JPH10317791A - 安全装置付きパワーウィンド装置 - Google Patents

安全装置付きパワーウィンド装置

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JPH10317791A
JPH10317791A JP9133535A JP13353597A JPH10317791A JP H10317791 A JPH10317791 A JP H10317791A JP 9133535 A JP9133535 A JP 9133535A JP 13353597 A JP13353597 A JP 13353597A JP H10317791 A JPH10317791 A JP H10317791A
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JP
Japan
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drive
value
pulse
motor
detecting
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JP9133535A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Ishihara
勝彦 石原
Tadashi Isozumi
正 五十棲
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータに供給する駆動電圧の変動及びドアの
機構によるモータの速度の変動に関係なく正確に挟み込
みを検出する。 【解決手段】 車両のウィンドガラス47をモータ17
により開閉動作させ、ウィンドガラスに異物を挟み込ん
だときに安全制御動作を行なう安全装置付きパワーウィ
ンド装置であって、電圧検出部23は、前記モータの駆
動電圧を検出し、パルス発生器19は、モータの回転速
度に同期したパルス信号を検出し、モータ出力コントロ
ール回路31は、検出されたパルス検出値と前記検出さ
れた駆動電圧検出値とに基づきモータの駆動出力値が所
定値以下となるようにモータの駆動電流を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に適用される
ウィンドガラスをモータ等の駆動源によって開閉動作さ
せるパワーウィンド装置に関し、特に、ウィンドガラス
とサッシとの間に手や頭部を挟み込んだ状態を検知して
安全制御動作を行なう安全装置付きパワーウィンド装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車にはモータによりウィンドガラス
を自動的に開閉動作させるパワーウィンド装置が装備さ
れている。このパワーウィンド装置では、ウィンドガラ
スとサッシとの間に手や頭部などの異物を挟み込むこと
がしばしばある。この場合、異物の挟み込みを検出し、
ウィンドガラスの開閉動作を停止させて、事故を未然に
防止する安全制御動作を行なう安全装置付きパワーウィ
ンド装置が自動車には装備されている。
【0003】従来のこの種の安全装置付きパワーウィン
ド装置を図5に示す。まず、スイッチ入力部1からウィ
ンドガラスを開動作させるための開信号または閉動作さ
せるための閉信号がマイクロコンピュータ2aに入力さ
れると、マイクロコンピュータ2aはその信号に応じて
開動作回路3または閉動作回路5を動作させる。
【0004】開動作回路3はリレー7aの接片9aを端
子cに接続させるので、リレー10からのバッテリ駆動
電圧が端子cに印加される。このため、駆動電流がリレ
ー7aの端子cから共通端子a,モータ17,リレー7
bの共通端子aから端子bを介してアースに流れるの
で、ウィンドガラスが開動作される。
【0005】一方、閉動作回路5はリレー7bの接片9
bを端子cに接続させるので、駆動電流がリレー7bの
端子cから共通端子a,モータ17,リレー7aの共通
端子aから端子bを介してアースに流れるので、ウィン
ドガラスが閉動作される。
【0006】また、ウィンドガラスを駆動するモータ1
7の回転速度をパルス発生器19で検出し、検出された
パルス信号をパルス入力回路21を介してマイクロコン
ピュータ2aに入力する。マイクロコンピュータ2aで
は、モータ17の回転速度が低下することで、異物がウ
ィンドガラスに挟み込まれたことを検出して、ウィンド
ガラスを開動作させる安全制御動作を行ない、挟み込み
を防止している。
【0007】さらに、リレー10からのバッテリ駆動電
圧が何らかの理由で変動すると、この変動によりモータ
17の出力トルクが変動するとともに、モータ17の回
転速度も変動してしまう。このため、バッテリ駆動電圧
をダイオード13を介して電圧検出部23で検出し、こ
の検出電圧をマイクロコンピュータ2aに入力する。マ
イクロコンピュータ2aは駆動電圧の変動に応じて、挟
み込みを検出する基準値を変更することで、正確な挟み
込み検出を行なっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、駆動電
圧の変動に対して正確な挟み込み検出が行なえても、ド
アの機構は各々の自動車により異なるため、ドアの機構
によるモータの回転速度やウィンドガラスの開閉速度の
変動には対処できず、モータ駆動出力が100N(ニュ
ートン)以下で挟み込みを正確に検出できるように基準
値を設定できなかった。
【0009】本発明は、モータに供給する駆動電圧の変
動及びドアの機構によるモータの速度の変動に関係なく
正確に挟み込みを検出することができる安全装置付きパ
ワーウィンド装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために以下の手段を採用した。請求項1の発明は、
車両のウィンドガラスを駆動源により開閉動作させ、ウ
ィンドガラスに異物を挟み込んだときに安全制御動作を
行なう安全装置付きパワーウィンド装置において、前記
駆動源の駆動電圧を検出する電圧検出手段と、前記駆動
源の回転速度に同期したパルス信号を検出するパルス検
出手段と、このパルス検出手段で検出されたパルス検出
値と前記電圧検出手段で検出された駆動電圧検出値とに
基づき前記駆動源の駆動出力値が所定値以下となるよう
に前記駆動源の駆動電流を制御する出力制御手段とを備
えることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、電圧検出部が駆動源の
駆動電圧を検出し、パルス検出手段が駆動源の回転速度
に同期したパルス信号を検出し、出力制御手段がパルス
検出手段で検出されたパルス検出値と電圧検出手段で検
出された駆動電圧検出値とに基づき駆動源の駆動出力値
が所定値以下となるように駆動源の駆動電流を制御す
る。すなわち、モータ駆動電圧及びドアの機構によるス
ピードの変動に関わらず、駆動出力値を所定値以下に押
さえるから、正確に挟み込みを検出できる。
【0012】請求項2の発明のように、前記出力制御手
段は、前記パルス検出値及び駆動電圧検出値に応じて前
記駆動源の駆動出力値が所定値以下となるように前記駆
動源の駆動出力値を増減させるための増減指令値を出力
する指令手段と、この指令手段の増減指令値を基準値と
比較し各周期毎にパルスオン幅が前記増減指令値の大き
さに応じたパルス幅を持つ駆動出力パルス信号を発生す
る駆動出力パルス手段と、この駆動出力パルス手段で発
生した駆動出力パルス信号により前記駆動源に駆動電流
を流す駆動手段とを備えることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、パルス検出値及び駆動
電圧検出値に応じて駆動源の駆動出力値が所定値以下と
なるように、指令手段が駆動源の駆動出力値を増減させ
るための増減指令値を出力し、駆動出力パルス手段が増
減指令値を基準値と比較し各周期毎にパルスオン幅が前
記増減指令値の大きさに応じたパルス幅を持つ駆動出力
パルス信号を発生すると、駆動手段は発生した駆動出力
パルス信号により駆動源に駆動電流を流すので、駆動電
圧及びスピードの変動に関わらず、駆動源の駆動出力値
が所定値以下となる。
【0014】請求項3の発明は、前記パルス検出手段か
らのパルス信号に基づき前記駆動源の回転速度を検出す
る速度検出手段と、この速度検出手段により検出された
回転速度と前記パルス検出手段からのパルス信号とに基
づき前記駆動源が停止しかつ前記パルス信号が基準時間
以上検出されない場合に前記異物の挟み込みを検出する
挟み込み検出手段とを備えることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、速度検出手段がパルス
検出手段からのパルス信号に基づき駆動源の回転速度を
検出すると、挟み込み検出手段は、検出された回転速度
とパルス検出手段からのパルス信号とに基づき駆動源が
停止しかつパルス信号が基準時間以上検出されない場合
に異物の挟み込みを検出するので、簡単に挟み込みを検
出できる。
【0016】請求項4の発明は、前記パルス検出手段か
らのパルス信号に基づきウィンドガラスの開閉位置を検
出する開閉位置検出手段と、この開閉位置検出手段で検
出された開閉位置に基づきその開閉位置が前記異物の挟
み込み検出領域かどうかを判定する挟み込み検出領域判
定手段とを備え、前記出力制御手段は、その開閉位置が
前記挟み込み検出領域である場合に前記駆動出力値が前
記所定値以下になるように前記駆動電流を制御し、その
開閉位置が前記挟み込み検出領域でない場合に前記駆動
出力値が前記所定値を越えるように前記駆動電流を制御
することを特徴とする。
【0017】この発明によれば、出力制御手段は、その
開閉位置が挟み込み検出領域である場合に駆動出力値が
所定値以下になるように駆動電流を制御することで、正
確に挟み込みを検出し、その開閉位置が挟み込み検出領
域でない場合に駆動出力値が所定値を越えるように駆動
電流を制御することで、ウィンドガラスを全閉状態位置
に確実に締め切ることができる。
【0018】請求項5の発明は、前記駆動源の温度を検
出する温度検出手段を備え、前記出力制御手段は、前記
温度検出手段で検出された温度検出値に基づき前記駆動
源の駆動出力値が所定値以下となるように前記駆動源の
駆動電流を制御することを特徴とする。
【0019】この発明によれば、出力制御手段は、温度
検出手段で検出された温度検出値に基づき駆動源の駆動
出力値が所定値以下となるように駆動源の駆動電流を制
御するので、温度の変動に関わらず、簡単に挟み込みを
検出できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の安全装置付きパワ
ーウィンド装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説
明する。図1に本発明の安全装置付きパワーウィンド装
置の構成ブロック図を示す。
【0021】図1に示す安全装置付きパワーウィンド装
置は、ウィンドガラスに異物を挟み込んだ状態を検出し
て安全制御動作を行なうものであり、図示しない運転席
ユニット,助手席ユニット,左後部席ユニット及び右後
部席ユニットに設けられている。
【0022】この安全装置付きパワーウィンド装置にお
いて、スイッチ入力部1は、ウィンドガラスの開閉操作
を行なうもので、図示しないアップスイッチ,ダウンス
イッチ及びオートスイッチからなる。アップスイッチは
ウィンドガラスを閉(アップ)動作させ、ダウンスイッ
チはウィンドガラスを開(ダウン)動作させ、オートス
イッチは、全閉動作及び全開動作を自動的に行なわせ
る。
【0023】マイクロコンピュータ2は、スイッチ入力
部1からの開閉信号により安全制御動作を行なうもの
で、中央処理装置(CPU)4、各種の情報を記憶する
とともにCPU4が実行するための制御プログラムを記
憶するメモリ6からなる。
【0024】開動作回路3は、マイクロコンピュータ2
からウィンドガラスの開信号を受けて、リレー7aの電
磁コイル8aを駆動させることで接片9aを端子cに接
続させ、モータ17に正方向の駆動電流を流すことで、
ウィンドガラスを開動作させる。
【0025】閉動作回路5は、マイクロコンピュータ2
からウィンドガラスの閉信号を受けて、リレー7bの電
磁コイル8bを駆動させることで接片9bを端子cに接
続させ、モータ17に逆方向の駆動電流を流すことで、
ウィンドガラスを閉動作させる。
【0026】リレー7aは、開動作回路3により、ウィ
ンドガラスの開動作時に接片9aが端子cに接続されウ
ィンドガラスの閉動作時に接片9aが端子bに接続され
る。リレー7bは、閉動作回路5により、ウィンドガラ
スの閉動作時に接片9bが端子cに接続されウィンドガ
ラスの開動作時に接片9bが端子bに接続される。
【0027】また、リレー10は電磁コイル11とスイ
ッチ12からなり、このリレー10からバッテリ駆動電
圧がリレー7a,7bの端子cに印加されるととも、ダ
イオード13を介して電磁コイル8a,8bの一端に印
加されている。モータ17は、両端がリレー7a,7b
の端子aに接続され、リレー7a,7bを介するバッテ
リ駆動電圧を受けてウィンドガラスを開閉駆動する。
【0028】パルス発生器19は、モータ17の回転軸
に固着されたマグネットの周方向に90゜位置をずらし
て第1及び第2のホール素子を配置し、各ホール素子が
マグネットの磁界を検出することで、モータ17の回転
速度に応じた周波数のパルス信号を発生する。
【0029】ウィンドガラスがアップ中には第1のホー
ル素子からのパルス信号の位相が第2のホール素子から
のパルス信号の位相よりも90゜進み、ウィンドガラス
がダウン中には第2のホール素子からのパルス信号の位
相が第1のホール素子からのパルス信号の位相よりも9
0゜進むようになっている。なお、この方式を2相方式
と称する。
【0030】パルス入力回路21は、パルス発生器19
内の第1のホール素子からのパルス信号と第2のホール
素子からのパルス信号とをマイクロコンピュータ2に入
力する。電圧検出部23は、ダイオード13のカソード
端子からバッテリ駆動電圧を検出し、駆動電圧検出値を
マイクロコンピュータ2に入力する。温度検出部25
は、モータ17の近くに設けられた温度センサであり、
モータ17の温度を検出して温度検出値をマイクロコン
ピュータ2に入力する。
【0031】このマイクロコンピュータ2は、後述する
ように動作指令部63(図2に示す。)を有し、この動
作指令部63は、パルス入力回路21からのパルス信号
と電圧検出部23からの駆動電圧検出値及び温度検出部
25からの温度検出値に応じて、モータ17の駆動出力
値(駆動トルク値)が所定値以下となるようにモータ1
7の駆動出力値を増減させるための増減指令信号をモー
タ出力コントロール回路31に出力する。前記所定値
は、例えば、100Nであり、この値はヨーロッパの法
規によって規定されている。
【0032】モータ出力コントロール回路31は、パル
ス入力回路21から入力されたパルス信号と電圧検出部
23で検出された駆動電圧検出値と温度検出部25で検
出された温度検出値とに応じて、モータ17の駆動出力
値が所定値(100N)以下となるようにモータ17に
流れる駆動電流を制御するもので、デジタル・アナログ
変換器(D/A)33、三角波発生器35、コンパレー
タ37、ドライバ39を有する。
【0033】D/A33は、動作指令部63から出力さ
れてくる8ビットのデジタルデータからなる増減指令信
号をアナログデータからなる増減指令信号に変換する。
三角波発生器35は、モータ17の駆動の基準値となる
べき三角波信号を発生する。コンパレータ37は、動作
指令部63からの増減指令信号の増減指令値と三角波発
生器35からの三角波信号のレベル値とを比較し、各周
期毎にパルスオン幅が増減指令値の大きさに応じたパル
ス幅を持つ駆動出力パルス信号を発生する。
【0034】ドライバ39は、コンパレータ37からの
駆動出力パルス信号を入力するアンプ40、このアンプ
40からの駆動出力パルス信号によりリレー7a,7b
に流れる駆動電流を制御するFET41を有する。
【0035】図2にマイクロコンピュータ2の機能ブロ
ック図を示す。図2中において、マイクロコンピュータ
2内の各部は、CPU4がメモリ6に記憶された制御プ
ログラムを実行することによってパワーウィンド処理を
実現する機能である。マイクロコンピュータ2は、開閉
方向検出部51、開閉位置検出部53、安全制御領域判
定部55、速度検出部57、挟み込み検出部59、安全
制御動作指令部61及び動作指令部63を有する。
【0036】開閉方向検出部51は、パルス入力回路2
1から入力された第1及び第2のホール素子のパルス信
号の相互の位相の進遅を検出することでモータ17の回
転方向を検出し、この回転方向によりドア45のウィン
ドガラス47の開閉方向を検出する。
【0037】開閉位置検出部53は、ウィンドガラス4
7が全閉状態であるときのカウント値を0とし、モータ
が正転したときのパルス信号を負方向にカウントし、モ
ータが逆転したときのパルス信号を正方向にカウント
し、そのカウント値によりウィンドガラスの開閉位置を
検出する。
【0038】安全制御領域判定部55は、挟み込み検出
領域判定手段を構成して、開閉位置検出部53からの検
出信号によりその開閉位置がウィンドガラス47の全閉
位置側に所定の範囲で設けられた安全制御動作解除領域
(挟み込み非検出領域)を除く安全制御領域(挟み込み
検出領域)かどうかを判定し、この安全制御領域におい
て安全制御動作を行なう。
【0039】速度検出部57は、パルス入力回路21か
らのパルス信号の立上がり時から次の立上がり時までの
間隔時間を検出してモータの回転速度(絶対速度)を検
出する。挟み込み検出部59は、速度検出部57で検出
されたモータ17の回転速度とパルス入力回路21から
のパルス信号とに基づきモータ17が停止しかつパルス
信号が基準時間以上検出されない場合に異物の挟み込み
を検出する。
【0040】安全制御動作指令部61は、安全制御領域
判定部55からの出力及び挟み込み検出部59からの挟
み込み検出信号により、動作指令部63を制御して安全
制御動作を行なわせる。安全制御動作としては、挟み込
み位置でウィンドガラスを停止させて後にこの挟み込み
位置からウィンドガラスを例えば15cm開動作させ
る。前述したモータ出力コントロール回路31とリレー
7a,7bとでモータ駆動部30を構成する。
【0041】また、動作指令部63は、開閉位置検出部
53で検出された開閉位置が安全制御動作領域である場
合に駆動出力値が所定値以下になるように駆動電流を制
御するための増減指令値をモータ出力コントロール回路
31に出力し、その開閉位置が安全制御動作領域でない
場合に駆動出力値が所定値を越えるように駆動電流を制
御するための増減指令値をモータ出力コントロール回路
31に出力するようになっている。
【0042】次に、このように構成された安全装置付き
パワーウィンド装置の処理を図3に示すタイミングチャ
ート及び図4に示すフローチャートに従って説明する。
まず、スイッチ入力部1のアップスイッチまたはダウン
スイッチをオンする(ステップS11)。
【0043】すると、スイッチ入力部1からのウィンド
ガラス47を開動作させるための開信号または閉動作さ
せるための閉信号がマイクロコンピュータ2に入力され
ると、マイクロコンピュータ2はその信号に応じて開動
作回路3または閉動作回路5を動作させる。
【0044】開動作回路3はリレー7aの接片9aを端
子cに接続させるので、リレー10からのバッテリ駆動
電圧が端子cに印加される。このため、駆動電流がリレ
ー7aの端子cから共通端子a,モータ17,リレー7
bの共通端子aから端子bを介してアースに流れるの
で、ウィンドガラス47が開動作されることになる。
【0045】また、閉動作回路5はリレー7bの接片9
bを端子cに接続させるので、駆動電流がリレー7bの
端子cから共通端子a,モータ17,リレー7aの共通
端子aから端子bを介してアースに流れるので、ウィン
ドガラス47が閉動作されることになる。
【0046】一方、ウィンドガラス47を駆動するモー
タ17の回転速度に同期したパルス信号をパルス発生器
19で検出し(ステップS13)、検出されたパルス信
号をパルス入力回路21を介してマイクロコンピュータ
2に入力する。マイクロコンピュータ2では、速度検出
部57が、パルス入力回路21からのパルス信号の立上
がり時から次の立上がり時までの間隔時間を検出してモ
ータの回転速度を検出する(ステップS15)。
【0047】また、開閉方向検出部51が、パルス入力
回路21から入力された第1及び第2のホール素子のパ
ルス信号の相互の位相の進遅を検出することでモータ1
7の回転方向を検出する(ステップS17)。さらに、
開閉位置検出部53は、モータ17が正転しているかど
うかを判定する(ステップS19)。
【0048】モータが正転したときには、パルス信号の
パルスカウント値を1ずつデクリメントし(ステップS
20)、モータが逆転したときには、パルス信号のパル
スカウント値を1ずつインクリメントし(ステップS2
1)、そのカウント値によりウィンドガラス47の開閉
位置を検出する。
【0049】次に、安全制御領域判定部55は、開閉位
置検出部53からの検出信号によりその開閉位置が安全
制御領域(挟み込み検出領域)かどうかを判定し(ステ
ップS23)、その開閉位置が安全制御領域である場合
には、モータ出力一定処理を行なう(ステップS2
5)。
【0050】このモータ出力一定処理は、動作指令部6
3及びモータ出力コントロール回路31によって行なわ
れる。まず、動作指令部63は、パルス入力回路21か
らのパルス信号と電圧検出部23からの駆動電圧検出値
及び温度検出部25からの温度検出値に応じて、モータ
17の駆動出力値が100N以下となるようにモータ1
7の駆動出力値を増減させるための増減指令信号をモー
タ出力コントロール回路31に出力する。
【0051】モータ出力コントロール回路31では、D
/A33が、動作指令部63から出力されてくる8ビッ
トのデジタルデータからなる増減指令信号をアナログデ
ータからなる増減指令信号(D/A出力信号)に変換す
る。
【0052】図3に示すD/A出力信号は、駆動電圧の
時間的変動に応じて増減指令値が変化しており、時刻0
から時刻t1までの増減指令値が0であり、時刻t1か
ら時刻t2までの増減指令値が0よりも大きいC1であ
り、時刻t2から時刻t3までの増減指令値がC1より
も大きいC2であり、時刻t3以降の増減指令値がC2
よりも大きいC3である。
【0053】この例では、駆動電圧が時間の経過ととも
に低下している場合で、駆動出力値を所定値にするよう
に増減指令値を時間の経過とともに増加させている。な
お、駆動出力値は、駆動電圧と駆動電流との積であり、
増減指令値の大きさは駆動電流の大きさに対応してい
る。
【0054】次に、コンパレータ37は、動作指令部6
3からの増減指令信号の増減指令値C1〜C3と三角波
発生器35からの三角波信号のレベル値とを比較し、増
減指令値C1〜C3が三角波信号のレベル値よりも大き
いときにパルスオンとし、三角波信号のレベル値が増減
指令値C1〜C3よりも大きいときにパルスオフとする
駆動出力パルス信号を発生する。
【0055】図3からもかわるように、増減指令値がC
1である場合には、駆動出力パルス信号のパルスオフ幅
W1とパルスオン幅W2とはほぼ等しく、増減指令値が
C2である場合には、駆動出力パルス信号のパルスオフ
幅W1が短くパルスオン幅W2が長くなる。すなわち、
増減指令値の大きさに応じて、パルスのオンオフのデュ
ーティ比が変化し、増減指令値が大きいほど、パルス幅
が長くなる。
【0056】そして、コンパレータ37からの駆動出力
パルス信号がドライバ39のアンプ40を介してFET
41のゲートに入力される。すると、駆動出力パルス信
号が”H”レベルであるときにのみFET41がオン動
作し、リレー10からリレー7a,7b及びモータ17
を介してFET14に流れる駆動電流が制御される。す
なわち、駆動電圧が低下して、増減指令値をC2にした
場合には、パルスオン幅が長くなり、これによって、平
均駆動電流が上昇し、低下した駆動電圧を補正して、駆
動出力値を100N以下に押さえることができる。
【0057】従来では、駆動電圧に対して制限をかけて
いないため、駆動出力値が100N以上となっていた
が、実施の形態では、駆動電圧の変動に関係なく安全制
御領域において駆動出力値を100N以下に押さえるこ
とができる。ウィンドガラスを動作させるために必要な
駆動出力値は例えば、50N程度である。
【0058】また、温度検出部25で検出された温度検
出値に応じて増減指令値を変えるようにしてもよい。例
えば、温度が下がると、モータの駆動出力値も下がるの
で、増減指令値を大きくすればよい。
【0059】さらに、挟み込み検出部59は、パルス入
力回路21からのパルス信号及び速度検出部57からの
モータ17の回転速度に基づき、異物の挟み込みの有無
を判定し(ステップ27)、モータ17が停止しかつパ
ルス信号が基準時間、例えば0.1秒以上検出されない
場合には異物の挟み込みの発生とみなす。
【0060】安全制御動作指令部61は、異物の挟み込
みが検出されると、動作指令部63を制御することによ
り、モータ17の駆動を停止させたり、あるいは、ウィ
ンドガラス47を一定量だけ開動作させる等の安全制御
動作を行なわせる(ステップS29)。
【0061】一方、ステップS23において、安全制御
領域判定部55によりその開閉位置が安全制御領域でな
いと判定された場合、すなわち、ウィンドガラス47を
全閉する寸前(挟み込み非検出領域)である場合には、
ウィンドガラス47を確実に締め切るためにモータ駆動
出力値を増大させる(ステップS31)。
【0062】例えば、駆動電圧が変動していない場合
に、増減指令値をC3とすれば、駆動出力パルス信号の
パルスオン幅が非常に長くなり、よって、高い駆動出力
値が得られることになる。
【0063】このように、実施の形態では、モータ出力
コントロール回路31が、パルス入力回路21から入力
されたパルス信号と電圧検出部23で検出された駆動電
圧検出値と温度検出部25で検出された温度検出値とに
応じて、モータ17の駆動出力値が100N以下となる
ようにモータ17に流れる駆動電流を制御する。
【0064】つまり、モータ駆動電圧の変動に関わら
ず、モータの駆動出力を100N以下に押さえることか
ら、モータが停止したときを異物の挟み込みと見なせば
よく、簡単に挟み込みを検出できる。また、ドア45の
機構により、スピードがばらついても関係なく挟み込み
を検出できる。
【0065】なお、本発明は実施の形態に限定されるも
のではない。例えば、速度検出部57は、パルス発生器
19からのパルス信号の間隔時間の前後比を検出してモ
ータの回転速度の変化(相対速度)を検出してもよい。
また、速度検出部57は、パルス発生器19からパルス
信号を出力する毎に、パルス信号の周期に基づきウィン
ドガラスの開閉加速度を検出してもよい。
【0066】また、第1及び第2のホール素子からなる
2相方式のパルス発生器19、開閉方向検出部51、開
閉位置検出部53を用いる代わりに、モータ17の回転
数に応じたパルス信号を発生する回転検出センサで構成
される1相方式のパルス発生器、リミットスイッチを用
いても良い。
【0067】この回転検出センサで構成される1相方式
のパルス発生器を用いた場合には、ウィンドガラス47
の開閉方向がわからないため、安全制御領域を判定でき
ない。このため、ウィンドガラス47を全閉する直前位
置(直前位置から全閉位置までの領域が安全制御解除領
域である。)にリミットスイッチを設ける。
【0068】このリミットスイッチは、ウィンドガラス
47が全閉位置に向けて移動している際に全閉位置近傍
の手前に達すると、オン状態となり位置検出信号を発生
し、ウィンドガラス47が全開位置から全閉近傍位置の
手前まで移動する間、オフ状態となり位置検出信号を発
生しない。
【0069】これにより、ウィンドガラス47を全閉す
る直前位置を検出でき、このリミットスイッチにより安
全制御領域か安全制御解除領域かを判定できる。すなわ
ち、第1及び第2のホール素子によるパルス信号の2相
方式を用いる代わりに、1相方式とリミットスイッチと
で構成するようにしてもよい。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、電圧検出部が駆動源の
駆動電圧を検出し、パルス検出手段が駆動源の回転速度
に同期したパルス信号を検出し、出力制御手段がパルス
検出手段で検出されたパルス検出値と電圧検出手段で検
出された駆動電圧検出値とに基づき駆動源の駆動出力値
が所定値以下となるように駆動源の駆動電流を制御す
る。すなわち、モータ駆動電圧及びドアの機構によるス
ピードの変動に関わらず、駆動出力値を所定値以下に押
さえるから、正確に挟み込みを検出できる。
【0071】また、パルス検出値及び駆動電圧検出値に
応じて駆動源の駆動出力値が所定値以下となるように、
指令手段が駆動源の駆動出力値を増減させるための増減
指令値を出力し、駆動出力パルス手段が増減指令値を基
準値と比較し各周期毎にパルスオン幅が前記増減指令値
の大きさに応じたパルス幅を持つ駆動出力パルス信号を
発生すると、駆動手段は発生した駆動出力パルス信号に
より駆動源に駆動電流を流すので、駆動電圧及びスピー
ドの変動に関わらず、駆動源の駆動出力値が所定値以下
となる。
【0072】また、速度検出手段がパルス検出手段から
のパルス信号に基づき駆動源の回転速度を検出し、挟み
込み検出手段は、検出された回転速度とパルス検出手段
からのパルス信号とに基づき駆動源が停止しかつパルス
信号が基準時間以上検出されない場合に異物の挟み込み
を検出するので、簡単に挟み込みを検出できる。
【0073】また、出力制御手段は、その開閉位置が挟
み込み検出領域である場合に駆動出力値が所定値以下に
なるように駆動電流を制御することで、正確に挟み込み
を検出し、その開閉位置が挟み込み検出領域でない場合
に駆動出力値が所定値を越えるように駆動電流を制御す
ることで、ウィンドガラスを全閉状態位置に確実に締め
切ることができる。
【0074】また、出力制御手段は、温度検出手段で検
出された温度検出値に基づき駆動源の駆動出力値が所定
値以下となるように駆動源の駆動電流を制御するので、
温度の変動に関わらず、簡単に挟み込みを検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の安全装置付きパワーウィンド装置を示
す構成ブロック図である。
【図2】マイクロコンピュータの機能ブロック図であ
る。
【図3】モータ出力コントロール回路のタイミングチャ
ートである。
【図4】安全装置付きパワーウィンド装置の処理を示す
フローチャートである。
【図5】従来の安全装置付きパワーウィンド装置を示す
構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 スイッチ入力部 2 マイクロコンピュータ 3 開動作回路 5 閉動作回路 7a,7b リレー 17 モータ 19 パルス発生器 21 パルス入力回路 23 電圧検出部 25 温度検出部 31 モータ出力コントロール回路 33 D/A 35 三角波発生器 37 コンパレータ 39 ドライバ 51 開閉方向検出部 53 開閉位置検出部 55 安全制御領域判定部 57 速度検出部 59 挟み込み検出部 61 安全制御動作指令部 63 動作指令部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のウィンドガラスを駆動源により開
    閉動作させ、ウィンドガラスに異物を挟み込んだときに
    安全制御動作を行なう安全装置付きパワーウィンド装置
    において、 前記駆動源の駆動電圧を検出する電圧検出手段と、 前記駆動源の回転速度に同期したパルス信号を検出する
    パルス検出手段と、 このパルス検出手段で検出されたパルス検出値と前記電
    圧検出手段で検出された駆動電圧検出値とに基づき前記
    駆動源の駆動出力値が所定値以下となるように前記駆動
    源の駆動電流を制御する出力制御手段と、を備えること
    を特徴とする安全装置付きパワーウィンド装置。
  2. 【請求項2】 前記出力制御手段は、前記パルス検出値
    及び駆動電圧検出値に応じて前記駆動源の駆動出力値が
    所定値以下となるように前記駆動源の駆動出力値を増減
    させるための増減指令値を出力する指令手段と、 この指令手段の増減指令値を基準値と比較し各周期毎に
    パルスオン幅が前記増減指令値の大きさに応じたパルス
    幅を持つ駆動出力パルス信号を発生する駆動出力パルス
    手段と、 この駆動出力パルス手段で発生した駆動出力パルス信号
    により前記駆動源に駆動電流を流す駆動手段と、を備え
    ることを特徴とする請求項1記載の安全装置付きパワー
    ウィンド装置。
  3. 【請求項3】 前記パルス検出手段からのパルス信号に
    基づき前記駆動源の回転速度を検出する速度検出手段
    と、 この速度検出手段により検出された回転速度と前記パル
    ス検出手段からのパルス信号とに基づき前記駆動源が停
    止しかつ前記パルス信号が基準時間以上検出されない場
    合に前記異物の挟み込みを検出する挟み込み検出手段
    と、を備えることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の安全装置付きパワーウィンド装置。
  4. 【請求項4】 前記パルス検出手段からのパルス信号に
    基づきウィンドガラスの開閉位置を検出する開閉位置検
    出手段と、 この開閉位置検出手段で検出された開閉位置に基づきそ
    の開閉位置が前記異物の挟み込み検出領域かどうかを判
    定する挟み込み検出領域判定手段とを備え、 前記出力制御手段は、その開閉位置が前記挟み込み検出
    領域である場合に前記駆動出力値が前記所定値以下にな
    るように前記駆動電流を制御し、その開閉位置が前記挟
    み込み検出領域でない場合に前記駆動出力値が前記所定
    値を越えるように前記駆動電流を制御することを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の安全装
    置付きパワーウィンド装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動源の温度を検出する温度検出手
    段を備え、 前記出力制御手段は、前記温度検出手段で検出された温
    度検出値に基づき前記駆動源の駆動出力値が所定値以下
    となるように前記駆動源の駆動電流を制御することを特
    徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の安
    全装置付きパワーウィンド装置。
JP9133535A 1997-05-23 1997-05-23 安全装置付きパワーウィンド装置 Pending JPH10317791A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100437962B1 (ko) * 2000-05-12 2004-06-26 가부시키카이샤 나브코 차량용 문의 문폐쇄장치
KR100902157B1 (ko) 2007-09-07 2009-06-10 동양기전 주식회사 차량용 파워 윈도우 제어시스템 및 제어방법
US10601220B2 (en) 2017-04-14 2020-03-24 Hyundai Motor Company Window control device for a vehicle and a method therefor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100437962B1 (ko) * 2000-05-12 2004-06-26 가부시키카이샤 나브코 차량용 문의 문폐쇄장치
KR100902157B1 (ko) 2007-09-07 2009-06-10 동양기전 주식회사 차량용 파워 윈도우 제어시스템 및 제어방법
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