JP2004218754A - 樹脂製管継手及び樹脂製管継手の継手方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】継手本体10に装着される内側環状部材1と、外側環状部材2と、締付部材11とを備え、内側環状部材1の外周面うち樹脂製チューブ3の装着部に、外側環状部材2の内周面を圧入させた状態で、内側環状部材1と外側環状部材2との間に、樹脂製チューブ3を圧入したチューブ組立体が形成されており、チューブ組立体が、継手本体10の内周面側に装着される前の状態において、外側環状部材2は、樹脂製チューブ3を内側環状部材1の外周面に押圧しており、チューブ組立体が、継手本体10の内周面側に装着された状態において、樹脂製チューブを挿通した締付部材11が継手本体10に締め付けられている。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、超純水、高純度薬液等を搬送する半導体製造周辺設備の樹脂製管継手、化学工業の配管用の樹脂製管継手、及び樹脂製管継手の継手方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、シール性能を向上させたり、より強い引き抜け強度を確保するため、種々の管継手が提案されている(例えば下記特許文献1−6参照)。図8(a)は、下記特許文献1に提案されている管継手の基本構造の断面図を示している。チューブ110は、内周面側に内側リング111が装着された状態で、継手本体112に装着されている。継手本体112のおねじと締付部材113のめねじが螺合して、締付部材113が継手本体112に固定されている。締付部材113に所定のトルクを加えることにより、チューブ110は、内側リング111のテーパ部に圧接されており、チューブ110の引き抜け強度が確保される。
【0003】
図8(b)は、下記特許文献2、3に提案されている管継手の基本構造の断面図を示している。チューブ120は、内周面に内側リング121が装着され、外周面に外側リング125が装着された状態で、継手本体122に装着されている。継手本体122のおねじに、締付部材123のめねじが螺合して、締付部材123が継手本体122に固定されている。締付部材123に所定のトルクを加えることにより、チューブ120は、内側リング121のテーパ部に圧接され、さらに締付部材123と一体の押圧部124が外側リング125を押圧し、チューブ120の引き抜け強度が確保される。
【0004】
また、下記特許文献4〜6には、樹脂製チューブの装着部を熱溶融や熱変形により形成する技術が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−54489号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平10−288286号公報
【0007】
【特許文献3】
特開2001−21074号公報
【0008】
【特許文献4】
特開平8−247353号公報
【0009】
【特許文献5】
特開平4−15389号公報
【0010】
【特許文献6】
特開平4−69488号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のような従来の管継手には以下のような問題があった。図8(a)に示したような構成では、チューブ110が、内側リングのテーパ部に圧接されて引き抜け強度が確保されているが、チューブ110が搬送流の圧力や、高温搬送流の熱により、塑性変形した場合、チューブ110の肉厚が薄くなり、引き抜け強度が低下してしまう。このため、締付部材113の定期的な増し締めが必要であった。
【0012】
図8(b)に示したような構成は、外側リング125を備えているが、これは異なる径のチューブに交換した場合に、外側リング125をこれに対応する径のものに交換すれば、継手本体を交換する必要がないというものである。すなわち、外側リング125自体には、引き抜け強度を向上させるという作用はなく、引き抜け強度に関しては、図8(a)の構成と同様の問題がある。また、図8(b)の構成は、管締付用部材123と一体の押圧部124が外側リング125を押圧しているが、チューブ120を直接径方向に押圧するものではなく、管締付用部材123の締め付けが緩めば、押圧力も低下してしまう。
【0013】
前記特許文献4〜6に開示されているような、樹脂製チューブの装着部を熱溶融や熱変形により形成する技術では、チューブ装着作業は容易になるが、劣化した樹脂粉(オリゴマー)によるパーティクル(微粒子)発生の原因となり、パーティクルの除去が不十分であれば、チューブ外側のパーティクルは、半導体設備等のクリーンルームの汚染の原因となり、チューブ内側のパーティクルは、搬送流に異物を混入させることになり、純度低下の原因にもなる。さらに、このような加熱圧入方式を用いれば、クリーンルーム内の空気の層流状態を乱すことにもなる。
【0014】
また、前記特許文献1〜3に開示されているような管継手を用いた場合でも、加熱圧入方式を用いることは可能であり、加熱圧入方式を用いれば前記のような問題が生じることになる。
【0015】
本発明は、前記のような従来の問題を解決するものであり、チューブの引き抜け強度を向上でき、施工方法を常温圧入方式に一本化できる樹脂製管継手及び樹脂製管継手の継手方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の第1の樹脂製管継手は、継手本体を介して樹脂製チューブを接続する樹脂製管継手であって、前記継手本体に装着される内側環状部材と、外側環状部材と、締付部材とを備えており、前記内側環状部材の外周面うち前記樹脂製チューブの装着部に、前記外側環状部材の内周面を圧入させた状態で、前記内側環状部材と前記外側環状部材との間に、前記樹脂製チューブを圧入したチューブ組立体が形成されており、前記チューブ組立体が、前記継手本体の内周面側に装着される前の状態において、前記外側環状部材は、前記樹脂製チューブを前記内側環状部材の外周面に押圧しており、前記チューブ組立体が、前記継手本体の内周面側に装着された状態において、前記樹脂製チューブを挿通した締付部材が前記継手本体に締め付けられていることを特徴とする。
【0017】
また、本発明の第2の樹脂製管継手は、継手本体を介して樹脂製チューブを接続する樹脂製管継手であって、前記継手本体に装着される内側環状部材と、締付部材とを備えており、前記内側環状部材の外周面に、前記樹脂製チューブを圧入したチューブ組立体が形成されており、前記チューブ組立体が、前記継手本体の内周面側に装着された状態において、前記樹脂製チューブを挿通した締付部材が前記継手本体に締め付けられており、前記内側環状部材の外周面のうち、前記樹脂製チューブの入口側に先端から後方に向かうにつれて外径が大きくなっているテーパ部が形成されており、前記締付部材を前記樹脂製チューブに挿通させる前の状態において、前記締付部材の内径のうち、前記樹脂製チューブへの当接部の内径をd1、前記樹脂製チューブの外径をd2、前記テーパ部の傾斜面と水平面とのなす角度のうち鋭角の側をα(度)とすると、
d1≦d2
35≦α≦45
の関係を満足することを特徴とする。
【0018】
次に、本発明の樹脂製管継手の継手方法は、継手本体を介して樹脂製チューブを接続する樹脂製管継手の継手方法であって、内側環状部材の外周面のうち前記樹脂製チューブの装着部に、外側環状部材の内周面を圧入させる工程と、前記内側環状部材と前記外側環状部材との間に、前記樹脂製チューブを圧入してチューブ組立体を形成する工程と、前記チューブ組立体を前記継手本体の内周面側に装着し、前記樹脂製チューブを装通させた締付部材を前記継手本体に締め付ける工程を備えたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の樹脂製管継手は、外側環状部材がチューブを押圧する構成であるので、チューブの引き抜け強度を向上でき、また施工方法を常温圧入方式に一本化できる。
【0020】
本発明の第2の樹脂製管継手は、所定の寸法、角度の関係を満足することにより、チューブを確実に圧接できるとともに、チューブの挿入性も確保することができる。
【0021】
また、本発明の樹脂製管継手の継手方法によれば、チューブの引き抜け強度を向上でき、施工方法を常温圧入方式に一本化できる。
【0022】
前記本発明の第1の樹脂製管継手においては、前記内側環状部材の外周面に、前記外側環状部材の仮固定の際に歯止めをかける第1の段差と、前記第1の段差に対して、樹脂製チューブの入口側の反対側にあり、前記外側環状部材の最終固定の際に歯止めをかける第2の段差とが形成されていることが好ましい。この構成によれば、第1の段差が形成されているので、外側環状部材の後方への移動に歯止めがかかり、内側環状部材と外側環状部材との当接部をチューブの先端が乗り越え易くなり、第2の段差が形成されているので、外側環状部材の最終的な歯止めが確実になる。
【0023】
また、前記内側環状部材の外周面のうち、前記樹脂製チューブの入口側に先端から後方に向かうにつれて外径が大きくなっているテーパ部が形成されており、前記締付部材を前記樹脂製チューブに挿通させる前の状態において、前記締付部材の内径のうち、前記樹脂製チューブへの当接部の内径をd1、前記樹脂製チューブの外径をd2、前記テーパ部の傾斜面と水平面とのなす角度のうち鋭角の側をα(度)とすると、
d1≦d2
35≦α≦45
の関係を満足することが好ましい。この構成によれば、チューブを確実に圧接できるとともに、チューブの挿入性も確保することができる。
【0024】
また、前記継手本体の内径のうち、前記チューブ組立体の装着部の内径をd3、前記チューブ組立体のうち、前記継手本体の内周面に対応する部分の前記外側環状部材の外径をd4とすると、
d3≦d4
の関係を満足することが好ましい。この構成によれば、チューブの固定がより強固になり、チューブの引き抜け強度が向上し、チューブがより抜けなくなる。
【0025】
また、前記内側環状部材の外周面のうち、前記樹脂製チューブの入口側に先端から後方に向かうにつれて外径が大きくなっているテーパ部が形成されており、前記テーパ部の先端部分が面取りされていることが好ましい。この構成によれば不純物の滞留、蓄積を防止できる。
【0026】
また、前記継手本体の内周面のうち、前記内側環状部材の端部との当接部が面取りされていることが好ましい。この構成によれば不純物の滞留、蓄積を防止できる。
【0027】
前記本発明の樹脂製管継手の継手方法においては、前記内側環状部材の外周面に、第1の段差と、前記第1の段差に対して、樹脂製チューブの入口側の反対側にある第2の段差とが形成されており、
前記外側環状部材を圧入する工程において、前記外側環状部材を前記第1の段差で歯止めがかかるまで圧入し、
前記チューブ組立体を形成する工程において、前記外側環状部材を前記第2の段差で歯止めがかかるまで圧入することが好ましい。この構成によれば、第1の段差が形成されているので、外側環状部材の後方への移動に歯止めがかかり、内側環状部材と外側環状部材との当接部をチューブの先端が乗り越え易くなり、第2の段差が形成されているので、外側環状部材の最終的な歯止めが確実になる。
【0028】
また、前記内側環状部材の外周面のうち、前記樹脂製チューブの入口側に先端から後方に向かうにつれて外径が大きくなっているテーパ部が形成されており、
前記外側環状部材を前記第1の段差で歯止めがかかるまで圧入した状態において、前記外側環状部材の内面と前記テーパ部との間で断面略V字形の隙間が形成されていることが好ましい。この構成によれば、チューブ先端が断面略V字形の隙間の位置にある間は、外側環状部材の内周面がチューブの外周面を押させ付けるように作用し、しかも隙間は、チューブの装着方向に間隔が狭まっているので、チューブ先端は内側環状部材と外側環状部材との当接部を乗り越え易くなる。
【0029】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0030】
(実施の形態1)
図1、2は、実施の形態1に係る樹脂製の管継手に係る継手作業の主要工程の断面図であり、図3は、内側環状部材である内側リングの要部拡大図である、以下に説明する管継手を構成する外側環状部材である外側リング2、内側リング1、チューブ3、継手本体10、及び締付部材である袋ナット11はいずれも樹脂製であり、チューブ3には、耐薬品性、及び耐熱性を確保するために、例えばフッ素樹脂を用いる。
【0031】
図1(a)は、内側リング1に外側リング2を装着する前の状態を示している。外側リング2の内側リング1への装着は、治具4にあらかじめ装着した内側リング1に、外側リング2を押し込んで行う。治具4は圧入装置(図示せず)に取り付けられており、治具4の位置を固定するようにセットしておけば、外側リング2の装着は手作業でも可能である。
【0032】
外側リング2の装着前においては、内側リング1の外周のうち、外側リング2の入口側の外径寸法Aに比べ、外側リング2の内径寸法Bは小さくなっている。このため、外側リング2は内側リング1に圧入されることになる。また、図3に示したように、外径寸法Aに比べ、外側リング2の入口側に対して後方部分の外径寸法Cが大きくなっている。このため、寸法Aと寸法Cとの寸法差により形成される段差5は、外側リング2の装着位置の目安とすることができ、外側リング2が段差5に当接して歯止めがかかるまで、外側リング2を押し込むことになる。
【0033】
外径寸法Aと内径寸法Bとの差は、例えば0.25mm以上0.75mm以下の範囲であり、外径寸法Aと外径寸法Cとの差は、例えば0.5mm以上1mm以下の範囲である。
【0034】
図1(b)は、内側リング1に、チューブ3を装着する前の状態を示している。本図の状態では、外側リング2の内側リング1への装着が完了している。チューブ3は、ホルダー6を介して位置が固定されている。このため、圧入装置を用いて、治具4を矢印a方向に移動させれば、内側リング1へのチューブ3の装着が開始することになる。
【0035】
図2(a)は、チューブ3の装着の途中の状態を示している。本図の状態では、チューブ3の先端は、内側リング1のテーパ部1aに乗り上げており、チューブ3の先端部の内径が拡径している。チューブ3の先端は、外側リング2の内面と内側リング1のテーパ部1aとの間で形成される断面略V字形の隙間7(図3)の位置にある。この状態から、さらに治具4を矢印a方向に移動させれば、チューブ3の先端は、外側リング2を押し広げつつ、外側リング2の内面と内側リング1との当接部8(図3)を超えることになる。
【0036】
チューブ3の先端が断面略V字形の隙間7の位置にある間は、外側リング2の内周面がチューブ3の外周面を押させ付けるように作用し、しかも隙間7は、チューブ3の装着方向に間隔が狭まっているので、チューブ3の先端は当接部8を乗り越え易くなっている。
【0037】
また、外側リング2の位置移動は、段差5よって歯止めがかかっているので、チューブ先端が当接部8を乗り越える初期の段階では、隙間7は形成されたままである。すなわち、外側リング2には、チューブ3の装着方向に移動させる方向に力が作用することになるが、チューブ3の先端の当接部8の乗り越えの容易性は確保されることになる。
【0038】
図2(b)は、チューブ3の内側リング1への圧入が完了し、チューブ組立体9が完成した状態を示している。この状態は、図2(a)の状態からさらに治具4の矢印a方向への移動を進行させた状態であり、チューブ3の装着の進行に伴って、外側リング2も同じ方向に進行することになるが、この進行は、内側リング1の外周面に形成された段差5aによって、歯止めがかかることになる。
【0039】
図4は、チューブ組立体の継手本体10への装着工程を示す断面図である。図4(a)は、チューブ組立体9を継手本体10へ装着する前の状態を示している。この状態から、チューブ組立体9を継手本体10の内周側に挿入し、締付部材である袋ナット11を回転させて継手本体10に締め付ける。この締め付けは、継手本体10の外周面に形成されためねじ10aと、袋ナット11の内周面に形成されたおねじ11aとが螺合して行われている。
【0040】
図4(b)は、チューブの継手作業が完了した状態を示している。この状態では2つのチューブが継手本体10を介して接続されていることになる。以上のような工程を経て継手作業が完了することになる。
【0041】
図5に、継手作業が完了した状態の継手部分の要部拡大断面図を示している。前記のように、チューブ3の内側リング1への装着時に、チューブ3の先端部は拡径されているので、チューブ3は内側リング1の外周面を押圧していることになる。また、内側リング1を押圧している外側リング2の内周面側に、チューブ3は装着しているので、外側リング2は、チューブ3と内側リング1との双方を押圧していることになる。このため、単にチューブ3を内側リング1に装着した構成とは異なり、外側リング2の押圧により、チューブ3は内側リング1に強固に固定されていることになる。
【0042】
また、チューブ3は、内側リング1の外周面の形状に沿って変形し、内側リング1の外周面に密着している。さらに、外側リング2は、変形後のチューブ3の外周面の形状に沿って変形し、チューブ3の外周面に密着している。すなわち、チューブ3の内側リング1への装着が進むにつれて、外側リング2は内側リング1の外周面の形状に追従して変形することになる。このことも、チューブ3の強固な固定に寄与していることになる。
【0043】
このように、チューブ3は内側リング1と外側リング2との間に、強制圧入されているので、チューブ3が搬送流の圧力や、高温搬送流の熱により、塑性変形しても、常に外側リング2はチューブ3を押圧していることになる。このため、本実施の形態に係る外側リング2を設けていない構成に比べて、チューブの変形によるチューブ抜け防止や、搬送流の漏れ防止に対して有利になる。
【0044】
この効果を得るには、本実施の形態のように、外側リング2がチューブ3を押圧している必要があり、外見上単に外側リングを設けている構成では得られない。
【0045】
さらに、本実施形態に係る継手方法は、チューブ3の装着に熱溶融や熱変形を行う加熱圧入方式を用いるではなく、常温圧入方式を用いるものである。仮に、加熱圧入方式を用いても、チューブ3の内側リング1へ装着はできなくなる。これは、チューブ3の装着直前において、外側リング2は、内側リング1を押圧しているので、加熱により軟化したチューブ3の先端は、図3に示した断面略V字形の隙間7までは挿入できても、外側リング2の径を押し広げることはできず、外側リング2と内側リング1との当接部8を超えることができないからである。すなわち、本実施形態に係る継手方法は、加熱圧入方式による施行を禁止することができる。
【0046】
ここで、チューブを加熱すると、チューブ装着作業が容易になる反面、劣化した樹脂粉(オリゴマー)によるパーティクル(微粒子)発生の原因となる。パーティクルの除去が不十分であれば、チューブ外側のパーティクルは、半導体設備等のクリーンルームの汚染の原因となり、チューブ内側のパーティクルは、搬送流に異物を混入させることになり、純度低下の原因にもなる。また、クリーンルーム内の空気の層流状態を乱すことにもなる。
本実施形態に係る継手方法は、加熱圧入方式による施行ができないので、施工場所において、安易にチューブを加熱することを禁止でき、施工方法を常温圧入方式に一本化できる。
【0047】
このことは、管理面でも利点がある。具体的には、継手部分の外見を見て、外側リング2がチューブ3の変形に追従して変形していることが確認できれば、チューブを加熱することなく作業したと判断することできる。すなわち、継手が完了していること自体が、加熱していないことを示すことになる。通常、継手部分の外見から、加熱圧入方式を用いたか、常温圧入方式を用いたかの判断は困難であるが、本実施の形態ではこの判断は、容易かつ確実である。
【0048】
(実施の形態2)
実施の形態2は、袋ナットとチューブとの寸法関係、及び内側リングのテーパ部の傾斜角度に係るものである。本実施の形態に係る管継手は、下記の式(1)、及び式(2)の関係を満足している。
【0049】
式(1) d1≦d2
式(2) 35≦α≦45
d1は、袋ナット11の内径のうち、チューブ3への当接部の内径であり、d2はチューブ3の外径である(図4(a))。角度α(度)は、内側リングのテーパ部の傾斜角度である(図3)。角度は、水平面と傾斜面とのなす角のうち、鋭角の側を示しており、時計方向を正としている。
【0050】
図5に示したように、継手完了状態では、袋ナット11の締め付けにより、袋ナット11のエッジ部11aがチューブ3の外周面を押圧しており、チューブ3は内側リング1のテーパ部1aに圧接している。式(1)の関係を満足することにより、袋ナット11は、チューブ3をテーパ部1aに圧接させることに加えて、チューブ3の径を縮小する方向に圧縮力が加えることになる。このため、袋ナット11の締め付け時に、袋ナット11のエッジ部11aが、テーパ部1aに沿って乗り上げることを防止でき、チューブ3の圧接の確実性が高まる。
【0051】
一方、式(2)の関係を満足することにより、チューブ3の圧接状態を良好にしつつ、チューブ3の挿入性も確保できる。角度α(度)が式(2)の下限値より小さくなるにつれて、チューブ3の圧接力は弱まり、テーパ部の肉厚も小さくなるので、耐久性も弱くなる。
【0052】
また、角度α(度)が式(2)の上限値より大きくなるにつれて、内側リング1への挿入性が悪くなる。これは、図2(a)に示したように、チューブ3の内側リング1への挿入の際に、チューブ3がテーパ部1aに乗り上げることになるが、角度αが大きくなるほど、治具4の推力も大きくなるためである。すなわち、治具4の推力が大きくなるにつれて、チューブ3の挿入初期において、チューブ3の先端部が座屈し易くなり挿入が困難になる。
【0053】
本実施の形態では、式(1)、(2)の双方を満足しているので、チューブ3を確実に圧接できるとともに、チューブ3の挿入性も確保することができる。式(1)の関係を満足していても、式(2)の関係を満足していなければ、挿入性が悪くなったり、チューブ3の十分な圧接力を確保できない場合がある。また、式(2)の関係を満足していても、式(1)の関係を満足していなければ、チューブ3の圧接力は、式(1)の関係を満足している場合と比べて劣ることになる。
【0054】
なお、本実施の形態は、外側リング2を用いた実施の形態1の構成を前提に説明したが、外側リングを用いない構成にも適用してもよい。
【0055】
(実施の形態3)
実施の形態3は、内側リングのテーパ部の先端形状に係る実施の形態である。図6(a)は、本実施の形態に係る内側リング1のテーパ部先端の拡大図を示しており、図6(b)は、比較例に係る内側リング1のテーパ部先端の拡大図を示している。
【0056】
図6(a)に示したテーパ部1aは、先端1bが面取りされており、テーパ部1aのち、チューブ3の内周面との接触面の先端部1cは、チューブ3の内周面3aに対して、チューブ3の外側の方向に入り込んだ位置にある。また、面取り部は、先端部1cから搬送流の流れ方向(矢印b)に傾斜している。このため、テーパ部先端の近傍における搬送流の滞留を防止でき、不純物の滞留、蓄積も防止できる。
【0057】
一方、比較例に係る図6(b)の構成では、先端部100cは、チューブ3の内周面とほぼ同一位置にある。このため、搬送流の流れによって、先端部100cの浮きが生じ易くなり、浮きが生じると、搬送流の滞留の原因となり、不純物の滞留、蓄積の原因となる。
【0058】
次に、図6(c)は、本実施の形態に係る内側リング1と継手本体との当接部の拡大図を示しており、図6(d)は、比較例に係る内側リング1と継手本体10との当接部の拡大図を示している。
【0059】
図6(c)に示した継手本体10は、内周面のうち、内側リング1の端部側は面取り部10aが形成されており、継手本体10と内側リング1との接触面の先端部10bは、内側リング1の内周面1daに対して、チューブ3の外側方向に入り込んだ位置にある。また、面取り部10aは、先端部10bから搬送流の流れ方向(矢印b)に傾斜している。このため、テーパ先端の近傍における搬送流の滞留を防止でき、不純物の滞留、蓄積も防止できる。
【0060】
一方、比較例に係る図6(d)の構成では、先端部101aは、チューブ3の内周面とほぼ同一位置にある。このため、搬送流の流れによって、先端部113cの浮きが生じ易くなり、浮きが生じると、搬送流の滞留の原因となり、不純物の滞留、蓄積の原因となる。
【0061】
なお、本実施の形態は、外側リング2を用いた実施の形態1の構成を前提に説明したが、外側リング2を用いない構成にも適用してもよい。
【0062】
(実施の形態4)
実施の形態4は、継手本体内径と外側リング外径との寸法関係に係るものである。本実施の形態に係る管継手は、下記の式(3)の関係を満足している。
【0063】
式(3) d3≦d4
d3は、継手本体10の内径のうち、チューブ組立体9の装着部の内径であり、d4はチューブ組立体9のうち、継手本体10の内周面に対応する部分の外側リング2の外径である(図4(a))。d3とd4との差は例えば0.5mm以下である。図2を用いて説明したように、チューブ組立体9の完成状態では、チューブ3は内側リング1と外側リング2との間に圧入されているので、外側リング2はチューブ3を押圧していることになる。式(3)の関係を満足していれば、チューブ組立体12を継手本体13に圧入することになるので、外側リング2のチューブ3の押圧力が増し、袋ナット11の締め付けにより、押圧力はより増すことになる。このため、チューブ3の固定がより強固になり、チューブ3の引き抜け強度が向上し、チューブ3がより抜けなくなる。
【0064】
(実施例)
以下、実施例を参照しながら、本発明の効果について具体的に説明する。実施例1として、図5に示した実施の形態1に係る管継手を用い、比較例1として図8(a)に示した構成の管継手、比較例2として図8(b)に示した構成の管継手をそれぞれ用いた。比較例1は、外側リングを設けない構成である。比較例2は、外見上、外側リングを設けているが、外側リング自体にチューブを押圧する作用のない構成である。
【0065】
これらの各管継手の引張強度試験の結果を以下の表1に示す。また、実施例1と比較例1とについては、図7に伸び率(%)と引張強度(N)との関係を示している。各管継手には、同じ材質、大きさ(外径19.05mm、内径15.87mm)のチューブを用い、試験条件(引張速度50mm/分、室温25℃)も統一した。表1中、Fは引張強度(N)であり、図7の引張強度の最大値に相当し、この値からチューブ抜けが開始する。εは伸び率(%)である。
【0066】
【表1】
【0067】
表1の結果から分るように、実施例1は比較例1、2に比べ、引張強度、伸び率ともに上まわっている。このことは、図7の比較図を見ればより明らかであり、実施例1は比較例1に比べ、特に伸び率が大幅に上回っており、チューブ変形に対して抜けにくい特性であることが分る。
【0068】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、外側環状部材がチューブを押圧する構成であるので、チューブの引き抜け強度を向上でき、また施工方法を常温圧入方式に一本化できる。また、所定の寸法、角度の関係を満足することにより、チューブを確実に圧接できるとともに、チューブの挿入性も確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施形態に係る樹脂製の管継手に係る継手工程のうち、外側リングを内側リングに圧入する前の状態を示す断面図
(b)本発明の一実施形態に係る樹脂製の管継手に係る継手工程のうち、内側リングにチューブを装着する前の状態を示す断面図
【図2】(a)本発明の一実施形態に係る樹脂製の管継手に係る継手工程のうち、チューブの装着初期の状態を示す断面図
(b)本発明の一実施形態に係る樹脂製の管継手に係る継手工程のうち、チューブ組立体が完成した状態を示す断面図
【図3】本発明の一実施形態に係る管継手の要部断面図
【図4】(a)本発明の一実施形態に係る樹脂製の管継手に係る継手工程のうち、袋ナットによる締め付け作業をする前の状態を示す断面図
(b)本発明の一実施形態に係る樹脂製の管継手に係る継手工程のうち、継手作業が完了した状態を示す断面図
【図5】本発明の一実施形態に係る管継手の主要部の拡大断面図
【図6】(a)本発明の一実施形態に係る管継手の内側リング先端部の拡大断面図
(b)比較例に係る管継手の内側リング先端部の拡大断面図
(c)本発明の一実施形態に係る管継手の内側リングと継手本体との接触部の拡大断面図
(d)比較例に係る管継手の内側リングと継手本体との接触部の拡大断面図
【図7】本発明の実施例に係る管継手と比較例に係る管継手とのチューブ引き抜けの比較を示す図
【図8】(a)従来の管継手の一例に係る要部断面図
(b)従来の管継手の別の一例に係る要部断面図
【符号の説明】
1 内側リング
1a テーパ部
1b,10a 面取り部
2 外側リング
3 チューブ
4 治具
5,5a 段差
6 チューブホルダ
7 略V字状の隙間
8 当接部
9 チューブ組立体
10 継手本体
11 袋ナット
Claims (10)
- 継手本体を介して樹脂製チューブを接続する樹脂製管継手であって、前記継手本体に装着される内側環状部材と、外側環状部材と、締付部材とを備えており、
前記内側環状部材の外周面うち前記樹脂製チューブの装着部に、前記外側環状部材の内周面を圧入させた状態で、前記内側環状部材と前記外側環状部材との間に、前記樹脂製チューブを圧入したチューブ組立体が形成されており、
前記チューブ組立体が、前記継手本体の内周面側に装着される前の状態において、前記外側環状部材は、前記樹脂製チューブを前記内側環状部材の外周面に押圧しており、
前記チューブ組立体が、前記継手本体の内周面側に装着された状態において、前記樹脂製チューブを挿通した締付部材が前記継手本体に締め付けられていることを特徴とする樹脂製管継手。 - 前記内側環状部材の外周面に、前記外側環状部材の仮固定の際に歯止めをかける第1の段差と、前記第1の段差に対して、樹脂製チューブの入口側の反対側にあり、前記外側環状部材の最終固定の際に歯止めをかける第2の段差とが形成されている請求項1に記載の樹脂製管継手。
- 前記内側環状部材の外周面のうち、前記樹脂製チューブの入口側に先端から後方に向かうにつれて外径が大きくなっているテーパ部が形成されており、
前記締付部材を前記樹脂製チューブに挿通させる前の状態において、前記締付部材の内径のうち、前記樹脂製チューブへの当接部の内径をd1、前記樹脂製チューブの外径をd2、前記テーパ部の傾斜面と水平面とのなす角度のうち鋭角の側をα(度)とすると、
d1≦d2
35≦α≦45
の関係を満足する請求項1に記載の樹脂製管継手。 - 前記継手本体の内径のうち、前記チューブ組立体の装着部の内径をd3、前記チューブ組立体のうち、前記継手本体の内周面に対応する部分の前記外側環状部材の外径をd4とすると、
d3≦d4
の関係を満足する請求項1に記載の樹脂製管継手。 - 前記内側環状部材の外周面のうち、前記樹脂製チューブの入口側に先端から後方に向かうにつれて外径が大きくなっているテーパ部が形成されており、前記テーパ部の先端部分が面取りされている請求項1に記載の樹脂製管継手。
- 前記継手本体の内周面のうち、前記内側環状部材の端部との当接部が面取りされている請求項1に記載の樹脂製管継手。
- 継手本体を介して樹脂製チューブを接続する樹脂製管継手であって、前記継手本体に装着される内側環状部材と、締付部材とを備えており、
前記内側環状部材の外周面に、前記樹脂製チューブを圧入したチューブ組立体が形成されており、
前記チューブ組立体が、前記継手本体の内周面側に装着された状態において、前記樹脂製チューブを挿通した締付部材が前記継手本体に締め付けられており、
前記内側環状部材の外周面のうち、前記樹脂製チューブの入口側に先端から後方に向かうにつれて外径が大きくなっているテーパ部が形成されており、
前記締付部材を前記樹脂製チューブに挿通させる前の状態において、前記締付部材の内径のうち、前記樹脂製チューブへの当接部の内径をd1、前記樹脂製チューブの外径をd2、前記テーパ部の傾斜面と水平面とのなす角度のうち鋭角の側をα(度)とすると、
d1≦d2
35≦α≦45
の関係を満足することを特徴とする樹脂製管継手。 - 継手本体を介して樹脂製チューブを接続する樹脂製管継手の継手方法であって、
内側環状部材の外周面のうち前記樹脂製チューブの装着部に、外側環状部材の内周面を圧入させる工程と、
前記内側環状部材と前記外側環状部材との間に、前記樹脂製チューブを圧入してチューブ組立体を形成する工程と、
前記チューブ組立体を前記継手本体の内周面側に装着し、前記樹脂製チューブを装通させた締付部材を前記継手本体に締め付ける工程を備えたことを特徴とする樹脂製管継手の継手方法。 - 前記内側環状部材の外周面に、第1の段差と、前記第1の段差に対して、樹脂製チューブの入口側の反対側にある第2の段差とが形成されており、
前記外側環状部材を圧入する工程において、前記外側環状部材を前記第1の段差で歯止めがかかるまで圧入し、
前記チューブ組立体を形成する工程において、前記外側環状部材を前記第2の段差で歯止めがかかるまで圧入する請求項8に記載の樹脂製管継手の継手方法。 - 前記内側環状部材の外周面のうち、前記樹脂製チューブの入口側に先端から後方に向かうにつれて外径が大きくなっているテーパ部が形成されており、
前記外側環状部材を前記第1の段差で歯止めがかかるまで圧入した状態において、前記外側環状部材の内面と前記テーパ部との間で断面略V字形の隙間が形成されている請求項9に記載の樹脂製管継手の継手方法。
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