JPH0933589A - 検査装置 - Google Patents

検査装置

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Publication number
JPH0933589A
JPH0933589A JP7201401A JP20140195A JPH0933589A JP H0933589 A JPH0933589 A JP H0933589A JP 7201401 A JP7201401 A JP 7201401A JP 20140195 A JP20140195 A JP 20140195A JP H0933589 A JPH0933589 A JP H0933589A
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JP
Japan
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substrate
lcd substrate
positioning
inspection
lcd
Prior art date
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Application number
JP7201401A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Ono
哲司 小野
Hiromichi Fujiwara
弘道 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TERU ENG KK
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
TERU ENG KK
Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LCD基板の重量に左右されることなく、し
かもパーティクル等の塵埃を発生させることなく基板搬
送機構においてLCD基板を確実にプリアライメントす
ることができる検査装置を提供する。 【構成】 本検査装置1は、LCD基板Sを搬送する基
板搬送機構6は、LCD基板Sを搬送するローダアーム
7Aと、このローダアーム7Aを昇降するボールネジ1
1と、このボールネジ11によるローダアーム7Aの下
降動作と同期して上昇し且つローダアーム7Aから引き
渡されたLCD基板Sを位置決めするプリアライメント
機構22とを備え、更に、このプリアライメント機構2
2はLCD基板Sの各隅角部を2辺から挟むように互い
に直角に配置された回転自在な4対の位置決めローラ2
2A、22B及び支持ローラ22Cと、各ローラを一体
的に昇降するエアシリンダ22Eとを有することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利分野】本発明は、液晶表示体基板(LCD
基板)の検査を行う検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばTFT型LCD基板には、LCD
の画素をON、OFF駆動する電気回路がガラス基板上
にマトリックス状に形成されている。そして、例えばL
CD基板の2辺の電気回路の接点となる電極パッドが多
数配列されている。また、電気的検査を行なう場合に
は、LCD用基板を正確に位置決めした後行なう必要が
あるため、LCD用基板上のコーナー部には例えばクロ
スマークなどからなるアライメントマークが形成されて
いる。
【0003】LCD基板の点灯検査を行う検査装置は、
一般に、LCD基板をロード、アンロードするローダ部
と、このローダ部から受け取ったLCD基板の電気的検
査を行なうプローバ部とを備えている。ローダ部はカセ
ット内に例えば25枚収納されたLCD基板を1枚ずつ
ロード、アンロードするように構成されている。このロ
ーダ部は、例えばカセットを載置するカセット載置部
と、このカセット載置部に載置されたカセット内のLC
D基板を1枚ずつ取り出してプローバ部へ搬送する基板
搬送機構と、この基板搬送機構による搬送過程でLCD
基板を予め所定方向へ位置決めするプリアライメント機
構とを備えている。
【0004】また、プローバ部は、ローダ部の基板搬送
機構から受け取ったLCD基板を保持する検査用載置台
と、この検査用載置台上に載置されたLCD基板の各電
極パッドと電気的に接触するプローブ針を有するプロー
ブボードとを備えている。検査用載置台は、X方向、Y
方向、Z方向及びθ方向で移動可能で、ローダ部から受
け取ったLCD基板をアライメントした後プローブボー
ドの下方へ移動させ、LCD基板の各電極パッドをそれ
ぞれに対応したプローブボードの各プローブ針に電気的
に接触させて電気的検査を行なうように構成されてい
る。更に、検査用載置台には照明装置が内蔵されてい
る。そして、この照明装置により検査用載置台上のLC
D基板を裏面から照明すると共に、検査用載置台を移動
させてLCD基板の各電極パッドをプローブに電気的に
接触させ、LCD基板の表示画素に異常がないかを検査
する。この際、プローバ部におけるアライメント状況や
プローブの接触などの検査状況は表示装置により監視す
るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の検査装置の場合には、基板搬送機構においてプ
リアライメントを行う機構は、LCD基板の4隅に対応
したテーパ面を有する位置決め部材を有し、LCD基板
が搬送アームからこのプリアライメント機構へ引き渡さ
れるとテーパ面を介してLCD基板を落とし込んでその
位置決めを行うようにしてあるため、位置決め時にLC
D基板がテーパ面に摺接し、これによりパーティクル等
のゴミを発生するなどという課題があった。また、この
ようなプリアライメント機構の場合には、LCD基板が
軽量の時には摩擦力によりテーパ面に従ってLCD基板
をうまく落とし込むことができず、位置決めを行うこと
ができないという課題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、LCD基板の重量に左右されることなく、
しかもパーティクル等の塵埃を発生させることなく基板
搬送機構においてLCD基板を確実にプリアライメント
することができる検査装置を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の検査装置は、カセット内の液晶表示体基板を基板搬送
機構を介して受け取った後、その液晶表示体基板を検査
用載置台上に載置し、この液晶表示体基板を裏面から照
明すると共にこの液晶表示体基板に形成された電極とプ
ローブが圧接して点灯検査を行う検査装置において、上
記基板搬送機構は、上記液晶表示体基板を搬送する搬送
アームと、この搬送アームを昇降する第1昇降機構と、
この第1昇降機構による上記搬送アームの下降動作と同
期して上昇し且つ上記搬送アームから引き渡された上記
液晶表示体基板を予備の位置決めを行なう位置決め機構
とを備え、更に、上記位置決め機構は上記液晶表示体基
板の各隅角部を2辺から挟み互いに直交するように配置
された回転自在な4対の位置決めローラ及び支持ローラ
と、各ローラを一体的に昇降する第2昇降機構とを有す
ることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項2に記載の検査装置
は、請求項1に記載の発明において、上記搬送アーム上
での上記液晶表示体基板の前後位置を位置決めする位置
決め部材を上記搬送アーム上に設けたことを特徴とする
ものである。
【0009】
【作用】本発明の請求項1に記載の発明によれば、液晶
表示体基板の点灯検査をするに当たって、基板搬送機構
がカセットから液晶表示体基板を取り出した後、搬送ア
ームが位置決め機構の真上に来ると、その位置で搬送ア
ームが第1昇降機構により下方すると同時に、位置決め
機構の4箇所の位置決めローラが第2昇降機構により一
体的に上昇し、その上昇端に近づくと搬送アーム上の液
晶表示体基板が位置決めローラーへ引き渡され、搬送ア
ームは位置決めローラの間を抜けてその下方で停止す
る。一方、位置決め機構では位置決めローラ上に液晶表
示体基板が載ると、液晶表示体基板の4隅の直交する各
位置決めローラが液晶表示体基板に自重及びこれとの摩
擦力により回転し、その液晶表示体基板を支持ローラへ
落とし込んでその位置決めを行うことができる。次い
で、搬送アームが第1昇降機構により上昇すると共に位
置決め機構が位置決めローラ及び支持ローラが第2昇降
機構により下降すると、搬送アームが位置決め後の液晶
表示体基板を受け取って位置決めローラの間を抜けて上
昇し、所定の位置でそれぞれは停止する。その後、基板
搬送機構によりその液晶表示体基板を検査用載置台上に
載置すると、液晶表示体基板を裏面から照明すると共に
この液晶表示体基板に形成された電極とプローブが圧接
して点灯検査を行う。
【0010】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、請求項1に記載の発明において、上記基板搬送機
構がカセット内の液晶表示体基板を取り出すためにその
搬送アームをカセットに挿入すると、仮にカセットから
液晶表示体が飛び出していても、搬送アーム上の位置決
め部材がその液晶表示体基板の一辺に当たって液晶表示
体基板を一旦最奥部まで押し込み、液晶表示体基板の前
後位置を所定位置に揃えた後、液晶表示体基板をカセッ
トから取り出すことができる。
【0011】
【実施例】以下、図1〜図8に示す実施例に基づいて本
発明を説明する。本実施例の検査装置1はLCD基板S
の点灯検査を行うように構成されている。この検査装置
1は、図1に示すように、例えば25枚単位でカセット
C内に収納されたLCD基板Sを載置するカセット載置
部2と、このカセット載置部2のカセットCから未検査
のLCD基板Sを取り出し、検査後のLCD基板Sを収
納する基板搬送部3と、この基板搬送部3から搬送され
たLCD基板Sの点灯検査を行う検査部4とを備えてい
る。図1では基板搬送部3は明確ではないが、基板搬送
部3はカセット載置部2と検査部4の間に介在してい
る。
【0012】そして、上記カセット載置部3には横方向
に所定間隔を空けて複数個例えば5個のカセットCを載
置するカセット載置台5が設けられている。各カセット
載置部2には異物の侵入を検出したり、カセットC内の
LCD基板Sの種類を読み取ったりする各種のセンサが
取り付けられ、各種のセンサを利用して自動搬送車のカ
セットCをカセット載置台5において自動的且つ安全に
搬入、搬出できるようにしてある。尚、図1において、
3Aは基板搬送部3の操作するタッチパネルであり、4
Aは検査部4状況を表示する表示装置である。この表示
装置4Aは検査部4の上部に配設されたCCDカメラ等
の撮像手段により検査部4におけるプローブとLCD基
板Sの電極パッドの接触状況等の撮像画像を表示すると
共に、検査部4を操作する操作パネルとしても機能する
ようにしてある。上記基板搬送部3には図2に示す基板
搬送機構6が配設されている。この基板搬送機構6は、
図1に示すカセット載置部2と検査部4の間の空間に配
設され、この空間で搬送アーム7がX方向、Y方向、Z
方向及びθ方向で移動できるようにしてある。
【0013】即ち、上記基板搬送機構6は、上下2段に
平行に配置された2枚の搬送アーム7A、7Bと、各搬
送アーム7A、7Bを支持する支持台8とを備えてい
る。この支持台8上には長手方向(図2では左右方向)
全長に亘って2対のガイドレール8A、8B(図3参
照)が互いに平行に配設され、各ガイドレール8A、8
Bに取付部材9A、9Bを介して搬送アーム7A、7B
が連結されている。更に、各取付部材9A、9Bの下端
部にはガイドレールに沿って配設された無端状ベルト1
0A、、10Bにそれぞれ連結されている。各無端状ベ
ルト10A、10Bはいずれも図示しないモータで回転
するようにしてある。その結果、各搬送アーム7A、7
Bは、無端状ベルト10A、10Bの回転で取付部材9
A、9Bを介してガイドレール8A、8Bに従って支持
台8上を個別に移動できるようにしてある。そして、下
段の搬送アーム7AがカセットCからLCD基板Sを取
り出し、検査部4へLCD基板Sをロードするローダア
ームとして構成され、上段の搬送アーム7Bが検査部4
からアンロードしたLCD基板SをカセットC内へ収納
するアンローダアームとして構成されている。従って、
以下の説明では必要に応じて下段の搬送アームをローダ
アーム7A、上段の搬送アームをアンローダアーム7B
として説明する。また、各搬送アーム7A、7Bには表
面には図示しない孔が形成され、この孔を介してLCD
用基板Sを真空吸着するようにしてある。各搬送アーム
7A、7Bの前方には後述の方向転換機構の載置台が抜
ける大きさの孔7Cが形成されている。
【0014】また、この支持台8の裏面にはボールネジ
11が回転自在に上端で連結され、図示しないモータ等
の駆動機構から回転力を得て回転駆動するようにしてあ
る。更に、支持台8の裏面にはボールネジ11を三方向
から囲むレール12が上端で連結されている。そして、
ボールネジ11及び各レール12は、下方の回転体13
をそれぞれ貫通し、ボールネジ11は回転体13に固定
されたナット部材(図示せず)に螺合している。これに
よりボールネジ11が駆動機構によりナット部材を介し
て正逆回転し、もって支持台8が上下方向(Z方向)で
移動するようにしてある。
【0015】上記回転体13は、図2に示すように、Y
テーブル14上に配設されている。このYテーブル14
の下方には基台15が配設され、この基台15上面には
Yテーブル14をY方向へ往復移動させる一対のボール
ネジ16及びガイドレール17が配設され、ボールネジ
16は一方(図2では右側)のガイドレール17の外側
に位置している。そして、ボールネジ16にはYテーブ
ル14の裏面に取り付けられたナット部材18が螺合
し、一対のガイドレール17にはYテーブル14の裏面
に取り付けられた係合部材19が係合し、ボールネジ1
6に連結されたモータ20により、Yテーブル14がカ
セット載置部2に沿ってY方向で往復移動するようにし
てある。
【0016】また、上記回転体13は例えばベルト(図
示せず)を介してモータ(図示せず)に連結され、この
モータにより回転体13が図2の矢印で示すようにθ方
向で回転するようにしてある。この回転体13の周縁近
傍には回転可能に構成された方向転換機構21配設され
ている。この方向転換機構21は、θ方向で正逆回転す
る載置台21Aと、この載置台21Aを昇降させるエア
シリンダなどからなる昇降機構(図示せず)とを有し、
必要に応じて基板搬送機構6から受け取ったLCD基板
Sを検査部4へ引き渡す前に検査に必要な向きに修正す
るようにしてある。そのため、この方向転換機構21は
必要に応じて適宜使用される。また、この方向転換機構
21の載置台21Aには真空吸着用の孔(図示せず)が
形成され、この孔によりLCD用基板Sを真空吸着する
ようにしてある。
【0017】また、本実施例の基板搬送機構6には、図
2〜図4に示すように、プリアライメント機構22が配
設されている。このプリアライメント機構22は、カセ
ットCから取り出したLCD基板Sの向きを方向転換機
構21で方向修正する前に、LCD基板Sの中心を方向
転換機構21の載置台21Aの中心に位置決めするもの
である。
【0018】上記プリアライメント機構22は、LCD
基板Sの各隅角部を2辺から挟むように対をなして互い
に直交方向に配置された回転自在な位置決めローラ22
A、22Bと、両ローラ22A、22Bで位置決めされ
たLCD基板Sを支持する支持ローラ22Cと、これら
のローラ22A、22B、22Cを支持台8の左右両側
で支持する左右一対の細長形状のフラットバー22D
と、各フラットバー22Dを介して各ローラを一体的に
昇降する第2昇降機構として例えばエアシリンダ22E
とを備えている。エアシリンダ22Eは支持台8にその
下方から昇降可能に連結された側面コ字形状の枠部材2
2F上に前後一対固定されている。そして、枠部材22
F上には前後のエアシリンダ22E間で略等間隔を空け
たガイド部材22Gが配設されている。従って、エアシ
リンダ22Eによりフラットバー22Dを介して位置決
めローラ22A、22B及び支持ローラ22Bが昇降す
るようにしてある。更に、この枠部材22Fの垂直枠に
はバネ22Hが弾装され、このバネ22Hにより枠部材
22Fを常時下方へ付勢するようにしてある。この枠部
材22Fには回転体13上に立設されたストッパー22
Iが下方から接触している。また、各位置決めローラ2
2A、22BはLCD基板Sの大きさに応じてそれぞれ
取付位置を調整できるようになっている。
【0019】従って、プリアライメント機構22は、ボ
ールネジ11の駆動で支持台8を介して搬送アーム7が
下降するとストッパー22Iの作用で枠部材22Fがバ
ネ22Hの弾力に抗して支持台8から持ち上げられ、し
かもエアシリンダ22Eの作動で位置決めローラ22
A、22B及び支持ローラ22Cが更に上昇するように
してある。
【0020】また、上述した前後左右の各位置決めロー
ラ22A、22Bの軸心の高さは、各支持ローラ22C
で支持されるLCD基板Sの前後の両辺の高さと略一致
している。従って、図4に示すように、前後の位置決め
ローラ22A、22A間で最も距離の近い位置でLCD
基板Sの前後を挟み、左右の位置決めローラ22B、2
2B間で最も距離の近い位置でLCD基板Sの左右を挟
み、LCD基板Sを前後左右の位置決めし、位置決めロ
ーラ22A、22Bの最も高い位置より内側、即ち、図
4の一点鎖線で示した長方形の受領領域A内でLCD基
板Sを受領するようにしてある。この受領領域A内でL
CD基板Sを受け取れば、LCD基板Sを各位置決めロ
ーラ22A、22Bの回転で支持ローラ22Cへ落とし
込んで自動的に位置決するようにしてある。
【0021】ところで、このプリアライメント機構22
でLCD基板Sを位置決めする時には、ローダアーム7
AからLCD基板Sを受領領域A内へ引き渡す必要があ
る。そのためにはカセットC内のLCD基板Sを受領領
域A内に入るように取り出さなくてはならない。その対
策として、図4に示すようにローダアーム7Aの孔7C
のやや後方にはLCD基板Sの前後方向の位置を決める
位置決め部材7Dが取り付けられている。この位置決め
部材7Dは、搬送アーム7AによりカセットCからLC
D基板Sを取り出す際に、仮にカセットC内からそのL
CD基板Sが突出していたとしても、そのLCD基板S
を一旦カセットC内の正規の収納位置へ押し込み、前後
の位置を矯正し、受領領域AからLCD基板Sが外れな
いように位置決めするものである。尚、LCD基板Sの
横方向の位置ズレはカセットCによって規制されるた
め、受領領域Aから外れるほどの位置ズレはない。
【0022】上記検査部4は、図1に示すように、LC
D基板Sの点灯検査を行う検査領域23と、この検査領
域23の両側に形成されたアライメント領域24A、2
4Bと、これらのアライメント領域24A、24B内に
それぞれ配設され且つこれらの領域で基板搬送機構6と
の間でLCD基板Sを授受する2台の検査用載置台2
5、25と、これらの検査用載置台25、25を上記領
域間で往復移動させる駆動機構26とを備えている。
【0023】上記検査用載置台25は例えばアルミニウ
ムによって形成されている。そして、この検査用載置台
25の表面には艶消し処理としてアルミニウムの陽極酸
化により黒色アルマイト処理が施されている。この検査
用載置台25は、図5に示すように、全体として矩形の
ボックス形状に形成され、駆動機構26等によってX方
向及びY方向で往復移動するようにしてある。ボックス
状の検査用載置台25は、LCD基板Sを載置する載置
体251と、この載置体251を昇降させるボールネジ
等を有する昇降機構(図示せず)と、この昇降機構によ
り載置体251の昇降を案内するように載置体251裏
面の4箇所の隅角部に取り付けられたガイドポスト25
2とを備えている。
【0024】上記載置体251は、その載置面において
昇降して搬送アーム7A、7Bとの間でLCD基板Sの
受け渡しを行う受け渡し機構253と、この受け渡し機
構253の内側に配置されこの機構で受け取ったLCD
基板Sをその点灯検査に備えて載置面上に固定する固定
機構254と、この固定機構254で固定されたLCD
基板Sを裏面から照明するように検査用載置台25に内
蔵された照明装置255とを備えている。尚、図5にお
いて、251Aはプローブを撮像し、そのプローブを電
極パッドに対して位置決めする時に用いられるCCDカ
メラ等からなる撮像手段である。
【0025】上記受け渡し機構253は、図5、図6に
示すように、LCD基板Sを左右両側縁部の前後で支持
する一対の位置決めフレーム253A、253Aと、各
位置決めフレーム253Aの裏面から垂下し下側のθテ
ーブル256及び支持基板257を貫通するロッド25
3Bと、このロッド253Bの真下にこれとは離隔する
ように上記Xテーブル261に立設されたストッパー2
53Cと、上記ロッド253Bを挟むように各位置決め
フレーム253Aから垂下するガイドロッド253Dと
を備えている。そして、受け渡し機構253は、昇降機
構により検査用載置台25が所定距離だけ下降した時に
ロッド253Bがストッパー253Cに接触して載置面
から浮上するように構成されている。
【0026】上記各位置決めフレーム253は同一構成
を有するため、一方の位置決めフレームについて図6の
(a)、(b)、(c)を参照しながら説明する。この
位置決めフレーム253A内側の前後両端には第1突起
部253E、253Eが内方(図6では右方)へ延設さ
れ、更に、第1突起部253E、253Eの間には所定
間隔を空けて3個の第2突起部253Fが同様に延設さ
れ、第1、第2突起部253E、253Fを介してLC
D基板Sを固定機構254上で位置決めするようにして
ある。第1突起部253Eは、突出方向とは直交する方
向で且つ内方(図6では下方または上方)へ下降傾斜し
たテーパ面からなるガイド部253Gと、このガイド部
253Gの下端から更に内方へ水平に延設された水平面
からなる支持部253Hを有している。また、第2突起
部253Fは、その先端部で内方(図6では右方)へ下
降傾斜するテーパ面からなるガイド部253Iを有して
いる。そして、この受け渡し機構253は、基板搬送機
構6においてプリアライメントされたLCD基板Sに対
して各ガイド部253G、253Iで接触し、これら両
者253G、253Iを介して4隅の支持部253Hへ
LCD基板Sを落とし込むことによってLCD基板Sの
位置決めを行って支持し、その後検査用載置台253の
上昇により固定機構254へLCD基板Sを引き渡すよ
うにしてある。
【0027】また、上記固定機構254は、図7の
(a)で示すように、矩形状の枠体として形成され、そ
の内側縁部でLCD基板Sの画素形成部分以外の外側縁
部を支持するように構成されている。この固定機構25
4は、LCD基板Sの直交する2辺には電極パッドが配
列され、他の2辺には電極パッド部よりも更に幅の狭い
LCD基板Sの取付部が形成され、これらの内側全面に
微細な画素が形成されている。そのため、固定機構25
4は、同図(a)で示すように、LCD基板Sの電極パ
ッドの部分を支持する第1支持部254Aと、電極パッ
ドの部分以外の部分を支持する第2支持部254Bとを
有している。そして、幅の広い第1支持部254Aには
同図(a)、(b)で示すように真空吸着用の細長形状
の凹陥部254Cが所定間隔を空けて複数個配列され、
更に、各凹陥部254Cの底面に同図(b)で示すよう
な真空排気用の排気孔254Dが形成されている。とこ
ろが、第2支持部254Bは第1支持部254Aよりも
狭いため、真空吸着用の凹陥部を設けられていない。
【0028】また、図7の(a)、(c)で示すように
第1、第2支持部254A、254Bには上記位置決め
フレーム253Aの第1、第2突起部253E、253
Fが嵌入する第1、第2嵌入溝254E、254Fが形
成されている。各嵌入溝254E、254Fの深さは、
いずれもLCD基板Sが第1、第2支持部254A、2
54B上で支持された時に、第1、第2突起部253
E、253Fを完全に収納し得る深さに形成されてい
る。
【0029】また、載置体251の昇降動作をガイドす
るガイドポスト252は、図8の(a)に示すように、
上端が載置体251の底面に固定された筒体252A
と、この筒体252Aに挿入され下端がXテーブル26
1に固定されたロッド252Bと、これら両者252
A、252B間に介在し且つ複数のニードルベアリング
を外周面に有する円筒状の摺動体252Cとを備えて構
成されている。摺動体252Cの外周面には縦方向に3
筋の溝252Dが形成されている。これらの溝252D
は周方向等間隔(120°間隔)に形成され、各溝25
2Dにはその全長に亘って横方向を向くニードルベアリ
ング252Eが上下に配列されている。各ニードルベア
リング252Eは周面の一部が摺動体252Cの外周面
及び内周面の双方から露出するように回転自在に支持さ
れている。また、同図の(b)、(c)に示すように、
筒体252Aの内周面にはニードルベアリング252E
が線接触する平坦な膨出面252Fが3筋形成され、ま
た、ロッド252Bの外周面にはニードルベアリング2
52Eが線接触する平坦な膨出面252Gが3筋形成さ
れている。従って、載置体251が昇降する時に、筒体
252Aが上下すると、摺動体252Cがその1/2だ
け昇降するようになっている。
【0030】次に動作について説明する。LCD基板S
の点灯検査を行う場合には、図1に示すようにカセット
載置部2のカセット載置台5上に載置されたカセットC
からLCD基板Sを取り出すが、それにはまず基板搬送
機構6のモータ20が駆動してYテーブル14を介して
基板搬送装置6を所定のカセットCの前方へ移動させる
と共に、回転体13が回転して搬送アーム7の先端を図
2に示すようにカセットCの方へ向けた状態で基板搬送
機構6がカセットCと対向する。
【0031】次いで、駆動機構によりボールネジ11が
正逆回転し、ローダアーム7Aを取り出すべきLCD基
板Sの高さに合わせる。すると、ローダアーム7Aの駆
動機構が駆動し、無端状ベルト10A及び取付部材9A
を介してローダアーム7AがカセットCに向けて進出
し、図2の二点鎖線で示すようにカセットC内へ侵入す
る。この時、そのLCD基板SがカセットCから突出し
ていると、そのLCD基板Sに位置決め部材7Dが当接
してLCD基板Sを押し込み、それを略正規の位置へ位
置合わせする。そして、ボールネジ11が僅かに駆動し
てローダアーム7Aを上昇させてLCD基板Sをローダ
アーム7Aに載せると同時にそれを真空吸着する。次い
で、無端状ベルト10Aが逆方向へ回転してローダアー
ム7Aが後退してカセットCからLCD基板Sを取り出
す。そして、回転体13の回転により搬送アーム7が向
きを180°変えて先端を検査部4に向ける。
【0032】ローダアーム7Aがプリアライメント機構
22の上方に来ると、ボールネジ11が駆動してローダ
アーム7Aが下降すると同時にアライメント機構22の
エアシリンダ22Eが駆動して位置決めローラ22A、
22B及び支持ローラ22Cをローダアーム7Aに向け
て持ち上げる。この時、プリアライメント機構22の枠
部材22Fにストッパー22Iが接触しているため、こ
のストッパー22Iがプリアライメント機構22をバネ
22Eの弾力に抗して持ち上げる。その結果、ストッパ
ー22Iによるプリアライメント機構の持ち上げ動作と
エアシリンダ22Eによる位置決めローラ22A、22
B及び支持ローラ22Cの持ち上げ動作が相乗的に働い
てローダアーム7Aは迅速に位置決めローラ22A、2
2Bへ接近する。そして、4箇所の位置決めローラ22
A、22Bが下方からLCD基板Sの4隅に接触し、こ
れらのローラ上にLCD基板Sを載せると、ローダアー
ム7Aはこれらのローラ上にLCD基板Sを残したまま
左右のフラットバー22D、22Dの間を通り抜け、フ
ラットバーのやや下方に来た時点でボールネジ11及び
エアシリンダ22Eの双方が停止する。尚、LCD基板
Sを引き渡す時には、ローダアーム7Aの真空吸着作用
は解除されている。
【0033】ここでプリアライメント機構22による位
置決め動作について説明する。ロードアーム7Aからプ
リアライメント機構22へLCD基板Sの引き渡し時に
は、LCD基板SはカセットC及びローダアーム7A上
の位置決め部材7Dによって既に前後左右の位置ズレは
ある程度矯正され、LCD基板Sはプリアライメント機
構22の受領領域A(図4参照)内に入っている。その
ため、LCD基板Sが位置決めローラ22A、22B上
に載ると、LCD基板Sはその受領領域A内で多少位置
ズレがあっても、LCD基板Sは各位置決めローラ22
A、22Bの内側へ湾曲する周面に接触する。ところ
が、各位置決めローラ22A、22Bはいずれも回転自
在になっており、それぞれの周面にLCD基板Sの摩擦
力が作用した状態でLCD基板Sが自重落下しようとす
ると、各位置決めローラ22A、22BはLCD基板S
との摩擦力により円滑に回転し、LCD基板Sを支持ロ
ーラ22Cへ衝撃力を伴うことなく落とし込む。支持ロ
ーラ22CでLCD基板Sを支持すると、4隅の位置決
めローラ22A、22BがそのLCD基板Sをその4隅
から挟持した状態で正確且つ自動的に位置決めする。こ
の位置決め後、再びボールネジ11及びエアシリンダ2
2Eが駆動してローダアーム7Aが迅速に支持ローラ2
2Cに近づき、フラットバー22D、22Dの間を通り
抜け、その間に位置決め後のLCD基板Sを支持ローラ
22Cから受け取り、それを真空吸着し、基板搬送機構
6におけるLCD基板Sにプリアライメントを終了す
る。
【0034】基板搬送機構6でのプリアライメントが終
了すると、基板搬送機構6ではボールネジ11及び無端
状ベルト10Aの動作によりロードアーム7Aが検査部
4に向けて進出すると共に、例えば検査部4のアライメ
ント領域24Aの検査用載置台25へのLCD基板Sの
引き渡し高さになる。この動作と並行して検査用載置台
25の駆動機構のボールネジ264等が回転すると、検
査用載置台25がX方向及びY方向で移動してLCD基
板Sを受け取る位置へ到達する。このようにして基板搬
送機構のローダアーム7A及び検査用載置台25による
LCD基板Sの移載準備が完了する。
【0035】ここでLCD基板Sの移載動作について説
明する。移載位置に到達した検査用載置台25では図示
しない昇降機構のボールネジが回転して載置体251が
下降する。すると、受け渡し機構253のロッド253
Bが下方のストッパー253Cに接触し、更に載置体2
51が下降すると、左右一対の位置決めフレーム253
A、253Aが固定機構254から浮上し、固定機構2
54との間に隙間を作る。この時既に、ローダアーム7
Aはその隙間に侵入する位置にある。そこで、ローダア
ーム7Aの無端状ベルト10Aが回転し、ローダアーム
7Aが隙間に進出し、その進出端においてLCD基板S
を固定機構254及び照明装置255の真上に持ってく
る。この時点でLCD基板Sは既にプリアライメントさ
れているため、LCD基板Sは左右の位置決めフレーム
253A、253Aの各第1、第2突起部253E、2
53Fのガイド部253G、253Iに対する引き渡し
位置にある。
【0036】次いで、ローダアーム7Aがボールネジ1
1を介してやや下降し、LCD基板Sを各位置決めフレ
ーム253A、253Aへ引き渡す。これによりLCD
基板Sの各辺が各位置決めフレーム253A、253A
の各ガイド部253G、253Iに接触する。LCD基
板Sを引き渡したローダアーム7Aは無端状ベルト10
Aの作用で載置体251から後退し、その位置で待機す
る。
【0037】一方、受け渡し機構253はLCD基板S
の位置決めを行う。即ち、各ガイド部253G、253
IではLCD基板Sが載ると、LCD基板Sをそれぞれ
のテーパ面に従って自重落下させて前後端の第1突起部
253E、253Eに形成された支持部253H、25
3HでLCD基板Sを支持すると共に各ガイド部253
G、253Iに連続する垂直壁でLCD基板Sを位置決
めする。LCD基板Sの位置決めが終了すると、載置体
251が上昇し、固定機構254が受け渡し機構253
へ接近し、更に載置体251が上昇すると、受け渡し機
構253の第1、第2突起部253E、253Fが固定
機構254の第1、第2嵌入溝254E、254Fへ嵌
入するが、その途中でLCD基板Sを固定機構254の
第1、第2支持部254A、254B上へ引き渡し、各
突起部253E、253Fが各嵌入溝254E、254
Fへ完全に嵌入して停止する。このようにして固定機構
254の各嵌入溝254E、254FでLCD基板Sを
支持すると、第1支持部254Aの各排気孔254Dか
ら真空排気して凹陥部254Cを真空状態にし、LCD
基板Sの2辺を真空吸着して固定する。
【0038】次いで、アライメント領域24Aで検査用
載置台25をボールネジ264等によりアライメントす
る。その後、検査用載置台25が検査領域23へ移動
し、検査領域23ではCCDカメラ251Aを介してL
CD基板Sの電極パッドをプローブに位置合わせする。
この時、CCDカメラ251Aによって撮像された状況
は表示装置4Aで表示される。そして、ボールネジを介
して載置体251がガイドポスト252に案内されなが
ら水平を保持して上昇し、LCD基板Sの2辺に形成さ
れた電極パッドがプローブに電気的に接触し、更にオー
バドライブをかけてより確実に両者の接触を図る。そし
て、このような接触下でプローブに所定の信号を送ると
共に照明装置255からLCD基板Sを裏面から照明す
ると、LCD基板Sに形成された画素の良否が現れ、こ
れを検査領域23の上方に配置された撮像手段により撮
像し、この画像データを図示されていないテスタに取り
込み解析することによりLCD基板Sの良否を検査する
ことができる。
【0039】検査時には、載置体251上のLCD基板
Sの2辺にのみプローブから荷重が掛かるが、その荷重
は偏荷重になり、4本のガイドポスト252にも偏荷重
が掛かる。ところが、ガイドポスト252では摺動体2
52Cのニードルベアリング252Dが筒体252Aの
膨出面252F及びロッド252Bの膨出面252Gに
線接触しているため、ガイドポスト252の剛性が高ま
り、検査時の偏荷重に対する力学的耐性が大きくなっ
て、電極パッドがプローブから位置ズレすることがな
く、正確な検査を行うことができる。この検査を終了し
た後、検査後のLCD基板Sを検査部4からカセットC
へ収納するが、この時には、基板搬送機構6のアンロー
ドアーム7Bを使ってLCD基板Sを搬送する。その動
作はロード時とは略逆の動作になる。
【0040】以上説明したように本実施例によれば、L
CD基板Sを搬送する基板搬送機構6は、LCD基板S
を搬送するローダアーム7Aと、このローダアーム7A
を昇降するボールネジ11と、このボールネジ11によ
るローダアーム7Aの下降動作と同期して上昇し且つロ
ーダアーム7Aから引き渡されたLCD基板Sを位置決
めするプリアライメント機構22とを備え、更に、この
プリアライメント機構22はLCD基板Sの各隅角部を
2辺から挟むように互いに直角に配置された回転自在な
4対の位置決めローラ22A、22B及び支持ローラ2
2Cと、各ローラを一体的に昇降するエアシリンダ22
Eとを有するため、LCD基板Sをプリアライメントす
る時に、LCD基板Sの4隅が位置決めローラ22A、
22Bに接触すると、これらが回転し、支持ローラ22
Cへ円滑に引き渡すことができる。従って、LCD基板
Sをプリアライメントする時にLCD基板Sは従来のよ
うに位置決め部材との間で摺動しないため、摺動時に発
生しがちなパーティクル等のゴミの発生を防止すること
ができ、しかも、位置決めローラ22A、22BがLC
D基板Sとの接触及び自重により円滑に回転するため、
軽いLCD基板Sであっても確実に位置決めすることが
できる。
【0041】尚、上記実施例では、ローダアーム7Aの
昇降機構としてボールネジ11を利用しているが、ボー
ルネジとは別に、ローダアーム7Aのみを昇降する昇降
機構を設けても良い。また、プリアライメント機構22
の位置決めフレーム22Dの昇降機構としてエアシリン
ダを用いているがその他のベルト機構等を用いても良
い。
【0042】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明によれ
ば、LCD基板の重量に左右されることなく、しかもパ
ーティクル等の塵埃を発生させることなく基板搬送機構
においてLCD基板を確実にプリアライメントすること
ができる検査装置を提供することができる。
【0043】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、請求項1に記載の発明において、上記搬送アーム
上でのLCD基板の前後位置を位置決めする位置決め部
材を上記搬送アーム上に設けたため、位置決め機構に対
してLCD基板Sを正確に引き渡すことができる検査装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検査装置の一実施例を示す全体斜視図
である。
【図2】図2は図1に示す検査装置に適用された基板搬
送機構を示す側面図である。
【図3】図2に示す基板搬送装置の要部を示す正面図で
ある。
【図4】図2、図3に示す基板搬送装置の要部を示す平
面図である。
【図5】図1に示す検査用載置台の要部を示す斜視図で
ある。
【図6】図5に示す検査用載置台の受け渡し機構の片方
を示す図で、同図(a)はその平面図、同図(b)は同
図(a)の側面図、同図(c)はガイド部の横方向の断
面斜視図である。
【図7】図5に示す検査用載置台の固定機構を示す図
で、同図(a)はその平面図、同図(b)は同図(a)
の真空吸着用の凹陥部を拡大して示す部分斜視図、同図
(c)は同図(a)のB−B線方向の断面図である。
【図8】図5に示す検査用載置台の昇降用のガイド柱を
示す図で、同図(a)はその一部を示す側面図、同図
(b)は同図(a)の横方向の断面図の要部図を示す部
分断面図、同図(c)は同図(b)を拡大して示す断面
図、同図(d)はガイド柱の動きを示す説明図である。
【符号の説明】
1 検査装置 6 基板搬送装置 7 搬送アーム 7D 位置決め部材 11 ボールネジ(第1昇降機構) 22 プリアライメント機構(位置決め機構) 22A 位置決めローラ 22B 位置決めローラ 22C 支持ローラ 22E エアシリンダ(第2昇降機構) 25 検査用載置台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセット内の液晶表示体基板を基板搬送
    機構を介して受け取った後、その液晶表示体基板を検査
    用載置台上に載置し、この液晶表示体基板を裏面から照
    明すると共にこの液晶表示体基板に形成された電極とプ
    ローブが圧接して点灯検査を行う検査装置において、上
    記基板搬送機構は、上記液晶表示体基板を搬送する搬送
    アームと、この搬送アームを昇降する第1昇降機構と、
    この第1昇降機構による上記搬送アームの下降動作と同
    期して上昇し且つ上記搬送アームから引き渡された上記
    液晶表示体基板を予備の位置決めを行なう位置決め機構
    とを備え、更に、上記位置決め機構は上記液晶表示体基
    板の各隅角部を2辺から挟み互いに直交するように配置
    された回転自在な4対の位置決めローラ及び支持ローラ
    と、各ローラを一体的に昇降する第2昇降機構とを有す
    ることを特徴とする検査装置。
  2. 【請求項2】 上記搬送アーム上での上記液晶表示体基
    板の前後位置を位置決めする位置決め部材を上記搬送ア
    ーム上に設けたことを特徴とする請求項1に記載の検査
    装置。
JP7201401A 1995-07-14 1995-07-14 検査装置 Pending JPH0933589A (ja)

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KR1019960028180A KR100291316B1 (ko) 1995-07-14 1996-07-12 Lcd 검사장치
US08/679,115 US5801545A (en) 1995-07-14 1996-07-12 LCD testing apparatus
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