JP2003076604A - フラッシュメモリのログ情報収集方式および方法 - Google Patents

フラッシュメモリのログ情報収集方式および方法

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JP2003076604A
JP2003076604A JP2001265989A JP2001265989A JP2003076604A JP 2003076604 A JP2003076604 A JP 2003076604A JP 2001265989 A JP2001265989 A JP 2001265989A JP 2001265989 A JP2001265989 A JP 2001265989A JP 2003076604 A JP2003076604 A JP 2003076604A
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Japan
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flash memory
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erasing
block
flag
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JP2001265989A
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English (en)
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Yoshiyuki Amamiya
好之 天宮
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NEC AccessTechnica Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】限られたフラッシュメモリの容量が満杯でログ
情報の記録ができなくならないように、そのフラッシュ
メモリのブロックを効率的に消去しながらログ情報を記
録していくことにある。 【解決手段】制御部11は、フラッシュメモリ12への
ログ情報の記録時に、フラッシュメモリ12の空容量を
不足を検出した場合に、消去実施フラグ151をオンに
し、アイドル状態時(アイドルタスク実行時)に消去フ
ラグ151がオンであれば、ログ情報を記録しているフ
ラッシュメモリ内のブロックの次のブロックの消去指示
を消去制御部16に対して行うと共に、消去中フラグ1
52をオンにする。また、制御部11は、ログ情報の記
録を行う事象が発生した場合に消去中フラグ152がオ
ンであれば、一時バッファ154にログ情報を記録し、
アイドル状態時に一時バッファ154の内容をフラッシ
ュメモリ12にコピーする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュメモリ
を内蔵した情報処理装置におけるフラッシュメモリのロ
グ情報収集方式および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プログラム実行履歴のログ記録としてフ
ラッシュメモリを利用した場合、メモリ容量の都合でリ
アルタイムでの記録容量に限界があった。そのため、フ
ラッシュメモリのメモリ空間をいくつかのブロックに分
割してそれらの個々のブロックを単位として消去を可能
とするフラッシュメモリが公開されている。
【0003】従来、そのブロック毎に消去できるフラッ
シュメモリを内蔵した情報処理装置において、一般的な
技術として、ログ情報をフラッシュメモリに記録する場
合には、フラッシュメモリの空容量がなくなると書き込
む予定のブロックの消去を行うのを待ってからプログラ
ムの実行履歴の再記録を行う。
【0004】また、従来、ブロック毎に消去できるフラ
ッシュメモリを内蔵した情報処理装置において、無駄な
空エリアを生じさせない従来技術として、例えば、特開
平8−305504号公報が開示されている。すなわ
ち、特開平8−305504号公報には、バッファメモ
リを準備し、フラッシュメモリの空エリアがなくなり上
書きする場合が生じるとフラッシュメモリの消去単位で
あるブロックの内容をバッファメモリにコピーし、消去
している間新しい書込みデータをバッファメモリに書き
込む技術が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記の一般的な技術によれば、フラッシュメモリの空容
量がなくなった時点で次に書き込むブロックのエリアを
消去してから実行履歴を書き込むようにしていたため、
消去には、多少時間がかかり、ブロックの消去が完全に
終わるまで待たなければならないという問題点がある。
【0006】また、従来の特開平8−305504号公
報によれば、フラッシュメモリのブロックを消去するに
は、必ず、対象となるフラッシュメモリのブロックに一
旦書き込んだデータをバッファメモリに読み出して書込
み、その対象となるフラッシュメモリのブロックを消去
している間、バッファメモリに入力データを書き込むよ
うにし、やがて消去が終わり、書込み動作が停止または
終了した時点でフラッシュメモリにブロックごと戻すよ
うにしているため、バッファメモリとフラッシュメモリ
との間で行う余分なデータ転送に伴う時間がかかりすぎ
るという問題点があり、更に、満杯になった後にフラッ
シュメモリからバッファメモリへの書込み動作が始まる
ため、その動作の間、入力データの書込みを待たなけれ
ばならないという問題点がある。
【0007】本発明の目的は、上記問題点を鑑み、限ら
れたフラッシュメモリの容量が満杯でログ情報の記録が
できなくならないように、そのフラッシュメモリのブロ
ックを効率的に消去しながらログ情報を記録していくこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1のフラッシュメモリのログ情報収集
方式は、ブロック毎に消去のできるフラッシュメモリを
内蔵した情報処理装置におけるフラッシュメモリのログ
情報収集方式において、前記フラッシュメモリのブロッ
クの消去のタイミングをCPUのアイドル状態時に行う
消去手段を有することを特徴としている。
【0009】更に、上記の第1のフラッシュメモリのロ
グ情報収集方式において、前記消去手段は、予め決めら
れた前記フラッシュメモリの空容量不足の量を前記フラ
ッシュメモリが満杯になる前に検出してから前記フラッ
シュメモリのブロックの消去のタイミングをCPUのア
イドル状態時に行うことを特徴としている。
【0010】また、本発明の第2のフラッシュメモリの
ログ情報収集方式は、消去指示によりブロック毎に消去
を行うフラッシュメモリを内蔵した情報処理装置におけ
るフラッシュメモリのログ情報収集方式において、前記
フラッシュメモリの空容量不足のチェックを前記フラッ
シュメモリへのログ情報の記録時に行うチェック手段
と、前記チェック手段で空容量不足を検出した場合に前
記ログ情報を記録している前記フラッシュメモリ内のブ
ロックの次のブロックをCPUのアイドル状態時に消去
指示を行う消去手段とを有することを特徴としている。
【0011】更に、上記の第2のフラッシュメモリのロ
グ情報収集方式において、空容量不足を検出したことを
示す第1のフラグと、前記フラッシュメモリ消去中を示
す第2のフラグとを備え、前記チェック手段は、前記フ
ラッシュメモリの空容量不足を検出した場合に前記第1
のフラグをオンに設定し、前記消去手段は、前記CPU
のアイドル状態時に前記第1のフラグがオンに設定され
ていれば前記ログ情報を記録している前記フラッシュメ
モリ内のブロックの次のブロックに対して消去指示を行
うと共に予め決められた時間の間前記第2のフラグをオ
ンに設定することを特徴としている。
【0012】更に、上記の第2のフラッシュメモリのロ
グ情報収集方式において、前記ログ情報の記録を行う事
象が発生した場合に前記第2のフラグがオンであれば前
記ログ情報を一時的に記録する一時記録手段と、前記一
時記録手段で記録したログ情報を前記CPUのアイドル
状態時に前記フラッシュメモリにコピーするコピー手段
とを有することを特徴としている。
【0013】また、本発明の第1のフラッシュメモリの
ログ情報収集方法は、ブロック毎に消去のできるフラッ
シュメモリを内蔵した情報処理装置におけるフラッシュ
メモリのログ情報収集方法であって、前記フラッシュメ
モリのブロックの消去のタイミングをCPUのアイドル
状態時に行うことを特徴としている。
【0014】また、本発明の第2のフラッシュメモリの
ログ情報収集方法は、ブロック毎に消去のできるフラッ
シュメモリを内蔵した情報処理装置におけるフラッシュ
メモリのログ情報収集方法であって、予め決められた前
記フラッシュメモリの空容量不足の量を前記フラッシュ
メモリが満杯になる前に検出してから前記フラッシュメ
モリのブロックの消去のタイミングをCPUのアイドル
状態時に行うことを特徴としている。
【0015】また、本発明の第3のフラッシュメモリの
ログ情報収集方法は、消去指示によりブロック毎に消去
を行うフラッシュメモリを内蔵した情報処理装置におけ
るフラッシュメモリのログ情報収集方法であって、前記
フラッシュメモリの空容量不足のチェックを前記フラッ
シュメモリへのログ情報の記録時に行い、空容量不足を
検出した場合に前記ログ情報を記録している前記フラッ
シュメモリ内のブロックの次のブロックをCPUのアイ
ドル状態時に消去指示を行うことを特徴としている。
【0016】また、本発明の第4のフラッシュメモリの
ログ情報収集方法は、消去指示によりブロック毎に消去
を行うフラッシュメモリを内蔵した情報処理装置におけ
るフラッシュメモリのログ情報収集方法であって、空容
量不足を検出したことを示す第1のフラグと、前記フラ
ッシュメモリ消去中を示す第2のフラグとを準備し、前
記フラッシュメモリへのログ情報の記録時に前記フラッ
シュメモリの空容量不足を検出した場合に前記第1のフ
ラグをオンに設定し、CPUのアイドル状態時に前記第
1のフラグがオンに設定されていれば前記ログ情報を記
録している前記フラッシュメモリ内のブロックの次のブ
ロックに対して消去指示を行うと共に予め決められた時
間の間前記第2のフラグをオンに設定することを特徴と
している。
【0017】更に、上記の第4のフラッシュメモリのロ
グ情報収集方法において、一時的に前記ログ情報を記録
するバッファを準備し、前記ログ情報の記録を行う事象
が発生した場合に前記第2のフラグがオンであれば前記
ログ情報を前記バッファに記録し、前記バッファ内に記
録したログ情報を前記CPUのアイドル状態時に前記フ
ラッシュメモリにコピーすることを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1を参照すると、本発
明の実施の形態は、プロセッサによりプログラム制御で
動作するパソコン等の情報処理装置1であって、情報処
理装置1は、図示していないCPUによりプログラム制
御で動作する制御部11と、再書込みのできるフラッシ
ュメモリ12と、読出し書込みのできる不揮発性の記録
媒体装置(例えば、磁気ディスク)である記憶部14
と、読出し書込みのできる揮発性のRAM15と、フラ
ッシュメモリ12に書き込まれた内容を消去する時間を
監視する監視タイマ13と、フラッシュメモリ12の消
去を制御する消去制御部16とから構成されている。
【0019】記憶部14は、フラッシュメモリ12にロ
グ情報を書き込むための先頭アドレスを示すログ記録ア
ドレス141のエリアが割当てられている。
【0020】RAM15は、フラッシュメモリ12の空
容量が少ないことを示すと共にフラッシュメモリ12内
のブロックの消去を促す消去実施フラグ151と、フラ
ッシュメモリ12内の1ブロックが消去中であることを
示す消去中フラグ152と、一時的にログ情報を保存す
る一時バッファ154と、一時バッファ154の書込み
アドレスを示すカウンタ153とのエリアが割当てられ
ている。
【0021】フラッシュメモリ12は、N個(Nは、正
の整数値を示す。なお本発明では、説明の都合上8個と
する。)のブロック(ブロック番号0〜7)から構成さ
れており、各ブロックは、適合データが十分に格納され
る容量(例えば、128バイト)である。なお、1ブロ
ックが128バイトの場合、ログ記録アドレスの下位か
ら0〜6ビット目がブロック内のアドレスに、下位から
7〜9ビット目がブロック番号に、それぞれ対応してい
る。
【0022】消去制御部16は、制御部11からの消去
指示によりフラッシュメモリ12内のブロック毎に消去
できるようになっている。すなわち、例えば、制御部1
1が消去制御部16に対してブロック番号0を指定する
と、消去制御部16は、指定されたブロック番号0を保
存し、フラッシュメモリ12に対して、ブロック番号0
が保存されている間、消去信号を発生することによりフ
ラッシュメモリ12のブロック番号0だけを消去し続け
る。消去がし終わって、制御部11が消去解除指示を消
去制御部16に対して出すと、消去制御部16は、ブロ
ック番号0を解除し、フラッシュメモリ12への消去信
号の発生を抑える。この場合、フラッシュメモリ12の
1ブロックを消去するのに消去信号を予め決められた時
間以上発生しつづけなければならないが、フラッシュメ
モリ12の1ブロックを消去するのに必要な時間を調整
するのが監視タイマ13である。すなわち、監視タイマ
13には、フラッシュメモリ12の1ブロックの消去が
終わった直後に制御部11に割り込めるように、予め決
められた値が起動時に設定されることになる。
【0023】図2を参照すると、制御部11が優先処理
を一時的に解放した場合にWAIT処理等を行うための
タスクで、アイドルタスク(CPUのアイドル状態を意
味する)と呼び、そのアイドルタスクの処理における制
御部11の動作を示すフローチャートである。従って、
制御部11が暇なときは、このアイドルタスクのルーチ
ンを走ることになる。制御部11がアイドルタスク処理
中にある優先処理が発生すると、制御部11(図示して
いないCPU)に割り込みが発生し、制御部11が割り
込みに該当するタスクの処理を行う。なお、図2のステ
ップS101〜S106がフラッシュメモリ12へのロ
グ情報収集および消去に関する処理である。
【0024】図3を参照すると、監視タイマ13の割込
みにおける制御部11の動作を示すフローチャートであ
る。すなわち、フラッシュメモリ12内のブロックの消
去が終わる直後に、監視タイマ13の割り込みが発生す
ることになる。
【0025】図4を参照すると、ログ情報収集のため
に、アプリケーションプログラムに盛り込まれたプログ
ラムで、その盛り込まれたプログラムを実行した場合の
制御部11の動作を示すフローチャートである。
【0026】図5を参照すると、プログラム実行情報を
ログ情報として記録するために、制御部11がアプリケ
ーションプログラムの必要個所に盛り込まれたプログラ
ムを実行した場合の動作を示すタイムチャートである。
従って、プログラム実行情報をログ情報として記録する
場合は、1つの処理を行う毎に、処理の開始にログ情報
(処理識別情報、開始時間等の情報)を取り、処理の終
了時にログ情報(処理識別情報、終了時間等の情報)を
取る。すなわち、この場合の必要個所とは、処理の開始
と処理の終了とを意味し、必要な箇所に盛り込まれたプ
ログラムの処理は、図4のフローチャートの沿った処理
を示す。
【0027】図6を参照すると、プログラム実行情報の
ログ情報収集の過程において、フラッシュメモリ12の
容量が許す範囲内で制御部11が、プログラムからの書
込み処理に従ってフラッシュメモリ12への書込み動作
を示すタイムチャートである。この時、制御部11は、
古いログから順に秩序良くフラッシュメモリ12に記録
(書込み)を行う。例えば、図6に示すように、制御部
11は、フラッシュメモリアドレスの先頭から記録を行
い、次に記録するログは、次のアドレスから記録するこ
とになるが、この場合、記録済みのログ情報を残しつつ
新しいログ情報を記録することで処理を継続する。
【0028】図7を参照すると、プログラム実行情報の
ログ情報収集の過程において、フラッシュメモリ12に
は容量に限界があるためログが蓄積されていくと、いず
れは容量がログで埋まることになるが、その場合に制御
部11が最も古い記録の残っているフラッシュメモリ1
2の前方アドレス側から消去しつつ、新しいログを消去
した範囲に再記録を行っている動作を示すタイムチャー
トである。
【0029】図8を参照すると、プログラム実行情報の
ログ情報収集の過程において、制御部11が空容量不足
を検出した場合にフラッシュメモリ12の1ブロックの
消去の動作を示すタイムチャートである。すなわち、フ
ラッシュメモリ12の消去には多少の消去時間(例え
ば、数秒)を要するため、記録時に消去を行うのでは記
録の反応が鈍くなってしまう可能性がある。そこで、制
御部11は、フラッシュメモリ12の空容量が少なくな
ったことを検出すると、CPU処理待ち時間に処理が渡
されるアイドルタスク中に次のブロックに該当する使用
範囲のフラッシュメモリ領域の消去を行うことでログ再
記録の準備を行う。
【0030】図9を参照すると、フラッシュメモリ12
内に割当てられた開始アドレスから終了アドレスまでに
障害等で発生するデータをログ情報として保存すること
を示している。
【0031】図10を参照すると、障害等で発生するデ
ータのログ情報収集の過程において、フラッシュメモリ
12の容量が許す範囲内で制御部11が、アプリケーシ
ョンプログラムの必要個所に盛り込まれたログ収集プロ
グラム(この場合、図4のフローチャートに沿ったプロ
グラムを示す)に従ってフラッシュメモリ12への書込
み動作を示すタイムチャートである。従って、障害情報
をログ情報として記録する場合は、障害等の事象が発生
した場合に障害検出のアプリケーションプログラムで取
るようになっている。この時、制御部11は、図10に
示すように、開始アドレスから記録を行い、次に記録す
るログは、次のアドレスから記録することになるが、こ
の場合、記録済みのログ情報を残しつつ新しいログ情報
を記録することで処理を継続する。
【0032】図11を参照すると、障害等で発生するデ
ータのログ情報収集の過程において、制御部11が空容
量不足を検出した場合にフラッシュメモリ12の1ブロ
ックの消去の動作を示すタイムチャートである。すなわ
ち、フラッシュメモリ12の消去には多少の消去時間
(例えば、数秒)を要するため、記録時に消去を行うの
では記録の反応が鈍くなってしまう可能性がある。そこ
で、制御部11は、フラッシュメモリ12の空容量が少
なくなったことを検出すると、CPU処理待ち時間に処
理が渡されるアイドルタスク中に次のブロックに該当す
る使用範囲のフラッシュメモリ領域の消去を行うことで
ログ再記録の準備を行う。
【0033】図12を参照すると、障害等で発生するデ
ータのログ情報収集の過程において、制御部11が最も
古い記録の残っているフラッシュメモリ12の最初のブ
ロックが消去された後に、新しいログを消去した範囲
(ブロック内)に再記録を行っている動作を示すタイム
チャートである。
【0034】図13を参照すると、図5または図10に
基づいており、フラッシュメモリ12の1ブロック消去
中にログ情報収集が発生した場合に一時バッファ154
に書き込む場合の制御部11の動作を示すタイムチャー
トである。
【0035】図14を参照すると、図5または図10に
基づいており、制御部11が一時バッファ154に書き
込んだ後に、フラッシュメモリ12の1ブロック消去が
終了し、一時バッファ154の内容をフラッシュメモリ
12内にコピーする制御部11の動作を示したタイムチ
ャートである。
【0036】次に、図5〜図14をまとめた形で図1を
参照して、本発明の実施の形態の動作の概要を説明す
る。制御部11は、プログラムの各モジュール内でログ
を記録する処理が行う毎にフラッシュメモリ12へログ
情報(実行履歴ログ、障害検出時のログ情報等を含む)
を記録する。ログ情報を記録したら次回のログ情報記録
の為にログ記録アドレス141を記録分加算する。次の
モジュールでのログ情報記録を行った後も同様にログ記
録アドレス141を加算していく。この繰り返しによ
り、制御部11は、フラッシュメモリ12内にログ追記
を繰り返す。
【0037】ログ情報記録の量がフラッシュメモリ容量
以内の場合は追記の繰り返しで問題無いが、追記を繰り
返してフラッシュメモリ容量を超えた状態にならないよ
うに動作する必要がある。すなわち、フラッシュメモリ
12の最後のアドレスまで追記が進んだ場合、古いログ
から消去し、消去した領域に新たに追記するログを書き
込むリングバッファ式にログを書き込む必要がある。こ
の時、フラッシュメモリ12の消去には多少の時間を要
するため追記直前に消去するとその処理が遅れることに
なる。
【0038】これを解決するため、制御部11は、フラ
ッシュメモリ12へのログ記録を行いつつ、アイドルタ
スクにて空容量不足を検出した場合に追記時に問題にな
らないように次のブロックエリア(領域)を消去する。
従って、制御部11は、ログ情報の追記時には記録のみ
で処理遅延を無くすことができる。すなわち、制御部1
1は、アプリケーション(タスク)のログ収集処理にお
いて、1ブロック内に1レコードのデータ(ログ情報)
を書き込んだタイミングで、ログ記録アドレス141の
ブロック内アドレスが限界アドレス(例えば、ブロック
内の最終アドレス)に達したときに、空容量不足と判断
し、消去実施フラグ151をセットする。
【0039】やがて、制御部11は、タスクの処理の待
ち時間があると、アイドルタスクの処理に入り、そのア
イドルタスク処理において、消去実施フラグ151がセ
ットされていたら該当するフラッシュメモリの1ブロッ
クの消去を行う。
【0040】次回ログ記録処理では消去中か否かの判断
は必要となるものの、予め消去開始しているため直前に
ブロック消去する場合と比較するとログ書き込みができ
るまでの待ち時間を削減できる。
【0041】ブロック消去中にログ記録が発生した場合
を考慮し、消去中の場合はログ情報を一時バッファ15
4に記録しておき、その後の監視タイマ割込みにより一
時バッファ154に記録したログ情報をフラッシュメモ
リ12にコピーする。
【0042】次に、図1〜図4を参照して、本発明の実
施の形態の動作について詳細に説明する。
【0043】情報処理装置1の制御部11は、プログラ
ムの各モジュールに組み込まれたログ収集処理ルーチン
を実行すると、RAM15の消去実施フラグ151およ
び消去中フラグ152の内容を読出し、ON/OFFの
チェック(例えば、ONが「1F」の値、OFFが「0
F」の値:従って、最初は「0F」の値が設定されてい
る)を行う(図4のステップS301)。
【0044】消去中フラグ152および消去実施フラグ
151がOFFの場合、制御部11は、ログ記録アドレ
ス141を読出し、ログ記録アドレス141に従って、
フラッシュメモリ12にログ情報を書き込み、ログ記録
アドレス141を書き込んだアドレスだけカウントアッ
プする(ステップS302,S303,S304)。
【0045】このとき、制御部11は、ログ記録アドレ
ス141をカウントアップするときにブロックの最終ア
ドレスの値を超えたかどうかをチェックし、超えた場合
には空容量不足として判断する(ステップS305)。
なお、この場合、空容量不足の判断として、ログ記録ア
ドレス141が予め決められたブロック内アドレスに到
達したときに制御部11が空容量不足として判断しても
良い。
【0046】制御部11は、当初空容量不足でないの
で、そのまま終了するが、やがて、ステップS301〜
S305の繰り返しにより空容量不足を検出すると、R
AM15の消去実施フラグ151をONにセット(例え
ば、「1F」の値)する(ステップS306,S30
7)。
【0047】やがて、制御部11は、タスク処理で一時
的にWAIT状態になると、アイドルタスク処理のルー
チンに入る。すると、制御部11は、RAM15の消去
実施フラグ151および消去中フラグ152を読出し、
ON/OFFのチェックを行う(図2のステップS10
1)この場合、消去中実施フラグ151がONで消去中
フラグ152がOFFであるため、制御部11は、ステ
ップS104に進む(ステップS102,S103)。
【0048】更に、制御部11は、現在ログ記録中のフ
ラッシュメモリ12内のブロックエリアに対する次のブ
ロック番号(例えば、現在がブロック番号7であれば、
次のブロック番号はブロック番号0となる)を抽出する
(ステップS104)。この場合のブロック番号の抽出
は、制御部11がログ記録アドレス141を記憶部14
から読み出し、下位から7〜9ビット目(3ビットの
値)を見ることで判定できる。従って、図4のステップ
S306の判断で、ブロックの最終アドレスを超えたチ
ェック方法の場合は読み出した3ビットの値が次のブロ
ック番号となり、規定のブロック内のアドレスに到達し
た場合は読み出した3ビットの値に+1(2進数)した
値が次のブロック番号になる。
【0049】更に、制御部11は、RAM15の消去中
フラグ152をON(例えば、「1F」の値)にセット
し、監視タイマ13に予め決められた値(例えば、消去
に必要な2秒後に監視タイマ割り込みが発生するような
値)を設定して起動すると共に、抽出したブロック番号
に該当するフラッシュメモリ12のブロックの消去指示
を消去制御部16に対して行う。すると、消去制御部1
6は、フラッシュメモリ12に対して、指定されたブロ
ックの消去を開始する(ステップS105,S10
6)。
【0050】このようにしてフラッシュメモリ12に関
する処理を終えると、制御部11は、その他アイドル処
理を実行する(ステップS110)。
【0051】更に、制御部11は、優先処理割込み、監
視タイマ割込み等の割込みが発生しない場合は、割込み
が発生するまでステップS101からの処理を繰り返す
ことになる。なお、この場合のステップS102におい
て、消去中フラグ152がONになっているため、制御
部11は、ステップS110に進む。
【0052】やがて、監視タイマ13は、起動してから
所定の時間に到達すると、制御部11に対して割込みを
発生する。すると、制御部11は、監視タイマ13の割
込みによりRAM15の一時バッファ154にログ情報
が保存されているかをチェックする。この場合、制御部
11は、RAM15のカウンタ153を読み出し、クリ
ア(「オール0」)されていれば一時バッファ154に
ログ情報が保存されていないと判断し、クリアされてい
なければ一時バッファ154にログ情報が保存されてい
ると判断する(図3のステップS201)。
【0053】この場合、一時バッファ154には、ログ
情報が保存されていないので、制御部11は、ステップ
S205に進み、消去制御部16に対して、フラッシュ
メモリ12への消去解除指示を行う(ステップS20
2,S205)。
【0054】更に、制御部11は、消去実施フラグ15
1および消去中フラグ152をそれぞれOFF(例え
ば、「0F」の値)にセットする(ステップS20
6)。
【0055】更に、制御部11は、他からの処理が割り
込めるように割込みを解除し、終了する(ステップS2
07)。このようにして、制御部11は、監視タイマ割
込みによりフラッシュメモリ12への消去処理を終了さ
せ、アイドルタスクのルーチンに戻ることができる。
【0056】上記説明において、フラッシュメモリ12
のブロックを消去中、監視タイマ割込みの前に監視タイ
マ割込み以外の割込み(この場合、ログ情報を収集する
事象)が発生し、ログ情報を収集するルーチン(図4を
参照)を実行したとすると、制御部11は、RAM15
の消去中フラグ152および消去実施フラグ151を読
み出し、ON/OFFのチェックを行う(図4のステッ
プS301)。
【0057】この場合、消去中フラグ152がONのた
め、制御部11は、ステップS308に進む(ステップ
S302)。
【0058】制御部11は、RAM15のカウンタ15
3に従って、一時バッファ154に書き込み、書き込ん
だ分、カウンタ153をカウントアップし、終了する
(ステップS308)。
【0059】制御部11は、アイドルタスクのルーチン
に戻り、やがて、監視タイマ13による割込みが発生す
ると、一時バッファ154にログ情報が保存されている
かをチェックする(図3のステップS201)。
【0060】この場合、一時バッファ154にはログ情
報が保存されている(カウンタ153がオール0以外の
値になっている)ので、制御部11は、一時バッファ1
54の内容をフラッシュメモリ12内にコピーする。こ
の場合、制御部11は、読み出したログ記録アドレス1
41を最初に書き込むフラッシュメモリ12のアドレス
として、一時バッファ154の内容を頭から順に読み出
して、フラッシュメモリ12に書き込んでいく。全て書
込みが終わると、制御部11は、カウンタ153をリセ
ット(オール「0」)にする(ステップS202,S2
03,S204)。
【0061】更に、制御部11は、消去制御部16に対
して、フラッシュメモリ12への消去解除指示を行い、
RAM15の消去実施フラグ151および消去中フラグ
152をそれぞれOFF(例えば、「0F」の値)にセ
ットする(ステップS205,S206)。
【0062】更に、制御部11は、他からの処理が割り
込めるように割込みを解除し、終了する(ステップS2
07)。このようにして、制御部11は、監視タイマ割
込みによりフラッシュメモリ12への消去処理を終了さ
せ、アイドルタスクのルーチンに戻ることができる。
【0063】以上説明したように、本発明は、制御部1
1(CPU)のアイドルタスクルーチン処理中(アイド
ル状態時)にフラッシュメモリ12の消去を行っている
ので、フラッシュメモリ12が満杯になる前に前もって
消去することができるため、時間的な制約を回避するこ
とができる。
【0064】また、本発明は、制御部11が、ログ情報
をフラッシュメモリ12に書き込んだときにフラッシュ
メモリ12の空容量のチェックを行い、空容量がないと
判断した場合にCPUの空時間であるアイドルタスクの
ルーチンでログ情報書込み中のフラッシュシュメモリ1
2のブロックに対して次のブロックを消去するようにし
ているため、限られた容量のフラッシュメモリ12を最
新の状態から遡ってログ情報を採集することができ、ま
た、消去のための時間を待つことなく、速やかにログ情
報をフラッシュメモリ12に追記することができる。
【0065】また、万が一、フラッシュメモリ12の消
去中にログ情報の書込み要求があったとしても、ログ情
報を一時的に記録する一時バッファ154を準備してい
るため、消去のための時間を待つことなく、速やかにロ
グ情報をフラッシュメモリ12に追記することができ
る。
【0066】また、本発明は、制御部11が、消去実施
フラグ151および消去中フラグ152を準備している
ため、アイドルタスク内でのフラッシュメモリ12への
消去指示および現在フラッシュメモリ12が消去中かど
うかを容易に判断することができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、CPU
のアイドル状態を利用して、フラッシュメモリが満杯に
なる前に前もって再書込みを行うフラッシュメモリの1
ブロックの消去を行うようにしているため、時間的な制
約を回避することができるという効果がある。
【0068】また、本発明は、ログ情報をフラッシュメ
モリに書き込んだときにフラッシュメモリの空容量のチ
ェックを行い、空容量がないと判断した場合にCPUの
空時間にログ情報書込み中のフラッシュシュメモリのブ
ロックに対して次のブロックを消去するようにしている
ため、限られた容量のフラッシュメモリに最新の状態か
ら遡ってログ情報が採取できるという効果があり、ま
た、消去のための時間を待つことなく、速やかにログ情
報をフラッシュメモリに追記することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1の制御部がアイドルタスクを実行する場合
の動作を示すフローチャートである。
【図3】図1の制御部が監視タイマの割り込みにより実
行する場合の動作を示すフローチャートである。
【図4】図1の制御部が、プログラム実行情報によるロ
グ情報を記録するためにアプリケーションプログラムに
盛り込んだログ情報収集ルーチンを実行する場合の動作
を示すフローチャートである。
【図5】図1の制御部が図4に基づいてプログラム実行
情報によるログ情報収集の処理を行う場合の各処理内の
ログ記録処理を示すタイムチャートである。
【図6】図1の制御部がプログラム実行情報によるログ
情報収集の過程でフラッシュメモリへのログ情報を順に
記録していく場合の書込み動作を示すタイムチャートで
ある。
【図7】図1の制御部がプログラム実行情報によるログ
情報収集の過程でフラッシュメモリの容量を越えた場合
のフラッシュメモリへの再書込み動作を示すタイムチャ
ートである。
【図8】図1の制御部がプログラム実行情報によるログ
情報収集の過程で空容量不足を検出した場合にフラッシ
ュメモリの1ブロックの消去の動作を示すタイムチャー
トである。
【図9】障害等で発生するログ情報を図1のフラッシュ
メモリの開始アドレスから終了アドレスまでのエリアに
保存する箇所を示した概略図である。
【図10】図1の制御部が図4に基づいた障害等のログ
情報収集の過程でフラッシュメモリへのログ情報を順に
記録していく場合の書込み動作を示すタイムチャートで
ある。
【図11】図1の制御部が障害等のログ情報収集の過程
で空容量不足を検出した場合にフラッシュメモリの1ブ
ロックの消去の動作を示すタイムチャートである。
【図12】図1の制御部が障害等のログ情報収集の過程
でフラッシュメモリの容量を越えた場合の消去されたフ
ラッシュメモリへの再書込み動作を示すタイムチャート
である。
【図13】図1のフラッシュメモリの消去中にログ情報
収集が発生した場合における制御部の一時バッファに書
き込む場合の動作を示すタイムチャートである。
【図14】図13の動作の後に、図1の一時バッファの
内容をフラッシュメモリにコピーする制御部の動作を示
したタイムチャートである。
【符号の説明】
1 情報処理装置 11 制御部 12 フラッシュメモリ 13 監視タイマ 14 記憶部 15 RAM 141 ログ記録アドレス 151 消去実施フラグ 152 消去中フラグ 153 カウンタ 154 一時バッファ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック毎に消去のできるフラッシュメ
    モリを内蔵した情報処理装置におけるフラッシュメモリ
    のログ情報収集方式において、前記フラッシュメモリの
    ブロックの消去のタイミングをCPUのアイドル状態時
    に行う消去手段を有することを特徴とするフラッシュメ
    モリのログ情報収集方式。
  2. 【請求項2】 前記消去手段は、予め決められた前記フ
    ラッシュメモリの空容量不足の量を前記フラッシュメモ
    リが満杯になる前に検出してから前記フラッシュメモリ
    のブロックの消去のタイミングをCPUのアイドル状態
    時に行うことを特徴とする請求項1記載のフラッシュメ
    モリのログ情報収集方式。
  3. 【請求項3】 消去指示によりブロック毎に消去を行う
    フラッシュメモリを内蔵した情報処理装置におけるフラ
    ッシュメモリのログ情報収集方式において、前記フラッ
    シュメモリの空容量不足のチェックを前記フラッシュメ
    モリへのログ情報の記録時に行うチェック手段と、前記
    チェック手段で空容量不足を検出した場合に前記ログ情
    報を記録している前記フラッシュメモリ内のブロックの
    次のブロックをCPUのアイドル状態時に消去指示を行
    う消去手段とを有することを特徴とするフラッシュメモ
    リのログ情報収集方式。
  4. 【請求項4】 空容量不足を検出したことを示す第1の
    フラグと、前記フラッシュメモリ消去中を示す第2のフ
    ラグとを備え、前記チェック手段は、前記フラッシュメ
    モリの空容量不足を検出した場合に前記第1のフラグを
    オンに設定し、前記消去手段は、前記CPUのアイドル
    状態時に前記第1のフラグがオンに設定されていれば前
    記ログ情報を記録している前記フラッシュメモリ内のブ
    ロックの次のブロックに対して消去指示を行うと共に予
    め決められた時間の間前記第2のフラグをオンに設定す
    ることを特徴とする請求項3記載のフラッシュメモリの
    ログ情報収集方式。
  5. 【請求項5】 前記ログ情報の記録を行う事象が発生し
    た場合に前記第2のフラグがオンであれば前記ログ情報
    を一時的に記録する一時記録手段と、前記一時記録手段
    で記録したログ情報を前記CPUのアイドル状態時に前
    記フラッシュメモリにコピーするコピー手段とを有する
    ことを特徴とする請求項4記載のフラッシュメモリのロ
    グ情報収集方式。
  6. 【請求項6】 ブロック毎に消去のできるフラッシュメ
    モリを内蔵した情報処理装置におけるフラッシュメモリ
    のログ情報収集方法であって、前記フラッシュメモリの
    ブロックの消去のタイミングをCPUのアイドル状態時
    に行うことを特徴とするフラッシュメモリのログ情報収
    集方法。
  7. 【請求項7】 ブロック毎に消去のできるフラッシュメ
    モリを内蔵した情報処理装置におけるフラッシュメモリ
    のログ情報収集方法であって、予め決められた前記フラ
    ッシュメモリの空容量不足の量を前記フラッシュメモリ
    が満杯になる前に検出してから前記フラッシュメモリの
    ブロックの消去のタイミングをCPUのアイドル状態時
    に行うことを特徴とするフラッシュメモリのログ情報収
    集方法。
  8. 【請求項8】 消去指示によりブロック毎に消去を行う
    フラッシュメモリを内蔵した情報処理装置におけるフラ
    ッシュメモリのログ情報収集方法であって、前記フラッ
    シュメモリの空容量不足のチェックを前記フラッシュメ
    モリへのログ情報の記録時に行い、空容量不足を検出し
    た場合に前記ログ情報を記録している前記フラッシュメ
    モリ内のブロックの次のブロックをCPUのアイドル状
    態時に消去指示を行うことを特徴とするフラッシュメモ
    リのログ情報収集方法。
  9. 【請求項9】 消去指示によりブロック毎に消去を行う
    フラッシュメモリを内蔵した情報処理装置におけるフラ
    ッシュメモリのログ情報収集方法であって、空容量不足
    を検出したことを示す第1のフラグと、前記フラッシュ
    メモリ消去中を示す第2のフラグとを準備し、前記フラ
    ッシュメモリへのログ情報の記録時に前記フラッシュメ
    モリの空容量不足を検出した場合に前記第1のフラグを
    オンに設定し、CPUのアイドル状態時に前記第1のフ
    ラグがオンに設定されていれば前記ログ情報を記録して
    いる前記フラッシュメモリ内のブロックの次のブロック
    に対して消去指示を行うと共に予め決められた時間の間
    前記第2のフラグをオンに設定することを特徴とするフ
    ラッシュメモリのログ情報収集方法。
  10. 【請求項10】 一時的に前記ログ情報を記録するバッ
    ファを準備し、前記ログ情報の記録を行う事象が発生し
    た場合に前記第2のフラグがオンであれば前記ログ情報
    を前記バッファに記録し、前記バッファ内に記録したロ
    グ情報を前記CPUのアイドル状態時に前記フラッシュ
    メモリにコピーすることを特徴とする請求項9記載のフ
    ラッシュメモリのログ情報収集方法。
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