JPH1031502A - プラント操作装置 - Google Patents

プラント操作装置

Info

Publication number
JPH1031502A
JPH1031502A JP20101996A JP20101996A JPH1031502A JP H1031502 A JPH1031502 A JP H1031502A JP 20101996 A JP20101996 A JP 20101996A JP 20101996 A JP20101996 A JP 20101996A JP H1031502 A JPH1031502 A JP H1031502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
item
display
processing
plant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20101996A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Kitabayashi
清 北林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP20101996A priority Critical patent/JPH1031502A/ja
Publication of JPH1031502A publication Critical patent/JPH1031502A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤った操作信号がプラント機器へ出力される
ことが阻止する。 【解決手段】 操作処理項目群有効判定通知手段10
は、操作手順に応じて操作処理項目が有効か否かの情報
をまとめた操作処理項目群有効指標ファイル11と、操
作手順毎に入力される操作情報に対して操作処理項目を
抽出する情報をまとめた操作処理項目群情報ファイル1
3aとを参照して抽出された操作処理項目が操作手順と
して有効のときのみ該当する操作処理項目を通知する。
操作処理手段12aは、操作処理信号を作成して出力す
る。操作手順更新手段14は、操作手順毎に有効指標を
予め情報として保存する操作処理項目群手順情報ファイ
ルから次の手順の有効指標を操作処理項目群有効指標フ
ァイル11へ複写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントの操作端
の遠隔操作を行うプラント操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CRT等の表示出力装置と表示出
力装置の座標入力装置とキー入力装置を備えたプラント
操作装置では、表示出力装置に操作端への動作指示用の
複数の動作指示スイッチを表示させ、オペレータが座標
入力装置からこれらの表示された動作指示スイッチの選
択操作の座標入力を行うようになっている。そして、プ
ラント操作装置は表示出力装置への表示データの出力
と、操作端への動作指示出力の出力データとを一つの操
作で出力する操作処理項目を複数記憶させた操作処理項
目群情報の中から、オペレータによって入力された座標
またはキーコードである操作情報によって検索して、検
索された操作処理項目に従って各出力処理を順次行って
いる。
【0003】図32にこの種の従来のプラント操作装置
のブロック図を示す。
【0004】図において、計算機3の座標入力装置座標
入力手段8は、座標入力装置1からの入力座標を読込
み、操作処理手段12へその座標を通知する。キー入力
装置キー入力手段9は、キー入力装置2からの入力キー
コードを読込み操作処理手段12へそのキーコードを通
知する。操作処理手段12は、通知された座標あるいは
キーコードによって操作処理項目群情報ファイル13を
検索し、予め記憶されているキーコードまたは座標と一
致する操作処理項目を取出し、操作処理信号を作成して
動作指示データを伝送装置5を介して制御装置6へ出力
し、操作端7を操作する。また、表示データを表示出力
装置4へ出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図32
に示すプラント操作装置によれば、次の種々の問題があ
る。
【0006】まず、第一に、従来の表示出力装置4に表
示される情報に基づいて入力された操作情報は、全て受
付けられそのまま操作処理されて出力され不要な操作に
よって誤操作がされるおそれがあった。
【0007】また、第二に、火力発電プラントの起動、
ラブチェック、昇速、界列、並入などのどの状況でも、
動作指示が行えるため、誤った動作指示を行ったことに
よりタービンの破損などのプラントへ多大な悪影響を与
える可能性があるという問題がある。
【0008】また、第三に、1つの入力操作に1つの操
作処理項目となるため、動作指示を行う多くのスイッチ
あるいはキーを必要とし、表示出力装置が複雑になり視
認性および操作性が悪くなるという問題がある。
【0009】また、第四に、例えば、操作端が手動モー
ドのときにのみオペレータが操作を行ってよい場合に、
自動モードにて操作を行った誤操作に対して動作指示出
力を行ってしまうという問題がある。
【0010】また、第五に、1つの操作に対して出力装
置への出力および操作端への複数の動作指示出力を順次
処理することがあるが、順次処理の途中にプラント状態
の変化により不要な出力装置への出力および動作指示出
力をバイパスさせることができないという問題がある。
【0011】また、第六に、従来、表示出力装置に操作
端への動作指示用の複数の動作指示スイッチを表示さ
せ、座標入力装置からこれらの表示された動作指示スイ
ッチへの選択操作の座標入力を行い、これらの座標に対
応して記憶させた表示出力装置への表示データの出力
と、出力装置を介して操作端へ動作指示出力の出力デー
タを出力するようにしている。従って、表示出力装置へ
の表示位置あるいは表示サイズを画面に応じて変える
と、動作指示スイッチの選択操作する入力座標が変わ
り、同一操作端にもかかわらず多数の表示情報を重複設
定して用意しければならなかった。
【0012】また、第七に、従来、表示出力装置に操作
端への動作指示用の複数の動作指示スイッチを表示さ
せ、表示される複数のスイッチに対応させたキー入力装
置のキーコードを入力して、これらのキーコードに対応
して記憶させた表示出力装置への表示データの出力と、
出力装置を介して操作端への動作指示出力の出力データ
を出力するようにしている。従って、表示出力装置への
表示位置を画面に応じて変えようとすると表示位置に合
わせて配したキー入力装置のキーコードが変わり、同一
操作端にもかかわらず多数の表示情報を用意して設定し
なければならなかった。
【0013】そこで、本発明は、誤操作防止によってプ
ラントへの悪影響を回避する一方、表示出力装置の表示
を操作性に優れたものとしてプラントを的確に操作でき
るプラント操作装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プラ
ント機器へ操作信号を出力するために必要なプラント機
器やスイッチ類を模擬する表示を含めた各種操作表示情
報を操作手順に応じて表示する表示出力装置と、この表
示出力装置に表示される前記各種操作表示に基づいてオ
ペレータが前記操作信号を出力するプラント機器の特定
や操作内容を選択して選択情報として選択入力する入力
装置とを有して、この入力装置から選択入力された選択
情報と予め記憶された選択情報を特定する操作特定情報
とから操作する項目を操作項目として特定して対応する
プラント機器を操作するプラント操作装置において、前
記選択入力された選択情報から対応する操作項目を検索
抽出するための検索抽出情報をまとめた前記操作特定情
報である操作処理項目群情報ファイルと、予め定めた操
作手順に応じてプラント機器へ操作信号を出力して良い
場合を有効な操作項目とし、プラント機器への操作信号
を無用として出力を禁止する場合を無効な操作項目とし
て操作項目によってまとめた操作処理項目群有効指標フ
ァイルと、前記選択入力された選択情報と前記操作処理
項目群情報ファイルの検索抽出情報とから対応する操作
項目を検索抽出する一方、検索抽出された操作項目につ
いて前記操作処理項目群有効指標ファイルを参照して有
効な操作項目のときのみ該当する有効な操作項目を通知
する操作処理項目群有効判定通知手段と、この操作処理
項目群有効判定通知手段による有効な操作項目の通知が
入力されると前記操作信号を作成してプラント機器へ出
力すると共に、前記表示出力装置へ有効な操作項目を通
知する操作処理手段と、この操作処理手段から有効な操
作項目を入力して予め操作手順を定める操作処理項目群
手順情報ファイルから次の操作手順として有効な操作項
目を前記操作処理項目群有効指標ファイルへ転送して複
写する操作手順更新手段とを備え、無用な操作信号がプ
ラント機器へ出力されるのを阻止することを特徴とす
る。この手段によれば、予め操作手順に応じて操作処理
項目群有効指標ファイルに記憶される有効指標の操作項
目のみ操作処理手段へ出力される。この結果、操作手順
以外の操作情報によって誤った操作信号がプラント機器
へ出力されることが阻止され、操作の安全が保たれる。
また、操作手順毎に表示出力装置に表示される操作項目
に対応する選択情報を入力するための表示が必要なもの
のみに限定して表示される。従って、従来のように全て
の操作項目に対応した選択情報を入力する表示が表示出
力装置に表示されないので、操作画面上からの情報の入
力がし易く操作性を向上させることができる。
【0015】請求項2の発明は、プラント機器へ操作信
号を出力するために必要なプラント機器やスイッチ類を
模擬する表示を含めた各種操作表示情報を操作手順に応
じて表示する表示出力装置と、この表示出力装置に表示
される前記各種操作表示に基づいてオペレータが前記操
作信号を出力するプラント機器の特定や操作内容を選択
して選択情報として選択入力する入力装置とを有して、
この入力装置から選択入力された選択情報と予め記憶さ
れた選択情報を特定する操作特定情報とから操作する項
目を操作項目として特定して対応するプラント機器を操
作するプラント操作装置において、前記選択入力された
選択情報から対応する操作項目を検索抽出するための検
索抽出情報をまとめた前記操作特定情報である操作処理
項目群情報ファイルと、前記選択入力された選択情報と
前記操作処理項目群情報ファイルの検索抽出情報とから
対応する操作項目を検索抽出して通知する操作処理項目
群有効判定通知手段と、操作項目毎に予め前記プラント
機器へ操作信号を出力する実行条件を記述する操作処理
項目実行条件情報ファイルと、プラント機器からプラン
ト情報を入力してプロセス状態記憶ファイルへ記憶する
プラント情報入力手段と、前記操作処理項目群通知手段
から操作項目の通知が入力したとき前記操作処理項目実
行条件情報ファイルを参照して前記プロセス状態記憶フ
ァイルから取込んだプラント情報によって実行条件の判
定を行い、実行条件が成立したときのみ該当する操作項
目を通知する実行条件判定手段と、この実行条件判定手
段により操作項目が通知されたとき、前記操作信号を作
成して出力すると共に、前記表示出力装置へ操作項目を
通知する操作処理手段とを備え、プラント状態に応じて
無用な操作信号の出力を阻止することを特徴とする。こ
の手段によれば、予め定められた実行条件とプラント状
態に応じて操作信号が出力され、プラント機器の操作を
しない方が適切な場合には操作が禁止される。従って、
プラントへの悪影響を与えることが阻止できる。
【0016】請求項3の発明は、プラント機器へ操作信
号を出力するために必要なプラント機器やスイッチ類を
模擬する表示を含めた各種操作表示情報を操作手順に応
じて表示する表示出力装置と、この表示出力装置に表示
される前記各種操作表示に基づいてオペレータが前記操
作信号を出力するプラント機器の特定や操作内容を選択
して選択情報として選択入力する入力装置とを有して、
この入力装置から選択入力された選択情報と予め記憶さ
れた選択情報を特定する操作特定情報とから操作する項
目を操作項目として特定して対応するプラント機器を操
作するプラント操作装置において、前記選択入力された
選択情報から対応する操作項目を検索抽出するための検
索抽出情報をまとめた前記操作特定情報である操作処理
項目群情報ファイルと、操作項目毎に操作信号の出力を
禁止してバイパスするか否かを判定する論理条件を記憶
する操作処理バイパス条件情報ファイルと、プラントの
状態値を入力してプロセス状態記憶ファイルへ記憶する
プロセス状態入力手段と、操作項目が通知されたとき前
記操作処理バイパス条件情報ファイルの論理条件と前記
プロセス状態記憶ファイルに記憶されたプラント状態値
とに基づいてバイパス条件が成立するか否かを判定する
操作処理バイパス判定手段と、前記選択情報が入力する
と前記操作処理項目群情報ファイルを参照して操作項目
を検索抽出して前記操作処理バイパス判定手段へ通知す
る一方、前記操作処理バイパス判定手段からバイパス条
件の成立の通知を入力するとその操作項目についての操
作信号の出力を禁止して、次の処理に移行するバイパス
をする操作処理手段とを備えることを特徴とする。この
手段によれば、操作項目が予め定めるバイパス条件と判
断されたとき、その操作項目の処理がされず不要な表示
や操作端への出力が回避され不要な誤操作を防止でき
る。
【0017】請求項4の発明は、プラント機器へ操作信
号を出力するために必要なプラント機器やスイッチ類を
模擬する表示を含めた各種操作表示情報を操作手順に応
じて表示する表示出力装置と、この表示出力装置に表示
される前記各種操作表示に基づいてオペレータが前記操
作信号を出力するプラント機器の特定や操作内容を選択
して選択情報として選択入力する入力装置とを有して、
この入力装置から選択入力された選択情報と予め記憶さ
れた選択情報を特定する操作特定情報とから操作する項
目を操作項目として特定して対応するプラント機器を操
作するプラント操作装置において、前記選択入力された
選択情報から対応する操作項目を検索抽出するための検
索抽出情報をまとめた前記操作特定情報である操作処理
項目群情報ファイルと、操作項目毎に操作信号の出力を
一旦中断するか否かを判定する論理条件を記憶する操作
処理項目実行条件情報ファイルと、プラントの状態値を
入力してプロセス状態記憶ファイルへ記憶するプロセス
状態入力手段と、操作項目が通知されたとき前記操作処
理項目実行条件情報ファイルの論理条件と前記プロセス
状態記憶ファイルに記憶されたプラント状態値とに基づ
いて中断条件が成立するか否かを判定する操作処理中断
判定手段と、前記選択情報が入力すると前記操作処理項
目群情報ファイルを参照して操作項目を抽出して前記操
作処理中断判定手段へ出力する一方、前記操作処理中断
判定手段から中断条件の成立の通知を入力するとその操
作項目についてのみ操作信号の出力を一旦中断する操作
処理手段とを備えることを特徴とする。この手段によれ
ば、操作項目が予め定める中断条件と判断されたとき、
その操作項目の処理がされず不要な表示や操作端への出
力が回避され不要な誤操作を防止できる。
【0018】請求項5の発明は、プラント機器へ操作信
号を出力するために必要なプラント機器やスイッチ類を
模擬する表示を含めた各種操作表示情報を操作手順に応
じて表示する表示出力装置と、この表示出力装置に表示
される前記各種操作表示に基づいてオペレータが前記操
作信号を出力するプラント機器の特定や操作内容を選択
して選択情報として選択入力する入力装置とを有して、
この入力装置から選択入力された選択情報と予め記憶さ
れた選択情報を特定する操作特定情報とから操作する項
目を操作項目として特定して対応するプラント機器を操
作するプラント操作装置において、操作項目毎に前記表
示出力装置に表示される機器を模擬した操作グラフィッ
クの表示原点と表示サイズからなる表示範囲を記憶する
操作ウィンドウ表示位置サイズ記憶ファイルと、操作項
目毎に各操作項目に対応した操作入力受付座標範囲と次
の操作項目番号を記憶する操作処理項目群情報ファイル
と、前記入力装置から入力した選択情報としての操作座
標データが前記操作ウィンドウ表示位置サイズ記憶ファ
イルのどの表示範囲に含まれているか検索して得られた
表示範囲を特定する情報を出力する手段と、この手段に
よって検索された表示範囲を特定する情報を入力して前
記操作処理項目群情報ファイルを参照して操作入力受付
座標範囲から操作項目を検索抽出して前記操作信号を作
成して出力すると共に、前記表示出力装置へ通知し、さ
らに、次の操作処理項目番号を抽出する操作処理手段
と、この操作処理手段によって抽出された次の操作処理
項目番号を前記操作ウィンドウ表示位置サイズ記憶ファ
イルへ通知してその内容を更新する操作ウィンドウ表示
手段とを備えることを特徴とする。この手段によれば、
同一の操作処理項目に対応する表示出力装置上のグラフ
ィック表示の表示位置とそのサイズを変更可能となる。
従って、オペレータが操作状況に即して表示出力装置上
に操作対象の表示ができるので操作効率が向上する。
【0019】請求項6の発明は、プラント機器へ操作信
号を出力するために必要なプラント機器やスイッチ類を
模擬する表示を含めた各種操作表示情報を操作手順に応
じて表示する表示出力装置と、この表示出力装置に表示
される前記各種操作表示に基づいてオペレータが前記操
作信号を出力するプラント機器の特定や操作内容を選択
して選択情報として選択入力する入力装置とを有して、
この入力装置から選択入力された選択情報と予め記憶さ
れた選択情報を特定する操作特定情報とから操作する項
目を操作項目として特定して対応するプラント機器を操
作するプラント操作装置において、予め入力装置のキー
コード毎に対応づけた内部処理用キーコードを記憶する
キーコード変換情報記憶ファイルと、前記内部処理用キ
ーコードと操作項目と操作項目に対応する操作ウィンド
ウ表示情報と次の操作端表示情報と操作ウィンドウ表示
情報を記憶する操作処理項目群情報ファイルと、操作ウ
ィンドウ毎に操作ウィンドウ番号に対応する内部処理用
キーコードを記憶する操作処理受付キーコード情報ファ
イルと、前記入力装置からキーコードが入力されると前
記キーコード変換情報記憶ファイルを参照して入力され
たキーコードに対応する内部処理用キーコードを検索抽
出するキーコード変換手段と、前記操作処理項目群情報
ファイルを参照して前記キーコード変換手段によって検
索抽出された内部処理用キーコードによって前記操作信
号を作成して出力する一方、前記内部処理用キーコード
に対応する次の操作端表示情報と操作ウィンドウ表示情
報を前記表示出力装置へ出力する操作処理手段と、前記
次の操作端表示情報と前記操作ウィンドウ情報とによっ
て前記操作処理受付キーコード情報ファイルを参照して
前記キーコード変換情報記憶ファイルの次のキー入力の
ための内部処理用キーコードを更新する操作ウィンドウ
表示手段とを備えることを特徴とする。この手段によれ
ば、キー入力装置に対応する表示出力装置上の操作ウィ
ンドウの位置やそのサイズが変更可能となる。従って、
オペレータの操作がし易く的確なプラント操作ができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明の第1実施の形態を示すプ
ラント操作装置のブロック図であり、図32の従来のプ
ラント操作装置のブロック図と同一符号は、同一部分ま
たは相当部分を示す。図1と図32の異なる主な点は、
計算機3Aに操作処理項目群有効判定通知手段10と操
作処理項目群有効指標ファイル11と操作手順更新手段
14と操作処理項目群手順情報ファイル15とを追設し
た点である。また、操作処理手段12と操作処理項目群
情報ファイル13の構成を異にし、操作処理手段12a
と操作処理項目群情報ファイル13aとしている。
【0022】第1実施の形態は、座標入力装置1または
キー入力装置2から操作情報が入力したとき操作処理項
目を抽出して操作手順として有効のときのみ操作処理信
号を伝送装置5へ出力して誤操作を防止し、さらに、順
次次の操作手順として必要な操作処理項目のみに対応す
る操作情報を入力する表示をさせ操作をし易くする点に
特徴を有している。
【0023】まず、例えば、タッチスクリーンの座標入
力装置1よりオペレータがタッチしたタッチ座標が入力
されると、座標入力装置座標入力手段8により操作処理
項目群有効判定通知手段10へそのタッチ座標が通知さ
れる。
【0024】一方、キー入力装置2よりオペレータが押
したキーのキーコードがキー入力装置キー入力手段9へ
入力されると、操作処理項目群有効判定通知手段10へ
そのキーコードが通知される。
【0025】操作処理項目群有効判定通知手段10で
は、図2に示す処理を実行し、まず、操作処理項目群グ
ループ番号n=0として順次n>=Nまで現在の操作手
順として図3に示す操作処理項目群有効指標ファイル1
1を参照してgn=1(操作処理項目群nは有効)また
は無効gn=0(操作処理項目群nは無効)を判定する
(S1〜S4)。
【0026】この判定で、図3に示す操作処理項目群有
効指標ファイル11の中に有効な操作処理項目群がある
と、有効な操作処理項目群に対して次に図4に示す操作
処理項目群情報ファイル13aが検索され、入力された
タッチ座標またはキーコードに対応する操作処理項目が
抽出される(S5〜S10)。すなわち、操作処理項目
群情報ファイル13aは、操作処理項目群グループ番号
1〜nに対して各操作処理項目番号1〜mがあり、各操
作処理項目にはその操作処理項目を表示出力装置4へ模
擬表示する座標入力範囲(図示xru,yru,xl
d,yld)およびキーコード(図示key)と表示デ
ータ先と動作指示出力先とが定義され、さらに、表示デ
ータと動作出力データ等が定義されている。
【0027】操作処理項目群有効判定通知手段10は、
図3に示す有効な操作処理項目群について図4に示す操
作処理項目群情報ファイル13aの座標入力範囲または
キーコードについてタッチ座標またはキーコードに対応
するものがあるか否か順次検索して対応するものがあれ
ばその有効な操作処理項目群グループ番号nと操作処理
項目番号mを抽出して操作処理手段12aへ通知する。
【0028】これによって、タッチ座標またはキーコー
ドから特定される操作処理項目群gmが図3に示す操作
処理項目群有効指標ファイル11に定義される無効の場
合には、操作処理手段12aへの出力が阻止される。
【0029】操作処理手段12aでは、通知された操作
処理項目群グループ番号nと操作処理項目番号mが示す
操作処理項目の情報を図4に示す操作処理項目群情報フ
ァイル13aから取出し、ここに定義された表示データ
と動作指示出力データに従って、表示出力装置4へ表示
データの出力を行い伝送装置5を介して操作信号として
動作指示出力データを制御装置6から操作端7へ出力を
行う。
【0030】操作処理手段12aでは、表示データと動
作指示出力データの出力処理が完了すると、通知された
操作処理項目群グループ番号nと操作処理項目番号mを
操作手順更新手段14へ通知する。
【0031】次に、操作手順更新手段14によって操作
処理手段12aで処理した操作処理項目の次の操作とし
て受付ける操作処理項目群のグループ番号を図5に示す
操作処理項目群手順情報ファイル15を参照して操作処
理項目群有効指標ファイル11へ設定する。すなわち、
図5に示す操作処理項目群手順情報ファイル15には、
操作処理項目群グループ0〜nまでの手順に対する「有
効(1)」「無効(0)」と操作処理項目0〜mまでの
手順に対する「有効(1)」「無効(0)」が階層的に
設定されている。
【0032】図示する gnmn=1:操作処理項目群グループ番号nの操作処
理項目番号mの次の手として操作処理項目群グループ番
号nを有効とする。 gnmn=0:操作処理項目群グループ番号nの操作処
理項目番号mの次の手として操作処理項目群グループ番
号nを無効とする。 但し、 n:操作処理項目群グループ番号=0,1,2,3・・
・・ m:操作処理項目番号 =0,1,2,3・・
・・ を示している。
【0033】このように、操作処理項目群手順情報ファ
イル15には、各操作処理項目に次の操作処理項目群グ
ループの有効グループが定義されており、通知された操
作処理項目群グループ番号nと操作処理項目番号mに対
応した操作処理項目の定義情報が、操作手順更新手段1
4によって操作処理項目群有効指標ファイル11へ複写
される。
【0034】例えば、図6に示すようにステップ1の表
示出力装置4上には操作処理項目群グループ番号nと操
作処理項目番号mとして(0−0),(0−1),(0
−2)が表示されている。これに対して操作処理項目群
有効指標ファイル11には、最上段から有効,無効,無
効,無効が記憶され、最上段の操作処理項目群番号
「0」は有効となっている。従って、図示するように
(0−2)が操作されると操作処理項目群有効判定通知
手段10によって有効な操作処理項目群グループ番号n
として処理され、操作処理項目群情報ファイル13aが
参照されて操作処理項目群グループ番号nと操作処理項
目番号mが特定され抽出される。この場合に操作処理項
目群グループ番号nとして「2」が入力されれば、無効
として処理される。
【0035】ステップ1で(0−2)が操作されると操
作処理項目群情報ファイル13aの(0−2)に対応す
る操作処理項目群グループ番号nが有効,有効,無効,
無効と図示右端となり、これがステップ2に対する操作
処理項目群有効指標ファイル11へ複写される。ステッ
プ2の表示出力装置4の画面では、操作,起動,停止が
表示され、操作処理項目群有効指標ファイル11では、
最上段から有効,有効,無効,無効となっている。二段
目は有効となっている。従って、(1−0)が操作され
ると有効として処理される。そして、(1−0)に対応
して次の処理の有効指標として有効,無効,有効,無効
が記憶されており、これがステップ3として操作処理項
目群有効指標ファイル11へ複写される。
【0036】以上のように第1実施の形態によれば、操
作処理項目群有効指標ファイル11の内容を操作処理項
目群手順情報ファイル15に定義され操作手順にて更新
し、さらに、操作処理項目群情報ファイル13aのよう
に操作処理項目をグループ化して、動作指示を行う操作
手順の定義としており、操作手順外の動作指示を行うキ
ーあるいはスイッチが入力されても動作指示出力を操作
端へ出力し、表示出力装置4への誤表示をなくすことが
でき、誤操作の防止ができる。
【0037】なお、他の実施の形態として伝送装置をプ
ロセス出力装置として直接に操作端へ動作指示出力を出
力する場合にも適用できる。
【0038】図7は本発明の第2実施の形態を示すプラ
ント操作装置のブロック図であり、図32に示す従来の
プラント操作装置のブロック図と同一符号は、同一部分
または相当部分を示す。図7と図32との異なる主な点
は、計算機3Bに操作処理項目群通知手段10aと実行
条件判定手段17と操作処理項目実行条件情報ファイル
16と実行条件不成立処理項目群情報ファイル18とプ
ロセス状態記憶ファイル20とプロセス状態入力手段1
9とを追設し、プロセス入出力装置21への出力による
警告灯22とを追設した点である。また、操作処理手段
12と操作処理項目群情報ファイル13の構成を異に
し、操作処理手段12aと操作処理項目群情報ファイル
13aとしたことである。
【0039】第2実施の形態は、プラントの状態に応じ
て実行条件を判定してプラントへ悪影響を与えないよう
に操作処理信号を出力する点に特徴を有している。
【0040】まず、キー入力装置2の「減」キーと
「増」キーのキーコードがキー入力装置キー入力手段9
へ入力されると、操作処理項目群通知手段10aへ入力
したキーコードが通知される。一方、CRTなどの表示
出力装置4に付けたタッチスクリーンなどの座標入力装
置1のタッチ座標が入力され、操作処理項目群通知手段
10aへ入力した座標が通知される。
【0041】これによって、操作処理項目群通知手段1
0aが図8に示すファイル構成の操作処理項目群情報フ
ァイル13aの中から通知された座標あるいはキーコー
ドに対応する操作処理項目を検索し、検索された操作処
理項目番号を実行条件判定手段17へ通知する。
【0042】この図8に操作処理項目群情報ファイル1
3aには、座標入力範囲としての座標データまたはキー
に対応する操作処理項目0〜mが設けられ、それぞれの
操作処理項目に表示出力装置4への表示データ、操作端
7への動作表示出力データが記憶されている。続いて、
操作処理項目群通知手段10aから操作処理項目番号m
が通知されると、実行条件判定手段17では、図9に示
す処理を実行し実行条件の論理演算がされる(S1
1)。
【0043】まず、図10に示す操作処理項目実行条件
情報ファイル16から通知された操作処理項目番号mに
対応する実行条件論理演算子(図示LGC)、実行条件
成立値(図示STE)、実行条件入力項目1〜hを取込
み、さらに、プロセス状態記憶ファイル20からプロセ
ス状態を取込んで実行条件の論理演算がされる(S1
1)。
【0044】例えば、図11に示すように実行条件入力
項目1〜hに対してプロセス状態記憶ファイル20から
取込んだプロセス状態によって論理演算子(図示LG
C,AND,OR,XOR等)について演算がされ、得
られた結果ANSと実行条件成立値STEとが一致する
か否かが判定される(S12)。この結果、一致する場
合、実行条件成立とし、不一致の場合、実行条件不成立
として操作処理項目番号mと共に、操作処理手段12a
へ通知される(S13〜S15)。
【0045】操作処理手段12aは、通知された実行条
件の論理演算の結果が実行条件値と一致する場合に、通
知された操作処理項目番号mについて操作処理項目群情
報ファイル13aを参照する。そして、そこに定義され
た操作の受付結果を表示出力装置4へ表示する出力デー
タの出力処理と操作端への動作指示出力を行うための出
力データの出力処理を伝送装置5を介して制御装置6へ
伝え制御装置6より操作端7への動作指示の出力を行
う。
【0046】また、通知された実行条件の論理演算の結
果が実行条件値と一致しない場合に、通知された操作処
理項目番号mに対応した図12に示す実行条件不成立処
理項目群情報ファイル18から操作処理項目を参照す
る。そして、ここに定義した誤操作の警報メッセージを
表示出力装置4へ表示する出力データあるいは、誤操作
の警告灯22をプロセス入出力装置21を介して警告灯
22を点灯させる出力データに従って、警報メッセージ
の表示あるいは警告灯22の点灯を行いオペレータへ誤
操作を伝える。
【0047】このように第2実施の形態によれば、予め
定められた実行条件とプラント状態に応じて論理演算が
され操作信号が出力され、プラント機器の操作をしない
方が適切な場合には操作が禁止される。従って、無用な
操作によってプラントへの悪影響を与えることが阻止で
きる。
【0048】図13は、本発明の第3実施の形態を示す
プラント操作装置のブロック図であり、図32の従来の
プラント操作装置のブロック図と同一符号は、同一部分
または相当部分を示す。図13と図32との異なる主な
点は、計算機3Cに操作処理バイパス判定手段23と操
作処理バイパス条件情報ファイル24とプロセス状態記
憶ファイル20とプロセス状態入力手段19とを追設し
た点である。また、操作処理手段12と操作処理項目群
情報ファイル13の構成を異にし、操作処理手段12a
と操作処理項目群情報ファイル13aとしたことであ
る。
【0049】第3実施の形態は、入力された操作処理項
目が予め定められたバイパス条件に該当するとき処理を
中止して不要の操作を阻止する点に特徴を有する。
【0050】まず、キー入力装置2からのオペレータが
入力したキーのキーコードがキー入力装置キー入力手段
9へ入力され、さらに、操作処理手段12aへ入力した
キーコードが通知される。一方、CRTなどの表示出力
装置4に付けたタッチスクリーンなどの座標入力装置1
をオペレータがタッチしたタッチ座標が座標入力装置座
標入力手段8へ入力し、入力した座標が操作処理手段1
2aへ通知される。
【0051】操作処理手段12aでは、図14に示す構
成の操作処理項目群情報ファイル13aの中から通知さ
れた座標あるいはキーコードの操作処理項目を検索し、
検索により得られた操作処理項目の操作処理データ0〜
iについて、操作処理項目番号mと操作処理データ番号
を操作処理バイパス判定手段23へ通知し、操作処理バ
イパス判定手段23からの判定結果の通知を待つ。
【0052】この図14に示す操作処理項目群情報ファ
イル13aは、操作処理項目0〜mに対して各座標入力
範囲とキーコードと操作処理データ0〜iとが記憶され
ている。
【0053】次に、操作処理バイパス判定手段23は、
図15に示す処理を行い。まず、図16に示す操作処理
バイパス条件情報ファイル24から通知された操作処理
項目番号mと操作処理データ番号に対応するバイパス論
理演算子(図示LGC)とバイパス成立値(図示ST
E)とバイパス条件入力項目1〜hとを取込み、さら
に、プロセス状態記憶ファイル20からプロセス状態を
取込みバイパス条件の論理演算を実行する(S21,S
22)。
【0054】例えば、図17に示すようにバイパス条件
入力項目1〜hに対応するプロセス状態をプロセス状態
記憶ファイル20からそれぞれ取込んで、論理演算子
(図示LGC,AND,OR,XOR条件なし等)によ
る演算を行う。
【0055】この結果、論理演算結果(ANS)とバイ
パス成立値(STE)とが一致するか否か判定される
(S23)。そして、その結果が一致した場合にバイパ
ス条件成立として、不一致の場合および条件なしの場合
にバイパス条件不成立として、操作処理手段12aへ通
知する(S24〜S26)。
【0056】次に、操作処理手段12aでは、図18に
示す処理を行い、操作処理バイパス判定手段23の判定
結果の通知を受けると、その結果がバイパス条件成立で
あれば、操作処理バイパス条件の判定の要求を行った操
作処理データの処理を行わずに、次の操作処理データの
バイパス条件の判定の要求を操作処理バイパス判定手段
23へ行う(S31,S36)。
【0057】また、操作処理バイパス判定手段23から
通知された操作処理バイパス条件の判定結果がバイパス
条件不成立であれば、操作処理データの処理を実行し、
表示出力装置4へ表示出力データの出力あるいは操作端
7へ動作指示出力データを伝送装置5を介して制御装置
6から出力する(S32〜S35,S37)。
【0058】具体例で説明すると、手動モード、自動モ
ード、カスケードモードの3つの制御モードを持つ操作
端において、手動モードのときに限り「起動」の動作指
示を出力することができる「起動」操作スイッチを自動
モードで操作したとする。このような場合、操作処理項
目群情報ファイル13aの「起動」操作の操作処理デー
タ0に「起動」操作スイッチの操作受付の指標の表示を
行う表示出力データ、操作処理データ1に操作端への
「起動」動作指示出力データ、操作処理データ2に「起
動」操作スイッチの操作受付の指標の表示を消去する表
示出力データ設定する。
【0059】そして、操作処理バイパス条件情報ファイ
ル24の「起動」の操作処理データ0〜2に対応した操
作処理バイパス条件を操作処理データ0は操作処理バイ
パス条件なしとして、操作処理データ1は操作処理バイ
パス条件を自動モードおよびカスケードモードのときに
バイパスするようにバイパス条件入力項目1に自動モー
ド、バイパス条件入力項目2にカスケードモードとして
論理演算子にOR(和)にバイパス条件成立値に「1」
を設定しておく。そして、操作処理データ2は操作処理
バイパス条件なしと設定しておく。このようにすれば、
操作端の制御モードが自動モードであるときには、オペ
レータが操作したスイッチの受付の指標が表示され、そ
の後に消去されるが、「起動」の動作指示の出力は行わ
ない。
【0060】また、他の実施の形態として操作処理デー
タ毎にバイパス条件を設定し、動作指示の出力を行って
はいけない状態になったときに動作指示の通信を止める
と共に、もし、操作端の状態が元の動作指示の出力を行
ってもよい状態になったときに、誤った動作指示の出力
の通信を途中から始めないようにするすることができ
る。
【0061】図19は、本発明の第4実施の形態を示す
プラント操作装置のブロック図であり、図32に示す従
来のプラント操作装置のブロック図と同一符号は、同一
部分または相当部分を示す。図19と図32との異なる
主な点は、計算機3Dに操作処理中断判定手段25と操
作処理中断条件情報ファイル26とプロセス状態記憶フ
ァイル20とプロセス状態入力手段19とを追設した点
である。また、操作処理手段12と操作処理項目群情報
ファイル13の構成を異にし、操作処理手段12aと操
作処理項目群情報ファイル13aとしたことである。
【0062】本発明の第4実施の形態は、入力された操
作情報に対応する操作処理項目の処理毎に中断条件を判
断して中断条件成立時に操作処理項目の表示処理や出力
処理を中断して不要の処理をしない点に特徴を有する。
【0063】まず、キー入力装置2からオペレータが入
力したキーコードがキー入力装置キー入力手段9へ入力
され、操作処理手段12aへ入力したキーコードが通知
される。一方、CRTなどの表示出力装置4に付けたタ
ッチスクリーンなどの座標入力装置1をオペレータがタ
ッチしたタッチ座標が座標入力装置座標入力手段8へ入
力され、入力した座標が操作処理手段12aへ通知され
る。
【0064】次に、操作処理手段12aでは、図20に
示す前半の処理を実行し、図14に示す構成の操作処理
項目群情報ファイル13aの中から通知された座標ある
いはキーコードの操作処理項目を検索する。そして、検
索により得られた操作処理項目番号mと操作処理データ
番号とを操作処理中断判定手段25へ通知し、操作処理
中断判定手段25からの判定結果の通知を待つ(S41
〜S44)。
【0065】操作処理中断判定手段25では、図21に
示す処理を行い、通知された操作処理項目番号mに対応
した操作処理項目を中断するか否かを判断するための論
理条件と条件入力と実行条件値を記憶させた図22の構
成の操作処理中断条件情報ファイル26から取込む。さ
らに、条件入力となるプロセス状態をプロセス状態記憶
ファイル20から取込む。そして、中断条件の論理演算
を実行する(S51,S52)。
【0066】例えば、図23に示すように中断条件入力
項目1〜cに対応するプロセス状態をプロセス状態記憶
ファイル20から取込み、中断条件の論理演算を中断条
件入力項目1〜cを論理演算子(LGC)にて論理演算
し、その論理演算結果(ANS)が中断条件成立値(S
TE)に一致するか否かを判定する(S53)。そし
て、その結果が一致した場合に中断条件が成立として、
不一致した場合および条件なしの場合に中断条件不成立
として、操作処理手段12aへ通知する(S54〜S5
6)。
【0067】次に、操作処理手段12aは、図20に示
す後半の処理を行い、操作処理中断条件の判定結果の通
知を受けると、その結果が中断条件成立であれば操作処
理中断条件の判定の要求を行った操作処理データの処理
以降を行わずに操作処理項目の処理を中断し終了する
(S45)。そして、次のオペレータ操作による操作処
理項目の通知による起動を待つ。
【0068】また、操作処理中断判定手段25から通知
された操作処理中断条件の判定結果が中断条件不成立で
あれば、操作処理データの処理を実行し、表示出力装置
4へ表示出力データの出力あるいは操作端7へ動作指示
出力データを伝送装置5を介して制御装置6から出力す
る。そして、操作処理中断判定の結果が中断条件不成立
の間、順次の操作処理データの処理を操作処理データが
終了するまで行う(S45〜S47)。
【0069】例えば、オペレータが複数の操作入力し
て、対象の操作端7とその出力値を制御装置6に与えて
いる間にプロセスの状態が変化し動作指示出力を行って
はならない状態となったときに操作処理項目の処理を中
断することができる。
【0070】図24は、本発明の第5実施の形態を示す
プラント操作装置のブロック図であり、図32に示す従
来のプラント操作装置のブロック図と同一符号は、同一
部分または相当部分を示す。図24と図32との異なる
主な点は、計算機3Eに操作ウィンドウ表示手段27と
操作ウィンドウ表示位置サイズ記憶ファイル28と相対
座標変換手段29とを追設した点である。また、操作処
理手段12と操作処理項目群情報ファイル13の構成を
異にし、操作処理手段12aと操作処理項目群情報ファ
イル13aとしたことである。
【0071】第5実施の形態は、表示出力装置4に表示
されるプラント機器を模擬するグラフィックの表示原点
と表示サイズを複数記憶しておいて表示出力装置4に表
示されるグラフィックの位置と大きさを変更可能とする
と点に特徴を有する。
【0072】まず、CRTなどの表示出力装置4に付け
たタッチスクリーンなどの座標入力装置1をオペレータ
がタッチした絶対座標が座標入力装置座標入力手段8へ
入力され、入力した絶対座標が相対座標変換手段29へ
通知される。
【0073】相対座標変換手段29では、通知された絶
対座標(表示出力装置4上の座標)によって図25に示
す構成の操作ウィンドウ表示位置サイズ記憶ファイル2
8の各操作ウィンドウの表示範囲に含まれる記憶エリア
Indexを検索する。
【0074】すなわち、相対座標変換手段29は図25
に示す記憶エリアIndex0から順次記憶エリアIn
dexwに対して各操作ウィンドウ表示範囲に通知され
た絶対座標が入るかどうかが検索され、操作ウィンドウ
の表示範囲に絶対座標が入るものがあれば、操作処理項
目群番号が検索され、さらに、次のように絶対座標から
相対座標に変換する。ここで、絶対座標とは、表示出力
装置4の画面の左下端を原点(0,0)とする座標と定
義し、相対座標とは検索された操作処理項目群番号の操
作ウィンドウについての表示範囲の左下端を原点(0,
0)とする座標と定義する。すなわち、検索したInd
exの情報を用いて、次のように式(1)および式
(2)によって絶対座標を相対座標に変換する。
【0075】原点(x,y)=(0,0)を左下とした
場合、 相対x座標=(絶対x座標−x左下)xサイズ/(x右上−x左下) ・・・・(1) 相対y座標=(絶対y座標−y左下)yサイズ/(y右上−y左下) ・・・・(2)
【0076】変換した相対座標と検索した操作ウィンド
ウ表示位置サイズ記憶ファイル28の記憶エリアInd
exとが操作処理手段12aへ通知される。一方、操作
ウィンドウ表示位置サイズ記憶ファイル28の各操作ウ
ィンドウの表示範囲に含まれる記憶エリアIndexを
検索した結果どこにも含まれないときには、絶対座標と
操作ウィンドウ表示位置サイズ記憶ファイル28の記憶
エリア範囲外である旨が操作処理手段12aへ通知され
る。
【0077】操作処理手段12aは、操作ウィンドウ表
示位置サイズ記憶ファイル28の記憶エリアIndex
と相対座標を受取ったときは、通知された記憶エリアI
ndexに記憶されている操作処理項目群番号と図26
に示す構成の操作処理項目群情報ファイル13aの操作
処理項目番号の情報の中から通知された相対座標の操作
処理項目を検索し、そこに定義された表示データの表示
出力装置4への表示出力および動作指示出力データを伝
送装置5を介して制御装置6へ伝え、操作端7へ動作指
示出力を制御装置6から行う。
【0078】操作ウィンドウ表示手段27は、表示出力
装置4へ通知された操作ウィンドウの表示範囲へ表示サ
イズを変換し表示出力する。
【0079】操作ウィンドウ表示手段27は、操作ウィ
ンドウ表示データ表示範囲と操作ウィンドウ表示位置サ
イズ記憶ファイル28の記憶エリアIndexを受け操
作ウィンドウ表示データがないときには、通知された操
作ウィンドウ表示位置サイズ記憶ファイル28の記憶エ
リアIndexの操作ウィンドウの表示範囲を通知され
た操作ウィンドウ表示データ表示範囲に記憶し直し、そ
の操作ウィンドウ表示データ表示範囲に従って対象の操
作ウィンドウを移動あるいは表示サイズの変更をする。
【0080】図27は、本発明の第6実施の形態を示す
プラント操作装置のブロック図であり、図32に示す従
来のプラント操作装置のブロック図と同一符号は、同一
部分または相当部分を示す。図27と図32と異なる主
な点は、計算機3Fに操作ウィンドウ表示手段27と操
作処理受付キーコード情報ファイル30とキーコード変
換情報記憶ファイル31とキーコード変換手段32とを
追設した点である。また、操作処理手段12と操作処理
項目群情報ファイル13の構成を異にし、操作処理手段
12aと操作処理項目群情報ファイル13aとしたこと
である。
【0081】第6実施の形態は、表示出力装置4に表示
される機器を模擬する操作ウィンドウの表示位置を入力
装置のキーに対応させて変更可能とする点に特徴を有す
る。
【0082】まず、キー入力装置2からオペレータによ
り入力されると、キー入力装置キー入力手段9は、キー
コードを入力し、入力したキーコードをキーコード変換
手段32へ通知する。なお、キー入力装置2の各キーの
キーコードは図29に示したキー番号と同一とする。
【0083】キーコード変換手段32は、キーコードの
通知を受けると、図28に示すキーコード変換情報記憶
ファイル31に設定されている内部処理用キーコードを
通知されたキーコードから求めて操作処理手段12aに
通知する。
【0084】操作処理手段12aは、図30に示す操作
処理項目群情報ファイル13aの各操作処理項目の内部
処理用キーコードと通知された内部処理用キーコードと
を比較し、一致する操作処理項目を検索する。そして、
検索された操作処理項目番号と操作ウィンドウタイプ番
号と操作ウィンドウ表示位置と操作ウィンドウ表示デー
タとを操作ウィンドウ表示手段27へ通知する。
【0085】操作ウィンドウ表示手段27は、通知され
た操作ウィンドウ表示データが存在すれば、通知された
操作ウィンドウ表示位置の示す位置を原点に表示出力装
置4へ操作ウィンドウを表示する。なお、操作ウィンド
ウとは、操作用グラフィックスのことである。操作ウィ
ンドウ表示データが存在しなければ現在表示中の操作ウ
ィンドウを通知された操作ウィンドウ表示位置へ移動表
示する。さらに、操作ウィンドウ表示手段27は、 操
作処理受付キーコード情報ファイル30の中から通知さ
れた操作ウィンドウタイプ番号に従って、操作処理受付
キーコード情報ファイル30を検索して得られる内部処
理用キーコードをキーコード変換情報記憶ファイル31
に記憶する。また、操作ウィンドウタイプと操作ウィン
ドウ表示位置が設定されていない場合に表示データを表
示出力装置4へ出力し、表示データが設定されていない
ときには出力は勿論行わない。そして、動作指示出力デ
ータが設定されているときにはその動作指示出力データ
を伝送装置5を介して制御装置6へ伝え操作端7へ制御
装置6から動作指示信号を操作端7へ出力する。
【0086】例えば、図28に示す構成のキーコード変
換情報記憶ファイル31には、キー入力装置2キー0〜
キー55に対応して内部処理用キーコードのエリアがあ
る。図30に示す構成の操作処理項目群情報ファイル1
3aには、操作処理項目0に内部処理キーコードを0、
操作ウィンドウタイプ番号を1、操作ウィンドウ表示位
置を3、操作ウィンドウ表示データに操作ウィンドウの
表示出力データを設定し、操作処理項目1に内部処理キ
ーコードを1、操作ウィンドウタイプを1、操作ウィン
ドウ表示位置を5、操作ウィンドウ表示データをなしと
設定しておく。さらに、操作処理項目2に内部処理キー
コードを2、操作ウィンドウタイプをなし、操作ウィン
ドウ表示位置をなし、操作ウィンドウ表示データをな
し、表示データを起動操作受付表示データとして設定
し、動作指示出力データを操作端7への起動信号出力デ
ータとして設定しておく。そして、操作処理項目3に内
部処理キーコードを3、操作ウィンドウタイプをなし、
操作ウィンドウ表示位置をなし、操作ウィンドウ表示デ
ータをなし、表示データを停止操作受付表示データとし
て設定し、動作指示出力データを操作端7への停止信号
出力データとして設定しておく。
【0087】そして、図31に示す構成の操作処理受付
キーコード情報ファイル30には、操作ウィンドウタイ
プ1に使用Index数を4、Index0を0、In
dex1を1、Index2を2、Index3を3と
設定しておく。
【0088】さらに、操作処理項目群情報ファイル13
aの操作ウィンドウ表示位置のデータは、図29に示す
ようにキー入力装置2のキー0,4,8,12,16,
20,24,28,32,36,40,44,48,5
2の配列された位置に合わせて、表示出力装置4の0,
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,1
2,13の各点を表示位置の原点とする。
【0089】この構成で、キーコードの0に対応する内
部処理用キーコード0により操作処理項目群情報ファイ
ル13aが検索されると、操作処理項目0の内部処理用
キーコード0と一致し、操作処理項目0を抽出し、この
操作処理項目0には、前述したように操作ウィンドウタ
イプに1と操作ウィンドウ表示位置に3が設定してある
とする。操作ウィンドウタイプ番号1と操作ウィンドウ
表示位置3と操作ウィンドウ表示データとが操作ウィン
ドウ表示手段27へ通知される。また、動作指示出力デ
ータは設定されていないので、ここでは、操作端7への
動作指示出力の処理は行わない。
【0090】ここでは、通知された操作ウィンドウタイ
プが1、操作ウィンドウ表示位置が3、操作ウィンドウ
表示データが存在するので、操作ウィンドウを操作ウィ
ンドウ表示位置3が示す位置より表示し、操作処理受付
キーコード情報ファイル30の操作ウィンドウタイプ番
号の1の情報に従って、使用Index数の4つ分のI
ndex0からIndex3の内部処理用キーコードの
0,1,2,3をキーコード変換情報記憶ファイル31
の操作ウィンドウ表示位置の3に対応したキー入力装置
キー12からのキー入力装置キー12,13,14,1
5に記憶させる。(図29に示すように操作ウィンドウ
表示位置の3に対応するキー入力装置キー12,13,
14,15に該当する)
【0091】次に、キー入力装置2のキー14がオペレ
ータにより入力されたとき、キー入力装置キー入力手段
9は、キーコードの14を入力し、このキーコードをキ
ーコード変換手段32へ通知する。
【0092】キーコード変換手段32は、キーコードの
14を通知されると、キーコード変換情報記憶ファイル
31のキー入力装置キー14に記憶されている内部処理
用キーコードの2をキーコードとして操作処理手段12
aへ通知する。
【0093】操作処理手段12aは、通知されたキーコ
ードの2で操作処理項目群情報ファイル13aを検索す
ると、操作処理項目の内部処理用キーコードと一致し、
操作処理項目2を検索することができる。そして、この
操作処理項目2には、操作ウィンドウタイプと操作ウィ
ンドウ表示位置が未設定であるので、表示データの起動
操作受付表示データを表示出力装置4へ出力する。そし
て、動作指示出力データの起動信号出力データを伝送装
置5を介して制御装置6へ伝え、操作端7へ制御装置6
から起動指示信号を操作端7へ出力する。
【0094】次に、キー入力装置2のキー13がオペレ
ータにより入力されたとき、キー入力装置キー入力手段
9は、キーコードの13を入力し、このキーコードをキ
ーコード変換手段32へ通知する。キーコード変換手段
32は、キーコードの13を通知されると、キーコード
変換情報記憶ファイル31のキー入力装置キー13に記
憶されている内部処理用キーコードの1をキーコードと
して操作処理手段12aへ通知する。
【0095】操作処理手段12aは、内部処理用キーコ
ードの1が通知されたので、このキーコード1で操作処
理項目群情報ファイル13aを検索すると、操作処理項
目1の内部処理用キーコードと一致し、操作処理項目1
を検索する。そして、この操作処理項目1には、操作ウ
ィンドウタイプ1と操作ウィンドウ表示位置に5が設定
してあるので、操作ウィンドウタイプと操作ウィンドウ
表示位置と操作ウィンドウ表示データを操作ウィンドウ
表示手段27へ通知する。また、動作指示出力データは
設定されていないので、ここでは、操作端7への動作指
示出力の処理は行わない。
【0096】操作ウィンドウ表示手段27は、操作ウィ
ンドウ表示データが存在しないので、現在表示中の操作
ウィンドウを通知された操作ウィンドウ表示位置の5の
表示位置を原点として移動表示する。そして、操作処理
受付キーコード情報ファイル30の操作ウィンドウタイ
プの1の情報に従って、使用Index数の4つ分のI
ndex0からIndex3の内部処理用キーコードの
0,1,2,3をキーコード変換情報記憶ファイル31
の操作ウィンドウ表示位置の5に対応したキー入力装置
キー番号のキー入力装置キー20からのキー入力装置キ
ー20,21,22,23に記憶させる(図29に示す
ように操作ウィンドウ表示位置の5に対応するキー入力
装置キー20〜23に該当する)。
【0097】次に、キー入力装置2のキー22がオペレ
ータにより入力されたとき、キー入力装置キー入力手段
9は、キーコードの22を入力し、このキーコードをキ
ーコード変換手段32へ通知する。キーコード変換手段
32は、キーコードの22を通知されると、キーコード
変換情報記憶ファイル31のキー入力装置キー22に記
憶されている内部処理用キーコードの2をキーコードと
して操作処理手段12aへ通知する。
【0098】操作処理手段12aは、通知されたキーコ
ードの2で操作処理項目群情報ファイル13aを検索す
ると、操作処理項目2の内部処理用キーコードと一致
し、操作処理項目2を検索することができる。そして、
この操作処理項目2には、操作ウィンドウタイプと操作
ウィンドウ表示位置が未設定であるので、表示データの
起動操作受付表示データを表示出力装置4へ出力する。
そして、動作指示出力データの起動信号出力データを伝
送装置5を介して制御装置6へ伝え、制御装置6から起
動指示信号を操作端7へ出力する。
【0099】このように第6実施の形態によれば、予め
入力装置のキーコード毎に対応づけた内部処理用キーコ
ードをキーコード変換情報記憶ファイルへ記憶させ、内
部処理用キーコードと操作処理項目と操作処理項目に対
応する操作ウィンドウ表示情報と操作端への出力情報と
次の操作端情報とを記憶する操作処理項目群情報ファイ
ルと、操作ウィンドウ毎に操作ウィンドウ番号に対応す
る内部処理用キーコードを記憶する操作処理受付キーコ
ード情報ファイルと、入力装置からキーコードが入力さ
れるとキーコード変換情報記憶ファイルを参照して入力
されたキーコードに対応する内部処理用キーコードを検
索抽出するキーコード変換手段と、操作処理項目群情報
ファイルを参照してキーコード変換手段によって検索抽
出された内部処理用キーコードによって操作処理信号を
作成して出力する一方、内部処理用キーコードに対応す
る次の操作端表示情報と操作ウィンドウ表示情報を表示
出力装置へ出力する操作処理手段と、次に操作端表示情
報と操作ウィンドウ情報とによって操作処理受付キーコ
ード情報ファイルを参照してキーコード変換情報記憶フ
ァイルの次のキー入力のための内部処理用キーコードを
更新する操作ウィンドウ表示手段とを設けるようにした
ので、キー入力装置に対応する表示出力装置上の操作ウ
ィンドウの位置を画面毎に変更されるので、オペレータ
の操作がし易く的確なプラント操作ができる。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、予め操作手順に応じて操作処理項目群有効指標フ
ァイルに記憶される有効指標の操作項目のみを操作処理
手段へ出力するので、操作手順以外の選択情報によって
誤った操作信号がプラント機器へ出力されることが阻止
でき、操作の安全を保つことができる。また、操作手順
毎に表示出力装置に表示される操作項目に対応する操作
情報を入力するための表示が必要なもののみに限定し、
従来のように全ての操作項目に対応した操作情報を入力
する表示がされないので、操作画面上からの情報の入力
がし易く操作性を向上させることができる。
【0101】また、請求項2の発明によれば、予め定め
られた実行条件とプラント状態に応じて操作信号を出力
するようにしたので、プラントへの悪影響を与えること
が阻止でき、プラントの安全を確保できる。
【0102】また、請求項3の発明によれば、操作項目
が予め定めるバイパス条件にプラントの状態から該当す
ると判断されたとき、その操作項目の処理がされないの
で、不要な表示や操作端への出力が回避され不要な誤操
作を防止でき、プラントを安全に維持できる。
【0103】また、請求項4の発明によれば、操作項目
が予め定める中断条件とプラントの状態から判断された
とき、その操作項目の処理がされないので、不要な表示
や操作端への出力が回避され不要な誤操作を防止でき、
プラントの安全が確保できる。
【0104】また、請求項5の発明によれば、表示出力
装置上のグラフィック表示の表示位置とそのサイズを画
面毎に応じて変更されるので、一律の画面表示に比べオ
ペレータが操作状況に即して表示出力装置上に操作対象
の表示に対して操作ができ、操作がし易く、操作効率が
向上する。
【0105】また、請求項6の発明によれば、キー入力
装置に対応する表示出力装置上の操作ウィンドウの位置
を画面毎に変更されるので、オペレータの操作がし易く
的確なプラント操作ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示すプラント操作装
置の構成図である。
【図2】図1の操作処理項目群有効判定通知手段の処理
手順を示すフローチャートである。
【図3】図1の操作処理項目群有効指標ファイルの構成
図である。
【図4】図1の操作処理項目群情報ファイルの構成図で
ある。
【図5】図1の操作処理項目群手順情報ファイルの構成
図である。
【図6】図1の操作処理項目群有効指標ファイルの更新
および設定を示す説明図である。
【図7】本発明の第2実施の形態を示すプラント操作装
置の構成図である。
【図8】図7の操作処理項目群情報ファイルの構成図で
ある。
【図9】図7の実行条件判定手段の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図10】図7の操作処理項目実行条件情報ファイルの
構成図である。
【図11】図9のフローチャートの実行条件の論理演算
を示した図である。
【図12】図7の実行条件不成立処理項目群情報ファイ
ルの構成図である。
【図13】本発明の第3実施の形態を示すプラント操作
装置の構成図である。
【図14】図13の操作処理項目群情報ファイルの構成
図である。
【図15】図13の操作処理バイパス判定手段の処理手
順を示すフローチャートである。
【図16】図13の操作処理バイパス条件情報ファイル
の構成図である。
【図17】図15のフローチャートのバイパス条件の論
理演算を示した図である。
【図18】図13の操作処理手段の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図19】本発明の第4実施の形態を示すプラント操作
装置の構成図である。
【図20】図19の操作処理手段の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図21】図19の操作処理中断判定手段の処理手順を
示すフローチャートである。
【図22】図19の操作処理項目実行条件情報ファイル
の構成図である。
【図23】図21のフローチャートの中断条件の論理演
算を示した図である。
【図24】本発明の第5実施の形態を示すプラント操作
装置の構成図である。
【図25】図24の操作ウィンドウ表示位置サイズ記憶
ファイルの構成図である。
【図26】図24の操作処理項目群情報ファイルの構成
図である。
【図27】本発明の第6実施の形態を示すプラント操作
装置の構成図である。
【図28】図27のキーコード変換情報記憶ファイルの
構成図である。
【図29】図27のキー入力装置のキー配列と表示出力
装置の操作ウィンドウの表示位置の関係を示した図であ
る。
【図30】図27の操作処理項目群情報ファイルの構成
図である。
【図31】図27の操作処理受付キーコード情報ファイ
ルの構成図である。
【図32】従来のプラント操作装置の構成図である。
【符号の説明】
1 座標入力装置 2 キー入力装置 3 計算機 4 表示出力装置 5 伝送装置 6 制御装置 7 操作端 8 座標入力装置座標入力手段 9 キー入力装置キー入力手段 10 操作処理項目群有効判定通知手段 11 操作処理項目群有効指標ファイル 12 操作処理手段 13 操作処理項目群情報ファイル 14 操作手順更新手段 15 操作処理項目群手順情報ファイル 16 操作処理項目実行条件情報ファイル 17 実行条件判定手段 18 実行条件不成立処理項目群情報ファイル 19 プロセス状態入力手段 20 プロセス状態記憶ファイル 21 プロセス入出力装置 22 警告灯 23 操作処理バイパス判定手段 24 操作処理バイパス条件情報ファイル 25 操作処理中断判定手段 26 操作処理中断条件情報ファイル 27 操作ウィンドウ表示手段 28 操作ウィンドウ表示位置サイズ記憶ファイル 29 相対座標変換手段 30 操作処理受付キーコード情報ファイル 31 キーコード変換情報記憶ファイル 32 キーコード変換手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラント機器へ操作信号を出力するため
    に必要なプラント機器やスイッチ類を模擬する表示を含
    めた各種操作表示情報を操作手順に応じて表示する表示
    出力装置と、この表示出力装置に表示される前記各種操
    作表示に基づいてオペレータが前記操作信号を出力する
    プラント機器の特定や操作内容を選択して選択情報とし
    て選択入力する入力装置とを有して、この入力装置から
    選択入力された選択情報と予め記憶された選択情報を特
    定する操作特定情報とから操作する項目を操作項目とし
    て特定して対応するプラント機器を操作するプラント操
    作装置において、 前記選択入力された選択情報から対応する操作項目を検
    索抽出するための検索抽出情報をまとめた前記操作特定
    情報である操作処理項目群情報ファイルと、 予め定めた操作手順に応じてプラント機器へ操作信号を
    出力して良い場合を有効な操作項目とし、プラント機器
    への操作信号を無用として出力を禁止する場合を無効な
    操作項目として操作項目によってまとめた操作処理項目
    群有効指標ファイルと、 前記選択入力された選択情報と前記操作処理項目群情報
    ファイルの検索抽出情報とから対応する操作項目を検索
    抽出する一方、検索抽出された操作項目について前記操
    作処理項目群有効指標ファイルを参照して有効な操作項
    目のときのみ該当する有効な操作項目を通知する操作処
    理項目群有効判定通知手段と、 この操作処理項目群有効判定通知手段による有効な操作
    項目の通知が入力されると前記操作信号を作成してプラ
    ント機器へ出力すると共に、前記表示出力装置へ有効な
    操作項目を通知する操作処理手段と、 この操作処理手段から有効な操作項目を入力して予め操
    作手順を定める操作処理項目群手順情報ファイルから次
    の操作手順として有効な操作項目を前記操作処理項目群
    有効指標ファイルへ転送して複写する操作手順更新手段
    とを備え、 無用な操作信号がプラント機器へ出力されるのを阻止す
    ることを特徴とするプラント操作装置。
  2. 【請求項2】 プラント機器へ操作信号を出力するため
    に必要なプラント機器やスイッチ類を模擬する表示を含
    めた各種操作表示情報を操作手順に応じて表示する表示
    出力装置と、この表示出力装置に表示される前記各種操
    作表示に基づいてオペレータが前記操作信号を出力する
    プラント機器の特定や操作内容を選択して選択情報とし
    て選択入力する入力装置とを有して、この入力装置から
    選択入力された選択情報と予め記憶された選択情報を特
    定する操作特定情報とから操作する項目を操作項目とし
    て特定して対応するプラント機器を操作するプラント操
    作装置において、 前記選択入力された選択情報から対応する操作項目を検
    索抽出するための検索抽出情報をまとめた前記操作特定
    情報である操作処理項目群情報ファイルと、 前記選択入力された選択情報と前記操作処理項目群情報
    ファイルの検索抽出情報とから対応する操作項目を検索
    抽出して通知する操作処理項目群有効判定通知手段と、 操作項目毎に予め前記プラント機器へ操作信号を出力す
    る実行条件を記述する操作処理項目実行条件情報ファイ
    ルと、 プラント機器からプラント情報を入力してプロセス状態
    記憶ファイルへ記憶するプラント情報入力手段と、 前記操作処理項目群通知手段から操作項目の通知が入力
    したとき前記操作処理項目実行条件情報ファイルを参照
    して前記プロセス状態記憶ファイルから取込んだプラン
    ト情報によって実行条件の判定を行い、実行条件が成立
    したときのみ該当する操作項目を通知する実行条件判定
    手段と、 この実行条件判定手段により操作項目が通知されたと
    き、前記操作信号を作成して出力すると共に、前記表示
    出力装置へ操作項目を通知する操作処理手段とを備え、 プラント状態に応じて無用な操作信号の出力を阻止する
    ことを特徴とするプラント操作装置。
  3. 【請求項3】 プラント機器へ操作信号を出力するため
    に必要なプラント機器やスイッチ類を模擬する表示を含
    めた各種操作表示情報を操作手順に応じて表示する表示
    出力装置と、この表示出力装置に表示される前記各種操
    作表示に基づいてオペレータが前記操作信号を出力する
    プラント機器の特定や操作内容を選択して選択情報とし
    て選択入力する入力装置とを有して、この入力装置から
    選択入力された選択情報と予め記憶された選択情報を特
    定する操作特定情報とから操作する項目を操作項目とし
    て特定して対応するプラント機器を操作するプラント操
    作装置において、 前記選択入力された選択情報から対応する操作項目を検
    索抽出するための検索抽出情報をまとめた前記操作特定
    情報である操作処理項目群情報ファイルと、 操作項目毎に操作信号の出力を禁止してバイパスするか
    否かを判定する論理条件を記憶する操作処理バイパス条
    件情報ファイルと、 プラントの状態値を入力してプロセス状態記憶ファイル
    へ記憶するプロセス状態入力手段と、 操作項目が通知されたとき前記操作処理バイパス条件情
    報ファイルの論理条件と前記プロセス状態記憶ファイル
    に記憶されたプラント状態値とに基づいてバイパス条件
    が成立するか否かを判定する操作処理バイパス判定手段
    と、 前記選択情報が入力すると前記操作処理項目群情報ファ
    イルを参照して操作項目を検索抽出して前記操作処理バ
    イパス判定手段へ通知する一方、前記操作処理バイパス
    判定手段からバイパス条件の成立の通知を入力するとそ
    の操作項目についての操作信号の出力を禁止して、次の
    処理に移行するバイパスをする操作処理手段とを備える
    ことを特徴とするプラント操作装置。
  4. 【請求項4】 プラント機器へ操作信号を出力するため
    に必要なプラント機器やスイッチ類を模擬する表示を含
    めた各種操作表示情報を操作手順に応じて表示する表示
    出力装置と、この表示出力装置に表示される前記各種操
    作表示に基づいてオペレータが前記操作信号を出力する
    プラント機器の特定や操作内容を選択して選択情報とし
    て選択入力する入力装置とを有して、この入力装置から
    選択入力された選択情報と予め記憶された選択情報を特
    定する操作特定情報とから操作する項目を操作項目とし
    て特定して対応するプラント機器を操作するプラント操
    作装置において、 前記選択入力された選択情報から対応する操作項目を検
    索抽出するための検索抽出情報をまとめた前記操作特定
    情報である操作処理項目群情報ファイルと、 操作項目毎に操作信号の出力を一旦中断するか否かを判
    定する論理条件を記憶する操作処理項目実行条件情報フ
    ァイルと、 プラントの状態値を入力してプロセス状態記憶ファイル
    へ記憶するプロセス状態入力手段と、 操作項目が通知されたとき前記操作処理項目実行条件情
    報ファイルの論理条件と前記プロセス状態記憶ファイル
    に記憶されたプラント状態値とに基づいて中断条件が成
    立するか否かを判定する操作処理中断判定手段と、 前記選択情報が入力すると前記操作処理項目群情報ファ
    イルを参照して操作項目を抽出して前記操作処理中断判
    定手段へ出力する一方、前記操作処理中断判定手段から
    中断条件の成立の通知を入力するとその操作項目につい
    てのみ操作信号の出力を一旦中断する操作処理手段とを
    備えることを特徴とするプラント操作装置。
  5. 【請求項5】 プラント機器へ操作信号を出力するため
    に必要なプラント機器やスイッチ類を模擬する表示を含
    めた各種操作表示情報を操作手順に応じて表示する表示
    出力装置と、この表示出力装置に表示される前記各種操
    作表示に基づいてオペレータが前記操作信号を出力する
    プラント機器の特定や操作内容を選択して選択情報とし
    て選択入力する入力装置とを有して、この入力装置から
    選択入力された選択情報と予め記憶された選択情報を特
    定する操作特定情報とから操作する項目を操作項目とし
    て特定して対応するプラント機器を操作するプラント操
    作装置において、 操作項目毎に前記表示出力装置に表示される機器を模擬
    した操作グラフィックの表示原点と表示サイズからなる
    表示範囲を記憶する操作ウィンドウ表示位置サイズ記憶
    ファイルと、 操作項目毎に各操作項目に対応した操作入力受付座標範
    囲と次の操作項目番号を記憶する操作処理項目群情報フ
    ァイルと、 前記入力装置から入力した選択情報としての操作座標デ
    ータが前記操作ウィンドウ表示位置サイズ記憶ファイル
    のどの表示範囲に含まれているか検索して得られた表示
    範囲を特定する情報を出力する手段と、 この手段によって検索された表示範囲を特定する情報を
    入力して前記操作処理項目群情報ファイルを参照して操
    作入力受付座標範囲から操作項目を検索抽出して前記操
    作信号を作成して出力すると共に、前記表示出力装置へ
    通知し、さらに、次の操作処理項目番号を抽出する操作
    処理手段と、 この操作処理手段によって抽出された次の操作処理項目
    番号を前記操作ウィンドウ表示位置サイズ記憶ファイル
    へ通知してその内容を更新する操作ウィンドウ表示手段
    とを備えることを特徴とするプラント操作装置。
  6. 【請求項6】 プラント機器へ操作信号を出力するため
    に必要なプラント機器やスイッチ類を模擬する表示を含
    めた各種操作表示情報を操作手順に応じて表示する表示
    出力装置と、この表示出力装置に表示される前記各種操
    作表示に基づいてオペレータが前記操作信号を出力する
    プラント機器の特定や操作内容を選択して選択情報とし
    て選択入力する入力装置とを有して、この入力装置から
    選択入力された選択情報と予め記憶された選択情報を特
    定する操作特定情報とから操作する項目を操作項目とし
    て特定して対応するプラント機器を操作するプラント操
    作装置において、 予め入力装置のキーコード毎に対応づけた内部処理用キ
    ーコードを記憶するキーコード変換情報記憶ファイル
    と、 前記内部処理用キーコードと操作項目と操作項目に対応
    する操作ウィンドウ表示情報と次の操作端表示情報と操
    作ウィンドウ表示情報を記憶する操作処理項目群情報フ
    ァイルと、 操作ウィンドウ毎に操作ウィンドウ番号に対応する内部
    処理用キーコードを記憶する操作処理受付キーコード情
    報ファイルと、 前記入力装置からキーコードが入力されると前記キーコ
    ード変換情報記憶ファイルを参照して入力されたキーコ
    ードに対応する内部処理用キーコードを検索抽出するキ
    ーコード変換手段と、 前記操作処理項目群情報ファイルを参照して前記キーコ
    ード変換手段によって検索抽出された内部処理用キーコ
    ードによって前記操作信号を作成して出力する一方、前
    記内部処理用キーコードに対応する次の操作端表示情報
    と操作ウィンドウ表示情報を前記表示出力装置へ出力す
    る操作処理手段と、 前記次の操作端表示情報と前記操作ウィンドウ情報とに
    よって前記操作処理受付キーコード情報ファイルを参照
    して前記キーコード変換情報記憶ファイルの次のキー入
    力のための内部処理用キーコードを更新する操作ウィン
    ドウ表示手段とを備えることを特徴とするプラント操作
    装置。
JP20101996A 1996-07-12 1996-07-12 プラント操作装置 Pending JPH1031502A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20101996A JPH1031502A (ja) 1996-07-12 1996-07-12 プラント操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20101996A JPH1031502A (ja) 1996-07-12 1996-07-12 プラント操作装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006252701A Division JP2006331462A (ja) 2006-09-19 2006-09-19 プラント操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1031502A true JPH1031502A (ja) 1998-02-03

Family

ID=16434125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20101996A Pending JPH1031502A (ja) 1996-07-12 1996-07-12 プラント操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1031502A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012008893A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Hakko Denki Kk 作画支援システム、および作画支援システムにおける支援装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012008893A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Hakko Denki Kk 作画支援システム、および作画支援システムにおける支援装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2557358B2 (ja) 情報処理装置
KR950012071B1 (ko) 정보처리 시스템
JPH1031502A (ja) プラント操作装置
JPS62249225A (ja) 情報処理システムの表示方式
JP2005018406A (ja) 情報表示制御装置、サーバ及びプログラム
JPH02214977A (ja) データ検索方法
JP2008009859A (ja) 検索インデックス作成装置及び検索インデックス作成方法
JP2006331462A (ja) プラント操作装置
JPS6068473A (ja) ワードプロセッサ等の該当罫線探索方法
JPH03168801A (ja) プラント操作装置
JPH08147265A (ja) 操作性検証方法及び装置
JP2000148750A (ja) 文書処理装置のコマンド制御方法および装置
JPH0830426A (ja) データ処理装置
JPH07192007A (ja) 文書処理装置
JP2001290809A (ja) データ処理装置、及び記憶媒体
JPH02148118A (ja) 操作手順表示方式
JPH1124729A (ja) 運転操作支援装置
JPH0756902A (ja) 文書編集装置
JPH07248881A (ja) 対話型処理装置
JP2938300B2 (ja) 情報処理装置
JP2002341933A (ja) 発電プラント監視装置
JP2002341992A (ja) 情報端末装置、及びプログラム
JPH0877106A (ja) データ処理装置
JPH0194483A (ja) 配置設計支援装置
EP0292647A2 (en) Operator assistance method for data processing

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050314

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060718

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060919

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070508