JPH10312330A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JPH10312330A
JPH10312330A JP9121221A JP12122197A JPH10312330A JP H10312330 A JPH10312330 A JP H10312330A JP 9121221 A JP9121221 A JP 9121221A JP 12122197 A JP12122197 A JP 12122197A JP H10312330 A JPH10312330 A JP H10312330A
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JP
Japan
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block
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recorded
recording
memory
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JP9121221A
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English (en)
Inventor
Hideo Okano
秀生 岡野
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの記録処理を容易かつ迅速に行うこと
ができる情報記録装置を提供する。 【解決手段】 データがファイル単位で記録されるとと
もにブロック単位に区分して管理されているメモリカー
ド33と、データ記録時に消去データ検出部C5により
未使用ブロックを検出して、書込み制御部C7により該
未使用ブロックにデータが記録されるアドレスを含むブ
ロックの有効データをコピーした後に、システム制御部
C8により、書込み制御部C7による未使用ブロックへ
のデータ記録動作と消去制御部C6によるアドレスを含
むブロック内容の消去動作とを並行して行うように制御
する主制御回路6と、を備えた情報記録装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録装置、よ
り詳しくは、データがファイル単位で記録されブロック
単位に区分して管理されているメモリを備えた情報記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルレコーダ等の情報記録
装置においては、音声データをブロックごとに一括して
消去可能なフラッシュメモリが不揮発性メモリとして用
いられている。このフラッシュメモリに記録された音声
データは、DOS(DiskOperating Sy
stem)におけるFAT(File Allocat
ion Table)に書かれている情報に基づいてフ
ァイルとして管理されるが、この他に、FTL(Fla
sh Translation Layer)と呼ばれ
るファイル管理ソフトを用いてブロック番号やセクタ番
号の管理を行なうことにより、音声データが記録される
メモリの位置が変更されても、ファイルに対する編集処
理を正常に行なうことができる技術手段が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなファイル管理下で、不揮発性メモリを用いて記
録済みの音声データ領域に新たな音声データを記録する
ときには、記録されている音声データを外部のメモリに
一旦複写した後に、当該音声データ領域のデータを消去
して新たなデータを記録するという手順を踏まなければ
ならず、複雑な書き換え処理が必要となって、より多く
の処理時間を要していた。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、データの記録処理を容易かつ迅速に行うことがで
きる情報記録装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による情報記録装置は、データがファ
イル単位で記録されデータが記録される領域が一定の大
きさのブロック単位に区分して管理されているメモリ
と、ファイルにデータを記録する場合、ファイルの構成
要素でありデータが記録されるアドレスを含む第1のブ
ロックの有効データを未使用状態の第2のブロックにコ
ピーした後に、上記第1のブロックの内容を全て消去す
る消去動作と上記第2のブロックにデータを記録する記
録動作とを並行して行うことにより、上記第1のブロッ
クを未使用状態とするとともに上記第2のブロックを該
第1のブロックに代わってファイルの構成要素とするメ
モリ管理手段とを備えたものである。
【0006】また、第2の発明による情報記録装置は、
上記第1の発明による情報記録装置において、上記メモ
リがさらにバッファ領域を含んで構成され、上記メモリ
管理手段は、上記第2のブロックにデータを記録中に空
き領域が不足した場合には、残りのデータを上記バッフ
ァ領域に記録し、上記消去動作の終了後に、上記バッフ
ァ領域の内容を未使用状態になった上記第1のブロック
に記録することにより、該第1のブロックもファイルの
構成要素とするものである。
【0007】さらに、第3の発明による情報記録装置
は、データがファイル単位で記録されデータが記録され
る領域が一定の大きさのブロック単位に区分して管理さ
れているメモリと、未使用ブロックが有効に存在するか
否かを検出する未使用ブロック検出部とブロックの内容
を消去する消去制御部とブロックにデータを書き込む書
込み制御部とデータを記録するときに上記未使用ブロッ
ク検出部により未使用ブロックを検出し上記書込み制御
部により該未使用ブロックにデータが記録されるアドレ
スを含むブロックの有効データをコピーした後に上記書
込み制御部により未使用ブロックにデータを記録する記
録動作と上記消去制御部によりデータが記録されるアド
レスを含むブロックの内容を消去する消去動作とを並行
して行うように制御するシステム制御部とを含んで構成
されているメモリ管理手段と、を備えたものである。
【0008】従って、第1の発明による情報記録装置
は、メモリにおいてデータがファイル単位で記録される
とともにデータが記録される領域が一定の大きさのブロ
ック単位に区分して管理され、ファイルにデータを記録
する場合、メモリ管理手段が、ファイルの構成要素であ
りデータが記録されるアドレスを含む第1のブロックの
有効データを未使用状態の第2のブロックにコピーした
後に、上記第1のブロックの内容を全て消去する消去動
作と上記第2のブロックにデータを記録する記録動作と
を並行して行うことにより、上記第1のブロックを未使
用状態とするとともに上記第2のブロックを該第1のブ
ロックに代わってファイルの構成要素とする。
【0009】また、第2の発明による情報記録装置は、
上記メモリがさらにバッファ領域を含み、上記メモリ管
理手段が、上記第2のブロックにデータを記録中に空き
領域が不足した場合には、残りのデータを上記バッファ
領域に記録し、上記消去動作の終了後に、上記バッファ
領域の内容を未使用状態になった上記第1のブロックに
記録することにより、該第1のブロックもファイルの構
成要素とする。
【0010】さらに、第3の発明による情報記録装置
は、メモリにおいてデータがファイル単位で記録される
とともにデータが記録される領域が一定の大きさのブロ
ック単位に区分して管理され、メモリ管理手段におい
て、未使用ブロック検出部が未使用ブロックが有効に存
在するか否かを検出し、消去制御部がブロックの内容を
消去し、書込み制御部がブロックにデータを書き込み、
システム制御部が、データを記録するときに、上記未使
用ブロック検出部により未使用ブロックを検出し、上記
書込み制御部により該未使用ブロックにデータが記録さ
れるアドレスを含むブロックの有効データをコピーした
後に、上記書込み制御部により未使用ブロックにデータ
を記録する記録動作と、上記消去制御部によりデータが
記録されるアドレスを含むブロックの内容を消去する消
去動作とを並行して行うように制御する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図7は本発明の一実施形
態を示したものであり、図1は、本発明の一実施形態で
ある情報記録装置の構成を示すブロック回路図である。
【0012】図に示すように、本実施形態の情報記録装
置は、音声を電気信号に変換するマイクロホン1を具備
し、該マイクロホン1からの音声出力は接続されたマイ
クアンプ(AMP)2によって増幅されるようになって
いる。このマイクアンプ2の出力はローパスフィルタ
(LPF)3、アナログスイッチ26を介してA/D変
換器(A/D)4に入力されるようになっており、マイ
クアンプ2で増幅されたアナログの音声信号は、ローパ
スフィルタ3でアンチエリアジングノイズの発生を防止
するため不要な周波数帯域をカットされ該A/D変換器
4に入力される。
【0013】A/D変換器4の出力端は、メモリ管理手
段たる主制御回路6に内蔵されるディジタル信号処理部
(DSP)5に入力するため、主制御回路6の端子D1
に接続されている。
【0014】本実施形態の情報記録装置は、一方で、音
声の出力手段としてのスピーカ13を備え、該スピーカ
13はアナログスイッチ30、増幅器(AMP)12、
ディジタル/アナログ(D/A)変換器11を介して主
制御回路6の端子D2に接続されている。
【0015】上記アナログスイッチ26の制御端子は主
制御回路6の制御端子E1に接続され、該主制御回路6
により録音時はオンになるよう制御される。また上記ア
ナログスイッチ30の制御端子は主制御回路6の制御端
子E2に接続され、再生時にオンになるよう制御され
る。
【0016】上記ディジタル信号処理部5は、録音時に
は、主制御回路6に制御されてA/D変換器4でディジ
タル信号に変換された音声信号を一定のフォーマットの
データに圧縮変換(符号化)し、符号化されたデータは
主制御回路6に伝送される。
【0017】一方、再生時には、該ディジタル信号処理
部5は、主制御回路6に制御され該主制御回路6からの
データを伸長変換(復号化)する処理を行い、復号化さ
れたディジタル信号は、D/A変換器11に入力され
る。
【0018】上記D/A変換器11でアナログ信号に変
換された音声信号は、不要な周波数帯域をカットして量
子化雑音を軽減する図示しないローパスフィルタを介し
て、該音声信号を増幅してスピーカを駆動するパワーア
ンプ(AMP)12に入力される。また、該パワーアン
プ12で増幅された音声信号は音声に変換して放音する
スピーカ13より発音される。
【0019】また、主制御回路6の端子D3は、当該情
報記録装置に脱着可能なメモリカード33が装着された
際に、該カード内部に設けられたメモリ制御回路7に接
続される。同様に端子D4は上記メモリカード33に内
設された半導体メモリ部10に接続される。上記メモリ
制御回路7は制御信号を供給すべく半導体メモリ部10
に直接接続されるとともに、ライトプロテクト用のスイ
ッチ31を介して半導体メモリ部10に接続されてい
る。
【0020】上記半導体メモリ部10は一時記録媒体部
100aとメモリたる主記録媒体部100bとを備えて
いる。該主記録媒体部100bには通常フラッシュメモ
リが用いられるが、光磁気ディスク、磁気ディスクや磁
気テープ等を用いることもできる。また、一時記録媒体
部100aにはSRAMやDRAM、EEPROMや高
誘電体メモリやフラッシュメモリ等、主記録媒体部10
0bと比較して比較的高速で読み書きが行えるものが用
いられる。本実施形態では主記録媒体部100b、一時
記録媒体部100aともにフラッシュメモリを用いてい
る。
【0021】さらに、主制御回路6の端子D5には、音
声符号化時の符号化レートを切り換えるためのスイッチ
RATE35が接続されるとともに、端子D6は駆動回
路9を介して表示器8に接続されている。
【0022】さらに、主制御回路6には録音ボタン(R
EC)、再生ボタン(PL)、停止ボタン(ST)、早
送りボタン(FF)、早戻しボタン(REW)、消去ボ
タン(ERASE)、音声起動(ボイスアクチブディテ
クタ)ボタン(VAD)等の操作ボタンが接続されてい
る。
【0023】ここで、主制御回路6は上記した各部の制
御を行なう他に、入力される音声のレベルが基準レベル
以上であるかあるいは以下であるかを符号化するフレー
ム単位で判定し、基準レベル以上であるときは有音であ
ると見なし、基準レベルであるときは無音であると見な
す。このようにして主制御回路6は有音フレームまたは
無音フレームの連続性を監視し、この監視結果に基づい
て録音の開始または停止のタイミングを制御することが
できる。
【0024】図2は、上記半導体メモリ部10の記録構
成を示す図である。
【0025】同図に示すように、半導体メモリ部10の
メモリ空間は、インデックス部10Aと音声データ部1
0Bとによって1ファイルを構成している。インデック
ス部10Aには、次の音声ファイルデータの先頭アドレ
ス位置情報10A1と、音声ファイルデータのサイズ情
報10A2と、ファイルの消去用フラグ情報10A3
と、録音のファイル番号10A4と、音声符号化方式の
識別情報10A5と、ディクテーション上でのファイル
の扱い等、ファイルの状態を表わすフラグ情報10A6
と、挿入できるファイルの最大値情報(n)10A7
と、ファイルの先頭から挿入されているファイルまでの
長さ情報10A8が記録されるとともに、第1の編集か
ら第nの編集までの各々について、開始位置アドレス
(10A9、10A12)と、ファイルデータの先頭ア
ドレス位置情報(10A10、10A13)と、ファイ
ルサイズ情報(10A11、10A14)とが順次記録
されている。
【0026】一方、音声データ部10Bには、10B1
から10Bmまでの音声フレームデータが記録されると
ともに、この音声データ部10Bの各音声フレームデー
タの中には、音声符号化処理を行なうときに初期設定を
行なうかどうかを示す情報(図中符号Cで示す)が記録
される。この情報が記録される位置は例えば、それぞれ
各音声フレームデータの第1バイトの最上位ビット又は
最下位ビットに割り付けられる。或いは各音声フレーム
データの最終バイトの最上位ビット又は最下位ビットに
割り付けられる。なお、本実施形態では音声フレームデ
ータの第1バイトの第4ビットに上記情報を記録するも
のとする。
【0027】同様に、音声データ部10Bの各音声フレ
ームデータの中には、該フレームが有音フレームである
か無音フレームであるかを示す情報(図中符号Vで示
す)が記録される。
【0028】さらに、半導体メモリ部10のメモリ空間
には、第1の編集(挿入)のインデックス部10Cと、
第1の編集(挿入)の音声データ部10Dとが設けられ
ている。
【0029】また、音声情報の記録位置を示す情報であ
るアドレスは、本実施形態においては、半導体メモリ部
10に記録されているが、主制御回路6内部に設けられ
ている不図示の半導体メモリに記録するようにしても良
い。
【0030】図7は、上記主制御回路6の内部構成を示
すブロック図である。
【0031】この主制御回路6には、上述したように、
音声圧縮処理部であるディジタル信号処理部(DSP)
5が設けられていて、その出力はデータ取込割込制御部
C1に入力されるようになっている。このデータ取込割
込制御部C1の出力は、取込終了フラグによる判断を行
う記録終了制御部C2とバッファであるデータ一時保存
部C3とに入力される。
【0032】上記データ一時保存部C3の出力は、不揮
発性メモリでなるメモリカード33の管理を行うための
メモリ管理部C4内に設けられている未使用ブロック検
出部たる消去データ検出部C5に入力される。
【0033】このメモリ管理部C4は、該消去データ検
出部C5と、この消去データ検出部C5の出力に基づき
消去の制御を行う消去制御部C6と、この消去制御部C
6の結果を受けて書き込みを行いその結果を上記消去デ
ータ検出部C5に出力する書込み制御部C7とを有して
構成されていて、上記記録終了制御部C2の出力も入力
されるようになっている。
【0034】システム制御部C8は、上記ディジタル信
号処理部5に録音命令を含む各種の命令を出力して制御
するとともに、上記記録終了制御部C2に記録終了命令
を含む各種の命令を出力して制御し、さらに上記メモリ
管理部C4の制御も行うようになっている。
【0035】次に、このような構成をなす当該情報記録
装置の記録再生動作について簡単に説明する。
【0036】音声を記録する際は、マイクロホン1より
得られるアナログ音声信号をマイクアンプ2により増幅
して、ローパスフィルタ3を通して周波数の帯域制限を
行った後に、アナログスイッチ26を介してA/D変換
器4に入力する。このA/D変換器4では、入力信号を
例えば8KHz(すなわち、1サンプル当たり1/8m
s)でサンプリングすることによりディジタル信号に変
換して、主制御回路6の内部のディジタル信号処理部5
に入力する。
【0037】この後、ディジタル信号処理部5は、主制
御回路6に接続された複数の操作ボタン及びスイッチの
操作に応じて、入力されたディジタル信号の圧縮を行
う。この音声圧縮は、フレーム長を例えば20msから
40msの間の適当な値に設定してフレーム毎に行われ
るが、本実施形態においてはフレーム長を24ms(す
なわち192サンプル)として、1フレームあたり例え
ば41バイトのデータ量に圧縮するようになっている。
【0038】こうして圧縮された音声データを主制御回
路6の端子D4を通じて半導体メモリ部10に記録す
る。このとき、端子D3からは音声データを記録すべき
アドレスがメモリ制御回路7に与えられ、このメモリ制
御回路7によって書き込み動作が制御される。
【0039】一方、再生を行なう際には、主制御回路6
はメモリ制御回路7の制御のもとに半導体メモリ部10
に記録されている音声データを読み出してディジタル信
号処理部5に供給して伸長する。該ディジタル信号処理
部5で伸長された音声データはD/A変換器11により
アナログ信号に変換され、アンプ12で増幅された後、
スピーカ13から音声として出力される。
【0040】また、上述した音声の記録、再生動作にお
いて、主制御回路6は駆動回路9を制御して表示器8に
動作モード等の各種情報を表示させる。
【0041】次に、本実施形態の情報記録装置の主要動
作を図3に示すフローチャートを参照して説明する。な
お、ここでは当該動作を主制御回路6の制御動作として
説明する。
【0042】当該情報記録装置に図示しない電池がセッ
トされ、電源が供給されると主制御回路6は同図のフロ
ーチャートに示すような動作を開始する。すなわち、ま
ず、主制御回路6の外部条件や内部の記憶部の初期化を
行なう(ステップS1)。この初期化を完了した後、主
制御回路6は電池の電源電圧が定格値であるか否かを検
出する(ステップS2)。この定格値は例えば1Vに設
定されており、主制御回路6は電池の電源電圧が1V以
上であるか否かまたは電池に流れる電流から電池のイン
ピーダンスが定格値より高いか否かを図示しないDC−
DCコンバータ等の情報により検出する。
【0043】ステップS2の検出の結果、電池が定格値
以上であるときはメモリカード33が装着されているか
否かを判断する(ステップS3)。ここで、メモリカー
ド33が装着されているときは、カード認識処理、つま
り半導体メモリ部10に記録されている音声データがど
のようなフォーマットで記録されているのかを調べ(ス
テップS23)、フォーマットが正常(OK)があるか
否かを判断する(ステップS4)。
【0044】このステップS4でフォーマットが正常で
ないと判断した場合はメモリフォーマットを実施するか
否かを判断する(ステップS5)。ここでメモリフォー
マットを実施すると判断した場合は次にメモリフォーマ
ットを行なう(ステップS6)。
【0045】また、上記ステップS3でメモリカード3
3が装着されていないと判断した場合または上記ステッ
プS5でメモリフォーマットを実施しないと判断したと
きは、エラー表示を行って(ステップS8)、図示しな
い主電源スイッチがオフされるまで待機する(ステップ
S9)。
【0046】また、上記ステップS4でメモリフォーマ
ットが正常であると判断した場合、または上記ステップ
S6でメモリフォーマットを完了した後は、ここで、バ
ックグラウンド処理が十分できるか否かを、つまり、1
フレーム41バイトのデータ量分の音声データが蓄積さ
れる間に、バックグランドリクレームや上書き録音がで
きるだけのバッファ量を不揮発性メモリでなるメモリカ
ード33内に確保できているかを、例えば主制御回路6
の処理速度から算出した値に基づくある特定条件の下で
判定する。
【0047】本実施形態においては、例えば入力データ
のレート=41バイト/24ms=1.7Kバイト/s
である場合に、1.7Kバイト/s(入力データのレー
ト)×2×512バイト×6.19s/Kバイト(バッ
クグランド消去時間)+512バイト(オーバヘッド処
理分)以下になると、廃棄ブロックの消去が必要か否か
を消去データ検出部C5が判断するようになっている。
【0048】なお、1.7Kバイト/s(入力データの
レート)に掛ける係数2は、主制御回路6を経由してデ
ータを移動しているために、該主制御回路6へのデータ
の取り込みと、同主制御回路6からのデータの送り出し
によって、合計2倍の時間を要するためである。
【0049】こうして消去データ検出部C5の出力に基
づいて、未使用のデータ領域であるスペア領域が準備さ
れていないなどにより無効なデータよりなるブロックで
ある廃棄ブロックの消去が必要であるか否かを判断し、
もし廃棄ブロックの消去が必要であると判断されたとき
は、新たなスペア領域を形成するために消去処理を完了
してから、駆動回路9を制御して表示器8に初期設定の
完了表示を行なう(ステップS7)。なお、スペア領域
は図4の説明において再述する。
【0050】次に、インデックス部10Aから読み出し
た情報に基づいて現在の動作位置を検出する(ステップ
S10)。その後、上記操作ボタン(図1参照)のいず
れかが押されたか否かを検出しながら各回路を待機状態
にする(ステップS11)。
【0051】このステップS11において、いずれかの
操作ボタンが押されたことを検出すると、まず、操作さ
れたのが消去ボタンERASEか否かを判断し(ステッ
プS24)、ここで消去ボタンERASEが押されてい
ればステップS5に移行してメモリフォーマットを実施
するか否かを判断する。
【0052】一方、操作されたのが消去ボタンERAS
Eでない場合は次の録音ボタンRECの検出を行なう
(ステップS12)。ここで録音ボタンRECが押され
ていれば、ディジタル信号処理部5を制御してA/D変
換器4から入力された音声信号を圧縮し、メモリ制御回
路7を制御して半導体メモリ部10の音声データ部10
Bに記録する録音処理を実行する(ステップS13)。
【0053】また、操作されたのが録音ボタンRECで
ない場合には、次の再生ボタンPLの検出を行う(ステ
ップS14)。ここで、再生ボタンPLが押されていれ
ば、メモリ制御回路7を制御して半導体メモリ部10の
音声データ部10Bから記録されているデータを読み出
し、ディジタル信号処理部5に送って伸長処理を行い、
この伸長された音声信号をD/A変換器11に送る再生
処理を実行する(ステップS15)。
【0054】また、操作されたのが再生ボタンPLでな
い場合には、早送りボタンFFの検出を行う(ステップ
S16)。ここで、早送りボタンFFが押されていれ
ば、動作位置を順次適当な速度、例えば、再生の20倍
速で早送りを行う早送り処理を実行する(ステップS1
7)。
【0055】また、操作されたのが早送りボタンFFで
ない場合には、早戻しボタンREWの検出を行う(ステ
ップS18)。ここで、早戻しボタンREWが押されて
いれば、上記早送り処理の場合と同様の速度で早戻しを
行なう早戻し処理を実行する(ステップS19)。
【0056】なお、上記ステップS13、S15、S1
7、S19の各処理は停止ボタンSTが押されると各処
理から抜けて上記ステップS11に戻る。また、操作さ
れたのが録音、再生、早送り、早戻し等のボタンでなけ
れば、主電源スイッチがオフか否かまたは各種の設定ボ
タンの状態の検出を行なう(ステップS20)。
【0057】上記ステップS9またはステップS20で
主電源スイッチがオフされたと判断したときは、メモリ
制御回路7を制御して半導体メモリ部10のインデック
ス部10A内の情報を更新するために、主制御回路6内
部の不図示の記憶部に記憶してあるインデックス情報
を、半導体メモリ部10のインデックス部10Aに転送
する(ステップS21)。
【0058】このインデックス転送処理が完了すると、
当該情報記録装置全体、つまり各回路に電源を供給して
いる図示しないリレースイッチをオフにして(ステップ
S22)、上記ステップS2に戻る。
【0059】また、上記ステップS20において主電源
スイッチがオフでないと判断したときは、上記操作ボタ
ン等によって設定された状態を内部の記憶部に記憶した
後に、上記ステップS11に戻る。なお、この設定され
た状態とは、上記操作ボタンの操作による設定状態に限
らず、上記録音ボタンREC、再生ボタンPL、停止ボ
タンST、早送りボタンFF、早戻しボタンREW、音
声起動(無音圧縮)ボタンVADのうち幾つかのボタン
の同時押し動作により代用される状態である。
【0060】次に、上記ステップS13の録音処理動作
を図4および図5、図6に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0061】本実施形態の情報記録装置においては、フ
ラッシュメモリからなる主記録媒体部100bは、例え
ば図4に示すような記録構成を有しているものとする。
すなわち、ブロック0はFATおよびFTLに関する領
域であり、ブロック1〜5は音声データが記録されてい
る音声データ領域、ブロック6はバッファ領域、ブロッ
ク7はスペア領域である。スペア領域は未使用の音声デ
ータ領域であり、メモリ容量は、1つの音声データ領域
のメモリ容量に等しい。バッファ領域のメモリ容量は、
1つの音声データ領域内の全てのデータを消去する時間
中にディジタル信号処理部(DSP)5からリアルタイ
ムに入力されるデータ量より大きくなるように設定され
ている。
【0062】また、音声データは、ブロック単位(ブロ
ック1〜7)毎に番号が付与され、FTLによって音声
データが管理される。なお、図4において、S42,S
48,S57,S60は以下に述べる録音処理(図5,
図6)における主なステップの幾つかを示している。
【0063】以下、図5,図6に示すフローチャートを
参照して当該録音処理動作について説明する。なお、こ
こでは当該録音処理動作を主制御回路6の制御動作とし
て説明する。
【0064】まず、録音モードを検出した後に(ステッ
プS31)、録音開始信号を転送し(ステップS3
2)、この録音が上書き録音であるか否かを判断する
(ステップS36)。
【0065】上記ステップS36で上書き録音であると
判断した場合は、フラグOverWriteFlagを
“1”に設定して(ステップS37)、後述する上書き
録音処理を実行する。
【0066】ここで、上書き録音処理について説明す
る。上書き録音であると判断してフラグを設定したら、
主制御回路6は、インデックス情報を取得した後に(ス
テップS41)、ディジタル信号処理部5からリアルタ
イムに入力される圧縮された音声データが、上述したよ
うな1フレーム分のデータ量である41バイト蓄積され
るまで待機する(ステップS42)。
【0067】このステップS42のデータの受け取りに
関し、図7に示すようにディジタル信号処理部5から音
声データを取得する方法について詳しく説明する。
【0068】ディジタル信号処理部5は、録音開始命令
がシステム制御部C8から送られると、上述したように
音声圧縮を開始する。
【0069】上記A/D変換器4から音声データが入力
されると、ディジタル信号処理部5は、その内部に設け
られた図示しないバッファに上記音声データを確保す
る。
【0070】この内部バッファは2フレーム分のデータ
量を保存できるように設けられていて、1フレーム分を
データを一時保存するためのフレームバッファとし、他
の1フレーム分をデータ転送行うためのフレームバッフ
ァとして、これらを交互に切り替えて処理を行うように
なっている。
【0071】1フレーム分の圧縮処理が終了すると、デ
ィジタル信号処理部5は、データ取込割込制御部C1に
圧縮データの送信要求を行う。このときデータ取込割込
制御部C1は、送信要求が取り込まれたことを、記録終
了制御部C2とデータ一時保存部(バッファ)C3に通
知する。
【0072】この通知を受けたデータ一時保存部C3
は、送信されるべき圧縮データが準備されたことを認識
して、ディジタル信号処理部5から1フレーム分の音声
圧縮データを受け取り、メモリ管理部C4にデータを転
送する。
【0073】一方、上記通知を受けた記録終了制御部C
2は、送信されるべき圧縮データが準備されたことを認
識すると、取込終了フラグをセットして、メモリ管理部
C4に記録終了の信号を送出する。
【0074】メモリ管理部C4は、データ一時保存部C
3から音声圧縮データを受け取るが、消去データ検出部
C5により、不揮発性メモリでなるメモリカード33内
に書き込みを行っているブロック以外に消去ブロックか
もしくはスペア領域が準備されているかを、つまり廃棄
ブロックの消去が必要であるか否かを判断する(ステッ
プS43)。
【0075】ここでの廃棄ブロックの消去が必要か否か
の判断は、例えば上記ステップS7の初期設定の完了表
示の前に行うバックグラウンド処理が十分できるか否か
の判断時と同様の特定条件に基づいて行う。
【0076】上記ステップS43において廃棄ブロック
の消去が必要であると判断すると、消去制御部C6が、
新たなスペア領域を形成すべくバックグランド消去処理
のサブルーチンを実行して(ステップS44)、上記ス
テップS42に戻る。
【0077】また、スペア領域がすでに形成されている
場合は、上記ステップS43において廃棄ブロックの消
去は必要ないと判断して、上記ステップS42に戻る。
なお、ここではブロック7(図4参照)にスペア領域が
すでに形成されているものとして後の説明を続ける。
【0078】上記ステップS42において、1フレーム
41バイト分の音声データが蓄積されると、主制御回路
6は、メモリカード33のメモリ制御回路7に制御命令
信号を送信して(ステップS45)、音声データ領域と
してのブロック1内の有効データの複写が必要であるか
否かを判断する(ステップS47)。
【0079】このステップS47において複写が必要で
あると判断された場合は、スペア領域としてのブロック
7にブロック1内の全有効データを複写して(ステップ
S48)、図6のステップS49に進む。
【0080】一方、例えば全有効データの複写が終わっ
た後などの場合には、該ステップS47において有効デ
ータの複写は必要ないと判断されるために、後述するス
テップS56に移行する。
【0081】図6に進んで、上記ステップS44(図5
参照)におけるバックグランド消去処理が行われている
場合には、図7の書込み制御回路C7によってその処理
を一時中止する(ステップS49)。
【0082】その後、OverWriteFrag=1
であるか否かを判断し(ステップS50)、OverW
riteFrag=0に設定されている場合は、書込制
御部C7はすでに受信した1ブロック分の512バイト
の音声データを、消去している領域以外の空き領域に書
き込む(ステップS51b)。
【0083】また、OverWriteFrag=1に
設定されている場合は、書込制御部C7はすでに受信し
た512バイト分の音声データを、スペア領域(ブロッ
ク7)の空き領域に書き込んで、音声データ領域(ブロ
ック1)の1セクタ分の有効データを無効にする(ステ
ップS51a)。
【0084】次に、主制御回路6は、上記ステップS4
3と同様に、メモリカード33内に、書き込みを行って
いるブロック以外に消去ブロックかもしくはスペア領域
が準備されていないかどうかにより、バックグランド消
去処理が必要であるか否かを判断する(ステップS5
2)。
【0085】このステップS52において、音声データ
領域(ブロック1)の有効データがすべて無効にされな
い間は、バックグランド消去処理が不要であるとして動
作位置の更新を行う(ステップS53)。
【0086】この後、停止ボタンSTが押されているか
否かを確認して(ステップS54)、押されていない場
合には上記図5のステップS42に戻って1フレーム4
1バイト分の音声データが蓄積されるまで待機し、蓄積
されたときに上述したステップを繰り返す。
【0087】また、上記ステップS52においてバック
グランド消去処理が必要であると判断した場合には、図
7の消去制御部C6によって音声データ領域(ブロック
1)の全音声データを一括して消去する処理であるバッ
クグランド消去処理のサブルーチンを実行する(ステッ
プS55)。
【0088】このバックグランド消去処理は、ステップ
S51aおよびS52の書込処理と並行して実行される
よう、システム制御部C8により制御されている。
【0089】次に、このバックグランド消去処理が終了
したか否かを判断し(ステップS58)、終了していな
ければ上記ステップS53,S54を実行して上記ステ
ップS42に戻る。なお、上記ステップS55における
バックグランド消去処理が完了するにはほぼ1秒間を要
するために、この間は、ステップS58からステップS
53に移行することになる。
【0090】図5に戻って、上述したようにステップS
42で蓄積されたディジタル信号処理部5からの音声デ
ータは、音声データ領域(ブロック1)内の全有効デー
タがスペア領域(ブロック7)に複写された後に(つま
り上記ステップS47で有効データの複写が不要と判断
されるようになった段階で)、スペア領域(ブロック
7)の空き領域に順次書き込まれる。
【0091】こうして、スペア領域(ブロック7)に空
き領域があるか否かを判断して(ステップS56)、空
き領域がない場合には、音声データの書き込み先をバッ
ファ領域(ブロック6)に変更する(ステップS5
7)。
【0092】そして、図6の上記ステップS49に移行
して、バックグランド処理を一時中止した後に、バッフ
ァ領域(ブロック6)への音声データの書き込みを開始
する。
【0093】この後、上記同様ステップS52を経てス
テップS55に移行し、バックグランド消去処理を実行
する。そしてバックグランド消去処理の開始からほぼ1
秒が経過すると、上記ステップS58において消去が終
了したと判断して、バッファ領域(ブロック6)に音声
データが記録されているか否かを確認する(ステップS
59)。
【0094】バッファ領域(ブロック6)に音声データ
が書き込まれている場合は、その音声データを、上記ス
テップS55のバックグランド消去処理によって音声デ
ータ領域(ブロック1)に新たに形成されたスペア領域
に複写する(ステップS60)。
【0095】また、上記ステップS54において録音処
理中に停止ボタンST(図1参照)が押されたことを検
出した場合は、ここでバックグランド処理が必要である
か否かの判定を上記ステップS43と同様に行い、もし
廃棄ブロックの消去が必要であると判断したときは、新
たなスペア領域を形成するためにバックグランド消去処
理を行い、この処理が完了してから、FATに記録され
ている最終書き込みセクタのセクタヘッダを更新する
(ステップS61)。
【0096】上述したように本実施形態では、不揮発性
メモリとしてのメモリカード33に複数の音声データ領
域(ブロック1〜5)とスペア領域(ブロック7)とバ
ッファ領域(ブロック6)とを確保しておき、音声デー
タを上書きするときに、まず、1つの音声データ領域内
の消去すべき音声データの内の有効データをスペア領域
に複写する。
【0097】次に、消去処理手段としての主制御回路6
によって音声データ領域の音声データを消去している間
にリアルタイムに入力される音声データを、音声データ
記録手段としての主制御回路6によってスペア領域の空
き領域に記録し、この空き領域がなくなった後はバッフ
ァ領域に記録している。
【0098】このスペア領域とバッファ領域は書込終了
によりファイルの構成要素に取り込まれる。
【0099】また、音声データの消去処理が終了する
と、制御手段としての主制御回路6は、音声データ領域
を新たなスペア領域とする。この新たなスペア領域にバ
ッファ領域に記録された音声データが存在していれば、
この音声データを複写している。
【0100】こうして、このような実施形態によれば、
メモリ内部に設けられたスペア領域やバッファ領域を用
いて上書き処理を行うようにしたために、音声データフ
ァイルの編集処理を容易かつ迅速に行うことができるよ
うになる。
【0101】また、複数の音声データ領域およびスペア
領域のそれぞれに対応する管理記号(1〜7)を付与
し、消去すべき音声データ領域をこの管理記号(1〜
7)に基づいて管理手段としての主制御回路6によって
管理しているために、データの管理が容易になる。
【0102】さらに、スペア領域のメモリ容量は1つの
音声データ領域のメモリ容量に等しくし、バッファ領域
のメモリ容量は1つの音声データ領域内の全てのデータ
を消去する時間中にリアルタイムに入力されるデータ量
よりも大きくなるように主制御回路6によって設定する
ようにしたために、消去処理中に入力される音声データ
を取りこぼすことなく記録することができる。
【0103】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々の変形や応用が可能であることは勿論であ
る。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1による本
発明の情報記録装置によれば、消去動作と記録動作とを
並行して行うようにしたために、データの記録処理を容
易かつ迅速に行うことができる。
【0105】請求項2による本発明の情報記録装置によ
れば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとと
もに、バッファ領域を用いるようにしたために、空き領
域が不足した場合にも記録動作を停止することなく継続
することができる。
【0106】請求項3による本発明の情報記録装置によ
れば、未使用ブロックを検出して有効データをコピーし
た後に、消去動作と記録動作とを並行して行うようにし
たために、データの記録処理を容易かつ迅速に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である情報記録装置の構成
を示すブロック回路図。
【図2】上記実施形態の半導体メモリ部の記録構成を示
す図。
【図3】上記実施形態の情報記録装置の主要動作を示す
フローチャート。
【図4】上記実施形態のメモリカードの主記録媒体部の
構成を示す図。
【図5】上記実施形態の情報記録装置による録音処理の
動作の一部を示すフローチャート。
【図6】上記実施形態の情報記録装置による録音処理の
動作の他の一部を示すフローチャート。
【図7】上記実施形態の主制御回路の内部構成を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
6…主制御回路(メモリ管理手段) 33…メモリカード C5…消去データ検出部(未使用ブロック検出部) C6…消去制御部 C7…書込み制御部 C8…システム制御部 100b…主記録媒体部(メモリ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データがファイル単位で記録され、デー
    タが記録される領域が一定の大きさのブロック単位に区
    分して管理されているメモリと、 ファイルにデータを記録する場合、ファイルの構成要素
    でありデータが記録されるアドレスを含む第1のブロッ
    クの有効データを未使用状態の第2のブロックにコピー
    した後に、上記第1のブロックの内容を全て消去する消
    去動作と上記第2のブロックにデータを記録する記録動
    作とを並行して行うことにより、上記第1のブロックを
    未使用状態とするとともに上記第2のブロックを該第1
    のブロックに代わってファイルの構成要素とするメモリ
    管理手段と、 を具備したことを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 上記メモリはさらにバッファ領域を含ん
    で構成され、 上記メモリ管理手段は、上記第2のブロックにデータを
    記録中に空き領域が不足した場合には、残りのデータを
    上記バッファ領域に記録し、上記消去動作の終了後に、
    上記バッファ領域の内容を未使用状態になった上記第1
    のブロックに記録することにより、該第1のブロックも
    ファイルの構成要素とするものであることを特徴とする
    請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 【請求項3】 データがファイル単位で記録され、デー
    タが記録される領域が一定の大きさのブロック単位に区
    分して管理されているメモリと、 未使用ブロックが有効に存在するか否かを検出する未使
    用ブロック検出部と、ブロックの内容を消去する消去制
    御部と、ブロックにデータを書き込む書込み制御部と、
    データを記録するときに、上記未使用ブロック検出部に
    より未使用ブロックを検出し、上記書込み制御部により
    該未使用ブロックにデータが記録されるアドレスを含む
    ブロックの有効データをコピーした後に、上記書込み制
    御部により未使用ブロックにデータを記録する記録動作
    と、上記消去制御部によりデータが記録されるアドレス
    を含むブロックの内容を消去する消去動作とを並行して
    行うように制御するシステム制御部と、を含んで構成さ
    れているメモリ管理手段と、を具備したことを特徴とす
    る情報記録装置。
JP9121221A 1997-05-12 1997-05-12 情報記録装置 Pending JPH10312330A (ja)

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JP9121221A JPH10312330A (ja) 1997-05-12 1997-05-12 情報記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003076604A (ja) * 2001-09-03 2003-03-14 Nec Access Technica Ltd フラッシュメモリのログ情報収集方式および方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003076604A (ja) * 2001-09-03 2003-03-14 Nec Access Technica Ltd フラッシュメモリのログ情報収集方式および方法

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