JP2006092269A - 電子ボードシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示環境の異なる電子ボードシステムにおいて共通に利用されるツールバーに関し、表示環境に応じたツールバーの表示設定変更を可能にして、作業領域を圧迫させることなく、統一したツールバーの利用を可能とする電子ホワイトボードシステムを提供する。
【解決手段】電子ボードシステムの制御用コンピュータに備えられたツールバー表示制御手段200は、表示領域算出手段201と、表示アイコンサイズ変更手段202と、ツールバー表示行数変更手段203と、アイコン文字列表示方法決定手段204との各処理手段と、ツールバー表示設定記憶手段205と、登録アイコン記憶手段206との各情報記憶手段を有し、画面の表示設定及び予め設定された最大占有表示割合に基づき、ツールバーの最大表示領域及び必要表示領域を算出し、各表示領域の比較結果に応じて、アイコン表示サイズ,ツールバー表示行数,アイコン文字列表示方法等の表示設定を変更する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子ボードシステムのボード上に表意されるツールバーの表示制御手段に関し、特に、アイコンの表示サイズ,表示行数等の表示設定の変更を行うための構成に関する。
従来より、電子ボードシステムと呼ばれる製品では、座標認識や文字認識ができる大型の電子的なホワイトボードとプロジェクターとを備えた構成や、液晶モニターとタッチパネルを複合させたモニター一体型の小型電子ボードを備えた構成により、プロジェクター又は小型電子ボードに接続されたパーソナルコンピュータ等の操作画面を映し出し、その画面上でタッチペンなどを用いて、画面処理や各種操作を行うことを可能としている。
このような電子ボードシステムにおいては、タッチペンにより電子ボード上でアプリケーションの起動、手書き入力、ジェスチャーの指定によるコマンドの切り替えなどの操作を可能としている。この場合、タッチペンによる操作支援を行うために、煩雑に使用されるアプリケーションや、コマンド、操作手順などをアイコン化し、画面の下等にツールバーとしてまとめて表示することが一般に行われていた。
ツールバーの表示に関しては、従来、表示画面の大きさや必要となる作業領域の大きさ等に応じて、アイコンのサイズやツールバーの表示領域の大きさを設定した複数のツールバーを予め用意しておき、アプリケーションに応じた選択や、ユーザの任意の選択により表示するツールバーを決定することとした構成が公知となっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−259009号公報
しかし、前記特許文献1の構成では、電子ボードシステムの表示環境に応じて、表示領域の大きさ,アイコンのサイズ,表示方法,表示するアイコンの種類等をカスタマイズしたツールバーを予め用意しておくことが必要となるため、異なる表示環境毎にカスタマイズ作業をやり直す必要があり、ユーザにとって煩雑なものとなっていた。
また、表示環境の異なる電子ボードシステムでは、それぞれの環境に応じたツールバーを選択させることとなるため、作業環境の統一性を確保することが困難となっていた。この場合、共通のツールバーを選択させることは可能ではあるが、表示画面の解像度等によってはツールバーの占有領域が大きなものとなってしまい、必ずしも適切な作業領域を確保することができず、操作性や作業領域の視認性が低下するという問題があった。
本発明は前記課題を解決するためのものであり、大型の電子ホワイトボードやモニター一体型の小型電子ボード等の表示環境の異なる電子ボードシステムにおいて共通に利用されるツールバーに関し、各表示環境に応じたツールバーの表示設定を行うことにより、作業領域を圧迫することなく統一した作業環境を提供することが可能になるとともにユーザによるツールバーのカスタマイズ作業を最低限に抑えることを可能とする電子ホワイトボードシステムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため本発明は、制御用コンピュータと、当該制御用コンピュータの出力画面を表示する電子ボードとを備え、前記制御用コンピュータは、前記出力画面に表示するツールバーの表示制御を行うツールバー表示制御手段を有する電子ボードシステムにおいて、前記ツールバー表示制御手段は、予め設定されたツールバーの最大表示割合,登録アイコン識別情報,アイコン表示サイズを含む表示設定情報を記憶する表示設定記憶手段と、前記表示領域割合と前記電子ボードの解像度及び表示画面サイズを含む表示環境情報とに基づき、前記電子ボード内のツールバー最大表示領域を算出するとともに、前記表示設定記憶手段に記憶された登録アイコン数,アイコン表示サイズに基づきツールバー必要表示領域を算出する表示領域算出手段と、前記ツールバー最大表示領域と、前記ツールバー必要表示領域とを比較し、当該比較結果に応じて、前記アイコン表示サイズを変更する表示アイコンサイズ変更手段とを備えることを特徴とする。
また、前記表示設定情報は、ツールバー表示行数を含むものとし、前記ツールバー表示制御手段は、前記比較結果に応じて、前記ツールバー表示行数を変更する表示行数変更手段をさらに備えることを特徴とする。
また、前記表示設定情報は、アイコンの機能を示すアイコン文字列の表示サイズを含むものとし、前記制御用コンピュータは、前記表示アイコンサイズ変更手段により変更されたアイコン表示サイズに応じて、前記アイコン文字列をアイコン画像に合成して表示するか、ポップアップ表示するかを決定するアイコン文字列表示方法決定手段をさらに備えることを特徴とする。
以上の構成により本発明では、電子ボードシステムの表示環境に応じたツールバーのアイコン表示サイズの変更を行うことができるため、作業領域を圧迫することなく、異なる表示環境で共通のツールバーを利用させることが可能となる。従って、ユーザにとっては、異なる表示環境毎にツールバーのカスタマイズを行う必要が無くなる。
また、この場合のツールバーの表示変更として、アイコン表示サイズの変更の他に、ツールバーの表示行数の変更を行うこととしたので、ツールバーの最大表示領域の設定に応じた適切な表示設定の変更が可能となる。
また、各アイコンに設定された文字列の表示方法を、アイコン表示サイズに応じて変更することとしたので、画面の表示環境に応じた適切な文字列表示を行うことが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態に係る電子ボードシステムについて、図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電子ボードシステムの概略構成を示す図である。
図1(a)に示す電子ボードシステム1Aは、制御用コンピュータ2と、制御用コンピュータ2に接続された大型の電子ホワイトボード3及びプロジェクター等の表示画面投影装置4と、入力装置としてのタッチペン5,キーボード6とを備える。
図1(b)に示す電子ボードシステム1Bは、電子ボードシステム1Aと同様に、制御用コンピュータ2と、入力装置としてのタッチペン5,キーボード6とを備えるとともに、電子ホワイトボード3,表示画面投影装置4の代わりに制御用コンピュータ2に接続されたモニター一体型の小型電子ボード7を備える。
制御用コンピュータ2は、通常のパーソナルコンピュータと同等の機能を有するもので、キーボード6,マウス等を用いて操作を行う。また、電子ホワイトボード3又は小型電子ボード7に表示された制御用コンピュータ2の表示画面に対して、タッチペン5を用いて操作を行うことが可能となっている。制御用コンピュータ2で動作するソフトウェアの設定情報等は外部記憶装置に保存することができ、同じソフトウェアがインストールされている別の制御用コンピュータに設定情報を読み込ませて同じ設定を利用することができる。
図2は、本実施の形態に係る電子ボードシステム1A,1Bの制御用コンピュータ2に備えられたツールバー表示制御手段の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ツールバー表示制御手段200は、表示領域算出手段201と、表示アイコンサイズ変更手段202と、ツールバー表示行数変更手段203と、アイコン文字列表示方法決定手段204との各処理手段と、ツールバー表示設定記憶手段205と、登録アイコン記憶手段206との各情報記憶手段を有する。
表示領域算出手段201は、予め設定された最大占有表示割合に基づき、表示画面におけるツールバーの最大表示領域を算出するとともに、アイコンサイズ等に基づき必要表示領域を算出する。ここで、最大占有表示割合とは、表示画面領域に対し、ツールバーを表示するための領域の割合を示すものであり、本実施の形態では縦方向と横方向の2つの値についての割合が設定される。また、最大表示領域は表示画面上においてツールバーの表示可能な領域を示し、必要表示領域はツールバーの表示のために必要な領域を示す。
アイコンサイズ変更手段202は、算出された最大表示領域及び必要表示領域に応じて、既定のアイコンサイズの変更を行う。
ツールバー表示行数変更手段203は、算出された最大表示領域及び必要表示領域に応じて、ツールバーの表示行数の変更を行う。
アイコン文字列表示方法決定手段204は、アイコンサイズ(アイコン画像サイズ)に応じて、アイコンの機能説明のための文字列をアイコン表示画像に合成するか、ポップアップ表示とするかを決定する。
ツールバー表示設定記憶手段205及び登録アイコン記憶手段206には、後述するように、表示画面上に表示するツールバーの表示設定情報及びツールバーに登録されたアイコンの情報が記憶される。
図3は、各情報格納手段のデータ構造の一例を示す図である。
図3(a)に示すように、ツールバー表示設定記憶手段205には、ツールバーに登録されているアイコンの表示サイズ311,ツールバーの表示行数312,アイコン文字列の表示方法313,アイコン文字列の表示サイズ314,表示画面に対するツールバーの最大占有表示割合315,表示画面における最大表示領域316の各情報が記憶される。ツールバーが表示画面に表示される前は、表示サイズ311,表示行数312,表示方法313には既定値が記憶され、ツールバー表示後は、各処理手段201〜204の処理結果に応じて変更された表示サイズ311,表示行数312,表示方法313の各値が記憶される。この場合の既定値として、表示サイズ311には後述するアイコン情報に記憶されているサイズを、表示行数312には「1」を、表示方法「合成」を、文字列表示サイズ314には後述するアイコン情報に記憶されているサイズを記憶しておく。文字列表示サイズ314には、後述するアイコン情報に記憶されているサイズを記憶しておく。最大表示領域316は、表示画面設定情報と最大占有表示割合とに基づき算出される値が記憶される。本実施の形態では、電子ボードシステム1A,1Bの2つの環境で、共通のツールバーを持つソフトウェアを利用し、ツールバーには自由にアイコンを登録することができるものとする。
図3(b)に示すように、登録アイコン記憶手段206には、アイコン情報320とアイコン登録情報330とが記憶される。
アイコン情報320には、ツールバーに登録可能な全てのアイコンについて、各アイコンを一意に識別するためのアイコンID321と、ツールバー上の表示画像を示すアイコン表示画像322と、アイコンの機能を示す文字列としてのアイコン文字列323と、アイコンの表示サイズを示すアイコンサイズ324と、文字列表示サイズ325とが含まれる。
アイコン登録情報330には、ツールバーに登録されたアイコンを示すアイコンID331と、アイコン登録履歴332と、アイコン使用回数333とが含まれる。
以上の構成により、各電子ボードシステム1A,1Bにおいてツールバーに登録されたアイコンの情報等が各情報記憶手段に記憶される。登録アイコン記憶手段206では、ツールバーに登録されているアイコンをアイコンID331で管理しており、ツールバー表示制御手段200は、アイコンID331に基づきアイコン情報320からアイコン表示画像322,アイコン文字列323を必要に応じて取得して、ツールバーに表示する。
図4は、一般的な表示画面におけるツールバーの表示状態を説明するための図である。
表示画面400の中にはタッチペンによる処理操作の可能な作業領域401が設定されるとともに、ツールバー402が表示される。
この場合、ツールバー402は、表示画面400内の任意の位置に配置することができ、さらに、縦置き,横置きの両方に対応している。向きの変更に関しては、ユーザが任意で方向変更を行うほかに、配置する画面の背景位置によって自動的に表示方向を変化させることとしてもよい。
図5は、本実施の形態に係るツールバー表示制御手段200によるツールバー表示処理手順を示すフローチャートである。本フローチャートに示す処理は、電子ボードシステム起動後のツールバー表示の際又は表示画面環境が変更された際に行う他、ユーザのペン操作等によりツールバーにおける登録アイコンの追加,削除がされた場合にも行うものとする。
まず、ツールバー表示領域算出手段201は、ツールバー表示設定記憶手段205を参照し、ツールバーの最大占有表示割合が設定されているか否かを判定する(ステップ501)。最大占有表示割合が設定されている場合には、ツールバーを持つソフトウェアが動作しているオペレーティングシステムと電子ボードから取得した表示画面領域の設定情報と、最大占有表示割合とから、ツールバーの表示可能な最大表示領域を算出する(ステップ502)。
このときの表示画面領域の設定は、論理的な画面解像度と物理的な表示画面サイズの両方を考慮することで、タッチペン2で操作しやすいサイズを算出できる。算出した値は現在の表示画面環境設定が変更されるまで記憶しておく。また、最大表示領域としては縦幅値X1,横幅値Y1を算出する。
次に、登録アイコン記憶手段206に記録されている登録アイコンを、ツールバー表示設定記憶手段205に記憶された各既定値により表示した場合に必要となる必要表示領域を算出する(ステップ503)。この場合、必要表示領域についても縦幅値X2,横幅値Y2を算出する。
算出した最大表示領域と必要表示領域について、縦幅値と横幅値とのそれぞれの差分値(X=X2−X1,Y=Y2−Y1)を算出し(ステップ504)、当該差分値(X,Y)のいずれか一方が正の値であるか否かを判定する(ステップ505)。差分値(X,Y)の算出では、便宜上、最大表示領域と必要表示領域との原点を重ね合わせ、必要表示領域を基準とした縦方向、横方向の領域同士の差分距離を差分値X,Yとして算出する。算出した差分値(X,Y)のいずれか一方でも正の値となった場合には、必要表示領域が最大表示領域よりも大きいということになるため、ツールバーに登録されたアイコンサイズ又はツールバーの表示行数のいずれかを変更することとなる。
差分値(X,Y)のいずれか一方でも正の値となった場合には、さらに、縦幅の差分値Xが正の値であるか否かを判定する(ステップ506)。
縦幅の差分値Xが正の値である場合には、表示アイコンサイズ変更手段202がアイコンサイズを変更して(ステップ507)、再度必要表示領域の算出を行う(ステップ503)。具体的にはアイコンサイズを所定の割合で縮小した後、必要表示領域の算出を行うこととなる。
一方、ステップ706において、縦幅の差分値Xが負の値である場合には、横幅の差分値Yが正の値ということになるため、表示行数を1増やしても最大表示領域内に収まるか否かを判定し(ステップ508)、最大表示領域内に収まる場合には、ツールバー表示行数変更手段203が表示行数を1追加して(ステップ509)、再度必要表示領域の算出を行う(ステップ503)。表示行数を1増やすと最大表示領域内に収まらない場合には、アイコンサイズを変更して(ステップ507)、再度必要表示領域の算出を行う(ステップ503)。
以上のアイコンサイズの変更(ステップ507)又は表示行数の追加(ステップ509)を、差分値(X,Y)が双方とも負の値となるまで繰返す(ステップ505)。
差分値(X,Y)が双方とも負の値となった場合には(ステップ505)、表示行数を1減らしても必要表示領域が最大表示領域内に収まるか否かを判定する(ステップ510)。具体的には、表示行数を1減らした状態の必要表示領域の算出を行い、必要表示領域の横幅値Y2が最大表示領域の横幅値Y1以下となるかを判定する。
判定の結果、最大表示領域内に収まる場合には、ツールバー表示行数変更手段203が表示行数を1減少させる(ステップ511)。一方、表示行数を1減らすと最大表示領域内に収まらない場合には、表示行数は変更しない。
以上の処理により設定されたアイコンサイズ及び表示行数をツールバー表示設定記憶手段205に記憶した後、後述するアイコン文字列の表示方法決定処理を行い(ステップ512)、決定した表示方法をツールバー表示設定記憶手段205に記憶する。
最後にツールバー表示設定記憶手段205に記憶された値に基づきツールバーを表示する(ステップ513)。
なお、最大占有表示割合の設定がされていない場合(ステップ701でNoの場合)には、既定値でツールバーを表示する(ステップ513)。
アイコン登録・登録解除時も同様に、新しくツールバーに登録・登録解除したアイコン情報320を元に登録アイコン記憶手段206の情報を更新し、更新された情報とツールバー表示設定記憶手段205の情報とで必要表示領域を算出し(ステップ503)、以降の処理を繰返す。この場合、最大表示領域は既に算出した値がツールバー表示設定記憶手段205に記憶されているため、ステップ502を省略することができる。
以上の説明は、ツールバーが横置きである場合についての処理であるが、ツールバーが縦置きの場合、縦幅,横幅(X,Y)に関する処理をそれぞれ逆にすることで対応することができる。
図6は、ツールバー表示処理の一例として、ツールバーへの登録アイコンの追加・削除に伴うツールバーの表示変更を示す図である。図6において、点線は最大表示領域610を示しており、最大表示領域610内にツールバー620A〜Eが収まるように、表示変更処理が行われる。
図6(a)に示すように、ツールバー620Aに対しては、ツールバー620A上の任意の位置へのドラッグアンドドロップにより登録アイコンの追加が可能となっている。本例では、「手書きペン」機能のアイコンをツールバー620Aに登録する場合を示している。
図6(b)に示すように、登録アイコンが追加された場合、ツールバー620Bでは、必要表示領域が最大表示領域610よりも大きくなってしまうため、アイコンサイズ縮小又は行数追加のいずれかの処理を行う。図6(b)の例では、横幅の差分値Yが正の値となり、さらに、1行追加しても最大表示領域610から出ないため、表示行数の追加を行う(図6(c)のツールバー620C参照。)。
一方、図6(d)に示すように、ツールバー620D上に表示されている任意のアイコンをツールバー620D上以外の位置にドラッグアンドドロップすることによってリアルタイムで登録アイコンの解除が可能となっている。本例では、「イレーサ」機能のアイコンの登録解除を行う場合を示している。本例のように、ツールバー620Dから登録アイコンが削除されたことにより、表示行数を減らしても最大表示領域610に収まる場合(横幅の差分値Yが負の場合)には、表示行数を1行減らす(図6(d)のツールバー620E参照。)。
図7は、アイコン文字列の表示方法決定処理(図5のステップ512)の詳細を示すフローチャートである。
まず、ツールバーに表示するアイコン画像の表示幅とアイコン文字列の表示幅とを比較する(ステップ701)。ここで、アイコン画像の表示幅は、表示画面の解像度の設定変更や、アイコンサイズの変更処理(図5のステップ507)に伴い変化する。また、アイコン文字列の表示幅は、既定のアイコン画像の表示幅に対応して予めフォントサイズが設定されており、表示画面の解像度の設定に応じて表示幅が変化する。
アイコン画像の横幅がアイコン文字列の表示幅よりも大きい場合には、ツールバー表示設定記憶手段205の表示方法313を「合成」とし、アイコン画像とアイコン文字列とを合成したアイコン画像を生成する(ステップ702)。
一方、アイコン画像の横幅がアイコン文字列以下の場合には、ツールバー表示設定記憶手段205の表示方法313を「ポップアップ」とし、アイコン文字列をポップアップ表示するように設定する(ステップ703)。
以上の設定に応じて、ツールバー上にアイコン画像を表示する(ステップ704)。
図8は、アイコン文字列の表示方法決定処理の一例として、表示画面の解像度設定変更に伴う表示方法決定処理を示す図である。
図8(a)に示すように、表示環境が高解像度に設定されている場合には、表示画面800全体に占めるツールバー801Aの表示領域は小さくなるが、フォントサイズも小さくなるため、アイコン画像内にアイコン文字列を合成して表示する。
一方、図8(b)に示すように、表示環境が低解像度に設定されている場合には、表示画面800全体に占めるツールバー801Bの表示領域が大きくなる。従って、ツールバー801Bの表示領域が最大表示領域から出ることとなるため、ツールバー表示処理によりアイコンサイズを縮小し、ツールバー801Cの必要表示領域を小さくする(図8(c)参照)。この場合、アイコンサイズの縮小に応じて、アイコン画像サイズ(幅)が縮小されることにより、アイコン文字列の表示幅がアイコン画像サイズを超えるため、アイコン文字列表示方法を「合成」ではなく、「ポップアップ」とし、例えば、アイコンにタッチペン5のペン先が近接したときにアイコン文字列802をポップアップ表示する。
以上のように、本実施の形態に係る電子ボードシステムによれば、電子ボードシステムの表示環境に応じたツールバーの表示設定の変更を行うことができるため、作業領域を圧迫することなく、共通のツールバーを利用させることが可能となる。従って、ユーザにとっては、異なる表示環境毎にツールバーのカスタマイズを行う必要が無くなる。
また、この場合のツールバーの表示変更として、登録アイコンの表示サイズの変更とツールバーの表示行数の変更とのいずれかを行うこととしたので、ツールバーの最大表示領域の設定に応じた適切な表示設定の変更が可能となる。
また、各アイコンに設定された文字列の表示方法を、アイコン表示サイズに応じて変更することとしたので、画面の表示環境に応じた適切な文字列表示を行うことができる。
なお、本発明は、前記実施の形態に限られるものではなく、同様の処理が可能であれば、各処理手段の構成及び各情報記憶手段に格納される情報を変更してもよい。
また、前記実施の形態では、登録アイコンの表示サイズの変更及びツールバーの表示行数の変更を行うこととしているが、これに限らず、登録アイコンの表示サイズの変更のみを行うこととしてもよい。
また、表示設定情報の既定値は、ユーザにより任意に設定可能としてもよい。
本発明の一実施の形態に係る電子ボードシステムの概略構成を示す図である。 本発明の一実施の形態に係るツールバー表示制御手段の概略構成を示すブロック図である。 各情報格納手段のデータ構造の一例を示す図である。 電子ボードシステムにおける表示画面の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態に係るツールバー表示制御手段によるツールバー表示処理手順を示す図である。 ツールバー表示制御手段によるツールバー表示処理の具体例を示す図である。 アイコン文字列の表示方法決定処理手順を示す図である。 アイコン文字列の表示方法決定処理の具体例を示す図である。
符号の説明
1A,1B 電子ボードシステム、2 制御用コンピュータ、3 電子ホワイトボード、4 表示画面投影装置、5 タッチペン、6 キーボード、7 小型電子ボード、200 ツールバー表示制御手段、201 表示領域算出手段、202 表示アイコンサイズ変更手段、203 ツールバー表示行数変更手段、204 アイコン文字列表示方法決定手段、205 ツールバー表示設定記憶手段、206 登録アイコン記憶手段。

Claims (3)

  1. 制御用コンピュータと、当該制御用コンピュータの出力画面を表示する電子ボードとを備え、前記制御用コンピュータは、前記出力画面に表示するツールバーの表示制御を行うツールバー表示制御手段を有する電子ボードシステムにおいて、
    前記ツールバー表示制御手段は、予め設定されたツールバーの最大表示割合,登録アイコン識別情報,アイコン表示サイズを含む表示設定情報を記憶する表示設定記憶手段と、
    前記表示領域割合と前記電子ボードの解像度及び表示画面サイズを含む表示環境情報とに基づき、前記電子ボード内のツールバー最大表示領域を算出するとともに、前記表示設定記憶手段に記憶された登録アイコン数,アイコン表示サイズに基づきツールバー必要表示領域を算出する表示領域算出手段と、
    前記ツールバー最大表示領域と、前記ツールバー必要表示領域とを比較し、当該比較結果に応じて、前記アイコン表示サイズを変更する表示アイコンサイズ変更手段とを備えることを特徴とする電子ボードシステム。
  2. 前記表示設定情報は、ツールバー表示行数を含むものとし、
    前記ツールバー表示制御手段は、前記比較結果に応じて、前記ツールバー表示行数を変更する表示行数変更手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電子ボードシステム。
  3. 前記表示設定情報は、アイコンの機能を示すアイコン文字列の表示サイズを含むものとし、
    前記制御用コンピュータは、前記表示アイコンサイズ変更手段により変更されたアイコン表示サイズに応じて、前記アイコン文字列をアイコン画像に合成して表示するか、ポップアップ表示するかを決定するアイコン文字列表示方法決定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の電子ボードシステム。

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