JPH10313810A - 容器入り豆腐及びその製造方法 - Google Patents

容器入り豆腐及びその製造方法

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JPH10313810A
JPH10313810A JP9131269A JP13126997A JPH10313810A JP H10313810 A JPH10313810 A JP H10313810A JP 9131269 A JP9131269 A JP 9131269A JP 13126997 A JP13126997 A JP 13126997A JP H10313810 A JPH10313810 A JP H10313810A
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JP
Japan
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vessel
container
tofu
space
filled
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JP9131269A
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English (en)
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Toshinobu Yamaguchi
年宣 山口
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YAMASHIYOKU KK
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YAMASHIYOKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器に入れたままで食べる場合も、調味料や
薬味がこぼれ落ちることのない容器入り豆腐及びその製
造方法を提供すること。 【解決手段】 容器（１）内に入れられた豆腐の上面と
容器（１）の上面の間に空間（２）を設け、この空間
（２）に水（５）を充填した。豆乳と凝固剤の混合物
（３）を容器（１）に満杯に入れずに、混合物（３）上
面と容器（１）上面の間に空間（２）を設けた状態で加
熱凝固させ、その上で該空間（２）に水（５）を充填
し、その後に密封する

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、豆腐及び豆腐の製
造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の容器入り豆腐であるいわゆる充填
豆腐は、豆乳と凝固剤の混合物を容器に満杯に充填し、
その上で密封し加熱するという方法が採られていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の充填豆腐では、
豆腐が容器に満杯に入っている。それゆえ、豆腐を容器
に入れたまま食すると、豆腐にかけた調味料や薬味がこ
ぼれ落ちてしまうという難点があった。そこで本発明
は、容器に入れたままで食べる場合も、調味料や薬味が
こぼれ落ちることのない容器入り豆腐及びその製造方法
を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る容器入り豆腐では容器内に入れた豆腐
の上面と容器の上面の間に空間を設け、該空間に水を充
填するという手段を採用した。
【０００５】また、本発明に係る容器入り豆腐の製造方
法では、豆乳と凝固剤の混合物を容器に満杯に入れず
に、混合物の上面と容器上面の間に空間を設けた状態で
加熱凝固させ、その上で該空間に水あるいは調味料を充
填するという手段を採用した。
【０００６】以上のような手段によって製造される容器
入り豆腐では、豆腐上面と容器上面の間に空間が形成さ
れるので、水切りをすませた後に醤油やだし汁といった
調味料あるいは薬味を入れても、該調味料や薬味がこぼ
れ落ちることがなく、したがって容器にいれたまま豆腐
を食することが可能となるのである。
【０００７】また、水の代わりにあらかじめ調味料が充
填されている場合には、水切りを済ませるまでもなく容
器に入れたまま豆腐を食することが可能となるのであ
る。
【０００８】また、請求項４記載の容器入り豆腐の製造
方法では、水あるいは調味料充填後に容器上面を密封し
その上で加熱処理している。これにより殺菌効果が得ら
れるので、豆腐の賞味期間がより長期なものとなるので
ある。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、好ましい発明の実施の形態
につき図面を参照しながら述べる。図１は容器に豆乳と
凝固剤の混合物（３）を入れた状態示す斜視図であり、
図２は加熱凝固後水を充填し、密封フィルム（４）で密
封した状態を示す斜視図である。
【００１０】図１に示すように、容器（１）内に入れら
れた豆乳と凝固剤の混合物（３）の上面と容器（１）の
上面との間には、空間（２）が設けてある。係る状態で
加熱凝固させると、図２に示すように豆乳と凝固剤の混
合物（３）は豆腐（６）となる。その後水（５）を充填
し、その上で密封フィルム（４）を被せるのである。
【００１１】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているこ
とから、容器に入れたままで食する場合も、調味料や薬
味がこぼれ落ちることのない容器入り豆腐及びその製造
方法を提供することが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 容器に豆乳と凝固剤の混合物を入れた状態示
す斜視図。
【図２】 加熱凝固後水を充填し、密封フィルムで密封
した状態を示す斜視図。
【符号の説明】
１・・容器 ２・・空間 ３・・混合物 ４・・密封フィルム ５・・水 ６・・豆腐

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】容器（１）内に入れられた豆腐の上面と容
    器（１）の上面の間に空間（２）を設け、この空間
    （２）に水（５）を充填したことを特徴とする容器入り
    豆腐。
  2. 【請求項２】容器内に豆乳と凝固剤の混合物を充填させ
    加熱凝固させるという豆腐の製造方法において、豆乳と
    凝固剤の混合物（３）を容器（１）に満杯に入れずに、
    混合物（３）上面と容器（１）上面の間に空間（２）を
    設けた状態で加熱凝固させ、その上で該空間（２）に水
    （５）を充填し、その後に密封することを特徴とする容
    器入り豆腐の製造方法。
  3. 【請求項３】水（５）に代え、調味料を充填しておくこ
    とを特徴とする請求２記載の容器入り豆腐の製造方法。
  4. 【請求項４】密封後、加熱殺菌することを特徴とする請
    求項２または請求項３記載の容器入り豆腐の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009159941A (ja) * 2007-12-11 2009-07-23 Sato:Kk 容器入り豆腐の加熱装置及び加熱方法並びに製造方法
KR101184711B1 (ko) 2010-05-28 2012-09-20 한동신 소스 충진 두부의 제조방법
JP2017060411A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 相模屋食料株式会社 容器入り豆腐および容器入り豆腐の製造方法
JP2020162448A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 森永乳業株式会社 容器入り食品及びその製造方法

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