JP3502168B2 - 水を電解する装置 - Google Patents

水を電解する装置

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JP3502168B2 JP27038394A JP27038394A JP3502168B2 JP 3502168 B2 JP3502168 B2 JP 3502168B2 JP 27038394 A JP27038394 A JP 27038394A JP 27038394 A JP27038394 A JP 27038394A JP 3502168 B2 JP3502168 B2 JP 3502168B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、+−の電極板の間に水
を流し、水に通電して水を電解する装置に関する。 【0002】 【従来の技術】水は、電解することによって、アルカリ
性イオン水と酸性イオン水とに分離できる。アルカリ性
イオン水は、物を柔らかくする豊潤作用に加えて、溶解
力や浸透力に優れた特性を示す。また、水道水を電解し
て得られるアルカリ性イオン水は、塩素の含有量を極減
できる特長もある。酸性イオン水は、洗浄作用、殺菌作
用、漂白作用に優れた特性を示す。これ等の作用が生か
されて、アルカリ性イオン水は、飲料水、水割り用の
水、コーヒーやお茶の水に使用されている。また、酸性
イオン水は、麺類のゆで水、豆類を煮炊きする水、果物
野菜の洗浄水、卵のゆで水、掃除水等に使用されてい
る。 【0003】アルカリ性イオン水と酸性イオン水とは水
を電気分解して得られる。水の流路に、プラスとマイナ
スの電極板を対向して設けると、マイナス電極板の近傍
にアルカリ性イオン水が、プラス電極板の近傍に酸性イ
オン水が集まる。マイナス電極板に集まるアルカリ性イ
オン水は、プラスの電解質を含んでいる。プラス電極板
に集まる酸性イオン水はマイナスの電解質を含んでい
る。水には、カルシウムイオン、ナトリウムイオン、マ
グネシウムイオン、カリウムイオン等のプラスの電解質
と、塩素や硫黄、あるいは珪酸等のマイナスイオンが含
まれている。 【0004】さらに、電極板で水を電解する装置は、水
に塩化ナトリウム等の電解物質を微量添加し、電極板に
通電して、殺菌水を得る装置とすることもできる。この
装置は、電解槽で水を電解して、強い酸性水とアルカリ
水とに電解して水に殺菌力を持たせることができる。こ
の装置は、酸性水とアルカリ水とを別々に排出し、ある
いは、酸性水とアルカリ水とを混合して殺菌力の強い水
とすることができる。 【0005】本発明者は、水を電解す装置として図1の
断面図に示すものを開発した(特開平6−198282
号公報)。この図に示す装置は、プラスマイナスの電極
板1の間に隔膜2を配設している。隔膜2はイオン透過
性のあるシート材で、アルカリ性イオン水と酸性イオン
水とに電解した水が混合するのを防止する。隔膜2は、
水を自由に通過させない微細な空隙のあるシート材で、
図2の斜視図に示すように、枠形状に成形したプラスチ
ックにインサート成形してケースに内蔵する。 【0006】この装置は、電極板1と隔膜2との間に水
を流入して、プラスマイナスの電極板に直流電圧を印加
する。流入する水は、マイナス電極板1の近傍ではプラ
スイオン濃度が高くなってアルカリ性イオン水となり、
プラス電極板1の近傍ではマイナスイオン濃度が高くな
って酸性イオン水となる。このように、対向電極板を有
する装置は、電極板間の電気抵抗を小さくできる。それ
は、電極板1の対向面積を大きくできると共に、電極板
間の距離を短くできるからである。電極板間の抵抗は、
電極板1の対向面積を大きくして、電極板間隔を狭くす
ると小さくなる。したがって、この電極板構造は、低電
圧の直流で効率よく水を電解できる特長がある。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】さらに、この電極板構
造は、電極板の枚数を調整して電流値を調整できる特長
がある。電極板の枚数を多くすると、対向する電極板面
積が大きくなって、電流を大きくできる。電流値を大き
くすると、時間当りの流水量を多くしても、水を効率よ
くアルカリ性イオン水と酸性イオン水とに電解できる。
したがって、処理能力の大きい装置は電極板の積層枚数
を多くし、処理能力の小さい装置は電極板の積層枚数を
少なくして、アルカリ性イオン水と酸性イオン水のイオ
ン濃度を一定にできる。 【0008】ただ、図1に示す構造の水を電解する装置
は、電極板の積層枚数を多くすると、収納するケースを
変更する必要がある。それは、ケースに内蔵する電極部
分が厚くなるからである。このため、電流値を変更する
と、ケースを特別に製作する必要があり、種々の電流値
のものを安価に多量生産できない欠点があった。 【0009】水を電解する装置は、用途によって使用す
る水量が大幅に変化する。たとえば、家庭用と業務用で
は大幅に使用流量が変化する。さらに、業務用に使用さ
れるものであっても、飲用のアルカリ性イオン水を作る
ものと、酸性の殺菌水を作るものでは使用流量が変化す
る。また、殺菌水を作るものでも、農業用に使用するも
のと、飲食店で使用するものでは使用流量が相当に変化
する。このように、用途によって使用流量が大幅に変動
する水を電解する装置は、流量によってケースを変更す
ると、製造コストが著しく高くなってしまう。とくに、
ケースにプラスチックの成形品を使用するものは、ケー
スを変更すると極めて高価な金型を変更する必要があっ
て、製造コストが著しく高騰する欠点がある。 【0010】本発明の第1の目的は、この欠点を解消す
ることを目的に開発されたもので、使用流量が大幅に変
動する装置を簡単かつ容易に、しかも安価に多量生産で
きる水を電解する装置を提供するにある。 【0011】ところで、水を電解する装置は、防水構造
として電極板を外部に取り出す必要がある。外部から電
極板に電力を供給するためである。この構造は、電極板
をプラスチック製のケースにインサート成形する構造で
実現できる。しかしながら、プラスチックにインサート
成形する電極板は、製造工程における成形不良にで高価
な電極板が無駄になってしまう欠点がある。電極板をプ
ラスチックにインサートするものは、不良率を0にする
ことができない。実際には数%の不良率が発生する。困
ったことに、この種の装置に使用する電極板は極めて高
価な金属板である。水に通電して摩耗しない耐久性が要
求されるからである。ちなみに、本発明者は、電極板と
して、チタン板の表面を白金でコーティングしたものを
使用している。このため、電極板が無駄になることは極
力少なくすることが大切である。さらに、プラスチック
にインサートした電極板は、再生して何回も再使用でき
ない。電極板は使用するにしたがって表面に異物が付着
する。表面に異物が付着すると、電極板の+−を逆接続
して洗浄できる。ただ、いかに洗浄しても完全に異物を
除去できない。したがって、長時間使用すると電極板の
表面はしだいに汚れる。電極板の表面の汚れは、電極板
を焼成して除去できる。しかしながら、プラスチックに
インサートされた電極板は、焼成するとプラスチックが
溶融するので焼成できず、再生して何回も有効に再利用
できなくなってしまう。このため電極板をプラスチック
にインサートするものは、製造コストとランニングコス
トの両方が高くなってしまう。 【0012】本発明のさらにこの欠点を解決することを
目的に開発されたもので、本発明の第2の目的は、電極
板を何回も有効に再使用してランニングコストを低減で
きる水を電解する装置を提供することにある。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明の水を電解する装
置は、前述の目的を達成するために下記の構成を備え
る。本発明の水を電解する装置は、電解槽4と、この電
解槽4の電極板に直流を供給する電源5とを備える。電
解槽4は、水密構造のケース3と、このケース3内に対
向して配設されて、流入される水に通電して水をアルカ
リ性イオン水と酸性イオン水とに電解する電極板1と、
アルカリ性イオン水と酸性イオン水とを分離する隔膜2
とを備える。 【0014】さらに、本発明の水を電解する装置は、電
解槽4が下記の独得の構成を有することを特徴とする。 (a) ケース3は、プラスチックでもって枠形状に成
形されて内側に水路が設けられてなる積層枠3Aと、こ
の積層枠3Aの水路の両面を水密に閉塞する蓋板3Bと
を備える。 (b) 積層された積層枠3Aの両側に蓋板3Bを配設
し、蓋板3Bと積層枠3Aとを脱着具6で脱着自在に連
結している。 (c) 複数枚の積層枠3Aは、パッキン7を介して互
いに水密に積層されて、内側に水路を形成している。 (d) 積層枠3Aは、内側の開口部に、イオン透過性
の隔膜2をインサート成形している。 (e) 水密に積層される積層枠3Aを貫通して、水の
供給口8と、電解板1で電解されたイオン水の排出口9
を開口している。 (f) 電極板1は、積層枠3Aの開口部に位置して、
積層枠3Aの間に脱着自在に挟着されて隔膜2の間に配
設されている。 【0015】さらに、本発明の水を電解する装置は、積
層枠3Aに貫通して、電極板1に接続される電極ロッド
10を挿通する電極孔11を開口している。 【0016】 【作用】本発明の水を電解する装置は、電極板1を挟着
する積層枠3Aの積層枚数を調整して、電極面積を調整
できる。積層枠3Aの積層枚数を2倍にすると、電極面
積を2倍にできる。このため、積層枠3Aの積層枚数を
2倍にする装置は、流量を2倍にして、排出されるアル
カリ性イオン水と酸性イオン水のイオン濃度を一定にで
きる。隔膜2を積層枠3Aにインサート成形し、積層枠
3Aの間に電極板1を内蔵し、水密に積層される積層枠
3Aでケース3を構成するからである。 【0017】さらに、本発明の水を電解する装置は、積
層して水密構造のケース3を構成するプラスチック製の
積層枠3Aに、隔膜2をインサート成形しているので、
プラスチック製の積層枠3Aを隔膜2の保持枠に併用で
きる。したがって、隔膜2を保持する部材を省略して隔
膜2を理想的な状態でケース3内に配設して全体構造を
簡素化できる。 【0018】さらにまた、薄いシート材である隔膜2を
積層枠3Aにインサートするので、積層枠3Aを完全な
水密構造として積層状態に連結できる。電極板1は積層
枠3Aにインサート成形されずに、積層枠3Aの間に挟
着して配設されるので、これが多少変形しても、積層枠
3Aを直接に歪ませることがなく、電極板1の変形に起
因する水漏れを有効に防止できる。 【0019】さらに本発明の水を電解する装置は、金属
板である電極板1を積層枠3Aの間に挟着して水密に内
蔵させるので、電極板1を取り出して焼成する等の方法
で表面の異物を除去して何回も有効に再使用できる。し
たがって、ランニンコストを低減できる特長も備える。 【0020】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための水を電解する装置を例示するもので
あって、本発明の水を電解する装置は、構成部品の材
質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するもので
ない。本発明の水を電解する装置は、特許請求の範囲に
おいて、種々の変更を加えることができる。 【0021】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。 【0022】図3に示す水を電解する装置は、水に食塩
等の電解液を添加してアルカリ性イオン水と酸性イオン
水とに分離するもので、電解槽4と、この電解槽4の電
極板に直流を印加する電源5と、電解槽4に電解液を供
給する供給タンク11と、供給タンク11の電解液を電
解槽4に供給する供給ポンプ13とを備える。 【0023】この図に示す装置は、食塩等の電解液を混
合した水を電解する。この装置は強い殺菌力の水を製造
できる。ただ、本発明は水を電解する装置をこの図に示
す装置に特定しない。電解液を添加してアルカリ性イオ
ン水と酸性イオン水とに電解した水を混合して排水する
こともできる。アルカリ性イオン水と酸性イオン水の混
合水は殺菌水として使用できる。さらに、本発明の水を
電解する装置は、電解液を添加しない水をアルカリ性イ
オン水と酸性イオン水に電解することもできる。電解液
を添加しない水を電解したアルカリ性イオン水は、飲用
に使用され、酸性イオン水は殺菌力の優れた水に使用さ
れる。 【0024】水を電解する電解槽4には、フィルター1
4を通過した綺麗な水が供給される。電解槽4に水を供
給するために、電解槽4の流入側には開閉弁(図示せ
ず)を連結している。開閉弁と電解槽4との間に、水に
電解液を混合するミキサー15を連結している。 【0025】電解槽4の原理を図4の断面図に示す。こ
の図に示す電解槽4は、水密構造のケース3と、ケース
3内に対向して配設されて、流入される水に通電して水
をアルカリ性イオン水と酸性イオン水とに電解する電極
板1と、電極板1の間に配設されてアルカリ性イオン水
と酸性イオン水とを分離する隔膜2とを備える。 【0026】ケース3は、複数枚の積層枠3Aと、この
積層枠3Aの両面に積層されている蓋板3Bとを備え
る。積層枠3Aは、プラスチックでもって枠形状に成形
されて内側に水路を設けている。蓋板3Bは、プラスチ
ック製あるいは金属製で、積層枠3Aの内側に設けられ
る水路の両面を水密に閉塞している。積層された積層枠
3Aの両側に蓋板3Bを配設し、蓋板3Bと積層枠3A
とを、脱着具6である止ネジ6Aで脱着自在に連結して
いる。複数枚の積層枠3Aは、パッキン7を介して互い
に水密に積層されて、内側に水路を形成している。 【0027】積層される積層枠3Aの平面図と底面図を
図5と図6に示す。蓋板3Bの平面図と底面図と断面図
とを図7と図8と図9に示す。複数枚の積層枠3Aは、
パッキン7を介して互いに水密に積層されて、内側に水
密構造の水路を形成している。 【0028】積層枠3Aは蓋板3Bに水密に挟着される
ように、周囲に一定の間隔で止ネジ6Aを挿入するネジ
孔16を貫通して設けている。止ネジ6Aは積層枠3A
と蓋板3Bを脱着自在に連結する脱着具6である。積層
枠3Aの両面には、ネジ孔16の内側に沿って、パッキ
ン7であるOリングを定位置に配設する外周溝17を設
けている。積層枠3Aは、図5と図6において、上下中
央両側に、電極板1を接続する電極ロッド10を挿入す
るための電極孔11を開口している。電極孔11を開口
する部分は、両側に突出させて積層枠3Aの幅を広くし
ている。電極孔11の周囲には、電極孔11に水が侵入
するのを防止するために、パッキン7であるOリングを
装着する電極溝18を設けている。 【0029】硬質のプラスチックでもって枠形状に成形
された積層枠3Aは、成形するときに内側の開口部に、
イオン透過性のある隔膜2をインサート成形している。
隔膜2は、イオンは透過できるが水は自由に透過できな
いプラスチック性の薄膜である。隔膜2は積層枠3Aの
厚さ方向の中間に位置してインサート成形されている。
イオン透過性の隔膜2はアルカリ性イオン水と酸性イオ
ン水とを分離するたるの膜である。 【0030】 開口部の内側に隔膜2をインサートして
いる積層枠3Aは、図5と図6に示すように、上下の端
部に、ふたつの供給口8と、ふたつの排出口9とを開口
している。ふたつの供給口8は互いに並列に接続されて
隔膜2の両面に水を供給する。隔膜2の両面に供給され
る水は、電解液を混合したもの、あるいは電解液を混合
しないものである。 【0031】図5に示す積層枠3Aは、上端右の供給口
8を連通溝19を介して隔膜2の上面に連通し、上端左
の供給口8を連通溝19を介して隔膜2の下面に連通し
ている。積層枠3Aは、積層枠3Aの表面に形成された
凹部で、積層枠3Aを積層した状態で水が通過できる通
路となる。積層枠3Aの上端部に設けられたふたつの供
給口8は、図3に示すように並列に連結されて、隔膜2
の両面に水を供給する。 【0032】図5に示す積層枠3Aは、図において右の
供給口8と排出口9とを連通溝19に連結して、隔膜2
の上面に連結している。積層枠3Aの底面は、図5にお
いて左(図6の底面図は左右が逆になるので右)の供給
口8と排出口9とを隔膜2の底面に連通している。供給
口8と排出口9は、連通溝19に連通されない側、図5
と図6において左上の供給口8と、右下の排出口9(図
6は底面図であるから、図5と左右が反対になるので、
積層枠3Aの下面では右上の供給口8と左下の排出口9
となる)の周縁に、パッキン7であるOリングを案内す
るための内周溝20を成形している。 【0033】さらに、積層枠3Aは間に電極板1を供給
するために、電極板1の嵌入溝21を開口部の内周縁に
設けている。電極板1は、図4に示すように、積層枠3
Aの間と、積層枠3Aと蓋板3Bの間に挟着される。電
極板1を挟着して積層枠3Aの間から水が漏れないよう
に、嵌入溝21は電極板1の厚さの半分に設計されてい
る。さらに、電極板1は積層枠3Aの一方の電極ロッド
10に連結される。したがって、電極板1の嵌入溝21
は、開口部の内周縁から一方の電極孔11まで延長して
設けられている。図5と図6に示す積層枠3Aは、上面
の嵌入溝21を左の電極孔11まで延長し、左の嵌入溝
21を右の電極孔11まで延長している。 【0034】さらに、図5と図6に示す積層枠3Aは、
開口部の上下端に隔膜2の両面を保持する凸起22を一
定の間隔に成形している。凸起22は、表面で電極板1
を挟着できるように嵌入溝21の底面と同一平面に成形
されている。この形状の積層枠3Aは、嵌入溝21に挟
着された電極板1の間に、凸起22の間からスムーズに
水が流入し、また、電極板1の間から凸起22の間を通
過してアルカリ性イオン水と酸性イオン水とが流出され
る。 【0035】蓋板3Bは、積層枠3Aと同じ外形に成形
されるとと共に、積層枠3Aと同じ位置に止ネジ6Aを
挿通するネジ孔16を貫通して設けている。さらに、蓋
板3Bの外側面には、内圧で変形しないように、碁盤格
子状にリブ23を成形している。蓋板3Bの内面には、
積層枠3Aと同じ位置にパッキン7であるOリングを案
内する外周溝17を設けている。さらに、蓋板3Bは、
積層枠3Aと同じ位置に電極孔11と、供給口8および
排出口9を開口している。電極孔11の周縁には、積層
枠3Aの電極溝18に配設するパッキン7であるOリン
グを案内する電極溝18を設けている。さらに、供給口
8と排出口9の周縁には、パッキン7であるOリングを
案内するために内周溝20を成形している。さらに、蓋
板3Bは、図8に示すように、電極板1を嵌入するため
の嵌入溝21を内面に設けている。嵌入溝21は一方の
電極孔11の周縁まで延長して設けられている。積層枠
3Aの両面を挟着する蓋板3Bは同じ形状のものが使用
できる。 【0036】図5と図6に示す積層枠3Aと、図7〜図
9に示す蓋板3Bを積層した状態を図10〜図14に示
す。図10はアルカリ性イオン水を排出する排出口9部
分の縦断面図、図11は酸性イオン水を排出する排出口
9部分の縦断面図である。図12はアルカリ性イオン水
と酸性イオン水とを排出する排出口9部分の横断面図、
図13は供給口8部分の横断面図、図14は電極板1の
中央、すなわち電極ロッド10部分の横断面図である。 【0037】以上の断面図に示す電解槽4は、同じ形状
の積層枠3Aを積層して、電極板1の間に隔膜2を配設
し、隔膜2の両面にできるアルカリ性イオン水路と酸性
イオン水路とを並列に連結している。図12の断面図に
おいて、各段に積層される積層枠3Aは、アルカリ性イ
オン水の排出口9と、酸性イオン水の排出口9に連結す
る左右を逆にしている。すなわち、図12において下か
ら1段目と3段目の積層枠3Aは、上面右の排出口9を
アルカリ性イオン水路に、下面左の排出口9を酸性イオ
ン水路に連結している。これに対して、下から2段目と
4段目の積層枠3Aは、上面左の排出口9をアルカリ性
イオン水路に、下面右の排出口9を酸性イオン水路に連
結している。 【0038】図5と図6に示す積層枠3Aは、これ等の
図において、上下方向を反対にして積層すると、隔膜2
の上下に連通される連通溝19の位置が左右逆になる。
図5に示す積層枠3Aは、右の供給口8と排出口9を連
通溝19でもって隔膜2の上面に、左の供給口8と排出
口9を連通溝19で隔膜2の下面に連通しているが、上
下に逆にすると、左の供給口8と排出口9が連通溝19
で隔膜2の上面に、右の供給口8と排出口9が連通溝1
9で隔膜2の下面に連結される。 【0039】図5と図6に示す積層枠3Aは、図12に
示すように、左右の供給口8と排出口9とが上下段で逆
になるように積層される。図12は、電解槽4を、図5
に示す積層枠3AのA−A線の位置で切断した断面図で
ある。 【0040】電極板1を挟着して積層した積層枠3A
は、−電極板1の両面をアルカリ性イオン水路とし、+
電極板1の両面を酸性イオン水路とする。+−の電極板
1の間は、積層枠3Aに一体成形された隔膜2でアルカ
リ性イオン水路と酸性イオン水路とに分離される。−電
極板1の両面を流れる水は、図10に示すように、アル
カリ性イオン水の排出口9から流出され、+電極板1の
両面を流れる水は、図11に示すように酸性イオン水の
排出口9から流出される。+−の電極板1の両面には、
図13に示すように、互いに並列に連結された供給口8
から水が供給される。 【0041】積層枠3Aの間と、積層枠3Aと蓋板3B
との間に挟着される電極板1は、チタン板2の表面を白
金でコーティングしたものである。この電極板は、焼成
して表面に付着する異物を除去して何回も再使用でき
る。ただし、焼成した後には、表面に白金を再コーティ
ングするのがよい。電極板1は、図15に示すように、
嵌入溝21に嵌着される外形に裁断されていると共に、
一方の側部には、電極ロッド10に接続する接続端子を
突出させている。電極板1は、接続端子1Aを上下段で
左右逆に突出させるように挟着される。図14の電解槽
4は、下から1、3、5段目の電極板1は、接続端子1
Aを右側に突出させて互いに並列に接続されており、下
から2段目と4段目の電極板1は接続端子1Aを左に突
出させて並列に接続されている。互いに並列に接続され
る電極板1の間には、電極ロッド10を挿入する金属筒
24を配設している。電極板1の間に挟着される電極板
1は、金属筒24を挟着して並列に接続される。図14
において、下から1、3、5段目の電極板1は、電極ロ
ッド10を介して電源5の+側に、2、4段目の電極板
1は電源5ロッドを介して電源5の−側に接続されてい
る。 【0042】対向する電極板1の間に隔膜2を配設す
る。隔膜2は可撓性の薄いシート材である。薄いシート
材である隔膜2を、対向する電極板1の間に正確に配設
するために、電極板1と隔膜2の間に、図16に示す絶
縁網25を配設する。絶縁網25は、自由に水が通過で
きるようにプラスチックの線材を網状に連結したもので
ある。この絶縁網25は、隔膜2を電極板1の間に中心
に正確に配設できるように、電極板1と隔膜2の隙間に
ほぼ等しく、あるいはこれより多少薄く成形されてい
る。絶縁板は積層枠3Aの開口部の内側に配設できる外
形に成形され、図14の一点鎖線で示すように、電極板
1と隔膜2の間に配設されている。 【0043】以上の構造の積層枠3Aは、隔膜2の両面
に絶縁網25と電極板1とを配設し、これを複数枚積層
して上下の両面を蓋板3Bで閉塞して電解槽4とする。
図に示す電解槽4は、4枚の積層枠3Aを積層してい
る。積層枠3Aの積層枚数を4枚にすると、5枚の電極
板1が積層されて、+−の電極板1の対向する面積は1
枚の電極板1の4倍となる。図示しないが、積層枠3A
の積層枚数を6枚にすると、+−の電極板1の対向面積
は1枚の電極板1の6倍となる。+−の電極板1の対向
面積は、積層枠3Aの積層枚数に比例して大きくなる。
したがって、時間当りの処理能力の大きい電解槽4は、
積層枠3Aの積層枚数を多くする。積層枠3Aの積層枚
数を2倍にすると、電解槽4の単位時間当りの処理能力
は2倍になる。水を電解する+−の電極板1の対向面積
が2倍になるからである。ただ、+−の電極板1の対向
面積が大きくなると、電源5から電極板1に供給される
電流も大きくなる。1枚の電極板1に流れる電流が同じ
であっても、電極板1の枚数が多くなると、全ての電極
板1に流れる電流のトータル値が増加するからである。
したがって、積層枠3Aの積層枚数を多くして、時間当
りの処理能力を大きくする装着は、電源5の容量も大き
く設計する。 【0044】図に示す電解槽4は、積層枠3Aの積層枚
数を調整して電極板1の対向面積を調整できる。積層枠
3Aの枚数を変更したときに変えるものは、止ネジ6A
と電極ロッド10の全長のみである。積層枠3Aの積層
枚数を多くすると、電解槽4が厚くなるので、積層枠3
Aと蓋板3Bとを貫通して固定する止ネジ6Aと電極ロ
ッド10とを長くする。積層枠3Aの積層枚数が少ない
ときには、電解槽4が薄くなるので、止ネジ6Aと電極
ロッド10に短くものが使用できる。ただ、長い止ネジ
6Aと電極ロッド10は、薄い電解槽4にも使用でき
る。このため、止ネジ6Aと電極ロッド10に長いもの
を使用するなら、積層枠3Aの積層枚数を変更しても、
そのまま使用できる。 【0045】さらに、図に示す電解槽4は、上下の両方
の蓋板3Bに、それぞれふたつの供給口8と排出口9と
を開口しているが、供給口8と排出口9は何れか片方の
蓋板3Bにのみ開口することもできる。 【0046】 【発明の効果】本発明の水を電解する装置は、使用流量
の大幅に変動する装置を簡単かつ容易に、しかも安価に
多量生産できる極めて優れた特長がある。それは、本発
明の水を電解する装置が、電解槽を構成する積層枠の積
層枚数を変更して電極板の対向面積を調整できるからで
ある。とくに、積層枠の積層枚数を変更しても、電解槽
を構成するその他の部品はほとんど、あるいは全く変更
する必要がない。積層枠が、ケースの一部を構成すると
共に、これに隔膜を一体成形し、積層枠の間に電極板を
供給して積層することにより、水密構造の電解槽を構成
できるからである。積層枠の積層枚数を多くして、電解
槽の単位時間当りの処理能力を増加でき、反対に積層枠
の積層枚数を少なくして処理能力の小さい電解槽とする
ことができる。このため、本発明の水を電解する装置
は、小容量のものから極めて大型の電解槽を有するもの
を、ほとんど設計変更することなく、用途に最適の容量
に設計して安価に多量生産できる特長がある。 【0047】さらにまた、本発明の水を電解する装置
は、ケースの一部を構成する積層枠に隔膜を一体成形
し、この積層枠の間に電極板を挟着して電解槽としてい
る。この構造の電解槽は、電極板の変形に起因する水漏
れを極限して電極板を積層状態に内蔵できる。それは、
電極板を、積層枠の開口部に配設しているからである。
積層枠の開口部に配設される電極板は、これが変形して
も電解槽の水密構造を阻害することがない。電解槽は、
積層枠を水密構造に積層して水密に閉塞される。 【0048】電極板を積層枠に一体成形することもでき
るが、電極板を積層枠に一体成形すると、電極板をイン
サート成形するときに不良品が発生すると高価な電極板
を有効に使用できなくなる。また、電極板の表面に異物
が付着するとこれを完全に除去できなくなる。電極板の
表面に付着する異物は、電極板を焼成して除去できる
が、プラスチックにインサート成形している電極板は焼
成できない。焼成するとプラスチックが熱で変形して使
用できなくなるからである。したがって、プラスチック
にインサートした電極板は、異物が付着して表面の電気
抵抗が増加する、再生することができず、新しい電極板
に交換する必要がある。 【0049】これに対して、本発明の装置は、積層枠で
電極板を挟着するので、電極板をプラスチックにインサ
ートする必要がない。このため、表面に異物が付着して
汚れると、焼成して何回も再生して有効に使用できる。
さらに、本発明の装置に内蔵される電極板は、金属板を
所定の形状に裁断して製造できる。このことは、電極板
の製造コストを低減すると共に、高価な電極板の寿命を
長くして、ランニングコストを著しく低減できる特長が
ある。とくに、積層枠の枚数を多くする業務用の装置
は、使用時間が極めて長いので電極板を安価にして、ラ
ンニングコストを低減することが大切である。本発明の
装置は、積層枠の積層枚数を多くして、電極板の使用枚
数が多いときに、電極板のコストを低減できるので、業
務用であってもランニングコストを低減して経済的に使
用できる特長がある。 【0050】さらに、電極板をインサートした装置は、
電極板が変形すると積層枠も変形して水漏れの原因とな
る。ところが、本発明の水を電解する装置は、薄いシー
ト材である隔膜を積層枠に一体成形し、この積層枠の開
口部に電極板を配設している。隔膜は薄いシート材であ
るから、これが変形して積層枠を歪ませることがない。
歪のない積層枠は、水漏れしないよう積層できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】従来の水を電解する装置の一例を示す断面図 【図2】図1に示す装置に使用する隔膜の斜視図 【図3】本発明の実施例の水を電解する装置の概略斜視
図 【図4】図3に示す水を電解する装置の電解槽の動作原
理を示す断面図 【図5】図3に示す電解槽に使用する積層枠の平面図 【図6】図3に示す電解槽に使用する積層枠の底面図 【図7】図3に示す電解槽に使用する蓋板の平面図 【図8】図3に示す電解槽に使用する蓋板の底面図 【図9】図3に示す電解槽に使用する蓋板の断面図 【図10】図3に示す電解槽のアルカリ性イオン水を排
出する部分の縦断面図 【図11】図3に示す電解槽の酸性イオン水を排出する
部分の縦断面図 【図12】図3に示す電解槽のアルカリ性イオン水と酸
性イオン水を排出する排出口部分の横断面図 【図13】図3に示す電解槽の供給口部分の横断面図 【図14】図3に示す電解槽の電極ロッド部分の横断面
図 【図15】図5と図6に示す積層枠に挟着される電極板
の平面図 【図16】図5と図6に示す積層枠の電極板と隔膜の間
に配設される絶縁網の平面図 【符号の説明】 1…電極板 1A…接続端子 2…隔膜 3…ケース 3A…積層枠 3B…蓋
板 4…電解槽 5…電源 6…脱着具 6A…止ネジ 7…パッキン 8…供給口 9…排出口 10…電極ロッド 11…電極孔 12…供給タンク 13…供給ポンプ 14…フィルター 15…ミキサー 16…ネジ孔 17…外周溝 18…電極溝 19…連通溝 20…内周溝 21…嵌入溝 22…凸起 23…リブ 24…金属筒 25…絶縁網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−308675(JP,A) 特開 平6−198282(JP,A) 特開 平6−226258(JP,A) 特開 平6−190364(JP,A) 特開 平6−292887(JP,A) 実開 平6−48888(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/46

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 電解槽(4)と、この電解槽(4)の電極板
    (1)に直流を供給する電源(5)とを備え、電解槽(4)が、
    水密構造のケースと、このケース内に対向して配設され
    て、流入される水に通電して水をアルカリ性イオン水と
    酸性イオン水とに電解する電極板(1)と、アルカリ性イ
    オン水と酸性イオン水とを分離する隔膜(2)とを備え、
    かつ電解槽(4)が下記の全ての構成を有することを特徴
    とする水を電解する装置。 (a) ケースは、プラスチックでもって枠形状に成形
    されて内側に水路が設けられてなる複数枚の積層枠(3A)
    と、この積層枠(3A)の水路の両面を水密に閉塞する蓋板
    (3B)とを備える。 (b) 積層された複数枚の積層枠(3A)の両側に蓋板(3
    B)を配設し、蓋板(3B)と積層枠(3A)とを脱着具(6)で脱
    着自在に連結している。 (c) 複数枚の積層枠(3A)は、パッキン(7)を介して
    互いに水密に積層されて、内側に水路を形成している。 (d) 積層枠(3A)は、内側の開口部に、イオン透過性
    の隔膜(2)をインサート成形している。 (e) 水密に積層される積層枠(3A)を貫通して、水の
    供給口(8)と、電極板(1)で電解されたイオン水の排出口
    (9)とを開口している。 (f) 積層枠(3A)は、これを貫通して、電極板(1)に
    接続される電極ロッド(10)を挿通する電極孔(11)を開口
    している。 (g) 電極板(1)は、積層枠(3A)の開口部に配設し
    て、積層枠(3A)の間に脱着自在に挟着されて隔膜(2)の
    間に配設されている。
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