JPH10339222A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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Publication number
JPH10339222A
JPH10339222A JP16530097A JP16530097A JPH10339222A JP H10339222 A JPH10339222 A JP H10339222A JP 16530097 A JP16530097 A JP 16530097A JP 16530097 A JP16530097 A JP 16530097A JP H10339222 A JPH10339222 A JP H10339222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle body
cleaner hose
intake air
intake
cleaner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16530097A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadamasa Osako
忠政 大迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP16530097A priority Critical patent/JPH10339222A/ja
Publication of JPH10339222A publication Critical patent/JPH10339222A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂製のスロットルボデーにゴム製のク
リーナホースを取り付けたときに、スロットルボデーの
クリーナホース取付部に過大な締付力を必要とせず、吸
入空気計量部に応力歪が生じない、精確な吸入空気量制
御が行えるような取付構造を提供する。 【解決手段】 ゴム製のクリーナホース14の出口部1
5に設けられた、スロットルボデー3と係合する凸状部
16と、スロットルボデー3の相対する位置に設けられ
た凹状部17とを、クリーナホース14を取り付けた後
に係合させることにより、クリーナホース14の軸方向
および円周方向の動きを規制することで、クリーナホー
ス取付時の応力歪の発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸入空
気量を制御するためのスロットルボデーと、吸入空気を
清浄化するためのエアークリーナ部から延びるクリーナ
ホースとの結合構造に係る。
【0002】
【従来の技術】燃料噴射方式の内燃機関においては、図
4に示すように吸入空気量を制御するための合成樹脂製
のスロットルボデー21と、吸入空気を清浄化するため
の図示しないエアークリーナ部から延びるゴム製のクリ
ーナホース22との結合は、スロットルボデー21の入
口部23を覆い包むように形成されたクリーナホース2
2を、スプール24を有するスロットルボデー21の入
口部23にかぶせ、クリーナホース22とスロットルボ
デー21との結合部Aの外周を、ボルト25の締結力に
よって帯状バンド26を締める方式のクランプ27で締
め付けることにより、スロットルボデー21の入口部2
3に設けられたスプール24とゴム製のクリーナホース
22とによって気密を保持し、クランプ27の締付力と
スプール24によって抜け止めを図る構造が一般的であ
る。このようなクランプによる結合方法は、実開平8−
68号公報の図4に、樹脂製の吸気ダクトの端部を締付
バンドにより締付固定する方法として開示されている。
【0003】スロットルボデー21には円筒形の吸気通
路28が貫通して形成されており、その吸気通路28を
横切ってスロットルシャフト29が回動できるように貫
入され、スロットルシャフト29にはスロットルバルブ
30が固定されている。スロットルシャフト29の一方
の端部に固定されている図示しないスロットルレバーの
回動によりスロットルバルブ30が開閉され、スロット
ルバルブ30の外周部31とスロットルボデー21の吸
気通路28の内壁面28aとの隙間面積により吸入空気
量を制御し、吸入空気を内燃機関に導く構造となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の結合方法では、クランプのボルト締結力が50
0ないし1000Kgと大きいため、スロットルボデー
が合成樹脂製である場合には、締め付けたときにスロッ
トルボデーのクリーナホース取付部に歪が生じ、スロッ
トルボデーのスロットルバルブ周辺部にまで応力歪がお
よぶことがある。この場合は、吸気通路が円筒状から楕
円状に変形し、スロットルバルブ開度が小さい小空気量
時の吸入空気の計量が精確に行えず、内燃機関のアイド
リング制御が正しく行えないことがある。
【0005】そこで本発明は、スロットルボデーにクリ
ーナホースを取り付けたときに、スロットルボデーのク
リーナホース取付部に過大な締付力を必要とせず、クリ
ーナホース取付時の応力歪を少なくして、精確な吸入空
気量制御が行えるような取付構造を提供することを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題の解決を目的と
してなされた請求項1の発明は、吸入空気を清浄化する
エアークリーナからの吸入空気を導くクリーナホース
と、スロットルバルブの開閉により吸入空気量を制御す
るスロットルボデーと、該スロットルボデーで計量され
た吸入空気を燃焼室に導くインテークマニホールドとか
らなる内燃機関の吸気装置であって、前記スロットルボ
デーの入口部に設けられたスプールと、前記スロットル
ボデーの入口部に篏合するよう形成されたゴム製のクリ
ーナホースと、該クリーナホースの出口部に設けられた
スロットルボデーと係合する凸状部と、スロットルボデ
ーに設けられた、クリーナホースの凸状部と係合する凹
状部とで構成され、前記凸状部および前記凹状部の係合
によってクリーナホースの軸方向および円周方向の動き
を規制するものである。また、請求項2の発明は、前記
凸状部および前記凹状部からなる係合部が複数箇所に設
けられたものである。
【0007】
【作用】上述のように、スロットルボデーの入口部に設
けられたスプールと、前記スロットルボデーの入口部に
係合するよう形成されたゴム製のクリーナホースとで前
記スロットルボデーと前記クリーナホースとの気密が保
持される。気密保持はゴム製の前記クリーナホースの前
記スロットルボデーとの係合部の表面積全体によってな
されるが、前記スロットルボデーのスプール先端部の外
径が前記スロットルボデーの吸気通路の外径よりも大き
いため、このスプール先端部で前記クリーナホースの内
径の弾力を受け、より確実に気密保持が成される。ま
た、前記クリーナホースの出口部に設けられた、前記ス
ロットルボデーと係合する凸状部と、前記スロットルボ
デーに設けられた、前記クリーナホースの凸状部と係合
する凹状部とを係合させることによって、前記クリーナ
ホースは軸方向の動きが規制され、抜けることがない。
また、前記凸状部および凹状部からなる係合部を複数箇
所に設けることによって、より確実に前記クリーナホー
スと前記スロットルボデーとを結合することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施形態
を図面を参照して説明する。図1および図2は本発明の
一実施形態に係る内燃機関の吸気装置の取付状態を示
し、吸入空気を内燃機関の燃焼室に導くための合成樹脂
製またはアルミニウム製のインテークマニホールド1に
Oリング2を介して合成樹脂製のスロットルボデー3が
ボルト4で組み付けられる。スロットルボデー3のフラ
ンジ部5にはボルト4の締結力に耐える中空の円環金具
6が、また、インテークマニホールド1のフランジ部7
には、ボルト4に係合する雌ネジが刻設されたネジ金具
8が成形時または成形後にインサートされており、ボル
ト4の締結力が直接スロットルボデー3の樹脂部分に及
ばないように構成されている。スロットルボデー3の中
央部は円筒形の吸気通路9が形成されており、その吸気
通路9を横切ってスロットルシャフト10が回動可能に
貫入され、スロットルシャフト10にはスロットルバル
ブ11が固定されている。スロットルシャフト10の一
方の端部に固定されている図示しないスロットルレバー
の回動によりスロットルバルブ11が開閉され、スロッ
トルバルブ11の外周部11aとスロットルボデー3の
吸気通路9の内壁9aとの隙間面積により吸入空気量を
制御し、吸入空気を内燃機関に導く構造となっている。
【0009】スロットルボデー3の入口部12には気密
保持のためのスプール13が形成され、図示しないエア
ークリーナから延びるゴム製のクリーナホース14が篏
合されている。クリーナホース14の出口部15の外周
部先端15aには凸状部16が設けられており、スロッ
トルボデー3の相対する位置にはクリーナホース14の
凸状部16が係合するための凹状部17が設けられてい
る。ゴム製のクリーナホース14がスロットルボデー3
の入口部12に取付時に、クリーナホース14の凸状部
16がスロットルボデー3の凹状部17にスナップフィ
ットすることにより係止される。なお、クリーナホース
14の凸状部16とスロットルボデー3の凹状部17か
らなる係合部Bを複数箇所に設けることにより、より確
実にクリーナホース14とスロットルボデー3とを結合
することができる。
【0010】図3は本発明の他の実施形態に係る吸気装
置の取付状態を示す正面図で、クリーナホース30の出
口部31の外周部先端に設けられる係合のための凸状部
の他の実施形態を示す。図2の凸状部16においては、
クリーナホース14の軸方向の力を中央の矩形の打抜き
部分18で受けることになるが、本実施形態において
は、凸状部19の外側面19a、19bで受けるもので
図2に示す実施形態と同様の機能を果たすものである。
【0011】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下に記載する効果を奏する。即ち、請求項1に記載
の内燃機関の吸気装置においては、スロットルボデーの
入口部に設けられたスプールと、スロットルボデーの入
口部に係合するよう形成されたゴム製のクリーナホース
とでスロットルボデーとクリーナホースとの気密が保持
される。気密保持はゴム製のクリーナホースのスロット
ルボデーとの係合部の表面積全体によってなされるが、
スロットルボデーのスプール先端部の外径がスロットル
ボデーの吸気通路の外径よりも大きいため、このスプー
ル先端部でクリーナホースの内径の弾力を受け、より確
実に気密保持が成される。また、クリーナホースの出口
部に設けられた、前記スロットルボデーと係合する凸状
部と、スロットルボデーのクリーナホースとの係合部に
設けられた、クリーナホースの凸状部と係合する凹状部
とを係合させることによって、クリーナホースは軸方向
の動きが規制され、抜けることがない。これにより、大
きな力により取り付けることがなくスロットルボデーの
クリーナホース取付部に過大な応力歪が生ずることがな
い。したがって、スロットルボデーのスロットルバルブ
周辺部にまで応力歪がおよぶこともなく、小空気量時の
吸入空気量制御が精確に行われることになる。また、凸
状部および凹状部からなる係合部を複数箇所に設けるこ
とによって、より確実にクリーナホースとスロットルボ
デーとを結合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る吸気装置の縦断面図
である。
【図2】本発明の一実施形態に係る吸気装置の発明部分
の正面図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る吸気装置の発明部
分の正面図である。
【図4】従来技術を示す吸気装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 インテークマニホールド 3 スロットルボデー 12 入口部 13 スプール 14 クリーナホース 15 出口部 16 凸状部 17 凹状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16L 13/14 F16L 13/14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入空気を清浄化するエアークリーナか
    らの吸入空気を導くクリーナホースと、スロットルバル
    ブの開閉により吸入空気量を制御するスロットルボデー
    と、該スロットルボデーで計量された吸入空気を燃焼室
    に導くインテークマニホールドとからなる内燃機関の吸
    気装置であって、前記スロットルボデーの入口部に設け
    られたスプールと、前記スロットルボデーの入口部に篏
    合するよう形成されたゴム製のクリーナホースと、該ク
    リーナホースの出口部に設けられたスロットルボデーと
    係合する凸状部と、スロットルボデーに設けられたクリ
    ーナホースの前記凸状部と係合する凹状部とで構成さ
    れ、前記凸状部および前記凹状部の係合によってクリー
    ナホースの軸方向の動きを規制することを特徴とする内
    燃機関の吸気装置。
  2. 【請求項2】 前記凸状部および前記凹状部からなる係
    合部が複数箇所に設けられたことを特徴とする請求項1
    記載の内燃機関の吸気装置。
JP16530097A 1997-06-06 1997-06-06 内燃機関の吸気装置 Pending JPH10339222A (ja)

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JP16530097A JPH10339222A (ja) 1997-06-06 1997-06-06 内燃機関の吸気装置

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JPH10339222A true JPH10339222A (ja) 1998-12-22

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JP16530097A Pending JPH10339222A (ja) 1997-06-06 1997-06-06 内燃機関の吸気装置

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JP (1) JPH10339222A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002257283A (ja) * 2001-02-28 2002-09-11 Takiron Co Ltd 合成樹脂製導水管継手
US7063060B2 (en) * 2003-10-31 2006-06-20 Siemens Vdo Automotive Inc. Air induction system having an intake manifold including a throttle body
JP2014214611A (ja) * 2013-04-22 2014-11-17 株式会社デンソー 吸気装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002257283A (ja) * 2001-02-28 2002-09-11 Takiron Co Ltd 合成樹脂製導水管継手
US7063060B2 (en) * 2003-10-31 2006-06-20 Siemens Vdo Automotive Inc. Air induction system having an intake manifold including a throttle body
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