、軸受部23の一端部より主片2
1,21に対して表示部22と同じ側に突設された脚片
24と、表示部22より一対の主片21,21の間に垂
設された弾性ばね片25とを備え、軸受部23の軸受孔
23aにボディ2の回動軸4aが挿通されることによ
り、ケース1に対して回動軸4aを支点として回動自在
に取り付けられる。ここで、基部において表示部材20
に固定された弾性ばね片25の先端部25aは、軸受部
23から離れる外側向きに曲成されており、表示部材収
納凹所4の側壁に当接して撓んでいる。つまり、表示部
材20は弾性を有する弾性ばね片25の復元力によって
図2における反時計回りに弾性付勢されている。
【0019】また、軸受部23より突設されている脚片
24は、第1の端子板30及び接触ばね501 が収納さ
れる第1の端子板収納凹所5に進出している。脚片24
の先端両側面には円柱状の解錠部24a,24aが突設
されており、一方の解錠部24aは第1の端子板収納凹
所5からボディ2の右側面に貫通する長孔10を通して
第2の端子板収納凹所6内に進出している。さらに、こ
れらの解錠部24a,24aはそれぞれ第1及び第2の
端子板収納凹所5,6内に収納されている接触ばね50
1 ,502 の鎖錠片511 ,512 にそれぞれ当接して
いる。つまり、表示部材20を図2における時計回りに
回動させることにより、各解錠部24a,24aがそれ
ぞれ接触ばね501 ,502 の鎖錠片511 ,512
第1及び第2の端子板30,40の端子片31,41か
ら離す向き(解錠方向)に撓ませることができるように
なっている。
【0020】ところで、電線62が接続されていない状
態では、図3に示すように表示部材20の軸受部23に
設けた突起状の被係止部26が、第1及び第2の端子板
30,40の当接片32,42から一体に曲成して電線
挿通孔71 ,72 に対向させた係止片35,44の先端
に係止されるようになっている。すなわち、本実施形態
においては上記係止片35,44が係止手段となる。ま
た、第2の端子板40の係止片44は先端部44aがフ
ック形状に形成され、ボディ2に貫通された貫通孔11
を通して上記先端部44aが第1の端子板収納凹所5内
に臨んでいる。なお、この係止状態では表示部材20の
各解錠部24a,24aは接触ばね50 1 ,502 の鎖
錠片511 ,512 を撓ませないようになっている。
【0021】一方、表示部材20の表示部22は表面略
中央部に平板状の操作部27が突設されるとともに、先
端部にボディ2側へ突出する横帯状の蓋体28が設けて
ある。なお、これらの操作部27及び蓋体28を含む表
示部22の一部が表示部材収納凹所4に連通されてボデ
ィ2に設けた開口窓9から外部へ突出しており、表示部
材20の回動に伴って開口窓9から進退するとともに、
蓋体28が開口窓9に隣接する一対の測定孔81 ,82
を開閉自在に閉塞するようになっている。
【0022】上述のような構造を有する本実施形態にお
いて電線62の接続作業は次のように行う。まず、電線
62が接続される前の状態(以下、この状態を「待機状
態」と呼ぶ。)においては、図2及び図3に示すように
第1及び第2の端子板30,40の係止片35,44の
先端に被係止部26が係止されて表示部材20が所定の
位置(以下、この位置を「待機位置」と呼ぶ。)に保持
されている。この待機位置では表示部材20が弾性ばね
片25の復元力によって同図中の反時計回りに弾性付勢
され、表示部材20の表示部22に設けた蓋体28によ
って測定孔81 ,82の開口が覆われて閉塞されている
ことは既に述べた通りである。すなわち、電線62が接
続されていない待機状態では図4及び図5に示すように
測定孔81 ,8 2 が外からは見えなくなり、作業者が誤
って測定孔81 ,82 に電線62を挿通することが防止
できる。
【0023】次に電線62を接続する場合には、図6に
示すようにケース1の電線挿通孔7 1 ,72 へ被覆をむ
いた電線62を挿通すれば、接触ばね501 ,502
鎖錠片511 ,512 および接触片521 ,522 と第
1及び第2の端子板30,40の端子片31,41との
間に電線62(実際には電線62の電線導体62a)が
挟持され、鎖錠片511 ,512 の先端縁が電線導体6
2aに食い込むことによって、電線62の脱落が防止さ
れるようになっている。したがって、電線挿通孔71
2 に電線62を挿通するだけで、電線62が保持され
るとともに、第1及び第2の端子板30,40への電気
的接続がなされるのである。
【0024】ところで、電線挿通孔71 ,72 に挿通さ
れた電線導体62aが第1及び第2の端子板30,40
と各接触ばね501 ,502 の間で扶持される位置より
も更に奥まで挿入されたときに、電線導体62aの先端
は第1及び第2の端子板30,40の係止片35,44
に当接し、係止片35,44を電線62の挿通方向へ撓
ませる。而して、電線62が所定位置まで押し込まれる
と係止片35,44の撓みが大きくなり、ついには係止
片35,44(第2の端子板40の場合は実際には先端
部44a)と表示部材20の被係止部26との係合が解
放される。その結果、弾性ばね片25の復元力によって
表示部材20は図6における反時計回りに回動し、表示
部22に設けた操作部27が開口部9の周縁に当接する
位置で保持される(以下、この状態及び位置をそれぞれ
「接続完了状態」及び「接続完了位置」と呼ぶ。)。
【0025】すなわち、表示部22がケース1の開口部
9内に退いて接続完了位置に移動することにより、各電
線挿通孔71 ,72 に挿通された電線62が双方とも確
実に第1及び第2の端子板30,40に電気的に接続さ
れたことが表示され、作業者はその表示によって電線6
2が確実な接続完了状態にあることを知り得るのであ
る。また、少なくとも一方の電線62が接続完了状態に
ない場合(接続未完了状態の場合)は、被係止部26が
係止片35,44の少なくとも一方に係止されているた
めに表示部材20は待機位置に保持されたままで接続完
了位置には移動せず、作業者は電線62が接続完了状態
にないことを知り得る。なお、表示部材20の接続完了
位置への移動に伴って測定孔81 ,82 を塞いでいた蓋
体28も移動するので、図7及び図8に示すように測定
孔81 ,82 が露出して測定ピンの挿入が可能となる。
【0026】次に接続されている電線62を外す場合に
ついて説明する。作業者が操作部27を電線62の方へ
移動させると、図9〜図11に示すように表示部材20
が回動軸4aを支点として時計回りに回動し、脚片24
の解錠部24a,24aがそれぞれ鎖錠片511 ,51
2 の先端縁を端子片31,41から引き離す向き(解錠
向き)に鎖錠片511 ,512 を撓ませ、鎖錠片5
1 ,512 が電線導体62aから離れて電線62を容
易に引き抜くことができる。そして、電線62が引き抜
かれると電線導体62aの先端に押されていた係止片3
5,44が自己の復元力によって元の状態に復帰し、操
作部27から作業者が手を離すと表示部材20の被係止
部26が再び係止片35,44に係止されて待機位置に
保持されることになる。
【0027】ここで、表示部材20が待機位置に保持さ
れているときには既に説明したように脚片24の解錠部
24a,24aは鎖錠片511 ,512 を撓ませていな
いので、電線62を引き抜くことができるまで接触ばね
511 ,512 を撓ませるには、表示部材20を接続完
了位置から待機位置を越えて電線62に近づいた位置ま
で移動されなければならない。また、表示部材20は、
操作部27と解錠部24a,24aの中間位置よりも解
錠部24a,24a寄りの位置で回動軸4aに支持され
ているため、電線導体62aを解錠するために操作部2
7に加えるべき力(解錠力)を弱くすることができ、解
錠作業が容易となるという利点がある。
【0028】上述のように本実施形態によれば、速結端
子装置(出力側接続端子部)Aが備える全ての電線挿通
孔71 ,72 に電線62が挿通され、且つそれら全ての
電線62,62がそれぞれ第1及び第2の端子板30,
40と接触ばね501 ,50 2 とに挟持されて良好に接
続された場合にのみ、第1及び第2の端子板30,40
に設けた係止片35,44と表示部材20の被係止部2
6との係合が解放されて、表示部材20による接続完了
状態の表示が可能となる。そのため、電線62,62の
接続状態が容易に判断できるとともに、電線62,62
の接続状態を容易に良好な状態とすることができ、これ
によって電線62,62が外れにくいものとなる。ま
た、全ての電線62,62と第1及び第2の端子板3
0,40との接続が完了したことを1つの表示部材20
で表示することができることから、従来例のように複数
の電線挿通孔毎に表示部材を設ける必要がなく、部品点
数の削減ができてコンパクト化が図れるという利点があ
る。
【0029】(実施形態2)以下、図12〜図23を参
照して本発明の実施形態2について説明する。本実施形
態も実施形態1と同様に本発明をブレーカに適用したも
のであって、基本的な構成は実施形態1と共通するので
共通する部分については同一の符号を付して説明は省略
し、本実施形態の特徴となる部分についてのみ説明す
る。
【0030】すなわち、図12に示すように表示部材2
0’の被係止部26’が係止される矩形板状の係止板1
3と、この係止板13を電線62の反挿通方向に弾性付
勢するコイルスプリングから成る復帰ばね14とで係止
手段を構成している点に本実施形態の特徴がある。図1
2(b)に示すように、ボディ2には、左側面に形成さ
れて第1の端子板30’及び接触ばね501 が収納され
る第1の端子板収納凹所5と、右側面に形成されて第2
の端子板40’及び接触ばね502 が収納される第2の
端子板収納凹所6とに各端子板収納凹所5,6の奥側で
連通する連通凹所12が設けてある。そして、この連通
凹所12内に上記係止手段を構成する係止板13及び復
帰ばね14が納装されている。すなわち、係止板13の
長手方向の略中央部に復帰ばね14の一端が固定される
とともに、復帰ばね14の他端が連通凹所12の底部に
固定されており、係止板13は連通凹所12内で電線6
2の挿通方向に可動自在に配設されるとともに、復帰ば
ね14のばね力によって電線挿通孔71 ,72の方(電
線62の反挿通方向)へ弾性付勢されている。なお、係
止板13は第1の端子板収納凹所5と第2の端子板収納
凹所6とを仕切っているボディ2の一部である仕切壁1
5の端部に当接しており、仕切壁15によって可動範囲
が規制されている。また、係止板13の両端部は各端子
板収納凹所5,6内において電線挿通孔71 ,72 に対
向している。
【0031】一方、表示部材20’は、軸受部23’の
軸受孔23a’にボディ2の回動軸4aが挿通されるこ
とにより、ケース1に対して回動軸4aを支点として回
動自在に取り付けられる。そして、表示部材20’と一
体に形成された弾性ばね片25’の先端部がボディ1に
当接させてあって、弾性ばね片25’の復元力によって
表示部材20’は図12(a)における反時計回りに弾
性付勢されている。ここで、表示部材20’の端部に設
けられた被係止部26’は、仕切壁15に当接し、連通
凹所12より表示部材収納凹所4へ一部が突出する係止
板13に係止されることになる。
【0032】軸受孔23a’に対して被係止部26’と
反対側にある表示部材20’の端部には表示部22’が
設けてある。この表示部22’の電線挿通孔71 ,72
寄りの端部には突条の操作部27’が突設されている。
なお、後述するように表示部材20’が接続完了位置に
保持されているときに、ケース1の測定孔81 ,82
重なって第1及び第2の端子板30’,40’が有する
測定端子片34’,43’をケース1の外へ臨ませるた
めの透孔29,29が表示部22’の他端部に設けてあ
る。而して、表示部材20’が被係止部26’で係止板
13に係止されている位置(待機位置)にあるときに
は、図12(a)に示すようにケース1の測定孔81
2 と上記透孔29,29との位置関係がずれて測定端
子片34’,43’が測定孔81 ,82 からケース1の
外へ臨むことがないようになっている。
【0033】次に本実施形態における電線62の接続作
業について説明する。まず、電線62が接続される前の
待機状態においては、図12に示すように係止板13の
端縁部に被係止部26’が係止されて表示部材20’が
所定の待機位置に保持されている。この待機位置では表
示部22’の透孔29,29とケース1の測定孔81
2 との位置関係がずれることは既に述べた通りであ
る。すなわち、電線62が接続されていない待機状態で
は図12乃至図14に示すように測定孔81 ,82 から
測定端子片34’,43’が見えなくなり、作業者が誤
って測定孔81 ,82 に電線62を挿通することが防止
できる。
【0034】次に電線62を接続する場合、図15乃至
図17に示すようにケース1の片方の電線挿通孔71
被覆をむいた電線62を挿通すれば、接触ばね501
鎖錠片511 および接触片521 と第1の端子板30’
の端子片31’との間に電線62(実際には電線62の
電線導体62a)が挟持される。このとき、電線62の
先端が係止板13の端部に当接し、復帰ばね14のばね
力に抗して係止板13を押圧するから、係止板13の押
圧された側の端部が挿通方向奥側へ移動し、この端部と
表示部材20’の被係止部26’との係止が解放され
る。但し、この時点では係止板13の他端部に表示部材
20’の被係止部26’が係止されているため、表示部
材20’は以前として待機位置に保持されている。
【0035】さらに、他方の電線挿通孔72 にも被覆を
むいた電線62を挿通し、電線導体62を接触ばね50
2 の鎖錠片512 および接触片522 と第2の端子板4
0’の端子片41’との間に挟持させる。このとき、電
線62の先端が係止板13のもう一方の端部に当接し、
復帰ばね14のばね力に抗して係止板13を押圧するか
ら、係止板13の端部が挿通方向奥側へ移動し、図18
(a)及び(b)に示すように上記端部と表示部材2
0’の被係止部26’との係止が解放される。この結
果、表示部材20’の被係止部26’と係止板13の係
止とが完全に解放されるため、弾性ばね片25’の復元
力によって表示部材20’が図18(a)における反時
計回りに回動し、表示部22’に設けた操作部27’が
開口部9の周縁部9aに当接する位置で保持される。
【0036】すなわち、表示部22’がケース1の開口
部9内に退いて接続完了位置に移動することにより、各
電線挿通孔71 ,72 に挿通された電線62,62が双
方とも確実に第1及び第2の端子板30’,40’に電
気的に接続されたことが表示され、作業者はその表示に
よって電線62,62が確実な接続完了状態にあること
を知り得るのである。また、少なくとも一方の電線62
が接続完了状態にない場合(接続未完了状態の場合)
は、被係止部26’が係止板13の少なくとも一端部に
係止されているため、表示部材20’は待機位置に保持
されたままで接続完了位置には移動せず、作業者は電線
62が接続完了状態にないことを知り得る。なお、表示
部材20の接続完了位置への移動に伴って、表示部2
2’に設けられた透孔29,29とケース1の測定孔8
1 ,82 との位置が一致するから、図18(a)及び図
20に示すように測定孔81 ,82 から透孔29,29
を介して各測定端子片34’,43’が露出し、測定ピ
ンの挿入が可能となる。
【0037】次に接続されている電線62,62を外す
場合について説明する。作業者が操作部27’を電線6
2の方へ移動させると、図21〜図23に示すように表
示部材20’が回動軸4aを支点として時計回りに回動
し、脚片24’の解錠部24a’,24a’がそれぞれ
鎖錠片511 ,512 の先端縁を端子片31’,41’
から引き離す向き(解錠向き)に鎖錠片511 ,512
を撓ませ、鎖錠片51 1 ,512 が電線導体62aから
離れて電線62を容易に引き抜くことができる。そし
て、電線62が引き抜かれると電線導体62aの先端に
押されていた係止板13が復帰ばね14のばね力によっ
て元の状態に復帰し、操作部27’から作業者が手を離
すと表示部材20’の被係止部26’が再び係止板13
に係止されて待機位置に保持されることになる。
【0038】ここで、表示部材20’が待機位置に保持
されているときには、既に説明したように脚片24’の
解錠部24a’,24a’は鎖錠片511 ,512 を撓
ませていないので、電線62を引き抜くことができるま
で接触ばね511 ,512 を撓ませるには、表示部材2
0’を接続完了位置から待機位置を越えて電線62に近
づいた位置まで移動されなければならない。
【0039】上述のように本実施形態によれば、速結端
子装置(出力側接続端子部)Aが備える全ての電線挿通
孔71 ,72 に電線62,62が挿通され、且つそれら
全ての電線62,62がそれぞれ第1及び第2の端子板
30’,40’と接触ばね501 ,502 とに挟持され
て良好に接続された場合にのみ、係止板13と表示部材
20’の被係止部26’との係合が解放されて、表示部
材20’による接続完了状態の表示が可能となる。その
ため、電線62,62の接続状態が容易に判断できると
ともに、電線62,62の接続状態を容易に良好な状態
とすることができ、これによって電線62,62が外れ
にくいものとなる。また、全ての電線62,62と第1
及び第2の端子板30’,40’との接続が完了したこ
とを1つの表示部材20’で表示することができること
から、従来例のように複数の電線挿通孔毎に表示部材を
設ける必要がなく、部品点数の削減ができてコンパクト
化が図れるという利点がある。
【0040】なお、上述の実施形態1における係止片3
5,44や、実施形態2における係止板13以外にも、
例えば、ケース1に係止手段を設けるようにしてもよ
い。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明は、電線導体を内部へ導
入する複数の電線挿通孔並びに各電線挿通孔と連通する
収納部を有するケースと、収納部内に納装されて各電線
挿通孔から挿通される電線導体と接触導通する端子板
と、各電線導体を端子板の方へ付勢して端子板との間で
電線導体を挟持する複数の接触ばねと、収納部内に配設
される係止手段と、この係止手段に係止される被係止部
を有し、被係止部が係止手段に係止された待機状態を表
示する待機位置から、全ての電線導体の先端部が端子板
と各接触ばねの間で挟持される位置よりも更に奥に挿通
されて係止手段を押圧したときに係止手段と被係止部と
の係止状態が開放される接続完了状態を表示する接続完
了位置までの間でケースに対して回動自在な表示部材
、を備えているので、全ての電線挿通孔に電線導体を
挿通し、それら全ての電線導体が端子板と接触ばねの間
に挟持されて電線導体と端子板の接続状態が良好なとき
にのみ表示部材が接続完了位置に移動して接続完了状態
を表示でき、そのために電線導体の接続状態が容易に判
断できるとともに、電線導体の接続状態を容易に良好な
状態とすることができ、これによって電線導体が外れに
くいものとなり、また、全ての電線導体と端子板との接
続が完了したことを1つの表示部材で表示することがで
きることから、部品点数の削減ができてコンパクト化が
図れるという効果がある。また、表示部材は、ケースに
回動自在に軸支される主片及びこの主片の一方側から延
設された表示部並びに主片の他方側から延設されて接触
ばねを撓ませる側に位置する解錠部を有し、前記表示部
は接続完了位置でケース内に収納されて視認不可能な状
態に保持されるとともに待機位置でケースの外側に突出
して視認可能な状態に保持されるものであって、ケース
の外側に突出した待機位置から更に突出させる方向に回
動操作すると解錠部で接触ばねを撓ませることにより電
線導体と端子板との接続を解除する位置と前記接続完了
位置との間の回動範囲内に前記待機状態の位置が設定さ
れているので、電線と端子部材との接続を解除する際に
は待機位置でケースの外側に突出して視認可能な状態に
保持された表示部を更にケースから突出させる方向に回
動操作することによって解錠部で鎖錠ばねを撓めて接続
状態の位置から待機状態の位置を一旦通り越して解除位
置まで操作 部材を回動させることにより、接続状態の解
除後には操作部材が待機状態の位置に戻って待機状態の
位置で確実に係止させることができるという効果があ
る。
【0042】
【0043】
【0044】請求項2の発明は、表示部材が、ケースの
外へ突出する操作部を有し、解錠部と操作部の中間位置
よりも解錠部寄りの位置を支点としてケースに回動自在
に支持されるので、電線導体を解錠するために操作部に
加えるべき力(解錠力)を弱くすることができ、解錠作
業が容易となるという効果がある。請求項3の発明は、
表示部材が接続完了位置にあるときに端子板の一部をケ
ース外に臨ませるとともに、表示部材が待機位置にある
ときには端子板の一部がケース外に臨まないように表示
部材によって閉塞される開口孔をケースに設けたので、
絶縁抵抗を測定する際の測定孔として開口孔を使用する
ことができるとともに、電線導体が接続されていないと
きには開口孔が閉塞されるため、電線導体を挿通する電
線挿通孔と開口孔とが容易に区別でき、電線導体が誤っ
て開口孔に挿通されることが防止できるという効果があ
る。
【0045】請求項4の発明は、基部において表示部材
に固定されるとともに先端部がケースに当接して表示部
材を接続完了位置の方へ弾性付勢する弾性ばね部を備え
たので、表示部材に一体に設けられる弾性ばね部の弾発
力が表示部材を移動させる力となるから、部品点数が削
減できてコンパクト化が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す要部の分解斜視図である。
【図2】同上における第1のカバーを外したときの電線
が接続されていない状態を示す一部破断した側面図であ
る。
【図3】同上における表示部材の係止状態を説明するた
めの説明図である。
【図4】同上における電線が接続されていない状態を示
す側面平面図である。
【図5】同上における電線が接続されていない状態を示
す上面平面図である。
【図6】同上における電線が接続された状態を示す一部
破断した側面図である。
【図7】同上における電線が接続された状態を示す側面
平面図である。
【図8】同上における電線が接続された状態を示す上面
平面図である。
【図9】同上における電線を外す途中の状態を示す一部
破断した側面図である。
【図10】同上における電線を外す途中の状態を示す側
面平面図である。
【図11】同上における電線を外す途中の状態を示す上
面平面図である。
【図12】実施形態2を示し、(a)は電線が接続され
ていない状態を示す一部破断した側面図、(b)は同図
(a)のX−X’線断面図である。
【図13】同上における電線が接続されていない状態を
示す側面平面図である。
【図14】同上における電線が接続されていない状態を
示す上面平面図である。
【図15】同上を示し、(a)は電線が片方だけ接続さ
れた状態を示す一部破断した側面図、(b)は同図
(a)のX−X’線断面図である。
【図16】同上における電線が片方だけ接続された状態
を示す側面平面図である。
【図17】同上における電線が片方だけ接続された状態
を示す上面平面図である。
【図18】同上を示し、(a)は電線が両方とも接続さ
れた状態を示す一部破断した側面図、(b)は同図
(a)のX−X’線断面図である。
【図19】同上における電線が両方とも接続された状態
を示す側面平面図である。
【図20】同上における電線が両方とも接続された状態
を示す上面平面図である。
【図21】同上を示し、(a)は電線を外す途中の状態
を示す一部破断した側面図、(b)は同図(a)のX−
X’線断面図である。
【図22】同上における電線を外す途中の状態を示す側
面平面図である。
【図23】同上における電線を外す途中の状態を示す上
面平面図である。
【符号の説明】
1 ケース 71 ,72 電線挿通孔 20 表示部材 25 弾性片 26 被係止部 30 第1の端子部材 35 係止片 40 第2の端子部材 44 係止片 501 ,502 接触ばね
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−343111(JP,A) 特開 平5−275122(JP,A) 特開 平5−275124(JP,A) 特開 平8−45572(JP,A) 実開 平6−45260(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/48 H01R 13/64

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線導体を内部へ導入する複数の電線挿
    通孔並びに各電線挿通孔と連通する収納部を有するケー
    スと、収納部内に納装されて各電線挿通孔から挿通され
    る電線導体と接触導通する端子板と、各電線導体を端子
    板の方へ付勢して端子板との間で電線導体を挟持する複
    数の接触ばねと、収納部内に配設される係止手段と、こ
    の係止手段に係止される被係止部を有し、被係止部が係
    止手段に係止された待機状態を表示する待機位置から、
    全ての電線導体の先端部が端子板と各接触ばねの間で挟
    持される位置よりも更に奥に挿通されて係止手段を押圧
    したときに係止手段と被係止部との係止状態が開放され
    る接続完了状態を表示する接続完了位置までの間でケー
    スに対して回動自在な表示部材と、を備えた速結端子装
    置において、前記表示部材は、ケースに回動自在に軸支
    される主片及びこの主片の一方側から延設された表示部
    並びに主片の他方側から延設されて接触ばねを撓ませる
    側に位置する解錠部を有し、前記表示部は接続完了位置
    でケース内に収納されて視認不可能な状態に保持される
    とともに待機位置でケースの外側に突出して視認可能な
    状態に保持されるものであって、ケースの外側に突出し
    た待機位置から更に突出させる方向に回動操作すると解
    錠部で接触ばねを撓ませることにより電線導体と端子板
    との接続を解除する位置と前記接続完了位置との間の回
    動範囲内に前記待機状態の位置が設定されて成ることを
    特徴とする速結端子装置。
  2. 【請求項2】 表示部材は、ケースの外へ突出する操作
    部を有し、解錠部と操作部の中間位置よりも解錠部寄り
    の位置を支点としてケースに回動自在に支持されること
    を特徴とする請求項1記載の速結端子装置。
  3. 【請求項3】 表示部材が接続完了位置にあるときに端
    子板の一部をケース外に臨ませるとともに、表示部材が
    待機位置にあるときには端子板の一部がケース外に臨ま
    ないように表示部材によって閉塞される開口孔をケース
    に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    速結端子装置。
  4. 【請求項4】 基部において表示部材に固定されるとと
    もに先端部がケースに当接して表示部材を接続完了位置
    の方へ弾性付勢する弾性ばね部を備えたことを特徴とす
    請求項1乃至請求項3の何れか記載の速結端子装置
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