JPH10317267A - 電子制御式刺繍ミシン - Google Patents

電子制御式刺繍ミシン

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Publication number
JPH10317267A
JPH10317267A JP14335197A JP14335197A JPH10317267A JP H10317267 A JPH10317267 A JP H10317267A JP 14335197 A JP14335197 A JP 14335197A JP 14335197 A JP14335197 A JP 14335197A JP H10317267 A JPH10317267 A JP H10317267A
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JP
Japan
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display
color
embroidery
pattern
specific pattern
Prior art date
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Application number
JP14335197A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Tomita
信太郎 冨田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刺繍模様を構成する複数の色別模様部を同時
に表示するとディスプレイが大型化し、小型のディスプ
レイに同時に表示すると視にくくなり、縫製実行中にも
色別模様部を表示させたいことがある。 【解決手段】 刺繍模様を構成する複数の色別模様部を
1つずつディスプレイ10に表示させ、予め設定された
順位にて次の色別模様部の表示に切換え可能にし、色別
模様部に付随させてその色別模様部の順位と刺繍模様の
総色数をも表示させ、最後の順位の色別模様部から最初
の順位の色別模様部に切換えるように構成し、刺繍縫製
実行中にも前記の表示とその切換えを可能にし、表示さ
せた色別模様部から刺繍縫製を再開可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、電子制御式刺繍ミシ
ンに関し、特に、刺繍模様を構成する複数の色別模様部
をディスプレイに1つずつ表示させるとともに、色別模
様部の表示を予め設定された順位に基づいて切換え可能
にしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、家庭用の電子制御式刺繍ミシン
は、上下駆動される縫針とこの縫針と協働する糸輪捕捉
器とを含む縫製機構と、加工布が着脱自在に取付けられ
る刺繍枠を直交する2方向へ独立に移動駆動する駆動機
構と、多数の刺繍模様の刺繍データを格納したメモリ
と、ディスプレイ及び操作パネル等を有し、オペレータ
が操作パネル等を操作し、所望の刺繍模様をディスプレ
イに表示させて選択してから刺繍縫製処理を実行する
と、刺繍模様の模様データに基づいて駆動機構が制御さ
れ、駆動機構と縫製機構との協働により、刺繍枠に装着
された加工布に前記所望の刺繍模様の縫製が施される。
【0003】ところで、最近の電子制御式刺繍ミシンで
は、図14に示すように、模様選択時に比較的大型のデ
ィスプレイ100 に複数の刺繍模様を表示し表示を切換え
て選択できるようになっている。通常、各刺繍模様は複
数の色別模様部からなり、例えば、ゾウ101 の刺繍模様
を選択した場合、図15に示すように、ディスプレイ10
0 に、顔101 、耳102 、帽子103 、帽子の頂部104 、目
と眉と輪郭線105 の5つの色別模様部を同時に表示する
ようになっている。
【0004】従来の電子制御式刺繍ミシンには、ディス
プレイに複数の色別模様部に夫々付随させて糸色を文字
にて表示するものも実用化され、オペレータは表示され
た糸色に基づいて次に刺繍縫製する色別模様部の為の針
糸(刺繍糸)をミシン本体に準備することができる(例
えば、特開平7−39663号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子制御式刺繍
ミシンでは、刺繍模様を構成する複数の色別模様部の全
てをディスプレイに同時に表示するため、大型のディス
プレイを設けなければならず、製作コストが高価にな
る。また、小型で安価な刺繍ミシン等において小型のデ
ィスプレイを装備している場合には、ディスプレイに表
示される複数の色別模様部や、それらの糸色等の画面上
の大きさが小さくなり確認しにくくなる。また、従来の
刺繍ミシンでは、刺繍縫製実行中においては、縫製中の
刺繍模様を含む所定の画面がディスプレイに表示される
だけで、色別模様部を表示し得るようにはなっていな
い。また、糸色の間違いや糸切れや糸噛みにより刺繍縫
製が中断した場合には、色別模様部をディスプレイに表
示させた状態でその色別模様部の最初または途中から刺
繍縫製させたいこともあるが、従来の刺繍ミシンにはそ
のように表示できる機能はない。
【0006】本発明の目的は、電子制御式刺繍ミシンに
おいてディスプレイの小型化を可能にすること、表示さ
れる色別模様部とその付随情報を視や易くすること、刺
繍縫製の実行中にも色別模様部の表示とその表示の切換
えを可能にすること、表示させた色別模様部から縫製可
能にすること、等である。
【0007】
【課題を解決するための手段】 請求項1の電子制御式
刺繍装置は、上下駆動される縫針とこの縫針と協働する
糸輪捕捉器とを含む縫製手段と、加工布が着脱自在に取
付けられる刺繍枠を直交する2方向へ独立に移動駆動す
る駆動手段と、複数の刺繍模様の模様データを格納した
模様データ記憶手段と、ディスプレイを含む表示手段
と、刺繍模様を選択する模様選択手段と、模様データに
基づいて駆動手段を制御する制御手段とを備えた電子制
御式刺繍ミシンにおいて、選択された刺繍模様の模様デ
ータを模様データ記憶手段から読出し、その刺繍模様を
構成する色の異なる複数の色別模様部を1つずつ表示手
段に表示させる表示制御手段と、前記表示制御手段に対
して表示された色別模様部を予め設定された順位の次の
色別模様部へ切換えるように指令する表示切換え指令手
段とを備えたものである。
【0008】模様選択手段により刺繍模様が選択される
と、表示制御手段により、選択された刺繍模様の模様デ
ータを模様データ記憶手段から読出して、その刺繍模様
を構成する色の異なる複数の色別模様部が1つずつ表示
手段に表示される。表示切換え指令手段により、表示さ
れた色別模様部を予め設定された順位の次の色別模様部
へ切換えることができる。一方、選択された刺繍模様の
模様データに基づいて、制御手段により駆動手段が制御
され、刺繍枠を直交する2方向へ移動させつつ縫製手段
により刺繍枠の加工布に刺繍縫製が施される。
【0009】請求項2の電子制御式刺繍ミシンは、請求
項1の発明において、前記表示制御手段は、色別模様部
の表示に付随させて、その糸色を文字にて表示手段に表
示させることを特徴とするものである。それ故、単色の
ディスプレイを装備している場合でも、オペレータが各
色別模様部の糸色を確認することができる。その他請求
項1と同様の作用を奏する。
【0010】請求項3の電子制御式刺繍ミシンは、請求
項1または請求項2の発明において、前記表示制御手段
は、色別模様部の表示に付随させて、その色別模様部の
前記設定順位における順位および刺繍模様の総色数を表
示手段に表示させることを特徴とするものである。それ
故、オペレータは、表示されている色別模様部の順位と
刺繍模様の総色数とに基づいて、色別模様部の総数と未
表示の色別模様部の数とを容易に知ることができる。そ
の他請求項1または請求項2と同様の作用を奏する。
【0011】請求項4の電子制御式刺繍ミシンは、請求
項1または請求項2の発明において、前記表示切換え指
令手段により最後の順位の色別模様部から切換えるとき
には最初の順位の色別模様部に切換えられることを特徴
とするものである。それ故、表示切換え指令手段を介し
て、最初の順位の色別模様部から順々に切換えながら最
後の順位の色別模様部に亙って表示させ、最後の順位の
色別模様部から最初の順位の色別模様部に切換えて表示
させることができる。つまり、設定された順位に従って
サイクリックに表示させることができるので、操作性に
優れる。その他請求項1または請求項2と同様の作用を
奏する。
【0012】請求項5の電子制御式刺繍ミシンは、請求
項1または請求項2の発明において、前記制御手段は、
表示手段のディスプレイに表示された色別模様部から刺
繍縫製できるように構成されていることを特徴とするも
のである。それ故、糸色の間違いや糸切れや糸噛み等の
トラブルで色別模様部の刺繍をやり直す際に便利であ
る。その他請求項1または2と同様の作用を奏する。
【0013】請求項6の電子制御式刺繍ミシンは、請求
項1または請求項2の発明において、前記表示制御手段
と表示切換え指令手段を介して、刺繍縫製実行中にも色
別模様部の表示とその切換えとが可能であることを特徴
とするものである。それ故、刺繍縫製実行中に次に刺繍
する色別模様部等の所望の色別模様部を表示させ確認す
ることができる。その他請求項1または請求項2と同様
の作用を奏する。
【0014】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。本実施形態は、刺繍装
置を着脱可能に装着して種々の刺繍模様の縫製が可能な
刺繍装置付き電子制御式刺繍ミシンに本発明を適用した
場合の例である。電子制御式刺繍ミシンMは、図1に示
すように、ミシンベッド部1と、ベッド部1の右端部か
ら立設された脚柱部2と、脚柱部2の上端からベッド部
1に対向するように左方へ延びるアーム部3を有する。
【0015】ベッド部1には、送り歯を上下動させる送
り歯上下動機構(図示略)及び前後動させる送り歯前後
動機構(図示略)、下糸ボビンを収容し縫針6と協働す
る糸輪捕捉器(例えば、水平釜)等が設けられている。
脚柱部2には、オプション的に追加される多数の刺繍模
様の模様データ(刺繍データと模様表示データ)を格納
したROMカード27を、内部のカード用コネクタ13
(図2参照)に接続する為のカード用スロット2aが形
成されている。
【0016】アーム部3には、下端に縫針6を装着した
針棒5を上下動させる針棒駆動機構、針棒5を布送り方
向と直交する方向に揺動させる針棒揺動機構(図示
略)、天秤を針棒5の上下動に調時して上下動させる天
秤駆動機構(図示略)等が設けられている。尚、送り歯
上下動機構と針棒駆動機構と天秤駆動機構とはミシンモ
ータ17で駆動され、針棒揺動機構は針棒揺動用ステッ
ピングモータ18で駆動され、送り歯前後動機構は送り
歯前後駆動用ステッピングモータ19で駆動される(図
2参照)。アーム部3の頭部4には、縫製作業の起動と
停止を指令する起動・停止スイッチ12が設けられてい
る。
【0017】アーム部3の前面には小型の液晶ディスプ
レイ10が設けられ、この液晶ディスプレイ10には、
実用模様や刺繍模様等の種々の縫目模様や各種のメッセ
ージ等が表示される。液晶ディスプレイ10の右側には
4行3列に配置された12個のキーを備えた操作パネル
9が設けられ、左側1列の4個のキー9a〜9dがディ
スプレイ10の右端部分の表示に対応するマルチキーで
あり、右側2列の8個のキーが種々の機能を指令する固
定キーになっている。
【0018】前記ベッド部1の左端側部分には、通称フ
リーアームと称されるフリーベッド部が形成され、この
フリーベッド部に刺繍装置30が着脱可能に装着され
る。刺繍装置30は、その本体ケース30aと、加工布
を着脱自在に装着する刺繍枠34と、刺繍枠34をY方
向(前後方向)へ駆動するY方向駆動機構を内蔵した収
容ケース31と、収容ケース31とその内部のY方向駆
動機構をX方向(左右方向)へ駆動するX方向駆動機構
であって本体ケース30a内に収容されたX方向駆動機
構とを備えており、X方向駆動機構は第1ステッピング
モータ32で駆動され、Y方向駆動機構は第2ステッピ
ングモータ33で駆動される(図2参照)。
【0019】刺繍装置30がフリーベッド部に装着され
ると、第1,第2ステッピングモータ32,33が、コ
ネクタ14を介してミシンMの制御装置Cに電気的に接
続され、制御装置Cにより第1,第2ステッピングモー
タ32,33が駆動制御され、刺繍枠43と加工布とを
X方向とY方向とに独立に移動駆動しつつ刺繍縫製でき
る状態になる。
【0020】次に、ミシンMの制御系について説明す
る。図2に示すように、制御装置Cは、入力インターフ
ェース21と、CPU23とROM24とRAM25と
を含むコンピュータと、出力インターフェース26と、
これらを接続するバス22とを有する。入力インターフ
ェース21には、起動・停止スイッチ12、操作パネル
9、ミシン主軸の複数の回転位相を検出するタイミング
信号発生器16が夫々接続され、出力インターフェース
26には、ミシンモータ17、針棒揺動用ステッピング
モータ18、送り歯前後駆動用ステッピングモータ1
9、液晶ディスプレイであるLCD10の為のディスプ
レイコントローラ(LCDC)20と、刺繍装置30の
第1,第2ステッピングモータ32,33が夫々接続さ
れたコネクタ14等が続されている。前記ROMカード
27のROM28は、コネクタ13を介してバス22に
接続されている。
【0021】ROM24には、複数の実用縫目の縫目デ
ータと、比較的使用頻度の高い多数の刺繍模様の模様デ
ータ(各模様データは刺繍データと模様表示データとを
含む)とが格納され、多数の刺繍模様の模様データは、
刺繍模様の種類別にグループ分けし模様番号を付して格
納されている。前記ROMカード27のROM28に
は、比較的使用頻度の低い多数の刺繍模様の模様データ
(各模様データは刺繍データと模様表示データとを含
む)とが格納され、多数の刺繍模様の模様データは、刺
繍模様の種類別にグループ分けし模様番号を付して格納
されている。尚、複数枚のROMカード27のうちの1
つがカード用スロット2aに装着される。尚、多数の刺
繍模様には、種々の種類の文字、図形や形象、マーク、
キャラクタ(例えば、テレビや映画等に登場する著名な
人物、動物、ロボット等)等がある。
【0022】各刺繍模様は色の異なる複数の色別模様部
からなり、複数の色別模様部の刺繍データは、図3に示
すように、刺繍縫製を行う順序に合わせた予め設定され
た順位で格納した第1順位の色別模様部の刺繍データ、
第2順位の色別模様部の刺繍データ、第3順位の色別模
様部の刺繍データ、・・・の順に格納されている。各色
別模様部の刺繍データは、刺繍枠34を移動する位置
(針位置)を指示する複数の座標データと色別模様部の
終了を指定するストップコードとからなる。複数の色別
模様部の模様表示データは、図示してないが、前記と同
じ予め設定された順位で格納した第1順位の色別模様部
の模様表示データ、第2順位の色別模様部の模様表示デ
ータ、第3順位の色別模様部の模様表示データ、・・・
の順に格納されている。尚、各色別模様部の模様表示デ
ータは、色別模様部に付随する後述の付随情報の表示デ
ータを含み、これらの表示データはビットマップデータ
(ドットイメージデータ)の形で格納されている。
【0023】前記ROM24には、さらに、実用模様を
縫製するのに必要な縫製制御や表示制御の一般的な制御
プログラムに加えて、刺繍模様をディスプレイ10に表
示させながら所望の刺繍模様を選択する模様選択制御の
制御プログラム、選択した刺繍模様に対してディスプレ
イ10を介してサイズ設定や位置設定等の編集処理を施
す編集制御の制御プログラム、選択した刺繍模様に関す
る色別模様部を表示させる後述の色別模様部表示制御の
制御プログラム、選択された刺繍模様を刺繍縫製する刺
繍縫製制御の制御プログラム、等々が予め入力格納され
ている。前記RAM25には、前記種々の制御に必要な
メモリ類(フラグやポインタやカウンタ等のメモリ、レ
ジスタやバッファ等)が設けられている。
【0024】刺繍模様の選択について簡単に説明する
と、ミシンMの電源を投入し、ROMカード27を装着
した又は装着しない状態において、ディスプレイ10に
メニュー画面が表示され、そのメニュー画面において刺
繍模様を選択するモードを設定すると、刺繍模様を選択
する為の初期画面がディスプレイ10に表示される。そ
の初期画面において、文字、動物と乗物、・・・の分類
の中から例えば「動物と乗物」を選択すると、動物と乗
物の複数の刺繍模様が模様番号の最初のものが表示さ
れ、ディスプレイ10は図4のような模様選択画面にな
る。その画面には、1つの刺繍模様と、前記「動物と乗
物」の分類におけるその刺繍模様の模様番号(002 )
と、「動物と乗物」の分類に含まれる刺繍模様の総数
(063 )と、キー9a〜9dに対応するキーマーク「+
10」、「−10」、「+1」、「−1」等が表示され
る。
【0025】最初の画面には1番目の刺繍模様が表示さ
れるが、次に、キー9a〜9bを操作して、刺繍模様の
番号を10ずつ又は1つずつ加減して、所望の模様番号
の刺繍模様(例えば、図4に示すパンダ40)をディス
プレイ10に表示させ、所望の刺繍模様が表示された時
に「記憶」キーを操作すると、その刺繍模様が選択さ
れ、選択した刺繍模様の模様番号がRAM25のメモリ
に記憶される。尚、刺繍模様の選択後にも「入力」キー
を操作すると、刺繍模様の前回の選択が取消され、刺繍
模様を再度選択することができる。このように、刺繍模
様の選択の際に、模様番号を10ずつインクリメントし
たりデクリメントしたりでき、また、1つずつインクリ
メントしたりデクリメントしたりできるので、刺繍模様
の選択を能率的に行うことができる。
【0026】次に、選択した刺繍模様に対する編集処理
について簡単に説明する。図4の画面の状態において、
「移動」キーを操作すると、ディスプレイ10には図5
の画面が表示され、キー9a〜9dを操作することで、
刺繍模様を枠内の刺繍領域11内で移動させて刺繍枠3
4内の刺繍領域における刺繍位置を設定できる。更に、
図5の画面において「サイズ」キーを操作すると、図6
の画面に切換わり、キー9a,9bを操作することで、
刺繍模様を刺繍領域11内で拡大したり縮小したりして
刺繍サイズを変更することができる。
【0027】また、図6の画面のとき、「レイアウト」
キーを操作すると、図7の画面に切換わり、キー9a,
9cを操作することで、刺繍模様を刺繍領域11内で9
0度反転したり180度反転したりすることができる。
尚、刺繍領域11は、刺繍枠34に装着した加工布に刺
繍を施し得る刺繍領域であり、ディスプレイ10に表示
された刺繍領域11の上下左右が刺繍枠34の前後左右
に対応している。
【0028】前記色別模様部表示制御について説明す
る。図4の画面に示すパンダ40の刺繍模様を選択し編
集した後、操作パネル9の「終了」キーをオンすると、
図8に示すようにディスプレイ10の画面に、パンダ4
0の刺繍模様を構成する第1順位の色別模様部である顔
41と、これに付随する付随情報が表示される。付随情
報のうち、「1/3」は合計3つの色別模様部のうちの
予め設定された順位における第1順位のものであること
を示し、「白」は第1色別模様部41の糸色を示す。
【0029】次に、図8の画面における「次」に対応す
るキー9dをオンすると、図9に示すように、予め設定
された順位における第2順位の色別模様部である目や足
42と、これに付随する付随情報が表示される。付随情
報に関しては前記とほぼ同様である。図9の画面におけ
る「次」に対応するキー9dをオンすると、図10に示
すように、予め設定された順位における第3順位の色別
模様部である輪郭線43と、これに付随する付随情報が
表示される。付随情報に関しては前記とほぼ同様であ
る。尚、第1〜第3順位の色別模様部を表示する場合、
ROM24またはROM28から第1〜第3順位の色別
模様部の模様表示データが読み出され、またROM24
から色別模様部とその付随情報以外の共通情報(例え
ば、図8〜図10の画面に共通に表示される情報)の表
示データが読み出され、それらの表示データが合成され
て表示される。共通情報のうち、「002/063」
は、63個の刺繍模様のうちの2番目の刺繍模様である
ことを示す。
【0030】そして、図10の画面における「次」に対
応するキー9dをオンすると、ディスプレイ10には図
8の画面が表示される。つまり、最後の順位の色別模様
部とその付随情報等を表示した状態で、「次」を指示す
ると第1順位の色別模様部とその付随情報等が表示され
る、つまり、刺繍模様が3つの色別模様部で構成されて
いる場合には、表示画面の切換えに応じて、第1順位の
色別模様部、第2順位の色別模様部42、第3順位の色
別模様部、第1順位の色別模様部の順にサイクリックに
表示が切換えられる。このことは、刺繍模様がn個の色
別模様部から構成されている場合も同様で、第1順位の
色別模様部から順々に切換えながら第n順位の色別模様
部まで表示が切換えられ、第n順位の色別模様部の次に
第1順位の色別模様部に表示が切換えられる。
【0031】次に、前記色別模様部表示制御を含む刺繍
縫製制御のルーチンについて、図11、図12のフロー
チャートを参照して説明する。尚、これらの図中符号S
i(i=1,2,3・・・)は各ステップを示すもので
ある。図11に示すように、電源の投入によりこの制御
が開始されると、最初にRAM25のメモリ類をクリア
する等の初期設定が実行され(S1)、次に既述のよう
な刺繍模様選択処理と編集処理とが実行される(S
2)。次に、刺繍模様編集後の画面(例えば、図4の画
面)をディスプレイ10に表示した状態で、操作パネル
9の「終了」キーをオンすると(S3:Yes )、S4へ
移行してインターバル割り込み処理による色別模様部表
示制御が開始され、その後S5へ移行する。前記「終
了」キーをオンしない場合はS3からS5へ移行するた
め色別模様部表示制御が開始されず、ディスプレイ10
には、例えば図4の画面が表示される。
【0032】S5では、起動・停止スイッチ12から起
動指令が入力されたか否か判定し、オンされない場合は
S5を繰り返し、オンされるとS6へ移行し、S6にお
いてミシンモータ17が駆動されその駆動が継続され
る。次に、選択された刺繍模様の模様番号に基づいて、
その刺繍模様の第1順位の色別模様部における次に刺繍
縫製すべき1針分の刺繍データがROM24またはRO
M28から読み込まれる(S6)。尚、刺繍データの読
込みは、色別模様部の先頭アドレスを指示するポインタ
と、このポインタと連係して刺繍データのアドレスを順
次指示するポインタを介して実行される。次に読み出し
た刺繍データが色別模様部の刺繍データの末尾のストッ
プコードか否か判定し(S8)、その判定が No のとき
はS9へ移行して前記1針分の刺繍データまたは刺繍模
様の編集処理に応じて編集処理した刺繍データに基づい
て刺繍装置30の第1,第2ステッピングモータ32,
33を駆動制御することで1針分の刺繍縫製処理が実行
される(S9)。
【0033】次に起動・停止スイッチ12から停止指令
が入力されたか否か判定し(S10)、その判定が No
のときはS7へ戻って次の1針分の刺繍データが読み込
まれ、前記と同様にS8〜S10が繰り返される。第1
順位の色別模様部の刺繍データの読出しと刺繍縫製が終
了してストップコードが読み込まれると、S11へ移行
してミシンモータ17が停止され(S11)、次の刺繍
データが有るか否か判定し(S12)、その判定がYes
のときはS5へ戻り、判定が No のときはこの制御が終
了する。S11のミシンモータ17の停止後に、次に刺
繍する色別模様部の糸色の針糸を装着して、起動・停止
スイッチをオンすると、S5の判定がYes となりS6以
降が前記と同様に実行される。
【0034】ここで説明の都合上、前記色別模様部表示
制御について、図12を参照して説明する。この色別模
様部表示制御は、所定微小時間毎の割り込み処理にて実
行される制御であり、前記S4においてこの制御が開始
されると、選択された刺繍模様の模様番号がRAM25
のメモリから読み込まれ(S20)、次に模様番号で指
示する刺繍模様の刺繍データから刺繍模様の総色数Nが
演算されてRAM25のメモリに格納され(S21)、
次にRAM25のメモリに設けたカウンタC(但し、そ
のカウント値をCとする)が「1」に初期設定され(S
22)、次に前記刺繍模様の第C順位の色別模様部の模
様表示データがROM24またはROM28から読み込
まれるとともに前記共通情報の表示データがROM24
から読み込まれる(S23)。尚、模様表示データと共
通情報の表示データは、例えば図8〜図10に示すよう
に色別模様部とその付随情報と共通情報を表示する為の
ビットマップデータである。
【0035】次に、S24では前記模様表示データと共
通情報の表示データを合成してディスプレイ10に表示
させることにより、第C順位の色別模様部と、第C順位
の色別模様部の糸色(これは、文字にて表示される)
と、C/Nの数値と、その他の共通情報とがディスプレ
イ10に表示される。次に、その表示された画面の
「次」に対応するキー9dをオペレータがオンさせると
(S25:Yes )、C<Nの場合には(S26:Yes )
カウンタCのカウント値Cが1だけインクリメントされ
(S27)、C<Nでない場合には(S26: No )カ
ウンタCのカウント値Cが1に設定され(S28)、S
27又はS28からS29へ移行し、その後操作パネル
9の「終了」キーがオンされない場合には(S29: N
o )、S29からS23へ戻り、S23以降が繰り返し
実行される。そして、この色別模様部表示制御を終了さ
せたい場合には、操作パネル9の「終了」キーをオンす
ると(S29:Yes )この制御が終了する。
【0036】それ故、例えばバンダ40の刺繍模様が選
択された場合、最初は第1順位の色別模様部である顔4
1及びその付随情報(糸色である白、1/3)と共通情
報が図8に示すようにディスプレイ10に表示され、そ
の後「次」を指示すると第2順位の色別模様部である目
と足42及びその付随情報(糸色である青、2/3)と
共通情報が図9に示すようにディスプレイ10に表示さ
れ、その後「次」を指示すると第3順位の色別模様部で
ある輪郭線43及びその付随情報(糸色である黒、3/
3)と共通情報が図10に示すようにディスプレイ10
に表示され、図10の表示状態おいて「次」を指示する
と、図8の表示に戻る。尚、この色別模様部表示制御
は、刺繍縫製と並行的に割り込み処理にて実行されるの
で、刺繍縫製中にもディスプレイ10への表示と表示画
面切換えが可能である。
【0037】次に、図11のS13以降について説明す
ると、針糸の破断や下糸の使いきりなどのトラブル発生
時には、糸切れ検出器からの停止指令や起動・停止スイ
ッチ12からの停止指令が入力されるのでS10の判定
がYes となってミシンモータ17が停止され(S1
3)、次にオペレータがトラブルの原因を解消した後、
操作パネル9の「ヘルプ」キーをオンすると(S14:
Yes )、S15において縫製再開処理が実行される。こ
の縫製再開処理はディスプレイ10を介しての手動操作
を伴う処理であり、例えば、ディスプレイ10に図8の
ように表示した状態で「ヘルプ」キーをオンすると、デ
ィスプレイ10には図13の画面が表示される。但し、
例えば第2順位の色別模様部を刺繍中にトラブル発生し
た場合には、第2順位の色別模様部の途中から刺繍を再
開する必要があるため、図9の画面に切換えてから「ヘ
ルプ」キーをオンすると、第2順位の色別模様部が表示
された図13の画面になる。但し、その他の順位の色別
模様部の場合も同様である。
【0038】図13に表示された画面において、キーマ
ーク10a〜10dに対応するキー9a〜9dを操作し
て、刺繍縫製を再開する針数の位置を現在の針数の位置
から変更することができる。即ち、キーマーク10aは
1針分の進みを示し、キーマーク10bは1針分の戻し
を示し、キーマーク10cは例えば10針分の進みを示
し、キーマーク10dは例えば10針分の戻しを示して
いる。キーマーク10a〜10dに対応する何れかのキ
ー9a〜9dを操作する毎に、前記刺繍データのアドレ
スを指示するポインタがキーマーク10a〜10dに応
じて増減され、刺繍装置30の駆動制御を介して刺繍枠
34も対応する位置まで移動駆動される。このように、
刺繍縫製を再開する針数を指定してから、操作パネル9
の「終了」キーがオンされると、図12の色別模様部表
示制御に復帰する。そして、起動・停止スイッチ12を
介して起動を指令すると、S5へ戻ってS5以降が繰り
返されることになる。
【0039】前記電子制御式刺繍ミシン1の作用・効果
について説明する。ディスプレイ10に複数の色別模様
部を1つずつ表示し、表示された色別模様部を次の順位
の色別模様部へ切換え可能に構成したので、小型化され
た刺繍ミシンの小型のディスプレイ10にも表示可能に
なるため、ディスプレイ10の小型化を図ることがで
き、製作コストを低減できる。しかも、小型のディスプ
レイ10であっても各色別模様部をオペレータが見やす
い易い大きさで表示でき、簡単なキー操作により予め設
定された順位に従って色別模様部の表示を切換えること
ができ、最後の順位の色別模様部の次には最初の順位の
色別模様部へ切換えるようになっているので操作性に優
れる。
【0040】色別模様部の表示に付随させて、その糸色
を文字にてディスプレイ10に表示させるため、単色の
ディスプレイ10の場合でも、各色別模様部の糸色を確
認することができる。色別模様部の表示に付随させて、
その色別模様部の前記設定順位における順位および刺繍
模様の総色数をディスプレイ10に表示させるので、オ
ペレータは、色別模様部の総数と未表示の色別模様部の
数とを容易に知ることができ、色別模様部の表示を切換
えるのに便利である。しかも、刺繍縫製の実行中にも、
色別模様部をディスプレイ10に表示させその表示を切
換えることができるため、次に刺繍縫製する色別模様部
等の所望の色別模様部を表示させて確認し、次の刺繍縫
製の為の準備に有利である。また、刺繍縫製を中断した
とき、所望の色別模様部をディスプレイ10に表示させ
て、刺繍を再開する針数を適宜指定してから刺繍縫製を
再開できるため、トラブルの発生で刺繍縫製が中断した
場合に、所望の針数の位置から刺繍を再開するのに便利
である。
【0041】ここで、前記実施形態において、制御装置
Cとこの制御装置Cが実行する図12の色別模様部表示
制御が、請求項1の「表示制御手段」に相当し、制御装
置Cとこの制御装置Cが実行する図12の色別模様部表
示制御とディスプレイ10とこのディスプレイ10に表
示される「次」の表示に対応するキー9dとが請求項1
の「表示切換え指令手段」に相当するものである。
【0042】尚、前記実施形態では、各刺繍模様の模様
データが刺繍データと模様表示データとを含む場合を例
として説明したが、模様データが刺繍データだけで構成
されている場合は、その刺繍データを処理して模様表示
データを作成することもできる。また、前記実施例に係
る刺繍模様部表示切換え制御は、一例を示すものにすぎ
ず、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で種々の変更を
加えて実施し得る。
【0043】
【発明の効果】 請求項1の電子制御式刺繍装置によれ
ば、表示制御手段と表示切換え指令手段とを設け、選択
された刺繍模様を構成する色の異なる複数の色別模様部
を1つずつ表示手段に表示させ、表示された色別模様部
を予め設定された順位の次の色別模様部へ切換え得るよ
うに構成したので、表示手段のディスプレイの小型化を
図ることができ、製作コストを低減することができる。
更に、色別模様部を1つずつ表示するので、小型のディ
スプレイにもオペレータが見やすい易い大きさで表示す
ることができ、しかも、予め設定された順位に従って色
別模様部の表示を簡単に切換えることができる。
【0044】請求項2の電子制御式刺繍ミシンによれ
ば、請求項1と同様の効果を奏するが、前記表示制御手
段は色別模様部の表示に付随させてその糸色を文字にて
表示手段に表示させるので、単色のディスプレイを装備
している場合でも、オペレータは、各色別模様部の糸色
を確認することができる。
【0045】請求項3の電子制御式刺繍ミシンによれ
ば、請求項1または請求項2と同様の効果を奏するが表
示制御手段は、色別模様部の表示に付随させて、その色
別模様部の前記設定順位における順位および刺繍模様の
総色数を表示手段に表示させるので、オペレータは、表
示されている色別模様部の順位と刺繍模様の総色数とに
基づいて、色別模様部の総数と、未表示の色別模様部の
数を容易に知ることができる。
【0046】請求項4の電子制御式刺繍ミシンによれ
ば、請求項1または請求項2と同様の効果を奏するが、
表示切換え指令手段により最後の順位の色別模様部から
切換えるときには最初の順位の色別模様部に切換えられ
るので、予め設定された順位に従って色別模様部の表示
をサイクリックに切換えることができるので操作性に優
れる。
【0047】請求項5の電子制御式刺繍ミシンによれ
ば、請求項1または請求項2と同様の効果を奏するが、
前記制御手段は表示手段のディスプレイに表示された色
別模様部から刺繍縫製できるように構成されているの
で、糸色を間違いや糸切れや糸噛み等のドラブル発生の
際に色別模様部の刺繍をやり直す際に便利である。
【0048】請求項6の電子制御式刺繍ミシンによれ
ば、請求項1または請求項2と同様の効果を奏するが、
前記表示制御手段と表示切換え指令手段を介して、刺繍
縫製実行中にも色別模様部の表示とその切換えとが可能
であるので、刺繍縫製実行中に次に刺繍する色別模様部
等の所望の色別模様部を表示させ確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電子制御式刺繍ミシン
の斜視図である。
【図2】前記刺繍ミシンの制御系のブロック図である。
【図3】ROMカードの刺繍データのデータ構造の説明
図表である。
【図4】模様選択用の表示画面と操作パネルの説明図で
ある。
【図5】位置変更用の表示画面と操作パネルの説明図で
ある。
【図6】サイズ変更用の表示画面と操作パネルの説明図
である。
【図7】レイアウト用の表示画面と操作パネルの説明図
である。
【図8】第1順位の色別模様部の表示画面と操作パネル
の説明図である。
【図9】第2順位の色別模様部の表示画面と操作パネル
の説明図である。
【図10】第3順位の色別模様部の表示画面と操作パネ
ルの説明図である。
【図11】模様選択編集処理を含む刺繍縫製制御のルー
チンのフローチャートである。
【図12】色別模様部表示制御のルーチンのフローチャ
ートである。
【図13】ヘルプモード用の表示画面と操作パネルの説
明図である。
【図14】従来技術における刺繍模様選択用の表示画面
の説明図である。
【図15】従来技術における複数の色別模様部の表示画
面の説明図である。
【符号の説明】
M 電子制御式刺繍ミシン C 制御装置 9 操作パネル 10 ディスプレイ 12 起動・停止スイッチ 24 ROM 27 ROMカード 30 刺繍装置 32 第1ステッピングモータ 33 第2ステッピングモータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下駆動される縫針とこの縫針と協働す
    る糸輪捕捉器とを含む縫製手段と、加工布が着脱自在に
    取付けられる刺繍枠を直交する2方向へ独立に移動駆動
    する駆動手段と、複数の刺繍模様の模様データを格納し
    た模様データ記憶手段と、ディスプレイを含む表示手段
    と、刺繍模様を選択する模様選択手段と、模様データに
    基づいて駆動手段を制御する制御手段とを備えた電子制
    御式刺繍ミシンにおいて、 選択された刺繍模様の模様データを模様データ記憶手段
    から読出し、その刺繍模様を構成する色の異なる複数の
    色別模様部を1つずつ表示手段に表示させる表示制御手
    段と、 前記表示制御手段に対して表示された色別模様部を予め
    設定された順位の次の色別模様部へ切換えるように指令
    する表示切換え指令手段と、 を備えたことを特徴とする電子制御式刺繍ミシン。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、色別模様部の表示
    に付随させて、その糸色を文字にて表示手段に表示させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の電子制御式刺繍ミ
    シン。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、色別模様部の表示
    に付随させて、その色別模様部の前記設定順位における
    順位および刺繍模様の総色数を表示手段に表示させるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の電子制御式刺
    繍ミシン。
  4. 【請求項4】 前記表示切換え指令手段により最後の順
    位の色別模様部から切換えるときには最初の順位の色別
    模様部に切換えられることを特徴とする請求項1または
    2に記載の電子制御式刺繍ミシン。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、表示手段のディスプレ
    イに表示された色別模様部から刺繍縫製できるように構
    成されていることを特徴とする請求項1または2に記載
    の電子制御式刺繍ミシン。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段と表示切換え指令手段
    を介して、刺繍縫製実行中にも色別模様部の表示とその
    切換えとが可能であることを特徴とする請求項1または
    2に記載の電子制御式刺繍ミシン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003326010A (ja) * 2002-05-13 2003-11-18 Juki Corp ミシン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003326010A (ja) * 2002-05-13 2003-11-18 Juki Corp ミシン

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