JPH10311258A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents
内燃機関の吸気装置Info
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- JPH10311258A JPH10311258A JP13439597A JP13439597A JPH10311258A JP H10311258 A JPH10311258 A JP H10311258A JP 13439597 A JP13439597 A JP 13439597A JP 13439597 A JP13439597 A JP 13439597A JP H10311258 A JPH10311258 A JP H10311258A
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- intake
- intake manifold
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2225/00—Synthetic polymers, e.g. plastics; Rubber
- F05C2225/08—Thermoplastics
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
付荷重がフランジ合わせ面全体に分散するような構造に
することにより、スロットルボデーに歪が生じないよう
にする。 【解決手段】 スロットルボデー4とインテークマニホ
ールド1の間に第1の弾性シール部材3を、スロットル
ボデー4とエアーコネクタ6の間に第2の弾性シール部
材5を設け、スロットルボデー4ならびに第1および第
2の弾性シール部材3、5を、エアーコネクタ6とイン
テークマニホールド1で挟持することにより取付荷重を
フランジ取付面1d全体に分散させる。
Description
量を制御するための吸気量制御装置(スロットルボデ
ー)の取り付け構造に係る。
4に示すように吸入空気量を制御するための合成樹脂製
のスロットルボデー22の、合成樹脂製またはアルミニ
ウム製のインテークマニホールド21への取り付けは、
スロットルボデー22のフランジ部23に設けられた図
示しない複数の取付孔を通して、締付ボルト24で図示
しないOリングを介して行われている。
ルボデーは、射出成形されるとフランジ部が熱歪により
湾曲しその取付面の平面度が低下することがある。そこ
で、締付ボルトでフランジ部を締め付けると、締付力が
スロットルボデーのフランジ部の一部分に集中してかか
るため、スロットルボデーのフランジ部下面と、インテ
ークマニホールドのスロットルボデー取付面との合わせ
面に応力歪が生じ、スロットルボデーのスロットルバル
ブによる吸入空気計量部が円筒形状から楕円形状に変化
し、アイドリング時のような小空気量時に計量が困難に
なる場合があった。そこで、従来技術においては、取付
面の平面度を上げるための加工や歪を防止するためのフ
ランジ部の剛性の確保が必要であった。
ンテークマニホールドに取り付けたときに、スロットル
ボデーのフランジ部の締付ボルト取付部分に集中的な荷
重がかからず、スロットルボデーのフランジ部下面と、
インテークマニホールドの取付面との合わせ面全体に均
等な荷重がかかるようにすることにより、スロットルバ
ルブによる吸入空気計量部に歪が生ずるのを防ぎ、該合
わせ面の平面度確保のための加工や、歪防止のための該
フランジ部の剛性の確保を特に必要としない取付構造と
することを課題とする。
め、本発明は、合成樹脂製スロットルボデーのフランジ
部とインテークマニホールドの合わせ面間、および前記
スロットルボデーとエアーコネクタの接続部間にそれぞ
れ第1の弾性シール部材および第2の弾性シール部材を
設け、前記エアーコネクタと前記インテークマニホール
ドにより前記スロットルボデーおよび前記両弾性シール
部材を挟持し、前記インテークマニホールドの支持部に
より前記スロットルボデーを保持することで、前記スロ
ットルボデーのフランジ部と前記インテークマニホール
ドの合わせ面の不一致を吸収するものである。
ホールドとの締結構造については、前記インテークマニ
ホールドの前記スロットルボデー取付面に、支持部とな
る複数の支持部材を立設し、その支持部材に前記エアー
コネクタを締結ボルトで固定することにより、前記スロ
ットルボデーおよび前記第1、第2の弾性シール部材を
挟持する。これにより前記スロットルボデーのスロット
ルバルブを回動させるためのスロットルレバーと、図示
しないアクセルペダルとの連結を円滑に保ちながら前記
スロットルボデーを挟持することができる。前記複数の
支持部材の内側面を前記第1の弾性シール部材ならびに
前記スロットルボデーのフランジ部の位置決めに利用す
ることにより、前記第1の弾性シール部材および前記ス
ロットルボデーを適正な取付位置に保持することができ
る。
ール部材または前記第2の弾性シール部材の何れか一方
をOリングとし、前記スロットルボデーを該Oリングが
係合する相手部品に当接させるようにしてもよい。この
場合、スロットルボデーと、インテークマニホールドま
たはエアーコネクタとの接触面にかかる荷重は、第1ま
たは第2の弾性シール部材の弾発力に等しく、接触面全
体に分散される。
び下端面に弾性シール部材を設け、スロットルボデーと
ともにその弾性シール部材をエアーコネクタとインテー
クマニホールドとで挟持し、弾性シール部材の弾発力に
よってスロットルボデーを保持するので、スロットルボ
デーにかかる取付荷重は、弾性シール部材とスロットル
ボデーとの接触面に分散され、従来技術のように接触面
の不一致を無理に矯正しないのでスロットルボデーのフ
ランジ部に有害な歪を生ずることがない。
を図面を参照して説明する。図1および図2は本発明の
一実施形態に係る燃料噴射式内燃機関の吸気量制御装置
の取り付け状態を示すもので、インテークマニホールド
1の入口部1aにはスロットルボデー4が載置され、そ
の出口部1bは内燃機関14に接続されている。スロッ
トルボデー4の上流にはエアーコネクタ6が接続されて
おり、内燃機関14へ吸入される空気は、エアーコネク
タ6を通りスロットルボデー4で計量され、インテーク
マニホールド1を通って内燃機関14の各気筒に枝分か
れして吸入される。インテークマニホールド1の取付面
1dの周縁部に複数の支持部材2が立設され、その内側
面をスロットルボデー4が遊動するようになっている。
スロットルボデー4は吸気路4aの中央にスロットルシ
ャフト8が貫入され、スロットルシャフト8には空気量
を制御するためのスロットルバルブ9が固定される。ス
ロットルシャフト8の端部に設けたスロットルレバー1
0の回動操作によりスロットルバルブ9が開閉し、吸気
量を制御する。また、スロットルボデー4の下端部にイ
ンテークマニホールド1の取付面1dに係合するフラン
ジ13が設けられている。インテークマニホールド1の
取付面1dに第1の弾性シール部材3を介して合成樹脂
製スロットルボデー4を載せ、スロットルボデー4の上
面に第2の弾性シール部材5が載せられている。図示し
ないエアークリーナ部につながるエアーコネクタ6は、
インテークマニホールド1に突設された複数の支持部材
2に締結ボルト7で締結され、第1の弾性シール部材
3、スロットルボデー4、第2の弾性シール部材5を挟
持している。エアーコネクタ6とインテークマニホール
ド1の取付寸法(支持部材2の高さ)は、第1の弾性シ
ール部材3および第2の弾性シール部材5の取付時の弾
発力とスロットルボデー4の必要保持力の関係から経験
的に算出される。
ことにより、スロットルボデー4のフランジ部13下面
が樹脂成形により歪んでいても、弾性シール部材3、5
により歪応力を吸収するので、吸気路4aが楕円状に変
形することがなく、小空気量の計量が精度よくなされ
る。
性シール部材3およびスロットルボデー4のフランジ部
13との隙間を小さく定めることにより、第1の弾性シ
ール部材3およびスロットルボデー4を正しい位置に組
み付けることができる。
射式内燃機関の吸気量制御装置の取り付け状態を示すも
ので、スロットルボデーのインテークマニホールド側の
シール形態をOリングを使用した円筒シール方式とした
場合の実施形態を示す。スロットルボデー31の出口部
外周32には円周に沿って設けられたリング溝33にO
リング34がはめ込まれており、インテークマニホール
ド35の円筒形の内壁36に係合している。スロットル
ボデー31のリング溝33の上部にはインテークマニホ
ールド35に当接するフランジ部37が設けられてい
る。スロットルボデー31の入口部42には弾性シール
部材38が載置され、弾性シール部材38はスロットル
ボデー31とともに、インテークマニホールド35に設
けられた複数の支持部39にエアーコネクタ40をボル
ト41で締結固定することにより、挟持される。これに
よりスロットルボデー31は弾性シール部材38の弾発
力により保持される。
で、合成樹脂製スロットルボデーの取付荷重は弾性シー
ル部材により該スロットルボデーの接触面に分散され、
該スロットルボデーのフランジ部に応力が集中せず、該
フランジ部に有害な歪を発生させない。さらに、インテ
ークマニホールドに立設した複数の支持部材とエアーコ
ネクタで前記スロットルボデーを保持することによりス
ロットルレバーの回動を妨げず、また、支持部材の内側
面を組付時の位置決めとして利用することにより前記ス
ロットルボデーおよび前記弾性シール部材を正しい位置
に保持することができる。
の縦断面図である。
置の縦断面図である。
(支持部) 3 第1の弾性シール部材 4 スロットル
ボデー 5 第2の弾性シール部材 6 エアーコネ
クタ 11 支持部材内側面 34 Oリング 37 フランジ部
Claims (4)
- 【請求項1】 吸入空気を清浄化するエアークリーナか
らの吸入空気を導くエアーコネクタと、スロットルバル
ブにより吸入空気量を制御するスロットルボデーと、該
スロットルボデーで計量された吸入空気を燃焼室に導く
インテークマニホールドからなる内燃機関の吸気装置で
あって、前記スロットルボデーと、前記スロットルボデ
ーと前記インテークマニホールドの間に挟着される第1
の弾性シール部材と、前記スロットルボデーと前記エア
ーコネクタの間に挟着される第2の弾性シール部材と
を、前記エアーコネクタと前記インテークマニホールド
の支持部で挟持したことを特徴とする内燃機関の吸気装
置。 - 【請求項2】 前記支持部が前記インテークマニホール
ドに立設された複数の支持部材であることを特徴とする
請求項1記載の内燃機関の吸気装置。 - 【請求項3】 前記支持部材の内側面を、前記第1の弾
性シール部材および前記スロットルボデーのフランジ部
の組付ガイド面とすることを特徴とする請求項2記載の
内燃機関の吸気装置。 - 【請求項4】 前記第1または第2の弾性シール部材の
何れか一方を、Oリングとし、前記スロットルボデーを
前記Oリングが係合する相手部品に当接させるようにし
たことを特徴とする請求項1または請求項2記載の内燃
機関の吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13439597A JP3723941B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 内燃機関の吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13439597A JP3723941B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 内燃機関の吸気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10311258A true JPH10311258A (ja) | 1998-11-24 |
JP3723941B2 JP3723941B2 (ja) | 2005-12-07 |
Family
ID=15127406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13439597A Expired - Fee Related JP3723941B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 内燃機関の吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3723941B2 (ja) |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP13439597A patent/JP3723941B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3723941B2 (ja) | 2005-12-07 |
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