JPH10318475A - チューブ継手 - Google Patents
チューブ継手Info
- Publication number
- JPH10318475A JPH10318475A JP9143524A JP14352497A JPH10318475A JP H10318475 A JPH10318475 A JP H10318475A JP 9143524 A JP9143524 A JP 9143524A JP 14352497 A JP14352497 A JP 14352497A JP H10318475 A JPH10318475 A JP H10318475A
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- JP
- Japan
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- tube
- ring
- cap nut
- joint
- enlarged
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L19/00—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
- F16L19/04—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts using additional rigid rings, sealing directly on at least one pipe end, which is flared either before or during the making of the connection
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L47/00—Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics
- F16L47/04—Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics with a swivel nut or collar engaging the pipe
- F16L47/041—Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics with a swivel nut or collar engaging the pipe the plastic pipe end being flared either before or during the making of the connection
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints With Pressure Members (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 高密度半導体集積チップ製造現場等における
クリーンルーム内で用いる純水等洗滌液、その他一般薬
液等の液体流管路を司るフッ素樹脂製チューブの継手と
して好適なチューブ継手を提供する。 【解決手段】 フッ素樹脂製チューブの端部付近を拡径
しつつ保形リングを圧入し、チューブ拡径部1Aの斜面
部を袋ナットで継手本体に締め付けてチューブの抜け止
めを施すに当り、保形リング2内に溝環3を有する硬質
樹脂製継手本体4の筒状部5を挿入し、チューブ拡径部
1Aの先端部分を溝環3内に挿入して、継手本体4の雄
ねじ部4aに硬質の袋ナット6を螺入すると共に、この
袋ナットの内面に一体突設した係止突環7により前記斜
面部1aを保形リング2に向け締め付けて第一のチュー
ブ抜け止め部とし、かつ、チューブ屈折部1Bを前記袋
ナット6の孔縁6aで継手本体4の筒状部5の先端に圧
接して第二のチューブ抜け止め部と気密保持部とを形成
した。
クリーンルーム内で用いる純水等洗滌液、その他一般薬
液等の液体流管路を司るフッ素樹脂製チューブの継手と
して好適なチューブ継手を提供する。 【解決手段】 フッ素樹脂製チューブの端部付近を拡径
しつつ保形リングを圧入し、チューブ拡径部1Aの斜面
部を袋ナットで継手本体に締め付けてチューブの抜け止
めを施すに当り、保形リング2内に溝環3を有する硬質
樹脂製継手本体4の筒状部5を挿入し、チューブ拡径部
1Aの先端部分を溝環3内に挿入して、継手本体4の雄
ねじ部4aに硬質の袋ナット6を螺入すると共に、この
袋ナットの内面に一体突設した係止突環7により前記斜
面部1aを保形リング2に向け締め付けて第一のチュー
ブ抜け止め部とし、かつ、チューブ屈折部1Bを前記袋
ナット6の孔縁6aで継手本体4の筒状部5の先端に圧
接して第二のチューブ抜け止め部と気密保持部とを形成
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高密度半導体集
積チップ製造現場等におけるクリーンルーム内で用いる
純水等洗滌液、その他一般薬液等の液体流管路を司るフ
ッ素樹脂製チューブの継手として好適なチューブ継手に
関する。
積チップ製造現場等におけるクリーンルーム内で用いる
純水等洗滌液、その他一般薬液等の液体流管路を司るフ
ッ素樹脂製チューブの継手として好適なチューブ継手に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種のチューブ継手としては、従来、
例えば本出願人が先に提案した実開平4−122882
号公報(実公平6−50714号公報参照)記載のもの
が有る。
例えば本出願人が先に提案した実開平4−122882
号公報(実公平6−50714号公報参照)記載のもの
が有る。
【0003】この従来の技術は、チューブに変形部分を
形成することで抜け止めを施したチューブ継手におい
て、フッ素樹脂製のチューブの端部に外鍔と大径部とを
形成するとともに、前記大径部内に溝環を有する継手本
体の挿着筒を挿入し、また前記大径部に遊挿したリング
の大部分を前記溝環内に挿入して前記継手本体の雄ネジ
部に螺入した袋ナットで前記リングを外鍔にきつく圧接
することでチューブの抜け止めを施すとともに、袋ナッ
トの肩部の内面で前記チューブの中間部分を前記挿着筒
の端面にきつく圧接してチューブ屈折部を形成してなる
チューブ継手である。
形成することで抜け止めを施したチューブ継手におい
て、フッ素樹脂製のチューブの端部に外鍔と大径部とを
形成するとともに、前記大径部内に溝環を有する継手本
体の挿着筒を挿入し、また前記大径部に遊挿したリング
の大部分を前記溝環内に挿入して前記継手本体の雄ネジ
部に螺入した袋ナットで前記リングを外鍔にきつく圧接
することでチューブの抜け止めを施すとともに、袋ナッ
トの肩部の内面で前記チューブの中間部分を前記挿着筒
の端面にきつく圧接してチューブ屈折部を形成してなる
チューブ継手である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の技術におけ
るチューブに変形部分を形成するための熱作業の工程は
2回必要であり、時間がかかっていたし、加熱対流で加
熱むらが起こると、外鍔の形状が均等にならなくなり、
締め付け時にアンバランスが起きて、安定な締め付けが
できない場合があり、加熱に対する熟練が必要であっ
た。
るチューブに変形部分を形成するための熱作業の工程は
2回必要であり、時間がかかっていたし、加熱対流で加
熱むらが起こると、外鍔の形状が均等にならなくなり、
締め付け時にアンバランスが起きて、安定な締め付けが
できない場合があり、加熱に対する熟練が必要であっ
た。
【0005】また、大径部を形成した後、金型を外して
時間が経つとチューブ屈折部が徐々に縮んできてしま
い、挿着筒に充分入り込まなくなるので、大径部に熱が
残っているうちに素早く継手の挿着筒に押し込まなけれ
ばならないので、機敏な作業が必要であるという多くの
問題点が有った。
時間が経つとチューブ屈折部が徐々に縮んできてしま
い、挿着筒に充分入り込まなくなるので、大径部に熱が
残っているうちに素早く継手の挿着筒に押し込まなけれ
ばならないので、機敏な作業が必要であるという多くの
問題点が有った。
【0006】この他に実開昭62−86489号公報記
載のもののように、チューブに先細の拡径部を形成して
その内側に保形リングを圧入し、拡径部斜面を袋ナット
の斜面部で継手本体に締め付けることでチューブの抜け
止めを施したチューブ継手も周知である。ところが、こ
の従来例は、チューブ拡径部とチューブとの連接屈折部
分を継手本体に締め付ける手段がないので、高温で継手
からチューブやパイプが抜け易く、しかも、継手として
の気密液密性に乏しく、特に、チューブがフッ素樹脂製
チューブのように外面滑性が大きい素材であるときは、
チューブ抜けが多発すると共に、袋ナットの経時的『ユ
ルミ』も大となる。
載のもののように、チューブに先細の拡径部を形成して
その内側に保形リングを圧入し、拡径部斜面を袋ナット
の斜面部で継手本体に締め付けることでチューブの抜け
止めを施したチューブ継手も周知である。ところが、こ
の従来例は、チューブ拡径部とチューブとの連接屈折部
分を継手本体に締め付ける手段がないので、高温で継手
からチューブやパイプが抜け易く、しかも、継手として
の気密液密性に乏しく、特に、チューブがフッ素樹脂製
チューブのように外面滑性が大きい素材であるときは、
チューブ抜けが多発すると共に、袋ナットの経時的『ユ
ルミ』も大となる。
【0007】さらに、高温下の使用中、この従来例のも
のは、その熱サイクルで、保形リングやチューブが変形
し、チューブ内面と保形リング外面との間に僅かな液溜
りが生じて、いわゆる『死水』が貯溜したり、研摩用微
細粒子が上記変形部に引掛って堆積成長してチューブが
径小化してしまうという問題点が有った。
のは、その熱サイクルで、保形リングやチューブが変形
し、チューブ内面と保形リング外面との間に僅かな液溜
りが生じて、いわゆる『死水』が貯溜したり、研摩用微
細粒子が上記変形部に引掛って堆積成長してチューブが
径小化してしまうという問題点が有った。
【0008】この発明は、前記した各問題点を除去する
ために、継手本体の溝環に挿入したチューブ拡径部を袋
ナットで継手本体にきつく締め付けることで、前記チュ
ーブ拡径部の斜面部をその内部に圧入定位した保形リン
グの外面に前記袋ナット内面に一体突設の係止突環によ
りきつく圧接して第一のチューブ抜け止め部とするとと
もに、専用の圧接部材を不要化し、チューブ拡径部に連
接したチューブ屈折部を袋ナットの孔縁で継手本体の筒
状部の先端にきつく圧接することで、第二のチューブ抜
け止め部と気密保持部とし、かつチューブ拡径部内に圧
入した保形リング内に継手本体の筒状部を挿入したこと
で、保形リングと流体通路とを上記筒状部で隔絶して死
水溜りをなくすることを目的とする。
ために、継手本体の溝環に挿入したチューブ拡径部を袋
ナットで継手本体にきつく締め付けることで、前記チュ
ーブ拡径部の斜面部をその内部に圧入定位した保形リン
グの外面に前記袋ナット内面に一体突設の係止突環によ
りきつく圧接して第一のチューブ抜け止め部とするとと
もに、専用の圧接部材を不要化し、チューブ拡径部に連
接したチューブ屈折部を袋ナットの孔縁で継手本体の筒
状部の先端にきつく圧接することで、第二のチューブ抜
け止め部と気密保持部とし、かつチューブ拡径部内に圧
入した保形リング内に継手本体の筒状部を挿入したこと
で、保形リングと流体通路とを上記筒状部で隔絶して死
水溜りをなくすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記したこの発明の目的
は、フッ素樹脂製チューブの端部付近を拡径しつつ保形
リングを圧入し、チューブ拡径部を形成してその斜面部
を袋ナットで継手本体に締め付けることでチューブの抜
け止めを施したチューブ継手を構成するに当り、チュー
ブの拡径部の内周面に圧入定位した保形リング内に溝環
を有する硬質樹脂製継手本体の筒状部を挿入し、前記チ
ューブ拡径部の先端部分を前記溝環内に挿入して、継手
本体の雄ねじ部に硬質の袋ナットを螺入すると共に、こ
の袋ナットの内面に一体突設した係止突環により前記チ
ューブ拡径部の斜面部を保形リングに向け締め付けるこ
とで、第一のチューブ抜け止め部とし、かつ、チューブ
拡径部に連接したチューブ屈折部を前記袋ナットの孔縁
で継手本体の筒状部の先端にきつく圧接することで、第
二のチューブ抜け止め部と気密保持部とを形成したこと
で達成できた。
は、フッ素樹脂製チューブの端部付近を拡径しつつ保形
リングを圧入し、チューブ拡径部を形成してその斜面部
を袋ナットで継手本体に締め付けることでチューブの抜
け止めを施したチューブ継手を構成するに当り、チュー
ブの拡径部の内周面に圧入定位した保形リング内に溝環
を有する硬質樹脂製継手本体の筒状部を挿入し、前記チ
ューブ拡径部の先端部分を前記溝環内に挿入して、継手
本体の雄ねじ部に硬質の袋ナットを螺入すると共に、こ
の袋ナットの内面に一体突設した係止突環により前記チ
ューブ拡径部の斜面部を保形リングに向け締め付けるこ
とで、第一のチューブ抜け止め部とし、かつ、チューブ
拡径部に連接したチューブ屈折部を前記袋ナットの孔縁
で継手本体の筒状部の先端にきつく圧接することで、第
二のチューブ抜け止め部と気密保持部とを形成したこと
で達成できた。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例について図
面を参照して説明する。先ず、この発明の基本形態は、
図1に示すように、ポリ・テトラ・フルオロ・エチレン
(PTFE)とか、通常PFAと称するフッ素樹脂製チ
ューブ1の端部付近を必要に応じて加熱した拡径治具A
に図2(a)のように強引に圧入して拡径しつつ、フッ
素樹脂製保形リング2を図2(b)を経て同図2の
(c)および図3のように圧入し、チューブ拡径部1A
を形成する。
面を参照して説明する。先ず、この発明の基本形態は、
図1に示すように、ポリ・テトラ・フルオロ・エチレン
(PTFE)とか、通常PFAと称するフッ素樹脂製チ
ューブ1の端部付近を必要に応じて加熱した拡径治具A
に図2(a)のように強引に圧入して拡径しつつ、フッ
素樹脂製保形リング2を図2(b)を経て同図2の
(c)および図3のように圧入し、チューブ拡径部1A
を形成する。
【0011】そして、チューブ1の拡径部1A内の前記
保形リング2内に図3のように溝環3を有するフッ素樹
脂やポリプロピレン等の硬質樹脂製継手本体4の筒状部
5を図3の状態を経て図4のように挿入すると同時に、
前記チューブ拡径部1Aの先端部分を前記溝環3内に挿
入する。次いで、この溝環3の外側を含めた継手本体4
の雄ねじ部4aに図4のように雌ねじ6Aを螺入したフ
ッ素樹脂やポリプロピレンなどで作った硬質の袋ナット
6の内面に一体突設した係止突環7で前記チューブ拡径
部1Aの斜面部1aを図4の状態を経て袋ナット6の螺
入力で図5のように保形リング2に向けきつく当て込み
つつ締め付ける。
保形リング2内に図3のように溝環3を有するフッ素樹
脂やポリプロピレン等の硬質樹脂製継手本体4の筒状部
5を図3の状態を経て図4のように挿入すると同時に、
前記チューブ拡径部1Aの先端部分を前記溝環3内に挿
入する。次いで、この溝環3の外側を含めた継手本体4
の雄ねじ部4aに図4のように雌ねじ6Aを螺入したフ
ッ素樹脂やポリプロピレンなどで作った硬質の袋ナット
6の内面に一体突設した係止突環7で前記チューブ拡径
部1Aの斜面部1aを図4の状態を経て袋ナット6の螺
入力で図5のように保形リング2に向けきつく当て込み
つつ締め付ける。
【0012】この締め付け応力で、保形リング2の算盤
珠形斜面部外周面に満遍なくチューブ拡径部1Aの斜面
部1aの内周面を図5の状態を経て図1のようにきつく
当て込むことができ、第1のチューブ抜け止め部を作る
ことができる。これと共に、チューブ拡径部1Aに連接
したチューブ屈折部1Bに袋ナット6に鋭角形成した孔
縁6aを僅かに喰い込ませつつ継手本体4の筒状部5の
先端に同図1のようにきつく圧接して、第二の抜け止め
部と気密保持部とを形成した本発明のチューブ継手を構
成できた。なお、長期使用により、袋ナット6が図6の
ように若干ゆるんで来たときには、袋ナット6を増し締
めすることで、図1に示す正常な使用形態を復元でき
る。
珠形斜面部外周面に満遍なくチューブ拡径部1Aの斜面
部1aの内周面を図5の状態を経て図1のようにきつく
当て込むことができ、第1のチューブ抜け止め部を作る
ことができる。これと共に、チューブ拡径部1Aに連接
したチューブ屈折部1Bに袋ナット6に鋭角形成した孔
縁6aを僅かに喰い込ませつつ継手本体4の筒状部5の
先端に同図1のようにきつく圧接して、第二の抜け止め
部と気密保持部とを形成した本発明のチューブ継手を構
成できた。なお、長期使用により、袋ナット6が図6の
ように若干ゆるんで来たときには、袋ナット6を増し締
めすることで、図1に示す正常な使用形態を復元でき
る。
【0013】また、保形リング2の形態としては、図7
のように保形リング2の先端部に外鍔2a付きの保形リ
ング2を使用してもよく、この例では、チューブ拡径部
1Aの先端が上記外鍔2aに当接することで、保形リン
グ2の拡径部1A内への圧入位置を決定でき、量産に適
する。
のように保形リング2の先端部に外鍔2a付きの保形リ
ング2を使用してもよく、この例では、チューブ拡径部
1Aの先端が上記外鍔2aに当接することで、保形リン
グ2の拡径部1A内への圧入位置を決定でき、量産に適
する。
【0014】
【実施例】前述した各構成部材の材質は、チューブ1お
よび継手本体4内を流動する流体の種類に応じて適宜定
めることができ、比較的にラフな使用条件下で実施する
場合は、チューブ1を除く他の部材を金属等の強靭材で
形成すれば、その強度も大となる。また、半導体集積チ
ップ製造現場のように、シビアな使用条件下で実施する
場合は、チューブ1を初めとして、各構成部材のすべて
をPTFEまたはPFAのようなフッ素樹脂で作ること
で、高密度の超LSI(大規模集積回路)チップの製造
時における半導体集積チップの洗滌液の流管路として充
分対処できた。
よび継手本体4内を流動する流体の種類に応じて適宜定
めることができ、比較的にラフな使用条件下で実施する
場合は、チューブ1を除く他の部材を金属等の強靭材で
形成すれば、その強度も大となる。また、半導体集積チ
ップ製造現場のように、シビアな使用条件下で実施する
場合は、チューブ1を初めとして、各構成部材のすべて
をPTFEまたはPFAのようなフッ素樹脂で作ること
で、高密度の超LSI(大規模集積回路)チップの製造
時における半導体集積チップの洗滌液の流管路として充
分対処できた。
【0015】
【発明の効果】この発明は、以上のような形態を採用し
たので、以下に記載の効果を奏する。継手本体4の筒状
部5に被せたチューブ拡径部1Aを袋ナット6で継手本
体4にきつく締め付けることで、前記チューブ拡径部1
Aの斜面部1aの内面を袋ナット6の係止突環7で保形
リング2の斜面の外面にきつく当て込んで第一のチュー
ブ抜け止め部とするとともに、チューブ拡径部1Aに連
接したチューブ屈折部1Bを袋ナット6の孔縁6aで継
手本体4の筒状部5の先端にきつく圧接することで、第
二のチューブ抜け止め部と気密保持部となしたので、チ
ューブ1は継手本体4に対し、気密・液密を厳重に保
ち、継手本体4に密着結合しており、妄りに緩んだり、
引き抜けることがなく、長期に亘り安全に使用できたと
いう第1の効果が有る。
たので、以下に記載の効果を奏する。継手本体4の筒状
部5に被せたチューブ拡径部1Aを袋ナット6で継手本
体4にきつく締め付けることで、前記チューブ拡径部1
Aの斜面部1aの内面を袋ナット6の係止突環7で保形
リング2の斜面の外面にきつく当て込んで第一のチュー
ブ抜け止め部とするとともに、チューブ拡径部1Aに連
接したチューブ屈折部1Bを袋ナット6の孔縁6aで継
手本体4の筒状部5の先端にきつく圧接することで、第
二のチューブ抜け止め部と気密保持部となしたので、チ
ューブ1は継手本体4に対し、気密・液密を厳重に保
ち、継手本体4に密着結合しており、妄りに緩んだり、
引き抜けることがなく、長期に亘り安全に使用できたと
いう第1の効果が有る。
【0016】また、特に本発明では、チューブ拡径部1
A内に圧入した保形リング2内に継手本体4の筒状部5
を挿入したので、保形リング2と流体通路とを上記筒状
部5で隔絶して死水溜りをなくすることができたし、前
記第一のチューブ抜け止め部の抜け止め強度を増大させ
ることができたという第2の効果も有る。
A内に圧入した保形リング2内に継手本体4の筒状部5
を挿入したので、保形リング2と流体通路とを上記筒状
部5で隔絶して死水溜りをなくすることができたし、前
記第一のチューブ抜け止め部の抜け止め強度を増大させ
ることができたという第2の効果も有る。
【0017】さらに、この発明によれば、チューブ拡径
部1Aの斜面部1aを保形リング2の斜面に当て込ん
で、第一のチューブ抜け止め部をつくるための係止突環
7は、袋ナット6の内面にその成形時一体突設すること
ができ、専用の上記当て込みのための部材を不要化でき
たので、部品点数の削減に寄与でき、省資源化と省力化
とを一挙に実現できたという国策に即した第3の効果も
有る。
部1Aの斜面部1aを保形リング2の斜面に当て込ん
で、第一のチューブ抜け止め部をつくるための係止突環
7は、袋ナット6の内面にその成形時一体突設すること
ができ、専用の上記当て込みのための部材を不要化でき
たので、部品点数の削減に寄与でき、省資源化と省力化
とを一挙に実現できたという国策に即した第3の効果も
有る。
【図1】本発明の実施の形態例を示す拡大縦断側面図
【図2】本発明におけるチューブ拡径部の成形例を示す
断面図
断面図
【図3】本発明によるチューブ継手の組立途中の一例を
示す縦断側面図
示す縦断側面図
【図4】本発明によるチューブ継手の組立途中の一例を
示す縦断側面図
示す縦断側面図
【図5】本発明によるチューブ継手の組立途中の一例を
示す縦断側面図
示す縦断側面図
【図6】本発明によるチューブ継手の増締め前の状態の
一例を示す縦断側面図
一例を示す縦断側面図
【図7】本発明の他の形態例を示す要部縦断側面図
1 チューブ 1A チューブ拡径部 1B チューブ屈折部 1a 斜面部 2 保形リング 3 溝環 4 継手本体 4a 雄ねじ部 5 筒状部 6 袋ナット 6a 孔縁 7 袋ナットの内面に一体突設した係止突環
Claims (1)
- 【請求項1】 フッ素樹脂製チューブの端部付近を拡径
しつつ保形リングを圧入し、チューブ拡径部を形成して
その斜面部を袋ナットで継手本体に締め付けることでチ
ューブの抜け止めを施したチューブ継手において、チュ
ーブ1の拡径部1Aの内周面に圧入定位した保形リング
2内に溝環3を有する硬質樹脂製継手本体4の筒状部5
を挿入し、前記チューブ拡径部1Aの先端部分を前記溝
環3内に挿入して、継手本体4の雄ねじ部4aに硬質の
袋ナット6を螺入すると共に、この袋ナットの内面に一
体突設した係止突環7により前記チューブ拡径部1Aの
斜面部1aを保形リング2に向け締め付けることで、第
一のチューブ抜け止め部とし、かつ、チューブ拡径部1
Aに連接したチューブ屈折部1Bを前記袋ナット6の孔
縁6aで継手本体4の筒状部5の先端にきつく圧接する
ことで、第二のチューブ抜け止め部と気密保持部とを形
成したチューブ継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9143524A JPH10318475A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | チューブ継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9143524A JPH10318475A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | チューブ継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10318475A true JPH10318475A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15340752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9143524A Pending JPH10318475A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | チューブ継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10318475A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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