JPH10312230A - 駆動能力切換機能付出力バッファ装置 - Google Patents

駆動能力切換機能付出力バッファ装置

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JPH10312230A
JPH10312230A JP9122752A JP12275297A JPH10312230A JP H10312230 A JPH10312230 A JP H10312230A JP 9122752 A JP9122752 A JP 9122752A JP 12275297 A JP12275297 A JP 12275297A JP H10312230 A JPH10312230 A JP H10312230A
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buffer
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JP9122752A
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Ichiro Urata
一郎 浦田
Takao Uchida
隆雄 内田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Data Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
    • H03K19/018585Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only programmable
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0005Modifications of input or output impedance

Abstract

(57)【要約】 【課題】駆動能力を外部デバイスの負荷容量の変化に対
応させて変更することができる駆動能力切換機能付出力
バッファ装置を提供する。 【解決手段】少なくとも一つのビットデータbi を発生
させるビットデータ発生手段と、前記各ビットデータb
i に対応させて配設され、該各ビットデータbi が入力
される複数の出力イネーブル付バッファと、前記各ビッ
トデータbiに対応させて、前記複数の出力イネーブル
付バッファと接続され、該各出力イネーブル付バッファ
によって発生させられた内部信号SGiを外部デバイス
に対して出力する出力端子ti と、前記内部信号SGi
の応答時間及び設定時間に基づいて出力イネーブル信号
を発生させ、前記出力イネーブル付バッファを出力モー
ド及びハイインピーダンスモードの一方に設定する出力
バッファ制御部32とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSIに実装さ
れ、外部デバイスを駆動するための駆動能力切換機能付
出力バッファ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、LSIには出力バッファ装置が配
設され、該出力バッファ装置の各出力バッファが発生さ
せた内部信号を、前記LSIに接続された外部デバイス
に送ることによって、該外部デバイスが駆動されるよう
になっている。図2は従来の出力バッファ装置のブロッ
ク図である。
【0003】図において、21はLSI、bi (i=
1、2、…、m)はアドレス信号又はデータ信号のm個
のビットデータであり、b1 は最上位ビットデータ(U
SB)、bm は最下位ビットデータ(LSB)である。
また、B0は各ビットデータb i に対応させてLSI2
1に実装されたm個の出力バッファであり、該各出力バ
ッファB0は、前記各ビットデータbi が入力される
と、それぞれ内部信号SGi(i=1、2、…、m)を
発生させる。そして、ti (i=1、2、…、m)は各
出力バッファB0に対応させて配設され、図示しない外
部デバイスに接続された出力端子であり、該出力端子t
i から内部信号SGiが前記各外部デバイスに対して出
力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の出力バッファ装置において、前記各出力バッファB
0は、LSI21の内部においてマスクパターン化さ
れ、図示しないウェーハ上に形成されるとともに、各出
力バッファB0が前記各外部デバイスを駆動するための
駆動能力は、外部デバイスの負荷容量を考慮して決定さ
れる。したがって、前記駆動能力は、外部デバイスの数
に関係なく一定にされ、変更することができない。
【0005】図3は従来のLSIに外部デバイスが接続
された状態を示すブロック図である。図において、21
はLSIであり、該LSI21にROM22及び増設メ
モリ23等が接続される。該増設メモリ23は、フォン
トROM(FONTROM)24〜27及びRAM28
〜31から成る。なお、ROM22及び増設メモリ23
によって外部デバイスが構成される。
【0006】ところで、前記LSI21に接続されるR
OM22、増設メモリ23等の数が変化すると、ROM
22、増設メモリ23等が保有するC成分の容量が変化
して、前記ROM22、増設メモリ23等の全体の負荷
容量が変化する。そして、各出力バッファB0(図2)
に必要とされる最大の駆動能力も前記負荷容量によって
変化する。ところが、前記出力バッファB0の駆動能力
が一定にされているので、各出力バッファB0の駆動能
力が必要とされる最大の駆動能力よりも大きい場合、出
力バッファB0の出力波形にオーバーシュート、アンダ
ーシュート等の波形歪(ひず)みが発生するだけでな
く、電磁波ノイズが発生してしまう。
【0007】そこで、前記LSI21の外部に図示しな
いダンピング抵抗を配設し、該ダンピング抵抗によって
各出力バッファB0の駆動能力を小さくすることが考え
られるが、前記ダンピング抵抗を配設する分だけ出力バ
ッファ装置のコストが高くなるだけでなく、図示しない
基板の配線効率が低下してしまう。また、LSI21に
接続される外部デバイスの負荷容量が変化する場合、前
記ダンピング抵抗の抵抗値を前記負荷容量の変化に対応
させて調整しなければならず、作業が煩わしい。
【0008】これに対して、各出力バッファB0の最大
の駆動能力が、必要とされる駆動能力よりも小さい場
合、LSI21の外部に図示しないバッファを配設し、
該バッファによって各出力バッファB0の駆動能力を大
きくすることが考えられるが、前記バッファを配設する
分だけ出力バッファ装置のコストが高くなるだけでな
く、図示しない基板の配線効率が低下してしまう。ま
た、LSI21に接続される外部デバイスの負荷容量が
変化する場合、前記バッファの特性を前記負荷容量の変
化に対応させて調整しなければならず、作業が煩わし
い。
【0009】本発明は、前記従来の出力バッファ装置の
問題点を解決して、駆動能力を外部デバイスの負荷容量
の変化に対応させて変更することができる駆動能力切換
機能付出力バッファ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の駆
動能力切換機能付出力バッファ装置においては、少なく
とも一つのビットデータを発生させるビットデータ発生
手段と、前記各ビットデータに対応させて配設され、該
各ビットデータが入力される複数の出力イネーブル付バ
ッファと、前記各ビットデータに対応させて、前記複数
の出力イネーブル付バッファと接続され、該各出力イネ
ーブル付バッファによって発生させられた内部信号を外
部デバイスに対して出力する出力端子と、前記内部信号
の応答時間及び設定時間に基づいて出力イネーブル信号
を発生させ、前記出力イネーブル付バッファを出力モー
ド及びハイインピーダンスモードの一方に設定する出力
バッファ制御部とを有する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施の形態における駆動能力切換機能付出力バッファ装
置のブロック図、図4は本発明の実施の形態における駆
動能力切換機能付出力バッファ装置の要部拡大図、図5
は本発明の実施の形態における出力イネーブル信号と駆
動能力切換機能付出力バッファ装置の駆動能力との関係
を示す図である。
【0012】図において、31はLSI、32は出力バ
ッファ制御部、bi (i=1、2、…、m)は前記LS
I31の内部回路の図示しないビットデータ発生手段に
よって発生させられたアドレス信号又はデータ信号のm
個のビットデータであり、b 1 は最上位ビットデータ
(USB)、bm は最下位ビットデータ(LSB)であ
る。また、B0〜Bnはそれぞれ各ビットデータbi
対応させてLSI31に実装されたn×m個の出力バッ
ファであり、該各出力バッファB0〜Bnは、前記各ビ
ットデータbi が入力されると、それぞれ内部信号SG
i(i=1、2、…、m)を発生させる。そして、ti
(i=1、2、…、m)は各ビットデータbi に対応さ
せて、出力バッファB0〜Bnと接続され、該出力バッ
ファB0〜Bnによって発生させられた内部信号SGi
を図示しないROM、RAM等から成る外部デバイスに
対して出力する出力端子である。
【0013】前記各出力バッファB1〜Bnは、いずれ
も出力イネーブル端子Eを備えるとともに、出力イネー
ブル付バッファを構成し、前記出力バッファ制御部32
のバッファ選択回路36から出力される出力イネーブル
信号I1〜Inによって、それぞれ出力モード及びハイ
インピーダンスモードの一方に選択的に設定される。こ
の場合、前記出力イネーブル信号I1〜Inがイネーブ
ル状態、すなわち、値が「0」であると、各出力バッフ
ァB1〜Bnは出力モードに設定され、それぞれビット
データbi の電圧を増幅し、増幅された電圧を出力側か
ら出力する。また、前記出力イネーブル信号I1〜In
がディセーブル状態、すなわち、値が「1」であると、
各出力バッファB1〜Bnはハイインピーダンスモード
に設定され、各ビットデータbi に関係なく各出力バッ
ファB1〜Bnの出力側はハイインピーダンス状態に保
たれる。このとき、各内部信号SGiの電圧は、出力バ
ッファB0〜Bnの出力電圧を加算した値になる。
【0014】そして、図5に示すように、駆動能力切換
機能付出力バッファ装置の駆動能力は、出力イネーブル
信号I1〜Inの値がすべて「0」であるときに最大に
なり、値が「1」である出力イネーブル信号I1〜In
の数が多くなるに従って小さくなり、出力イネーブル信
号I1〜Inの値がすべて「1」になると最小になっ
て、内部信号SGiの電圧は出力バッファB0の出力電
圧と等しくなる。この場合、前記出力イネーブル信号I
1〜Inはn個あるので、各出力イネーブル信号I1〜
Inの値を「0」又は「1」にすることによって、駆動
能力切換機能付出力バッファ装置の駆動能力をn+1段
階に切り換えることができる。
【0015】ところで、前記LSI31に接続された前
記外部デバイスの負荷容量が変化したときに、該負荷容
量の変化に対応させて前記駆動能力切換機能付出力バッ
ファ装置の駆動能力を切り換えることができるようにな
っている。そのために、前記出力バッファ制御部32
は、遅延回路34、比較回路35及びバッファ選択回路
36を有し、前記遅延回路34に負荷容量を検出するた
めに、例えば、アドレス信号又はデータ信号の最下位ビ
ットデータbm を入力することによって、外部デバイス
の負荷容量を検出するようにしている。この場合、外部
デバイスの負荷容量はROM、RAM等が有するC成分
に比例にするので、アドレス信号又はデータ信号の最下
位ビットデータbm の値を「1」にし、そのときの内部
信号SGmの立上り時間と設定時間とを比較することに
よって外部デバイスの負荷容量が検出される。なお、本
実施の形態において、前記設定時間は、波形的に捕らえ
やすい立ち上がりのタイミングに基づいて設定される。
【0016】そのために、前記比較回路35には、遅延
回路34において発生させられた遅延信号G1、G2、
及び前記出力バッファB0〜Bnの出力電圧の総和であ
る内部信号SGmが入力され、比較回路35から信号H
が出力される。さらに、前記バッファ選択回路36に
は、前記比較回路35から出力された信号H、及びリセ
ット信号RSTが入力され、バッファ選択回路36から
出力イネーブル信号I1〜Inが出力される。
【0017】そして、前記各出力バッファB0にそれぞ
れ最下位ビットデータbm が入力されるとともに、各出
力バッファB1〜Bnには最下位ビットデータbm
び、前記出力イネーブル信号I1〜Inがそれぞれ入力
される。なお、前記出力イネーブル信号I1〜Inは、
他のビットデータb1 、b2 、…、bm-1 に対応する出
力バッファB1〜Bnにも入力される。
【0018】本実施の形態においては、最下位ビットデ
ータbm は、外部デバイスを駆動する際に値が「0」か
ら「1」に変化する可能性が最も高いので、最下位ビッ
トデータbm を遅延回路34に入力するようになってい
るが、他のビットデータbiを遅延回路34に入力する
こともできる。また、最下位ビットデータbm に代えて
テスト用のビットデータを発生させることもできる。
【0019】次に、前記構成の駆動能力切換機能付出力
バッファ装置の動作について説明する。図7は本発明の
実施の形態における駆動能力切換機能付出力バッファ装
置の動作を示すメインフローチャートである。この場
合、LSI31(図4)に外部デバイスとして接続され
た図示しないROM及びRAMの負荷容量を検出する例
について説明する。
【0020】まず、LSI31、ROM及びRAMが組
み込まれたシステムの電源が投入されると、リセット信
号RSTが発生させられ、バッファ選択回路36がリセ
ットされて各出力イネーブル信号I1〜Inの値が
「0」にされ、各出力バッファB1〜Bnがすべて出力
モードに設定される。次に、バッファ選択回路36のリ
セットが解除され、前記LSI31の図示しない内部回
路は、外部に接続された前記ROM及びRAMの駆動を
開始し、ROM及びRAMにアクセスして外部デバイス
チェック処理としてのROMチェック処理を行い、RO
Mチェック処理を行った後にエラーが発生しない場合、
外部デバイスチェック処理としてのRAMチェック処理
を行う。そして、RAMチェック処理を行った後にエラ
ーが発生しない場合は、ROM及びRAMに異常がない
ことが分かるので、前記システムをレディ状態にする。 ステップS1 電源を投入する。 ステップS2 バッファ選択回路36をリセットする。 ステップS3 ROMチェック処理を行う。 ステップS4 エラーが発生したかどうかを判断する。
エラーが発生した場合はステップS7に、発生しない場
合はステップS5に進む。 ステップS5 RAMチェック処理を行う。 ステップS6 エラーが発生したかどうかを判断する。
エラーが発生した場合はステップS7に、発生しない場
合はステップS8に進む。 ステップS7 エラー処理を行う。 ステップS8 イニシャル動作を行う。 ステップS9 システムをレディ状態にする。
【0021】次に、前記外部デバイスチェック処理のサ
ブルーチンについて説明する。図6は本発明の実施の形
態における駆動能力切換機能付出力バッファ装置の動作
を示すタイムチャート、図8は本発明の実施の形態にお
ける外部デバイスチェック処理のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。なお、この場合、RAMチェック
処理とROMチェック処理とは同様の手順から成るの
で、ROMチェック処理についてだけ説明する。
【0022】まず、LSI31(図4)による図示しな
いROMへのアクセスに伴って、ビットデータbm の値
が「0」から「1」に変化する。このとき、各出力バッ
ファB1〜Bnがすべて出力モードに設定されているの
で、駆動能力切換機能付出力バッファ装置の駆動能力は
最大にされ、内部信号SGmの電圧が外部デバイスのC
成分に対応して徐々に立ち上がり、ビットデータbm
値が「0」から「1」に変化した後、内部信号SGmの
応答時間t1が経過したときに、電圧が設定値に到達す
る。
【0023】また、ビットデータbm は出力バッファB
0〜Bnに入力されるほか、遅延回路34にも入力さ
れ、該遅延回路34によって、遅延信号G1、G2が発
生させられる。すなわち、前記遅延回路34において、
ビットデータbm の値が「0」から「1」に変化した
後、設定時間t0が経過すると遅延信号G1が、設定時
間t2が経過すると遅延信号G2がそれぞれ立ち上げら
れる。なお、前記設定時間t0、t2は、内部信号SG
mの応答時間t1の理想的な範囲を示す最小値及び最大
値である。
【0024】そして、比較回路35は、前記応答時間t
1と設定時間t0とを比較し、比較結果を表す信号Hが
バッファ選択回路36に対して出力される。応答時間t
1が設定時間t0以下であるときは、駆動能力切換機能
付出力バッファ装置の駆動能力が過剰である。そこで、
バッファ選択回路36は、信号Hをデコードし、前記出
力イネーブル信号I1〜Inのうちの一つの値が「1」
にされ、対応する出力バッファをハイインピーダンスモ
ードに設定する。その結果、内部信号SGmの電圧の立
上りが緩やかになり、前記応答時間t1が長くなる。
【0025】このようにして、ビットデータbm の値が
「0」から「1」に変化するたびに、駆動能力切換機能
付出力バッファ装置の駆動能力をわずかずつ小さくする
ことができる。そして、応答時間t1と設定時間t0、
t2とが、 t0<t1<t2 になると、そのときの出力イネーブル信号I1〜Inを
固定し、駆動能力切換機能付出力バッファ装置の駆動能
力を固定する。なお、 t1≧t2 である場合、前記出力イネーブル信号I1〜Inのうち
の一つの値が「0」にされ、対応する出力バッファを出
力モードに設定する。その結果、内部信号SGmの電圧
の立上りが急になり、前記応答時間t1が短くなる。そ
して、前記出力イネーブル信号I1〜Inの値は、RA
Mチェック処理が行われるまで、又はバッファ選択回路
36にリセット信号が入力されるまで保持される。
【0026】なお、RAMチェック処理は、前記ROM
チェック処理と同様に行われ、応答時間t1と設定時間
t0、t2とが、 t0<t1<t2になるまで、出力イネーブル信号I1
〜Inの値が順次「0」にされる。 ステップS3−1 比較回路35は応答時間t1と設定
時間t0とを比較する。 ステップS3−2 応答時間t1が設定時間t0より大
きいかどうかを判断する。応答時間t1が設定時間t0
より大きい場合はステップS3−4に、応答時間t1が
設定時間t0以下である場合はステップS3−3に進
む。 ステップS3−3 バッファ選択回路36は、出力イネ
ーブル信号I1〜Inのうちの一つの値を「1」にし、
ステップS3−2に戻る。 ステップS3−4 応答時間t1が設定時間t0より大
きく、かつ、設定時間t2より小さいかどうかを判断す
る。応答時間t1が設定時間t0より大きく、かつ、設
定時間t2より小さい場合はステップS3−6に、応答
時間t1が設定時間t2以上である場合はステップS3
−5に進む。 ステップS3−5 バッファ選択回路36は、出力イネ
ーブル信号I1〜Inのうちの一つの値を「0」にし、
ステップS3−4に戻る。 ステップS3−6 出力イネーブル信号I1〜Inを固
定する。
【0027】このように、内部信号SGmの応答時間t
1によって外部デバイスの負荷容量が検出され、応答時
間t1が理想的な範囲に収まるようにフィードバック制
御が行われるので、駆動能力切換機能付出力バッファ装
置の駆動能力を外部デバイスの負荷容量の変化に対応さ
せて変更することができる。したがって、内部信号SG
iの出力波形にオーバーシュート、アンダーシュート等
の波形歪みが発生することがなく、電磁波ノイズが発生
するのを防止することができる。その結果、LSI31
の外部にダンピング抵抗を配設する必要がないので、駆
動能力切換機能付出力バッファ装置のコストを低くする
ことができるだけでなく、図示しない基板の配線効率を
向上させることができる。また、LSI31に接続され
る外部デバイスの負荷容量が変化しても、ダンピング抵
抗の抵抗値を負荷容量の変化に対応させて調整する必要
がないので、作業を簡素化することができる。
【0028】そして、LSI31の外部にバッファを配
設する必要がないので、駆動能力切換機能付出力バッフ
ァ装置のコストを低くすることができるだけでなく、基
板の配線効率を向上させることができる。また、LSI
31に接続される外部デバイスの負荷容量が変化して
も、前記バッファの特性を前記負荷容量の変化に対応さ
せて調整する必要がないので、作業を簡素化することが
できる。
【0029】その結果、ファームウェアによる制御が不
要であるので、システムのプログラム容量を増加させる
ことなく、駆動能力切換機能付出力バッファ装置の駆動
能力を変更することができる。なお、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づ
いて種々変形させることが可能であり、それらを本発明
の範囲から排除するものではない。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、駆動能力切換機能付出力バッファ装置において
は、少なくとも一つのビットデータを発生させるビット
データ発生手段と、前記各ビットデータに対応させて配
設され、該各ビットデータが入力される複数の出力イネ
ーブル付バッファと、前記各ビットデータに対応させ
て、前記複数の出力イネーブル付バッファと接続され、
該各出力イネーブル付バッファによって発生させられた
内部信号を外部デバイスに対して出力する出力端子と、
前記内部信号の応答時間及び設定時間に基づいて出力イ
ネーブル信号を発生させ、前記出力イネーブル付バッフ
ァを出力モード及びハイインピーダンスモードの一方に
設定する出力バッファ制御部とを有する。
【0031】この場合、内部信号の応答時間及び設定時
間に基づいて出力イネーブル信号を発生させ、前記出力
イネーブル付バッファを出力モード及びハイインピーダ
ンスモードの一方に設定するようになっているので、駆
動能力切換機能付出力バッファ装置の駆動能力を外部デ
バイスの負荷容量の変化に対応させて変更することがで
きる。
【0032】したがって、内部信号の出力波形にオーバ
ーシュート、アンダーシュート等の波形歪みが発生する
ことがなく、電磁波ノイズが発生するのを防止すること
ができる。その結果、LSIの外部にダンピング抵抗を
配設する必要がないので、駆動能力切換機能付出力バッ
ファ装置のコストを低くすることができるだけでなく、
基板の配線効率を向上させることができる。また、LS
Iに接続される外部デバイスの負荷容量が変動しても、
ダンピング抵抗の抵抗値を負荷容量の変化に対応させて
調整する必要がないので、作業を簡素化することができ
る。
【0033】そして、LSIの外部にバッファを配設す
る必要がないので、駆動能力切換機能付出力バッファ装
置のコストを低くすることができるだけでなく、基板の
配線効率を向上させることができる。また、LSIに接
続される外部デバイスの負荷容量が変動しても、前記バ
ッファの特性を前記負荷容量の変化に対応させて調整す
る必要がないので、作業を簡素化することができる。
【0034】その結果、ファームウェアによる制御が不
要であるので、システムのプログラム容量を増加させる
ことなく、駆動能力切換機能付出力バッファ装置の駆動
能力を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における駆動能力切換機能
付出力バッファ装置のブロック図である。
【図2】従来の出力バッファ装置のブロック図である。
【図3】従来のLSIに外部デバイスが接続された状態
を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態における駆動能力切換機能
付出力バッファ装置の要部拡大図である。
【図5】本発明の実施の形態における出力イネーブル信
号と駆動能力切換機能付出力バッファ装置の駆動能力と
の関係を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態における駆動能力切換機能
付出力バッファ装置の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図7】本発明の実施の形態における駆動能力切換機能
付出力バッファ装置の動作を示すメインフローチャート
である。
【図8】本発明の実施の形態における外部デバイスチェ
ック処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
31 LSI 32 出力バッファ制御部 B0〜Bn 出力バッファ bi ビットデータ bm 最下位ビットデータ E 出力イネーブル端子 I1〜In 出力イネーブル信号 SGi、SGm 内部信号 t0、t2 設定時間 t1 応答時間 ti 出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)少なくとも一つのビットデータを
    発生させるビットデータ発生手段と、(b)前記各ビッ
    トデータに対応させて配設され、該各ビットデータが入
    力される複数の出力イネーブル付バッファと、(c)前
    記各ビットデータに対応させて、前記複数の出力イネー
    ブル付バッファと接続され、該各出力イネーブル付バッ
    ファによって発生させられた内部信号を外部デバイスに
    対して出力する出力端子と、(d)前記内部信号の応答
    時間及び設定時間に基づいて出力イネーブル信号を発生
    させ、前記出力イネーブル付バッファを出力モード及び
    ハイインピーダンスモードの一方に設定する出力バッフ
    ァ制御部とを有することを特徴とする駆動能力切換機能
    付出力バッファ装置。
JP9122752A 1997-05-14 1997-05-14 駆動能力切換機能付出力バッファ装置 Withdrawn JPH10312230A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9122752A JPH10312230A (ja) 1997-05-14 1997-05-14 駆動能力切換機能付出力バッファ装置
US09/072,536 US6097219A (en) 1997-05-14 1998-05-04 Output buffer circuit with adjustable driving capability

Applications Claiming Priority (1)

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JP9122752A JPH10312230A (ja) 1997-05-14 1997-05-14 駆動能力切換機能付出力バッファ装置

Publications (1)

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