JPH10319000A - 分析装置 - Google Patents
分析装置Info
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- JPH10319000A JPH10319000A JP12701197A JP12701197A JPH10319000A JP H10319000 A JPH10319000 A JP H10319000A JP 12701197 A JP12701197 A JP 12701197A JP 12701197 A JP12701197 A JP 12701197A JP H10319000 A JPH10319000 A JP H10319000A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 停電が発生した場合にも、停電時キャリアガ
ス供給機構2からキャリアガスが供給されるので、分析
作業中にカラム31がキャリアガスの供給を急激に断た
れることにより劣化が生じるのを確実に防止することが
できるキャリアガス制御装置を提供する。 【解決手段】 停電時にキャリアガス制御機構1の主電
磁弁11がノーマルクローズ動作によってキャリアガス
の供給を停止しても、併設されたキャリアガス供給機構
2の電磁弁21がノーマルオープン動作によってこのキ
ャリアガスを分析装置3のカラム31に供給する。
ス供給機構2からキャリアガスが供給されるので、分析
作業中にカラム31がキャリアガスの供給を急激に断た
れることにより劣化が生じるのを確実に防止することが
できるキャリアガス制御装置を提供する。 【解決手段】 停電時にキャリアガス制御機構1の主電
磁弁11がノーマルクローズ動作によってキャリアガス
の供給を停止しても、併設されたキャリアガス供給機構
2の電磁弁21がノーマルオープン動作によってこのキ
ャリアガスを分析装置3のカラム31に供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガスクロマトグ
ラフ分析装置やガスクロマトグラフ質量分析装置等のキ
ャリアガスを電気的にON/OFF制御して供給する分
析装置に関する。
ラフ分析装置やガスクロマトグラフ質量分析装置等のキ
ャリアガスを電気的にON/OFF制御して供給する分
析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスクロマトグラフ分析装置やガスクロ
マトグラフ質量分析装置等では、キャリアガスを流量や
圧力を制御して供給することにより分析を行う。このた
め、図2に示すように、従来のこれらの分析部3では、
ガスボンベ等から送られて来るキャリアガスを、主電磁
弁11とキャリア制御部12とで構成されるキャリアガ
ス制御機構1を介して、カラム31に供給するようにし
ている。キャリア制御部12は、キャリアガスの流量や
圧力を調整する装置であり、これによって分析内容に応
じた条件でカラム31にキャリアガスを供給することが
できる。また、主電磁弁11は、このキャリア制御部1
2の上流にあって、通電の有無によりキャリアガスの流
路の開閉を制御するメインバルブである。
マトグラフ質量分析装置等では、キャリアガスを流量や
圧力を制御して供給することにより分析を行う。このた
め、図2に示すように、従来のこれらの分析部3では、
ガスボンベ等から送られて来るキャリアガスを、主電磁
弁11とキャリア制御部12とで構成されるキャリアガ
ス制御機構1を介して、カラム31に供給するようにし
ている。キャリア制御部12は、キャリアガスの流量や
圧力を調整する装置であり、これによって分析内容に応
じた条件でカラム31にキャリアガスを供給することが
できる。また、主電磁弁11は、このキャリア制御部1
2の上流にあって、通電の有無によりキャリアガスの流
路の開閉を制御するメインバルブである。
【0003】通常、前記キャリヤガス制御機構1の電磁
弁11にはノ−マルクロ−ズの電磁弁が用いられ、電源
を止めたり停電が発生した場合、自動的にキャリアガス
の供給を停止させるようになっている。
弁11にはノ−マルクロ−ズの電磁弁が用いられ、電源
を止めたり停電が発生した場合、自動的にキャリアガス
の供給を停止させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のキャ
リリヤガス制御機構1では、停電があるとキャリヤガス
の供給が停止される。例えば、ガスクロマトグラフ分析
装置やガスクロマトグラフ質量分析計では、カラムが高
温になっている事があるが、停電になってもカラム温度
は直ぐには下がらない。しかし、カラムはキャリヤガス
の供給を流さない状態で一定時間以上放置すると温度は
徐々にしか低下しないので、急激に劣化し、分析に使用
できなくなる場合があるという問題があった。また、キ
ャリアガスを使用して分析を行う他の分析装置であって
も、分析作業中にこのキャリアガスの供給が急激に断た
れると、分析装置に悪影響がおよび同様の問題が生じる
場合がある。
リリヤガス制御機構1では、停電があるとキャリヤガス
の供給が停止される。例えば、ガスクロマトグラフ分析
装置やガスクロマトグラフ質量分析計では、カラムが高
温になっている事があるが、停電になってもカラム温度
は直ぐには下がらない。しかし、カラムはキャリヤガス
の供給を流さない状態で一定時間以上放置すると温度は
徐々にしか低下しないので、急激に劣化し、分析に使用
できなくなる場合があるという問題があった。また、キ
ャリアガスを使用して分析を行う他の分析装置であって
も、分析作業中にこのキャリアガスの供給が急激に断た
れると、分析装置に悪影響がおよび同様の問題が生じる
場合がある。
【0005】この発明は、上記する課題に対処するため
になされたものであり、キャリヤガス供給部にキャリア
ガスを供給する流路を併設することにより、停電時等に
カラムに悪影響がおよばないようにするキャリアガス制
御装置を提供することを目的としている。
になされたものであり、キャリヤガス供給部にキャリア
ガスを供給する流路を併設することにより、停電時等に
カラムに悪影響がおよばないようにするキャリアガス制
御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記する課
題を解決するために、電源供給時に通電が行われるとキ
ャリアガスを分析装置に供給し、電源遮断時にはこのキ
ャリアガスの供給を停止する機構を備えた分析装置にお
いて、電源供給時には通電によりキャリアガスの供給を
停止し、電源遮断時にはこのキャリアガスを分析装置に
供給する停電時キャリアガス供給機構が併設されたこと
を特徴とする。
題を解決するために、電源供給時に通電が行われるとキ
ャリアガスを分析装置に供給し、電源遮断時にはこのキ
ャリアガスの供給を停止する機構を備えた分析装置にお
いて、電源供給時には通電によりキャリアガスの供給を
停止し、電源遮断時にはこのキャリアガスを分析装置に
供給する停電時キャリアガス供給機構が併設されたこと
を特徴とする。
【0007】上記手段により、停電等によって電源が不
用意に遮断された場合に、キャリアガス制御機構がキャ
リアガスの供給を停止しても、停電時キャリアガス供給
機構がこのキャリアガスを分析装置に供給することがで
きる。従って、この分析装置は、停電時等にも確実にキ
ャリアガスの供給を受けるので、分析作業中にキャリア
ガスの供給を急激に断たれることによる悪影響を回避す
ることができる。
用意に遮断された場合に、キャリアガス制御機構がキャ
リアガスの供給を停止しても、停電時キャリアガス供給
機構がこのキャリアガスを分析装置に供給することがで
きる。従って、この分析装置は、停電時等にも確実にキ
ャリアガスの供給を受けるので、分析作業中にキャリア
ガスの供給を急激に断たれることによる悪影響を回避す
ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1はこの発明の一実施形
態を示すものであって、分析装置のキャリアガス制御装
置の構成を示すブロック図である。なお、図2に示した
従来例と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付
記する。
て図面を参照して説明する。図1はこの発明の一実施形
態を示すものであって、分析装置のキャリアガス制御装
置の構成を示すブロック図である。なお、図2に示した
従来例と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付
記する。
【0009】本実施形態は、ガスクロマトグラフ分析装
置やガスクロマトグラフ質量分析装置等のように、カラ
ム31にキャリアガスを供給して分析を行う分析部3に
ついて説明する。この分析部3に用いるキャリアガス
は、キャリアガス制御機構1とこれに併設されたキャリ
アガス供給機構2とを介して、分析部3のカラム31に
供給されるようになっている。キャリアガス制御機構1
は、従来と同様の主電磁弁11とキャリア制御部12か
らなり、ノーマルクローズ動作を行う主電磁弁11によ
ってキャリアガスの流路の開閉を制御すると共に、流路
の開放時にはキャリア制御部12がこのキャリアガスの
流量や圧力を調整するようになっている。
置やガスクロマトグラフ質量分析装置等のように、カラ
ム31にキャリアガスを供給して分析を行う分析部3に
ついて説明する。この分析部3に用いるキャリアガス
は、キャリアガス制御機構1とこれに併設されたキャリ
アガス供給機構2とを介して、分析部3のカラム31に
供給されるようになっている。キャリアガス制御機構1
は、従来と同様の主電磁弁11とキャリア制御部12か
らなり、ノーマルクローズ動作を行う主電磁弁11によ
ってキャリアガスの流路の開閉を制御すると共に、流路
の開放時にはキャリア制御部12がこのキャリアガスの
流量や圧力を調整するようになっている。
【0010】キャリアガス供給機構2は、電磁弁21と
ニードル弁22からなる。電磁弁21は、主電磁弁11
と同様に、キャリアガスの流路の開閉を制御する電磁弁
であるが、電源遮断時にのみキャリアガスを流し、通電
時にはこのキャリアガスを遮断するノーマルオープン動
作を行うものを用いる。また、この電磁弁21は、給電
によって常に通電が行われるように接続されている。ニ
ードル弁22は、操作によってキャリアガスの流量を制
御する弁であり、電源遮断時に電磁弁21が流すキャリ
アガスの流量を調整するために用いる。
ニードル弁22からなる。電磁弁21は、主電磁弁11
と同様に、キャリアガスの流路の開閉を制御する電磁弁
であるが、電源遮断時にのみキャリアガスを流し、通電
時にはこのキャリアガスを遮断するノーマルオープン動
作を行うものを用いる。また、この電磁弁21は、給電
によって常に通電が行われるように接続されている。ニ
ードル弁22は、操作によってキャリアガスの流量を制
御する弁であり、電源遮断時に電磁弁21が流すキャリ
アガスの流量を調整するために用いる。
【0011】前記キャリヤガス制御機構1での配管は、
電磁弁11とキャリア制御部12とを介して分析部3の
カラム31に接続される。また、この配管は、キャリア
ガス制御機構1の上流側で分岐され、キャリアガス供給
機構2の電磁弁21とニードル弁22とを介して、キャ
リアガス制御機構1の下流側で元の配管に合流接続され
る。
電磁弁11とキャリア制御部12とを介して分析部3の
カラム31に接続される。また、この配管は、キャリア
ガス制御機構1の上流側で分岐され、キャリアガス供給
機構2の電磁弁21とニードル弁22とを介して、キャ
リアガス制御機構1の下流側で元の配管に合流接続され
る。
【0012】上記構成のキャリアガス制御装置によれ
ば、給電が正常な場合には、キャリアガス制御機構1の
主電磁弁11に通電を行うことにより、キャリア制御装
置12によって流量や圧力を調整されたキャリアガスを
分析部3のカラム31に供給することができる。そし
て、分析部3では、このカラム31へのキャリアガスの
供給を受けて分析作業が実行される。しかし、このよう
に給電が正常な場合には、キャリアガス供給機構2の電
磁弁21が通電されて流路を閉じるので、このキャリア
ガス供給機構2からのキャリアガスの供給は停止され
る。
ば、給電が正常な場合には、キャリアガス制御機構1の
主電磁弁11に通電を行うことにより、キャリア制御装
置12によって流量や圧力を調整されたキャリアガスを
分析部3のカラム31に供給することができる。そし
て、分析部3では、このカラム31へのキャリアガスの
供給を受けて分析作業が実行される。しかし、このよう
に給電が正常な場合には、キャリアガス供給機構2の電
磁弁21が通電されて流路を閉じるので、このキャリア
ガス供給機構2からのキャリアガスの供給は停止され
る。
【0013】次に、停電が発生すると、キャリアガス制
御機構1の主電磁弁11が電源を遮断されてノーマルク
ローズ動作により流路を閉じるので、従来と同様にこの
キャリアガス制御機構1からのキャリアガスの供給は停
止される。しかし、キャリアガス供給機構2の電磁弁2
1は、電源を遮断されるとノーマルオープン動作により
流路を開くので、ニードル弁22によって流量を調整さ
れたキャリアガスを分析部3のカラム31に供給するこ
とができる。
御機構1の主電磁弁11が電源を遮断されてノーマルク
ローズ動作により流路を閉じるので、従来と同様にこの
キャリアガス制御機構1からのキャリアガスの供給は停
止される。しかし、キャリアガス供給機構2の電磁弁2
1は、電源を遮断されるとノーマルオープン動作により
流路を開くので、ニードル弁22によって流量を調整さ
れたキャリアガスを分析部3のカラム31に供給するこ
とができる。
【0014】従って、本実施形態のキャリアガス制御装
置によれば、分析部3の分析作業中に停電が発生した場
合にも、キャリアガス供給機構2から確実にキャリアガ
スが供給されるので、高温に保たれたカラム31がこの
キャリアガスの供給が停止されて劣化が生じるのを防止
することができる。ニードル弁22は、このカラム31
の劣化を防止できる程度の流量に予め調整しておく。
置によれば、分析部3の分析作業中に停電が発生した場
合にも、キャリアガス供給機構2から確実にキャリアガ
スが供給されるので、高温に保たれたカラム31がこの
キャリアガスの供給が停止されて劣化が生じるのを防止
することができる。ニードル弁22は、このカラム31
の劣化を防止できる程度の流量に予め調整しておく。
【0015】さらに、給電が復帰すれば、キャリアガス
制御機構1の主電磁弁11が自動的に通電されて流路を
開き、又は、操作によって通電を行うことにより流路を
開けば、元の状態に復帰させることができる。
制御機構1の主電磁弁11が自動的に通電されて流路を
開き、又は、操作によって通電を行うことにより流路を
開けば、元の状態に復帰させることができる。
【0016】なお、上記実施形態では、キャリアガス制
御機構1が、図2に示した従来例と同様に、主電磁弁1
1とキャリア制御部12とによって構成される場合につ
いて示した。しかし、このキャリアガス制御機構1は、
少なくとも給電が正常な場合に、自動的に又は操作によ
り通電が行われるとキャリアガスを分析部3に供給を行
うと共に、停電によって電源が遮断されるとこのキャリ
アガスの供給が自動的に停止されるものであれば、どの
ような構成のものであってもよい。例えば、キャリア制
御部12が、電源遮断時に自動的にキャリアガスの供給
を停止できるものであれば、必ずしも主電磁弁11を設
ける必要はない。このキャリア制御部12は、通常はキ
ャリアガスの流量と圧力の制御を行うものであるが、こ
れら限らず制御内容は任意である。
御機構1が、図2に示した従来例と同様に、主電磁弁1
1とキャリア制御部12とによって構成される場合につ
いて示した。しかし、このキャリアガス制御機構1は、
少なくとも給電が正常な場合に、自動的に又は操作によ
り通電が行われるとキャリアガスを分析部3に供給を行
うと共に、停電によって電源が遮断されるとこのキャリ
アガスの供給が自動的に停止されるものであれば、どの
ような構成のものであってもよい。例えば、キャリア制
御部12が、電源遮断時に自動的にキャリアガスの供給
を停止できるものであれば、必ずしも主電磁弁11を設
ける必要はない。このキャリア制御部12は、通常はキ
ャリアガスの流量と圧力の制御を行うものであるが、こ
れら限らず制御内容は任意である。
【0017】また、上記実施形態では、停電時キャリア
ガス供給機構2が電磁弁21とニードル弁22によって
構成される場合について示した。しかし、この停電時キ
ャリアガス供給機構2は、少なくとも給電が正常な場合
には、キャリアガスの供給を停止すると共に、停電によ
って電源が遮断されると、このキャリアガスを分析装置
に供給することができるものであれば、どのような構成
のものであってもよい。例えば電磁弁21が流路を開い
た場合に、この流路によって適当な流量のキャリアガス
を供給できるのであれば、必ずしもニードル弁22を設
ける必要はない。また、流量の調整が必要な場合であっ
ても、ニードル弁22以外の流量制御手段を用いること
もできる。さらに、給電が復帰する前にキャリアガスの
供給を停止する必要が生じる場合には、手操作によって
流路を開閉する操作弁をこのキャリアガス供給機構2の
流路上のいずれかに設けておいてもよい。
ガス供給機構2が電磁弁21とニードル弁22によって
構成される場合について示した。しかし、この停電時キ
ャリアガス供給機構2は、少なくとも給電が正常な場合
には、キャリアガスの供給を停止すると共に、停電によ
って電源が遮断されると、このキャリアガスを分析装置
に供給することができるものであれば、どのような構成
のものであってもよい。例えば電磁弁21が流路を開い
た場合に、この流路によって適当な流量のキャリアガス
を供給できるのであれば、必ずしもニードル弁22を設
ける必要はない。また、流量の調整が必要な場合であっ
ても、ニードル弁22以外の流量制御手段を用いること
もできる。さらに、給電が復帰する前にキャリアガスの
供給を停止する必要が生じる場合には、手操作によって
流路を開閉する操作弁をこのキャリアガス供給機構2の
流路上のいずれかに設けておいてもよい。
【0018】さらに、上記実施形態では、同じ系統のキ
ャリアガスの配管上にキャリアガス制御機構1とキャリ
アガス供給機構2とを並列に接続した場合について説明
したが、異なる系統の供給元からキャリアガスを別個に
これらキャリアガス制御機構1とキャリアガス供給機構
2に送るようにすることも可能である。
ャリアガスの配管上にキャリアガス制御機構1とキャリ
アガス供給機構2とを並列に接続した場合について説明
したが、異なる系統の供給元からキャリアガスを別個に
これらキャリアガス制御機構1とキャリアガス供給機構
2に送るようにすることも可能である。
【0019】さらに、上記する実施形態では、停電時に
キャリアガス供給機構2がキャリアガスを供給する場合
について説明したが、必ずしも停電時に限らず、何らか
の事情でキャリアガス制御装置に供給される電源が遮断
された場合であっても同様である。
キャリアガス供給機構2がキャリアガスを供給する場合
について説明したが、必ずしも停電時に限らず、何らか
の事情でキャリアガス制御装置に供給される電源が遮断
された場合であっても同様である。
【0020】さらに、上記する実施形態では、カラム3
1にキャリアガスを供給して分析を行うガスクロマトグ
ラフ分析装置やガスクロマトグラフ質量分析装置等の分
析部3にキャリヤガスを供給する場合について説明した
が、キャリアガスの供給を受けて分析を行うものであ
り、この分析作業中に急激にキャリアガスの供給を断た
れると悪影響を受けるおそれのある分析装置であれば、
どのようなものにも本発明を実施することができる。
1にキャリアガスを供給して分析を行うガスクロマトグ
ラフ分析装置やガスクロマトグラフ質量分析装置等の分
析部3にキャリヤガスを供給する場合について説明した
が、キャリアガスの供給を受けて分析を行うものであ
り、この分析作業中に急激にキャリアガスの供給を断た
れると悪影響を受けるおそれのある分析装置であれば、
どのようなものにも本発明を実施することができる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明の分析装置のキャリアガス制御装置によれば、停電時
等にキャリアガス制御機構がキャリアガスの供給を停止
しても、停電時キャリアガス供給機構がこのキャリアガ
スを分析装置に供給することができるので、キャリアガ
スの供給を急激に断たれることにより分析装置が悪影響
を受けるようなおそれがなくなる。
明の分析装置のキャリアガス制御装置によれば、停電時
等にキャリアガス制御機構がキャリアガスの供給を停止
しても、停電時キャリアガス供給機構がこのキャリアガ
スを分析装置に供給することができるので、キャリアガ
スの供給を急激に断たれることにより分析装置が悪影響
を受けるようなおそれがなくなる。
【図1】この発明の一実施形態を示すものであって、分
析装置のキャリアガス制御装置の構成を示すブロック図
である。
析装置のキャリアガス制御装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】従来例を示すものであって、分析装置のキャリ
アガス制御装置の構成を示すブロック図である。
アガス制御装置の構成を示すブロック図である。
1 キャリアガス制御機構 2 キャリアガス供給機構(停電時) 3 分析部 11 主電磁弁(ノ−マルクロ−ズ) 12 キャリア制御部 21 電磁弁(ノーマルオープン) 22 ニードル弁 31 カラム
Claims (1)
- 【請求項1】 電源供給時に通電が行われるとキャリア
ガスを分析装置に供給し、電源遮断時にはこのキャリア
ガスの供給を停止する機構を備えた分析装置において、 電源供給時には通電によりキャリアガスの供給を停止
し、電源遮断時にはこのキャリアガスを分析装置に供給
する停電時キャリアガス供給機構が併設されたことを特
徴とする分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12701197A JPH10319000A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12701197A JPH10319000A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 分析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10319000A true JPH10319000A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=14949484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12701197A Pending JPH10319000A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10319000A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011090014A1 (ja) * | 2010-01-21 | 2011-07-28 | セントラル硝子株式会社 | フッ素ガス生成装置 |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP12701197A patent/JPH10319000A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011090014A1 (ja) * | 2010-01-21 | 2011-07-28 | セントラル硝子株式会社 | フッ素ガス生成装置 |
JP2011149051A (ja) * | 2010-01-21 | 2011-08-04 | Central Glass Co Ltd | フッ素ガス生成装置 |
CN102713011A (zh) * | 2010-01-21 | 2012-10-03 | 中央硝子株式会社 | 氟气生成装置 |
KR101357752B1 (ko) * | 2010-01-21 | 2014-02-03 | 샌트랄 글래스 컴퍼니 리미티드 | 불소 가스 생성 장치 |
US8951393B2 (en) | 2010-01-21 | 2015-02-10 | Central Glass Company, Limited | Fluorine gas generating apparatus |
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