JPH10320324A - ネットワークトレース装置 - Google Patents

ネットワークトレース装置

Info

Publication number
JPH10320324A
JPH10320324A JP9126008A JP12600897A JPH10320324A JP H10320324 A JPH10320324 A JP H10320324A JP 9126008 A JP9126008 A JP 9126008A JP 12600897 A JP12600897 A JP 12600897A JP H10320324 A JPH10320324 A JP H10320324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protocol
protocol data
data
trace
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9126008A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Iwamoto
明 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9126008A priority Critical patent/JPH10320324A/ja
Publication of JPH10320324A publication Critical patent/JPH10320324A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一次プロトコルデータの格納領域であるトレ
ースファイル8は、大きなサイズの領域を確保しなけれ
ばならない。 【解決手段】 プロトコルデータのヘッダとユーザデー
タとを分割する位置情報を指定するヘッダ位置指定部1
2と、トレース部7に入力されたプロトコルデータをヘ
ッダ位置指定部12により指定された位置情報に基づい
てヘッダとユーザデータとに分割し、そのヘッダのみを
メモリ上のトレースファイル8に格納するヘッダ分割部
11とを備え、プロトコル障害解析に不要な情報をトレ
ースファイル8に格納しないようにし、小さなサイズの
トレースファイル8で、トラブル解析に必要十分な情報
を格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワークの
プロトコル障害解析において、そのデータのやり取りを
解析する場合に適用されるネットワークトレース装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば特開平2−288631
号公報に示された従来のネットワークトレース装置を示
すブロック構成図であり、図において、1は階層構造の
ネットワークアーキテクチャで構成された各層のプロト
コルを蓄積し実行する(N)層から(N−3)層のプロ
トコルエンティティ2〜5を含むプロトコルエンティテ
ィ、7はこのプロトコルエンティティ1の指示によりプ
ロトコルデータを時系列的にトレースファイル8に格納
するトレース部である。9は障害情報の蓄積方法を予め
記録した障害情報蓄積方法ファイル、10は障害発生時
のトレース情報を格納する障害情報トレースファイル、
6はプロトコルエンティティ1がプロトコル障害を検出
した時に、プロトコルエンティティ1からの障害情報蓄
積指示により障害情報蓄積方法ファイル9から蓄積方法
を読み出し決定して、トレースファイル8から必要な情
報を読み出して編集し、障害情報トレースファイル10
へ書き込む障害情報トレース部である。
【0003】次に動作について説明する。従来のネット
ワークトレース装置は、ネットワークの障害検出時に、
メモリ領域に貯えられているトレースデータを2次的な
蓄積ファイルに格納することにより、解析対象であるト
レースデータの格納領域のサイズを小さくするものであ
る。ネットワークシステムの各層のプロトコルを実現す
るプロトコルエンティティ1は、プロトコル制御情報お
よびプロトコルデータを、自層の上位あるいは下位層へ
渡すのを契機に、その情報の蓄積をトレース部7に指示
する。トレース部7では、与えられた情報やデータにト
レース制御情報、例えば、時刻およびトレース番号等を
付加してトレースファイル8に書き込む。
【0004】また、プロトコルエンティティ1は、プロ
トコル障害を検出すると、障害蓄積指示情報をセットし
て、障害情報トレース部6をコールする。障害情報トレ
ース部6は、この障害蓄積指示情報に応じて、障害情報
蓄積方法ファイル9より蓄積方法を取り出して、トレー
スファイル8から必要な情報を読み出して、例えば、障
害コードのような制御情報を付け加えて障害情報トレー
スファイル10に書き込む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のネットワークト
レース装置は以上のように構成されているので、通常、
プロトコル障害等の解析のために実際に有用なのは、プ
ロトコルデータのヘッダとユーザデータの一部で、その
他の大部分は不要な情報である。また、ヘッダ部分のサ
イズに比べユーザデータのサイズは大きいが、ユーザデ
ータを含むプロトコルデータを、一旦、全てメモリ領域
であるトレースファイル8に溜め込んでしまう。そのた
め、一次プロトコルデータの格納領域であるトレースフ
ァイル8は、大きなサイズの領域を確保しなければなら
ないという課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、トレースファイルに、プロトコル
データのうちプロトコル障害解析のための必要最小限の
データを格納して、小さなサイズのトレースファイル
で、トラブル解析に必要十分な情報を格納できるネット
ワークトレース装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るネットワークトレース装置は、従来のトレース部とト
レースファイルとの間に、ヘッダ分割部を設け、ヘッダ
位置指定部から指定された情報により、プロトコルデー
タのヘッダとプロトコルデータのユーザデータに分け
て、ヘッダはトレースファイルに格納するが、ユーザデ
ータは、トレースファイルに格納しないことによって、
プロトコル障害解析に不要な情報をトレースファイルに
格納しないようにしたものである。
【0008】請求項2記載の発明に係るネットワークト
レース装置は、従来のトレース部とトレースファイルと
の間に、要求応答分別処理部を設け、要求応答判断指定
部から指定された情報により、プロトコルデータを要求
データと応答データに分けて、要求データはトレースフ
ァイルに格納するが、応答データは、その発生時刻と応
答種別というような、プロトコル障害解析に必要最小限
のデータを、対応するトレースファイル上にある要求デ
ータの関連応答情報として埋め込むことによって、応答
データの不要な情報をトレースファイルに格納しないよ
うにしたものである。
【0009】請求項3記載の発明に係るネットワークト
レース装置は、要求応答分別処理部とトレースファイル
の間に、要求データのユーザデータの一部を取り出し、
トレースファイルに格納する指定データ分別処理部と、
その取り出し格納する部位を指示する格納領域指示部を
設けることにより、さらに、トレース対象データの不必
要な部分を格納しないようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるネ
ットワークトレース装置を示すブロック構成図であり、
図において、1は階層構造のネットワークアーキテクチ
ャで構成された各層のプロトコルを蓄積し実行する
(N)層から(N−3)層のプロトコルエンティティ2
〜5を含むプロトコルエンティティ、7はこのプロトコ
ルエンティティ1の指示によりプロトコルデータを時系
列的に入力するトレース部である。9は障害情報の蓄積
方法を予め記録した障害情報蓄積方法ファイル、10は
障害発生時のトレース情報を格納する障害情報トレース
ファイル、6はプロトコルエンティティ1がプロトコル
障害を検出した時に、プロトコルエンティティ1からの
障害情報蓄積指示により障害情報蓄積方法ファイル9か
ら蓄積方法を読み出して決定し、トレースファイル8か
ら必要な情報を読み出して編集し、障害情報トレースフ
ァイル10へ書き込む障害情報トレース部である。
【0011】また、12はプロトコルデータのヘッダと
ユーザデータとを分割する位置情報を指定するヘッダ位
置指定部、11はトレース部7に入力されたプロトコル
データをヘッダ位置指定部12により指定された位置情
報に基づいてヘッダとユーザデータとに分割し、そのヘ
ッダのみをメモリ上のトレースファイル8に格納するヘ
ッダ分割部である。
【0012】次に動作について説明する。図2はこの発
明の実施の形態1によるトレースデータバッファ構造を
示す概念図であり、この図2と図1を参照しながら動作
について説明する。ネットワークシステムの各層のプロ
トコルを実現するプロトコルエンティティ1は、プロト
コル制御情報およびプロトコルデータを、自層の上位あ
るいは下位層へ渡すのを契機に、その情報の蓄積をトレ
ース部7に指示する。トレース部7では、与えられた情
報やデータにトレース制御情報、例えば、時刻およびト
レース番号等を付加してヘッダ分割部11に出力する。
このプロトコルデータは、図2の右側に示すように、プ
ロトコルデータのヘッダ22とプロトコルデータのユー
ザデータ23から成るものである。
【0013】一方、トレース部7から出力されたプロト
コルデータを、プロトコルデータのヘッダ22とプロト
コルデータのユーザデータ23に分割する情報を、ヘッ
ダ位置指定部12が、動作開始時にヘッダ分割部11に
指示する。通常のプロトコルデータは、先頭xバイトが
ヘッダ22で、残りの部分がユーザデータ23であるの
で、分割情報としてはプロトコルデータの先頭からのヘ
ッダサイズの値を、指示することになる。上記のような
分割情報を受け取ったヘッダ分割部11は、プロトコル
データのヘッダ22を切り取って、トレースデータ21
としてトレースファイル8に格納する。一方、プロトコ
ルデータのユーザデータ23は格納しない。
【0014】また、プロトコルエンティティ1は、プロ
トコル障害を検出すると、障害蓄積指示情報をセットし
て、障害情報トレース部6をコールする。障害情報トレ
ース部6は、この障害蓄積指示情報に応じて、障害情報
蓄積方法ファイル9より蓄積方法を取り出して、トレー
スファイル8から必要な情報を読み出して、例えば、障
害コードのような制御情報を付け加えて障害情報トレー
スファイル10に書き込む。
【0015】以上説明したように、この実施の形態1に
よれば、トレースファイル8に格納するトレースデータ
21は、ヘッダ22のみであるので、同じ個数のトレー
スデータ21を貯える従来のトレースファイル8に比
べ、かなりのサイズ削減になる。例えば、1000バイ
トのプロトコルデータのうち100バイトがヘッダ22
であれば、トレースファイル8のサイズは従来の10%
のサイズで済むことになる。また、小さなサイズで済む
ため、格納するトレースデータ個数を増やすことによ
り、トレースファイル8のバッファオーバーフローなど
で、トレースデータを取りこぼす危険性が低くなるとい
う効果がある。
【0016】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるネットワークトレース装置を示すブロック構
成図であり、図において、14はプロトコルデータを要
求したプロトコルデータと応答されたプロトコルデータ
とに分別する情報を指定する要求応答判断指示部、13
はトレース部7から入力されたプロトコルデータを要求
応答判断指示部14により指定された情報に基づいて要
求したプロトコルデータと応答されたプロトコルデータ
とに分別し、要求したプロトコルデータをメモリ上のト
レースファイル8に格納すると共に、応答されたプロト
コルデータのうちネットワーク障害解析に必要な最小限
の情報のみをその対応する要求したプロトコルデータと
一緒にメモリ上のトレースファイル8に格納する要求応
答分別処理部である。その他の構成については図1と同
様なのでその重複する説明を省略する。
【0017】次に動作について説明する。まず、この実
施の形態2の動作を説明するにあたり、通信プロトコル
について簡単に説明すると、通常の通信プロトコルで
は、通信の要求を、要求データとして相手の通信装置に
送り、相手通信装置はその要求内容に応じて各種処理を
行い、その結果を応答データとして送り返して、一連の
通信プロトコルが成立する。即ち、トレースデータとし
て格納されるプロトコルデータは、要求データと応答デ
ータという2つに大きく分けられる。
【0018】そこで、この実施の形態2では、プロトコ
ルデータが要求データか応答データかを見分ける情報
を、要求応答判断指示部14から要求応答分別処理部1
3に指示する。図4はこの発明の実施の形態2による通
信データのヘッダ構造を示す概念図であり、例えば、図
4に示すようなヘッダを持つプロトコルデータでは、プ
ロトコルデータが要求か応答かは、要求/応答コード1
04で分別して、応答がどの要求に対するものかは、シ
ーケンシャル番号103で判断する(同じシーケンシャ
ル番号103を持った要求と応答とが対応する)。ま
た、要求や応答が自ネットワークトレース装置に組み込
まれている通信装置から出されたものか、他の通信装置
から出されたものかは、送信元アドレス101,送信先
アドレス102および自通信装置のアドレスから判断で
きる。従って、この例では、要求応答判断指示部14
は、要求応答分別処理部13に対して、ヘッダ内での送
信元アドレス101,送信先アドレス102,シーケン
シャル番号103,要求/応答コード104の位置情報
と、自通信装置のアドレス,要求/応答コード104の
要求コードの値および応答コードの値を指示することに
なる。
【0019】図5はこの発明の実施の形態2によるネッ
トワークトレース装置の動作を示すフローチャート、図
6はこの発明の実施の形態2によるトレースデータバッ
ファ構造を示す概念図であり、これら図3から図6を参
照しながら動作についてさらに詳しく説明する。上記の
ような分別情報を受け取った要求応答分別処理部13
は、トレース部7から送られてくるトレースデータ21
内のプロトコルデータのヘッダの内容をチェックして次
のように動作する。ステップST201でプロトコルデ
ータをトレースデータ21として受け取り、ステップS
T206で受け取ったプロトコルデータが要求データか
応答データかを、例えば、要求/応答コード104の差
異で分別する。受け取ったプロトコルデータが要求デー
タである場合は、従来のネットワークトレース装置と同
様に、ステップST202でトレースファイル8の空き
領域を検索し、ステップST203で空き領域がある場
合は、ステップST204でトレースファイル8に書き
込み、空き領域がない場合はステップST205でトレ
ースデータを破棄する。
【0020】受け取ったデータが応答データの場合は、
ステップST207でトレースファイル8に格納されて
いるトレースデータ21の要求データのヘッダ24を検
索して、応答データと対応するトレースデータ21を探
し出す。例えば、トレースデータ21内、要求データの
ヘッダ24内の送信元アドレス101と応答データのヘ
ッダ内の送信先アドレス102が同じで、且つシーケン
シャル番号103が同じものを探すことにより、対応す
る要求データを得ることができる。ステップST208
で対応するトレースデータが見つかった場合は、ステッ
プST209で関連応答情報25に、要求応答判断指示
部14から指示されたプロトコル障害解析に必要な情
報、例えば、応答コードや応答データの発生時刻等を書
き込む。ステップST208で対応するトレースデータ
が見つからない場合、該当応答データのトレース格納は
行わない(破棄する)。
【0021】以上説明したように、この実施の形態2に
よれば、応答データのユーザデータ28および応答デー
タのヘッダ27の大部分をトレースファイル8に格納し
なくても済むので、トレースファイル8の領域は、従来
のおよそ半分で済む。また、ネットワーク障害の多く
は、“要求に対して、異常応答が返ってきた”、“要求
に対して応答が返ってこない”、“要求に対して応答が
返ってくるのが遅い”等、要求と応答の相互関係の不正
状態が引き起こすものが多いので、要求と応答のヘッダ
情報がトレースデータ上で連続して見られることにより
プロトコル障害の解析性が向上するという効果もある。
【0022】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3によるネットワークトレース装置を示すブロック構
成図であり、図において、16は要求したプロトコルデ
ータのうちのユーザデータの任意の一部領域の位置情報
を指定する格納領域指示部、15は要求応答分別処理部
13により抽出された要求したプロトコルデータのうち
格納領域指示部16により指定された位置情報に基づい
てユーザデータの一部領域の情報のみを抽出しメモリ上
のトレースファイル8に格納すると共に、その要求応答
分別処理部13により抽出された応答されたプロトコル
データのうちネットワーク障害解析に必要な最小限の情
報をメモリ上のトレースファイル8に格納する指定デー
タ分別処理部である。その他の構成については図3と同
様なのでその重複する説明を省略する。
【0023】次に動作について説明する。図8はこの発
明の実施の形態3によるネットワークトレース装置の動
作を示すフローチャート、図9はこの発明の実施の形態
3によるトレースデータバッファ構造を示す概念図であ
り、これら図7から図9を参照しながら動作について説
明する。受け取ったプロトコルデータが応答データの場
合は、実施の形態2と同じ動作であるが、受け取ったプ
ロトコルデータが要求データの場合は、全ての要求デー
タのユーザデータ26をトレースファイル8に格納する
のではなく、ステップST210で指定データ分別処理
部15により、格納領域指示部16から指示された要求
データのユーザデータ26の一部を、トレースデータの
要求データのユーザデータの一部29に格納する。
【0024】格納領域指示部16は、実際にトレースフ
ァイル8にデータを格納する指定データ分別処理部15
に対して、例えば、要求データのユーザデータ26のx
番地からyバイトをトレースデータ21の要求データの
ユーザデータの一部29に格納せよとの指示を出すこと
によって、一部のデータだけを格納することができる。
【0025】以上説明したように、この実施の形態3に
よれば、要求データのユーザデータ26の大部分を格納
しなくて済むので、実施の形態2のネットワークトレー
ス装置よりさらに小容量のトレースファイル8で、同等
の効果を上げることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、プロトコルデータのヘッダとユーザデータとを分
割する位置情報を指定するヘッダ位置指定部と、トレー
ス部に入力されたプロトコルデータをヘッダ位置指定部
により指定された位置情報に基づいてヘッダとユーザデ
ータとに分割し、そのヘッダのみをメモリ上のトレース
ファイルに格納するヘッダ分割部とを備えるように構成
したので、プロトコル障害解析に不要な情報をトレース
ファイルに格納しないようにし、小さなサイズのトレー
スファイルで、トラブル解析に必要十分な情報を格納で
きる効果がある。
【0027】請求項2記載の発明によれば、プロトコル
データを要求したプロトコルデータと応答されたプロト
コルデータとに分別する情報を指定する要求応答判断指
示部と、トレース部に入力されたプロトコルデータを要
求応答判断指示部により指定された情報に基づいて要求
したプロトコルデータと応答されたプロトコルデータと
に分別し、要求したプロトコルデータをメモリ上のトレ
ースファイルに格納すると共に、応答されたプロトコル
データのうちネットワーク障害解析に必要な最小限の情
報のみをその対応する要求したプロトコルデータと一緒
にメモリ上のトレースファイルに格納する要求応答分別
処理部とを備えるように構成したので、応答データの大
部分をトレースファイルに格納しなくても済むので、ト
レースファイルの領域はさらに小さくて済む効果があ
る。
【0028】請求項3記載の発明によれば、要求したプ
ロトコルデータのうちのユーザデータの任意の一部領域
の位置情報を指定する格納領域指示部と、要求応答分別
処理部により抽出された要求したプロトコルデータのう
ち格納領域指示部により指定された位置情報に基づいて
ユーザデータの一部領域の情報のみを抽出しメモリ上の
トレースファイルに格納すると共に、その要求応答分別
処理部により抽出された応答されたプロトコルデータの
うちネットワーク障害解析に必要な最小限の情報をメモ
リ上のトレースファイルに格納する指定データ分別処理
部とを備えるように構成したので、要求データのユーザ
データの大部分を格納しなくて済むので、トレースファ
イルの領域はさらに小さくて済む効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるネットワーク
トレース装置を示すブロック構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるトレースデー
タバッファ構造を示す概念図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるネットワーク
トレース装置を示すブロック構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による通信データの
ヘッダ構造を示す概念図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるネットワーク
トレース装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態2によるトレースデー
タバッファ構造を示す概念図である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるネットワーク
トレース装置を示すブロック構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態3によるネットワーク
トレース装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態3によるトレースデー
タバッファ構造を示す概念図である。
【図10】 従来のネットワークトレース装置を示すブ
ロック構成図である。
【符号の説明】
1 プロトコルエンティティ、7 トレース部、8 ト
レースファイル、11ヘッダ分割部、12 ヘッダ位置
指定部、13 要求応答分別処理部、14要求応答判断
指示部、15 指定データ分別処理部、16 格納領域
指示部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して通信を行う通信装
    置内に設けられ、ネットワークアーキテクチャで構成さ
    れたプロトコルを蓄積し実行するプロトコルエンティテ
    ィと、そのプロトコルエンティティの指示に応じて、そ
    のプロトコルエンティティから上記ネットワークに要求
    するプロトコルデータおよびそのネットワークからその
    プロトコルエンティティに応答されるプロトコルデータ
    を入力するトレース部と、上記プロトコルデータのヘッ
    ダとユーザデータとを分割する位置情報を指定するヘッ
    ダ位置指定部と、上記トレース部に入力されたプロトコ
    ルデータを上記ヘッダ位置指定部により指定された位置
    情報に基づいてヘッダとユーザデータとに分割し、その
    ヘッダのみをメモリ上のトレースファイルに格納するヘ
    ッダ分割部とを備えたネットワークトレース装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して通信を行う通信装
    置内に設けられ、ネットワークアーキテクチャで構成さ
    れたプロトコルを蓄積し実行するプロトコルエンティテ
    ィと、そのプロトコルエンティティの指示に応じて、そ
    のプロトコルエンティティから上記ネットワークに要求
    するプロトコルデータおよびそのネットワークからその
    プロトコルエンティティに応答されるプロトコルデータ
    を入力するトレース部と、上記プロトコルデータを要求
    したプロトコルデータと応答されたプロトコルデータと
    に分別する情報を指定する要求応答判断指示部と、上記
    トレース部に入力されたプロトコルデータを上記要求応
    答判断指示部により指定された情報に基づいて要求した
    プロトコルデータと応答されたプロトコルデータとに分
    別し、要求したプロトコルデータをメモリ上のトレース
    ファイルに格納すると共に、応答されたプロトコルデー
    タのうちネットワーク障害解析に必要な最小限の情報の
    みをその対応する要求したプロトコルデータと一緒にメ
    モリ上のトレースファイルに格納する要求応答分別処理
    部とを備えたネットワークトレース装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介して通信を行う通信装
    置内に設けられ、ネットワークアーキテクチャで構成さ
    れたプロトコルを蓄積し実行するプロトコルエンティテ
    ィと、そのプロトコルエンティティの指示に応じて、そ
    のプロトコルエンティティから上記ネットワークに要求
    するプロトコルデータおよびそのネットワークからその
    プロトコルエンティティに応答されるプロトコルデータ
    を入力するトレース部と、上記プロトコルデータを要求
    したプロトコルデータと応答されたプロトコルデータと
    に分別する情報を指定する要求応答判断指示部と、上記
    トレース部に入力されたプロトコルデータを上記要求応
    答判断指示部により指定された情報に基づいて要求した
    プロトコルデータと応答されたプロトコルデータとに分
    別し、要求したプロトコルデータと共に、応答されたプ
    ロトコルデータのうちネットワーク障害解析に必要な最
    小限の情報のみを抽出する要求応答分別処理部と、要求
    した上記プロトコルデータのうちのユーザデータの任意
    の一部領域の位置情報を指定する格納領域指示部と、上
    記要求応答分別処理部により抽出された要求したプロト
    コルデータのうち上記格納領域指示部により指定された
    位置情報に基づいてユーザデータの一部領域の情報のみ
    を抽出しメモリ上のトレースファイルに格納すると共
    に、その要求応答分別処理部により抽出された応答され
    たプロトコルデータのうちネットワーク障害解析に必要
    な最小限の情報をメモリ上のトレースファイルに格納す
    る指定データ分別処理部とを備えたネットワークトレー
    ス装置。
JP9126008A 1997-05-15 1997-05-15 ネットワークトレース装置 Pending JPH10320324A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9126008A JPH10320324A (ja) 1997-05-15 1997-05-15 ネットワークトレース装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9126008A JPH10320324A (ja) 1997-05-15 1997-05-15 ネットワークトレース装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10320324A true JPH10320324A (ja) 1998-12-04

Family

ID=14924453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9126008A Pending JPH10320324A (ja) 1997-05-15 1997-05-15 ネットワークトレース装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10320324A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100539524B1 (ko) * 1999-03-16 2005-12-29 엘지전자 주식회사 양방향 데이터 송수신 방법
CN103686831A (zh) * 2012-09-19 2014-03-26 安立股份有限公司 测试系统、测试方法及测试装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100539524B1 (ko) * 1999-03-16 2005-12-29 엘지전자 주식회사 양방향 데이터 송수신 방법
CN103686831A (zh) * 2012-09-19 2014-03-26 安立股份有限公司 测试系统、测试方法及测试装置
JP2014060634A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Anritsu Corp 試験システム及び試験方法並びに試験装置
US9098605B2 (en) 2012-09-19 2015-08-04 Anritsu Corporation Test system, test method, and test device
CN103686831B (zh) * 2012-09-19 2017-06-06 安立股份有限公司 测试系统、测试方法及测试装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100939863B1 (ko) 스트림 데이터 처리장치, 스트림 데이터 처리 방법, 기록매체
JPH10198608A (ja) メモリカード
JPH10320324A (ja) ネットワークトレース装置
EP1689178A1 (en) Resume reproduction system
US20020078133A1 (en) Information collection apparatus and method
JPH01106573A (ja) データ通信装置
JPH04178771A (ja) データベース検索通信制御装置
JP4203960B2 (ja) 映像音声ファイル生成装置およびノンリニアビデオ編集装置
JPH03290741A (ja) エラーロギング方法
JP2001159991A (ja) ファイル管理装置、ファイル管理方法およびファイル管理プログラムを記録した記録媒体
JPH06168074A (ja) 共通入出力装置
KR20030009992A (ko) 교환 시스템에서의 패키징 압축 방법
JPH11110282A (ja) データ送受信システム、バッファ制御装置、バッファ制御方法、データ送受信用プログラムが記憶された媒体
JPH0324646A (ja) 情報処理装置
JPH11191084A (ja) 通信エラーデータ記録方法および装置、記録媒体
JPH04245341A (ja) 情報処理装置
JPH1021214A (ja) シミュレーション実行装置及びそのデータ圧縮方法
JPH06343083A (ja) 伝送データの管理装置
JPH05114035A (ja) 応答情報処理方式
JPH11184684A (ja) 状態遷移表自動生成方法及び記録媒体
JPH04140865A (ja) トレース制御方式
JPH08263331A (ja) 情報処理システム
JPH03172939A (ja) 併合処理装置
KR930015541A (ko) 전전자 교환기의 상호 대화형 데이터 처리방법
JPH03157039A (ja) プロトコルトレース装置