JPH10313328A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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Publication number
JPH10313328A
JPH10313328A JP12255397A JP12255397A JPH10313328A JP H10313328 A JPH10313328 A JP H10313328A JP 12255397 A JP12255397 A JP 12255397A JP 12255397 A JP12255397 A JP 12255397A JP H10313328 A JPH10313328 A JP H10313328A
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JP
Japan
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data
transmission
signal
slave station
inverted
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Withdrawn
Application number
JP12255397A
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English (en)
Inventor
Kenji Shirase
謙治 白勢
Takashi Miyake
高志 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP12255397A priority Critical patent/JPH10313328A/ja
Publication of JPH10313328A publication Critical patent/JPH10313328A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 I/O機器点数を増やことでスレーブ局を増
設する場合には、既存の通信ASICを使用すること
で、低コストで、かつ、システム改変に追随が容易にす
る。 【解決手段】 通常型スレーブ局2は、送受信データの
信号を反転しない通常型のデータをマスター局と送受信
する。反転型スレーブ局3は、送受信データの信号を反
転した反転型のデータをマスター局間と送受信する。マ
スタ局1は、通常型スレーブ局2とのデータ伝送の制御
を、所定のプロトコルに基づき行い、また、反転型スレ
ーブ局3とのデータ伝送の制御を、所定のプロトコルに
基づき行う。また、マスタ局1は、反転型スレーブ局3
にデータを送信する場合、または、反転型スレーブ局3
からデータを受信する場合には、送受信するデータの信
号を反転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタ局と,各I
/O機器に直接接続された複数のスレーブ局とを備える
マスタ−スレーブ方式の通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、1台のプログラマブルコント
ローラ(以下、PLC)で、複数のスイッチ,センサ等
のIO機器を制御するシステムにおいて使用される通信
システムには、マスタ局にPLCが接続され、また、各
スレーブ局にI/O機器が接続された構成からなるマス
タ−スレーブ方式のものがある。
【0003】この方式の通信システムは、マスタ局とス
レーブ局間にデータを送受信するに際し、マスタ局が各
スレーブ局に送信権を与えることで、各スレーブ局の送
信動作を規定するようになっている。
【0004】ここで、このようなマスタ−スレーブ方式
の通信システムでは、I/O機器点数(ノード)を増や
す場合には、それに伴ってスレーブ局を増やす必要があ
るため、マスター局を構成するスレーブ局に対するデ
ータ伝送を制御する通信ASICを、増加したスレーブ
に対応したものに新規に開発するか、または、増加し
た後のスレーブ局数に応じて、既存の通信システムを複
数を設けるようにしていた。例えば、スレーブ局を倍に
する場合には、既存の通信システムと、増加したスレー
ブ局に応じて新たに構築した通信システムとの2系統設
けるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のマスタ−スレーブ方式の通信システムで
は、I/O機器点数を増やすことでスレーブ局を増加さ
せる場合、増設したスレーブ局数に応じて、通信AS
ICを新規に開発して対応すると、通信ASICの開発
に膨大な費用と時間が必要があるという問題点があっ
た。
【0006】また、既存の通信システムを複数系統を
設けるようにして対応するときには、増設した通信シス
テム分のコストが必要となるとともに、互いにPLCを
協調させて動作させることが困難であるという問題点が
あった。
【0007】本発明は上述の問題点に鑑み、I/O機器
点数を増やことでスレーブ局を増設する場合には、既存
の通信ASICを使用することで、低コストで、かつ、
システム改変に追随が容易な通信システムを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、プログラマブルコントロ
ーラに直接接続されたマスタ局と,各I/O機器に直接
接続された複数のスレーブ局とを備える通信システムに
おいて、前記スレーブ局が、送受信データの信号を反転
しない通常型のデータを前記マスター局と送受信する通
常型スレーブ局と、送受信データの信号を反転した反転
型のデータを前記マスター局間と送受信する反転型スレ
ーブ局とを有しており、前記マスタ局が、前記通常型ス
レーブ局とのデータ伝送の制御を、所定のプロトコルに
基づき行う第1の送受信制御手段と、前記反転型スレー
ブ局とのデータ伝送の制御を、所定のプロトコルに基づ
き行う第2の送受信制御手段と、この第2の送受信制御
手段から前記反転型スレーブ局にデータを送信する場
合、または、前記反転型スレーブから前記第2の送受信
手段にデータを受信する場合には、送信するデータの信
号を反転させる信号反転手段とを有するようにする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記信号反転手段が、前記反転型スレーブ
局に対してデータを送信するときには、その送信すべき
データの信号を反転させ、反転型のデータに変換する第
1の信号反転手段と、前記反転型スレーブ局から反転型
のデータを受信すると、その受信した前記反転型のデー
タの信号を反転させて通常型のデータに変換する第2の
信号反転手段とを有するようにする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、送信するデータに記述されている
前記I/O機器の送信アドレスに基づき、前記第1の送
受信制御手段および前記第2の送受信制御手段のいずれ
か1つを選択する制御信号を出力する選択制御手段を有
するようにする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記反転型スレーブ局が、前記マスタ局と
のデータ伝送の制御を、所定のプロトコルに基づき行う
送受信制御手段と、前記マスタ局に対してデータを送信
し、また、データを受信する場合には、そのデータの信
号を反転させる信号反転手段とを有するようにする。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4記
載の発明において、前記送受信するデータにはNRZ符
号またはマンチェスタ符号が使用され、また、同期方式
にはフラグ同期方式が使用され、スタートコードが反
転、非反転で同一コードとならず、かつ、データの一部
に発生することがないようにする。
【0013】本発明によれば、反転型スレーブ局にデー
タを送信する場合、または、反転型スレーブからデータ
を受信する場合には、送信データおよび受信データを信
号を反転させるため、反転型スレーブ局とのデータ伝送
に使用される通信ASICは、通常型スレーブ局とのデ
ータ伝送制御に使用される通信ASICと、同一なもの
を使用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信システム
の構成を説明する。
【0015】図1は本発明に係る通信システムの構成を
示すブロック図である。
【0016】この実施形態の通信システムは、回線6
a,6bを介してマスタ局1と、通常型スレーブ局2
(後述する)および反転型スレーブ局3(後述する)間
をつなげたマスタ−スレーブ方式の通信システムであ
る。
【0017】そして、この通信システムは、通信方式が
ポーリング/セレクティング方式で、同期方式が例えば
“01111110”のフラグパターンをスタートコー
ドとして有するフラグ同期方式で、図2に示すように、
符号方式がNRZ符号やマンチェスタ符号を使用する方
式である。
【0018】ここで、スタートコードは、反転、非反転
で同一コードとならず、かつ、データの一部に発生する
ことがないものである。なお、NRZ符号やマンチェス
タ符号は、公知な内容であるため、その詳細説明を省略
する。
【0019】この通信システムは、図1に示すように、
マスター局1にはPLC4が直接接続されており、また
通常型スレーブ局2および反転型スレーブ局3にはスイ
ッチ,センサ等からなるI/O機器5が直接接続されて
構成されている。
【0020】マスタ局1は、図3に示すように、PLC
4間で互いに用いられるデータに変換するPLC I/
F部11と、第1の通信ASIC12と、第2の通信A
SIC13と、通信ASICコントロール部14と、ト
ランシーバ I/F部15と、トランシーバ部16とか
ら構成されている。
【0021】第1の通信ASIC12は、通信ASIC
コントロール部14からの制御信号に基づき、通常型ス
レーブ局2に対して決められた通信プロトコルに従い、
スタートコードおよび送受信データの信号を反転させる
ことなく(以下、このデータを通常型データという)、
データの送受信を行うようになっている。
【0022】つまり、第1の通信ASIC12は、通常
型スレーブ局2に対し、定期的に前記スタートコードを
送信しており、データを送信するに際しては、このスタ
ートコードを送信したのちにデータを送信し、再びスタ
ートコードを送信するようになっている。
【0023】また、第1の通信ASIC12は、通常型
スレーブ局2が出力したスタートコードを常時検出して
おり、データを受信するに際しては、スタートコードを
検出したのち、次のスタートコードの間にこのスタート
コードと異なる信号を受信した場合に、スタートコード
に挟まれた信号部分をデータとして認識するようになっ
ている。
【0024】なお、第1の通信ASIC12は、反転型
スレーブ局3からの送信されたスタートコードを検出す
ることができず、このため、その後に続くデータをも認
識することができないようになっている。
【0025】第2の通信ASIC13は、通信ASIC
コントロール部14からの制御信号に基づき、反転型ス
レーブ局3に対して決められた通信プロトコルに従いデ
ータの送受信を行うようになっている。
【0026】つまり、第2の通信ASIC13は、反転
型スレーブ局3に対し、定期的に前記スタートコードを
送信しており、データを送信するに際しては、このスタ
ートコードを送信したのちに送信データを送信し、再び
スタートコードを送信するようになっている。
【0027】また、第2の通信ASIC13は、反転型
スレーブ局3が出力したスタートコードを常時検出して
おり、データを受信するに際しては、スタートコードを
検出したのち、次のスタートコードの間にスタートコー
ドと異なる信号を受信した場合に、このスタートコード
に挟まれた信号部分をデータとして認識するようになっ
ている。
【0028】なお、第2の通信ASIC13は、通常型
スレーブ局2からの送信されたスタートコードを検出す
ることができず、このため、その後に続くデータをも認
識することができないようになっている。
【0029】通信ASICコントロール部14は、PL
C4から出力された送信データの送信アドレスに基づ
き、第1の通信ASIC13と第2の通信ASIC14
とのいずれか1つを選択し、同時にデータを送信しない
ように制御するようになっている。
【0030】トランシーバ I/F部15は、第1のO
R回路151,第2のOR回路152,第1のNOT回
路(インバータ:反転回路)153,第2のNOT回路
(反転回路)154,第1のAND回路155,第2の
AND回路156を有しており、第1の通信ASIC1
2および第2の通信ASIC13と、トランシーバ部1
6とを論理的に接続するようになっている。
【0031】さらに詳しく説明すると、第1のOR回路
151は、第1の通信ASIC12の“TXE”端子か
らの信号、または第2の通信ASIC12の“TXE”
端子からの信号を入力すると、トランシーバ部16の第
1の増幅器161に対してストローブ信号を出力するよ
うになっている。
【0032】第2のOR回路152は、第1のAND回
路155から出力された前記スタートコードおよびデー
タを示す信号、または第2のAND回路156から出力
された前記スタートコードおよびデータを示す信号を入
力すると、トランシーバ部16の第1の増幅器161に
対して、これらの信号を入力するよいうになっている。
【0033】ここで、第1のAND回路155から出力
された前記スタートコードおよびデータを示す信号と、
第2のAND回路156から出力された前記スタートコ
ードおよびデータを示す信号とは、互いに反転した信号
である。
【0034】第1のNOT回路153は、第2の通信A
SIC13から出力した前記スタートコードおよびデー
タの信号を反転させ、この反転した信号を第2のAND
回路156に出力するようになっている。
【0035】第2のNOT回路154は、トランシーバ
部16中の第2の増幅器162から受けた前記スタート
コードおよびデータの信号を反転させ、この反転させた
信号を第2の通信ASIC13に出力するようになって
いる。
【0036】第1のAND回路155は、第1の通信A
SIC12の端子“TXE”から出力した信号と、端子
“TXD”から出力した前記スタートコードおよびデー
タの信号とがともに入力されると、前記スタートコード
およびデータの信号を第2のOR回路152に出力する
ようになっている。
【0037】第2のAND回路156は、第2の通信A
SIC13の端子“TXE”から出力した信号と、端子
“TXD”から出力した前記スタートコードおよびデー
タの信号が第1のNOT回153で反転された信号とが
ともに入力されると、第1のNOT回153で反転され
た前記スタートコードおよびデータの信号を第2のOR
回路152に出力するようになっている。
【0038】トランシーバ部16は、第1の増幅器16
1と、第2の増幅器162とを備えており、かつ、図示
しないが汎用のトランシーバ(RS232c,RS42
2,RS485等)や専用トランシーバで構成されてお
り、データ信号の電圧・電流・インピダンスをそれぞれ
最適に変換するようになっている。
【0039】スレーブ局2は、図4に示すように、I/
O機器間で互いに用いれるデータに変換するI/O I
/F部21と、通信ASIC22と、トランシーバ I
/F部23と、トランシーバ部24とから構成されてい
る。
【0040】通信ASIC22は、通常型データを認識
するマスタ局1中の第1のASIC12に対して決めら
れた通信プロトコルに従いデータの送受信を行うように
なっている。
【0041】トランシーバ I/F部23は、通信AS
IC22とトランシーバ部24とを論理的に接続するよ
うになっている。
【0042】さらに詳しく説明すると、トランシーバ
I/F部23は、通信ASIC22の“TXE”端子か
らの信号を、トランシーバ部24中の第1の増幅器24
1に対するストローブ信号として出力し、また、“TX
D”端子から出力したスタートコードおよびデータの信
号を第1の増幅器241に出力するようになっていると
ともに、トランシーバ部24からのマスタ局1から受信
したスタートコードおよびデータの信号を通信ASIC
22に出力するようになっている。
【0043】トランシーバ部24は、第1の増幅器24
1と、第2の増幅器242とを備えており、かつ、図示
しないが汎用のトランシーバ(RS232c,RS42
2,RS485等)や専用トランシーバで構成されてお
り、データ信号の電圧・電流・インピーダンスをそれぞ
れ最適に変換するようになっている。
【0044】スレーブ局2は、図4に示すように、I/
O機器間で互いに用いれるデータに変換するI/O I
/F部31と、通信ASIC32と、トランシーバ I
/F部33と、トランシーバ部34とから構成されてい
る。
【0045】通信ASIC32は、反転型データを認識
するマスタ局1中の第2の通信ASIC13に対して決
められた通信プロトコルに従いデータの送受信を行うよ
うになっている。
【0046】トランシーバ I/F部33は、第1のN
OT回路331と、第2のNOT回路332を有してお
り、通信ASIC32とトランシーバ部34とを論理的
に接続するようになっている。
【0047】さらに詳しく説明すると、トランシーバ
I/F部33は、通信ASIC32の“TXE”端子か
ら出力された信号を、トランシーバ部34中の増幅器3
41にストローブ信号として出力し、また、“TXD”
端子から出力されたスタートコードおよびデータの信号
を反転させた信号を増幅器341に出力するようになっ
ている。
【0048】また、トランシーバ I/F部33は、ト
ランシーバ部34で増幅されたマスタ局1から受信した
スタートコードおよびデータの信号を、第2のNOT回
路332で反転させた信号を通信ASIC32に出力す
るようになっている。
【0049】トランシーバ部34は、第1の増幅器34
1と、第2の増幅器342とを備えており、かつ、図示
しないが汎用のトランシーバ(RS232c,RS42
2,RS485等)や専用トランシーバで構成されてお
り、データ信号の電圧・電流・インピダンスをそれぞれ
最適に変換するようになっている。
【0050】次に、この実施形態の通信システムの動作
をフローチャートを参照して説明する。
【0051】(1)マスタ局につての処理動作について データ送信する場合とデータを受信する場合に分け
て説明する。
【0052】データを送信する場合 図6はマスタ局のデータを送信する処理を示すフローチ
ャートである。
【0053】PLC3がマスター局1にデータを出力す
ると、通信ASICコントロール部14は、PLC I
/F部11を介してデータを受けた受けたデータの受信
先のアドレスを検出し、通常型のスレーブ局2にデータ
を出力させる第1の通信ASIC12と、反転型のスレ
ーブ局3にデータを出力させる第2の通信ASIC13
とのうち、どれを稼働させるかを判断する(ステップ1
10)。
【0054】通信ASICコントロール部14が第1の
通信ASIC12の方を稼働させると判断した場合には
(ステップ110;通常型)、第1の通信ASIC12
は、受けたデータをトランシーバ I/F部15に出力
する(ステップ120)。
【0055】トランシーバ I/F部15は、受けたデ
ータの信号を反転しない通常型のデータとしてトランシ
ーバ部16に出力する(ステップ130)。
【0056】トランシーバ部16は、トランシーバ I
/F部15から通常型のデータを受けると、これを増幅
して回線6a出力する(ステップ140)。
【0057】一方、ステップ110において、通信AS
ICコントロール部14が第2の通信ASIC13の方
を稼働させると判断した場合には(ステップ110;反
転型)、第2の通信ASIC13は、受けたデータをト
ランシーバ I/F部15に出力する(ステップ15
0)。
【0058】トランシーバ I/F部15は、受けたデ
ータの信号を反転して反転型のデータとしてトランシー
バ部16に出力する(ステップ160)。
【0059】トランシーバ部16は、トランシーバ I
/F部15から反転型のデータを受けると、これを増幅
して回線6b出力する(ステップ170)。以上で、マ
スタ局1は、PLC3から受けたデータの送信処理を終
了する。
【0060】データを受信する場合 図7はマスタ局のデータを受信する処理を示すフローチ
ャートである。
【0061】トランシーバ部16は、あるI/O機器5
からのデータを受信すると(ステップ210)、これを
増幅してトランシーバ I/F部15に出力する(ステ
ップ220)。
【0062】トランシーバ I/F部15は、トランシ
ーバ部16から受けたデータが回線6aを介して受信さ
れたものである場合には、データの信号を変更すること
なく第1の通信ASIC12に出力し、一方、データが
回線6bを介して受信されたものである場合には、デー
タを反転して通常型のデータに戻し、第2の通信ASI
C13に出力する(ステップ230)。
【0063】第1の通信ASIC12または第2の通信
ASIC13は、トランシーバ I/F部15から受け
たデータをPLC I/F部11を介してPLC3に出
力し(ステップ240)、データの受信処理を終了す
る。
【0064】(2)通常型のスレーブ局につての処理動
作について データ送信する場合とデータを受信する場合に分け
て説明する。
【0065】データを送信する場合 図8は通常型のスレーブ局のデータを送信する処理を示
すフローチャートである。
【0066】通信ASIC22は、I/O機器5から送
信すべきデータをI/O I/F部21を介して受ける
と(ステップ310)、決められたプロトコルに基づ
き、受けたデータをトランシーバ I/F部23に出力
する(ステップ320)。
【0067】すると、トランシーバ I/F部23は、
受けたデータの信号を反転させることなく、トランシー
バ部24に出力する(ステップ330)。
【0068】トランシーバ部24は、受けたデータを増
幅し、この増幅したデータを回線6aに出力し(ステッ
プ340)、データの送信を終了する。
【0069】データを受信する場合 図9は通常型のスレーブ局のデータを受信する処理を示
すフローチャートである。
【0070】トランシーバ部24は、あるPLC3から
のデータを受信すると(ステップ410)、電圧,電
流,インピーダンスをそれぞれ最適に変換したのち、こ
れを増幅し、トランシーバ I/F部23に出力する
(ステップ420)。
【0071】トランシーバ I/F部23は、受けたデ
ータの信号を変更することなく通信ASIC22に出力
する(ステップ430)。
【0072】通信ASIC22は、受けたデータ中の送
信アドレスに基づき、自己宛てのデータであるか否かを
判断し(ステップ440)、その結果、自己宛てのデー
タであると判断した場合には(ステップ440;YE
S)、決められたプロトコルに基づき、受けたデータを
I/O I/F部21を介してI/O機器4に出力し
(ステップ450)、データの受信を終了する。
【0073】一方、通信ASIC22は、自己宛てのデ
ータでないと判断した場合には(ステップ440;YE
S)、ステップ410に移行して上述したと同様な処理
を続行する。
【0074】(3)反転型スレーブ局につての処理動作
について データ送信する場合とデータを受信する場合に分け
て説明する。
【0075】データを送信する場合 図10は反転型スレーブ局のデータを送信する処理を示
すフローチャートである。
【0076】通信ASIC32は、I/O機器5から送
信すべきデータをI/O I/F部31を介して受ける
と(ステップ510)、決められたプロトコルに基づ
き、受けたデータをトランシーバ I/F部33に出力
する(ステップ520)。
【0077】すると、トランシーバ I/F部33は、
受けたデータの信号を反転させてトランシーバ部34に
出力する(ステップ530)。
【0078】トランシーバ部24は、受けたデータを増
幅し、この増幅したデータを回線6bに出力し(ステッ
プ540)、データの送信を終了する。
【0079】データを受信する場合 図11は反転型スレーブ局のデータを受信する処理を示
すフローチャートである。
【0080】トランシーバ部34は、あるPLC3から
のデータを受信すると(ステップ610)、電圧,電
流,インピーダンスをそれぞれ最適に変換したのち、こ
れを増幅し、トランシーバ I/F部33に出力する
(ステップ620)。
【0081】トランシーバ I/F部33は受けた反転
型のデータの信号を変更して通常型のデータに変換し、
この通常型のデータを通信ASIC32に出力する(ス
テップ630)。
【0082】通信ASIC22は、受けたデータ中の送
信アドレスに基づき、自己宛てのデータであるか否かを
判断し(ステップ640)、その結果、自己宛てのデー
タであると判断した場合には(ステップ640;YE
S)、決められたプロトコルに基づき、受けたデータを
I/O I/F部21を介してI/O機器4に出力し
(ステップ650)、データの受信を終了する。
【0083】一方、通信ASIC22は、自己宛てのデ
ータでないと判断した場合には(ステップ640;YE
S)、ステップ610に移行して上述したと同様な処理
を続行する。
【0084】この実施形態の通信システムでは、マスタ
局1は、反転型スレーブ局3にデータを送信する場合、
または、反転型スレーブ局3からデータを受信する場合
には、トランシーバ I/F部15が送信データおよび
受信データを信号を反転させるため、反転型スレーブ局
3とのデータ伝送に使用される第2の通信ASIC13
は、通常型スレーブ局2とのデータ伝送制御に使用され
る第2の通信ASIC12と、同一なものを使用するこ
とができる。
【0085】このため、I/O機器点数を増やことでス
レーブ局を増設する場合には、同一な構成でなる通信A
SIC12、13とのうち、一方を、通常型スレーブ局
2間とのデータ伝送に使用し、他方を反転型スレーブ局
3間とのデータ伝送に使用することにより、改めて通信
ASICを新規に開発する必要がなく、また、既存の通
信システムを複数系統を設けるということを要せず、低
コストで、かつ、容易に対応することができる。
【0086】
【発明の効果】以上本発明によれば、反転型スレーブ局
にデータを送信する場合、または、反転型スレーブから
データを受信する場合には、送信データおよび受信デー
タを信号を反転させるため、反転型スレーブ局とのデー
タ伝送に使用される通信ASICは、通常型スレーブ局
とのデータ伝送制御に使用される通信ASICと、同一
なものを使用することができる。
【0087】このため、I/O機器点数を増やことでス
レーブ局を増設する場合には、同一な構成でなる2つの
通信ASICのうち、一方を通常型スレーブ局間とのデ
ータ伝送に使用し、他方を反転型スレーブ局間とのデー
タ伝送に使用することにより、改めて通信ASICを新
規に開発する必要がなく、また、既存の通信システムを
複数系統を設けるということを要せず、低コストで、か
つ、容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の係る通信システムの一実施形態の構成
を示すブロック図。
【図2】送信符号の説明図。
【図3】図1中のマスタ局の構成を示すブロック図。
【図4】図1中の通常型のスレーブ局の構成を示すブロ
ック図。
【図5】図1中の反転型のスレーブ局の構成を示すブロ
ック図。
【図6】図1中のマスタ局のデータを送信する処理を示
すフローチャート。
【図7】図1中のマスタ局のデータを受信する処理を示
すフローチャート。
【図8】図1中の通常型スレーブ局のデータを送信する
処理を示すフローチャート。
【図9】図1中の通常型スレーブ局のデータを受信する
処理を示すフローチャート。
【図10】図1中の反転型スレーブ局のデータを送信す
る処理を示すフローチャート。
【図11】図1中の反転型スレーブ局のデータを受信す
る処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 マスタ局 11 PLC I/F部 12 第1の通信ASIC 13 第2の通信ASIC 14 通信ASICコントロール部 15 トランシーバ I/F部 151 第1のNOT回路 152 第2のNOT回路 16 トランシーバ部 2 スレーブ局 21 I/O I/F部 22 通信ASIC 23 トランシーバ I/F部 24 トランシーバ部 3 スレーブ局 31 I/O I/F部 32 通信ASIC 33 トランシーバ I/F部 34 トランシーバ部 4 PLC 5 I/O機器 6a,6b 回線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラマブルコントローラに直接接続
    されたマスタ局と、各I/O機器に直接接続された複数
    のスレーブ局とを備える通信システムにおいて、 前記スレーブ局は、 送受信データの信号を反転しない通常型のデータを前記
    マスター局と送受信する通常型スレーブ局と、 送受信データの信号を反転した反転型のデータを前記マ
    スター局間と送受信する反転型スレーブ局とを有してお
    り、 前記マスタ局は、 前記通常型スレーブ局とのデータ伝送の制御を、所定の
    プロトコルに基づき行う第1の送受信制御手段と、 前記反転型スレーブ局とのデータ伝送の制御を、所定の
    プロトコルに基づき行う第2の送受信制御手段と、 この第2の送受信制御手段から前記反転型スレーブ局に
    データを送信する場合、または、前記反転型スレーブか
    ら前記第2の送受信手段にデータを受信する場合には、
    送信するデータの信号を反転させる信号反転手段とを有
    することを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記信号反転手段は、 前記反転型スレーブ局に対してデータを送信するときに
    は、その送信すべきデータの信号を反転させ、反転型の
    データに変換する第1の信号反転手段と、 前記反転型スレーブ局から反転型のデータを受信する
    と、その受信した前記反転型のデータの信号を反転させ
    て通常型のデータに変換する第2の信号反転手段とを有
    することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 送信するデータに記述されている前記I
    /O機器の送信アドレスに基づき、前記第1の送受信制
    御手段および前記第2の送受信制御手段のいずれか1つ
    を選択する制御信号を出力する選択制御手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記反転型スレーブ局は、 前記マスタ局とのデータ伝送の制御を、所定のプロトコ
    ルに基づき行う送受信制御手段と、 前記マスタ局に対してデータを送信し、また、データを
    受信する場合には、そのデータの信号を反転させる信号
    反転手段を有することを特徴とする請求項1記載の通信
    システム。
  5. 【請求項5】 前記送受信するデータにはNRZ符号ま
    たはマンチェスタ符号が使用され、また、同期方式には
    フラグ同期方式が使用され、スタートコードが反転、非
    反転で同一コードとならず、かつ、データの一部に発生
    することがないことを特徴とする請求項1乃至4記載の
    通信システム。
JP12255397A 1997-05-13 1997-05-13 通信システム Withdrawn JPH10313328A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7300045B2 (en) 2004-09-28 2007-11-27 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Waiting tray for sheet processing tray
US8146908B2 (en) 2009-08-04 2012-04-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Stapling unit, sheet finishing apparatus, and stapling method

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US7300045B2 (en) 2004-09-28 2007-11-27 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Waiting tray for sheet processing tray
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