JPH10312866A - 車載用ユニットの接続構造とこれに用いるコネクタ - Google Patents

車載用ユニットの接続構造とこれに用いるコネクタ

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JPH10312866A
JPH10312866A JP9121252A JP12125297A JPH10312866A JP H10312866 A JPH10312866 A JP H10312866A JP 9121252 A JP9121252 A JP 9121252A JP 12125297 A JP12125297 A JP 12125297A JP H10312866 A JPH10312866 A JP H10312866A
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JP
Japan
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connector
board
terminal
harness connector
hood
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Pending
Application number
JP9121252A
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English (en)
Inventor
Kensaku Takada
憲作 高田
Yuichi Ito
友一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Publication date
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体に車載用ユニット1を組付ける場合で、
同ユニット1内の基板コネクタ2と別の外部配線とをそ
れぞれ異なる外部配線に接続するとき、基板コネクタ2
を有効利用して、全体構成を簡素化しながら、ユニット
1の車体側への組付作業性を高めることができるユニッ
トの接続構造とこれに用いるコネクタを提供する。 【解決手段】 車載用ユニット1の基板13に設ける基
板コネクタ2に、基板13に接続する端子23と第2ハ
ーネスコネクタ4に接続する端子24を設け、これら両
端子23,24を共通の第1ハーネスコネクタ3を介し
て異なる外部配線に接続させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に装備する
例えばエアコンパネル、各種メータ、スイッチユニッ
ト、オーディオ機器やセンタークラスタなどの車載用ユ
ニットを外部配線に接続するための接続構造とこれに用
いるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のセンタークラスタに例え
ばオーディオ機器を搭載する場合、本体ケースにオーデ
ィオ部品を組付けた基板を内装し、この基板に複数の端
子をもつ基板コネクタを取付けて、その全体をユニット
化する。一方、クラスタ側にはスピーカに接続する待ち
受けコネクタを設ける。そして、ユニット化されたオー
ディオユニットを挿入してクラスタ側に組付け、これと
同時に基板コネクタを待ち受けコネクタに差し込んで、
オーディオユニットとスピーカの電気的な接続を行うよ
うにしている。
【0003】ところで、上記オーディオユニットの近く
には、配置構成上、大電流を直接制御する例えばハザー
ドランプのハザードスイッチなどを設置することがあ
る。このとき、ハザードスイッチの電気的な接続手段と
して、次の2つの手段が考えられている。すなわち、第
1の手段として、ハザードスイッチを基板に設ける配線
回路を介してハザードランプに接続することが考えられ
ている。また、第2の手段として、ハザードスイッチと
ハザードランプをハーネスコネクタを介して接続するこ
とが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来技術のうちで第1の手段によれば、基板にハザード
スイッチの専用の配線回路を別途設ける必要があるの
で、基板構成が複雑化するだけではなく、その面積増大
を招いてコスト高となる。その上、ハザードスイッチの
オン動作に伴い基板に大電流が流れるため、ノイズ対策
を別途構じる必要があって周囲の構成が複雑化する。ま
た、第2の手段によれば、オーディオユニットのクラス
タ側への組付時に、基板コネクタを待ち受けコネクタに
接続させる以外に、ハザードスイッチとハザードランプ
とのハーネスコネクタによる接続作業が別途必要となる
ので、組付作業性の低下を招く。
【0005】本発明は上記の事情に鑑み、車載用ユニッ
トの基板に取付ける基板コネクタを有効利用して、基板
のプリント配線に接続されるものとは別個の部材の電気
接続を簡単でコンパクトな構造によりながら達成するこ
とができる接続構造とこれに用いるコネクタを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明の車載用ユニットの接続構造
は、車載用ユニットの基板に基板コネクタを取付け、こ
の基板コネクタとこれに接続される第1ハーネスコネク
タを介してユニットを外部配線に接続するようにした構
造であって、基板コネクタは、基板に接続する端子と、
第2ハーネスコネクタに接続する端子を備え、これら両
端子を共通の第1ハーネスコネクタを介して異なる外部
配線に接続させるようにしたものである。
【0007】この接続構造によれば、車体に車載用ユニ
ットを組付けるとき、基板コネクタの基板側に接続する
端子とは別に設けた端子に、予め第2ハーネスコネクタ
を接続する。この後、基板側の端子と第2ハーネスコネ
クタが接続された別の端子とを、それぞれ共通の第1ハ
ーネスコネクタを介して異なる外部配線に同時に接続す
る。例えばユニットの近くに大電流が流れるハザードス
イッチなどを配置する場合、このハザードスイッチは、
上記第2ハーネスコネクタを介して別の端子に接続さ
れ、この端子が基板側の端子と共に共通の第1ハーネス
コネクタを介して異なる外部配線に同時に接続される。
このため、上述した従来の第1の手段のように基板構成
を複雑化したり、ノイズ対策を構じたりする必要がなく
なり、さらに、従来の第2の手段のように組付作業性の
低下を招くこともなく、全体構成を簡素化しながら組付
作業性が高められる。
【0008】また、請求項2記載に係る発明のコネクタ
は、コネクタハウジングに、異なる外部配線に接続する
共通の第1ハーネスコネクタを受入れる第1フードを設
け、この第1フード内に基板に接続する端子の他端側と
第2ハーネスコネクタに接続する端子の他端側を第1ハ
ーネスコネクタに接続可能に配置すると共に、コネクタ
ハウジングの第1フードとは反対側に第2フードを設
け、この第2フード内に第2ハーネスコネクタを接続す
る端子の一端側を配置したものである。
【0009】このコネクタによれば、車載用ユニットの
車体への組付時、先ず第2フード内の端子の一端側に第
2ハーネスコネクタを挿嵌して接続し、この後第1フー
ド内に設けた基板側の端子の他端側と第2ハーネスコネ
クタが接続された端子の他端側とに、共通の第1ハーネ
スコネクタを挿嵌して接続させるようにすることによ
り、所期の目的が容易に実現される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。
【0011】図1は、本発明をオーディオユニットに適
用し、このオーディオユニットの近くにハザードランプ
を制御するハザードスイッチが配置されている場合の実
施形態を示している。同図のオーディオユニット1は、
底蓋11と、この底蓋11上に取付ける筐体12を備
え、これら底蓋11と筐体12の内部に、プリント配線
が施されるとともに図略の電子部品が実装された基板1
3が設けられ、その上部に基板コネクタ2がビスなどで
取付けられている。また、上記筐体12には、その一側
にコンパクトディスクなどの出入口14が形成され、他
側には、上方に向かって延び、底蓋11と筐体12の取
付時に基板コネクタ2が介入する突部15が一体に設け
られている。
【0012】上記基板コネクタ2は、図2〜図4で明ら
かなように、一側が開口し、後述する第1ハーネスコネ
クタ3に挿嵌可能な第1フード21を備えたコネクタハ
ウジング20からなり、このコネクタハウジング20の
長さ方向一側には、第1フード21とは反対方向に突出
し、その突出端部側を開口した後述の第2ハーネスコネ
クタ4が挿嵌される第2フード22が一体形成形されて
いる。
【0013】上記第1,第2フード21,22の開口奥
内方には共通壁部20aが設けられ、この共通壁部20
aに、一端が基板13に接続され、他端側が第1フード
21内に突出状に位置する雄形の第1端子23群が保持
されている。また、上記壁部20aの第1端子23群の
側部には、第2ハーネスコネクタ4に接続される雄形の
第2端子24群が保持されており、この第2端子24群
は一端側が第1端子23群の一端側と共に第1フード2
1内に突出状に位置すると共に、他端側が第2フード2
2内に突出状に位置している。
【0014】上記第1ハーネスコネクタ3は、図1のよ
うに、第1端子23群と第2端子24群にそれぞれ同時
に接続される雌形の端子30群を備え、これら端子30
群が複数のケーブル31を介して車体内のスピーカ32
と外部のハザードランプ33に接続されている。この第
1ハーネスコネクタ3は、図5に示すように、予め車体
側のセンタークラスタ5に取付けられている。また、上
記第2ハーネスコネクタ4は、ハザードスイッチ40に
複数のケーブル41を介して接続されている。
【0015】さらに、上記筐体12に設けた突部15に
は、第1ハーネスコネクタ3をコネクタハウジング20
の第1フード21に挿嵌させる第1開口部16が形成さ
れ、また、第1開口部16の反対側には、第2ハーネス
コネクタ4をコネクタハウジング20の第2フード22
に挿嵌させる第2開口部17が形成されている。
【0016】次に、以上のオーディオユニット1を車体
側に組付ける場合の手順について説明する。先ず、上記
筐体12に、基板コネクタ13が取付けられた基板13
を内装させるとともに底蓋11を組付ける。このとき、
基板コネクタ2のコネクタハウジング20に設けた第1
フード21が突部15の第1開口部16に、また、第2
フード22が反対側の第2開口部17にそれぞれ位置す
る。
【0017】そして、第2ハーネスコネクタ4を第2開
口部17から基板コネクタ2の第2フード22に挿嵌し
て、その第2端子24群の一端側に第2ハーネスコネク
タ4を介してハザードスイッチ40を予め接続してお
く。この後、オーディオユニット1の全体を車体側のセ
ンタークラスタ5に挿入し、組付用部材6を介してボル
ト7等でセンタークラスタ5に組付ける。これにより、
センタークラスタ5へのオーディオユニット1の組付け
と同時に基板コネクタ2の第1フード21が第1ハーネ
スコネクタ3に嵌合され、第2端子24群の他端側と一
端が基板13に接続された第1端子23群の他端側とに
雌型端子30群が接続される。
【0018】このようにして、オーディオユニット1が
スピーカ32に、また、ハザードスイッチ40がハザー
ドランプ33に共通の第1ハーネスコネクタ3を介して
接続される。よって、基板13にハザードスイッチ40
の配線回路を別途設ける場合のように、基板構成を複雑
化したり、その面積増大を招いたりすることなく、コス
トの低廉化が可能となる。また、基板13にはハザード
スイッチ40による大電流が直接流れることがないの
で、ノイズ対策を別途構じる必要がなくなって周囲の構
成も簡素化する。その上、共通の第1ハーネスコネクタ
3を介してオーディオユニット1がスピーカ32に、ま
た、ハザードスイッチ40がハザードランプ33にそれ
ぞれ接続されるので、オーディオ機器の車体側への組付
作業性が向上する。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明の接続構造とコネ
クタによれば、基板に取付けられる基板コネクタに、基
板に接続する端子と、第2ハーネスコネクタに接続する
端子とを備え、これらの端子を共通の第1ハーネスコネ
クタに接続するようにしているため、車体に車載用ユニ
ットを組付ける場合で、同ユニット内の基板コネクタと
別の外部配線とをそれぞれ異なる外部配線に接続すると
き、基板コネクタを有効利用しながら、全体構成を簡素
化でき、しかもユニットの車体側への組付作業性を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタによる接続構造を示す斜視図
である。
【図2】同接続構造の要部を拡大した斜視図である。
【図3】そのコネクタの反対側から見た斜視図である。
【図4】同コネクタの平断面図である。
【図5】同コネクタを含む車載ユニットの例を示す斜視
図である。
【符号の説明】 1 車載用ユニット 13 基板 2 基板コネクタ 20 コネクタハウジング 21 第1フード 22 第2フード 23,24 端子 3 第1ハーネスコネクタ 4 第2ハーネスコネクタ
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 友一 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載用ユニットの基板に基板コネクタを
    取付け、この基板コネクタとこれに接続される第1ハー
    ネスコネクタを介してユニットを外部配線に接続するよ
    うにした車載用ユニットの接続構造であって、基板コネ
    クタは、基板に接続する端子と、第2ハーネスコネクタ
    に接続する端子を備え、これら両端子を共通の第1ハー
    ネスコネクタを介して異なる外部配線に接続させること
    を特徴とする車載用ユニットの接続構造。
  2. 【請求項2】 コネクタハウジングに、異なる外部配線
    に接続する共通の第1ハーネスコネクタを受入れる第1
    フードを設け、この第1フード内に基板に接続する端子
    の他端側と第2ハーネスコネクタに接続する端子の他端
    側を第1ハーネスコネクタに接続可能に配置すると共
    に、コネクタハウジングの第1フードと反対側には第2
    フードを設け、その内部に第2ハーネスコネクタを接続
    する端子の一端側を配置したことを特徴とする車載用ユ
    ニットに用いるコネクタ。
JP9121252A 1997-05-12 1997-05-12 車載用ユニットの接続構造とこれに用いるコネクタ Pending JPH10312866A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018225503A1 (ja) * 2017-06-06 2018-12-13 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 コネクタ装置、及びコネクタシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018225503A1 (ja) * 2017-06-06 2018-12-13 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 コネクタ装置、及びコネクタシステム
US11152726B2 (en) 2017-06-06 2021-10-19 Sony Semiconductor Solutions Corporation Connector device and connector system

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