JPH10319154A - Zステージ - Google Patents

Zステージ

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Publication number
JPH10319154A
JPH10319154A JP9126746A JP12674697A JPH10319154A JP H10319154 A JPH10319154 A JP H10319154A JP 9126746 A JP9126746 A JP 9126746A JP 12674697 A JP12674697 A JP 12674697A JP H10319154 A JPH10319154 A JP H10319154A
Authority
JP
Japan
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stage
mounting table
substrate
lifting
mechanisms
Prior art date
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Application number
JP9126746A
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English (en)
Inventor
Kiyotoshi Miura
清敏 三浦
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Micronics Japan Co Ltd
Original Assignee
Micronics Japan Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2893Handling, conveying or loading, e.g. belts, boats, vacuum fingers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏った荷重に対して載置台を支持し、この載
置台の傾斜を防止する。 【解決手段】 直接的に又は間接的に対象物を載置する
載置台51と、この載置台51を支持する基板52と、
載置台51を基板52に対して昇降させる複数の昇降機
構部53と、この複数の昇降機構部53にそれぞれ連結
され、これらを同期させて駆動する同期駆動装置54と
を備えた。各昇降機構部53は、載置台51に加えられ
る荷重を各昇降機構部53に分散できる位置に配設し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばICウエハ
や液晶基板等の動作試験や特性試験等を行う際に用いる
Zステージに関し、特に対象物に加わる偏荷重による影
響を解消したZステージに関する。
【0002】
【従来の技術】Zステージとしては一般に、図2に示す
ような構成のものが知られている。図中の1は基板であ
る。この基板1に載置台2が昇降自在に取り付けられて
いる。この載置台2は、昇降機構部3によって昇降さ
れ、ガイド機構部4によって昇降移動が案内される。
【0003】昇降機構部3は、基板1の中央に取り付け
られた駆動モータ5と、この駆動モータ5に取り付けら
れて回転する送りネジ6と、載置台2側に取り付けられ
ると共に送りネジ6に螺合してこの送りネジ6の回転で
昇降するナット7とから構成されている。
【0004】ガイド機構部4は、基板1側に取り付けら
れたガイド8と、載置台2側に取り付けられガイド8に
嵌合して摺動するガイド軸9とから構成されている。こ
のガイド機構部4は、昇降機構部3の周囲に複数設けら
れ、載置台2がスムーズに昇降するように、この載置台
2を周囲から支持している。
【0005】なお、載置台2には、対象物を回転させる
θステージが一体的に組み込まれている。
【0006】以上のように構成されたZステージ上に
は、ICウエハや液晶基板等の動作試験等を行うため
に、その載置台2に対向して探針11が取り付けられ
る。
【0007】具体的には、図3に示すように、ICウエ
ハ12の動作試験等に用いられるZステージでは、載置
台2が円形状に形成される。この円形の載置台2にIC
ウエハ12が載置され、このICウエハ12の表面に、
探針11が接触して動作試験等が行われる。
【0008】この際に、動作試験等の効率化を図るため
に、多数の探針11を一体的にまとめて取り付けた探針
器13が用いられる。この探針器13をICウエハ12
の一端から接触させて測定が行われる。
【0009】また、図4に示すように、液晶基板14の
動作試験等に用いられるZステージでは、載置台2が長
方形状に形成される。この長方形の載置台2に液晶基板
14が載置され、この液晶基板14の表面に、探針器1
5が接触して動作試験等が行われる。この探針器15
は、液晶基板14の隣り合う2つの辺14A,14B
に、その全域に亘って複数個設けられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記構成の
従来装置では次のような問題がある。
【0011】動作試験等の際に、探針11をICウエハ
12等の表面に接触させると、僅かな針圧がICウエハ
12等に加わる。そして、探針器13,15は、多数の
探針11を有するので、その針圧は相応の大きさにな
る。
【0012】これに対して、載置台2の昇降方向の支持
は主に中央の昇降機構部3が担っている。周囲のガイド
機構部4は、昇降方向の移動を許容している。このた
め、載置台2の端部に探針器13,15による力が加わ
ると、図2中の点線で示すように、載置台2が僅かに傾
斜してしまう。
【0013】この結果、対象物に接触した探針器13,
15の各探針11が位置ずれを起こしたり、接触不良を
起こしてしまうという問題点がある。
【0014】これに対して、載置台2の下側面にくさび
状のベースを設けて載置台2の傾斜を解消したものとし
て、特開平4-50693号公報記載の「微動ステージ」や特
開平3-53193号公報記載の「微動Zステージ装置」が知
られている。しかし、これらの場合は、載置台2の昇降
ストロークが短く、用途が限定されてしまう。
【0015】また、載置台2の中心をベース側に固定さ
れたステージ支持台で支持すると共に、周囲を複数の昇
降アームで支持し、この昇降アームを昇降させることで
載置台2の傾斜角度を調整するものとして、特開平5-14
4892号公報記載の「ウエハプローバ」が知られている。
しかし、この場合は、載置台2の昇降を目的としておら
ず、載置台2の傾斜角調整を目的としている。即ち、載
置台2を探針器まで平行移動させると共に、この探針器
による針圧の影響を解消できる構成ではない。
【0016】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
で、載置台の傾きを抑制して探針の位置ずれ等を解消し
たZステージを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るZステ
ージは、直接的に又は間接的に対象物を載置する載置台
と、この載置台を支持する基板と、この基板と前記載置
台との間に設けられ進退動することで載置台を基板に対
して昇降させる棒部材を有する複数の昇降機構部と、こ
の複数の昇降機構部にそれぞれ連結され、これらを同期
させて駆動する同期駆動装置とを備えたことを特徴とす
る。
【0018】前記構成により、同期駆動装置が各昇降機
構部を同期させて駆動し、載置面を傾斜させることなく
一定に保ちながら載置台を昇降させる。載置台を所定位
置まで平行移動させたところで、探針器等との接触によ
って載置面の端部に荷重が加わると、その荷重は複数設
けられた昇降機構部に分散される。即ち、各昇降機構部
が載置台を支持して、この載置台が傾斜するのを防ぐ。
【0019】第2の発明に係るZステージは、前記複数
の昇降機構部を、前記載置台に加えられる荷重を各昇降
機構部に分散できる位置に配設したことを特徴とする。
【0020】前記構成により、載置台の端部に荷重が加
わるときにも、その荷重が各昇降機構部に分散され、こ
の載置台が傾斜するのを防止する。
【0021】第3の発明に係るZステージは、前記同期
駆動装置が、1つの駆動源と、この駆動源と各昇降機構
部とを連結して各昇降機構部を互いに同期させて駆動す
る同期連結機構とから構成されたことを特徴とする。
【0022】前記構成により、駆動源からの駆動力が同
期連結機構によって各昇降機構部に伝達され、各昇降機
構部が互いに同期して駆動される。これにより、載置台
がその載置面を一定に保った状態で昇降(平行移動)す
ると共に、端部に加わる荷重に対して各昇降機構部が載
置台を支持して、その傾斜を確実に防止する。
【0023】第4の発明に係るZステージは、前記同期
駆動装置が、各昇降機構部に個別に連結された駆動源
と、各駆動源を互いに同期させて制御する同期制御部と
から構成されたことを特徴とする。
【0024】前記構成により、同期制御部による制御に
よって、各駆動源が互いに同期して作動し、各昇降機構
部が互いに同期して駆動される。これにより、載置台が
その載置面を一定に保った状態で昇降すると共に、端部
に加わる荷重に対して載置台の傾斜を確実に防止でき
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るZステージに
ついて、添付図面を参照しながら説明する。
【0026】[第1の実施形態]図1は本実施形態に係
るZステージ21を示す正面図、図5はYステージ部4
2を除いた状態でZステージ21を示す下面図、図6は
載置台51を除いた状態で測定ステージ21を示す平面
図、図7は液晶基板検査装置23を示す概略側面図、図
8は液晶基板検査装置23を示す正面図、図9は回路板
検査装置24を示す正面図である。
【0027】Zステージ21は、その上面にICウエハ
や液晶基板等の対象物を載置した状態で昇降させる装置
で、例えば載置したICウエハ等を探針器と接触させる
ことで、動作試験や特性試験等を行ったり、探針器の各
探針の高さの検査等をする際に用いられる。なお、ここ
でいう昇降方向とは、鉛直方向に限ったものではなく、
斜め方向や水平方向等であることもある。
【0028】この測定ステージ21は、単体として用い
られる場合もあるが、液晶基板を測定する液晶基板検査
装置23(図7及び図8参照)や、ICウエハを測定す
る回路板検査装置24(図9参照)等に組み込まれる場
合もある。
【0029】液晶基板検査装置23は、図7及び図8に
示すように、前面上部に傾斜面25Aを有する装置本体
25と、この装置本体25の傾斜面25Aに組み込まれ
たXYZθステージ26と、このXYZθステージ26
の前面に位置して傾斜面25Aに取り付けられた探針器
支持板27と、この探針器支持板27に取り付けられた
探針器28とから構成されている。探針器28は、前記
従来の探針器13,15と同様に、多数の探針を有して
構成されている。
【0030】また、回路板検査装置24は、図9に示す
ように主に、ベース31と、このベース31に固定され
たXYZθステージ32と、このXYZθステージ32
にチャックホルダ33を介して支持された高低温チャッ
ク34と、この高低温チャック34の上側面を覆うパー
ジ板35と、このパージ板35を支持するベースプレー
ト36と、このベースプレート36に取り付けられる探
針37と、前記ベースプレート36に取り付けられて探
針37を支持するマニピュレータ38と、全体を覆うシ
ールドカバー39とから概略構成されている。なお、探
針37とマニピュレータ38の代わりに前述した探針器
が用いられる場合もある。
【0031】前記各XYZθステージ26,32は、と
もに同じ構成を有している。具体的には、図7に示すよ
うに、載置した液晶基板等をそれと同一の平面上で前後
左右に移動させるXステージ部41及びYステージ部4
2と、液晶基板等を探針器28(探針37)に近接させ
る方向に昇降させるZステージ21と、液晶基板等を回
転させるθステージ部44とから構成されている。
【0032】このZステージ21は、図1、図5及び図
6に示すように、測定対象物である液晶基板等を載置す
る載置台51と、この載置台51を支持する基板52
と、この基板52と載置台51との間に設けられ、基板
52で載置台51を支持した状態で昇降させる3つの昇
降機構部53と、各昇降機構部53にそれぞれ連結され
た状態でこれらを同期させて駆動する同期駆動装置54
と、前記昇降機構部53と共に基板52と載置台51と
の間に設けられ、基板52に対する載置台51の昇降を
案内して支持する3つのガイド機構部55とから構成さ
れている。なお、載置台51には、図7のθステージ部
44が一体的に組み込まれている。基板52は、肉厚の
円盤状に成形され、内部が中空となっている。この基板
52はYステージ部42に固定されている。
【0033】昇降機構部53は主に、基板52側に取り
付けられた3本の送りネジ61と、載置台51側に取り
付けられると共に各送りネジ61にそれぞれ螺合してこ
の送りネジ61の回転で昇降するナット62とから構成
されている。そして、この送りネジ61が、ナット62
(載置台51)に対して、相対的に進退動する棒部材と
なっている。
【0034】各送りネジ61は、互いに等間隔の位置
(正三角形の頂点の位置)に取り付けられている。具体
的には、基板52のうち各送りネジ61が取り付けられ
る位置にベアリング63がそれぞれ固定され、このベア
リング63に各送りネジ61が回転自在に支持されてい
る。ナット62は、載置台51の裏面のうち、前記各送
りネジ61に対応する位置(正三角形の頂点の位置)に
固定されている。なおここでは、載置台51が円形であ
り、昇降機構部53が3つであるので、この載置台51
に加えられる荷重を分散できる各昇降機構部53の位置
としては、正三角形の頂点の位置が望ましい。また、載
置台51に加わる荷重が、特定の位置に集中しているよ
うな場合には、その特定の位置に2つの昇降機構部53
を偏らせて設ける。
【0035】同期駆動装置54は、基板52の中央に1
つだけ取り付けられた駆動モータ64と、この駆動モー
タ64と3つの昇降機構部53とを連結して各昇降機構
部53を互いに同期した状態で駆動する同期連結機構6
5とから構成されている。同期連結機構65は、基板5
2内に延出した駆動モータ64の回転軸64Aに取り付
けられた3つの駆動プーリ66と、各送りネジ61の基
端部(各送りネジ61のうち、基板52内に位置する端
部)にそれぞれ取り付けられた従動プーリ67と、これ
ら各駆動プーリ66と各従動プーリ67とを個別に連結
する3つのベルト68と、各ベルト68の弛みによる空
回りを防止するテンションローラ69とから構成されて
いる。なお、駆動モータ64としては、ステッピングモ
ータやサーボモータが用いられる。また、モータ駆動回
路を備えた制御部(図示せず)が駆動モータ64に接続
されている。
【0036】ガイド機構部55は、基板52側に支持軸
71Aを介して取り付けられたガイド71と、載置台5
1側に取り付けられガイド71に嵌合して昇降方向(図
1中の上下方向)に摺動するガイド軸72とから構成さ
れている。このガイド機構部55は前記昇降機構部53
と同様に、互いに等間隔の位置(正三角形の頂点の位
置)に配設されている。さらに、各ガイド機構部55
は、各昇降機構部53の間にそれぞれ位置して、この各
昇降機構部53に対しても等間隔に配設されている。こ
れにより、各昇降機構部53及びガイド機構部55が、
正六角形の頂点の位置にそれぞれ配設されている。な
お、ガイド71及びガイド軸72としては、ありみぞ構
造や、直動式ベアリング等が用いられる。
【0037】[動作]次に、前記構成のZステージ21
の動作を説明する。なおここでは、Zステージ21の動
作をのみを説明する。XYZθステージ26に組み込ま
れた場合のXステージ部41等の他のステージについて
は、公知であり、ここではその動作説明を省略する。
【0038】載置台51を昇降させるときは、先ず同期
駆動装置54の駆動モータ64を駆動させる。これによ
り、回転軸64Aに一体的に取り付けられた3つの駆動
プーリ66が同時に回転し、各ベルト68を介して3つ
の従動プーリ67が互いに同期して回転する。そして、
各従動プーリ67が取り付けられた3つの送りネジ61
が各ベアリング63に支持された状態で、互いに同期し
て回転する。これにより、各送りネジ61に螺合した3
つのナット62が同時に同じピッチで押し上げられ、ま
たは引き下げられる。この結果、載置台51は、その上
側の載置面が傾斜することなく一定に保たれた状態で、
ガイド機構部55に支持されて正確に平行移動する。こ
れにより、載置面のICウエハ12等が、傾斜すること
なく正確に支持された状態で、探針37等へ移動され
る。
【0039】ICウエハ12等が所定位置で探針37等
に接触した後、電気的接触を確実なものとするために、
数ミクロン単位で僅かに載置台51が押し上げられる。
これにより、互いの電気的接触が確実なものとなり、動
作試験等が行われる。
【0040】一方、この探針器28等との接触の際に、
探針器28等による針圧によって載置台51の端部で偏
った荷重が加わってしまう。そして、この偏った荷重
は、均等間隔に配設された3つの昇降機構部53に分散
され、これら3つの昇降機構部53で支持される。
【0041】[効果]以上のように、載置台51が、均
等間隔に配設された3つの昇降機構部53で支持されて
いるため、載置台51に加わった偏荷重は各昇降機構部
53に分散され、載置台51の傾斜を確実に防止するこ
とができる。
【0042】この結果、探針器28等は、ICウエハ1
2等の接触面で位置ずれや接触不良を起こすことがな
く、確実に測定対象物に接触させることができるように
なる。
【0043】[第2の実施形態]以下に、第2の実施形
態に係るZステージを、図10及び図11に基づいて説
明する。本実施形態に係るZステージ81の全体構成
は、前記第1実施形態のZステージ21とほぼ同様であ
るので、同一部材には同一符号を付して、その説明を省
略する。本実施形態のZステージ81では、同期駆動装
置82の構造を改良した点に特徴がある。
【0044】本実施形態の同期駆動装置82は、基板5
2に取り付けられた3つの昇降機構部53のうちの1つ
に直接に連結された駆動モータ64と、この駆動モータ
64と他の2つの昇降機構部53とを連結して3つの昇
降機構部53を互いに同期した状態で駆動する同期連結
機構83とから構成されている。
【0045】同期連結機構83は、基板52内に延出し
た昇降機構部53の送りネジ61の基端部に駆動モータ
64と共に取り付けられた駆動プーリ84と、他の2つ
の昇降機構部53の各送りネジ61の基端部にそれぞれ
取り付けられた従動プーリ85と、これら1つの駆動プ
ーリ84と2つの従動プーリ85とを同時に連結する1
つのベルト86と、このベルト86の弛みによる空回り
を防止する3つのテンションローラ87とから構成され
ている。なお、3つのテンションローラ87は、ベルト
86と各プーリ84,85とが接触する角度を大きくす
るために、極力接近した位置に設けるのが望ましい。
【0046】以上の構成のZステージ81によっても、
前記第1の実施形態と同様の作用、効果を奏することが
できる。
【0047】[第3の実施形態]以下に、第3の実施形
態に係るZステージを、図12及び図13に基づいて説
明する。本実施形態に係るZステージ91の全体構成
は、前記第1実施形態のZステージ21とほぼ同様であ
るので、同一部材には同一符号を付して、その説明を省
略する。本実施形態のZステージ91では、同期駆動装
置92の構造を改良した点に特徴がある。
【0048】本実施形態の同期駆動装置92は、基板5
2に取り付けられた3つの昇降機構部53にそれぞれ連
結された3つ駆動モータ64と、これらの駆動モータ6
4に接続されて各駆動モータ64を互いに同期させて制
御する同期制御部(図示せず)とから構成されている。
【0049】同期制御部は、単一のモータ駆動回路を備
えて構成されており、この回路に各駆動モータ64が並
列に接続されている。これにより、同期制御部で3つの
駆動モータ64が同時に制御される。即ち、各駆動モー
タ64が互いに同期して作動する。
【0050】以上の構成のZステージ91によっても、
前記第1の実施形態と同様の作用、効果を奏することが
できる。
【0051】[第4の実施形態]以下に、第4の実施形
態に係るZステージを、図14から図16に基づいて説
明する。本実施形態に係るZステージ101の全体構成
は、前記第1実施形態のZステージ21とほぼ同様であ
る。ただし、本実施形態のZステージ101は、長方形
状の液晶基板の動作試験等に用いられる装置である。こ
のため、載置台103は、液晶基板に合わせて長方形状
に形成されている。
【0052】本実施形態では、4つの昇降機構部53及
びガイド機構部55が、四角形状の基板105の四隅に
それぞれ取り付けられている。
【0053】本実施形態の同期駆動装置106は、四角
形状の基板105の中央部に取り付けられた駆動モータ
64と、この駆動モータ64と4つの昇降機構部53と
を連結して各昇降機構部53を互いに同期した状態で駆
動する同期連結機構107とから構成されている。
【0054】同期連結機構107は、基板105内に延
出した駆動モータ64の回転軸64Aに取り付けられた
2つの駆動プーリ108と、4つの昇降機構部53の各
送りネジ61の基端部にそれぞれ取り付けられた従動プ
ーリ109と、1つの駆動プーリ108と2つの従動プ
ーリ109とを連結する2つのベルト110と、各ベル
ト110の弛みによる空回りを防止するためにそれぞれ
に3つずつ設けられたテンションローラ111とから構
成されている。
【0055】以上の構成のZステージ101の場合も、
駆動モータ64を駆動させることで、駆動プーリ10
8、ベルト110及び従動プーリ109を介して、4つ
の昇降機構部53の各送りネジ61を互いに同期させて
回転されることができる。さらに、各昇降機構部53が
長方形状の載置台103の四隅近傍に取り付けられてい
るので、載置台103に加わる偏った加重を各昇降機構
部53に分散させることができる。これにより、前記第
1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
【0056】[第5の実施形態]以下に、第5の実施形
態に係るZステージを、図17及び図18に基づいて説
明する。本実施形態に係るZステージ121の全体構成
は、前記第4実施形態のZステージ101とほぼ同様で
あるので、同一部材には同一符号を付してその説明を省
略する。本実施形態では、同期駆動装置126の構造を
改良した点に特徴がある。
【0057】この同期駆動装置126は、基板105に
取り付けられた4つの昇降機構部53のうちの1つに直
接に連結された駆動モータ64と、この駆動モータ64
と他の3つの昇降機構部53とを連結して4つの昇降機
構部53を互いに同期した状態で駆動する同期連結機構
127とから構成されている。
【0058】同期連結機構127は、基板105内に延
出した昇降機構部53の送りネジ61の基端部に駆動モ
ータ64と共に取り付けられた駆動プーリ128と、他
の3つの昇降機構部53の各送りネジ61の基端部にそ
れぞれ取り付けられた従動プーリ129と、これら1つ
の駆動プーリ128と3つの従動プーリ129とを同時
に連結する1つのベルト130と、このベルト130の
弛みによる空回りを防止する6つのテンションローラ1
31とから構成されている。
【0059】以上の構成のZステージ121によって
も、前記第1の実施形態と同様の作用、効果を奏するこ
とができる。
【0060】[第6の実施形態]以下に、第6の実施形
態に係るZステージを、図19及び図20に基づいて説
明する。本実施形態に係るZステージ131の全体構成
は、前記第4実施形態のZステージ101とほぼ同様で
あるので、同一部材には同一符号を付してその説明を省
略する。本実施形態では、同期駆動装置135の構造を
改良した点に特徴がある。
【0061】この同期駆動装置135は、基板105に
取り付けられた4つの昇降機構部53にそれぞれ連結さ
れた4つ駆動モータ64と、これらの駆動モータ64に
接続されて各駆動モータ64を互いに同期させて制御す
る同期制御部(図示せず)とから構成されている。
【0062】同期制御部は、単一のモータ駆動回路を備
えて構成されており、この回路に各駆動モータ64が並
列に接続されている。これにより、同期制御部で4つの
駆動モータ64が同時に制御される。即ち、各駆動モー
タ64が互いに同期して作動する。
【0063】以上の構成のZステージ131によって
も、前記第1の実施形態と同様の作用、効果を奏するこ
とができる。
【0064】[第7の実施形態]以下に、第7の実施形
態に係るZステージを、図21及び図22に基づいて説
明する。本実施形態に係るZステージ141の全体構成
は、前記第4実施形態のZステージ101とほぼ同様で
あるので、同一部材には同一符号を付してその説明を省
略する。本実施形態では、同期駆動装置142の構造を
改良した点に特徴がある。
【0065】この同期駆動装置142は2系統の駆動系
から構成されている。具体的には、基板105の中央近
傍に2つ取り付けられた駆動モータ64と、各駆動モー
タ64とその近傍の2つの昇降機構部53とを連結して
それぞれ2つの昇降機構部53を互いに同期した状態で
駆動する同期連結機構143と、2つの駆動モータ64
に接続されて各駆動モータ64を互いに同期させて制御
する同期制御部(図示せず)とから構成されている。
【0066】同期連結機構143は、基板105内に延
出した駆動モータ64の回転軸64Aに取り付けられた
2つの駆動プーリ144と、4つの昇降機構部53の各
送りネジ61の基端部にそれぞれ取り付けられた従動プ
ーリ145と、1つの駆動プーリ144と近傍の2つの
従動プーリ145とを個別に連結する2つのベルト14
6と、各ベルト146の弛みによる空回りを防止するた
めにそれぞれに1つずつ設けられたテンションローラ1
47とから構成されている。
【0067】同期制御部は、単一のモータ駆動回路を備
えて構成されており、この回路に各駆動モータ64が並
列に接続されている。これにより、同期制御部で2つの
駆動モータ64が同時に制御される。即ち、各駆動モー
タ64が互いに同期して作動する。
【0068】以上の構成のZステージ141によって
も、前記第1の実施形態と同様の作用、効果を奏するこ
とができる。
【0069】[変形例] (1) 前記各実施形態では、ガイド機構部55を設け
たが、このガイド機構部55を設けず、昇降機構部53
のみで載置台51を支持するようにしてもよい。この場
合でも、複数設けられた昇降機構部53によって載置台
51を確実に支持することができ、前記同様の作用、効
果を奏することができる。
【0070】(2) 前記実施形態では、昇降機構部5
3を送りネジ61とナット62で構成したが、この昇降
機構部53は駆動モータ64の回転を直線運動に変換で
きるものであればよいため、ウォームギアと進退動する
棒部材としてのラックや、ラックとピニオンギアを用い
てもよい。この場合、ラックが載置台51に固定され、
ウォームギアやピニオンギアが駆動モータ64に取り付
けられる。なお、ピニオンギアの場合には、減速機を設
けて、その回転角度を正確に制御できるようにすると共
に、載置台51に取り付けられたラックを確実に支持で
きるようにする。
【0071】また、昇降機構部53を、リニアモータや
超音波モータ等の、直動式の駆動源を用いてもよい。さ
らに、スコッチヨーク機構や、大きなストロークを有す
るカム機構を用いてもよい。
【0072】これによっても、前記同様の作用、効果を
奏することができる。
【0073】(3) 前記実施形態では、同期連結機構
(65等)として、プーリ(66,67等)とベルト
(68等)を用いたが、トルクを伝達できる構成であれ
ばよいため、スプロケットとチェーンや、昇降機構部5
3の送りネジ61と駆動モータ64にそれぞれ取り付け
られて互いに噛合する歯車を用いてもよい。
【0074】これによっても、前記同様の作用、効果を
奏することができる。
【0075】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
次のような効果を奏する。
【0076】複数の昇降機構部で載置台を支持すると共
に、同期駆動装置で各昇降機構部を同期させて駆動する
ので、載置台を確実に支持することができると共に、偏
った荷重に対しても傾斜することなく載置面を正確に支
持することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るZステージを示す正面図で
ある。
【図2】従来のZステージを示す正面図である。
【図3】ICウエハ用の載置台を示す斜視図である。
【図4】液晶基板用の載置台を示す斜視図である。
【図5】第1実施形態に係るZステージを示す下面図で
ある。
【図6】第1実施形態に係るZステージを示す平面図で
ある。
【図7】液晶基板検査装置を示す概略側面図である。
【図8】液晶基板検査装置を示す正面図である。
【図9】回路板検査装置を示す正面図である。
【図10】第2実施形態に係るZステージを示す正面図
である。
【図11】第2実施形態に係るZステージを示す下面図
である。
【図12】第3実施形態に係るZステージを示す正面図
である。
【図13】第3実施形態に係るZステージを示す下面図
である。
【図14】第4実施形態に係るZステージを示す正面図
である。
【図15】第4実施形態に係るZステージを示す下面図
である。
【図16】第4実施形態に係るZステージを示す平面図
である。
【図17】第5実施形態に係るZステージを示す正面図
である。
【図18】第5実施形態に係るZステージを示す下面図
である。
【図19】第6実施形態に係るZステージを示す正面図
である。
【図20】第6実施形態に係るZステージを示す下面図
である。
【図21】第7実施形態に係るZステージを示す正面図
である。
【図22】第7実施形態に係るZステージを示す下面図
である。
【符号の説明】
21:Zステージ、42:Yステージ部、51:載置
台、52:基板、53:昇降機構部、54:同期駆動装
置、55:ガイド機構部、61:送りネジ、62:ナッ
ト、64:駆動モータ、65:同期連結機構。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直接的に又は間接的に対象物を載置する
    載置台と、 この載置台を支持する基板と、 この基板と前記載置台との間に設けられ進退動すること
    で載置台を基板に対して昇降させる棒部材を有する複数
    の昇降機構部と、 この複数の昇降機構部にそれぞれ連結され、これらを同
    期させて駆動する同期駆動装置とを備えたことを特徴と
    するZステージ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のZステージにおいて、 前記複数の昇降機構部を、前記載置台に加えられる荷重
    を各昇降機構部に分散できる位置に配設したことを特徴
    とするZステージ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のZステージにお
    いて、 前記同期駆動装置が、1つの駆動源と、この駆動源と各
    昇降機構部とを連結して各昇降機構部を互いに同期させ
    て駆動する同期連結機構とから構成されたことを特徴と
    するZステージ。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載のZステージにお
    いて、 前記同期駆動装置が、各昇降機構部に個別に連結された
    駆動源と、各駆動源を互いに同期させて制御する同期制
    御部とから構成されたことを特徴とするZステージ。
JP9126746A 1997-05-16 1997-05-16 Zステージ Pending JPH10319154A (ja)

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