JPH103189A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH103189A
JPH103189A JP9062933A JP6293397A JPH103189A JP H103189 A JPH103189 A JP H103189A JP 9062933 A JP9062933 A JP 9062933A JP 6293397 A JP6293397 A JP 6293397A JP H103189 A JPH103189 A JP H103189A
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paper
paper jam
jam
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path
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Application number
JP9062933A
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Inventor
Hiroshi Kono
宏 河野
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙経路または排紙経路において紙詰まりが
検出された際に、転写ドラム上の用紙の有無を確実に検
出でき、ミスコピーを防止できる画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 本発明の画像形成装置は、給紙経路及び
排紙経路と、給紙系紙詰まり検出手段と、排紙系紙詰ま
り検出手段と、転写ドラム部紙詰まり検出手段とを備え
たものである。給紙系紙詰まり検出手段は、センサ60
a〜60dを含み、給紙経路における紙詰まりを検出す
る。排紙系紙詰まり検出手段は、センサ60eを含み、
排紙経路の紙詰まりを検出する。転写ドラム部紙詰まり
検出手段は、センサ63を含み、前記各紙詰まり検出手
段の検出結果に基づき、転写ドラムでの紙詰まりを検出
してこれを表示部に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、特
に、外周に用紙が巻き付けられる転写装置を有する画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フルカラー複写機においては、
感光体ドラムに対向して転写ドラムが設けられている。
この転写ドラムには、その外周面に用紙が巻き付けら
れ、感光体ドラム上に形成されたトナー像が転写ドラム
上の用紙に転写されるようになっている。フルカラー複
写機の場合、感光体ドラムにイエロー,マゼンタ,シア
ン,ブラックの4色のトナー像が順次形成され、それが
転写ドラムに巻き付けられた用紙に順次転写される。転
写されたフルカラーのトナー像は、画像定着装置にて用
紙上に溶融定着される。
【0003】この種の複写機では、給紙カセットに収納
された用紙は、給紙カセットから転写ドラムへ給紙する
給紙経路を経て、転写ドラム上で4回転され、転写ドラ
ムから画像定着装置を含む排紙経路を経て外部へ排出さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のような複写機に
おいて、給紙経路や排紙経路における紙詰まり、画像定
着装置における紙詰まり等が検出されると、そのことが
操作パネル上に表示され、コピー動作が禁止される。そ
してオペレータにより、紙詰まりした用紙が除去され、
リセットスイッチが押されると、コピー動作が許可され
るようになっている。
【0005】ところで、特に高速型のフルカラー複写機
では、画像定着装置を含む排紙経路に用紙があるとき、
すでに次の用紙が転写ドラムに巻き付けられている場合
が多い。また、転写ドラムから用紙が分離されていない
状態で、次の用紙が給紙されている場合もある。このよ
うな状況で前述のように給紙経路や排紙経路で紙詰まり
が発生した場合には、それを処理しても、転写ドラムに
用紙が巻き付けられたままになっている可能性が高い。
転写ドラムには用紙の有無を検出するためのセンサが設
けられているが、転写ドラムに巻き付けられた用紙がセ
ンサにより検出できない回転位置にあるときは、転写ド
ラム上の用紙の有無に係わらず、コピー動作が許可され
てしまう。転写ドラム上に用紙が巻き付けられたままコ
ピー動作が許可されると、正常に用紙上に画像が転写さ
れず、ミスコピーを生じてしまう。
【0006】本発明の目的は、給紙経路または排紙経路
において紙詰まりが検出された際に、転写ドラム上に用
紙の有無を確実に検出し、ミスコピーを防止できる画像
形成装置を提供することにある。また、本発明の他の目
的は、給紙経路または排紙経路において紙詰まりが検出
された際に、転写ドラム上に用紙があるとみなしてこれ
を報知して、ミスコピーを未然に防止するように構成し
た画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、転写装置と、画像形成部と、給紙経路および排紙
経路と、給紙系紙詰まり検出手段と、排紙系紙詰まり検
出手段と、転写装置部紙詰まり検出手段と、紙詰まり報
知手段とを備えている。転写装置は、外周に用紙が巻き
付けられて回転可能となっている。画像形成部は、転写
装置に巻き付けられた用紙上に画像を形成する。給紙経
路は転写装置に用紙を供給し、排紙経路は転写装置から
用紙を排出する。給紙系紙詰まり検出手段は、給紙経路
における紙詰まりを検出する。排紙系紙詰まり検出手段
は、排紙経路における紙詰まりを検出する。転写装置部
紙詰まり検出手段は、給紙系または排紙系の紙詰まり検
出手段により紙詰まりが検出されたとき、転写装置を所
定回転数作動させて、転写装置における用紙の有無を検
出する。紙詰まり報知手段は、転写装置部紙詰まり手段
が転写装置における用紙を検出したとき、転写装置にお
ける紙詰まりが発生した旨の報知を行う。
【0008】この場合、給紙経路での紙詰まりが給紙系
紙詰まり検出手段で検出され、また、排紙経路での紙詰
まりが排紙系紙詰まり検出手段で検出される。このよう
な各用紙搬送経路で紙詰まりが発生したとき、特に高速
型の画像形成装置では、転写装置に用紙が巻き付けられ
ている可能性が高い。そこで、前記各検出手段で紙詰ま
りが検出されたとき、転写装置上の用紙の有無を積極的
に検出し、転写装置部での紙詰まりを検出する。
【0009】これにより、確実に転写装置での紙詰まり
を検出でき、転写装置に紙が巻き付けられたままでのリ
セット後のコピー動作が許可されなくなり、ミスコピー
を防止できる。また、本発明では、転写装置と、画像形
成部と、給紙経路および排紙経路と、給紙系紙詰まり検
出手段と、排紙系紙詰まり検出手段と、紙詰まり報知手
段とを備えた画像形成装置を構成する。転写装置は、外
周に用紙が巻き付けられて回転可能となっている。画像
形成部は転写装置に巻き付けられた用紙上に画像を形成
する。給紙経路は転写装置に用紙を供給し、排紙経路は
転写装置から用紙を排出する。給紙系紙詰まり検出手段
は、給紙経路における紙詰まりを検出する。排紙系紙詰
まり検出手段は排紙経路における紙詰まりを検出する。
紙詰まり報知手段は、給紙系または排紙系の紙詰まり検
出手段により紙詰まりが検出されたとき、転写装置にお
ける紙詰まりが発生しているとみなして、転写装置にお
ける紙詰まりが発生した旨の報知を行う。
【0010】この場合、給紙系紙詰まり検出手段と排紙
系紙詰まり検出手段のうち少なくともいずれか一方で紙
詰まりを検出したときに、転写装置における紙詰まりが
発生したみなしてこれを報知する。高速型の画像形成装
置では、給紙経路または排紙経路において紙詰まりが発
生した場合に、転写装置に用紙が巻き付けられている場
合が多く、このような高速型の装置において紙詰まりを
検出したときに転写装置にも紙詰まりが発生しているも
のとみなしてこれを報知することで、作業者に転写装置
の紙詰まりの処理を促し、ミスコピーを未然に防止する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1の実施形態によ
るフルカラー複写機の縦断面概略図である。図におい
て、複写機本体1の上部には、原稿が載置される原稿台
2が配置されており、その上面に原稿押え3が開閉自在
に設けられている。原稿押え3の側方には、操作パネル
100が設けられている。また、複写機本体1の図左側
部には、排紙トレイ4及び複数の給紙カセット5が配置
されている。さらに、図右側部には、バイパス給紙用の
トレイ6が配置されている。
【0012】複写機本体1の内部には、感光体ドラム7
が配置されている。感光体ドラム7の周囲には、帯電装
置、転写装置、用紙分離装置及びクリーニング装置に加
えて、上下方向に並べて配置された現像器10,11,
12及び13を有する現像装置8が設けられている。こ
れらの現像器10〜13は移動枠体9に固定されてお
り、移動枠体9はステッピングモータ、ボールねじ、ナ
ット等からなる移動機構16により上下方向移動自在と
なっている。
【0013】感光体ドラム7の下方には、転写ドラム2
1が近接して配置されている。また、感光体ドラム7の
上方には、レーザユニット22が配置されている。レー
ザユニット22からのレーザビームは、感光体ドラム7
の上端面に照射されるようになっている。一方、原稿台
2の下方には、CCD素子を備えた読取り器23が配置
されている。読取り器23は、図の左右方向に駆動さ
れ、原稿台2上に載置された原稿をスキャンし得るよう
になっている。読取り器23で得られた画像情報は、レ
ーザユニット22に電気信号として送出される。
【0014】転写ドラム21の下部と給紙カセット5及
びバイパス給紙トレイ6との間の給紙経路には、それぞ
れ給紙搬送装置24,25が配置されている。各給紙搬
送装置24,25は、給紙ガイドや複数の給紙ローラか
ら構成されている。また、転写ドラム21と排紙トレイ
4との間には排紙経路が設けられ、この排紙経路には、
転写ドラム21側から順に、排紙搬送装置26及び画像
定着装置27が配置されている。転写ドラム21と排紙
搬送装置26との間には、転写ドラム21上の用紙を転
写ドラム21から分離するための分離爪28が設けられ
ている。
【0015】また、給紙経路において、2つの給紙カセ
ット5及びバイパス給紙トレイ6の出口には、用紙を検
出するセンサ60a,60b,60dがそれぞれ設けら
れ、さらに転写ドラム21の下方に設けられたレジスト
ローラ29の用紙搬送方向上流側には、同様のセンサ6
0cが設けられている。また、排紙経路において、排紙
搬送装置26の終端部には、画像定着装置27への用紙
の供給を検出するセンサ60eが設けられている。これ
らの各センサはたとえばリミットスイッチを用いて構成
されている。
【0016】一方、転写ドラム21内部の固定側フレー
ム部分には、転写ドラム21上の用紙の有無を検出する
センサ63が設けられている。このセンサ63は、反射
式の光電センサを用いてなり、用紙からの反射光を受光
することにより用紙の有無を検出する。これらのセンサ
60a〜60e及び63の検出結果をもとに、各部の制
御及び紙詰まり検出が行われるようになっている。
【0017】図2は転写ドラム21の概略構成を示す斜
視図である。転写ドラム21は、図に示すように、主
に、ドラム枠体30と、転写シート体31とから構成さ
れている。ドラム枠体30は、転写ドラム21の両端部
を構成するリング状のドラム端部32,33と、この1
対のドラム端部32,33を連結する支持部34とから
構成されている。そして、支持部34の軸方向中央部に
は、センサ63からの光を通過させるための切欠き35
が形成されている。なお、支持部34には、用紙を把持
するためのクリッパ40が設けられている。
【0018】図3は操作パネル100の一部拡大平面図
である。操作パネル100には、プリントキー、テンキ
ー等の各種キースイッチとともに、表示部101が設け
られている。表示部101は、内部の用紙搬送経路にお
ける紙詰まり、用紙補給、トナー回収及びトナー交換等
を表示し、オペレータにそれらのことを告知するための
ものである。表示部101の上部には、それらの種別を
示すLEDが設けられており、表示部101の下部に
は、本体1の概略断面図が描かれ、その中に、各センサ
60a〜60e,63の検出位置に対応した紙詰まり位
置を示すLEDが設けられている。
【0019】図4は複写機の制御系の構成を示すブロッ
ク図である。この複写機は、CPU,RAM,ROM等
を備えたマイクロコンピュータからなる制御部50を有
している。制御部50には、I/Oポート51を介して
操作パネル100上のプリントキー62及びテンキー6
4、センサ60a〜60e,63、リセットスイッチ6
1及び他の入出力部が接続されている。また制御部50
には、I/Oポート51を介して、表示部101,ドラ
ム駆動系53,給紙駆動系54及び排出駆動系55が接
続されている。
【0020】リセットスイッチ61は、用紙の紙詰まり
等が生じたときに、複写機の再起動を行うために設けら
れている。またプリントキー62は、複写動作の開始
を、テンキー64は、複写枚数の設定等をそれぞれ指定
するために設けられている。ドラム駆動系53は、転写
ドラム21及び感光体ドラム7のそれぞれの駆動を、給
紙駆動系54は給紙経路中の各ローラの駆動を、排出駆
動系55は、排紙経路中の排紙搬送装置26及び画像定
着装置27等の駆動をそれぞれ行う。
【0021】次に、図5〜図8に示す制御フローチャー
トにしたがってフルカラー複写機の動作について説明す
る。複写機のメインスイッチをオンすれば、図5のステ
ップS1において、複写枚数を1枚に設定したり、現像
色を黒色に設定する等の初期設定がなされる。次に、ス
テップS2では、テンキー64が押されたか否かが判断
される。テンキー64は複写枚数の設定等に用いられ、
これが押されると、ステップS3に移行し、複写枚数の
設定等を行うテンキー処理が行われ、ステップS2に戻
る。ステップS2でテンキー64が押されていないと判
断された場合には、ステップS4に進み、プリントキー
62が押されたか否かが判断される。プリントキー62
は前述したごとく複写開始を指示するためのキーであ
り、これが押されたと判断されると、ステップS5に移
行し、プリントキー処理が行われ、ステップS2に戻
る。ステップS4で、プリントキー62が押されなかっ
たと判断された場合は、ステップS6に進み、他のキー
が押されたか否かが判断される。他のキーが押されたと
判断された場合は、ステップS7に移行し、他のキー処
理が行われ、ステップS2に戻る。
【0022】前記ステップS4でプリントキーが押され
たと判断された場合には、図6及び図7に示す処理が実
行される。まず、図6のステップS10で、複写開始が
指令される。複写開始が指令されると、ステップS11
では、排紙経路の紙詰まりの有無が判断される。排紙経
路の紙詰まりは、センサ60eの所定時間のオンにより
検出される。排紙経路の紙詰まりが検出されなかったと
きはステップS12に進み、このステップS12で、給
紙経路の紙詰まりの有無が判断される。給紙経路の紙詰
まりは、センサ60a,60b,60c,60dの所定
時間のオンにより検出される。
【0023】給紙経路の紙詰まりが検出されなかったと
きは、ステップS13に進む。ステップS13では、他
の処理を行うか否かが判断され、他の処理を行わない場
合はステップS15に進み、複写終了か否かが判断され
る。他の処理を行うと判断された場合は、ステップS1
4に進み、他の処理を実行してステップS15に進む。
ステップS15で、複写終了と判断されたときはメイン
ルーチンに戻り、ステップS2に戻る。また、複写終了
と判断されなかった場合は、ステップS11に戻る。
【0024】ステップS11で排紙経路に紙詰まりがあ
ると判断された場合には、図7に示すステップS20に
進み、表示部101の紙詰まりのLED及びセンサ60
eに対応するLEDをオンする表示処理を行い、ステッ
プS21では、複写動作を禁止し、複写機を一旦停止さ
せる。そしてステップS22でのリセットスイッチ61
のオンの検出を待って、ステップS23で、表示オンさ
れたLEDをオフする。続いて、ステップS24で、再
度排紙経路の紙詰まりの有無が判断され、紙詰まりがあ
った場合にはステップS20に戻る。排紙経路中での紙
詰まりが検出されない場合には、ステップS25に進
み、転写ドラム21を所定回転数回転させる。続いてス
テップS26では転写ドラム21のセンサ63のオンオ
フが判断され、センサ63がオンしている場合には、転
写ドラム21に紙詰まりが生じたと判断し、ステップS
27Aに移行する。ステップS27Aでは、表示部10
1の紙詰まりのLED及びセンサ63に対応するLED
をオンする表示処理を行う。ステップS27Bではリセ
ットスイッチ61のオンの検出を待って、ステップS2
7Cで、表示オンされたLEDをオフする。この後、ス
テップS25に戻り、再度転写ドラム21を回転させセ
ンサ63のオンオフに基づく転写ドラム21上の用紙の
有無を判別する。ステップS26で転写ドラムセンサ6
3がオンしていないと判断されたときは、ステップS2
8に進み、複写再開を許可し、複写機を再起動して図6
のステップS15に進む。
【0025】図6のステップS12で、給紙経路に紙詰
まりがあると判断されたときは、図8のステップS30
に進む。ステップS30では、まず転写ドラム21を所
定回転数回転させ、ステップS31では、転写ドラム2
1のセンサ63のオンオフが判断される。なお、このと
きは転写ドラム21のみを駆動し、他の搬送経路等の駆
動は停止する。センサ63がオンしているときは、ステ
ップS35に進み、表示部101の、紙詰まりのLED
をオンするとともに、給紙経路中のセンサ60a〜60
dの検出位置及びセンサ63に対応するLEDをオンす
る。またステップS31でセンサ63がオンしていない
と判断されたときは、ステップS32に進み、表示部1
01の紙詰まりのLEDをオンするとともに、給紙経路
中の各センサ60a〜60dの検出位置に対応する位置
のLEDをオンする。
【0026】ステップS32またはステップS35が終
了すると、ステップS36に進み、複写動作を禁止し、
複写機を停止する。次にステップS37に進み、オペレ
ータによるリセットスイッチ61のオンを待つ。リセッ
トスイッチ61がオンされると、ステップS38で、表
示部101に表示されたLEDをオフし、ステップS3
9に進み、再度給紙経路の紙詰まりの有無が判断され
る。給紙経路に紙詰まりがあると判断された場合はステ
ップS30に戻り、再度ステップS30からS38まで
の動作を繰り返す。給紙経路に紙詰まりがないと判断さ
れた場合は、ステップS40で、再度排紙経路の紙詰ま
りの有無が判断される。このステップS39,S40の
紙詰まりの判断は、紙詰まりした用紙を完全に除去でき
ない場合のための判断である。ステップS40で再度紙
詰まりがあると判断された場合は図7のステップS20
に進む。ステップS40で排紙経路に紙詰まりがないと
判断されたときは、ステップS41に進み、複写再開を
許可し、複写機を再起動して図6のステップS15に進
む。
【0027】このように、給紙経路及び排紙経路で紙詰
まりが生じたときには、転写ドラム21に用紙が残って
いる場合があるので、そのことをステップS26及びS
31で検出し、転写ドラム21に巻き付けられた用紙が
残っている場合は、表示部101の、紙詰まりのLED
をオンするとともにセンサ63に対応するLEDをオン
する用に構成している。これにより、給紙経路または排
紙経路において紙詰まりが発生した際に、転写ドラム2
1に巻き付けられて残っている用紙を確実に検出でき、
これを表示して操作者に処理を促すことが可能となる。
【0028】〔第2実施形態〕第1の実施形態におい
て、転写ドラム21上の用紙の有無を検出するセンサ6
3を省略することも可能である。これを第2の実施形態
として説明する。装置の構成は、図1および図4におい
て転写ドラムセンサ63を省略したものであり、ここで
は説明を省く。また、図5、図6に示したステップS1
〜ステップS15の動作は第1実施形態と同様であるた
め、説明を省略する。
【0029】図6ステップS11で排紙経路に紙詰まり
があると判断された場合には、図9に示すステップS5
0に進み、表示部101の紙詰まりのLED及びセンサ
60eに対応するLEDをオンする表示処理を行う。こ
のとき、転写ドラム21上に用紙が巻き付けられている
ものとみなして、同時に転写ドラム21における紙詰ま
りに対応するLEDをオンする表示処理を行う。ステッ
プS51では、複写動作を禁止し、複写機を一旦停止さ
せる。そしてステップS52でのリセットスイッチ61
のオンの検出を待って、ステップS53で、表示オンさ
れたLEDをオフする。続いて、ステップS54で、再
度排紙経路の紙詰まりの有無が判断され、紙詰まりがあ
った場合にはステップS50に戻る。排紙経路中での紙
詰まりが検出されない場合には、ステップS55に進
み、複写再開を許可し、複写機を再起動して図6のステ
ップS15に進む。
【0030】図6のステップS12で、給紙経路に紙詰
まりがあると判断されたときは、図10のステップS6
0に進む。ステップS60では、表示部101の、紙詰
まりのLEDをオンするとともに、給紙経路中のセンサ
60a〜60dの検出位置に対応するLEDをオンす
る。このとき、転写ドラム21上に用紙が巻き付けられ
ているものとみなして、同時に転写ドラム21における
紙詰まりに対応するLEDをオンする表示処理を行う。
ステップS61では複写動作を禁止し、複写機を停止す
る。次にステップS62に進み、オペレータによるリセ
ットスイッチ61のオンを待つ。リセットスイッチ61
がオンされると、ステップS63で、表示部101に表
示されたLEDをオフし、ステップS64に進み、再度
給紙経路の紙詰まりの有無が判断される。給紙経路に紙
詰まりがあると判断された場合はステップS60に戻
り、再度ステップS60からS63までの動作を繰り返
す。給紙経路に紙詰まりがないと判断された場合は、ス
テップS65で、再度排紙経路の紙詰まりの有無が判断
される。このステップS64,S65の紙詰まりの判断
は、紙詰まりした用紙を完全に除去できない場合のため
の判断である。ステップS65で再度紙詰まりがあると
判断された場合は図9のステップS50に進む。ステッ
プS65で排紙経路に紙詰まりがないと判断されたとき
は、ステップS66に進み、複写再開を許可し、複写機
を再起動して図6のステップS15に進む。
【0031】この第2実施形態では、転写ドラム21上
の用紙を検出するセンサ63を省略することができ、ま
た給紙経路または排紙経路で紙詰まりが発生した際に自
動的に転写ドラム21上に紙詰まりが発生しているとみ
なしているため、転写ドラム上に用紙があるか否かを判
別する動作を省略でき、部品点数を減少させ処理速度も
高めることが可能となる。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る請求項1に記載の画像形成
装置においては、給紙経路及び排紙経路の紙詰まりの検
出結果に基づき、転写装置での紙詰まりを検出して報知
を行っているため、給紙経路または排紙経路における紙
詰まりの際に、転写装置に紙詰まりが生じた場合であっ
ても、操作者に転写装置の紙詰まり処理を促して、転写
装置上に紙が巻き付いたまま、次の画像形成動作に入る
ことを防止し、複写機におけるミスコピー等を防止でき
る。
【0033】また、本発明に係る請求項2に記載の画像
形成装置においては、給紙経路及び排紙経路の紙詰まり
の検出結果に基づいて、転写装置における紙詰まりが発
生しているとみなしてこれを報知しているため、給紙経
路または排紙経路における紙詰まりの際に、操作者に対
して転写装置の紙詰まり処理を促して、転写装置上に紙
が巻き付いたまま、次の画像形成動作に入ることを防止
し、また、転写装置におけるセンサなどの部品点数を減
少させ、高速動作に対応させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態が採用されるフルカラー
複写機の縦断面概略図。
【図2】転写ドラムの構造を示す斜視図。
【図3】操作パネルの一部拡大平面図。
【図4】制御系の構成を示すブロック図。
【図5】複写動作のメインルーチンの処理内容を示すフ
ローチャート。
【図6】プリントキー処理の内容を示すフローチャー
ト。
【図7】プリントキー処理の内容を示すフローチャー
ト。
【図8】プリントキー処理の内容を示すフローチャー
ト。
【図9】第2実施形態におけるプリントキー処理の内容
を示すフローチャート。
【図10】第2実施形態におけるプリントキー処理の内
容を示すフローチャート。
【符号の説明】
50 制御部 60a〜60e センサ 63 転写ドラムセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/16 G03G 15/16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周に用紙が巻き付けられる回転可能な転
    写装置と、 前記転写装置に巻き付けられた用紙上に画像を形成する
    画像形成部と、 前記転写装置に用紙を供給する給紙経路および前記転写
    装置から用紙を排出する排紙経路と、 前記給紙経路における紙詰まりを検出する給紙系紙詰ま
    り検出手段と、 前記排紙経路における紙詰まりを検出する排紙系紙詰ま
    り検出手段と、 前記給紙系または排紙系の紙詰まり検出手段により紙詰
    まりが検出されたとき、前記転写装置を所定回転数作動
    させて、前記転写装置における用紙の有無を検出する転
    写装置部紙詰まり検出手段と、 前記転写装置部紙詰まり手段が前記転写装置における用
    紙を検出したとき、前記転写装置における紙詰まりが発
    生した旨の報知を行う紙詰まり報知手段と、を備えた画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】外周に用紙が巻き付けられる回転可能な転
    写装置と、 前記転写装置に巻き付けられた用紙上に画像を形成する
    画像形成部と、 前記転写装置に用紙を供給する給紙経路および前記転写
    装置から用紙を排出する排紙経路と、 前記給紙経路における紙詰まりを検出する給紙系紙詰ま
    り検出手段と、 前記排紙経路における紙詰まりを検出する排紙系紙詰ま
    り検出手段と、 前記給紙系または排紙系の紙詰まり検出手段により紙詰
    まりが検出されたとき、前記転写装置における紙詰まり
    が発生しているとみなして、前記転写装置における紙詰
    まりが発生した旨の報知を行う紙詰まり報知手段と、を
    備えた画像形成装置。
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