JPH08313816A - 基板部材保持装置 - Google Patents

基板部材保持装置

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JPH08313816A
JPH08313816A JP12231195A JP12231195A JPH08313816A JP H08313816 A JPH08313816 A JP H08313816A JP 12231195 A JP12231195 A JP 12231195A JP 12231195 A JP12231195 A JP 12231195A JP H08313816 A JPH08313816 A JP H08313816A
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glass substrate
pressing
substrate
movable
substrate member
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JP12231195A
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English (en)
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Kazuya Ito
一也 伊藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、所定部位上にガラス基板を位置決め
状態で確実に保持することができる基板部材保持装置を
提供する。 【構成】観察部位の吸着パット15上に載置されたガラ
ス基板11を、エアシリンダ16、18の付勢にともな
う押し付け部材17、19の押圧により基準部材12、
13、14方向に移動させ、これら基準部材12、1
3、14への押し当てによりガラス基板11の位置決め
を行い、また、この位置決め動作に連動して、操作板2
0に設けた押さえ板25、26を有するエアシリンダ2
3、24および操作板28に設けた押さえ板33、34
を有するエアシリンダ31、32をガラス基板11近傍
まで移動させ、エアシリンダ23、24、31、32の
付勢にともなう押さえ板25、26、33、34の動作
によりガラス基板11の側縁部を押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶(LCD)ガラス
基板などの薄板状り基板部材を顕微鏡の観察部位に位置
決め保持する基板部材保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LCDの製造工程で取り扱われる
LCDガラス基板の品質を観察するのに用いられる顕微
鏡では、観察すべきガラス基板を、所定の観察部位に載
置するようにしているが、この時、ガラス基板を位置基
準となるピンに押し当てて常に同じ基準位置に位置決め
した状態で保持できるようにしている。
【0003】図5は、このようなガラス基板保持装置の
一例を示すもので、この場合、ガラス基板1を保持する
観察部位に、ガラス基板1の2つの側縁を位置決めする
ための基準ピン201、202、203を配設するとと
もに、観察部位上に吸着パット3を配設し、また、基準
ピン201に対向してシリンダ4により移動可能にした
押し付けピン5と、基準ピン202、203に対向して
シリンダ6により移動可能にした押し付けピン7をそれ
ぞれ設けていて、吸着パット3より噴出される空気流に
よりガラス基板1を浮き上げた状態で観察部位上にセッ
トし、シリンダ4を付勢して押し付けピン5をX方向に
移動させガラス基板2側縁を基準ピン201に押し当て
るとともに、シリンダ6を付勢して押し付けピン7をY
方向に移動させガラス基板2側縁を基準ピン202、2
03に押し当てることで位置決めを行い、これらの位置
決めの後に吸着パット3により吸着し固定するようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
保持装置では、ガラス基板2の端部を基準ピン201、
202、203に押し当て、吸着パット3により吸着固
定するものでは、仮に、ガラス基板2の側縁部分が反っ
ているような場合、これら反り部分については吸着パッ
ト3への吸着固定が極めて不安定なものとなり、これが
原因でガラス基板2が吸着パット3から剥離して脱落し
てしまうという問題点があった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、所定部位上に基板部材を位置決め状態で確実に保持
することができる基板部材保持装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
所定部位に基板部材を位置決め保持する基板部材保持装
置において、前記所定部位上の位置基準を表す基準部材
と、前記基板部材を前記基準部材に対して移動させると
ともに該基準部材により前記基板部材の位置決めを行う
基板部材移動手段と、この基板部材移動手段による前記
基板部材の位置決めに連動して前記基板部材近傍に配置
され該基板部材側縁部を押圧する基板部材押圧手段とに
より構成している。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載に
おいて、基板部材押圧手段は、駆動源と、この駆動源に
より駆動される押さえ板を有し、該押さえ板の駆動力に
より前記基板部材側縁部を押圧するようにしている。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項1記載に
おいて、基板部材押圧手段は、駆動源と、この駆動源に
より駆動されるリンク部材を有し、該リンク部材の駆動
力により前記基板部材側縁部を押圧するようにしてい
る。
【0009】
【作用】この結果、請求項1記載の発明によれば、基板
部材を基板部材移動手段により所定部位上の位置基準を
表す基準部材方向に移動させながら該基準部材により前
記基板部材の位置決めを行うとともに、この位置決めに
連動して基板部材押圧手段を基板部材近傍に配置して基
板部材側縁部を押圧するようにしている。これにより、
仮に、基板部材の側縁部分が反っているような場合も、
この反り部分を基板部材押圧手段の押圧力により所定部
位上に押圧するようにできるので、基板部材全体を均一
状態で所定部位上に位置決め保持することができる。
【0010】また、請求項2記載の発明によれば、基板
部材押圧手段として、駆動源により駆動される押さえ板
を有していて、この押さえ板の駆動力により基板部材側
縁部を押圧するようになるので、さらに基板部材側縁部
の押圧を適確に行うことができる。
【0011】また、請求項3記載の発明によれば、基板
部材押圧手段として、駆動源により駆動されるリンク部
材を有していて、このリンク部材の駆動力により基板部
材側縁部を押圧するようになるので、この場合も基板部
材側縁部の押圧を適確に行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従い説明す
る。 (第1実施例)図1は第1実施例の概略構成を示すもの
で、この場合、所定の部位として顕微鏡の観察部位に基
板部材としてのガラス基板11の2つの側縁11a、1
1bを位置決めするための基準部材12、13、14を
配設している。
【0013】基準部材12は、図2に示すように軸本体
121の基端部にベアリング122を介して樹脂製のロ
ーラ部123を回転可能に支持し、また、軸本体121
先端に螺装されたネジ124によりローラ部123の外
れを防止するように構成し、さらに、軸本体121の基
端部に形成したネジ部125により図示しない固定部に
固定するようになっている。
【0014】なお、基準部材13、14についても、基
準部材12とまったく同様に構成していて、それぞれ回
転可能なローラ部133、143を有している。この場
合、これら基準部材12、13、14のそれぞれのロー
ラ部123、133、143は、ガラス基板11端が押
し当てできる高さにすべて統一されている。
【0015】また、ガラス基板11の観察部位には、ガ
ラス基板11の長手方向の側縁部に沿って、吸着パット
15、15を配設している。これら吸着パット15、1
5は、観察部位上で位置決めされたガラス基板11を吸
着保持するものである。
【0016】基準部材12に対向させてエアシリンダ1
6を設けている。このエアシリンダ16は、図示しない
エアの給排制御により可動部161をX方向に進退動作
するもので、この可動部161の先端部に押し付け部材
17を設けている。この押し付け部材17も、上述した
基準部材12とまったく同様に構成していて、回転可能
なローラ部171を有している。このローラ部171
は、ガラス基板11端を押し当てできる高さに設定して
いる。
【0017】基準部材13、14に対向させてエアシリ
ンダ18を設けている。このエアシリンダ18は、図示
しないエアの給排制御により可動部181をY方向に進
退動作するもので、この可動部181の先端部に押し付
け部材19を設けている。この押し付け部材19も、上
述した基準部材12とまったく同様に構成していて、回
転可能なローラ部191を有している。このローラ部1
91も、ガラス基板11端を押し当てできる高さに設定
している。
【0018】また、このエアシリンダ18の可動部18
1には、操作板20を設けている。この操作板20は、
ガラス基板11の一方の長手方向側縁に沿って配置され
るもので、その両端部に、それぞれ支持台21、22を
設けている。
【0019】これら支持台21、22は、Y方向に敷設
されたガイド211、221に沿って移動可能に設けら
れ、エアシリンダ18の可動部181の進退動作に伴っ
て操作板20を介しガイド211、221に沿って進退
動作されるようになっている。
【0020】支持台21、22には、それぞれエアシリ
ンダ23、24を設けている。これらエアシリンダ2
3、24は、図示しないエアの給排制御により可動部2
31、241を上下方向に進退動作するもので、これら
可動部231、241の先端部に樹脂製で円板状の押さ
え板25、26を設けている。
【0021】これら押さえ板25、26は、可動部23
1、241の進退動作により上下方向に移動し、このう
ち下方向の移動によりガラス基板11の一方の長手方向
側縁部を吸着パット15方向に押圧するようにしてい
る。
【0022】一方、基準部材13、14が配置される側
にもエアシリンダ27を設けている。このエアシリンダ
27も、図示しないエアの給排制御により可動部271
をY方向に進退動作するものである。
【0023】そして、このエアシリンダ27の可動部2
71には、操作板28を設けている。この操作板28
は、ガラス基板11の他方の長手方向側縁に沿って配置
されるもので、その両端部に、それぞれ支持台29、3
0を設けている。
【0024】これら支持台29、30は、Y方向に敷設
されたガイド291、301に沿って移動可能に設けら
れ、エアシリンダ27の可動部271の進退動作に伴っ
て操作板28を介しガイド291、301に沿って進退
動作されるようになっている。
【0025】支持台29、30には、それぞれエアシリ
ンダ31、32を設けている。これらエアシリンダ3
1、32は、図示しないエアの給排制御により可動部3
11、321を上下方向に進退動作するもので、これら
可動部311、321の先端部に樹脂製で円板状の押さ
え板33、34を設けている。
【0026】これら押さえ板33、34は、可動部31
1、321の進退動作により上下方向に移動し、このう
ち下方向の移動によりガラス基板11の他方の長手方向
側縁部を吸着パット15方向に押圧するようにしてい
る。
【0027】次に、以上のように構成した実施例の動作
を説明する。いま、ガラス基板11が観察部位の吸着パ
ット15上に載置されていない場合、エアシリンダ16
は、可動部161を後退させて押し付け部材17のロー
ラ部171を観察部位から開離させており、また、エア
シリンダ18は、可動部181を前進させて、押し付け
部材19のローラ部191を観察部位から開離させると
ともに、操作板20も観察部位から開離させており、さ
らにエアシリンダ27も可動部271を前進させて、操
作板20を観察部位から開離させている(図面は、この
状態を示している。)。
【0028】この状態から、吸着パット15上にガラス
基板11を載置する。この場合、ガラス基板11を載置
する位置は、基準部材12、13、14より多少離れた
位置でよい。
【0029】次に、エアシリンダ16を、図示しないエ
アの給排制御により付勢し、可動部161をX方向に前
進させる。すると、可動部161先端部に設けられた押
し付け部材17のローラ部171がガラス基板11端に
押し当てられるので、可動部161の前進動作ととも
に、ガラス基板11は、基準部材12のローラ部123
に押し当てられるまで移動される。
【0030】次に、ガラス基板11端が基準部材12の
ローラ部123に押し当てられるのを待って、エアシリ
ンダ18を、図示しないエアの給排制御により付勢し、
可動部181をY方向に後退させる。すると、可動部1
81先端部に設けられた押し付け部材19のローラ部1
91がガラス基板11端に押し当てられるので、可動部
191の後退動作とともに、ガラス基板11は、基準部
材13、14のローラ部133、143に押し当てられ
るまで移動される。この場合、ガラス基板11のY方向
の移動は、ガラス基板11のX軸方向両端縁を回転可能
なローラ部171と123に押し当てられているので、
スムーズに行うことができる。
【0031】また、エアシリンダ18の可動部181の
後退動作とともに、操作板20両端部に設けられた支持
台21、22もY方向に移動され、エアシリンダ23、
24のそれぞれの可動部231、241先端部の押さえ
板25、26をガラス基板11の一方の長手方向側縁部
上に位置させる。
【0032】次いで、エアシリンダ27も、図示しない
エアの給排制御により付勢し、可動部271をY方向に
後退させる。操作板28両端部に設けられた支持台2
9、30もY方向に移動され、エアシリンダ31、32
のそれぞれの可動部311、321先端部の押さえ板3
3、34をガラス基板11の他方の長手方向側縁部上に
位置させる。
【0033】そして、この状態から、エアシリンダ2
3、24、31、32を、図示しないエアの給排制御に
より付勢し、それぞれ可動部231、241、311、
321を下方向に動作させることにより、これら可動部
231、241、311、321先端部の押さえ板2
5、26、33、34も下方向に移動し、これによりガ
ラス基板11の長手方向の両側縁部は、これら押さえ板
25、26、33、34により吸着パット15方向に押
圧され固定される。
【0034】従って、このようにすれば観察部位の吸着
パット15上に載置されたガラス基板11を、エアシリ
ンダ16、18の付勢にともなう押し付け部材17、1
9の押圧により基準部材12、13、14方向に移動さ
せ、これら基準部材12、13、14への押し当てによ
りガラス基板11の位置決めを行い、また、この位置決
め動作に連動して、操作板20に設けた押さえ板25、
26を有するエアシリンダ23、24および操作板28
に設けた押さえ板33、34を有するエアシリンダ3
1、32をガラス基板11近傍まで移動させ、エアシリ
ンダ23、24、31、32の付勢にともなう押さえ板
25、26、33、34の動作によりガラス基板11の
側縁部を押圧するようにしたので、仮に、ガラス基板1
1の側縁部分が反っているような場合でも、この反り部
分を押さえ板25、26、33、34の押圧力により吸
着パット15方向に押圧するようにでき、ガラス基板1
1全体を均一の状態で観察部位の吸着パット15上に位
置決め保持することができる。このことは、従来、ガラ
ス基板の反り部分が吸着パットへの吸着固定を不安定な
ものにしていたが、かかる要因を除去することができ、
これによりガラス基板11が吸着パット15から剥離し
て脱落するのを防止でき、観察部位上にガラス基板11
を確実に保持することができるようになる。
【0035】また、ガラス基板11側縁部を押圧するの
に、エアシリンダ23、24、31、32の付勢により
駆動される円板状の押さえ板25、26、33、34を
用い、これら押さえ板25、26、33、34の直線駆
動力を利用しているので、さらにガラス基板11の側縁
部の押圧を適確に行うことができる。 (第2実施例)図3は、第2実施例の概略構成を示すも
ので、図1と同一部分には、同符号を付している。
【0036】この場合、エアシリンダ18の可動部18
1に設けられた操作板20両端部の支持台21、22に
エアシリンダ41、42を設けている。これらエアシリ
ンダ41、42も、図示しないエアの給排制御により可
動部411、421を上下方向に進退動作するもので、
これら可動部411、421の先端にリンク43、44
を接続している。
【0037】この場合、リンク43は、図4に示すよう
に可動部411先端に接続したリンク43の中間部を支
点431に支持していて、可動部411の進退動作にと
もなう上下方向の移動により、リンク43が支点431
を中心に回動され、このうち可動部411の上方向の移
動にともなう図示実線で示すリンク43の回動でガラス
基板11の一方の長手方向側縁部を吸着パット15方向
に押え付けるようにしている。
【0038】なお、リンク44についても、リンク43
とまったく同様に構成して、可動部421の進退動作に
ともなう上下方向の移動により、ガラス基板11の一方
の長手方向側縁部を吸着パット15方向に押圧するよう
にしている。
【0039】一方、エアシリンダ27の可動部271に
設けられた操作板28両端部の支持台29、30にもエ
アシリンダ45、46を設けている。これらエアシリン
ダ45、46も、図示しないエアの給排制御により可動
部451、461を上下方向に進退動作するもので、こ
れら可動部451、461の先端にリンク47、48を
接続している。この場合、これらリンク47、48も上
述したリンク43とまったく同様に構成して、可動部4
51、461の進退動作にともなう上下方向の移動によ
り、ガラス基板11の他方の長手方向側縁部を吸着パッ
ト15方向に押圧するようにしている。
【0040】しかして、このような構成によっても、ま
ず、エアシリンダ16を付勢し、可動部161をX方向
に前進させて、押し付け部材17のローラ部171をガ
ラス基板11端に押し当て、さらに可動部161が前進
動作することで、ガラス基板11を基準部材12のロー
ラ部123に押し当てられるまで移動させ、次いで、エ
アシリンダ18を付勢し、可動部181をY方向に後退
させて押し付け部材19のローラ部191をガラス基板
11端に押し当て、さらに可動部191を後退動作する
ことで、ガラス基板11を基準部材13、14のローラ
部133、143に押し当てるまで移動させる。
【0041】また、エアシリンダ18の可動部181の
後退動作とともに、操作板20両端部に設けられた支持
台21、22もY方向に移動させ、エアシリンダ41、
42のそれぞれの可動部411、421先端部のリンク
43、44の先端部をガラス基板11の一方の長手方向
側縁部上に位置させる。
【0042】次いで、エアシリンダ27も付勢し、可動
部271をY方向に後退させて、操作板28両端部に設
けられた支持台29、30もY軸方向に移動させ、エア
シリンダ45、46のそれぞれの可動部451、461
先端部のリンク47、48の先端部をガラス基板11の
他方の長手方向側縁部上に位置させる。
【0043】そして、この状態から、エアシリンダ4
1、42、45、46を付勢し、それぞれ可動部41
1、421、451、461を上方向に動作させること
により、これら可動部411、421、451、461
先端部に接続したリンク43、44、47、48の回動
によりガラス基板11の長手方向の両側縁部は、吸着パ
ット15方向に押圧され固定される。
【0044】従って、このようにしても、第1実施例と
同様な効果を期待でき、さらに、ガラス基板11側縁部
を押圧するのに、エアシリンダ41、42、45、46
の付勢により駆動されるリンク43、44、47、48
を用い、これらリンク43、44、47、48の回動力
を利用しているので、さらにガラス基板11の側縁部の
押圧を適確に行うことができる。
【0045】なお、本発明による装置は、ガラス基板以
外の薄板状の基板部材であっても同様に使用できる。以
上、実施例に基づいて説明したが、本発明中には以下の
発明が含まれる。
【0046】(1)所定部位に基板部材を位置決め保持
する基板部材保持装置において、前記所定部位上の位置
基準を表す基準部材と、前記基板部材を前記基準部材に
対して移動させるとともに該基準部材により前記基板部
材の位置決めを行う基板部材移動手段と、この基板部材
移動手段による前記基板部材の位置決めに連動して前記
基板部材近傍に配置され該基板部材側縁部を押圧する基
板部材押圧手段とを具備したことを特徴とする基板部材
保持装置。
【0047】このようにすれば、基板部材を基板部材移
動手段により所定部位上の位置基準を表す基準部材方向
に移動させながら該基準部材により前記基板部材の位置
決めを行うとともに、この位置決めに連動して基板部材
押圧手段を基板部材近傍に配置して基板部材側縁部を押
圧するようにしているので、仮に、基板部材の側縁部分
が反っているような場合も、この反り部分を基板部材押
圧手段の押圧力により所定部位上に押圧するようにで
き、基板部材全体を均一状態で所定部位上に位置決め保
持することができ、これにより、基板部材が所定の部位
から剥離して脱落するのを防止でき、かかる所定部位上
に基板部材を確実に保持固定することができる。
【0048】(2)(1)記載の基板部材保持装置にお
いて、基板部材押圧手段は、駆動源と、この駆動源によ
り駆動される押さえ板を有し、該押さえ板の駆動力によ
り前記基板部材側縁部を押圧するようにしている。
【0049】このようにすれば、基板部材押圧手段とし
て、駆動源により駆動される押さえ板を有していて、こ
の押さえ板の駆動力により基板部材側縁部を押圧するよ
うになるので、さらに基板部材側縁部の押圧を適確に行
うことができる。
【0050】(3)(1)記載の基板部材保持装置にお
いて、基板部材押圧手段は、駆動源と、この駆動源によ
り駆動されるリンク部材を有し、該リンク部材の駆動力
により前記基板部材側縁部を押圧するようにしている。
【0051】このようにすれば、基板部材押圧手段とし
て、駆動源により駆動されるリンク部材を有していて、
このリンク部材の駆動力により基板部材側縁部を押圧す
るようになるので、この場合も基板部材側縁部の押圧を
適確に行うことができる。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、基板
部材を基板部材移動手段により位置決めを行うととも
に、この位置決めに連動して基板部材押圧手段を基板部
材近傍に配置して基板部材側縁部を押圧するように構成
したことで、基板部材の側縁部分が反っているような場
合も、この反り部分を基板部材押圧手段の押圧力により
押圧するようにでき、基板部材全体を均一状態で所定部
位上に位置決め保持することができ、これにより、さら
に基板部材が所定の部位から剥離して脱落するのを防止
でき、かかる所定部位上に確実に保持固定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の概略構成を示す図。
【図2】第1実施例に用いられる基準部材の概略構成を
示す断面図。
【図3】本発明の第2実施例の概略構成を示す図。
【図4】第2実施例に用いられるリンクの概略構成を示
す図。
【図5】従来のガラス基板保持装置の一例の概略構成を
示す図。
【符号の説明】
11…ガラス基板、12、13、14…基準部材、12
1…軸本体、122…ベアリング、123…ローラ部、
124…ネジ、15…吸着パット、16…エアシリン
ダ、161…可動部、17…押し付け部材、171…ロ
ーラ部、18…エアシリンダ、181…可動部、19…
押し付け部材、191…ローラ部、20…操作板、2
1、22…支持台、211、221…ガイド、23、2
4…エアシリンダ、231、241…可動部、25、2
6…押さえ板、27…エアシリンダ、271…可動部、
28…操作板、29、30…支持台、291、301…
ガイド、31、32…エアシリンダ、311、321…
可動部、33、34…押さえ板、41、42…エアシリ
ンダ、411、421…可動部、43、44…リンク、
45、46…エアシリンダ、451、461…可動部、
47、48…リンク。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定部位に基板部材を位置決め保持する
    基板部材保持装置において、 前記所定部位上の位置基準を表す基準部材と、 前記基板部材を前記基準部材に対して移動させるととも
    に該基準部材により前記基板部材の位置決めを行う基板
    部材移動手段と、 この基板部材移動手段による前記基板部材の位置決めに
    連動して前記基板部材近傍に配置され該基板部材側縁部
    を押圧する基板部材押圧手段とを具備したことを特徴と
    する基板部材保持装置。
  2. 【請求項2】 基板部材押圧手段は、駆動源と、この駆
    動源により駆動される押さえ板を有し、該押さえ板の駆
    動力により前記基板部材側縁部を押圧することを特徴と
    する請求項1記載の基板部材保持装置。
  3. 【請求項3】 基板部材押圧手段は、駆動源と、この駆
    動源により駆動されるリンク部材を有し、該リンク部材
    の駆動力により前記基板部材側縁部を押圧することを特
    徴とする請求項1記載の基板部材保持装置。
JP12231195A 1995-05-22 1995-05-22 基板部材保持装置 Pending JPH08313816A (ja)

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