JPH10317661A - 既存建物の外周部補強に使用する架設足場 - Google Patents
既存建物の外周部補強に使用する架設足場Info
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- JPH10317661A JPH10317661A JP13195497A JP13195497A JPH10317661A JP H10317661 A JPH10317661 A JP H10317661A JP 13195497 A JP13195497 A JP 13195497A JP 13195497 A JP13195497 A JP 13195497A JP H10317661 A JPH10317661 A JP H10317661A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 既存建物の外部に耐震補強構面または制震補
強構面などの新規補強構面を設ける場合に、既存建物外
壁の事前工事の足場として、また、鉄骨建方時の作業足
場として、さらに、鉄骨建方後の躯体、仕上工事の足場
として共通の使用が可能な工程、工費が大幅に節約でき
る架設足場が求められていた。 【解決手段】 架設柱１を壁つなぎ16により既存建物１
の外部に沿って取付け、この架設柱１に昇降機構を備え
た上下移動ステージ13を昇降自在に設け、上下移動ステ
ージ13には既存建物１の側に向けて補助ステージ17を必
要に応じて設けるようにした。
強構面などの新規補強構面を設ける場合に、既存建物外
壁の事前工事の足場として、また、鉄骨建方時の作業足
場として、さらに、鉄骨建方後の躯体、仕上工事の足場
として共通の使用が可能な工程、工費が大幅に節約でき
る架設足場が求められていた。 【解決手段】 架設柱１を壁つなぎ16により既存建物１
の外部に沿って取付け、この架設柱１に昇降機構を備え
た上下移動ステージ13を昇降自在に設け、上下移動ステ
ージ13には既存建物１の側に向けて補助ステージ17を必
要に応じて設けるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存建物の外周部
補強に使用する架設足場に関するものである。
補強に使用する架設足場に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】既存建物の外周部補強方法による耐震補
強や制震補強では、補強構面を構築する以前に、外壁塗
装の除去、外壁カーテンウォールの取外し、調整、外周
面の柱・梁・床部材とのアンカー打設準備のような前作
業があるため、補強構面部前面にわたって架設足場が必
要である。
強や制震補強では、補強構面を構築する以前に、外壁塗
装の除去、外壁カーテンウォールの取外し、調整、外周
面の柱・梁・床部材とのアンカー打設準備のような前作
業があるため、補強構面部前面にわたって架設足場が必
要である。
【０００３】その後、補強構面の鉄骨建方のためには、
足場架設を全て撤去しなければならない。その理由は、
建物と架設足場の間隔が小さいこと、建物と架設足場の
アンカー接続個所数が多いことである。
足場架設を全て撤去しなければならない。その理由は、
建物と架設足場の間隔が小さいこと、建物と架設足場の
アンカー接続個所数が多いことである。
【０００４】また、建方クレーンで建物の新規鉄骨補強
架構の鉄骨建方を行ったのちに、この補強架構の外側に
新たな架設足場を設置して鉄骨建方後に躯体、仕上工事
に対応する。
架構の鉄骨建方を行ったのちに、この補強架構の外側に
新たな架設足場を設置して鉄骨建方後に躯体、仕上工事
に対応する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、既存
建物の外周部補強に使用する架設足場は、架け・払しの
繰返しが多く、枠組み足場では組み立ておよび撤去に多
くの時間と労力がかかり、工費も膨大なものとなる。
建物の外周部補強に使用する架設足場は、架け・払しの
繰返しが多く、枠組み足場では組み立ておよび撤去に多
くの時間と労力がかかり、工費も膨大なものとなる。
【０００６】なお、建物と架設足場との間に予め新規鉄
骨補強構面を設置するだけの空間を開けて架設足場を組
むことも考えられるが、それでは安全上の面や施工能率
の面で困難或いは不可能なものとなり用をなさない。
骨補強構面を設置するだけの空間を開けて架設足場を組
むことも考えられるが、それでは安全上の面や施工能率
の面で困難或いは不可能なものとなり用をなさない。
【０００７】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、既存建物外壁の事前工事の足場として、また、鉄骨
建方時の作業足場として、さらに、鉄骨建方後の躯体、
仕上工事の足場として共通の使用が可能であり、しか
も、足場の架け・払しの２工程が不要な工程、工費の面
で大幅な節約が可能な既存建物の外周部補強に使用する
架設足場を提供することにある。
し、既存建物外壁の事前工事の足場として、また、鉄骨
建方時の作業足場として、さらに、鉄骨建方後の躯体、
仕上工事の足場として共通の使用が可能であり、しか
も、足場の架け・払しの２工程が不要な工程、工費の面
で大幅な節約が可能な既存建物の外周部補強に使用する
架設足場を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第１に、既存建物の外部に耐震補強構面また
は制震補強構面などの新規補強構面を設ける場合に、架
設柱を壁つなぎにより既存建物の外部に沿って取付け、
この架設柱に昇降機構を備えた上下移動ステージを昇降
自在に設け、上下移動ステージには既存建物側に向けて
補助ステージを必要に応じて設けるようにしたことを要
旨とするものである。
するため、第１に、既存建物の外部に耐震補強構面また
は制震補強構面などの新規補強構面を設ける場合に、架
設柱を壁つなぎにより既存建物の外部に沿って取付け、
この架設柱に昇降機構を備えた上下移動ステージを昇降
自在に設け、上下移動ステージには既存建物側に向けて
補助ステージを必要に応じて設けるようにしたことを要
旨とするものである。
【０００９】第２に補助ステージは、上下移動ステージ
の長手方向の手摺りに沿ってクランプを介して角パイプ
による横桟を取付け、この横桟に角パイプによる根太を
掛け渡してその前端部を上下移動ステージの前方に突出
させ、これら適宜間隔で並列する根太の前端部に足場板
を設置して形成すること、第３に、横桟と根太には適宜
にボルト孔を設けておき、相互にボルトで締結するこ
と、第４に、架設柱は台車上に立設することを要旨とす
るものである。
の長手方向の手摺りに沿ってクランプを介して角パイプ
による横桟を取付け、この横桟に角パイプによる根太を
掛け渡してその前端部を上下移動ステージの前方に突出
させ、これら適宜間隔で並列する根太の前端部に足場板
を設置して形成すること、第３に、横桟と根太には適宜
にボルト孔を設けておき、相互にボルトで締結するこ
と、第４に、架設柱は台車上に立設することを要旨とす
るものである。
【００１０】請求項１記載の本発明によれば、架設柱に
沿って上下移動ステージが昇降するものであり、重量物
の補強架構の鉄骨建方時には別途用意するクレーンによ
るが、その他の作業はこの移動ステージによれば制約が
なく、安全性や施工能率が向上する。
沿って上下移動ステージが昇降するものであり、重量物
の補強架構の鉄骨建方時には別途用意するクレーンによ
るが、その他の作業はこの移動ステージによれば制約が
なく、安全性や施工能率が向上する。
【００１１】特に、鉄骨建方前は補助ステージを設ける
ことで、既存建物と移動ステージとの空間をこの補助ス
テージが埋め、外壁塗装の除去、外壁カーテンウォール
の取外し、調整、外周面の柱・梁・床部材とのアンカー
打設準備のような前作業の作業足場として補助ステージ
を使用することができる。
ことで、既存建物と移動ステージとの空間をこの補助ス
テージが埋め、外壁塗装の除去、外壁カーテンウォール
の取外し、調整、外周面の柱・梁・床部材とのアンカー
打設準備のような前作業の作業足場として補助ステージ
を使用することができる。
【００１２】そして、鉄骨建方、仮ボルト時には移動ス
テージが所定のレベルに移動でき、作業ステージとして
機能する。また、鉄骨建方以後の作業は、仮設足場とし
て機能し、足場の架け・払しの２工程が不要で工程・費
用の面で有利となる。
テージが所定のレベルに移動でき、作業ステージとして
機能する。また、鉄骨建方以後の作業は、仮設足場とし
て機能し、足場の架け・払しの２工程が不要で工程・費
用の面で有利となる。
【００１３】さらに工事期間中、全面足場とならないの
で建物内部の執務空間などが暗くならず、圧迫感を与え
ない。
で建物内部の執務空間などが暗くならず、圧迫感を与え
ない。
【００１４】請求項２記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、補助ステージはこれを簡単に組み立ておよび
撤去することができる。
に加えて、補助ステージはこれを簡単に組み立ておよび
撤去することができる。
【００１５】請求項３記載の本発明によれば、さらに、
補助ステージの組み立ての容易性を確保したものであ
り、ボルトの締結で簡単に組立・解体ができる。
補助ステージの組み立ての容易性を確保したものであ
り、ボルトの締結で簡単に組立・解体ができる。
【００１６】請求項４記載の本発明によれば、台車によ
り新しい場所への移動が簡単にでき、作業のロスタイム
も短縮できる。
り新しい場所への移動が簡単にでき、作業のロスタイム
も短縮できる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図１は本発明の既存建物の外
周部補強に使用する架設足場の１実施形態を示す平面
図、図２は同上正面図、図３は同上側面図である。
の形態を詳細に説明する。図１は本発明の既存建物の外
周部補強に使用する架設足場の１実施形態を示す平面
図、図２は同上正面図、図３は同上側面図である。
【００１８】図中１は架設柱であり、これはマストとし
て高さ1.25ｍ程度のトラス構造のユニットを上下に積み
重ねていき、後述の壁つなぎを設けることにより最高10
0 ｍの高さをえることができる。また、この架設柱１は
角部の一角にラック２を設けている。
て高さ1.25ｍ程度のトラス構造のユニットを上下に積み
重ねていき、後述の壁つなぎを設けることにより最高10
0 ｍの高さをえることができる。また、この架設柱１は
角部の一角にラック２を設けている。
【００１９】そして前記架設柱１は車輪４ａ，４ｂを有
する台車３の上に立設するもので、安定設置のためにセ
ンタージャッキ５とアウトリガージャッキ６を設ける。
図中７はハンドル、８はレベル計である。前記車輪４ａ
は走行用モーターを備えた駆動輪、車輪４ｂは操舵輪で
ある。
する台車３の上に立設するもので、安定設置のためにセ
ンタージャッキ５とアウトリガージャッキ６を設ける。
図中７はハンドル、８はレベル計である。前記車輪４ａ
は走行用モーターを備えた駆動輪、車輪４ｂは操舵輪で
ある。
【００２０】この架設柱１に作業床９の周囲に横コ字形
の手摺り10を着脱自在に並べて設けた１層分の上下移動
ステージ13を昇降自在に設けるが、該上下移動ステージ
13は前記架設柱１のラック２に噛合するピニオン11を出
力軸に設けた昇降モーター12を備えている。
の手摺り10を着脱自在に並べて設けた１層分の上下移動
ステージ13を昇降自在に設けるが、該上下移動ステージ
13は前記架設柱１のラック２に噛合するピニオン11を出
力軸に設けた昇降モーター12を備えている。
【００２１】本発明の架設足場は先にも述べたが、図
６、図７に示すように既存建物14の外部に耐震補強構面
または制震補強構面などの新規補強構面15を設ける場合
に使用するものであり、前記架設柱１は図５に示すよう
な壁つなぎ16により新規補強構面15を設けるのに必要な
間隔αを存するように離間させて既存建物14の外部に沿
って取付ける。
６、図７に示すように既存建物14の外部に耐震補強構面
または制震補強構面などの新規補強構面15を設ける場合
に使用するものであり、前記架設柱１は図５に示すよう
な壁つなぎ16により新規補強構面15を設けるのに必要な
間隔αを存するように離間させて既存建物14の外部に沿
って取付ける。
【００２２】従って、架設柱１に取付ける上下移動ステ
ージ13も既存建物14とは前記間隔αだけ離れて位置する
ことになるが、その間隔αを埋めるため上下移動ステー
ジ13に補助ステージ17を着脱自在に設けるものとした。
ージ13も既存建物14とは前記間隔αだけ離れて位置する
ことになるが、その間隔αを埋めるため上下移動ステー
ジ13に補助ステージ17を着脱自在に設けるものとした。
【００２３】該補助ステージ17は、上下移動ステージ13
の長手方向の手摺り10に沿って丸・角自在クランプ（図
示せず）を介してこのクランプの丸の部分を手摺り10の
支柱に嵌め、角の部分を角パイプに嵌めて角パイプによ
る横桟18を取付け、この横桟18に同様な角パイプによる
根太19を掛け渡してその前端部を上下移動ステージの前
方に突出させ、これら適宜間隔で並列する根太19の前端
部に足場板22を設置して形成した。
の長手方向の手摺り10に沿って丸・角自在クランプ（図
示せず）を介してこのクランプの丸の部分を手摺り10の
支柱に嵌め、角の部分を角パイプに嵌めて角パイプによ
る横桟18を取付け、この横桟18に同様な角パイプによる
根太19を掛け渡してその前端部を上下移動ステージの前
方に突出させ、これら適宜間隔で並列する根太19の前端
部に足場板22を設置して形成した。
【００２４】図８にも示すようにこれら横桟18と根太19
には、予め適宜間隔にボルト孔20を設けておき、相互に
ボルト21で締結するようにすれば、補助ステージ17を簡
単に組み立てることができる。
には、予め適宜間隔にボルト孔20を設けておき、相互に
ボルト21で締結するようにすれば、補助ステージ17を簡
単に組み立てることができる。
【００２５】また、補助ステージ17を設けるに際しては
これへの出入り口用に手摺り10を１個取外しておくこと
もでき、さらに図示は省略するが補助ステージ17の周囲
に手摺り等を設けることも可能である。
これへの出入り口用に手摺り10を１個取外しておくこと
もでき、さらに図示は省略するが補助ステージ17の周囲
に手摺り等を設けることも可能である。
【００２６】このようにして前記既存建物14の外部に耐
震補強構面または制震補強構面などの新規補強構面15を
設ける前の既存建物14の事前工事（外壁塗装の除去、外
壁カーテンウォールの取外し、調整、外周面の柱・梁・
床部材とのアンカー打設準備等）は、補助ステージ17を
利用して行う。上下移動ステージ13はこの補助ステージ
17を張出したまま、作業に必要に応じて上下方向に移動
・待機できる。
震補強構面または制震補強構面などの新規補強構面15を
設ける前の既存建物14の事前工事（外壁塗装の除去、外
壁カーテンウォールの取外し、調整、外周面の柱・梁・
床部材とのアンカー打設準備等）は、補助ステージ17を
利用して行う。上下移動ステージ13はこの補助ステージ
17を張出したまま、作業に必要に応じて上下方向に移動
・待機できる。
【００２７】前記事前工事終了後は、前記補助ステージ
17を上下移動ステージ13から撤去し、図４に示すように
上下移動ステージ13を新規補強構面15の鉄骨建方時の作
業足場として使用し、さらに新規補強構面15が完成後は
躯体、仕上工事の作業足場として使用する。
17を上下移動ステージ13から撤去し、図４に示すように
上下移動ステージ13を新規補強構面15の鉄骨建方時の作
業足場として使用し、さらに新規補強構面15が完成後は
躯体、仕上工事の作業足場として使用する。
【００２８】
【発明の効果】以上述べたように本発明の既存建物の外
周部補強に使用する架設足場は、既存建物外壁の事前工
事の足場として、また、鉄骨建方時の作業足場として、
さらに、鉄骨建方後の躯体、仕上工事の足場として共通
の使用が可能であり、効率的なもので、しかも、足場の
架け・払しの２工程が不要で工程、工費の面で大幅な節
約が可能なものである。
周部補強に使用する架設足場は、既存建物外壁の事前工
事の足場として、また、鉄骨建方時の作業足場として、
さらに、鉄骨建方後の躯体、仕上工事の足場として共通
の使用が可能であり、効率的なもので、しかも、足場の
架け・払しの２工程が不要で工程、工費の面で大幅な節
約が可能なものである。
【図１】本発明の既存建物の外周部補強に使用する架設
足場の１実施形態を示す平面図である。
足場の１実施形態を示す平面図である。
【図２】本発明の既存建物の外周部補強に使用する架設
足場の１実施形態を示す正面図である。
足場の１実施形態を示す正面図である。
【図３】本発明の既存建物の外周部補強に使用する架設
足場の１実施形態を示す側面図である。
足場の１実施形態を示す側面図である。
【図４】補助ステージを撤去した状態の平面図である。
【図５】壁つなぎの平面図である。
【図６】既存建物の外周部補強工事の正面図である。
【図７】既存建物の外周部補強工事の側面図である。
【図８】補助ステージの部品構成を示す説明図である。
１…架設柱 ２…ラック ３…台車 ４ａ，４ｂ…車輪 ５…センタージャッキ ６…アウトリガー
ジャッキ ７…ハンドル ８…レベル計 ９…作業床 10…手摺り 11…ピニオン 12…昇降モーター 13…上下移動ステージ 14…既存建物 15…新規補強構面 16…壁つなぎ 17…補助ステージ 18…横桟 19…根太 20…ボルト孔 21…ボルト 22…足場板
ジャッキ ７…ハンドル ８…レベル計 ９…作業床 10…手摺り 11…ピニオン 12…昇降モーター 13…上下移動ステージ 14…既存建物 15…新規補強構面 16…壁つなぎ 17…補助ステージ 18…横桟 19…根太 20…ボルト孔 21…ボルト 22…足場板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 利夫 東京都港区元赤坂一丁目３番８号 鹿島建 設株式会社東京支店内 (72)発明者 坂本 光雄 東京都港区元赤坂一丁目２番７号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 有田 友彦 東京都港区元赤坂一丁目２番７号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 栗原 一雄 東京都港区元赤坂一丁目１番５号 富士陰 ビル カジマメカトロエンジアリング株式 会社内 (72)発明者 細谷 俊夫 東京都港区元赤坂一丁目１番５号 富士陰 ビル カジマメカトロエンジアリング株式 会社内 (72)発明者 大門 圭一 東京都港区元赤坂一丁目１番５号 富士陰 ビル カジマメカトロエンジアリング株式 会社内
Claims (4)
- 【請求項１】 既存建物の外部に耐震補強構面または制
震補強構面などの新規補強構面を設ける場合に、架設柱
を壁つなぎにより既存建物の外部に沿って取付け、この
架設柱に昇降機構を備えた上下移動ステージを昇降自在
に設け、上下移動ステージには既存建物側に向けて補助
ステージを必要に応じて設けるようにしたことを特徴と
する既存建物の外周部補強に使用する架設足場。 - 【請求項２】 補助ステージは、上下移動ステージの長
手方向の手摺りに沿ってクランプを介して角パイプによ
る横桟を取付け、この横桟に角パイプによる根太を掛け
渡してその前端部を上下移動ステージの前方に突出さ
せ、これら適宜間隔で並列する根太の前端部に足場板を
設置して形成する請求項１記載の既存建物の外周部補強
に使用する架設足場。 - 【請求項３】 横桟と根太には適宜にボルト孔を設けて
おき、相互にボルトで締結する請求項２記載の既存建物
の外周部補強に使用する架設足場。 - 【請求項４】 架設柱は台車上に立設する請求項１ない
し請求項３のいずれかに記載の既存建物の外周部補強に
使用する架設足場。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13195497A JP3177735B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 既存建物の外周部補強に使用する架設足場 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13195497A JP3177735B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 既存建物の外周部補強に使用する架設足場 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10317661A true JPH10317661A (ja) | 1998-12-02 |
| JP3177735B2 JP3177735B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=15070101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13195497A Expired - Fee Related JP3177735B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 既存建物の外周部補強に使用する架設足場 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3177735B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011140859A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-07-21 | Kawase Komuten:Kk | 作業用足場装置及び躯体作業方法並びに躯体仮設構台提供方法 |
| JP5559409B1 (ja) * | 2013-05-28 | 2014-07-23 | 株式会社トータル環境 | 高層の建築物、及びそのメンテナンス方法 |
| WO2014192564A1 (ja) * | 2013-05-28 | 2014-12-04 | 株式会社トータル環境 | 高層の建築物、及びそのメンテナンス方法 |
| JP2019203249A (ja) * | 2018-05-21 | 2019-11-28 | 株式会社竹中工務店 | 移動式足場装置 |
| JP2021113425A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | 日建リース工業株式会社 | 昇降式作業足場用の連結金具および設置方法 |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP13195497A patent/JP3177735B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011140859A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-07-21 | Kawase Komuten:Kk | 作業用足場装置及び躯体作業方法並びに躯体仮設構台提供方法 |
| JP5559409B1 (ja) * | 2013-05-28 | 2014-07-23 | 株式会社トータル環境 | 高層の建築物、及びそのメンテナンス方法 |
| WO2014192564A1 (ja) * | 2013-05-28 | 2014-12-04 | 株式会社トータル環境 | 高層の建築物、及びそのメンテナンス方法 |
| JP2015007364A (ja) * | 2013-05-28 | 2015-01-15 | 株式会社トータル環境 | 高層の建築物、及びそのメンテナンス方法 |
| JPWO2014192564A1 (ja) * | 2013-05-28 | 2017-02-23 | 株式会社トータル環境 | 高層の建築物、及びそのメンテナンス方法 |
| JP2019203249A (ja) * | 2018-05-21 | 2019-11-28 | 株式会社竹中工務店 | 移動式足場装置 |
| JP2021113425A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | 日建リース工業株式会社 | 昇降式作業足場用の連結金具および設置方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3177735B2 (ja) | 2001-06-18 |
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