JPH10314741A - イオン水生成装置の電解槽 - Google Patents

イオン水生成装置の電解槽

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JPH10314741A
JPH10314741A JP9124055A JP12405597A JPH10314741A JP H10314741 A JPH10314741 A JP H10314741A JP 9124055 A JP9124055 A JP 9124055A JP 12405597 A JP12405597 A JP 12405597A JP H10314741 A JPH10314741 A JP H10314741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
diaphragm
electrolytic bath
grooves
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9124055A
Other languages
English (en)
Inventor
Junnosuke Ijiri
準之介 井尻
Natsue Yamamoto
奈津恵 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP9124055A priority Critical patent/JPH10314741A/ja
Publication of JPH10314741A publication Critical patent/JPH10314741A/ja
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  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレームに一体的に隔膜を固着したものにお
いて、隔膜と電極板との接触を防止するものである。 【解決手段】 本発明は、相対向する面に収納溝9を凹
設した一対のケース2,3をその周縁部にて接合して電
解槽1を構成し、収納溝内に電極板6,8と隔膜体5を
交互に積層配置して少なくとも一対の電解室12を区画形
成し、かつ隔膜体を、フレーム16とこのフレームに一体
的に固着した隔膜17とで構成するものにおいて、ケース
とフレームに互いに係合する凸起22と凹溝21とを形成す
ると共に、これら凸起と凹溝に、係入時にフレームを外
側へ押圧するテーパ23,24を形成して成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道水等を電気分
解してアルカリイオン水と酸性水とを生成するイオン水
生成装置の電解槽に関する。
【0002】
【従来の技術】水道水等を電気分解してアルカリイオン
水と酸性水とを生成する電解槽では、例えば特開平3−
270784号公報に示される様に、隔膜をフレームに
支持して隔膜体を構成し、この隔膜体を電解槽の電極板
間に配置している。
【0003】一方、一般的にフレームは樹脂により形成
され、かつ射出成形や熱溶着等によって隔膜とフレーム
とを一体化しており、この場合、成形後の樹脂の熱収縮
により隔膜に皴が発生し、この皴により隔膜と電極板が
接触して電解性能が低下したり、電極板にスケールが付
着する問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、フレ
ームに隔膜一体的に固着したものにおいて、隔膜と電極
板との接触を防止する事を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、相対向する面
に収納溝を凹設した一対のケースをその周縁部にて接合
して電解槽を構成し、収納溝内に電極板と隔膜体を交互
に積層配置して少なくとも一対の電解室を区画形成し、
かつ隔膜体を、フレームとこのフレームに一体的に固着
した隔膜とで構成するものにおいて、ケースとフレーム
に互いに係合する突起と凹溝とを形成すると共に、これ
ら突起と凹溝に、係入時にフレームを外側へ押圧するテ
ーパを形成して成るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明による実施例を先ず図1及
び図2に基づき説明すると、1はアルカリイオン成水器
等に用いる電解槽で、一対のケース2,3をその周縁部
にて接合して構成し、これらケース間に陰極板4、隔膜
体5、陽極板6、隔膜体7、陰極板8を順次積み重ねて
収納している。
【0007】一方、上記ケース2,3の内底部には収納
溝9,9を形成し、これらの長手方向両端部に櫛歯状に
複数の突起10・・を立設してこれら突起間に複数の通水
溝11・・を形成し、かつ上記突起10・・間に上記陰極板
4等を積み重ねて収納することで、図3にても示す様に
陰極板4,8と隔膜体5,7間と陽極板6と隔膜体5,
7間に2対の電解室12・・・を形成している。
【0008】又、上記ケース2の上記一方の突起10・・
の外側に水源に連なる給水口13を開口し、他方の突起10
・・の外側に生成水取出口14,15を開口している。
【0009】一方上記隔膜体5,7は、例えば樹脂製の
フレーム16,16の射出成形時に隔膜17・・を一体成形し
て構成し、かつフレーム16,16の給水口13側の長手方向
端部には、この給水口より流入した水道水等を上記陽極
板6両面の電解室12,12に給水する複数の通水孔18・・
を所定の間隔を置いて穿孔している。
【0010】又、上記フレーム16,16の長手方向には適
当な間隔を置いて複数の桟19・・を一体成形していると
共に、長手方向の外枠20・・には、図4にても示す上記
ケース2,3の収納溝9,9に形成した凹溝21・・内に
係入する突起22・・を一体に形成し、かつこれら凹溝と
突起の内側にテーパ23,24を形成している。
【0011】25は上記ケース2,3の接合面間に介在し
たパッキンで、上記隔膜体5,6の少なくとも生成水取
出口14,15に近接した部分のフレーム16,16間に位置し
て該部をシールするシール部26を一体に形成し、かつこ
のシール部とパッキン本体との間には、生成水を上記生
成水取出口15に通水する複数の通水口27・・を穿孔して
いる。
【0012】上記隔膜体5,6の収納溝9,9内への装
着に際しては、外枠20・・の突起22・・がケース2,3
の凹溝21・・内にそのテーパ23,24同士が接触しながら
図5にても示す様に係入し、この時テーパ23,24によっ
て外枠20・・は外側に押圧されて隔膜17・・を外側に向
けて引っ張る。
【0013】これにより、隔膜体5,7の成形時に隔膜
17・・に皴が発生してもこれが解消され、隔膜17・・と
陰極板4,8及び陽極板6との接触を確実に防止する。
【0014】尚上記実施例では、凹溝21・・の内側に突
壁28・・を形成し、かつフレーム16,16の外枠20,20に
は上記突壁28・・が係入する係入溝29・・を形成してフ
レーム16,16の位置決めを確実としているが、図6にて
示す様に凹溝21・・と突起22のみ形成する様に構成して
も良い。
【0015】又、上記突起22・・と凹溝21・・は左右両
側に設けているが、テーパ23,24はどちらか一方に設け
ても良く、かつ突起22・・と凹溝21・・のどちらか一方
のみにテーパを設ける構成としても良い。
【0016】而して、給水口13より水道水等を連続的に
給水すると同時に陰極板4,4と陽極板6間に所定の直
流電圧を印加することで、電解室12・・に給水された水
が電気分解されてアルカリイオン水や酸性水が生成さ
れ、これらが生成水取出口14,15より吐水される。
【0017】
【発明の効果】本発明の構成により、電解槽のケースと
隔膜体を構成するフレームに互いに係合する突起と凹溝
を形成すると共に、これら突起と凹溝に、係入時にフレ
ームを外側に押圧するテーパを形成したことで、隔膜体
の隔膜に成形時の皴が発生しても、フレームとケースと
の係合を利用して隔膜の皴を延ばし、皴の発生による隔
膜と電極板との接触を防止し、これらの接触による電解
性能の低下や、スケールの付着を防止する事が出来るも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】同じく分解斜視図である。
【図3】図1中のA−A縦断面図である。
【図4】同じく要部の側面縦断面図である。
【図5】同じく要部の動作を示す側面縦断面図である。
【図6】同じく他の実施例を示す要部の側面縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 電解槽 2 ケース 3 ケース 4 陰極板 5 隔膜体 6 陽極板 7 隔膜体 8 陰極板 9 収納溝 16 フレーム 17 隔膜 21 凹溝 22 突起 23 テーパ 24 テーパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する面に収納溝を凹設した一対の
    ケースをその周縁部にて接合して電解槽を構成し、上記
    収納溝内に電極板と隔膜体を交互に積層配置して少なく
    とも一対の電解室を区画形成し、かつ上記隔膜体を、フ
    レームとこのフレームに一体的に固着した隔膜とで構成
    するものにおいて、上記ケースとフレームに互いに係合
    する突起と凹溝とを形成すると共に、これら突起と凹溝
    に、係入時に上記フレームを外側へ押圧するテーパを形
    成した事を特徴とするイオン水生成装置の電解槽。
JP9124055A 1997-05-14 1997-05-14 イオン水生成装置の電解槽 Pending JPH10314741A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001321769A (ja) * 2000-05-17 2001-11-20 Hoshizaki Electric Co Ltd 有隔膜電解槽
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