JPH10311600A - 食器洗浄システム - Google Patents

食器洗浄システム

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JPH10311600A
JPH10311600A JP9121909A JP12190997A JPH10311600A JP H10311600 A JPH10311600 A JP H10311600A JP 9121909 A JP9121909 A JP 9121909A JP 12190997 A JP12190997 A JP 12190997A JP H10311600 A JPH10311600 A JP H10311600A
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Kenji Touya
謙二 洞谷
Atsushi Komuro
篤史 小室
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Abstract

(57)【要約】 【課題】食器洗浄装置への給湯中に使用者が給湯を開始
しても使用者に不快感や混乱を与えることを防止するこ
とができる食器洗浄システムを提供する。 【解決手段】給湯器本体1と食器洗浄装置3とに、互い
に運転情報の通信を行う通信手段16,34を設ける。
給湯器の遠隔操作手段2に、水量検出手段10と、温度
設定手段17と、食器洗浄の開始時に温度設定手段17
の設定温度を食器洗浄に適した温度に変更する設定温度
変更手段18と、表示又は音声により報知する報知手段
19と、食器洗浄装置への給湯中に、水量検出手段10
により所定量以上の流水量の増加が検出されたとき、設
定温度が食器洗浄に適した温度に変更されている旨を報
知するように報知手段19を制御する報知制御手段20
とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯器と食器洗浄
装置とが給湯管を介して接続されてなる食器洗浄システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、この種の食器洗浄装置は、食器を
収容する洗浄室内に所定量の水を貯留する貯留槽を備え
ており、洗浄を行う際には、貯留槽に所定量の水を貯留
して、その水を洗浄ポンプによってノズルを介して食器
に向かって噴出して洗浄を行う。洗浄後の水は再び貯留
槽に溜まり、上記の動作を繰り返す。その間、適宜排水
と給水が行われる。
【0003】また、この種の食器洗浄装置における食器
洗浄時には、洗剤の活性を得て洗浄効率を向上させるた
めに最適な温度(一般には60℃とされている)の湯が
用いられる。このため、前記貯留槽にヒータを設けて貯
留槽内の水を洗剤の活性温度に加熱及び保温している。
【0004】また、近年では、食器洗浄装置に給湯器を
接続して、食器洗浄時に給湯器の湯を使用する食器洗浄
システムが知られている。給湯器は、風呂や台所の流し
台等に給湯する設備として周知であるが、この種の食器
洗浄システムは、給湯器の給湯管に食器洗浄装置を追加
して接続したものである。これによって、食器洗浄装置
に食器洗浄に適した温度の湯を供給することができるの
で、食器洗浄装置の貯留槽におけるヒータによる加熱時
間を大幅に短縮することができる。
【0005】ところで、一般に給湯器は、該給湯器に接
続されたリモコン等を使用者が操作することによって、
風呂給湯や台所給湯時の湯水を所望する温度に設定する
ことができるようになっている。そして、食器洗浄時に
は、食器洗浄装置を使用する前に使用者がリモコン等に
よって給湯時の湯水の温度を食器洗浄に適した温度に設
定する必要がある。ところが、使用者が、給湯器の給湯
温度が食器洗浄に適さない温度に設定されていることに
気付かずに、食器洗浄装置における食器の洗浄を開始す
るおそれがある。給湯器の設定温度が食器洗浄に適した
温度よりも低い温度に設定されている場合には、給湯器
が接続されているにもかかわらず、前記ヒータによる加
熱に長い時間を要するため洗浄時間を短縮することがで
きない。また、給湯器の設定温度が食器洗浄に適した温
度よりも高温に設定されている場合には、食器洗浄時に
食器に付着していたタンパク質が湯の温度によりの固化
して食器への付着状態が強固となり洗浄効率が低下す
る。
【0006】そこで、この種の食器洗浄システムにおい
ては、給湯器と食器洗浄装置との間で通信を行い、食器
洗浄装置が運転を開始するときには、設定温度が何度に
設定されていても、給湯器を食器洗浄に適した温度(例
えば60℃)で給湯するように制御することが考えられ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
食器洗浄システムにおいては、食器洗浄装置への給湯中
に、使用者が風呂や台所のカラン等から給湯を開始する
と、食器洗浄に適した温度に変更されて給湯が行われて
いるので、カラン等から比較的高い温度の湯が出湯して
使用者に不快感や混乱を与えるおそれがある。
【0008】かかる不都合を解消して、本発明は、食器
洗浄装置における食器の洗浄に際して、食器洗浄に適し
た温度の湯を食器洗浄装置に供給して確実に食器洗浄時
の運転時間の短縮を可能とすることができ、しかも、食
器洗浄装置への給湯中に使用者が給湯を開始しても使用
者に不快感や混乱を与えることを防止することができる
食器洗浄システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、給湯器と、該給湯器に給湯管を介して
接続され、該給湯器から供給された湯水によって食器類
を洗浄する食器洗浄装置と、前記給湯管から分岐して設
けられた手動給湯栓とからなる食器洗浄システムにおい
て、前記給湯器と前記食器洗浄装置とは、互いに運転情
報の通信を行う通信手段を備え、前記給湯器は、給湯時
の湯水の流水量を検出する水量検出手段と、給湯温度を
設定する温度設定手段と、食器洗浄装置から送信された
食器洗浄を開始する情報に応じて該温度設定手段の設定
温度を食器洗浄に適した温度に変更する設定温度変更手
段と、表示又は音により報知する報知手段と、食器洗浄
装置への給湯中に前記水量検出手段により所定量以上の
流水量の増加が検出されたとき、設定温度が食器洗浄に
適した温度に変更されていることを知らせるように報知
手段を制御する報知制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0010】本発明によれば、給湯器と食器洗浄装置と
は通信手段を介して互いに運転状況を通信し、給湯器
は、食器洗浄装置から送信された食器洗浄を開始する情
報に応じて、設定温度変更手段により温度設定手段の設
定温度を食器洗浄に適した温度に変更する。これによっ
て、食器洗浄装置における食器洗浄時には、食器洗浄に
適した温度の湯を供給することができる。
【0011】そして、食器洗浄装置への給湯中に、使用
者が手動給湯栓から給湯を開始した場合には、水量検出
手段により流水量の増加が検出される。ところで、給湯
器における給湯時の流水量は、水圧変化等によっても多
少は変化する。そこで、水量検出手段による検出水量が
所定量以上増加した場合に、使用者が給湯を開始したと
みなすことができる。そして、水量検出手段により所定
量以上の流水量の増加が検出されたとき、報知制御手段
は、設定温度が食器洗浄に適した温度に変更されている
ことを報知手段により報知する。これにより、使用者
は、設定温度と異なる温度の湯が出湯することを認識す
ることができ、混乱を防止することができる。
【0012】また、本発明は、前記給湯器と前記食器洗
浄装置とは、互いに運転情報の通信を行う通信手段を備
え、前記給湯器は、給湯時の湯水の流水量を検出する水
量検出手段と、給湯温度を設定する温度設定手段と、食
器洗浄装置から送信された食器洗浄を開始する情報に応
じて該温度設定手段の設定温度を食器洗浄に適した温度
に変更する設定温度変更手段と、食器洗浄装置への給湯
中に前記水量検出手段により所定量以上の流水量の増加
が検出されたとき、設定温度変更手段によって変更され
た温度を変更前の温度に戻す温度変更解除手段とを備え
ることを特徴とする。
【0013】本発明によれば、食器洗浄装置への給湯中
に、水量検出手段により所定量以上の流水量の増加が検
出されたとき、使用者が手動給湯栓から給湯を開始した
とみなして温度変更解除手段を作動させる。温度変更解
除手段は、食器洗浄装置への給湯開始に際して設定温度
変更手段によって変更された温度を、食器洗浄装置への
給湯前に設定されていた元の設定温度に戻す。これによ
り、使用者は、食器洗浄装置へ給湯中であることを知ら
ずに給湯を開始しても、使用者が所望する温度で出湯さ
れるので、不用意に比較的高い温度の湯が出湯されるこ
とを防止でき、使用者に不快感を与えることを防止する
ことができる。
【0014】また本発明は、前記給湯器と前記食器洗浄
装置とは、互いに運転情報の通信を行う通信手段を備
え、前記給湯器は、給湯時の湯水の流水量を検出する水
量検出手段と、給湯温度を設定する温度設定手段と、食
器洗浄装置から送信された食器洗浄を開始する情報に応
じて該温度設定手段の設定温度を食器洗浄に適した温度
に変更する設定温度変更手段と、食器洗浄装置への給湯
中に前記水量検出手段により所定量以上の流水量の増加
が検出されたとき、設定温度変更手段によって変更され
た温度を食器洗浄に適した温度より低い所定温度に再度
変更する設定温度低下手段とを備えることを特徴とす
る。
【0015】本発明によれば、食器洗浄装置への給湯中
に、水量検出手段により所定量以上の流水量の増加が検
出されたとき、使用者が手動給湯栓から給湯を開始した
とみなして設定温度低下手段を作動させる。設定温度低
下手段は、食器洗浄装置への給湯開始に際して設定温度
変更手段によって変更された温度を、再度食器洗浄に適
した温度より低い所定温度に変更する。これにより、使
用者は、食器洗浄装置へ給湯中であることを知らずに給
湯を開始しても、食器洗浄に適した温度より低い温度の
湯が出湯されるので、不用意に比較的高い温度の湯が出
湯されることを防止でき、使用者に不快感を与えること
を防止することができる。
【0016】なお、本発明においては、前記給湯器は、
給湯器本体と、該給湯器本体を遠隔操作する遠隔操作手
段とによって構成され、少なくとも前記温度設定手段
は、遠隔操作手段に設けられていることを特徴とする。
この場合には、前記給湯器本体と前記食器洗浄装置とは
通信手段により遠隔操作手段を介して互いに通信可能と
してもよく、また、前記給湯器本体と前記食器洗浄装置
とを互いに通信可能としてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面に基づい
て説明する。図1は本発明の一実施形態の食器洗浄シス
テムを模式的に示す説明図、図2は本発明の他の実施形
態の食器洗浄システムを模式的に示す説明図である。
【0018】図1示の食器洗浄システムAにおいて、1
は給湯器本体、2は給湯器本体1の遠隔操作手段である
リモコン、3は台所に設置された食器洗浄装置、4は台
所の流し台又は浴槽等5に設置されたカランやシャワー
等の手動給湯栓である。また、6は始端部が前記給湯器
本体1に接続されて台所に向かって延設された主給湯路
である。該主給湯路6は、台所において前記食器洗浄装
置3に接続する第1給湯路7と、前記手動給湯栓4に接
続する第2給湯路8とに分岐する。
【0019】前記給湯器本体1は、前記食器洗浄装置3
や前記手動給湯栓4が使用され、主給湯路6に水流が生
じたことが水流センサ13aにより検出された場合に、
水を所望の温度に加熱して給湯を開始する加熱装置9を
備えて、所謂先止め式の給湯を行う。また、給湯器本体
1は、主給湯路6を流通する水量を検出する水量検出手
段10を備えている。加熱装置9は、ガス管11から供
給されるガスを燃焼させるガスバーナ12と、該ガスバ
ーナ12の燃焼により、給水管13から供給される水を
加熱する熱交換器14とを備えている。該加熱装置9
は、燃焼制御手段15によって制御される。更に、該給
湯器本体1は、リモコン2及び該リモコン2を介して食
器洗浄装置3との設定情報の通信を行う通信手段16を
備えている。
【0020】前記リモコン2は、食器洗浄装置3の作動
の有無にかかわらず使用者が給湯温度を所望の温度(3
5℃〜60℃)に設定する温度設定手段17と、食器洗
浄装置3が洗浄運転を開始するときに温度設定手段17
による設定温度を食器洗浄に適した温度(本実施形態で
は60℃)に変更する設定温度変更手段18とを備えて
いる。更に、リモコン2は、音声の出力或いは表示によ
って使用者に対する報知を行う報知手段19と、該報知
手段19による報知を制御する報知制御手段20とを備
えている。前記給湯器本体1の燃焼制御手段15は、該
リモコン2の温度設定手段17の操作によって設定され
た温度又は設定温度変更手段18による食器洗浄に適し
た温度に基づいて加熱装置9を制御する。
【0021】また、該リモコン2は、水が流れたときに
加熱装置9を作動可能とする状態をオンとし、給湯が不
要な場合に加熱装置9の動作を不能とする状態をオフと
して切り換え自在の運転スイッチ21を備えている。
【0022】前記食器洗浄装置3は、洗浄する食器類W
を収容し且つ洗浄を行う食器類収容室22を備えてい
る。該食器類収容室22は、前記第1給湯路7に接続さ
れた給湯管23から湯が供給される。該給湯管23には
開閉自在の給水弁24が設けられている。
【0023】また、食器類収容室22の下部には、給湯
管23を介して供給された湯を一時的に貯留しておく貯
留槽25が設けられている。該貯留槽25には、該貯留
槽25に貯留された湯の温度が洗剤の活性温度より低い
場合に湯を再加熱し保温するヒータ26が設けられてい
る。該貯留槽25に貯留された湯は、図示しない洗剤投
入手段によって洗剤が投入されて洗浄液とされる。該貯
留槽25の下部には、残菜フィルタ27を介して濾過さ
れた洗浄液を、食器類収容室22に配設された散水チュ
ーブ28に送り出す洗浄ポンプ29が接続されている。
該散水チューブ28は、洗浄液を食器類Wに向かって噴
射する複数の噴射ノズル(図示せず)を備えている。更
に、前記貯留槽25の下部には、排水手段である排水ポ
ンプ30及び排水管31が接続されている。なお、図示
しないが、排水管31には、その上端が貯留槽25の上
端より上方となるトラップが形成されている。
【0024】更に、該食器洗浄装置3は、運転制御手段
32によって制御される。具体的には、該運転制御手段
32は、運転スイッチ33の操作によって食器類Wの洗
浄が指示されたとき(運転スイッチ33がオンのと
き)、洗剤を投入することなく食器類Wのおおまかな汚
れを洗い落とす予備洗浄動作を行い、次いで洗剤を投入
して食器類Wの汚れを十分に洗い落とす本洗浄動作を行
う。予備洗浄動作においては、前記給水弁24を開弁し
て貯留槽25に所定量の湯を貯留し、湯が貯留槽25に
所定量貯留されたとき、前記給水弁24を閉弁する。そ
して、該運転制御手段32は、次いで、洗浄ポンプ29
を動作させて噴射ノズルを介して食器類Wに向かって貯
留槽25の湯を噴射し、排水ポンプ30を動作させて食
器類Wの汚れと共に落下した湯を排出する。本洗浄動作
においては、前記給水弁24を開弁して貯留槽25に湯
を貯留し、湯が貯留槽25に所定量貯留されたとき、洗
剤を投入し、前記給水弁24を閉弁する。続いて、該運
転制御手段32は、洗浄ポンプ29を動作させて食器類
Wに貯留槽25の湯(洗浄液)を噴射する。このとき、
食器類Wの汚れと共に落下した洗浄液は、再び貯留槽2
5及び残菜フィルタ27を通過して洗浄ポンプ29によ
り食器類Wに向かって噴射される。このような洗浄動作
を所定時間行った後に、該運転制御手段32は、洗浄ポ
ンプ29の動作を停止させ、排水ポンプ30を動作させ
る。これにより、食器類Wの汚れと共に落下した洗浄液
は、排水管31を介して排水される。
【0025】また、該食器洗浄装置3は、運転スイッチ
33の操作によって運転制御手段32に食器類Wの洗浄
が指示されたとき、その情報をリモコン2に送信する通
信手段34を備えている。前記リモコン2は、食器洗浄
装置3において洗浄動作が指示されたことを受信したと
き、設定温度変更手段18によって温度設定手段17に
よる設定温度(例えば40℃)を食器洗浄に最適の温度
(60℃)に変更する。これによって、給湯器本体1の
燃焼制御手段15は設定温度変更手段18によって変更
された温度(60℃)を設定温度として給湯動作の制御
を行い、食器洗浄装置3においては食器洗浄に最適の温
度の湯が供給される。
【0026】ここで、食器洗浄装置3への給湯中に、使
用者が手動給湯栓4から給湯を開始した場合の本実施形
態の作動を説明する。使用者が給湯を開始することによ
って、先ず、主給湯路6を流通する水量が増加する。こ
のときの水量の増加は、給湯器本体1の水量検出手段1
0によって検出される。給湯器本体1は、水量増加の情
報を通信手段16を介して前記リモコン2の報知制御手
段20に送信する。該報知制御手段20は、水量検出手
段10が検出した水量の増加が所定量以上であるとき
に、使用者が給湯を開始したとみなして、報知手段19
を制御し、食器洗浄装置3への給湯中であるため、高い
温度で出湯される旨の報知を行う。これにより、手動給
湯栓4から比較的高い温度の湯が出湯することが使用者
に知らされ、使用者の混乱を防止することができる。
【0027】また、本実施形態においては、図1に示す
ように、給湯器本体1に温度変更解除手段35を設けて
もよい。該温度変更解除手段35は、水量検出手段10
が検出した水量の増加が所定量以上であるときに、使用
者が給湯を開始したとみなして、設定温度変更手段18
によって変更した温度(60℃)を、変更する前の設定
温度(例えば40℃)に戻す。これにより、使用者が、
食器洗浄装置3が運転中であることを知らずに給湯を開
始しても、不用意に比較的高い温度の湯が出湯されるこ
とを防止でき、使用者に不快感を与えることを防止する
ことができる。
【0028】一方、このように給湯器本体1に温度変更
解除手段35を設けたときには、前述した報知手段19
による報知を行わなくてもよいが、水量検出手段10が
所定量以上の水量の増加を検出したときに、食器洗浄装
置3が洗浄運転中である旨の報知を報知手段19によっ
て行うことにより、使用者に現状況を的確に知らせるこ
とができる。
【0029】次に、本発明の他の実施形態を図2に基づ
いて説明する。図2示の食器洗浄システムBにおいて、
前記図1示の食器洗浄システムAと同様のものは、図1
中と同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
【0030】食器洗浄システムBにおいては、図2に示
すように、設定温度変更手段18が給湯器本体1に設け
られている。更に、給湯器本体1の通信手段16と食器
洗浄装置3の通信手段34とは、リモコン2を介すこと
なく接続されている。このように構成した場合には、食
器洗浄装置3の運転スイッチ33の操作によって運転制
御手段32に食器類Wの洗浄が指示されたとき、その情
報を通信手段34を介して給湯器本体1に送信する。給
湯器本体1は、食器洗浄装置3において洗浄動作が指示
されたことを受信したとき、リモコン2の温度設定手段
17を介して設定されていた温度(例えば40℃)を、
設定温度変更手段18によって食器洗浄に最適の温度
(60℃)に変更する。これによって、給湯器本体1の
燃焼制御手段15は設定温度変更手段18による変更温
度(60℃)を設定温度として給湯動作の制御を行う。
【0031】このように構成された食器洗浄システムB
においても、前述した食器洗浄システムAと同様に、食
器洗浄装置3への給湯中に、使用者が手動給湯栓4から
給湯を開始した場合には、給湯器本体1の水量検出手段
10が水量の増加を検出し、それに応じて、高い温度で
出湯される旨の報知を報知手段19によって行うこと
で、使用者の混乱を防止することができる。
【0032】更に、食器洗浄システムBにおいても、給
湯器本体1に温度変更解除手段35を設け、食器洗浄装
置3への給湯中に給湯器本体1の水量検出手段10が所
定量以上の水量の増加を検出したとき、前述の通りに温
度変更解除手段35を作動させることができる。
【0033】また、上記各実施形態においては、温度変
更解除手段35を設けた場合について説明したが、温度
変更解除手段35に替えて、図示しないが、水量検出手
段10が検出した水量の増加が所定量以上であるとき
に、使用者が給湯を開始したとみなして、設定温度変更
手段18によって変更した温度(60℃)を、それより
も低い温度(例えば40℃)に再度変更する設定温度低
下手段を設けてもよい。これによっても、使用者が、食
器洗浄装置3が運転中であることを知らずに給湯を開始
した場合に、不用意に比較的高い温度の湯が出湯される
ことを防止でき、使用者に不快感を与えることを防止す
ることができる。そして更に、設定温度低下手段を設け
た場合にも、温度変更解除手段35を設けた場合と同様
に、水量検出手段10が所定量以上の水量の増加を検出
したときに、食器洗浄装置3が洗浄運転中である旨の報
知を報知手段19によって行うことにより、使用者に現
状況を的確に知らせることができる。
【0034】また、上記各実施形態においては、給湯器
本体1、リモコン2、食器洗浄装置3が有線通信によっ
て情報の通信を行うように構成したが、無線通信を行う
ように構成してもよいことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の食器洗浄システムを模式
的に示す説明図。
【図2】本発明の他の実施形態の食器洗浄システムを模
式的に示す説明図。
【符号の説明】
A,B…食器洗浄システム、1…給湯器本体、2…リモ
コン(遠隔操作手段)、3…食器洗浄装置、4…手動給
湯栓、6,7…給湯管、10…水量検出手段、16,3
4…通信手段、17…温度設定手段、18…設定温度変
更手段、19…報知手段、20…報知制御手段、35…
温度変更解除手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給湯器と、該給湯器に給湯管を介して接続
    され、該給湯器から供給された湯水によって食器類を洗
    浄する食器洗浄装置と、前記給湯管から分岐して設けら
    れた手動給湯栓とからなる食器洗浄システムにおいて、
    前記給湯器と前記食器洗浄装置とは、互いに運転情報の
    通信を行う通信手段を備え、前記給湯器は、給湯時の湯
    水の流水量を検出する水量検出手段と、給湯温度を設定
    する温度設定手段と、食器洗浄装置から送信された食器
    洗浄を開始する情報に応じて該温度設定手段の設定温度
    を食器洗浄に適した温度に変更する設定温度変更手段
    と、表示又は音により報知する報知手段と、食器洗浄装
    置への給湯中に前記水量検出手段により所定量以上の流
    水量の増加が検出されたとき、設定温度が食器洗浄に適
    した温度に変更されていることを知らせるように報知手
    段を制御する報知制御手段とを備えることを特徴とする
    食器洗浄システム。
  2. 【請求項2】給湯器と、該給湯器に給湯管を介して接続
    され、該給湯器から供給された湯水によって食器類を洗
    浄する食器洗浄装置と、前記給湯管から分岐して設けら
    れた手動給湯栓とからなる食器洗浄システムにおいて、
    前記給湯器と前記食器洗浄装置とは、互いに運転情報の
    通信を行う通信手段を備え、前記給湯器は、給湯時の湯
    水の流水量を検出する水量検出手段と、給湯温度を設定
    する温度設定手段と、食器洗浄装置から送信された食器
    洗浄を開始する情報に応じて該温度設定手段の設定温度
    を食器洗浄に適した温度に変更する設定温度変更手段
    と、食器洗浄装置への給湯中に前記水量検出手段により
    所定量以上の流水量の増加が検出されたとき、設定温度
    変更手段によって変更された温度を変更前の温度に戻す
    温度変更解除手段とを備えることを特徴とする食器洗浄
    システム。
  3. 【請求項3】給湯器と、該給湯器に給湯管を介して接続
    され、該給湯器から供給された湯水によって食器類を洗
    浄する食器洗浄装置と、前記給湯管から分岐して設けら
    れた手動給湯栓とからなる食器洗浄システムにおいて、
    前記給湯器と前記食器洗浄装置とは、互いに運転情報の
    通信を行う通信手段を備え、前記給湯器は、給湯時の湯
    水の流水量を検出する水量検出手段と、給湯温度を設定
    する温度設定手段と、食器洗浄装置から送信された食器
    洗浄を開始する情報に応じて該温度設定手段の設定温度
    を食器洗浄に適した温度に変更する設定温度変更手段
    と、食器洗浄装置への給湯中に前記水量検出手段により
    所定量以上の流水量の増加が検出されたとき、設定温度
    変更手段によって変更された温度を食器洗浄に適した温
    度より低い所定温度に再度変更する設定温度低下手段と
    を備えることを特徴とする食器洗浄システム。
  4. 【請求項4】前記給湯器は、給湯器本体と、該給湯器本
    体を遠隔操作する遠隔操作手段とによって構成され、少
    なくとも前記温度設定手段は、遠隔操作手段に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記
    載の食器洗浄システム。
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