JPH10317840A - スライディングサッシの突き合せ部水密構造 - Google Patents

スライディングサッシの突き合せ部水密構造

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JPH10317840A
JPH10317840A JP13086897A JP13086897A JPH10317840A JP H10317840 A JPH10317840 A JP H10317840A JP 13086897 A JP13086897 A JP 13086897A JP 13086897 A JP13086897 A JP 13086897A JP H10317840 A JPH10317840 A JP H10317840A
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JP
Japan
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watertight
frame
butt
indoor
outdoor
Prior art date
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Pending
Application number
JP13086897A
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English (en)
Inventor
Takeshi Fujii
猛 藤井
Yuichi Nozaki
勇一 野崎
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YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 突き合せ部と下枠との間を確実に水密できる
ようにする。 【解決手段】 一方の突き合せ框7の下部に水密ブロッ
ク30を取付け、一対の障子を閉じた時に各突き合せ框
7の室内側面7c下部と水密ブロック30の室内側面を
面一に連続して一対の突き合せ框7の下部間を水密して
連続させる。この水密ブロック30の室内側面と各突き
合せ框7の室内側面7c下部を下枠10に装着した下横
水密材15に接して水密する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サッシ枠に一対の
障子を面内方向に沿ってスライド自在に装着したスライ
ディングサッシにおける一対の障子の突き合せ部を水密
する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】スライディングサッシにおいては、一対
の障子の突き合せ框に突き合せ水密材を相対向して装着
し、一対の障子を閉じた時に突き合せ水密材相互を圧接
すると共に、水密材圧接部を下枠に装着した下横水密材
に圧接して障子の突き合せ部を水密したり、一方の障子
の突き合せ框に突き合せ水密材を装着し、一対の障子を
閉じた時に突き合せ水密材を他方の障子の突き合せ框に
圧接すると共に、その圧接部を下枠に装着した下横水密
材に接して障子の突き合せ部を水密している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】突き合せ水密材相互を
圧接すると、その圧接部に凹みが上下方向に連続して形
成されたり、圧接部が突き合せ框の室内側面よりも室内
側に突出して圧接部と室内側面が面一とならないことが
ある。
【0004】前述のように圧接部に凹みが上下方向に連
続して形成されると、その圧接部を下枠の下横水密材に
圧接した時に凹みと下横水密材との間に隙間が生じ、そ
の隙間から雨水が室内側に浸入し、水密性が十分でな
い。
【0005】また、圧接部と突き合せ框の室内側面が面
一でないと、下枠の下横水密材と突き合せ框室内側面と
の間に隙間が生じ、その隙間から雨水が室内側に浸入
し、水密性が十分でない。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたスライディングサッシの突き合せ部水密構造
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は一対の障子を閉
じた状態で一方の突き合せ框と他方の突き合せ框の突き
合せ部を突き合せ水密材で水密し、各突き合せ框の室内
側面下部を下枠に装着した下横水密材に接して水密し、
前記一方の突き合せ框下部に、突き合せ水密材と連続し
一対の障子を閉じた状態で各突き合せ框の室内側面下部
を面一として水密に連続する樹脂製の水密ブロックを取
付けたことを特徴とするスライディングサッシの突き合
せ部水密構造である。
【0008】
【作 用】本発明によれば、一対の障子を閉じた状態
で一方の突き合せ框と他方の突き合せ框の突き合せ部が
突き合せ水密材で水密されるし、各突き合せ框の室内側
面下部が下枠に装着した下横水密材に接して水密され
る。しかも、各突き合せ框の室内側面下部は水密ブロッ
クで面一に水密に連続すると共に、この水密ブロックと
突き合せ水密材が連続する。
【0009】これによって、一対の突き合せ框の突き合
せ部が突き合せ水密材で水密されるし、その突き合せ部
の下部が水密ブロックで水密されると共に、前記水密部
と連続し、一対の突き合せ框の室内側面、水密ブロック
と下枠との間が下横水密材で水密される。
【0010】したがって、スライディングサッシの一対
の障子の突き合せ部と、その突き合せ部と下枠との間を
確実に水密できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示すように、サッシ枠1の
面内方向室内寄り左右両側部に一対の室内側の障子2,
2がスライドしないように固定して取付けてある。前記
サッシ枠1の面内方向室外寄りには一対の室外側の障子
3,3が面内方向に沿ってスライド自在に装着されて引
き分け式のスライディングサッシを形成している。
【0012】前記室外側の障子3は上框4、下框5、戸
当り框6、突き合せ框7を方形框組みし、その内部にガ
ラス8が装着してある。
【0013】前記サッシ枠1を形成する下枠10は図2
に示すように、室内側障子装着部(上向凹部)11と室
外側障子装着部(レール)12と連結板13で室内側が
高く、室外側が低い階段形状で、その室内側障子装着部
11と室外側障子装着部12との中間に水密材装着部
(凹状溝)14が室外側に向けて形成してある。この水
密材装着部14に下横水密材15が室外側に向けて装着
してある。
【0014】前記一方の突き合せ框7の外側面7aに
は、図3に示すように室内側突出板20と室外側突出板
21が面内方向に向けて一体的に設けられて外向き凹部
22を形成している。室内側突出板20の凹条溝20a
と室外側突出板21の凹条溝21aには室内側突き合せ
水密材23と室外側突き合せ水密材24がそれぞれ装着
されている。
【0015】前記他方の突き合せ框7の外側面7aには
室内側突出片25と室外側突出片26が面内方向に向け
て一体的に設けられている。この室内側突出片25と室
外側突出片26は一対の室外側の障子3,3を閉じた時
に前記外向き凹部22内に嵌まり込んで室内側突き合せ
水密材23、室外側突き合せ水密材24に圧接する。
【0016】前記一方の突き合せ框7の室内側突出板2
0下部寄りは図4に示すように切断除去してある。これ
によって室内側突出板20の下端面20bは突き合せ框
7の下端面7bよりも上方に位置している。室外側突出
板21は突き合せ框7の下端面まで連続し、その下端面
21bと下端面7bは同一高さとなっている。
【0017】前記室内側突き合せ水密材23の下端面2
3aは、室内側突出板20の下端面20bよりも若干上
方位置としてある。室外側突き合せ水密材24の下端面
24aは室外側突出板21の下端面21bよりも若干上
方位置としてある。前記外向き凹部22の下部にはポリ
アミド(ナイロン)、ポリエチレン、塩化ビニル、AB
S等のエンジニアリング樹脂(硬質樹脂)製の水密ブロ
ック30が嵌合して取付けてある。
【0018】前記水密ブロック30は図4と図5に示す
ように、一側縦片31と他側縦片32でL字状となった
本体33と、この一側縦片31の上面31aに一体的に
設けた室内側水密片34、立上り片35と、他側縦片3
2に一体的に設けた室外側水密片36で形成してある。
【0019】前記室内側水密片34は室内側突き合せ水
密材23と同一断面形状であり、室外側水密片36は室
外側突き合せ水密材24と同一断面形状である。前記立
上り片35は室内側突出板20の内面20cと突出端面
20dに亘って嵌まり合う形状としてある。
【0020】このようであるから、水密ブロック30は
室内側水密片34、室外側水密片36が各凹条溝20
a,21aに嵌合して各突き合せ水密材の下端面23
a、24aと接し、一側縦片31の上面31aが室内側
突出板20の下端面20bに接すると共に、他側縦片3
2が突き合せ框7の外面7aに接して室内側面31b
(水密ブロック30の室内側面30b)が突き合せ框7
の室内側面7cと面一となる。立上り片35が室内側突
出板20の内面20cと突出端面20dに亘って嵌まり
込んで水密ブロック30の端面30a(一側縦片31と
立上り片35の端面)は室内側突出板20の突出端面2
0dよりも若干突出する。
【0021】したがって、水密ブロック30を外向き凹
部22の下部に挿入することで簡単で、しかも強固に取
付けできる。なお、水密ブロック30の他側縦片32に
はフック37が設けられ、このフック37が突き合せ框
7の外面aの穴38に係合している。
【0022】一対の室外側の障子3,3を閉じると、他
方の突き合せ框7の室内側突出片25が室内側突き合せ
水密材23と水密ブロック30の室内側水密片34、一
側縦片31に接し、室外側突出片26が室外側突き合せ
水密材24と水密ブロック30の室外側水密片36に接
する。
【0023】これによって、水密ブロック30を水密材
装着用の凹条溝20a,21aを利用して取付けしたに
もかかわらず、一方の突き合せ框7と他方の突き合せ框
7の突き合せ部を下端面まで連続して水密できる。
【0024】また、室外側突出板21の下端面21bと
水密ブロック30の下端面が面一であるから、一対の室
外側の障子3,3を閉じた時に水密ブロック30が室外
から見えることがない。
【0025】一対の室外側の障子3,3を閉じると図5
と図6に示すように、水密ブロック30の端面30aが
他方の突き合せ框7の外側面7aに当接し、室内側突出
板20の突出端面20d、室外側突出板21の突出端面
21cと他方の突き合せ框7の外側面7aとの間に若干
の隙間が生じる。
【0026】これによって、一方の突き合せ框7と他方
の突き合せ框7が金属接触しないから障子を閉じた時に
金属衝突音が発生しないし、水密ブロック30の端面3
0aが他方の突き合せ框7の外側面7aに確実に接して
水密する。
【0027】一方の突き合せ框7と他方の突き合せ框7
との突き合せ下部が水密ブロック30で確実に水密され
る。さらに、その水密ブロック30の室内側面30bが
各突き合せ框7の室内側面7cに面一に連続し、前記下
枠10の下横水密材15が水密ブロック30の室内側面
30bにおける上下中間に接する。
【0028】したがって、突き合せ框7,7の突き合せ
下部と下枠10との間を確実に水密できるし、障子建付
け調整によって障子が上下に若干移動しても確実に水密
できる。以上の説明で水密とは気密を含むものである。
【0029】以上の実施の形態では、サッシ枠1の室外
寄りに装着した一対の室外側の障子3,3を突き合せる
ようにしたが、この一対の室外側の障子3,3を固定
し、一対の室内側の障子2,2をスライドさせても良い
し、室外側の障子3、室内側の障子2をそれぞれスライ
ドさせても良い。この場合には一対の室内側の障子2,
2の一方の突き合せ框下部に水密ブロック30を取付け
れば良い。また、室外側水密材24は装着せずに室内側
水密材23のみを装着しても良い。
【0030】
【発明の効果】一対の障子を閉じた状態で一方の突き合
せ框と他方の突き合せ框の突き合せ部が突き合せ水密材
で水密されるし、各突き合せ框の室内側面下部が下枠に
装着した下横水密材に接して水密される。しかも、各突
き合せ框の室内側面下部は水密ブロックで面一に水密に
連続すると共に、この水密ブロックと突き合せ水密材が
連続する。
【0031】これによって、一対の突き合せ框の突き合
せ部が突き合せ水密材で水密されるし、その突き合せ部
の下部が水密ブロックで水密されると共に、前記水密部
と連続し、一対の突き合せ框の室内側面、水密ブロック
と下枠との間が下横水密材で水密される。
【0032】したがって、スライディングサッシの一対
の障子の突き合せ部と、その突き合せ部と下枠との間を
確実に水密できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すスライディングサッ
シの内観図である。
【図2】図1のA−A拡大断面図である。
【図3】図1の横断面図である。
【図4】一方の突き合せ框と水密ブロックの斜視図であ
る。
【図5】水密ブロック取付部の拡大横断面図である。
【図6】突き合せ部と下枠との水密部の斜視図である。
【符号の説明】 1…サッシ枠 3…室外側の障子 7…突き合せ框 10…下枠 15…下横水密材 20…室内側突出板 21…室外側突出板 23…室内側突き合せ水密材 24…室外側突き合せ水密材 25…室内側突片 26…室外側突片 30…水密ブロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の障子を閉じた状態で一方の突き合
    せ框と他方の突き合せ框の突き合せ部を突き合せ水密材
    で水密し、各突き合せ框の室内側面下部を下枠に装着し
    た下横水密材に接して水密し、 前記一方の突き合せ框下部に、突き合せ水密材と連続し
    一対の障子を閉じた状態で各突き合せ框の室内側面下部
    を面一として水密に連続する樹脂製の水密ブロックを取
    付けたことを特徴とするスライディングサッシの突き合
    せ部水密構造。
JP13086897A 1997-05-21 1997-05-21 スライディングサッシの突き合せ部水密構造 Pending JPH10317840A (ja)

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JP13086897A JPH10317840A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 スライディングサッシの突き合せ部水密構造

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JPH10317840A true JPH10317840A (ja) 1998-12-02

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ID=15044586

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JP13086897A Pending JPH10317840A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 スライディングサッシの突き合せ部水密構造

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JP (1) JPH10317840A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006144336A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Fujisash Co 引戸装置用気密装置
JP2022066468A (ja) * 2018-02-20 2022-04-28 株式会社Lixil 建具

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