JP2012008893A - 作画支援システム、および作画支援システムにおける支援装置 - Google Patents

作画支援システム、および作画支援システムにおける支援装置 Download PDF

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Abstract

【課題】各種画面サイズに応じた画面データ生成に関して、メモリ容量の増大を抑えると共に処理負荷を軽減できる。
【解決手段】画面作成支援部15は、任意の画面データ作成を支援すると共に、作成された画面データを、相対座標、相対サイズ等から成る相対情報画面データに変換して保存する。任意のタッチパネル付き表示器20に画面データをダウンロードする際には、相対−絶対座標変換部16によって、この表示器20の画面サイズに応じた画面データを相対情報画面データに基づいて生成し、生成された画面データを転送部17によってダウンロードさせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、プログラマブル表示器に表示させる画面データの作成方法に関する。
従来より、プログラマブルコントローラ(PLC)に関するシステムとして、当該PLC自体(コントローラ本体)と、このPLC本体と接続して制御指示や各種センサデータ等の表示を行うプログラマブル表示器とを有するシステムが知られている。この様なシステムでは、更に支援装置を有する場合が多い。
プログラマブル表示器は、コントローラ本体(PLC本体)と接続して、コントローラ本体に接続されている各種制御対象デバイスの稼動状況を表示するため、あるいは各デバイスへの制御指示を与えるための所定の画面(以下、監視/制御画面というものとする)を表示して、ユーザによる任意の入力を受付ける機能等を備えた操作型表示器として知られている。
一般に、プログラマブル表示器は、グラフィック型表示・入力機能を有しており、ディスプレイ上に上記監視/制御画面の表示(スイッチ、グラフ、メータ等のグラフィカル表示)を行い、またタッチパネルによる入力操作を受け付けている。タッチパネルを用いることで、作業員等は、上記スイッチ等のグラフィカル表示の表示位置を指でタッチすることで、所望の操作を行うことができる。
ここで、上記支援装置は、PLC本体で実行される制御プログラムの作成を支援し、作成された制御プログラムをPLC本体にダウンロードする機能や、上記プログラマブル表示器の監視/制御画面の作成を支援し、作成された監視/制御画面に関するデータ(以下、画面データというものとする)をプログラマブル表示器にダウンロードする機能等を有している。
尚、支援装置は、例えば上記の様な支援機能を実現するアプリケーションプログラムがインストールされているパソコン等である。よって、一般的なパソコンの構成、すなわちCPU、メモリ、ハードディスク、ディスプレイ、キーボード/マウス、通信インタフェース等を有している。
ユーザは、上記支援装置において、任意の内容の上記監視/制御画面を作成する。これは、例えば、支援装置には、予め上記スイッチ、グラフ、メータ等の各種部品画像(アイテムと呼ぶ場合もある)が記憶されており、また支援装置は自己のディスプレイ上に上記監視/制御画面作成の為の画面領域を表示する。
ユーザが、上記キーボード/マウス等を操作して上記各種部品画像をそれぞれ上記画面領域上の所望の位置に配置していくことで、上記監視/制御画面を作成する。尚、各種部品画像の位置だけでなく大きさを任意に決めることも可能である。上記監視/制御画面の画面データには、上記配置された各種部品画像の配置座標や大きさ(長さ)等の情報が含まれている。
ここで、例えば上記プログラマブル表示器のようにタッチパネルとディスプレイを有する装置を、以下、「タッチパネル付き表示器」と呼ぶものとする。「タッチパネル付き表示器」は、制御機器(PLC本体も含む)や上記支援装置等と接続し得るものであり、様々な種類/大きさのものが存在する。タッチパネル付き表示器のディスプレイのサイズ(画面解像度)は、QVGA、VGA、SVGA、XGAなど様々な画面サイズ(画面解像度)が存在している。上記支援装置によって作成された監視/制御画面は、タッチパネル付き表示器にダウンロードすることになり、上記の様な様々な画面サイズのタッチパネル付き表示器にダウンロードすることになる場合も有り得る。
従来では、これら表示器に表示するスイッチなどのアイテムは、ピクセルといった絶対的な数値やアドレスで管理している。例えば図4に示すように、支援装置100において、例えばQVGAタッチパネル付き表示器110用の画面データ111を作成して保存しておく。そして、QVGAタッチパネル付き表示器110にダウンロード(転送)する場合には、保存している画面データ111をそのままダウンロードする。一方、このQVGAサイズ以外の表示器にダウンロードする場合には、例えばSVGAタッチパネル付き表示器120にダウンロードする場合には、QVGAサイズ(320×240ピクセル)からSVGAサイズ(800×600)サイズに変換した画面データ121を生成して、これをSVGAタッチパネル付き表示器120に転送していた。
あるいは、予め各画面サイズ毎に対応して、画面データを作成して保存していた。そして、ダウンロードする際には、ダウンロード先のタッチパネル付き表示器の画面サイズに応じた画面データファイルを選択して、選択した画面データの転送を行っていた。
また、ある特定のサイズの画面データを開いた後、異なるサイズの機種に変更すると自動的にサイズ調整を行うこと可能であるが、この機能では、画面データが別々のものとなるため、保存する画面データ数が多くなると画面データの管理が複雑になってしまう。
また、特許文献1の従来技術は、既に作成されている画面における表示要素のサイズを解像度の異なるプログラマブル表示器に適したサイズに自動的に変更する技術である。
特許文献1の従来技術では、パーソナルコンピュータにおいて画面を作成する画面エディタは、機種指定部と機種変更部とを備える。機種指定部は、現在指定されているプログラマブル表示器の機種に対して、変更されるプログラマブル表示器の機種が指定されると、両機種のディスプレイの解像度を比較して、両解像度が異なる場合に、ユーザに画面の表示要素(部品等のオブジェクト)のサイズ及び位置を変更するか否かを促す。
ユーザによって表示要素のサイズ及び位置の変更が指示された場合、機種変更部は、指定された機種への情報の書き換えとともに、両機種のディスプレイの解像度の比率に基づいて表示要素のサイズ及び位置を演算する。
特開2008−96935号公報
上記従来技術のうち、例えばタッチパネル付き表示器に転送する画面データを、各画面サイズ毎に作成・保存する従来技術の場合、同じ内容であるにも係わらず各サイズ毎に画面データを作成して記録領域に保存する必要があり、その分必要となるメモリ容量が増大し、また画面データの管理方法が複雑となっていた。
これに対して、上記特許文献1の従来技術の場合、画面データは、現在指定されているプログラマブル表示器のディスプレイの解像度に応じたものを1つだけ保持していればよく、メモリ容量は少なくて済む。しかしながら、特許文献1では、上記のように変更前後の両機種のディスプレイの解像度を比較して、両解像度が異なるか否かを判定する処理や、両解像度が異なる場合には両解像度の比率を算出する処理や、この比率に基づいて表示要素のサイズ及び位置を演算する処理が必要になる。
本発明の課題は、画面サイズ毎に画面データを生成・保存する必要なく、且つ、転送先の表示装置の画面サイズに応じた画面データ生成処理を容易に行えるようにし、メモリ容量の増大を抑えると共に処理負荷を軽減できる、作画支援システム、作画支援システムにおける支援装置等を提供することである。
本発明の第1の作画支援システムは、機器を制御する制御装置のHMI機器として機能する表示装置と、該表示装置に表示させる画面データを編集する支援装置と、を具備する作画支援システムであって、前記支援装置は、前記画面データを、任意の画面に対する相対的な配置情報から成る相対情報画面データに変換して、該相対情報画面データを保存する画面作成支援手段と、前記相対情報画面データから任意の画面サイズに応じた画面データを生成する第1相対−絶対座標変換手段と、該第1相対−絶対座標変換手段によって生成された画面データを、前記表示装置にダウンロードする第1転送手段とを有する。
また、本発明の第2の作画支援システムは、機器を制御する制御装置のHMI機器として機能する表示装置と、該表示装置に表示させる画面データを編集する支援装置と、を具備する作画支援システムであって、前記支援装置は、前記画面データを、任意の画面に対する相対的な配置情報から成る相対情報画面データに変換して、該相対情報画面データを保存する画面作成支援手段と、該相対情報画面データを、任意の前記表示装置にダウンロードする第2転送手段と、を有し、前記表示装置は、前記第2転送手段によってダウンロードされた前記相対情報画面データに基づいて、該相対情報画面データから自装置の画面サイズに応じた画面データを生成する第2相対−絶対座標変換手段を有する。
上記第1、第2の作画支援システムにおいて、例えば、前記画面データは、任意の領域上で任意の各アイテムを任意の位置に配置させることで作成されるものであり、
前記画面作成支援手段は、前記各アイテムの前記領域上での配置位置またはサイズを示す実アドレスまたは実サイズを、該任意の領域のサイズと該実アドレスまたは実サイズとの比である相対アドレスまたは相対サイズに変換することで前記相対情報画面データを生成する。
上記第1、第2の作画支援システムは、何れも、ユーザ等によって任意に作成された画面データを、任意の画面に対する相対的な配置情報から成る相対情報画面データの形で保存している。ダウンロード先として様々な画面サイズの各種表示装置がある場合でも、各表示装置毎(各画面サイズ毎)に対応する画面データを保存しておく必要なく、相対情報画面データのみを保存しておけばよい。そして、必要なときに、相対情報画面データから任意の(または所定の)画面サイズに応じた画面データを生成すればよい。この画面データ生成は、第1の作画支援システムでは支援装置側で行い、第2の作画支援システムでは各表示装置側で行う。
本発明の作画支援システム、作画支援システムにおける支援装置等によれば、各画面サイズ毎に画面データを生成・保存する必要なく、且つ、転送先の表示装置の画面サイズに応じた画面データ生成処理を容易に行えるようにし、メモリ容量の増大を抑えると共に処理負荷を軽減できる。
本例の実施例1のPLCシステムの構成図である。 (a)は画面データ作成用領域、(b)はこの領域上で作成された監視/制御画面の一例であり、(c)は相対−絶対変換後の監視/制御画面を示す図である。 本例の実施例2のPLCシステムの構成図である。 従来のタッチパネル付き表示器の画面データ管理方法を説明する為の図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本例の実施例1のPLCシステムの構成図である。
図示の例のPLCシステムは、支援装置10と、複数のタッチパネル付き表示器20(20a,20b,20c,20d)から成る。支援装置10、タッチパネル付き表示器20は、通信線1に接続可能であり、通信線1に接続している状態では通信線1を介して相互に通信可能であり、特に後述する支援装置10からタッチパネル付き表示器20への画面データのダウンロードが可能である。
ここでは、各タッチパネル付き表示器20は、それぞれディスプレイのサイズ(画面サイズ)が異なるものとする。すなわち、表示器20aはQVGA、表示器20bはVGA、表示器20cはSVGA、表示器20dはXGAであるものとする。尚、PLCシステムには、更に上述したPLC本体等もあるが、ここでは省略しており、説明も行わない。
但し、必ずしも全ての表示器20(20a,20b,20c,20d)が存在するとは限らないし、また同サイズの表示器20が複数存在することも有り得る。図示の例は、支援装置10が接続して後述する画面データをダウンロードし得るタッチパネル付き表示器20が、複数種類存在し、特に画面サイズが異なるものが存在することを示すものである。尚、ここでは画面サイズは異なっても画面データの内容自体は同じであることを前提として説明するものとする。
尚、よく知られているように、それぞれの画面サイズ(画面解像度)は、QVGAは320×240ピクセル、VGAは640×480ピクセル、SVGAは800×600ピクセル、XGAは1024×768ピクセルである。
タッチパネル付き表示器20は、少なくとも不図示のディスプレイ、タッチパネル、支援装置10との通信インタフェース、制御機器との入出力インタフェース、CPU/MPU等の演算プロセッサ、メモリ等の記憶装置を有している。
上記メモリ等の記憶装置には予め所定のアプリケーションプログラムが記憶されており、更に支援装置10からダウンロードされる画面データが記憶されるものであり、上記CPU/MPU等の演算プロセッサが上記所定のアプリケーションプログラムを読出し・実行することにより(更に画面データを用いることにより)、タッチパネル付き表示器20は以下に説明する各種処理機能を実現する。
タッチパネル付き表示器20は、例えば上述したプログラマブル表示器等であり、制御機器を接続し、制御機器の監視/制御を行う。タッチパネル付き表示器20のディスプレイには、ユーザによって制御機器の監視/制御を行わせる為の所定の画面(例えば上記監視/制御画面等)が表示される。上記の通り、この監視/制御画面の表示や入力には、上記画面データが用いられる。
タッチパネル付き表示器20は、グラフィック表示・入力機能を有しており、ディスプレイ上に上記監視/制御画面の表示(スイッチ、グラフ、メータ等のグラフィカル表示)を行い、またタッチパネルによる入力操作を受け付けている。タッチパネルを用いることで、作業員等は、上記スイッチ等のグラフィカル表示の表示位置を指でタッチすることで、所望の操作(制御指令等)を行うことができる。既に述べたように、この様なグラフィック表示・入力機能は、支援装置10において生成されてタッチパネル付き表示器20にダウンロード(転送)された画面データによって実現される。
支援装置10は、ハードウェア的には例えば一般的なパーソナルコンピュータ等で実現できる(汎用のコンピュータ装置である)。よって、支援装置10は、特に図示しないが一般的なパーソナルコンピュータ等の各種構成を備えており、当然、図示のCPU/MPU等の演算プロセッサ11や、メモリ、ハードディスク等の記憶装置12、通信インタフェース13等を備えている。更に特に図示しないが、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置や、キーボード、マウス等の入力装置も備えている。
後述する画面データ作成の際には、ユーザは、表示装置に表示される後述する画面データ作成用領域やアイテム一覧を参照しながら、キーボード、マウス等の入力装置を操作することになる。
上記ハードディスク等の記憶装置12には、予め所定のアプリケーションプログラムが記憶されている。上記CPU/MPU等の演算プロセッサ11は、このアプリケーションプログラムを読出し・実行することにより、以下に説明する各種処理機能を実現するものであり、特に後述する画面作成支援部15、相対−絶対座標変換部16、転送部17の各種処理機能を実現するものである。
支援装置10において、ユーザは任意の画面データを作成できる。支援装置10は、この様な画面データ作成を支援する機能を備える。
この様な画面データ生成支援機能の基本的な処理動作は、既存技術であり、ここでは特に詳細には説明しない。簡単に説明するならば、まず、スイッチ、グラフ、メータ等の各種アイテムが一覧表示されると共に、画面データ作成用の領域が表示される。ユーザは、任意のアイテム(通常は複数のアイテム)を選択して、選択した各アイテムを画面データ作成用領域上の所望の位置に配置する。その際、配置するアイテムの大きさを自由に変更することも可能である。この様に各アイテムを各所に配置することで、画面データが作成される。
上記のように作成される画面データには、上記のように配置された各アイテムの座標データや、各アイテムの処理機能(例えばスイッチ機能)等の情報が含まれる。ここでは、各アイテムの処理機能については特に説明しない。座標等の配置に関する説明は行う。
ここで、従来であれば、例えば最初にタッチパネル付き表示器20の画面サイズが指定されることで(上記の例ではQVGA、VGA、SVGA、XGAの何れかが指定される)、上記画面データ作成用領域は、指定された画面サイズに応じた画面領域となり、上記画面データも指定された画面サイズに応じたものとなる。そして、上記画面データにおける各アイテムの座標データは、指定された画面サイズに応じた座標系の絶対座標(絶対アドレスまたは実アドレス等ともいうものとする)となる。
この様な従来技術に対して、本例の支援装置10では、上記画面データの作成支援に関しては、基本的な処理機能は従来技術と略同様であってよいが、上記画面データ作成用領域は、タッチパネル付き表示器20の画面サイズではなく(上記の例ではQVGA、VGA、SVGA、XGAの何れでもない)、任意の画面解像度の仮想的な画面サイズ(本例では400×300ピクセル)としている。そして、ユーザに、この様な任意の画面解像度の仮想画面領域(400×300ピクセル)上で任意の監視/制御画面を作成させ、この監視/制御画面の画面データをそのまま保存するのではなく後述する相対情報画面データに変換して保存する。
すなわち、本例の支援装置10では、作成された監視/制御画面の画面データをそのまま保存するのではなく、当該画面データにおける上記各アイテムの配置座標等(上記絶対座標)を、後述する相対座標となるように変換して、この変換後の画面データ(相対情報画面データと呼ぶ)を保存しておくものである。また、座標だけでなく、サイズ(長さ、半径等)に関しても、相対的な数値にして保存しておく。
本例の支援装置10は、画面データにおける各アイテムの配置座標やサイズを、画面サイズに関係ない相対的な数値(相対座標、相対サイズ等)で管理・保存する機能と、この相対的な数値(相対座標、相対サイズ等)の画面データに基づいて、転送先の表示器20の画面サイズに応じた実値(絶対座標、長さ等:実アドレス、実サイズ)から成る画面データを生成する機能とを有している。
すなわち、本例の支援装置10は、図示の画面作成支援部15と、相対−絶対座標変換部16の各処理機能を有する。また、相対−絶対座標変換部16で生成(相対−絶対変換)された画面データを、転送先のタッチパネル付き表示器20にダウンロード(転送)する転送部17も備えている。
尚、上記図1の構成は実施例1の構成とする。後に示す実施例2の構成は、上記相対−絶対座標変換部16に相当する機能が、支援装置10ではなく各タッチパネル付き表示器20側に備えられている。詳しくは後述する。
画面作成支援部15は、上記ユーザによる任意の画面データ作成を支援し、作成された画面データを記憶装置に記憶・保存する機能部である。以下、画面作成支援部15の機能について、図2に示す具体例を参照して説明する。本手法によれば、各種画面サイズのタッチパネル付き表示器20があっても、画面データを必要最小限に効率よく保存、管理することができる。
図2(a)には、上記画面データ作成用領域に相当する全画面領域を示す。この全画面領域(画面データ作成用領域)は、画面作成支援部15によって、支援装置10の表示装置に表示される。
図2(b)は、図2(a)に示す画面データ作成用領域上に任意の上記アイテムを任意の位置に配置することで、上記画面データが作成された状態を示す。図示の例では、アイテムとして、簡単にする為に円と文字列「あいうえ」と矩形を示すが、実際には上記スイッチ、グラフ、メータ等が配置されることになる。
ここで、まず、図2(a)に示す画面データ作成用領域は、図示のように左上角が始点、右下角が終点となっており、始点(0,0)、終点(400,300)の400×300ピクセルの領域となっている。つまり、上記仮想的な画面サイズに対応したものとなっている。よって、上記QVGA、VGA、SVGA、XGAの何れの画面サイズにも対応しない。
この様に本手法では、実際の画面サイズには無い、仮想の画面サイズを用いることもできる。但し、この様な例に限らず、上記QVGA、VGA、SVGA、XGAの何れの画面サイズに対応に対応した画面データ作成用領域を用いて、これら実在の何れかの画面サイズに対応した画面データを作成・保存してようにしてもよい。
そして、画面作成支援部15は、この様な仮想の画面サイズに対応した画面データを作成させた後、例えば当該画面データを保存する際に、当該画面データを、相対的な配置情報から成る相対情報画面データに変換して保存する。つまり、当該画面データにおける各アイテムの配置座標やサイズ(実アドレス、実サイズ;まとめて配置情報というものとする)を、画面サイズに関係ない相対的な数値(相対座標/相対アドレス、相対サイズ等;まとめて相対的な配置情報というものとする)に変換した画面データ(相対情報画面データというものとする)を生成して保存する。
尚、上記相対的な配置情報は、後述するように本例では画面データ作成用領域を基準としたものであり、例えば絶対座標等を画面データ作成用領域のX方向/Y方向のサイズとの比率で表したものある。ここで、画面データ作成用領域は上記のように任意の画面サイズの画面またはQVGA、VGA、SVGA、XGA等の画面サイズの画面に対応するものであり、これより上記相対的な配置情報は、任意の画面を基準として例えば絶対座標等をこの画面のX方向/Y方向のサイズとの比率で表したものということもできる。そして、これより、上記相対的な配置情報は、例えば「任意の画面に対する相対的な配置情報」等と表現できるものとする。
この様な絶対−相対変換に関して、以下、図2(b)に示す具体例を用いて説明する。
上記400×300ピクセルの領域において、上述した円と文字列「あいうえ」と矩形とが、図2(b)に示すように配置されたとする。
この例では、円の配置情報は中心座標と半径で示し、矩形(文字列も含む)の配置情報は左上角の座標(始点)と右下角の座標(終点)とで示すものとする。
図示の例では、まず“円”に関しては中心座標=(50,50)、半径=30となっている。尚、半径=30は、30ピクセル(画素)分の長さを意味する。これは、半径に限らず、長さ/大きさに関する数値全般に言えることである。また、文字列「あいうえ」は、始点=(200,50)、終点=(400,100)となっている。また、矩形は、始点=(100,150)、終点=(360,225)となっている。これらの始点、終点の座標は、上記400×300ピクセルの領域における絶対座標(実アドレス)である。
画面作成支援部15は、支援装置10のディスプレイ上に図2(a)に示す全画面領域(画面データ作成用の領域)を表示し、また不図示のアイテム一覧・選択画面を表示する等して、例えば図2(b)に示すような画面データをユーザに作成させると、この画面データを保存する際に、絶対−相対変換処理を行って、変換処理後の画面データを保存する。
すなわち、上記各アイテムの座標を、絶対座標から相対座標へと変換する。
ここで“相対座標”とは、絶対座標を、画面データ作成用領域のサイズ(本例では400×300ピクセル)との比率で表したものである。つまり、仮に絶対座標=(X,Y)とするならば、
相対座標(X,Y)=(X/400、Y/300)
によって相対座標を求めることができる。換言すれば、各アイテムの配置位置を示す絶対座標におけるX座標と、画面データ作成用領域のX方向のサイズとの比率(除算結果)を、相対座標におけるX座標とする。同様に、各アイテムの配置位置を示す絶対座標におけるY座標と、画面データ作成用領域のY方向のサイズとの比率(除算結果)を、相対座標におけるY座標とする。
また、各アイテムの配置を示す情報は、上記絶対座標に限らず、例えば上記円の半径等の“長さ”の情報もあるが、これについても上記絶対座標の場合と略同様にして相対的な長さに変換する。“長さ”の場合、画面データ作成用領域のX方向/Y方向の何れかの方向のサイズとの比率(除算結果)を、相対的な長さ(相対サイズ)とする。本例では、Y方向(縦サイズ)を用いるものとし、
相対的な長さ=長さ(実値)/縦サイズ(=300)
によって相対サイズを求める。上記の一例では円の半径の実値(実サイズ)は‘30’であるので、
相対的な長さ(本例では半径)=30/300=1/10
となる。
以上説明したことから、上述した円と文字列「あいうえ」と矩形の絶対座標(絶対アドレス/実アドレス)は、それぞれ、以下のように相対座標(相対アドレス)に変換される。
アイテム ; 絶対アドレス → 相対アドレス
円 ; 中心(50,50)、半径=30 → 中心(1/8,1/6)、半径=1/10
文字列 ;始点、終点=(200,50)(400,100)→始点、終点=(1/2,1/6)(1/1,1/3)
矩形 ;始点、終点=(100,150)(360,225)→始点、終点=(1/4,1/2)(9/10,3/4)
画面作成支援部15は、上記のように作成された画面データをメモリ等の記憶装置に保存する際、当該画面データを構成する上記各アイテムの座標、サイズに関しては、上述したように求めた相対アドレス、相対サイズを記憶する。
その後、任意のタッチパネル付き表示器20に対して上記画面データをダウンロードする際には、支援装置10においてユーザが例えばダウンロード先のタッチパネル付き表示器20を指定する。予め各タッチパネル付き表示器20の画面サイズが登録されているので、この登録情報を参照すれば、上記指定されたタッチパネル付き表示器20の画面サイズは分かる。尚、ユーザが、直接的に画面サイズを指定するようにしてもよい。
そして、上記ダウンロードを実行する前に、相対−絶対座標変換部16によって、上記各相対アドレス、相対サイズを、ダウンロード先のタッチパネル付き表示器20の画面サイズ(変換先画面サイズというものとする)に応じた絶対アドレス、実サイズに変換する。
これは、上記絶対アドレス→相対アドレス変換とは逆に、相対アドレスに対して、上記変換先画面サイズを乗算することで、絶対アドレスを求める。すなわち、相対アドレスにおけるX座標に対して、上記変換先画面サイズにおけるX方向のサイズを乗じることで、絶対アドレスのX座標を求める。同様に、相対アドレスにおけるY座標に対して、上記変換先画面サイズにおけるY方向のサイズを乗じることで、絶対アドレスのY座標を求める。また、上記円の半径等の相対サイズに対しては、本例では縦サイズを用いることから、上記変換先画面サイズにおけるY方向のサイズを乗じることで、実サイズを求める。
以上説明したことから、上記変換先画面サイズを仮に「α×βピクセル」とするならば、上述した円と文字列「あいうえ」と矩形の上記相対座標(X,Y)は、それぞれ、以下のように変換先画面サイズにおける絶対座標(X,Y)に変換される。
絶対座標(X,Y)=(α・X,β・Y
また、相対サイズに関しては、
実サイズ=相対サイズ×β
によって、実サイズ(実値)を求めることができる。
以上説明したことから、上述した円と文字列「あいうえ」と矩形の絶対座標は、それぞれ、上記変換先画面サイズが仮にVGA(640×480ピクセル)であったとするならば、以下のように相対座標から変換される。
アイテム ; 相対アドレス → 絶対アドレス
円 ; 中心(1/8,1/6)、半径=1/10→中心(80,80)、半径=48
文字列 ;始点、終点=(1/2,1/6)、(1/1,1/3)→始点、終点=(320,80)、(640,160)
矩形 ;始点、終点=(1/4,1/2)、(9/10,3/4)→始点、終点=(160,240)、(576,360)
また、例えば、上記変換先画面サイズがSVGA(800×600ピクセル)である場合には、上述した円と文字列「あいうえ」と矩形の絶対座標や実サイズは、図2(c)に示すようになる。すなわち、以下に示すようになる。
アイテム ; 相対アドレス → 絶対アドレス
円 ; 中心(1/8,1/6)、半径=1/10→中心(100,100)、半径=60
文字列 ;始点、終点=(1/2,1/6)、(1/1,1/3)→始点、終点=(400,100)、(800,200)
矩形 ;始点、終点=(1/4,1/2)、(9/10,3/4)→始点、終点=(200,300)、(720,450)
尚、図2(c)の図上左側には、このような相対−絶対変換後の画面データを用いた監視/制御画面の表示例を示す。図示の通り、図2(b)の図上左側に示す作成画面と比べて、画面サイズは異なるが、画面内の各アイテムの配置は同じとなる。
相対−絶対座標変換部16によって相対−絶対変換後の画面データ(各アイテムの配置情報が変換先画面サイズに応じた絶対座標、実サイズとなった画面データ)を、上記転送部17が、ダウンロード先のタッチパネル付き表示器20にダウンロードする。タッチパネル付き表示器20側では、ダウンロードされた画面データを保存し、その後はこの画面データを用いて上記監視/制御画面の表示を行う。
この画面データでは、各アイテムの配置位置は、上述した通り、当該タッチパネル付き表示器20の画面サイズに応じた絶対座標となっているので、上記監視/制御画面の表示は、当該タッチパネル付き表示器20の画面サイズに合った表示となる。
尚、上記画面作成支援部15、相対−絶対座標変換部16、転送部17は、全て、所定のアプリケーションプログラム(作画プログラムというものとする)によって実現される機能と考えても良いが、この例に限るものではない。
以上説明したように、本例の実施例1の支援装置10では、上記作画プログラムは、画面データ作成用の領域(全画面領域)を任意の画面サイズ(例えば、縦横3対4)で管理する。ユーザがこの全画面領域上でスイッチなど各アイテムを任意に配置することで任意の画面データが作成されるが、作成された画面データを保存する際に、作画プログラムは、画面データにおける各アイテムの絶対座標や実サイズを、相対的な座標や相対的なサイズに変換する。“相対的な”とは全画面領域のサイズと比較した場合の比率を意味する。
各アイテムの絶対座標(X,Y)は、X方向、Y方向別に見ると、上記全画面領域の始点からの距離と見做すこともできる。つまり、XはX方向での距離、YはY方向での距離と見做すことができる。これらの各距離を、全画面領域上での割合に変換したもの、すなわち、「X方向での距離X/全画面領域のX方向サイズ」、「Y方向での距離Y/全画面領域のY方向サイズ」が、上記相対座標(X,Y)に相当するものである。
作画プログラムは、上記のように、各アイテムの相対的な座標や相対的なサイズの情報等から成る画面データ(相対情報画面データというものとする)を保存しておき、任意のタッチパネル付き表示器20に画面データをダウンロードする毎に、相対情報画面データから、転送先の表示器20の画面サイズに応じた画面データ(通常の画面データ)を生成する。すなわち、自動的に相対座標を実際に表示するディスプレイ上の座標に変換する。座標に限らず、半径等の長さについても、実際に表示するディスプレイの大きさに応じた長さに変換する。そして、この様な相対−絶対変換後の画面データを表示器20にダウンロードする。
上記本実施例1の構成によれば、任意に作成される画面データを、画面サイズが異なる各種タッチパネル付き表示器20にダウンロードする場合であっても、各画面サイズ毎に対応する画面データを保存しておく必要なく、上記相対情報画面データのみを保存しておけばよい。よって、画面データ保存に必要となるメモリ容量を削減できる(メモリ容量の増大を抑えることができる)。
更に、上記特許文献1の従来技術のような、変更前後の両機種のディスプレイの解像度を比較して、両解像度が異なるか否かを判定する処理や、両解像度が異なる場合には両解像度の比率を算出する処理は、本手法では必要なくなる。但し、本手法では、作成された画面データを上記相対情報画面データに変換する処理が必要になるが、これは新規画面データ作成時の1回だけで済むものであり、上記特許文献1のように変更の度に行われるようなものでなく、処理負担は少なくて済む。
また、特許文献1では、上記比率に基づいて表示要素のサイズ及び位置を演算する処理が必要になるが、本手法ではこの様な処理は必要なく、代わりに上記相対−絶対変換処理を行えば済む。
この様に、本手法では、各画面サイズ毎に画面データを生成・保存する必要なく、且つ、転送先のタッチパネル付き表示器の画面サイズに応じた画面データ生成処理を容易に行えるようにし、メモリ容量の増大を抑えると共に処理負荷を軽減できる。
次に、図3に、本例の実施例2のPLCシステムの構成図を示す。
実施例2でも実施例1と略同様の効果が得られるが、実施例2では更に支援装置の処理負荷を軽減できる効果が得られる。すなわち、実施例2の支援装置30では、上記相対−絶対座標変換部16の処理機能がないので、この処理を行わなくて済む分、処理負荷が軽減される。
図3に示す例のPLCシステムは、支援装置30と、複数のタッチパネル付き表示器40(40a,40b,40c,40d)から成る。本例でも、各タッチパネル付き表示器40は、それぞれディスプレイのサイズが異なるものとする。すなわち、表示器40aはQVGA、表示器40bはVGA、表示器40cはSVGA、表示器40dはXGAであるものとする。尚、図1の場合と同じく、これら4種類の表示器40a,40b,40c,40dは、必ずしも全て存在するものではなく、支援装置30に接続して画面データのダウンロード対象となり得るものを示しているものである。
尚、図1と同様、支援装置30と各タッチパネル付き表示器40とは、通信線1に接続しているときには通信線1を介して相互に通信可能であり、特に支援装置30から任意の画面データを任意のタッチパネル付き表示器40にダウンロード可能である。
支援装置30は、ハードウェア的には上記支援装置10と同じであってよく、ここでは特に詳細には説明しないが、図1と同様、その構成の一部として図示の演算プロセッサ31、記憶装置32、通信インタフェース33等を有する。勿論、不図示の上記表示装置、上記入力装置等も有する。但し、記憶装置32に予め格納されているアプリケーションプログラムは、上記記憶装置12とは多少異なり、それゆえに演算プロセッサ31によって実現される処理機能も、上記演算プロセッサ11とは多少異なる。
すなわち、本例の支援装置30における演算プロセッサ31は、画面作成支援部35、転送部36の各処理機能を実現する。画面作成支援部35は、上記実施例1の画面作成支援部15と同じであり、上記相対情報画面データを生成・保存するものであり、ここでは特に説明しない。
転送部36も、基本的には上記転送部17と略同様に、画面データをタッチパネル付き表示器40にダウンロード(転送)する機能部である。但し、転送部17とは異なり、転送部36は、上記保存されている相対情報画面データを、そのまま、タッチパネル付き表示器40にダウンロード(転送)するものである。
実施例2の支援装置30は、上記相対−絶対座標変換部16に相当する機能部を有していない。実施例2においては、上記相対−絶対座標変換部16に相当する機能部は、各タッチパネル付き表示器40がそれぞれ備えている。すなわち、各タッチパネル付き表示器40(40a,40b,40c,40d)は、それぞれ図示の相対−絶対座標変換部41(41a、41b、41c、41d)を備えている。
相対−絶対座標変換部41は、上記実施例1の相対−絶対座標変換部16と略同様の処理機能を有するが、異なる点は、相対−絶対座標変換部16では変換先の表示器20(その画面サイズ)が任意に指定され、指定された画面サイズに応じた変換を行うものであったが、相対−絶対座標変換部41の場合は変換先の画面サイズは予め決まっている。すなわち、自己の画面サイズに決まっている。
すなわち、相対−絶対座標変換部41a、41b、41c、41dは、それぞれ、転送部36からダウンロードされた相対情報画面データから、自装置の画面サイズに応じた画面データ(実アドレス、実サイズの画面データ)を生成して保存するものである。
例えば、画面サイズに関して表示器40aはQVGA、表示器40bはVGAであるとすると、相対−絶対座標変換部41aはQVGA(320×240ピクセル)に応じた画面データを生成し、相対−絶対座標変換部41bはVGA(640×480ピクセル)に応じた画面データを生成することになる。他の変換部41c,41dについても同様であり、それぞれが自装置(表示器40c、40d)の画面サイズに応じた画面データを生成することになる(相対−絶対変換することになる)。
尚、各タッチパネル付き表示器40は、特に図示しないが、CPU/MPU等の演算プロセッサ、メモリ、通信インタフェース等を有しており、メモリには予め所定のアプリケーションプログラムが記憶されている。上記演算プロセッサが、このアプリケーションプログラムを読出し・実行することにより、上記相対−絶対座標変換部41等の処理機能が実現される。
尚、上記メモリには、ダウンロードされた相対情報画面データが一時的に記憶され、あるいは生成した(相対−絶対変換した)画面データが保存される。
以上説明したように、実施例2では、支援装置30の作画プログラムは、ユーザによって任意に作成された画面データを、相対情報画面データに変換して保存し、更にこの相対情報画面データを任意のタッチパネル付き表示器40に転送する機能を備える。
各タッチパネル付き表示器40側では、ダウンロードされた相対情報画面データに基づいて、自装置の画面サイズに応じた画面データ(通常の画面データ)を生成する。すなわち、自動的に相対座標を、自己のディスプレイ上の座標に変換する。
以上説明したように、本手法では実施例1,2の何れも、支援装置側では、タッチパネル付き表示器の各種画面サイズに関係なく1種類の画面データ(相対情報画面データ)のみを保存すれば済むことになり、画面データを記憶する領域のサイズ低減効果が得られる。また、画面データの管理方法の簡素化を図ることもできる。更に、特許文献1の従来技術と比べても、上述した各種効果が得られる。
1 通信線
10 支援装置
20(20a,20b,20c,20d) タッチパネル付き表示器
11 演算プロセッサ
12 (メモリ、ハードディスク等の)記憶装置
13 通信インタフェース
15 画面作成支援部
16 相対−絶対座標変換部
17 転送部
30 支援装置
31 演算プロセッサ
32 記憶装置
33 通信インタフェース
35 画面作成支援部
36 転送部
40(40a,40b,40c,40d) タッチパネル付き表示器
41(41a、41b、41c、41d)相対−絶対座標変換部

Claims (5)

  1. 機器を制御する制御装置のHMI機器として機能する表示装置と、該表示装置に表示させる画面データを編集する支援装置と、を具備する作画支援システムであって、
    前記支援装置は、
    前記画面データを、任意の画面に対する相対的な配置情報から成る相対情報画面データに変換して、該相対情報画面データを保存する画面作成支援手段と、
    前記相対情報画面データから任意の画面サイズに応じた画面データを生成する第1相対−絶対座標変換手段と、
    該第1相対−絶対座標変換手段によって生成された画面データを、前記表示装置にダウンロードする第1転送手段と、
    を有することを特徴とする作画支援システム。
  2. 機器を制御する制御装置のHMI機器として機能する表示装置と、該表示装置に表示させる画面データを編集する支援装置と、を具備する作画支援システムであって、
    前記支援装置は、
    前記画面データを、任意の画面に対する相対的な配置情報から成る相対情報画面データに変換して、該相対情報画面データを保存する画面作成支援手段と、
    該相対情報画面データを、任意の前記表示装置にダウンロードする第2転送手段と、を有し、
    前記表示装置は、
    前記第2転送手段によってダウンロードされた前記相対情報画面データに基づいて、該相対情報画面データから自装置の画面サイズに応じた画面データを生成する第2相対−絶対座標変換手段を有することを特徴とする作画支援システム。
  3. 前記画面データは、任意の領域上で任意の各アイテムを任意の位置に配置させることで作成されるものであり、
    前記画面作成支援手段は、前記各アイテムの前記領域上での配置位置またはサイズを示す実アドレスまたは実サイズを、該任意の領域のサイズと該実アドレスまたは実サイズとの比である相対アドレスまたは相対サイズに変換することで前記相対情報画面データを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の作画支援システム。
  4. 前記任意の領域は、任意の画面解像度の仮想画面領域であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の作画支援システム。
  5. 機器を制御する制御装置のHMI機器として機能する表示装置と、該表示装置に表示させる画面データを編集する支援装置と、を具備する作画支援システムにおける前記支援装置であって、
    前記画面データを、任意の画面に対する相対的な配置情報から成る相対情報画面データに変換して、該相対情報画面データを保存する画面作成支援手段と、
    前記相対情報画面データから該画面サイズに応じた画面データを生成する第1相対−絶対座標変換手段と、
    該第1相対−絶対座標変換手段によって生成された画面データを、前記表示装置にダウンロードする第1転送手段と、
    を有することを特徴とする作画支援システムにおける支援装置。
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