JP3240270B2 - 足場組立方法及び足場装置 - Google Patents

足場組立方法及び足場装置

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JP3240270B2
JP3240270B2 JP31526696A JP31526696A JP3240270B2 JP 3240270 B2 JP3240270 B2 JP 3240270B2 JP 31526696 A JP31526696 A JP 31526696A JP 31526696 A JP31526696 A JP 31526696A JP 3240270 B2 JP3240270 B2 JP 3240270B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造物の天井、屋
根、側壁等を構築する際などに使用される足場の組立方
法及び足場装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物、橋梁、工場、倉庫などの
上部構造部分の下面側を構築する際、仮設足場が使用さ
れる。この足場は、適宜間隔で立設した支柱と、各支柱
間にわたって架設した梁材と、梁材上に設けた足場床と
から成っている。そして、各支柱の上端間に梁材を架設
する場合、一般的には梁材をクレーン車等により吊下
げ、高所で連結作業を行っている。また、足場を解体す
る場合も、クレーン車等により梁材を吊った状態で、支
柱との連結を解除している。
【0003】さらには、足場の組立方法として、支柱は
当初地上に横臥状に配置し、梁材を支柱に対して平面視
直交状に配置した後、支柱の上側に位置する端部(上
端)とこれに対応する梁材の下側の端部とを回動可能に
連結し、その後、梁材を水平状態にしてクレーン車等に
より吊上げ、地面から持上げると、支柱がその自重によ
って梁材に対して回動し、支柱が立設状態になる。そこ
で、支柱を梁材の真下に位置させ、支柱と梁材の未連結
端部相互を連結して、立設状の支柱上端に梁材を組付け
る方法が提案されている(例えば特公平4−29830
号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術の前者では、体育館や室内プール場などの天井、屋根
の構築用足場、支柱と梁材の位置合せ及び連結作業、或
いは解体作業を高所で行わなければならず、作業性が悪
い。他方、従来技術の後者では、クレーン車等の揚重機
が不可欠で、広い作業面積を必要とし、大掛かりな工事
となり、狭い場所では採用し難い。本発明は、上述のよ
うな実状に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、支柱を継ぎ足し式にして足場台を昇降可能にする
ことにより、足場台を地上で組立てておき高所での足場
組立作業を少なく、かつ簡素化して、作業性の向上を図
ると共に、足場台を昇降してあらゆる高さでの作業が簡
単にでき、足場台と支柱との連結・分離が容易な足場組
立方法及び足場装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係る足場の組立方法は、間隔をおいて複数本の主支
柱を立設し、地上で組立てた中間梁材の支柱嵌合部を各
主支柱に上下動可能に嵌合すると共に、中間梁材の上側
に地上で組立てた足場台の支柱嵌合部を各主支柱に上下
動可能に嵌合し、主支柱に対して足場台を昇降駆動手段
により上昇させて仮係止し、次いで、前記主支柱の上端
に主支柱を継ぎ足し、前記仮係止を解除して継ぎ足され
た主支柱の高さに足場台を上昇させて係止固定し、前記
間梁材を足場台に連結して足場台が主支柱に対して上
昇するときに中間梁材を共に上昇させることを特徴とし
ている(請求項1)。
【0006】この場合、足場台は複数の支柱嵌合部即ち
昇降案内部材を有する昇降フレームを夫々主支柱にその
外側に嵌合した状態で梁材により連結し組立てられる。
そして、主支柱の上部と足場台の間に昇降駆動手段を設
け、該昇降駆動手段により、足場台を主支柱に対して上
昇させ、上昇位置で足場台を係止手段により仮係止す
る。次いで、主支柱の上部と昇降駆動手段との関係を解
除し、主支柱の上端に連結手段により継ぎ足し支柱を連
結した後、継ぎ足した支柱(主支柱)の上部に昇降駆動
手段を取付け、再び昇降駆動手段を介して足場台を継ぎ
足し支柱に吊下げ状態とし、前記係止手段を前記主支柱
から外して係止解除し、昇降駆動手段により足場台を継
ぎ足し支柱に対して上昇させて目的作業高さまで移動
し、上昇位置で足場台を継ぎ足し支柱に前記係止手段に
より係止固定する。
【0007】そして、前記主支柱と間隔をおいて補助支
柱を立設して足場台と連結すると共に前記中間梁材をこ
の補助支柱にも上下動可能に嵌合させ、継ぎ足された主
支柱の高さに足場台を上昇させるときに補助支柱の下端
に補助支柱を継ぎ足す(請求項2)ことにより、補助支
柱で足場台支持を補助し、足場台が昇降駆動手段によっ
て上昇されても、補助支柱の下端に継ぎ足し支柱を継ぎ
足すことにより目的高さでの足場台支持を補助をする。
また、本発明に係る足場装置は、間隔をおいて立設する
複数本の主支柱と、地上で組立てられていて各主支柱に
上下動可能に嵌合する支柱嵌合部を有する中間梁材と、
地上で組立てられていて前記中間梁材の上側で各主支柱
に上下動可能に嵌合する支柱嵌合部を有する足場台と
各主支柱の上部と足場台との間に設けられて主支柱に対
して足場台を昇降する昇降駆動手段と、主支柱に対して
足場台を昇降した位置で係止する係止手段と、前記主支
柱の上端に連結手段を介して継ぎ足される主支柱とを
し、前記足場台が主支柱に対して上昇するときに中間梁
材を共に上昇させるべく中間梁材を足場台に連結した
(請求項3)ことにより、前記本発明方法により組立て
て目的作業高さとすることができる。
【0008】前記主支柱と間隔をおいて立設されて上部
が足場台と固定される補助支柱を有し、この補助支柱の
下端に連結手段を介して補助支柱を継ぎ足し、前記中間
梁材に補助支柱に上下動可能に嵌合する支柱嵌合部を設
けたことを特徴といている(請求項4)ことにより、足
場台を上昇して種々の高さにした状態で足場台の支持を
補助し、足場装置の補強をする。前記昇降駆動手段が、
主支柱上端部に着脱自在に取付けられた吊杆と、該吊杆
に取付けられた揚重機と、前記足場台に固着されていて
揚重機のチェン又はワイヤロープ端の吊フックが係脱自
在に引掛けられる足場台吊部材とを有することを特徴と
している(請求項5)ことにより、揚重機の運転により
ワイヤロープが巻取り或いは巻戻され、足場台が主支柱
に対して円滑にかつ水平状態で昇降する。
【0009】前記係止手段が、主支柱に設けられた係止
部材と、該係止部材に係脱自在に取付けられた揚重機
と、前記足場台に固着されていて前記揚重機の吊フック
が係脱自在に引掛けられる係止体とを有することを特徴
としている(請求項6)ことにより、足場台を任意の高
さに停止して主支柱に架設でき、揚重機によって、足場
台を主支柱に対して所要量上下動させ、前記昇降駆動手
段と主支柱との係脱を容易にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。図1〜図18は、本発明に係る足場
装置及び足場組立方法の第一の実施の形態を示してい
る。この足場装置は、図1〜図9に示すように、左右及
び前後各一対の支柱(主支柱)1,1と、複数の中間支
柱(補助支柱)2,2,2と、足場床3と、足場台4
と、支柱1,1に対して足場台4を昇降させる昇降駆動
手段5と、足場台4を支柱1,1に係脱自在に係止する
係止手段6と、主支柱1,1用の上部継ぎ足し支柱(継
ぎ足されて主支柱となる)7,7及び中間支柱2,2,
2用の下部継ぎ足し支柱(継ぎ足されて中間支柱(補助
支柱)となる)8と、中間梁材9とにより主構成されて
おり、体育館や室内プールの天井或いは屋根等の構築用
として仮設される。
【0011】前記支柱1,2は、夫々、4本の管材から
なる主材10を、互いに間隔をもって平行に配し、管材
からなる束材11及びラチス材12により上下方向端か
らみて四角形となるように、相互に連結一体化したもの
である(図6参照)。そして、各支柱1,2の上下端に
は、ナット状の連結金具13が夫々固着されている(図
12参照)。なお、前記継ぎ足し支柱7,8も支柱1,
2と同形状に成形されており、上端及び下端に、ナット
状の連結金具13,14が夫々固着されている。
【0012】なお、前記支柱1,2,7,8は、図6に
示すように強度を確保するために、その主材10を左右
方向に長い長方形に配置してある。また、前記連結金具
13は右ねじ孔を有し、前記連結金具14は左ねじ孔を
有していて、図12に示すように、軸方向両端に互いに
左右逆ねじを設けた連結ボルト15により、支柱1,2
を継ぎ足し支柱7,8或いは継ぎ足し支柱7,8相互を
連結しうるようになっており、これらに前記連結金具1
3,14と連結ボルト15により、支柱1,2と継ぎ足
し支柱7,8或いは継ぎ足し支柱7,8相互を連結しう
るようになっており、これらの前記連結金具13,14
と連結ボルト15により、支柱の連結手段16が構成さ
れている。
【0013】前記支柱1及び継ぎ足し支柱7には、図
3、図4に示すように、上端部(必要に応じて中間部に
も)の各主材10の前後左右対向内面に停止部材である
吊ブラケット17,18が固着されている。この各ブラ
ケット17,18には、その中央に位置して吊孔19,
20が設けられ、図6に示すように、各孔19,20の
両面に補強リング21,22が固着されている。そし
て、左右の吊孔19には、昇降駆動手段5の1つを構成
する棒状の吊杆23が、嵌脱自在に挿通され、他方の吊
孔20には、係止手段6を構成する揚重機(例えば手動
ホイスト)の上部フック24が係脱自在に掛止される。
【0014】さらに、前記支柱1の下端には、図4、図
5に示すように、連結部材25を介して台板26が着脱
可能に連結されると共に、台板26が台車27上にボル
ト・ナット等の連結手段により分解可能に取付けられて
いる。前記台車27には、車輪28及びガイドローラ2
9が備えられ、基礎コンクリート30上に敷設されたレ
ール31に載置されており、前後方向移動可能となって
いる。なお、支柱1,1,2,2は、図2に示すように
前後に間隔をもって立設され、前後繋梁材32及び前後
足場台4により相互摺動可能に連係されている。
【0015】また、中間支柱2の上端は、足場台4に係
脱可能に連結されている。そして、中間支柱2及びその
継ぎ足し支柱8は、下段基礎コンクリート33上に設け
たジャッキ34により支持されるようになっており、継
ぎ足し支柱8は、中間支柱2の下端に順次継ぎ足しされ
る。前記足場床3は、足場台4上に支持材35を介して
載置される。前記足場台4は、図1に示しているよう
に、上部梁材36、下部梁材37、連結柱38、上部昇
降フレーム39、下部昇降フレーム40及び中間昇降フ
レーム41と、前後連結梁材42,43とにより一体化
されており、前記上・下部昇降フレーム39,40が支
柱1及び継ぎ足し支柱7に嵌合するための支柱嵌合部を
形成している。また、中間昇降フレーム41は、中間支
柱2及び継ぎ足し支柱8に嵌合する支柱嵌合部とされて
いる。
【0016】前記上・下部梁材36,37は、複数組の
梁材ユニット44(図7及び図8参照)を連結したもの
であって、中間梁材9及び前記連結梁材32,42,4
3と同形状とされている。即ち、梁材ユニット44は、
図7、図8に示しているように、4本の管材からなる主
材45を、互いに間隔をもって平行に配し、管材からな
る束材46及びラチス材47により、長手方向端からみ
て四角形となるように、相互に連結一体化したもので、
各主材45の長手方向両端には、夫々円板状の接続フラ
ンジ48が溶着されている。
【0017】したがって、梁材ユニット44相互は、接
続フランジ48を衝合させてボルト・ナットにより連結
することができ、前記各昇降フレーム39,40,41
との連結も、前記接続フランジ48により行うことがで
きる。なお、連結梁材32,42,43と前記昇降フレ
ーム39,40,41の連結及び上部梁材36との連結
は、図9に示すように、H形鋼からなる連結部材49を
Uボルト50及びナット51により前記フレーム39等
に着脱可能に取付け、この連結部材49に梁材ユニット
44の接続フランジ48をボルト・ナットにより固着す
ることにより行われる。
【0018】前記連結柱38は、前記梁材ユニット44
と同じ構造で、図9に示す連結手段により上部梁材36
と下部梁材37とを連結一体化する。そして、上・下部
梁材36,36は、適所において撓み防止ワイヤロープ
52によりターンバックル及びシャックルを介して連結
され、さらに、左右両端部において、補強材53(パイ
プ)がクランプ金具54(従来採用されている金具)に
より取付けられている。前記上部昇降フレーム39は、
図3、図4及び図6に示されているように、4本の管材
からなるフレーム材55を水平にかつ互いに平行に支柱
1,7の外側に間隔をもって配し、管材からなる束材5
6及びラチス材57により左右方向からみて正四角形と
なるように、相互に連結一体化してフレーム材55の両
端に接続フランジ58を固着し、フレーム材55の内側
対向内面にL形鋼からなる昇降案内部材59を固着して
支柱嵌合部を形成しており、支柱1,7が前後左右の昇
降案内部材59の間に入るようになっている。
【0019】前記上部昇降フレーム39は、左右の縦束
材56の下部前後対向面間に固着された夫々吊孔60を
有する吊ブラケット61(吊部材)を備えると共に、前
後外側即ち主材55の外側面に係止ブラケット62(係
止体)を備えている。そして、係止ブラケット62に
は、中央上下部に掛止孔63,64が設けられている。
そして、前記昇降案内部材59の下端は、その外側にお
いてL形鋼からなる補強材65により相互に連結されて
いる。また、左右の上部昇降フレーム39の対向内側の
接続フランジ58には、正面視三角形の連結部材66を
介して上部梁材36の両端の接続フランジ48が、ボル
ト・ナット等の連結手段により分解可能に連結されてい
る。前記連結部材66は、図10にも示しているよう
に、フラットバー66A,66B,66Cをピン連結し
て正面視三角形とし、左右のフラットバー66A,66
Bの互いに左右反対外側に接続フランジ67を固着した
ものである。
【0020】さらに、上部昇降フレーム39の互いに左
右反対外側の接続フランジ58には、束材56と平行な
H形鋼からなる連結材68が、ボルト・ナットにより着
脱自在に固着され、該連結材68には、略三角形の連結
部材69を介して張出し梁材70が、ボルト・ナットに
より傾斜状に接続されている。なお、張出し梁材70
は、図1に示しているように、短いが、前記梁材ユニッ
ト44と同様の構造である。前記下部昇降フレーム40
及び中間昇降フレーム41は、図3及び図12に示して
いるように、基本的には上部昇降フレーム39と同形同
寸で、4本の主材71を束材72及びラチス材73によ
り一体連結して、4本の昇降案内部材74を主材71の
内側に固着し、主材71の両端に夫々接続フランジ75
を固着したものであり、上部昇降フレーム39と同様
に、支柱1,7或いは支柱2,8を案内として、前記案
内部材74が摺動し、昇降するようになっている。
【0021】なお、支柱1及び継ぎ足し支柱7に嵌合す
る下部昇降フレーム40,41には、図3に2点鎖線で
示すように、前記係止ブラケット62に対応して、掛止
孔76を有する下部係止ブラケット77を固着し、ワイ
ヤロープ78によりフック79,80及びターンバック
ル81を介して、上部昇降フレーム39の係止ブラケッ
ト62の掛止孔64に掛止し、下部昇降フレーム40,
41を吊下げることができる。前記昇降駆動手段5は、
図3に示しているように、前記支柱1,7上端に着脱可
能に嵌装された前記吊杆23と、該吊杆23の左右両端
部に着脱可能に設けた吊環82と、該吊環82に吊下状
に掛止された左右の揚重機83(例えば電動レバー)
と、該揚重機83のチェン84の下端に装着されていて
上部昇降フレーム39の吊ブラケット61の吊孔60に
掛止される吊フック85とにより構成されている。
【0022】また、前記係止手段6は、図3に示してい
るように、揚重機(例えば手動ホイスト)6Aからな
り、前記上部フック24が支柱1,7の吊ブラケット1
7の吊孔19に掛止されて吊下状とされ、揚重機6Aの
下部フック6Bが上部昇降フレーム39の吊ブラケット
62の吊孔63に係脱自在に掛止されるようになってお
り、下部フック6Bは上部昇降フレーム39が上部停止
位置に達したときに、前記吊孔63に掛止される。な
お、6Cは手動操作ハンドルであり、下部フック6Bを
吊孔63に掛止させた後に、該ハンドル6Cを操作して
足場台4を揚重機6Aにより完全に吊下げ、その後、昇
降駆動手段5の吊フック85を吊ブラケット61から外
すようになっている。
【0023】次に、上記第一実施形態の足場装置を組立
てる方法、即ち本発明に係る足場組立方法について、図
14〜図18をも参照して説明する。まず、レール31
上に台車27を載せ、台車27上に支柱1,1を立設す
ると共に、支柱1,1に中間昇降フレーム41、下部昇
降フレーム40及び上部昇降フレーム39を順次外嵌す
る。そして左右の中間昇降フレーム41と下部昇降フレ
ーム40の間に、左右方向中間部分の所定位置に別個の
中間及び下部昇降フレーム41,40を介して中間梁材
9及び下部梁材37を組付け、前後昇降フレーム相互を
連結梁材32,43により連結する。
【0024】次いで、中間支柱2を前記梁材9,37の
上下に位置する昇降フレーム40,41の昇降案内部材
74間に、上方から貫通状に挿入し、ジャッキ34によ
り地盤コンクリート33上に支持させ、左右の上部昇降
フレーム39間に上部梁材36を組付け、前後昇降フレ
ーム相互を連結梁材42により連結し、上部梁材36に
中間支柱2の上端を連結してから、足場床3を上部梁材
36上に支持材35を介して載設して、図14に示す状
態にする。これらの作業は、地上において行われる。そ
して、各支柱1上端に継ぎ足し支柱7を夫々連結する。
【0025】また、継ぎ足し支柱7と上部昇降フレーム
39間には、前記駆動手段5が取付けられ、上部昇降フ
レーム39、上部梁材36、連結梁材42及び中間支柱
2が、昇降駆動手段5を介して支柱1,7に吊下状に支
持される。そこで、昇降駆動手段5を操作して、上部昇
降フレーム39及びこれと一体連結された上部梁材3
6、中間支柱2及び連結梁材42を足場床3と共に、所
要高さに上昇させ、係止手段6により上部昇降フレーム
39を前記支柱7に係止させる。次に、図15に示すよ
うに、上部梁材36と下部梁材37間に連結柱38を連
結すると共に、撓み防止ワイヤロープ52を張り、補強
材53を取付けて足場台4を完成させる。
【0026】続いて、前記支柱7の上端に継ぎ足し支柱
7Aを継ぎ足し、上段の継ぎ足し支柱7Aの上端部に吊
杆23を介して前記昇降駆動手段5を吊下状に取付ける
と共に、各中間支柱2の下端とジャッキ34の間に下部
継ぎ足し支柱8を挿入し、ジャッキ34により該支柱8
を押上げて支柱8の下端に当接させ、両支柱2,8を連
結手段16により一体連結する(図15参照)。そこ
で、昇降駆動手段5により足場台4及び中間支柱2等を
支柱1,7,7Aにより支持し、係止手段6による係止
を解除してから、再び昇降駆動手段5を操作して足場台
4等を所要高さだけ上昇させ、再び係止手段6により上
部昇降フレーム39を前記支柱7Aに係止し、図16に
示すように、吊下げワイヤロープ86を、上部昇降フレ
ーム39及び下部昇降フレーム40と中間昇降フレーム
41の間に張設する。他方、中間支柱2の継ぎ足し支柱
8の下端に更に継ぎ足し支柱8Aを連結する。
【0027】次いで、係止手段6の係止を解除した後、
昇降駆動手段5により足場台4等と共に中間梁材9を、
図17に示すように足場目的高さ(例えば上部継ぎ足し
支柱7Aの上昇限)まで上昇させ、上部昇降フレーム3
9を前記支柱7Aの上端部に係止手段6により係止さ
せ、必要に応じて下部及び中間昇降フレーム40,41
を各支柱1,2,7,8に周知の係止手段等により係止
させ、下部継ぎ足し支柱8Aの下端に継ぎ足し支柱8B
を継ぎ足すことにより、足場装置の組立作業が完了する
(図17参照)。
【0028】なお、足場床3の高さを更に高くして、図
18に示す状態とする場合は、図17に2点鎖線で示す
ように、各上部継ぎ足し支柱7Aの上端に、さらに継ぎ
足し支柱7Bを連結すると共に、昇降駆動手段5を前記
支柱7Bの上端部に掛け替え、係止手段6による係止を
解除した後、昇降駆動手段5を操作して、足場目的高さ
まで上昇させる。そして、係止手段6により上部昇降フ
レーム39を前記支柱7Bに係止させ、必要に応じて他
の昇降フレーム40,41を継ぎ足し支柱7,7Aに係
止し、下部継ぎ足し支柱8Bの下にさらに継ぎ足し支柱
8Cを連結すればよい。
【0029】即ち、本発明においては、間隔をおいて複
数本の主支柱1,1を立設し、地上で組立てた足場台4
の支柱嵌合部39を各主支柱1,1に上下動可能に嵌合
し、主支柱1,1に対して足場台4を昇降駆動手段5に
より上昇させて仮係止し、次いで、前記主支柱1,1の
上端に主支柱7,7を継ぎ足し、前記仮係止を解除して
足場台4を継ぎ足し主支柱7,7の高さに上昇させて係
止固定し、地上で組立てた中間梁材9の支柱嵌合部41
を足場台4に先だって各主支柱1,1に上下動可能に嵌
合し、この中間梁材9を足場台4に連結して足場台4が
主支柱1,1,7,7に対して上昇するときに共に上昇
させて足場装置を構築する。
【0030】このように、本発明方法によれば、足場台
4の組立作業を地上で行うことができ、支柱7,7Aを
継ぎ足して足場台4を駆動手段5により、足場作業目的
高さまで上昇させることができる。したがって、足場を
地上で簡単かつ能率的に組立てることができ、しかも、
組立て時の高所作業を可及的に少なくして作業性の向上
を図ることができる。また、上記第一実施形態の足場装
置は、ジャッキ34を下げて下部継ぎ足し支柱8B又は
8Cの支柱を解放し、左右の前記台車27を同期して移
動させることにより、設置位置を変えることができる。
【0031】図19、図20は、本発明足場装置の第二
実施形態を示し、第一実施形態と異なるところは、中間
支柱2が足場台4の前後外側に位置して立設されている
点であり、したがって、足場台4の下部梁材37及び中
間梁材9には、その左右方向中間部分に昇降フレーム4
0,41が設けられていないが、その他の構成は第一実
施形態と全く同一である。そして、中間支柱2の上端
は、足場床3に連結されると共に、上端部が足場台4の
上下部梁材36,37にも固定される。上記第二実施形
態の足場装置は、第一実施形態と同方法で組立てること
ができ、足場台4の下部梁材37及び中間梁材9の左右
方向中間部に昇降フレームがないので、昇降フレームの
組込み作業が簡素化できる。
【0032】なお、足場台4を作業目的高さまで上昇さ
せた後は、補強材87を各支柱1,2,7,8の前後間
を、図20に示すように、クランプ金具(図示省略)に
より着脱自在に取付ける。また、第一実施形態において
も、必要に応じて前後支柱間の適所に、補強材を着脱自
在に取付けることができる。図21は、本発明に係る足
場装置の第三の実施形態を示し、第一及び第二の実施形
態と異なるところは、中間支柱を備えていない点であ
り、足場台4の構成は、第二実施形態と全く同じで、足
場床3が足場台4の上部梁材36上に支持材35により
支持固定される。なお、中間梁材9は、足場台4が目的
作業高さに到達するまでの間に、並行して支柱1,1間
に図22に示すように、H形鋼からなる連結部材88を
介してUボルト89及びナット90により連結一体化す
ることができる。
【0033】したがって、第三実施形態の足場装置を組
立てる場合は、夫々レール31上に載置された左右前後
の各台車27に、支柱1を夫々立設し、支柱嵌合部であ
る上・下部昇降フレーム39,40を、各支柱1に外嵌
した後、上部梁材36及び下部梁材37の左右両端を前
記フレーム39,40に夫々組付け、上・下部昇降フレ
ーム39,40の前後間を、図2に示しているように連
結梁材42,43で連結し上部梁材36上に足場床3を
載置する。次に、支柱1の上端部と上部昇降フレーム3
9の間に設けた昇降駆動手段5(図3参照)により、上
部昇降フレーム39と共に上部梁材36を所要高さだけ
上昇させ、上下梁材36,37間を連結柱38により連
結一体化し、撓み防止ワイヤロープ52を上下部梁材3
6,37間に張設すると共に、上下部梁材36,37の
両端部を管体からなる補強材53により連結して足場台
4を組立てる(図15参照)。
【0034】このようにして、足場台4の組立が完了す
ると、支柱1の上端部に上部昇降フレーム39を係止手
段6により係止し、支柱1の上端に継ぎ足し支柱7を連
結手段16により継ぎ足し、該支柱7の上端に昇降駆動
手段5を掛け替え、係止手段6による上部昇降フレーム
39の係止を解除した後、足場台4を一体的に上昇させ
る(図15参照)。足場台4が、目的の作業高さに達す
ると、上部昇降フレーム39を継ぎ足し支柱7の上部に
係止し、必要に応じて下部昇降フレーム40を継ぎ足し
支柱7に、他の係止手段91、例えば図24に示すよう
に、支柱7の前後面に設けた上下方向に長い係止板92
に上下方向に任意の間隔で複数個設けた係止孔93と、
上・下部昇降フレーム39,40に固着した62,77
(図3参照)の掛止孔63,64,76とに係止ピン9
4を嵌脱自在に設けたものにより、係止固定することが
できる。
【0035】さらに、支柱1と中間梁材9の両端部と
を、管材からなる補強材95によりクランプ金具96を
介して係脱可能に連結する。このようにして、高い作業
足場装置を簡単にかつ能率的に組立てることができる。
第三実施形態において、上・下部昇降フレーム39,4
0を、夫々係止手段6から係止解放して、支柱7,1と
摺動自在とし、昇降駆動手段5により足場床3と共に足
場台4を昇降自在とすることができ、建造物の構築資材
を運搬するリフトとして利用することができる。
【0036】また、第一、第二実施形態においても、足
場台4をフリーとし、昇降駆動手段5により昇降させ、
リフトとして利用することができる。そして、第一、第
二、第三実施形態の足場装置を解体する場合は、前述の
組立作業方法の順序と逆の順序で解体することができ、
高所作業を少なくして能率的に作業できる。図23、図
24は、第四実施形態の足場装置を示し、片流れ造り即
ち、屋根が棟から軒まで一方だけに傾斜している建物の
屋根や天井97を構築するのに適するものである。そし
て、第三実施形態と異なるところは、上部梁材36及び
棟側に張出した張出し梁材98が傾斜し、軒側に張出し
た張出し梁材99が水平状となっており、足場台4を構
成する上部梁材36と下部梁材37がワイヤロープ10
0により連結され、下部梁材37が上部梁材36に吊下
げられ、傾斜張出し梁材37が控え斜材101によって
下部昇降フレーム40に連結部材102を介して連結さ
れている点及び支柱1が基礎コンクリート30上に固定
されている点である。なお、103,104,105,
106は梁連結材である。
【0037】第四実施形態の足場装置の組立は、第三実
施形態の足場装置と同様に行われるが、前記控え斜材1
01は、上部梁材36が所要高さに上昇して下部梁材3
7との間隔が目的寸法に達した段階で、前記ワイヤロー
プ100と同時に下部昇降フレーム40に連結され、水
平状の張出し梁材99の軒先側端99Aは、足場台4が
目的作業高さに到達した後に接続される。第二乃至第四
実施形態のうち、第一実施形態と共通する構成について
は、図1〜図18に示す符号を付し、詳細説明を省略し
た。
【0038】本発明は、前記各実施の形態に限定される
ものではなく、種々設計変更することができる。例え
ば、中間梁材9を連結柱38を介して下部梁材37に連
結して足場台4の一部としてよく、足場台4は張出し梁
材70,98,99のないものとすることができ、梁材
ユニット44の連結構造を、図13に示すねじ機構とす
ることができる外、第二実施形態における中間支柱2,
8の連結構造を梁材ユニット44のようなフランジ接続
構造とすることができる。さらに、第一乃至第三実施形
態における台車27をなくして、支柱1の下端を基礎コ
ンクリート30上に固定することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る足場組立方法によれば、間
隔をおいて複数本の主支柱を立設し、地上で組立てた足
場台の支柱嵌合部を各主支柱に上下動可能に嵌合し、主
支柱に対して足場台を昇降駆動手段により上昇させて仮
係止し、次いで、前記主支柱の上端に主支柱を継ぎ足
し、前記仮係止を解除して足場台を継ぎ足し主支柱の高
さに上昇させて係止固定し、地上で組立てた中間梁材の
支柱嵌合部を足場台に先だって各主支柱に上下動可能に
嵌合し、この中間梁材を足場台に連結して足場台が主支
柱に対して上昇するときに共に上昇させることを特徴と
しているので、足場台を地上で組立て、主支柱を上方に
継ぎ足しながら昇降駆動手段により目的作業高さまで上
昇でき、足場台を地上で簡単にかつ能率的に組立てるこ
とができ、組立て時の高所作業を可及的に少なくして作
業性の向上を図ることができ、しかも、主支柱を上下方
向複数段に着脱自在に継ぎ足して、少ない部材であらゆ
る高さの足場を構成できる。
【0040】さらに、本発明方法では、前記主支柱と間
隔をおいて補助支柱を立設して足場台と連結し、足場台
を上昇させるときに補助支柱の下端に補助支柱を継ぎ足
し、中間梁材をこの補助支柱にも上下動可能に嵌合させ
ているので、補助支柱の下端の継ぎ足しを地上で行うこ
とができる。そして、本発明に係る足場装置は、間隔を
おいて立設する複数本の主支柱と、地上で組立てられて
いて各主支柱に上下動可能に嵌合する支柱嵌合部を有す
る足場台と、各主支柱の上部と足場台との間に設けられ
て主支柱に対して足場台を昇降する昇降駆動手段と、主
支柱に対して足場台を昇降した位置で係止する係止手段
と、前記主支柱の上端に連結手段を介して継ぎ足される
主支柱と、地上で組立てられていて足場台に先だって各
主支柱に上下動可能に嵌合する支柱嵌合部を有する中間
梁材とを有し、前記足場台が主支柱に対して上昇すると
きに中間梁材を共に上昇させるべく中間梁材を足場台に
連結したことを特徴としている。したがって、足場台を
地上で組立てた後、主支柱を上方に複数段に継ぎ足しな
がら、目的作業高さ(あらゆる高さ)に上昇させて足場
を完成させることができ、足場台を地上で組立てるの
で、組立作業が簡単でかつ能率的であり、組立て時の高
所作業を可及的に少なくして作業性の向上を図ることが
でき、足場を構造物の構築資材の揚降即ち運搬揚エレベ
ータ等として使用することも可能である。
【0041】また、前記主支柱と間隔をおいて立設され
て上部が足場台と連結される補助支柱を有し、この補助
支柱の下端に連結手段を介して補助支柱を継ぎ足し可能
にし、前記中間梁材に補助支柱に上下動可能に嵌合する
支柱嵌合部を設けたので、中間部での足場台の支持がで
き、足場装置全体の補強が簡単にできる。また、前記駆
動手段は、主支柱上端部に着脱自在に取付けられた吊杆
と、該吊杆に取付けられた揚重機と、前記足場台に固着
されていて揚重機のチェン又はワイヤロープ端の吊フッ
クが係脱自在に引掛けられる足場台吊部材とを有するこ
とを特徴としているので、簡単な構成で足場台を主支柱
に対して円滑にかつ水平状態で昇降させることができ
る。
【0042】さらに、前記係止手段は、主支柱に設けら
れた係止部材と、該係止部材に係脱自在に取付けられた
揚重機と、前記足場台に固着されていて前記揚重機の吊
フックが係脱自在に引掛けられる係止体とを有すること
を特徴としているので、足場台を任意の高さに停止して
主支柱に架設でき、揚重機の操作によって係脱位置の調
整が可能であり、作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る足場装置の第一の実施形態を示す
正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1のA部拡大詳細図である。
【図4】図3の右側面一部省略拡大図である。
【図5】図3のB部拡大詳細図である。
【図6】図3の一部破断平面図である。
【図7】同実施形態における梁材ユニットの正面図であ
る。
【図8】図7の右側面図である。
【図9】同実施形態における連結梁材の連結手段の一例
を示す正面図である。
【図10】図3のC−C線視示断面図である。
【図11】図3のD−D線視示断面図である。
【図12】図1のE−E線矢視断面図である。
【図13】同実施形態における支柱の主材連結手段の一
例を示す断面図である。
【図14】本発明に係る足場装置の組立工法即ち本発明
の足場組立方法の説明図である。
【図15】同組立方法の説明図である。
【図16】同組立方法の説明図である。
【図17】同組立方法の説明図である。
【図18】同組立方法の説明図である。
【図19】本発明に係る足場装置の第二の実施形態を示
す 図である。
【図20】図19の右側面図である。
【図21】本発明に係る足場装置の第三の実施形態を示
す正面図である。
【図22】図21のF部拡大詳細図である。
【図23】本発明に係る足場装置の第四の実施の形態を
示す正面図である。
【図24】図23のG部拡大詳細図である。
【符号の説明】
1 支柱(主支柱) 2 中間支柱 3 足場床 4 足場台 5 昇降駆動手段 6 係止手段 6A 揚重機 6B 吊フック 7 上部継ぎ足し支柱(継ぎ足し主支柱) 8 下部継ぎ足し支柱{継ぎ足し中間支柱(補助支
柱)} 中間梁材 16 連結手段 17 吊ブラケット(係止部材) 23 吊杆36 上部梁材 37 下部梁材 39 上部昇降フレーム(支柱嵌合部) 40 下部昇降フレーム(支柱嵌合部) 61 吊ブラケット(吊部材) 62 係止ブラケット(係止体) 83 揚重機 84 チェン 85 吊フック86 吊下げワイヤロープ 91 係止手段

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔をおいて複数本の主支柱を立設し、
    地上で組立てた中間梁材の支柱嵌合部を各主支柱に上下
    動可能に嵌合すると共に、中間梁材の上側に地上で組立
    てた足場台の支柱嵌合部を各主支柱に上下動可能に嵌合
    し、主支柱に対して足場台を昇降駆動手段により上昇さ
    せて仮係止し、次いで、前記主支柱の上端に主支柱を継
    ぎ足し、前記仮係止を解除して継ぎ足された主支柱の高
    さに足場台を上昇させて係止固定し、前記中間梁材を足
    場台に連結して足場台が主支柱に対して上昇するときに
    中間梁材を共に上昇させることを特徴とする足場組立方
    法。
  2. 【請求項2】 前記主支柱と間隔をおいて補助支柱を立
    設して足場台と連結すると共に前記中間梁材をこの補助
    支柱にも上下動可能に嵌合させ、継ぎ足された主支柱の
    高さに足場台を上昇させるときに補助支柱の下端に補助
    支柱を継ぎ足すことを特徴とする請求項1に記載の足場
    組立方法。
  3. 【請求項3】 間隔をおいて立設する複数本の主支柱
    と、地上で組立てられていて各主支柱に上下動可能に嵌
    合する支柱嵌合部を有する中間梁材と、地上で組立てら
    れていて前記中間梁材の上側で各主支柱に上下動可能に
    嵌合する支柱嵌合部を有する足場台と、各主支柱の上部
    と足場台との間に設けられて主支柱に対して足場台を昇
    降する昇降駆動手段と、主支柱に対して足場台を昇降し
    た位置で係止する係止手段と、前記主支柱の上端に連結
    手段を介して継ぎ足される主支柱とを有し、前記足場台
    が主支柱に対して上昇するときに中間梁材を共に上昇さ
    せるべく中間梁材を足場台に連結したことを特徴とする
    足場装置。
  4. 【請求項4】 前記主支柱と間隔をおいて立設されて上
    部が足場台と連結される補助支柱を有し、この補助支柱
    の下端に連結手段を介して補助支柱を継ぎ足し可能に
    し、前記中間梁材に補助支柱に上下動可能に嵌合する支
    柱嵌合部を設けたことを特徴とする請求項3に記載の足
    場装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動手段が、主支柱上端部に着脱自
    在に取付けられた吊杆と、該吊杆に取付けられた揚重機
    と、前記足場台に固着されていて揚重機のチェン又はワ
    イヤロープ端の吊フックが係脱自在に引掛けられる足場
    台吊部材とを有することを特徴とする請求項3に記載の
    足場装置。
  6. 【請求項6】 前記係止手段が、主支柱に設けられた係
    止部材と、該係止部材に係脱自在に取付けられた揚重機
    と、前記足場台に固着されていて前記揚重機の吊フック
    が係脱自在に引掛けられる係止体とを有することを特徴
    とする請求項3に記載の足場装置。
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