JPH10315965A - 鉄道車両用振動制御装置 - Google Patents

鉄道車両用振動制御装置

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Publication number
JPH10315965A
JPH10315965A JP9143360A JP14336097A JPH10315965A JP H10315965 A JPH10315965 A JP H10315965A JP 9143360 A JP9143360 A JP 9143360A JP 14336097 A JP14336097 A JP 14336097A JP H10315965 A JPH10315965 A JP H10315965A
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JP
Japan
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cant
damping force
road
vehicle
block
Prior art date
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Application number
JP9143360A
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English (en)
Inventor
Masaaki Uchiyama
正明 内山
Takao Obara
隆夫 小原
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カント路走行時にも車体の左右横方向の変位
を良好に制御できる鉄道車両用振動制御装置を提供す
る。 【解決手段】 地点情報信号Adを入力するブロックB
4で鉄道車両がカント路を走行していると判定すると、
ブロックB6が、スカイフック制御用の変数Jaを0と
する一方、カント制御用の変数Jb を1とし、横方向加
速度αの積分処理を含むスカイフック制御を禁止する一
方、車体がカント路の外側、内側に振れない減衰力とな
るように目標減衰力を算出するブロックB5A,B5B
を含むカント制御が採用されて カント路(傾斜角度
等)に応じた所望の減衰力が求められる。カント路を走
行している際、横方向加速度αの積分処理を含むスカイ
フック制御が禁止されるので、従来技術で発生するカン
ト路走行時の超過遠心加速度に伴う積分精度の低下を招
くことがなく、その分、振動抑制制御の向上を図ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両に用いら
れる振動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鉄道車両用振動制御装置の一例と
して、図10に示すものがある。図において、鉄道車両
の台車1には、車輪2が回動可能に支持されており、鉄
道車両は車輪2を介しコンクリート軌道の1本のレール
3に沿って走行するようになっている。
【0003】台車1には、車体4がエアばね等のばね部
材5を介して水平方向及び上下方向に揺動可能に支持さ
れている。台車1及び車体4には、車両横方向で相対向
するように台車側、車体側ブラケット6,7が取り付け
られている。台車側、車体側ブラケット6,7の間に
は、図示しないピストン及び減衰力調整機構を有した、
減衰係数調整可能のダンパ8が介装されており、進行方
向に対して水平横方向の車体4の運動を規制するように
なっている。車体4には、車体4の水平横方向加速度を
検出する加速度センサ9が設けられている。加速度セン
サ9及びダンパ8のアクチュエータ10に接続してコン
トローラ11が設けられている。
【0004】コントローラ11は、あらかじめダンパ8
の電流・減衰力特性データを格納し、加速度センサ9が
検出した水平横方向加速度を積分して車体4の水平横方
向速度を算出し、この車体4の水平横方向速度から目標
減衰係数を求め、この目標減衰係数に対応する電流を図
示しない比例ソレノイド等のアクチュエータ10に出力
してダンパ8に所望の減衰係数を設定して減衰力を発生
させ車体4の揺動を抑制するようにしている。
【0005】ここで、発生する減衰力Fsaは、車体4
(ばね上)の水平横方向(図10左方向)の速度V2
台車1の水平横方向(同図右方向)の速度V1 とし、設
定された減衰係数をCsaとすると、次式で求められる。 Fsa=V21×Csa … … (1) (但し、V21はダンパ速度で、V21=V2 −V1
【0006】この鉄道車両用振動制御装置では、制振性
能の向上を図ることが望まれており、この要望に応える
ために、図9に示すようにスカイフックダンパ8を用い
た制御装置を設定し、現実のデータをこの制御装置のデ
ータに置き換えて振動抑制制御(以下、適宜、スカイフ
ック理論による制御という。)を行うことがある。図9
に示す装置は、図10の装置が台車1と車体4との間に
ダンパ8を介装したのに代えて、ダンパ8を、車体4
と、この車体4の右側に仮想的に設けた固定部との間に
介装したことが異なっている。以下、適宜、図9のダン
パ8をスカイフックダンパ8k、図10のダンパ8をセ
ミアクティブダンパ8aという。
【0007】図9に示す装置では、スカイフックダンパ
8kの減衰係数がCsky に設定されている際に、車体4
ひいてはスカイフックダンパ8kが速度(左右絶対速度
=ダンパ速度)V2 で揺動する際に、スカイフックダン
パ8kは例えば大きさFskyの減衰力を発生する。この
ことは次式(2)で表せられる。 Fsky =V2 ×Csky … … (2)
【0008】一方、セミアクティブダンパ8aでは、車
体4が速度(左右絶対速度)V2 で揺動する際に、セミ
アクティブダンパ8aの減衰係数がCsaに設定されてい
ると、セミアクティブダンパ8aのダンパ速度(ピスト
ン速度)は前述のようにV21=V2 −V1 となり、セミ
アクティブダンパ8aは例えば大きさFsaの減衰力を発
生する。このことは前記式(1)と同様に次式で表せら
れる。 Fsa=V21×Csa … … (1)
【0009】ここで、セミアクティブダンパ8aの減衰
力Fsaは前記式(1)で求められ、この値とスカイフッ
クダンパ8kの減衰力Fsky とが同等(Fsky =Fsa
になるようにする。このときの変換式は次式(3)で示
される。 Fsa=V2 ×Csky … … (3) (但し、V2 ×V21<0のとき、Csa=最小値) なお、式(3)中、但し書きは、スカイフックダンパ8
kとセミアクティブダンパ8aとは、発生する力の方向
が常には同じにならないので、異なる方向の力を発生す
るときはセミアクティブダンパ8aを最小減衰力を発生
する指示値(減衰係数)に設定することを示している。
【0010】式(3)から明らかなように、車体4(ば
ね上)の速度V2 に比例した減衰力をセミアクティブダ
ンパ8aで発生させることによりスカイフックダンパ8
kを用いた振動抑制制御を行って(すなわち、スカイフ
ックダンパ8kを構成できて)、制振性能の向上を図る
ことが可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、鉄道車両が例えば図11に示すように曲線
路3c(カント路:進行方向に対して左・右側で高低差
のある線路)を走行している(図11の曲線路3cは左
カーブを示す。)際、加速度センサ9が検出する加速度
信号には超過遠心加速度が重畳することになり、この超
過遠心加速度が含まれた加速度信号を積分することに伴
い、積分誤差が増大することになる。このため、コント
ローラ11が求める車体4の水平横方向速度は、適正な
値を示さないことになる。
【0012】ここで、超過遠心加速度は、次式(4)の
超過遠心加速度fOV(図11参照)を言う。 fOV=f cosθ−fg sinθ … (4) ただし、θ:曲線路の傾斜角度 f:車両にかかる遠心力 f cosθ:車両にかかる遠心力の横方向成分 fg:車両の重力 fg sinθ:車両の重力の横方向成分
【0013】上述したように目標減衰力を定めるための
横方向速度に誤差が含まれることに対処するために、加
速度センサ9が検出する加速度信号に対する積分処理の
後に、ハイパスフィルタにより積分誤差を除去すること
が考えられる。しかしながら、鉄道車両が所定速度で曲
線路(カント路)を走行する場合、左・右側の傾きが例
えば0.5Hz程度の低周波数で発生する(左・右側の
高低(カント)が0.5Hz程度の低周波数で切り替わ
る)ことが多く、この場合には、車体の左右方向に生じ
る超過遠心加速度も同様の低周波数で発生する。このよ
うに、曲線路のカントによる周波数と車体の低周波数側
の共振周波数とが略同等であるため、この方策で積分誤
差の除去を行うと、車体の低周波数振動(左右方向の振
動)に対して制御できないものになり、適切な改善策に
なり得なかった。
【0014】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、カント路走行時にも車体の左右横方向の変位を良好
に制御できる鉄道車両用振動制御装置を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
鉄道車両の台車と該台車に水平方向に揺動可能に支持さ
れた車体との間に介装されて、減衰力を発生することに
より進行方向に対して水平横方向の車体の運動を規制す
る減衰力可変ダンパと、車体の水平横方向加速度を検出
する加速度検出手段と、該加速度検出手段が検出した水
平横方向加速度から車体の横方向速度を求め、該横方向
速度に応じて前記減衰力可変ダンパの減衰力を設定する
コントローラと、を設けた鉄道車両用振動制御装置にお
いて、鉄道車両がカント路を走行しているか否かを判断
するカント路走行判断手段と、該カント路走行判断手段
が鉄道車両がカント路を走行していると判断した場合、
前記振動制御に代えてカント路のカント量に応じた振動
制御を行うカント時振動制御手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0016】請求項2記載の発明は、鉄道車両の台車と
該台車に水平方向に揺動可能に支持された車体との間に
介装されて、減衰力を発生することにより進行方向に対
して水平横方向の車体の運動を規制する減衰力可変ダン
パと、車体の水平横方向加速度を検出する加速度検出手
段と、該加速度検出手段が検出した水平横方向加速度か
ら車体の横方向速度を求め、該横方向速度に応じて前記
減衰力可変ダンパの減衰力を設定するコントローラと、
を設けた鉄道車両用振動制御装置において、鉄道車両が
カント路を走行しているか否かを判断するカント路走行
判断手段と、該カント路走行判断手段が鉄道車両がカン
ト路を走行していると判断した場合、カント路のカント
量に応じて前記振動制御を補正するカント時補正手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
の鉄道車両用振動制御装置を図1ないし図6に基づいて
説明する。なお、上述した従来技術と同一部材には、同
一の符号を付し、その説明は、適宜省略する。図1にお
いて、鉄道車両の台車1はばね部材12を介して車軸1
3に支持されている。車軸13には、車輪2が回動可能
に支持されており、鉄道車両は車輪2を介して2本のレ
ール3に沿って走行するようになっている。この場合、
レール3は平坦な直線路を含むと共に、例えば図11に
示すように曲線路(カント路)3cを備えている。曲線
路3cでは、レール3は所定の傾斜角度θ、また所定の
曲率半径rとなるように設定されている。レール3に沿
うようにして、地点情報Aを有する地上子14が複数個
配置されている。そして、鉄道車両がこの地上子14を
設置した部分を走行した際、台車1に設けた後述する地
上子検出器15が地上子14の地点情報Aを検出し得る
ようになっている。地上子検出器15は、地点情報Aか
ら地点情報信号Adを演算し、レール3が直線路または
曲線路3cのいずれであるかを示すと共に、地点情報信
号Adが曲線路3cを示す信号である場合には、その曲
線路3cにおける傾斜角θ及び曲率半径r(ここで、傾
斜角θ及び曲率半径rはカント量を構成する。)の情報
を含むものになっている。
【0018】前記台車1及び車体4には、鉄道車両の横
方向で相対向するように台車側、車体側ブラケット6,
7が取り付けられている。台車側、車体側ブラケット
6,7の間にはダンパ8が介装されており、進行方向に
対して車体4の水平横方向の運動を規制するようになっ
ている。車体4には、車体4の進行方向に対して水平横
方向の加速度αを検出する横加速度センサ(加速度検出
手段)9が設けられている。台車1の側面部には、地上
子検出器15が設けられており、鉄道車両が走行してい
る際、走行位置に対応する地上子14の地点情報Aを検
出すると共に、地点情報信号Adを演算するようになっ
ている。本実施の形態では、地上子14及び地上子検出
器15からカント路走行判断手段が構成されている。
【0019】図1、図2において、ダンパ8は、油液が
封入されたダンパ本体16と、ダンパ本体16に変位可
能に収納されたピストン(図示省略)と、ピストンに固
定され一端部がダンパ本体16から突出するシャフト1
7と、ピストンを含むダンパ本体16内に設けられ、油
液流路(図示省略)の調整により減衰力を発生する減衰
力発生機構(図示省略)と、この減衰力発生機構を作動
して減衰力を調整するバルブ機構18と、後述するアク
チュエータ駆動電流を入力してバルブ機構18を駆動す
るアクチュエータ10(比例ソレノイド)とから、なっ
ており、ダンパ本体16が車体側ブラケット7に固定さ
れ、シャフト17が台車側ブラケット6に固定されてい
る。
【0020】ダンパ8は、図3、図4に示す減衰力特性
を有している。ここで、図3は、アクチュエータ10に
供給される電流(アクチュエータ駆動電流)Iに対する
ピストン速度(ダンパ速度)10cm/s のときの減衰力
を示したものである。ダンパ8は、通常電流I2 では減
衰力は、伸び側、縮み側共に小さい値(ソフト)になっ
ている。電流IをI2 からI1 へと小さくすると、減衰
力特性は、縮み側減衰力が小さい(ソフト)状態で伸び
側の減衰力が大きく(ハードに)なる。これに対して、
電流IをI2 からI3 へと大きくしていくと、伸び側減
衰力が小さい(ソフト)状態で縮み側の減衰力が大きく
(ハードに)なる。
【0021】また、図4は、ピストン速度に対する減衰
力を示している。電流IがI1 からI2 の間では、縮み
側は、実線E1 に示すように略一定値の状態で伸び側が
実線E2 から実線E3 の間の減衰力を得ることになる。
また、電流IがI2 からI3の間では、伸び側減衰力は
実線E3 に示すように略一定の状態で、縮み側減衰力が
実線E1 から実線E4 の間で可変になる。
【0022】加速度センサ9、地上子検出器15及びア
クチュエータ10に接続してコントローラ(減衰力調整
手段)11が設けられている。
【0023】上述したように構成した鉄道車両用振動制
御装置の作用を、コントローラ11の演算処理内容と共
に、図5のフローチャート及び図6の機能ブロック図に
基づいて説明する。コントローラ11は、図5に示すよ
うに電力供給を受ける(ステップS1)と、まず初期設定
を行なって(ステップS2)制御周期に達したか否かを判
定する(ステップS3)。ステップS3では、制御周期に達
したと判定するまで繰り返して制御周期に達したか否か
を判定する。
【0024】ステップS3で制御周期に達したと判定(YE
S )すると、前制御周期の目標電流(目標減衰係数)に
基づいてアクチュエータ10を駆動し、目標減衰力に対
応した減衰力を得る(ステップS4)。続いてステップS5
でアクチュエータ10以外の機器(例えばLED)に信
号を出力して制御する。次に加速度センサ9から絶対横
加速度αを読み込む(ステップS6)。続いて、絶対横加
速度信号αに基づいて水平横方向速度Vを算出し、水平
横方向速度Vに基づいて目標減衰係数Cを求め、これに
対応する目標減衰力を決定し(ステップS7)、次のステ
ップS8で、後述するように目標減衰力の調整(補正)を
行い、調整結果に応じて目標電流Iを決定し(ステップ
S8)、次の制御周期のステップS4で目標電流Iに基づ
き、アクチュエータ10を駆動して所望の減衰力を得
る。
【0025】コントローラ11は、ステップS7及びステ
ップS8で、図6に示すように演算処理を行う。加速度セ
ンサ9から横方向加速度αを入力すると、ブロックB1
で積分処理を行って横方向速度Vを算出する。ブロック
B2では、横方向速度VにゲインK(定数)を乗算して
目標減衰力を求め、この目標減衰力をブロックB3に入
力する。ここで、ブロックB1及びB2により求めた目
標減衰力を便宜上、スカイフック制御の目標減衰力と言
い、また、加速度センサ9のデータ検出、ブロックB1
及びB2の処理内容を、以下、適宜、スカイフック制御
という。
【0026】一方、地上子検出器15は、地上子14か
らの地点情報Aを検出すると共に、地点情報信号Adを
演算し、この地点情報信号AdがブロックB4に入力さ
れる。ブロックB4は、地点情報信号Adに基づき鉄道
車両が曲線路3c(カント路)を走行している(カント
時)か否か(非カント時)を判定し、判定結果をブロッ
クB5A,B6に入力する。鉄道車両が曲線路3cを走
行しているという判定結果の場合には、曲線路3cの傾
斜角度θ及び曲率半径r(カント量)を含む地点情報信
号AdがブロックB5A,B6に入力される。
【0027】ブロックB5Aでは、まず、図示しない車
速と地上子検出器15からの情報である曲線路3cの曲
率半径r(カント量)から車両にかかる遠心力f(図1
2参照)を計算する。つぎに、地上子検出器15からの
情報である曲線路3cの傾斜角度θ(カント量)から車
両にかかる遠心力の横方向成分f cosθと、車両の重力
の横方向成分fg sinθを計算する。そして、前述の式
(4)から超過遠心加速度f0Vを算出する。ここで算出
した超過遠心加速度f0Vにより、曲線路3cで車両が内
側/外側のいずれに移動するのか判定する。ブロックB
5Aで算出した超過遠心加速度f0Vは、ブロックB5B
に入力され、ブロックB5Bでは超過遠心加速度f0V
比例するように所定の大きさのゲインK1(定数)を乗
算することで目標減衰力が算出され、この目標減衰力を
ブロックB7に入力する。ここで、ブロックB4、B5
A、B5B及びB7により求めた目標減衰力を便宜上、
カント制御の目標減衰力と言い、また、地上子検出器1
5の地点情報信号Ad算出、ブロックB4、B5A、B
5B及びB7の処理内容を、以下、適宜、カント制御と
いう。なお、ブロックB4、B5A、B5B及びB7で
カント時振動制御手段を構成している。
【0028】前記ブロックB6では、鉄道車両が曲線路
3c(カント路)を走行しているという判定結果(カン
ト時)の場合には、変数Ja =0、Jb =1を設定し、
変数Ja (=0)をブロックB3に入力し、変数Jb
(=1)をブロックB7に入力する。また、鉄道車両が
曲線路3c(カント路)を走行していないという判定結
果(非カント時)の場合には、変数Ja =1、Jb =0
を設定し、変数Ja (=1)をブロックB3に入力し、
変数Jb (=0)をブロックB7に入力する。
【0029】ブロックB3ではブロックB2からの目標
減衰力に変数Ja を乗算し、乗算結果をブロックB8
(加算ブロック)に入力する。ブロックB3では、カン
ト時には、変数Ja が「0」とされることにより、ブロ
ックB8に入力されるデータが「0」とされる一方、非
カント時には、変数Ja が「1」とされることにより、
ブロックB2からの目標減衰力がその値の状態でブロッ
クB8に入力される。ブロックB7ではブロックB5か
らの目標減衰力に変数Jb を乗算し、乗算結果をブロッ
クB8に入力する。ブロックB7では、非カント時に
は、変数Jb が「0」とされることにより、ブロックB
8に入力されるデータが「0」とされる一方、カント時
には、変数Jb が「1」とされることにより、ブロック
B5からの目標減衰力がその値の状態でブロックB8に
入力される。
【0030】ブロックB8では、ブロックB3からの目
標減衰力及びブロックB7からの目標減衰力を加え合わ
せて、得られたデータ(最終目標減衰力)をブロックB
9に入力する。そして、ブロックB8では、上述したよ
うに加算処理を行うことにより、非カント時には、ブロ
ックB7からのデータが「0」となる(ひいてはカント
制御が禁止される)と共に、ブロックB2からの目標減
衰力をその値の状態でブロックB9に入力する(ひいて
はスカイフック制御を行う)。また、ブロックB8で
は、上述したように加算処理を行うことにより、カント
時には、ブロックB2からのデータが「0」となる(ひ
いてはスカイフック制御が禁止される)と共に、ブロッ
クB7からの目標減衰力をその値の状態でブロックB9
に入力する(ひいてはカント制御を行えるようにす
る)。すなわち、カント時には、水平横方向の加速度α
から車体の横方向速度Vを求め、横方向速度Vに応じて
目標減衰力を設定するスカイフック制御に代えて、曲線
路3c(カント路)の傾斜角度θ及び曲率半径r(カン
ト量)に応じて目標減衰力を設定するカント制御を行
う。
【0031】ブロックB9では、コントローラ11に予
め格納されている減衰力−電流データに対して、ブロッ
クB8から入力される目標減衰力をアドレス指定し、こ
のアドレスに対応する電流Iをアクチュエータ10に通
電させて、所望の減衰力を発生させるようにする。
【0032】上述したように、鉄道車両が曲線路3cを
走行している場合には、曲線路3cを走行していること
を地上子検出器15が検出し、この検出結果に基づいて
変数Ja を「0」とし、ブロックB3から目標電流算出
のためのブロックB9への目標減衰力の入力(スカイフ
ック制御)が禁止されてブロックB1の積分処理を行わ
ないので、従来技術で発生する曲線路走行時の超過遠心
加速度に伴う積分精度の低下を招くことがなく、その
分、振動抑制制御の向上を図ることができる。
【0033】上述した実施の形態ではブロックB3に入
力される変数Ja を「1」または「0」に設定すると共
に、ブロックB7に入力される変数Jb を「1」または
「0」に設定する場合を例にしたが、これに代えて、図
7に示すように構成(本発明の第2の実施の形態)して
もよい。すなわち、図6のブロックB3に代えて変数J
s を入力するブロックB3aを設け、図6のブロックB
7に代えて変数Jc を入力するブロックB7aを設け、
図6のブロックB6に代えて次の設定を行うブロックB
6aを設けている。ブロックB6aでは、鉄道車両が曲
線路3c(カント路)を走行しているという判定結果
(カント時)の場合には、変数Js =0.1、Jc =5
を設定し、変数Js (=0.1)をブロックB3aに入
力し、変数Jc (=5)をブロックB7aに入力する。
また、鉄道車両が曲線路3c(カント路)を走行してい
ないという判定結果(非カント時)の場合には、変数J
s =1、Jc =0を設定し、変数Js (=1)をブロッ
クB3aに入力し、変数Jc(=0)をブロックB7a
に入力する。ここで、ブロックB4、B5A、B5B、
B6a及びB7aでカント時補正手段を構成している。
【0034】この第2の実施の形態では、非カント時に
は上述図6の場合と同様に変数Js=1、Jc =0(図
6では変数Ja =1、Jb =0)が設定されることによ
り、図6と同様にスカイフック制御が行われる一方、カ
ント時には、Js =0.1とされることによりスカイフ
ック制御の全面的な禁止が避けられると共に、Jc =5
とされることにより図6に比してカント制御の重み付け
がされて制御されることになる。すなわち、カント時に
は、水平横方向の加速度αから車体の横方向速度Vを求
め、横方向速度Vに応じて目標減衰力を設定するスカイ
フック制御により得られた目標減衰力を、曲線路3c
(カント路)の傾斜角度θ及び曲率半径r(カント量)
に応じて補正して制御する。なお、カント時における変
数Js =0.1、Jc =5は、「0.1」「5」に限る
ものでなく、「0.1」に代えて「0.2」、「0.
3」、 … 、「5」に代えて「2」、「3」、
「4」、「6」など他の数としてもよい。
【0035】上述した実施の形態では、レール3が2本
であるタイプの鉄道車両に用いられる場合を例にした
が、本発明はこれに限らず、図8に示すモノレールタイ
プの鉄道車両に用いてもよい。図8に示す装置は、図1
の装置に比して、2本のレール3に代えて、コンクリー
ト軌道の1本のレール3を有したものになっているこ
と、図1の装置で用いた車軸13と台車1との間に介装
したばね部材12を用いないことが異なっている。
【0036】上記実施の形態では、カント路走行判断手
段を、地上子14と地上子検出器15から構成した場合
を例にしたが、本発明は、これに限らず、次の(1)、
(2)または(3)のように構成してもよい。 (1)加速度センサ9が検出する横方向加速度αがコン
トローラ11に格納されている基準加速度を上回ったこ
とにより、曲線路3c(カント路)を走行していると判
断するように構成してもよい。 (2)前後に配置した台車1,1のなす角度(角度差)
を検出し、この角度差が予め設定される基準角度差を越
えた場合に曲線路3c(カント路)を走行していると判
断するように構成してもよい。 (3)GPS(Grobal Positioning System 、全地球測
位システム)を利用し、車両の位置を監視して曲線路3
c(カント路)を走行している情報が得られた場合に、
曲線路3c(カント路)を走行していると判断するよう
に構成してもよい。
【0037】なお、図6および図7のブロックB5Bで
は、超過遠心加速度f0Vに比例するように所定の大きさ
のゲインK1を乗算することで目標減衰力を算出してい
るが、本発明はこれに限らず、このブロックB5Bに代
えて、図8に示すブロックB5Cにより目標減衰力を算
出するようにしてもよい。すなわち、ブロックB5Cに
模式的に示した「超過遠心加速度f0V−減衰力」マップ
を予めコントローラ11に格納させておき、該マップに
従い、超過遠心加速度f0Vの大きさに応じた減衰力(目
標減衰力)を選択するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、鉄道車両
がカント路を走行している場合には、水平横方法の加速
度から車体の横方向速度を求め、横方向速度に応じて目
標減衰力を設定する振動制御に代えて、カント路のカン
ト量に応じて目標減衰力を設定する振動制御を行うの
で、従来技術で必要とされた横方向加速度の積分処理を
行わずに所望の減衰力を得ることが可能となり、カント
路走行時に発生する超過遠心加速度が含まれることに伴
う積分精度低下、ひいては振動抑制制御の精度低下を招
くことがなく、良好に振動抑制を行える。
【0039】請求項2記載の発明によれば、鉄道車両が
カント路を走行している場合には、水平横方法の加速度
から車体の横方向速度を求め、横方向速度に応じて目標
減衰力を設定する振動制御により得られた目標減衰力
を、カント路のカント量に応じて補正して振動制御する
ので、横方向速度による振動制御を全面的に禁止するこ
とが避けられるので、更に振動抑制の精度の向上が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を模式的に示す図であ
る。
【図2】図1の鉄道車両用振動制御装置のダンパを示す
正面図である。
【図3】同ダンパのピストン速度・減衰力特性を示す図
ある。
【図4】同ダンパの電流・減衰力特性を示す図である。
【図5】図1のコントローラの制御内容を示すフローチ
ャートである。
【図6】図5のステップS7及びS8の演算内容を示す機能
ブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を、図6と対比して
示す機能ブロック図である。
【図8】図6及び図7に示すブロックB5Bに代える変
形例を示すブロック図である。
【図9】モノレールタイプの鉄道車両を模式的に示す図
である。
【図10】スカイフックダンパを説明するための模式図
である。
【図11】従来の鉄道車両用振動制御装置の一例を模式
的に示す図である。
【図12】鉄道車両の曲線路走行状態を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 台車 4 車体 8 ダンパ 9 加速度センサ 11 コントローラ 14 地上子 15 地上子検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道車両の台車と該台車に水平方向に揺
    動可能に支持された車体との間に介装されて、減衰力を
    発生することにより進行方向に対して水平横方向の車体
    の運動を規制する減衰力可変ダンパと、 車体の水平横方向加速度を検出する加速度検出手段と、 該加速度検出手段が検出した水平横方向加速度から車体
    の横方向速度を求め、該横方向速度に応じて前記減衰力
    可変ダンパの減衰力を設定するコントローラと、を設け
    た鉄道車両用振動制御装置において、 鉄道車両がカント路を走行しているか否かを判断するカ
    ント路走行判断手段と、該カント路走行判断手段が鉄道
    車両がカント路を走行していると判断した場合、前記振
    動制御に代えてカント路のカント量に応じた振動制御を
    行うカント時振動制御手段と、を備えたことを特徴とす
    る鉄道車両用振動制御装置。
  2. 【請求項2】 鉄道車両の台車と該台車に水平方向に揺
    動可能に支持された車体との間に介装されて、減衰力を
    発生することにより進行方向に対して水平横方向の車体
    の運動を規制する減衰力可変ダンパと、 車体の水平横方向加速度を検出する加速度検出手段と、 該加速度検出手段が検出した水平横方向加速度から車体
    の横方向速度を求め、該横方向速度に応じて前記減衰力
    可変ダンパの減衰力を設定するコントローラと、を設け
    た鉄道車両用振動制御装置において、 鉄道車両がカント路を走行しているか否かを判断するカ
    ント路走行判断手段と、該カント路走行判断手段が鉄道
    車両がカント路を走行していると判断した場合、カント
    路のカント量に応じて前記振動制御を補正するカント時
    補正手段と、を備えたことを特徴とする鉄道車両用振動
    制御装置。
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