JPH10315106A - 長尺管自動研磨装置 - Google Patents

長尺管自動研磨装置

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JPH10315106A
JPH10315106A JP13376297A JP13376297A JPH10315106A JP H10315106 A JPH10315106 A JP H10315106A JP 13376297 A JP13376297 A JP 13376297A JP 13376297 A JP13376297 A JP 13376297A JP H10315106 A JPH10315106 A JP H10315106A
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JP
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tube
pipe
long
long size
lever
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Application number
JP13376297A
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English (en)
Inventor
Masaaki Nemoto
正明 根本
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IHI Corp
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IHI Corp
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Publication date
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業能率向上と作業環境改善をなし得る長尺
管自動研磨装置を提供する。 【解決手段】 長尺管を回転自在に支持する管支持台7
と、長尺管を前記管支持台7上に搬入可能且つ管支持台
7上の長尺管を搬出可能な管搬入出装置12と、前記管
支持台7上の長尺管を回転させる管回転装置21と、前
記管支持台7上の長尺管の両端部を研磨する研磨機31
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は長尺管自動研磨装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ボイラのループ管は、長尺管を
溶接してつなぎ合わせた後、曲げ加工を行って製造され
る。
【0003】前記長尺管は、溶接の前工程として、両端
部が開先加工され、エアブローを行って切り粉が除去さ
れた後、所定のフロアに設置されたラックにエレベータ
などによって搬入され、保管される。
【0004】図6は長尺管を溶接する際に用いられてい
る装置の一例を示すものであり、前記ラック(図示せ
ず)に保管された長尺管aを順次、チャックbの中心部
に送り込み、先に送り込んだ長尺管aの開先加工済みの
後端部と、後から送り込んだ長尺管aの開先加工済みの
前端部とを突き合せた状態で、チャックbを回転させて
図示していない自動溶接機により二本の長尺管aの突き
合せ溶接が行われるが、前記長尺管aの表面には防錆剤
が塗布されており、該防錆剤が溶接に影響を与えるた
め、従来においては、図6に示される如く、溶接を行う
前に、前記チャックbに把持された長尺管aを回転させ
た状態で、該長尺管aの端部近傍の外周表面を、作業員
がエアグラインダcを用いて手作業により研磨するよう
にしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の手作
業による研磨作業には、作業能率が低く、作業者の疲労
度が高く、また、多くの粉塵が発生し、火花が飛散する
ので、作業環境が非常に悪く、作業者の健康に悪影響を
及ぼし、他の機械装置及び制御機器の故障や破損の原因
となる恐れがあり、更に、研磨部分の品質が均一化せ
ず、研磨材の消耗が不均一で且つ消費量が大きいなどの
問題があった。
【0006】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、自動化によって、作業能率の向上と作業環境の改善
とを図って、粉塵から作業者を保護し、機械装置等の故
障及び破損を未然に防止できる長尺管自動研磨装置を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、長尺管を回転
自在に支持する管支持台と、長尺管を前記管支持台上に
搬入可能且つ管支持台上の長尺管を搬出可能な管搬入出
装置と、前記管支持台上の長尺管を回転させる管回転装
置と、前記管支持台上の長尺管の両端部を研磨する研磨
機とを備えたことを特徴とする長尺管自動研磨装置にか
かるものであるる。
【0008】前記長尺管自動研磨装置においては、研磨
機の駆動部の近傍の長尺管と対峙する位置に近接スイッ
チを設けることができる。
【0009】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0010】管搬入出装置の作動により、上流側から供
給される1本の長尺管を管支持台上に搬入した後、管回
転装置を作動させると、該長尺管が回転駆動され、回転
駆動されている長尺管の所定の端部に、作動させた研磨
機を当接させると、該研磨機によって当該端部が研磨さ
れる。
【0011】研磨完了後、管搬入出装置の作動により、
管支持台上の1本の長尺管が管支持台上から搬出され
る。
【0012】前記長尺管自動研磨装置において研磨機の
駆動部の近傍の長尺管と対峙する位置に近接スイッチを
設けると、研磨機の研磨部材が磨耗して直径が減少した
場合、研磨機が長尺管に接近し、近接スイッチが作動す
るため、研磨部材が磨耗したことを検出できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
【0014】図1〜図5は本発明の長尺管自動研磨装置
の形態の一例であり、長尺管の開先加工工程と溶接工程
の中間位置に適用している。
【0015】1は機械フレームであり、該機械フレーム
1は、加工対象の長尺管2の長さに適応する長さを有す
るH形鋼などによって形成されたビーム3と、該ビーム
3を所定の間隔を置いて支持する脚4とによって構成さ
れている。
【0016】機械フレーム1のビーム3のウェブ3aの
一側側面(図2のB側)の中位部には、ウェブ3aに沿
ってビーム3の長手方向へ延びるラック5が歯を下向き
にして固設され、ビーム3の上下のフランジ3b,3
b’のそれぞれの一側縁部(図2のB側)には、該縁部
の内面に沿ってビーム3の長手方向へ延びるガイドレー
ル6,6’が互いに平行となるように固設されている。
【0017】7は管支持台であり、該管支持台7は、前
記機械フレーム1のビーム3の上面に、長尺管2を回転
自在に支持し得るように、ビーム3の長手方向へ所定の
間隔を置いて等間隔に配置された複数のローラユニット
8によって構成されている。
【0018】ローラユニット8は、ビーム3の上フラン
ジ3bの上面に取り付け得るように形成されたブラケッ
ト9と、該ブラケット9に所定の間隔を置いてビーム3
の長手方向へ互いに平行となるように固設された2本の
軸10,10と、該軸10,10のそれぞれに回転自在
に枢支された2個のローラ11,11とによって形成さ
れている。
【0019】12は管搬入出装置であり、該管搬入出装
置12は、前記機械フレーム1のビーム3にその長手方
向へ所定の等間隔を置いて配置された複数の軸受13に
支持され且つビーム3に沿って延びる長軸14と、該長
軸14に等間隔を置いて固設された複数のレバー15
と、前記長軸14を回転駆動する駆動装置16とによっ
て構成されている。
【0020】前記軸受13は、機械フレーム1のビーム
3の上フランジ3b上面にビーム3の長手方向に所定の
間隔を置いて等間隔に配置され且つビーム3の他側(図
2のA側)に水平に突出するように固設されたブラケッ
ト13’上に取り付けられている。
【0021】レバー15は、長軸14の軸受13の近傍
に長軸14と直交する方向に延びるよう嵌着され、その
両側端部には上方へ延びる突片15aが形成され、管搬
入出装置12の上流側に供給される長尺管2や管支持台
7上に載置されている長尺管2を掬い上げ得るように形
成されている。
【0022】駆動装置16は、図1に示す如く、長軸1
4の一方の端部に嵌着されたプーリ17と、前記長軸1
4の一方の端部の近傍に配置され且つ出力軸に駆動用プ
ーリ18が嵌着された駆動モータ19とを有し、駆動用
プーリ18と前記プーリ17とに掛け回したベルト20
を介して長軸14を駆動し得るようになっている。
【0023】21は管回転装置であり、該管回転装置2
1は、図5に示すように、機械フレーム1のビーム3の
長手方向の略中央部の一側(図5のB側)に立設された
支柱22と、該支柱22の頂部に回動自在にピン支持さ
れ且つ先端部にターニングローラ23を有するレバー2
4と、該レバー24を作動させるエアシリンダ25とを
備えている。
【0024】前記レバー24は、その中間部が支柱22
の頂部にピン支持されてビーム3に直交する垂直面内に
おいて回動するようになっており、ビーム3側に延びる
レバー24の先端には、ビーム3の長手方向へ延び且つ
回転自在に支持された軸26が設けられ、該軸26の一
端部にはプーリ27が嵌着され、他端部には、前記ター
ニングローラ23が嵌着されている。
【0025】また、前記レバー24の上部には、出力軸
に駆動用プーリ28が嵌着された駆動モータ29が固定
され、駆動用プーリ28と前記プーリ27とに掛け回し
たベルト30を介してターニングローラ23を駆動し得
るようになっている。
【0026】前記エアシリンダ25は、支柱22の背面
側に取り付けられ、上方へ延びるロッド25aの先端が
前記レバー24の基端に連結されている。
【0027】前記管回転装置21は、ロッド25aが伸
張する方向にエアシリンダ25を作動させると、レバー
24先端のターニングローラ23が管支持台7に近接す
る方向へレバー24が回動し、ロッド25aが短縮する
方向にエアシリンダ25を作動させると、レバー24先
端のターニングローラ23が管支持台7から離反する方
向へレバー24が回動するようになっている。
【0028】31は研磨機であり、該研磨機31は、図
2及び図3に示すように、機械フレーム1のビーム3に
固設されているガイドレール6,6’に沿って移動し得
るように設けられた支柱32と、該支柱32を移動させ
る駆動装置33と、前記支柱32の頂部に回動自在にピ
ン支持され且つ先端部にグラインダ34が取り付けられ
たレバー35と、該レバー35を作動させるエアシリン
ダ36とを備えている。
【0029】前記支柱32は、ガイドレール6,6’に
係合するローラ37,37を介して移動自在にビーム3
に載架されて上方へ延び、頂部にレバー35をピン支持
している。
【0030】支柱32を移動させる駆動装置33は、支
柱32のビーム3側に設けられた駆動モータ38と、該
駆動モータ38の出力軸に嵌着され且つビーム3のウェ
ブ3aに設けられた前記ラック5に噛み合うように形成
されたピニオン39とを有している。
【0031】前記レバー35は、ビーム3の長手方向に
交差する垂直面内において回動し得るように、L字形に
形成された屈曲部を支柱32の頂部にピン支持されてお
り、上方へ延びるレバー35の一方の端部にはビーム3
方向へ水平に延びるアーム40が固設され、支柱32の
背面側へ延びるレバー35の他方の端部にはエアシリン
ダ36のロッド36aの先端が連結されている。
【0032】前記アーム40の先端には、研磨部材34
aがビーム3の長手方向に交差する垂直面内において回
転するように、グラインダ34が取り付けられ、アーム
40の基端にはバランスウェイト41が取り付けられて
おり、グラインダ34の長尺管2に対する接触圧力をバ
ランスウェイト41の重量によって適当な圧力に調整す
るようになっている。
【0033】前記エアシリンダ36は、支柱32の基部
の背面側にピン支持されている。
【0034】前記研磨機31は、ロッド36aが伸張す
る方向にエアシリンダ36を作動させると、アーム40
の先端に取り付けたグラインダ34が管支持台7に近接
する方向へレバー35が回動(図3参照)し、ロッド3
6aが短縮する方向にエアシリンダ36を作動させる
と、アーム40の先端に設けたグラインダ34が管支持
台7から離反する方向へレバー35が回動(図2参照)
するようになっている。
【0035】42は長尺管2を所定のフロアに設置され
たラック(図示せず)へ搬入するための昇降台であり、
該昇降台42は、管搬入出装置12の上流側に機械フレ
ーム1と平行に延びるよう昇降自在に配設されたエレベ
ータ本体43と、該エレベータ本体43の上部にエレベ
ータ本体43の長手方向に所定の間隔を置いて配置され
た複数の軸受44と、該軸受44に支持されてエレベー
タ本体43の長手方向に延びる長軸45と、該長軸45
に所定の間隔を置いて取り付けられ、上方へ行くほど幅
広く且つ上端部に浅いV型溝46aを有する支持部材4
6とによって構成されている。
【0036】前記長軸45の軸端には、長軸45を傾動
させるための駆動装置(図示せず)が設けられ、研磨加
工済の長尺管2を所定のフロアに設置されたラック(図
示せず)へ搬入する際に、前記長軸45の駆動装置を作
動させ長軸45を介して支持部材46を傾動させること
により、支持部材46のV型溝46aに載置された長尺
管2を前記ラックへ積み降ろすことができるようになっ
ている。
【0037】一方、図4に示す47は近接スイッチであ
り、該近接スイッチ47は、研磨機31のグラインダ3
4の駆動部近傍の長尺管2と対峙する下面の所定位置に
設けられている。
【0038】また、前記管支持台7、管搬入出装置1
2、管回転装置21、研磨機31の各装置の作動は、例
えば、管支持台7上の長尺管2の検出器、管搬入出装置
12のレバー15の傾動位置を検出するリミットスイッ
チ、管回転装置21のレバー24の作動位置検出器、研
磨機31のレバー35の作動位置検出器やグラインダ3
4の作動タイマなどの各機器を介して相互にインターロ
ックされており、長尺管2の供給から研磨完了までのす
べてを自動的に行ない得るようになっている。
【0039】以下、本図示例の作動について説明する。
【0040】長尺管2の溶接すべき両端部の外周を研磨
するに際しては、研磨工程の前の工程で両端に開先加工
が施されてエアブローされた長尺管2が、管搬入出装置
12のレバー15を図2の実線“a”で示す位置に回動
させた状態で、昇降台42の支持部材46上端のV型溝
46aに1本ずつ供給される。
【0041】次いで、管搬入出装置12の駆動装置16
を作動させ、プーリ17、ベルト20及び長軸14を介
してレバー15を図2に実線“a”で示す位置から図2
中時計方向に回動させると、レバー15の一端が下方か
ら支持部材46上の長尺管2に図2の2点鎖線“b”で
示すように当接し、更に回動して長尺管2を掬い上げ
る。
【0042】長尺管2を掬い上げたレバー15が更に回
動すると、図3の2点鎖線“c”で示すように傾斜する
ので、長尺管2はレバー15の上面に沿って転動しレバ
ー15の他端に移動する。
【0043】レバー15の他端に移動した長尺管2は、
更に回動を続けて図3に実線“d”で示す位置で停止す
るレバー15から離脱して管支持台7のローラユニット
8上に移動し、ローラ11によって回転自在に支持され
る。
【0044】続いて、研磨機31の駆動装置33を作動
させ、ビーム3に設けられているラック5に噛み合うピ
ニオン39を駆動することにより、研磨すべき長尺管2
の端部上方にグラインダ34が位置するように研磨機3
1を移動させる。
【0045】その後、管回転装置21の駆動モータ29
を作動させ、ベルト30を介してターニングローラ23
を回転させるとともに、エアシリンダ25をロッド25
aが伸張する方向へ作動させてターニングローラ23
を、図5に示すように前記長尺管2に当接させることに
よって該長尺管2を回転駆動する。
【0046】そして、研磨機31のグラインダ34を作
動させるとともに、エアシリンダ36をロッド36aが
伸張する方向へ作動させて回転中のグラインダ34の研
磨部材34aを、図3に示すように長尺管2の端部表面
の所定位置に当接させ、当該端部を研磨する。
【0047】ここで、前記研磨機31の駆動装置33を
作動させ、研磨機31を長尺管2の長手方向へ所要範囲
に亘って移動させることにより、長尺管2の端部を所要
範囲に亘って研磨する。
【0048】研磨を完了したあとは、研磨機31のエア
シリンダ36をロッド36aが短縮する方向へ作動させ
てグラインダ34を長尺管2から離反させるとともに、
グラインダ34の回転を停止し、管回転装置21の駆動
モータ29の作動を止めてターニングローラ23の回転
を停止させるとともに、エアシリンダ25をロッド25
aが短縮する方向へ作動させてターニングローラ23を
長尺管2から離反させる。
【0049】その後、管搬入出装置12のレバー15
を、図3に実線“d”で示す位置から反時計方向へ回動
させると、レバー15の他端が下方から管支持台7のロ
ーラ11上の長尺管2に図3の2点鎖線“c”で示すよ
うに当接し、更に回動して該長尺管2を掬い上げる。
【0050】長尺管2を掬い上げたレバー15が更に回
動すると、図2の2点鎖線“b”で示すように傾斜する
ので、長尺管2はレバー15の上面に沿って転動しレバ
ー15の一端側に移動する。
【0051】レバー15の一端に移動した長尺管2は、
更に回動を続けて上面が略垂直方向に向く位置(図2の
実線“a”で示す位置)で停止するレバー15から離脱
して昇降台42の支持部材46上に移動し、V型溝46
aによって安定的に支持される。
【0052】そこで、エレベータ本体43を作動させて
昇降台42を昇降させることにより、昇降台42上の長
尺管2を所定のフロアのラックへ搬送する。
【0053】以下、上述の運転を繰り返すことによっ
て、多数の長尺管2の研磨対象の端部を自動的に研磨す
ることができる。
【0054】一方、上述のような研磨作業が継続されて
行き、研磨機31のグラインダ34の研磨部材34aが
磨耗し、その直径が減少すると、長尺管2に接近した近
接スイッチ47が作動して研磨部材34aの磨耗を検出
する。
【0055】こうして、上記図示例によれば、作業能率
の向上を図ることができ、作業者の疲労度を軽減するこ
とが可能となる。
【0056】また、自動化されるので、粉塵が多く発生
する悪い作業環境から作業者や他の機器の保護を図るこ
とができ、研磨部材34aの消耗が平均化して消費量を
削減できる。
【0057】更に、長尺管2の研磨部分の品質が均一化
する。
【0058】また、研磨部材34aの交換が必要である
かどうかを確実に判別することができる。
【0059】なお、本発明の長尺管自動研磨装置は上述
した図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の長尺管自動
研磨装置によれば、下記のような種々の優れた効果を奏
し得る。
【0061】(1)作業能率の向上を図ることができ、
作業者の疲労度を軽減することが可能となる。
【0062】(2)完全自動化を図ることによって、作
業環境の改善をなし得るとともに、研磨材の消耗が平均
化して消費量を削減できる。
【0063】(3)管の研磨部分の品質が均一化する。
【0064】(4)研磨機の駆動部の近傍の長尺管と対
峙する位置に近接スイッチを設ければ、研磨機の研磨部
材の磨耗を検出することができ、研磨部材の交換が必要
であるかどうかを確実に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の長尺管自動研磨装置の実施の形態の一
例を示す平面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1の研磨機の長尺管研磨状態を示す側面図で
ある。
【図4】図3のIV−IV矢視図である。
【図5】図1のV−V矢視図である。
【図6】従来の長尺管の研磨作業の一例を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
2 長尺管 7 管支持台 12 管搬入出装置 21 管回転装置 31 研磨機 47 近接スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺管を回転自在に支持する管支持台
    と、長尺管を前記管支持台上に搬入可能且つ管支持台上
    の長尺管を搬出可能な管搬入出装置と、前記管支持台上
    の長尺管を回転させる管回転装置と、前記管支持台上の
    長尺管の両端部を研磨する研磨機とを備えたことを特徴
    とする長尺管自動研磨装置。
  2. 【請求項2】 研磨機の駆動部の近傍の長尺管と対峙す
    る位置に近接スイッチを設けた請求項1に記載の長尺管
    自動研磨装置。
JP13376297A 1997-05-23 1997-05-23 長尺管自動研磨装置 Pending JPH10315106A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103350379A (zh) * 2013-07-26 2013-10-16 常州机电职业技术学院 一种管件端部自动修整设备

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