JPH11110282A - データ送受信システム、バッファ制御装置、バッファ制御方法、データ送受信用プログラムが記憶された媒体 - Google Patents

データ送受信システム、バッファ制御装置、バッファ制御方法、データ送受信用プログラムが記憶された媒体

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JPH11110282A
JPH11110282A JP9275400A JP27540097A JPH11110282A JP H11110282 A JPH11110282 A JP H11110282A JP 9275400 A JP9275400 A JP 9275400A JP 27540097 A JP27540097 A JP 27540097A JP H11110282 A JPH11110282 A JP H11110282A
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JP9275400A
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Takuya Sumiyama
卓也 角山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確保するバッファ領域に無駄が少なく、デー
タのサイズに対応する。 【解決手段】 送信するデータを所定サイズに分割する
分割手段11と、分割した結果に連続番号を付すと共
に、元のサイズのデータを復元するための情報を付加す
る情報付加手段12と、情報が付加され分割されたデー
タを送信する送信手段13と、を具備する送信装置1
と、前記情報が付加され分割されたデータのサイズに相
当するサイズのバッファ領域を複数備えるバッファメモ
リ21と、到来するデータを前記バッファメモリ21の
バッファ領域に順次格納するデータ格納手段22と、前
記バッファ領域に格納されたデータを付加された情報に
基づいて復元するデータ復元手段23とを具備する受信
装置2とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送信装置と受信
装置とが、例えば、伝送路を介してデータを送受信する
システム、そのシステムにおけるバッファ制御装置、バ
ッファ制御方法、更には、データ送受信用プログラムが
記憶された媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、データ送受信システムにおいて
は、受信データをバッファリングするために確保するバ
ッファのサイズは一定となっている。従って、マルチタ
スク環境においても、例えば、2の送信タスクに対して
夫々同一のバッファ領域が2つ受信側に確保されてい
た。
【0003】しかしながら、送信されるデータのサイズ
は一定ではないことから、通常考えられるデータサイズ
の最大に合わせてバッファ領域を確保するようになって
おり、無駄が多く効率が悪いという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記に対し、バッファ
領域をタスク対応にサイズを変えて設定することも考え
られるが、或るタスクに対して必要とされるバッファサ
イズは常に一定でないため、適切な処理が行われにくい
という問題点があった。
【0005】本発明は上記のような従来のデータ送受信
システムの問題点を解決せんとしてなされたもので、そ
の目的は、確保するバッファ領域に無駄が少なく、しか
も、送信される様々なデータのサイズに対応することの
可能なデータ送受信システムを提供し、更に、そのシス
テムにおけるバッファ制御装置、バッファ制御方法、更
には、データ送受信用プログラムが記憶された媒体を提
供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のデータ
送受信システムは、送信するデータを所定サイズに分割
する分割手段と、分割した結果データに連続番号を付す
と共に、元のサイズのデータを復元するための情報を付
加する情報付加手段と、分割され情報が付加されたデー
タを送信する送信手段と、を具備する送信装置と、前記
分割され情報が付加されたデータのサイズに相当するサ
イズのバッファ領域を複数備えるバッファメモリと、到
来するデータを前記バッファメモリのバッファ領域に順
次格納するデータ格納手段と、前記バッファ領域に格納
されたデータを付加された情報に基づいて復元するデー
タ復元手段と、を具備する受信装置とを有することを特
徴とする。これにより、送信されるデータは分割され連
続番号等の復元のための情報が付されて送信され、受信
側では分割されて送信されてくるデータのサイズでバッ
ファ領域が用意され格納され、上記情報に基づき元のサ
イズのデータが復元されることになる。
【0007】請求項2に記載のデータ送受信システムで
は、データ復元手段が、バッファ領域に格納されたデー
タを付加された連続番号の情報に基づき、分割されたデ
ータの順位を規定するチェイン情報を作成し、このチェ
イン情報に基づき分割されたデータを並べ換えて元のデ
ータを復元することを特徴とする。これにより、バッフ
ァの中で分割に係るデータが相前後して格納される等の
場合にも、適切な順に並べ変えられて復元されることに
なる。
【0008】請求項3に記載のデータ送受信システムで
は、情報付加手段が、分割する以前のデータ毎にデータ
識別情報を割り当て、分割した後の各データに対応する
データ識別情報を付加する一方、データ復元手段は、デ
ータ識別情報に基づき元のデータを復元することを特徴
とする。これにより、送信される元のデータが複数であ
った場合に、分割する以前のデータ毎にデータ識別情報
が割り当てられ、分割した後の各データに対応するデー
タ識別情報が付加されて、データ識別情報に基づき元の
データが復元されることになる。
【0009】請求項4に記載のデータ送受信システムで
は、情報付加手段が、分割に係る元のデータのサイズを
分割された各データに付加することを特徴とする。これ
によって、送信の当初から必要なバッファの容量が明ら
かであり、容量が不足しているような場合に早い段階か
ら送信を中止する等の処置が可能である。
【0010】請求項5に記載のバッファ制御装置は、現
データを分割して元のサイズのデータを復元するための
情報を付加して送信する送信装置に対向した受信装置に
設けられており、分割されたデータのサイズに相当する
サイズのバッファ領域を複数備えるバッファメモリと、
到来するデータを前記バッファメモリのバッファ領域に
順次格納するデータ格納手段と、前記バッファ領域に格
納されたデータを付加された情報に基づいて復元するデ
ータ復元手段とを具備する。これにより、受信側では分
割されて送信されてくるデータのサイズでバッファ領域
が用意され格納され、元のサイズのデータを復元するた
めの情報に基づき元のサイズのデータが復元される。
【0011】請求項6に記載のバッファ制御装置では、
バッファメモリの未使用に係るバッファ領域の先頭アド
レスを指示する先頭アドレスポインタと、この先頭アド
レスポインタをデータの格納に応じて移動するポインタ
移動手段とを有し、データ格納手段は、データを前記先
頭アドレスポインタに応じてバッファ領域の先頭側から
末尾側へ格納して行き、ポインタ移動手段は、先頭アド
レスポインタが指示するバッファ領域から先頭方向のバ
ッファ領域が空き領域となると、先頭アドレスポインタ
を対応して先頭方向に移動することを特徴とする。これ
によって、バッファが先頭側から使用され、少ない容量
に拘らずデータを適切に格納できる。
【0012】請求項7に記載のバッファ制御方法は、現
データを分割して元のサイズのデータを復元するための
情報を付加して送信する送信装置に対向した受信装置に
おけるバッファ制御方法であって、分割されたデータの
サイズに相当するサイズのバッファ領域を複数備えるバ
ッファメモリを備え、到来するデータを前記バッファメ
モリのバッファ領域に順次格納し、前記バッファ領域に
格納されたデータを付加された情報に基づいて復元する
ことを特徴とする。これにより、バッファには分割され
たデータが記憶され、バッファ領域を無駄なく使用で
き、また、格納された分割されたデータを復元して元の
サイズのデータを得ることができる。
【0013】請求項8に記載のバッファ制御方法は、バ
ッファメモリの未使用に係るバッファ領域の先頭アドレ
スを指示する先頭アドレスポインタを備え、この先頭ア
ドレスポインタをデータの格納に応じて移動させ、デー
タ格納の際には、データを前記先頭アドレスポインタに
応じてバッファ領域の先頭側から末尾側へ格納して行
き、先頭アドレスポインタが指示するバッファ領域から
先頭方向のバッファ領域が空き領域となると、先頭アド
レスポインタを対応して先頭方向に移動することを特徴
とする。これにより、バッファが先頭側から使用され、
バッファを効率良く使用することができる。
【0014】請求項9に記載の媒体は、データを送信す
るコンピュータに対し、送信するデータを所定サイズに
分割させ、分割した結果データに連続番号を付すと共
に、元のサイズのデータを復元するための情報を付加さ
せ、分割され情報が付加されたデータを送信させるよう
に働くデータ送受信用プログラムが記憶されていること
を特徴とする。これによって、送信するデータが分割さ
れて連続番号と元のサイズのデータを復元させるための
情報と共に送信されるようにコンピュータが動作するこ
とになる。
【0015】請求項10に記載の媒体は、現データを分
割して元のサイズのデータを復元するための情報を付加
して送信する送信装置に対向した受信装置であって、前
記分割され情報が付加されたデータのサイズに相当する
サイズのバッファ領域を複数備えるバッファメモリを有
する受信装置に適用され、コンピュータに対し、到来す
るデータを前記バッファメモリのバッファ領域に順次格
納させ、前記バッファ領域に格納されたデータを付加さ
れた情報に基づいて復元させようように働くデータ送受
信用プログラムが記憶されていることを特徴とする。こ
れにより、コンピュータにより、データ受信してバッフ
ァに格納させ、元のサイズに復元することが可能であ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態に係るデータ送受信システム、バッファ制御
装置、バッファ制御方法、データ送受信用プログラムが
記憶された媒体を説明する。各図において、同一の構成
要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図1には、データ送受信システムが示されている。この
システムは、送信装置1と受信装置2とが伝送路3によ
り接続され、送信装置1から受信装置2に対しデータが
送信されるシステムである。
【0017】送信装置1には、送信するデータを所定サ
イズに分割する分割手段11、分割した結果データに連
続番号を付すと共に、元のサイズのデータを復元するた
めの情報を付加する情報付加手段12、分割され情報が
付加されたデータを送信する送信手段13が具備されて
いる。一方、受信装置2には、分割され情報が付加され
たデータのサイズに相当するサイズのバッファ領域を複
数備えるバッファメモリ21、到来するデータを上記バ
ッファメモリ21のバッファ領域に順次格納するデータ
格納手段22、上記バッファ領域に格納されたデータを
付加された情報に基づいて復元するデータ復元手段23
が具備されている。
【0018】更に、受信装置2には、バッファメモリ2
1の未使用に係るバッファ領域の先頭アドレスを指示す
る先頭アドレスポインタ24と、この先頭アドレスポイ
ンタ24をバッファ領域に対するデータの格納に応じて
移動するポインタ移動手段25が備えられている。
【0019】上記送信装置1、受信装置2は、例えば、
図2に示されるコンピュータシステムの一部である。図
2のコンピュータシステムは、CPU30が主メモリ3
1内のプログラムやデータに基づき各部を統括制御する
ように構成されており、CPU30には、バス32を介
してキーボードやマウス等の入力装置33、プリンタ等
の出力装置34、CRTやLCDによる画像表示を行う
表示装置35、CD−ROMやHDD等の外部記憶装置
36、伝送路3を介してデータ送受信を行う通信装置4
0が接続されている。
【0020】通信装置40には、送受信のためのプログ
ラムおよびデータが記憶されたメモリ42、このメモリ
42(媒体)のプログラムおよびデータを用いてデータ
送受信に係る制御処理を行うプロセッサ41、送受信に
係るデータを格納するバッファ43が設けられている。
この通信装置40は図1の送信装置1と受信装置2とし
て動作する。そして、通信装置40が送信装置1として
動作するときには、メモリ42(媒体)のプログラムが
図3に示されるように、送信タスク14として機能し、
図1の各手段に対応する。そして、バッファ43は送信
バッファ15に使用される。また、通信装置40が受信
装置2として動作するときには、メモリ42(媒体)の
プログラムが図3に示されるように、受信タスク26及
び組立タスク27として機能し、受信タスク26は図1
のデータ格納手段22及びポインタ移動手段25に対応
し、組立タスク27はデータ復元手段23に対応する。
そして、バッファ43は受信バッファ28に使用され
る。
【0021】送信バッファ15には、送信タスク14の
分割手段11が現データを所定のサイズに分割したデー
タが格納される。例えば、図4(a)に示されるデータ
D1、図4(b)に示されるデータD2は、夫々、D1
−1、D1−2、・・・、D1−11及びD2−1、D
2−2、・・・、D2−5と分割される。
【0022】分割されたデータに対しては、送信タスク
14の情報付加手段12により、図5に示されるよう
に、データ識別情報及び連番(連続番号)が付加され
る。図4の例では、例えば、D1−7においては、「D
1」が識別情報であり、「7」が連番である。
【0023】上記のように分割されデータ識別情報及び
連番が付加されたデータは、送信バッファ15内から送
信タスク14の送信手段13により取り出され、例え
ば、図6に示されるような順位で送信される。つまり、
D1−1、D1−2、D2−1、D2−2、D1−3、
D1−4、D2−3、D2−4、・・・の順に送信され
るのである。
【0024】図6のように送信されるデータに対し、受
信タスク26のデータ格納手段22は各分割されたデー
タを受け取り、受信バッファ28に格納する。受信バッ
ファ28は、分割されデータ識別情報及び連番が付加さ
れたデータのサイズに対応した容量を有する複数のバッ
ファ領域28−0、28−1、・・・に図7のように分
割されており、データは受信された順にD1−1、D1
−2、D2−1、D2−2、D1−3、・・・と格納さ
れる。
【0025】組立タスク27のデータ復元手段23は、
受信して受信バッファ28に格納したデータについて、
図8に示されるようなチェイン情報テーブル50を作成
する。即ち、データD1について説明すると、新規なデ
ータ識別情報を有するデータが到来する毎に、チェイン
情報テーブル50内に1データ分のエントリの領域を確
保する。この領域は送信されてくるデータに対して十分
であるように設計されている。そして、1データ分のエ
ントリの先頭には、当該データのデータ識別情報D1が
格納される。次に、当該データD1が分割されて受信さ
れたデータについて受信バッファ28内の検索を行い、
先頭のデータD1−1が格納されている受信バッファ2
8のアドレス「0」を記憶し、末尾のデータD1−11
が格納されている受信バッファ28のアドレス「16」
を記憶する。そして、末尾のデータD1−11の連番
「11」から分割数「11」を得て、これを記憶する。
更に、先頭のデータD1−1の次の連番「2」のデータ
D1−2が記憶されているアドレス「1」、更に次の連
番「3」のデータD1−3が記憶されているアドレス
「4」と、以下同様に次の分割されたデータが記憶され
ているアドレスをサーチして、これを記憶して行く。ま
た、データ識別情報D2のデータD2についても、同様
にチェイン情報を記憶する。
【0026】次に、組立タスク27のデータ復元手段2
3は、上記チェイン情報テーブル50内のデータD1に
関する情報及びデータD2に関する情報に基づき、各分
割されたデータD1−1、D1−2、D1−3、D1−
4、・・・を読み出し、付加情報を削除して、これらを
連結して現データD1を復元し、また、D2−1、D2
−2、D2−3、D2−4、・・・を読み出し、付加情
報を削除して、これらを連結して現データD2を復元す
る。
【0027】上記において、データ格納手段22はポイ
ンタ移動手段25に応じて受信バッファ28に対しデー
タの格納制御を行う。即ち、データ格納手段22は、デ
ータを先頭アドレスポインタ24に応じてバッファ領域
の先頭側から末尾側へ格納して行く。これに応じて、先
頭アドレスポインタ25は、受信バッファ28の未使用
に係るバッファ領域の先頭アドレスを指示するように、
図9では、右方向に移動する。図9において、バッファ
領域の「1」がデータが記憶されていることを示し、
「0」がデータが未格納であることを示すとき、先頭ア
ドレスポインタ24には、「11」が記憶される。そし
て、データの復元が終了し、先頭アドレスポインタ24
が指示するバッファ領域(アドレス「11」)から先頭
方向のバッファ領域(例えば、アドレス「11」から
「5」まで)が空き領域となると、ポインタ移動手段2
5は、先頭アドレスポインタ24を対応して先頭方向に
移動する。つまり、先頭アドレスポインタ24の値は実
線枠により示されるように、「5」へと変更される。こ
のように、本実施の形態では、先頭側からバッファを用
いて、空き領域の先頭アドレスによりデータ格納の制御
を行うので、先頭アドレスポインタ24により指示され
るアドレスから末尾側に連続する空き領域が確保され、
サイクリックにバッファを使用する場合に比べて少ない
容量で済み、また、空き領域を使用する制御を簡素化で
きる効果がある。
【0028】図10には、第2の実施の形態に係るデー
タ送受信システムによって、使用される分割されたデー
タのフォーマットが示されている。この分割データに
は、図5に示されるデータと同様に、データ識別情報及
び連番(連続番号)が付加されると共に、分割総数が付
加される。この分割総数が付加されることにより、第1
番目の分割されたデータが送信されて来た段階におい
て、現データのサイズが分かり、残のバッファ容量との
関係でデータが全て格納しきれないときに、早期に送信
エラーの通知を行いその後の不要な送信を行わなくとも
良くなる。
【0029】つまり、受信装置2は、図11に記載のよ
うなフローチャートのプログラムに基づく動作を行う。
受信装置2は、バッファ領域の空き領域数は図9に示さ
れる先頭アドレスポインタ24の値と、バッファサイズ
(全バッファ領域数)とから残バッファ数が求められて
いる。そして、受信装置2は、分割されたデータを受取
り(S1)、分割総数と上記で求めた残バッファ数とを
比較し(S2)、格納が可能であるか否かを検出する
(S3)。ここで、格納が可能であるときには、データ
を受信バッファ28に格納し(S4)、格納が不可能で
あるときにはエラー通知を送信装置1側に送信する(S
5)。送信装置1では、このエラー通知を受け取ると、
以降の送信を止め、適当に時間が経てから同データを最
初から送信し直す。これにより、適切なデータ送受信が
可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載のデ
ータ送受信システムによれば、送信されるデータは分割
され連続番号等の復元のための情報が付されて送信さ
れ、受信側では分割されて送信されてくるデータのサイ
ズでバッファ領域が用意され格納され、上記情報に基づ
き元のサイズのデータが復元されるので、バッファのサ
イズを大きく設定する必要も、また、異なるサイズのバ
ッファを設定する必要もなく無駄がなく適切なデータ送
受信を可能である。
【0031】以上説明したように請求項2に記載のデー
タ送受信システムによれば、付加された連続番号の情報
に基づき、分割されたデータの順位を規定するチェイン
情報を作成し、このチェイン情報に基づき分割されたデ
ータを並べ換えて元のデータを復元するので、バッファ
の中で分割に係るデータが相前後して格納される等の場
合にも、適切な順に並べ変えられて復元できることにな
る。
【0032】以上説明したように請求項3に記載のデー
タ送受信システムによれば、情報付加手段が、分割する
以前のデータ毎にデータ識別情報を割り当て、分割した
後の各データに対応するデータ識別情報を付加する一
方、データ復元手段は、データ識別情報に基づき元のデ
ータを復元するので、送信される元のデータが複数であ
った場合にも、適切に元のデータを復元することができ
る。
【0033】以上説明したように請求項4に記載のデー
タ送受信システムによれば、情報付加手段が、分割に係
る元のデータのサイズを分割された各データに付加する
ので、送信の当初から必要なバッファの容量が明らかで
あり、容量が不足しているような場合に早い段階から送
信を停止する等の処置が可能である。
【0034】以上説明したように請求項5に記載のバッ
ファ制御装置によれば、受信側では分割されて送信され
てくるデータのサイズでバッファ領域が用意され格納さ
れ、元のサイズのデータを復元するための情報に基づき
元のサイズのデータが復元されるので、バッファのサイ
ズを大きく設定する必要も、また、異なるサイズのバッ
ファを設定する必要もなく無駄がなく適切なデータ送受
信を可能である。
【0035】以上説明したように請求項6に記載のバッ
ファ制御装置によれば、データを先頭アドレスポインタ
に応じてバッファ領域の先頭側から末尾側へ格納して行
き、先頭アドレスポインタが指示するバッファ領域から
先頭方向のバッファ領域が空き領域となると、先頭アド
レスポインタを対応して先頭方向に移動するので、バッ
ファが先頭側から使用され、少ない容量に拘らずデータ
を適切に格納できる効果がある。
【0036】以上説明したように請求項7に記載のバッ
ファ制御方法によれば、バッファには分割されたデータ
が記憶され、バッファ領域を無駄なく使用でき、また、
格納された分割されたデータを復元して元のサイズのデ
ータを得ることができる。
【0037】以上説明したように請求項8に記載のバッ
ファ制御方法によれば、データ格納の際には、データを
前記先頭アドレスポインタに応じてバッファ領域の先頭
側から末尾側へ格納して行き、先頭アドレスポインタが
指示するバッファ領域から先頭方向のバッファ領域が空
き領域となると、先頭アドレスポインタを対応して先頭
方向に移動するので、バッファが先頭側から使用され、
バッファを効率良く使用することができる。
【0038】以上説明したように請求項9に記載の媒体
は、データを送信するコンピュータに対し、送信するデ
ータを所定サイズに分割させ、分割した結果データに連
続番号を付すと共に、元のサイズのデータを復元するた
めの情報を付加させ、分割され情報が付加されたデータ
を送信させるように働くデータ送受信用プログラムが記
憶されているので、送信するデータが分割されて連続番
号と元のサイズのデータを復元させるための情報と共に
送信されるようにコンピュータが動作するようにでき
る。
【0039】以上説明したように請求項10に記載の媒
体は、現データを分割して元のサイズのデータを復元す
るための情報を付加して送信する送信装置に対向した受
信装置であって、前記分割され情報が付加されたデータ
のサイズに相当するサイズのバッファ領域を複数備える
バッファメモリを有する受信装置に適用され、コンピュ
ータに対し、到来するデータを前記バッファメモリのバ
ッファ領域に順次格納させ、前記バッファ領域に格納さ
れたデータを付加された情報に基づいて復元させようよ
うに働くデータ送受信用プログラムが記憶されているの
で、コンピュータにより、データ受信してバッファに格
納させ、元のサイズに復元することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデータ送受信システ
ムの機能ブロック図。
【図2】本発明の実施の形態に係るデータ送受信システ
ムが適用されるコンピュータシステムのブロック図。
【図3】本発明の実施の形態に係るデータ送受信システ
ムに係るタスクによるブロック図。
【図4】本発明の実施の形態に係るデータ送受信システ
ムで送信される分割されたデータを示す図。
【図5】本発明の実施の形態に係るデータ送受信システ
ムで送信される分割されたデータに付加される情報を示
す図。
【図6】本発明の実施の形態に係るデータ送受信システ
ムで送信されるデータの順位を示す図。
【図7】本発明の実施の形態に係るデータ送受信システ
ムで受信されたデータの格納状態を示す図。
【図8】本発明の実施の形態に係るデータ送受信システ
ムで受信されたデータのチェイン情報テーブルの内容を
示す図。
【図9】本発明の実施の形態に係るバッファに対す制御
を示す図。
【図10】本発明の実施の形態に係るデータ送受信シス
テムで送信される分割されたデータに付加される情報他
の例を示す図。
【図11】図10のフォーマットのデータを受信した場
合の動作を説明するための図。
【符号の説明】
1 送信装置 2 受信装置 3 伝送路 11 分割手
段 12 情報付加手段 13 送信手
段 21 バッファメモリ 22 データ
格納手段 23 データ復元手段 24 先頭ア
ドレスポインタ 25 ポインタ移動手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信するデータを所定サイズに分割する
    分割手段と、 分割した結果データに連続番号を付すと共に、元のサイ
    ズのデータを復元するための情報を付加する情報付加手
    段と、 分割され情報が付加されたデータを送信する送信手段
    と、 を具備する送信装置と、 前記分割され情報が付加されたデータのサイズに相当す
    るサイズのバッファ領域を複数備えるバッファメモリ
    と、 到来するデータを前記バッファメモリのバッファ領域に
    順次格納するデータ格納手段と、 前記バッファ領域に格納されたデータを付加された情報
    に基づいて復元するデータ復元手段と、 を具備する受信装置とを有するデータ送受信システム。
  2. 【請求項2】 データ復元手段は、 バッファ領域に格納されたデータを付加された連続番号
    の情報に基づき、分割されたデータの順位を規定するチ
    ェイン情報を作成し、このチェイン情報に基づき分割さ
    れたデータを並べ換えて元のデータを復元することを特
    徴とする請求項1に記載のデータ送受信システム。
  3. 【請求項3】 情報付加手段は、分割する以前のデータ
    毎にデータ識別情報を割り当て、分割した後の各データ
    に対応するデータ識別情報を付加する一方、 データ復元手段は、データ識別情報に基づき元のデータ
    を復元することを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載のデータ送受信システム。
  4. 【請求項4】 情報付加手段は、分割に係る元のデータ
    のサイズを分割された各データに付加することを特徴と
    する請求項1乃至請求項3に記載のデータ送受信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 現データを分割して元のサイズのデータ
    を復元するための情報を付加して送信する送信装置に対
    向した受信装置に設けられ、 分割されたデータのサイズに相当するサイズのバッファ
    領域を複数備えるバッファメモリと、 到来するデータを前記バッファメモリのバッファ領域に
    順次格納するデータ格納手段と、 前記バッファ領域に格納されたデータを付加された情報
    に基づいて復元するデータ復元手段と、 を具備するバッファ制御装置。
  6. 【請求項6】 バッファメモリの未使用に係るバッファ
    領域の先頭アドレスを指示する先頭アドレスポインタ
    と、 この先頭アドレスポインタをデータの格納に応じて移動
    するポインタ移動手段とを有し、 データ格納手段は、データを前記先頭アドレスポインタ
    に応じてバッファ領域の先頭側から末尾側へ格納して行
    き、 ポインタ移動手段は、先頭アドレスポインタが指示する
    バッファ領域から先頭方向のバッファ領域が空き領域と
    なると、先頭アドレスポインタを対応して先頭方向に移
    動することを特徴とする請求項5に記載のバッファ制御
    装置。
  7. 【請求項7】 現データを分割して元のサイズのデータ
    を復元するための情報を付加して送信する送信装置に対
    向した受信装置におけるバッファ制御方法において、 分割されたデータのサイズに相当するサイズのバッファ
    領域を複数備えるバッファメモリを備え、 到来するデータを前記バッファメモリのバッファ領域に
    順次格納し、 前記バッファ領域に格納されたデータを付加された情報
    に基づいて復元することを特徴とするバッファ制御方
    法。
  8. 【請求項8】 バッファメモリの未使用に係るバッファ
    領域の先頭アドレスを指示する先頭アドレスポインタを
    備え、この先頭アドレスポインタをデータの格納に応じ
    て移動させ、 データ格納の際には、データを前記先頭アドレスポイン
    タに応じてバッファ領域の先頭側から末尾側へ格納して
    行き、 先頭アドレスポインタが指示するバッファ領域から先頭
    方向のバッファ領域が空き領域となると、先頭アドレス
    ポインタを対応して先頭方向に移動することを特徴とす
    る請求項7に記載のバッファ制御方法。
  9. 【請求項9】 データを送信するコンピュータに対し、 送信するデータを所定サイズに分割させ、 分割した結果データに連続番号を付すと共に、元のサイ
    ズのデータを復元するための情報を付加させ、 分割され情報が付加されたデータを送信させるように働
    くデータ送受信用プログラムが記憶された記憶媒体。
  10. 【請求項10】 現データを分割して元のサイズのデー
    タを復元するための情報を付加して送信する送信装置に
    対向した受信装置であって、前記分割され情報が付加さ
    れたデータのサイズに相当するサイズのバッファ領域を
    複数備えるバッファメモリを有する受信装置に適用さ
    れ、 コンピュータに対し、 到来するデータを前記バッファメモリのバッファ領域に
    順次格納させ、 前記バッファ領域に格納されたデータを付加された情報
    に基づいて復元させようように働くデータ送受信用プロ
    グラムが記憶された記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002063134A (ja) * 2000-08-23 2002-02-28 Sharp Corp 電子コンテンツ販売システム、サーバ及びクライアント
JP2019140603A (ja) * 2018-02-14 2019-08-22 オムロン株式会社 制御装置、制御システム、制御方法、および、制御プログラム

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