JPH10310383A - 建物外装用作業台車 - Google Patents

建物外装用作業台車

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JPH10310383A
JPH10310383A JP12235697A JP12235697A JPH10310383A JP H10310383 A JPH10310383 A JP H10310383A JP 12235697 A JP12235697 A JP 12235697A JP 12235697 A JP12235697 A JP 12235697A JP H10310383 A JPH10310383 A JP H10310383A
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JP
Japan
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work
veranda
traveling
link
cylinder
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Application number
JP12235697A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Imazu
賀昭 今津
Hidenori Ueno
英則 上野
Tomoyuki Okamoto
知之 岡本
Akira Yamaguchi
晃 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKI KENSETSU KK
OOKI KENSETSU KK
Komatsu Engineering Corp
Original Assignee
OKI KENSETSU KK
OOKI KENSETSU KK
Komatsu Engineering Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by OKI KENSETSU KK, OOKI KENSETSU KK, Komatsu Engineering Corp filed Critical OKI KENSETSU KK
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベランダを利用して上の階のベランダの外面
を外装作業できるようにする。 【解決手段】 車輪15を備えた走行台車Aと、この走
行台車Aに昇降装置Bで昇降自在に取付けた昇降台C
と、この昇降台Cに設けたレール40に沿って移動用シ
リンダ41で移動自在な作業台Eを備えた作業台車であ
って、ベランダ3の上面5に沿って走行すると共に、作
業台Eを上下動することで作業台Eの作業者が上の階の
ベランダ3の外面4を外装作業できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅などのベ
ランダを備えた低・中・高層の建物の外装作業を行なう
時に使用する建物外装用作業台車に関する。
【0002】
【従来の技術】建物外壁へのタイル貼り、吹き付け、塗
装、目地へのシーリング等の建物外装作業は、建物外壁
の仕上げや補修に欠かせぬ作業であり、従来、予め地上
に設けた足場上や屋上から吊り下ろしたゴンドラ上から
行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の建
物外装作業には次のような問題がある。 (1)建物外装作業では、前後工程として、足場やゴン
ドラの組立、解体、輸送等の付属作業が生ずる。ところ
がこの付属作業は、建物外装作業での安全性を確保する
に不可欠であるが、建物外装での仕上げ品質や補修品質
に対して本質的に無関係であり、また施工期間上、全作
業工数の半分を占めるために非効率的、かつ不経済であ
る。
【0004】(2)前記付属作業のための足場部材やゴ
ンドラ及びその吊具等の部材は、点数が多いばかりでな
く、長尺物や大場積物であるため、各部材の保守点検や
広い資材置場を要するために不経済である。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした建物外装用作業台車を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】第1の発
明は、車輪15を有して建物1のベランダ3の上面5に
沿って走行可能な走行台車Aと、この走行台車Aに、昇
降装置Bで昇降可能に取付けた昇降台Cと、この昇降台
Cに、移動装置Dで走行台車A走行方向とほぼ直角方向
の一側方に向けて往復移動可能に取付けた作業台Eで構
成したことを特徴とする建物外装用作業台車である。
【0007】第1の発明によれば、走行台車Aがベラン
ダ3の上面5に沿って走行するし、作業台Eはベランダ
3よりも外方に突出すると共に上下動するので、作業台
Eに搭乗した作業者が上の階のベランダ3の外面4を外
装作業できる。
【0008】このようであるから、下の階のベランダ3
を利用して上の階のベランダ3の外面を安全に外装作業
できる。
【0009】また、付属作業は作業台車をクレーン等で
ベランダ間に移動する作業であるから、効率良く外装作
業できる。
【0010】第2の発明は、第1の発明の走行台車Aに
おける走行方向とほぼ直角方向の他側寄りに、上の階の
ベランダ3の下面7に当接するガイドローラ74を備え
た転倒防止装置Fを取付けた建物外装用作業台車であ
る。
【0011】第2の発明によれば、転倒防止装置Fのガ
イドローラ74を上の階のベランダ3の下面7に当接す
ることで、作業台車Aが走行方向とほぼ直角方向の一側
方に転倒することを防止できる。
【0012】このようであるから、走行台車Aよりも作
業台Eを一側方に大きく突出しても走行台車Aが転倒す
ることがなく安全である。
【0013】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、台車本体10の前後左右に車輪15をそれぞれ取付
け、左右の一方の車輪15を駆動輪とし、前記台車本体
10に左右一側面よりも突出した側部ガイドローラ16
を取付けて走行台車Aとした建物外装用作業台車である
【0014】第3の発明によれば、台車本体10が作業
台E等の重量で左右一側方に傾いても駆動輪である車輪
15が確実にベランダ3の上面5に接するから、車輪1
5を駆動することで確実に走行できる。また、側部ガイ
ドローラ16をベランダ3の内面6に接することで走行
台車Aを正しく走行ガイドできる。
【0015】第4の発明は、第1又は第2又は第3の発
明において、X字状に連結され走行台車Aの台車本体1
0と昇降台Cに支承した第1リンク20と第2リンク2
1を昇降用シリンダ23で伸縮させることで昇降装置B
とし、前記台車本体10に、この第1リンク20と第2
リンク21を縮み作動して昇降台Cを下降した時に第1
リンク20と第2リンク21が収納される収納凹部14
を形成し、前記移動装置Dを、昇降台Cに格納された姿
勢と昇降台Cよりも突出した姿勢に移動可能に取付けた
レール40と、作業台Eに取付けられレール40に沿っ
て摺動可能な案内部材60と、昇降台Cと作業台Eに亘
って連結した移動用シリンダ41で形成し、前記作業台
Eを、床板30の周囲に手摺31を折り畳み可能に取付
けたものとした建物外装用作業台車である。
【0016】第4の発明によれば、昇降装置Bの第1・
第2リンク20,21と昇降用シリンダ23を台車本体
10の収納凹部14内に収納して昇降台Cの高さを台車
本体10の高さと略同一にできる。
【0017】移動装置Dのレール40、移動用シリンダ
41を昇降台Cに格納して作業台Eに位置させることが
できる。
【0018】作業台Eの手摺31を床板30に折り畳む
ことができる。
【0019】これによって、作業台車の全高を低くでき
るし、台車本体10から移動装置D、作業台Eが突出し
ないようにできるので、作業台車をコンパクトにでき
る。
【0020】したがって、作業台車の保管、運搬が簡単
であるし、上下の階のベランダ間より作業台車をベラン
ダに搬入、搬出する作業が容易となる。
【0021】第5の発明は、第4の発明において、走行
台車Aの台車本体10における左右他側寄り前後に起立
姿勢と倒伏姿勢とに亘って回動自在に取付けた一対の支
柱70,70と、この一対の支柱70,70に沿って上
下動する可動フレーム71と、この可動フレーム71を
上下動する昇降機構72と、可動フレーム71に取付け
たガイドローラ74で転倒防止装置Fとし、前記一対の
支柱70,70と可動フレーム71を台車本体10の収
納凹部14内に収納可能とした建物外装用作業台車であ
る。
【0022】第5の発明によれば、一対の支柱70,7
0と可動フレーム71を台車本体10の収納凹部14に
収納できるので、転倒防止装置Fを台車本体10に収納
して作業台車の全高を低くできる。
【0023】これによって、外装作業時には転倒防止装
置Fのガイドローラ74で転倒を防止できるし、作業終
了後には転倒防止装置Fを台車本体10に収納して全高
を低くすることで上下の階のベランダ間から作業台車の
搬入、搬出を容易にできる。
【0024】第6の発明は、第2又は第5の発明におけ
るガイドローラ74をシリンダ73で上下動可能とし、
このシリンダ73を伸縮作動する第1の手段と、上の階
のベランダ3の下面7の凹凸を検出する第2の手段と、
第2の手段で検出した凹凸に基づいて第1の手段を作動
する第3の手段を設けて、ガイドローラ74を凹凸に応
じて上下動するようにした建物外装用作業台車である。
【0025】第6の発明によれば、ベランダ3の下面7
が補強梁等によって凹凸のある形状であっても、その凹
凸に応じてガイドローラ74が上下動する。
【0026】これによって、ガイドローラ74が凸部に
衝突して走行台車が転倒することがないし、ガイドロー
ラ74がベランダ3の下面7と常に接するので走行台車
Aの転倒を確実に防止できる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1に示すように、建物1の外面
2における各階毎にベランダ3が複数設けてあり、その
ベランダ3の外面4と外面2で建物1の外壁を形成して
いる。前記ベランダ3に人が乗ることで外面2の外装作
業を行なうことができるし、1階のベランダ3の外面4
には地上から外装作業が行なうことができる。しかしな
がら、2階以上のベランダ3の外面4には地上から外装
作業できない。
【0028】本発明の建物外装用作業台車は、前後方向
に走行する走行台車Aと、この走行台車Aに昇降装置B
で昇降自在に取付けた昇降台Cと、この昇降台Cに移動
装置Dで走行台車Aの走行方向と直角方向(左右方向)
の一側方に向けて往復移動自在に取付けた作業台Eで構
成され、走行台車Aの作業台E移動方向と反対側には転
倒防止装置Fが取付けてある。
【0029】前述の建物外装用作業台車によって外装作
業するには次のようにする。
【0030】走行台車Aをベランダ3の上面5に沿って
走行自在とし、転倒防止装置Fで走行台車Aが左右一側
方に転倒しないようにした状態で作業台Eを左右一側方
に向けて移動して上のベランダ3よりも外方に突出し、
その状態で走行台車Aを走行すると共に、作業台Eを昇
降して作業台E上の作業者aが上の階のベランダ3の外
面4を外装作業する。
【0031】ベランダ3の外面4の外装作業が終了した
ら、昇降台Cを下降すると共に、作業台Eを昇降台Cの
上に位置させ、転倒防止装置Fを折り畳みして建物外装
用作業台車をコンパクトする。この状態で隣接するベラ
ンダ3に移動し、前述と同様にして上の階のベランダ3
の外面4を外装作業する。
【0032】このようであるから、下の階のベランダ3
を利用して上の階のベランダ3の外面4を安全に外装作
業できる。付属作業はクレーン等でベランダ3間に移動
する作業のみである。
【0033】したがって、建物外装作業を安全に実施で
きると共に、付属作業を低減して外装作業効率を向上で
きる。
【0034】次に各部の具体構造を図2ないし図12に
基づいて説明する。走行台車Aは台車本体10を備えて
いる。この台車本体10は左右方向に相対向した長尺な
一対の第1縦板11,11と前後方向に相対向した短尺
な一対の第2縦板12,12と底板13で上面が開口し
た矩形状(長方形状)の箱状で平面形状が矩形(長方
形)の収納凹部14を有している。この収納凹部14
は、仕切り板18で左右一側寄りの第1の収納凹部14
−1と左右他側寄りの第2の収納凹部14−2に区画し
てある。
【0035】前記底板13の前後左右寄りには車輪15
がそれぞれ取付けてあり、一方の第1縦板11の前後下
部寄りに側部ガイドローラ16が縦軸回りに回転自在に
それぞれ取付けてあり、この側部ガイドローラ16は一
方の第1縦板11よりも外方に突出してベランダ3の内
面6に接するようにしてある。
【0036】前記一方の第1縦板11側(左右一方)の
前後の車輪15はバッテリ17を動力源として回転駆動
される駆動輪としてある。例えば、バッテリ17で駆動
される油圧ポンプ(図示せず)と、車輪15を回転駆動
する油圧モータ(図示せず)と、油圧ポンプの吐出圧油
を油圧モータに供給する操作弁(図示せず)を備え、そ
の操作弁を切換えることで油圧モータを正逆回転して前
後進走行する。
【0037】前記前側左右の車輪15は操舵輪となって
いる。この車輪15は操舵用電動モータ(図示せず)に
よって操舵される。
【0038】このようであるから、走行台車Aはベラン
ダ3の上面5、内面6をガイドとして走行する自走式走
行台車であると共に、左右に旋回走行する。
【0039】前記左右一方の前後の車輪15を駆動輪と
したが、前後一方の車輪15を駆動輪としても良い。ま
た、前後左右の各車輪15を駆動輪とせずに手押しによ
って走行する手押し式の走行台車Aとしても良い。
【0040】また、ベランダ3の平面形状が直線状であ
って操舵不必要な場合には操舵用電動モータを用いずに
直線走行式の走行台車としても良い。また、ベランダ3
の上面にレールを敷設し、このレールに沿って車輪15
を走行する形式であれば操舵用電動モータを用いずに車
輪を外力で自由に操舵する形式とし、側部ガイドローラ
16を省略することができる。
【0041】前記昇降装置Bは、一対の第1リンク20
と一対の第2リンク21をピン22でX字状に連結し、
その第1・第2リンク20,21を昇降用シリンダ23
で作動するシザースリンク機構としてある。具体的に
は、第1リンク20の一端部が台車本体10に設けたレ
ール24に沿って前後方向に摺動自在に支承され、第2
リンク21の一端部が台車本体10にピン25で上下揺
動自在に連結してある。
【0042】第1リンク20の他端部が昇降台Cにピン
26で上下揺動自在に連結してあり、第2リンク21の
他端部が昇降台Cのガイドレール27に沿って前後方向
に揺動自在に支承してある。昇降用シリンダ23を伸び
作動すると昇降台Cは上昇し、昇降用シリンダ23を縮
み作動すると昇降台Cを下降する。
【0043】前記昇降台Cは平板状であって、その昇降
台Cの平面形状は前記台車本体10の平面形状よりも若
干小さい。このようであるから、昇降台Cを下降すると
第1・第2リンク20,21と昇降用シリンダ23が台
車本体10の第1の収納凹部14−1内に収納されると
共に、昇降台Cが台車本体10の第1の収納凹部14−
1の開口縁部に接してコンパクトとなる。
【0044】前記作業台Eは床板30の周囲に手摺31
を取付けてある。この手摺31は床板30の長辺に沿っ
て取付けた一対の第1手摺32,32と、床板30の短
辺に沿って取付けた一対の第2手摺33,33で形成し
てある。第1手摺32は下部手摺32aの縦パイプ34
に上部手摺32bの縦パイプ35を摺動自在に嵌合して
ロック36で摺動しないように固定できるようにしてあ
る。
【0045】各第1手摺32、各第2手摺33は、床板
30に固着したブラケット37に起立姿勢と倒伏姿勢に
回動自在に取付けてあると共に、ロック38で回動しな
いように固定できるようにしてある。第1手摺32と第
2手摺33はロック39で連結、分離される。
【0046】このようであるから、各第1手摺32、各
第2手摺33を起立姿勢として床板30の周囲を覆って
作業者が落下しないように保護する。この時には第1手
摺32の上部手摺32bを上方に摺動して第1手摺32
を第2手摺33と同一高さとする。
【0047】各第2手摺33を倒伏姿勢とし、上部手摺
32bを下方に摺動して第1手摺32を床板30の幅よ
りも短かくして倒伏姿勢とすることで、手摺31を折り
畳んで床板30上に置く。これによって、作業台Eは扁
平な状態となる。
【0048】前記移動装置Dは、前後一対のレール40
と移動用シリンダ41を備えている。レール40は昇降
台Cに固定した固定レール42と、この固定レール42
に縦ピン43で突出姿勢と格納姿勢とに亘って水平面方
向に回動自在に連結された可動レール44で形成してあ
る。
【0049】前記固定レール42には凹部45が形成さ
れ、可動レール44には突部46と長孔47が形成して
あり、突部46を凹部45に嵌合することで可動レール
44が突出姿勢に固定され、その状態でロックピン48
を突部46のロック穴49に嵌合することで可動レール
44がロックされる。(図7の後側参照)
【0050】ロックピン48をロック穴49から抜き出
して図7の前側に示すように可動レール44を前方に移
動して突部46を凹部45から抜き出しすれば、可動レ
ール44を縦ピン43を中心として図7に仮想線で示す
ように格納姿勢に回動することができる。前記左右の縦
ピン43は位置がずれており、左右の可動レール44を
格納姿勢とした時に昇降台C上面に平行として格納され
る。
【0051】移動用シリンダ41の基端部41aは昇降
台Cに縦軸50で水平面方向に揺動自在に連結してあ
り、その可動部41bは作業台Eの床板30に縦軸51
で連結してある。この縦軸51は床板30のガイド溝5
2に沿って前後摺動自在に支承してある。
【0052】前記床板30の下面前後寄りには前後一対
の案内部材60が取付けてある。この案内部材60はレ
ール40に沿って移動自在な複数のローラ61と、レー
ル40の両側と対向する一対の外れ止め片62で形成し
てある。
【0053】このようであるから、一対の可動レール4
4を突出姿勢とし、移動用シリンダ41を伸縮すること
で作業台Eがレール40に沿って左右一側方に向けて往
復移動する。移動用シリンダ41を縮少して作業台Eを
昇降台Cの上に引き寄せ移動した状態では複数のローラ
61が固定レール42に接し、この状態で可動レール4
4を前述のように格納姿勢に回動できる。この時、可動
レール44に接していたローラ61は可動レール44上
を滑る。
【0054】これにより、作業台Eと移動装置Dを昇降
台Cの上に格納してコンパクトにできる。なお、可動レ
ール44はシリンダ等で作動しても良い。
【0055】前記転倒防止装置Fは、台車本体10の他
方の第1縦板11(作業床突出方向と反対側)と仕切板
18間の前後に取付けた一対の支柱70,70と、この
一対の支柱70,70に沿って昇降する下向きコ字状の
可動フレーム71と、この可動フレーム71を昇降する
昇降機構72と、可動フレーム71に前後方向に間隔を
置いて複数取付けたシリンダ73と、この各シリンダ7
3に取付けたガイドローラ74と、前記可動フレーム7
1の前後に取付けた補助ガイドローラ75で構成してあ
る。
【0056】前記昇降機構72はハンドル76を備え一
方の支柱70に取付けたウインチ77と、このウインチ
77に巻掛けた索条78を有する。この索条78が一方
の支柱70に設けた滑車79、可動フレーム71に設け
た滑車80を経て他方の支柱70に連結してある。
【0057】このようであるから、ハンドル76でウイ
ンチ77を回転して索条78を巻取ることで可動フレー
ム71が上方に移動し、ハンドル76でウインチ77を
反対方向に回転して索条78を繰り出しすることで可動
フレーム71が下方に移動する。
【0058】前記支柱70は台車本体10の他方の第1
縦板11と仕切板18とにピン81で起立姿勢と倒伏姿
勢とに亘って前後方向に向けて上下回動自在に支持さ
れ、ロックピン82で起立姿勢に保持してある。
【0059】前記シリンダ73の固定部73aは可動フ
レーム71に固定した固定筒体83に固定され、その可
動部73bに可動筒体84が横軸85で連結してある。
この可動筒体84は固定筒体83に揺動自在に嵌合し、
前記横軸85にガイドローラ74が回転自在に取付けて
ある。これにより、シリンダ73を伸縮することでガイ
ドローラ74が上下動する。
【0060】前記補助ガイドローラ75は可動フレーム
71に着脱自在に取付けたブラケット86に左右一側方
に向けて取付けてある。この補助ガイドローラ75はベ
ランダ3の下面7に取付けた補助レール87に接する。
【0061】このようであるから、シリンダ73を縮め
ることでガイドローラ74を下方位置とし、可動フレー
ム71を前述のように下方に移動することで台車本体1
0の第2の収納凹部14−2の左右他方寄りに収納され
る。この状態でロックピン82を抜いて支柱70を倒伏
姿勢とすることで支柱70が台車本体10の収納凹部1
4の左右他方寄りに収納される。この時、ブラケット8
6は外す。
【0062】次に外装作業の手順を説明する。作業台E
の手摺31を床板30の上面に折り畳みし、作業台Eを
昇降台C上に引き込み移動すると共に、レール40を昇
降台Cの上に格納する。昇降装置Bで昇降台Cを下降し
て昇降装置Bを台車本体10の第1の収納凹部14−1
に収納し、転倒防止装置Fの可動フレーム71、一対の
支柱70を台車本体10の第2の収納凹部14−2に収
納する。
【0063】これによって、建物外装用作業台車が上下
方向、左右方向にコンパクトによるので、保管及び輸送
に便利となる。
【0064】前述の状態で建物外装作業台車を図13に
示すように、クレーンのワイヤ先端に設けたリーチバラ
ンサ90でベランダ3上へ吊り下げ移動する。
【0065】ベランダ3の上面5の水平度を調べ、水平
でない場合には水平板を敷きつめるか、又は各車輪15
の高さを調整して走行台車Aを図14のように水平にベ
ランダ3の上面5に設置する。なお、前述の実施の形態
では車輪15の高さ調整については述べなかったが、調
整手段を設けて高さ調整できるようにすれば良い。
【0066】図15に示すように、上の階のベランダ3
の下面7に補助レール87を取付ける。
【0067】図16に示すように、昇降装置Bを作動し
て昇降台Cを上昇し、移動装置Dをベランダ3の上部8
(手摺上部)よりも若干上とする。
【0068】図17に示すように、移動装置Dのレール
40の可動レール44を突出姿勢としてベランダ3の外
面4よりも外方に突出する。
【0069】図18に示すように、移動装置Dの移動用
シリンダ41を伸ばして作業台Eをレール40に沿って
移動させる。
【0070】図19に示すように、転倒防止装置Fの支
柱70を起立姿勢とし、可動フレーム71を上方に移動
し、シリンダ73を伸び作動してガイドローラ74を上
の階のベランダ3の下面7に接し、補助ガイドローラ7
5を補助レール87に接する。
【0071】図20に示すように、作業台Eの手摺31
を組み立てる。
【0072】作業者が作業台Eに、タイル、吹き付け
材、塗装剤、目地へのシーリング材や3の工具等ととも
に搭乗する。なお、作業者が作業台Eに搭乗する際は、
身につけた安全ロープを建物の固定部材に係止する。
【0073】次に移動装置Dの移動用シリンダ41を伸
び作動して作業台Eを図21のように最適位置に移動
し、この後に昇降装置Bを作動して昇降台Cを上昇して
作業台Eを図22のように最適高さ位置とする。
【0074】作業者が作業台E上で動きながら上の階の
ベランダ3の外面4を外装作業する。作業台E上から届
かない場所を外装作業する場合には車輪15を駆動して
走行する。
【0075】前述のように作業する時に作業台Eが台車
Aよりも左右位置側方に突出するので、台車Aは大きな
転倒モーメントが作用するが、ガイドローラ74が上の
階のベランダ3の下面7に接しているので転倒しない
し、補助ガイドローラ75が補助レール87に接してい
るから、より一層転倒することが防止されて安全であ
る。
【0076】また、車輪15を駆動して台車Aを走行す
る時に、側部ガイドローラ16がベランダ3の内面6に
接しているから、そのベランダ3の内面6をガイドして
走行台車Aがスムーズに走行する。しかも、ガイドロー
ラ74、補助ガイドローラ75がベランダ3の下面7、
補助レール87に沿って回転するから、転倒を防止しな
がらスムーズに走行する。
【0077】また、台車本体10の左右一側寄りに設け
た車輪15を駆動するので、台車本体10はその車輪1
5を支点として転倒するから、台車本体10が若干転倒
してもその車輪15はベランダ3の上面5に押しつけら
れ、確実に走行できる。
【0078】次に操作装置について説明する。図23に
示すように、バッテリ17で駆動される電動モータ10
0で油圧ポンプ101を駆動し、その油圧ポンプ101
の吐出圧油を第1操作弁102で走行用油圧モータ10
3に供給し、その走行用油圧モータ103で車輪15を
回転駆動する。
【0079】前記油圧ポンプ101の吐出圧油を第2操
作弁104、第3操作弁105、第4操作弁106で昇
降用シリンダ23、移動用シリンダ41、シリンダ73
にそれぞれ供給する。前記第1、第2、第3、第4操作
弁102,104,105,106は常時中立位置aで
第1ソレノイド102a,104a,105a,106
aに通電すると第1位置bとなり、第2ソレノイド10
2b,104b,105b,106bに通電すると第2
位置cとなる。
【0080】前記各ソレノイドにはコントローラ107
で通電制御され、このコントローラ107には操作ボッ
クス108から作動指令が入力される。操作ボックス1
08には前進釦109、後進釦110、上昇釦111、
下降釦112、突出釦113、引き込み釦114、上げ
釦115、下げ釦116が設けてある。これらの釦を押
すことでいずれかのソレノイドに通電される。
【0081】前記操作ボックス108は作業台Eの手摺
31に取付けてあり、作業台E上の作業者が操作できる
ようにしてあるので、前述の各動作を作業台E上の作業
者が行なうことができる。
【0082】前記操作ボックス108からコントローラ
107への作動指令は無線式(リモコン)、有線式のど
ちらでも良い。
【0083】前記シリンダ73は自己の伸縮長さを検出
するストロークセンサ120を備えていると共に、この
シリンダ73の台車走行方向両側部にベランダ3の下面
7までの距離を検出する第1・第2距離検出器121,
122を備えている。第1・第2距離検出器121,1
22は、例えば音波やレーザーを発信してから反射した
音波、レーザーを受信するまでの時間によって距離を検
出するものであって、第1距離検出器121はガイドロ
ーラ74よりも前側のベランダ3の下面7までの距離を
検出し、第2距離検出器122はガイドローラ74より
も後側のベランダ3の下面7までの距離を検出する。こ
れにより、第1・第2距離検出器121,122はベラ
ンダ3の下面7の凹凸を検出する手段となる。
【0084】つまり、走行台車Aが前進走行する時には
第1距離検出器121でガイドローラ74の前方のベラ
ンダ3の下面7までの距離を検出し、台車Aが後進走行
する時には第2距離検出器122でガイドローラ74の
前方のベランダ3の下面7までの距離を検出する。
【0085】前記シリンダ73の伸び室73aの内の圧
力を検出する圧力センサ123が設けてある。この圧力
センサ123、第1・第2距離検出器121,122、
ストロークセンサ120の検出した値はコントローラ1
07にそれぞれ入力される。
【0086】コントローラ107は前記入力された検出
値に基づいて次のように動作制御する。上げ釦115か
ら上げ指令が入力されると第2ソレノイド106bに通
電して第4操作弁106を第2位置cとする。シリンダ
73の伸び室73aに圧油が供給されてシリンダ73が
伸びてガイドローラ74がベランダ3の下面7に押しつ
けられる。
【0087】シリンダ73の伸び室73a内の圧力が設
定圧力となると圧力センサ123がコントローラ107
にトリガ信号を入力し、コレントローラ107はその時
のストロークセンサ120、第1・第2距離検出器12
1,122の検出値を記憶すると共に、第2ソレノイド
106bへの通電を止めて第4操作弁106を中立位置
aとする。
【0088】この後、第4操作弁106の第1ソレノイ
ド106aに所定の時間だけ通電して第4操作弁106
を所定の時間だけ第1位置bとし、シリンダ73を若干
縮み作動してガイドローラ74を若干のストロークだけ
下方に移動する。
【0089】前述のガイドローラ74を下方に移動する
のは、ガイドローラ74とベランダ3の下面7との間に
隙間を形成するためではない。つまり、作業台Eに各種
工具(例えば溶接機などの重量物)を搭載すると、左右
一方の車輪15を中心とする作業台E側のモーメントが
左右他方の車輪15を中心とする転倒防止装置F側のモ
ーメントよりも大きくなり、走行台車Aが傾く場合があ
る。この時走行台車Aの転倒防止装置F側が持ち上り、
ガイドローラ74が前記下方へのストローク分持ち上が
ってベランダ3の下面7に当接して転倒が防止される。
即ち、前述の下方への移動ストロークは数mmで良く、
余り大きいと傾きが大きく危険感を作業者に与える。
【0090】なお、前述の下方への移動ストロークがな
いと、ガイドローラ74がベランダ3の下面7に強い力
で当接して回転するために、走行抵抗が大きく、かつ円
滑な走行が行い難くなる。
【0091】前述の状態で前進指令がコントローラ10
7に入力されて台車Aが前進走行する時には、第1距離
検出器121の検出した実際の距離と記憶した距離を比
較する。ベランダ3の下面7に強度梁が突出しており、
その強度梁のために実際の距離が記憶した距離よりも小
さい時には第1ソレノイド106aに通電して第4操作
弁106を第1位置bとしてシリンダ73を縮み作動す
る。この時のシリンダ73のストロークが前述の実際の
距離と記憶した距離との差となったら第1ソレノイド1
06aへの通電を止めて第4操作弁106を中立位置a
としてシリンダ73を停止する。
【0092】これによって、ガイドローラ74が強度梁
の突出寸法だけ下方に移動するので、ガイドローラ74
が強度梁に衝突することがない。
【0093】その後直ちに、先に記憶していた距離を実
際の距離に更新する。
【0094】ガイドローラ74が強度梁を通過する直前
となると、実際の距離が記憶した距離よりも大きくな
る。この時には前述と同様にして実際の距離と記憶した
距離の差分だけシリンダ73を伸び作動してガイドロー
ラ74を上方に移動する。
【0095】これによって、ガイドローラ74はベラン
ダ3の下面7に当接して転倒せずに走行することができ
る。
【0096】その後直ちに、実際の距離を記憶する。
【0097】この動作を繰り返すことでガイドローラ7
4はベランダ3の下面7の凹凸(補強梁)に応じて上下
動する。
【0098】つまり、油圧ポンプ101と第4操作弁1
06がシリンダ73を伸縮作動する第1の手段を形成
し、コントローラ108が前記凹凸に基づいて第1の手
段を作動する第3の手段を形成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す作業状態の全体斜視
図である。
【図2】作業台車の全体概略斜視図である。
【図3】作業台車の全体正面図である。
【図4】作業台車の全体側面図である。
【図5】作業台と移動装置の正面図である。
【図6】作業台と移動装置の側面図である。
【図7】移動装置の平面図である。
【図8】移動装置の側面図である。
【図9】転倒防止装置の正面図である。
【図10】転倒防止装置の側面図である。
【図11】転倒防止装置の平面図である。
【図12】シリンダ取付部の縦断面図である。
【図13】作業説明図である。
【図14】作業説明図である。
【図15】作業説明図である。
【図16】作業説明図である。
【図17】作業説明図である。
【図18】作業説明図である。
【図19】作業説明図である。
【図20】作業説明図である。
【図21】作業説明図である。
【図22】作業説明図である。
【図23】操作装置の油圧回路図である。
【符号の説明】
A…走行台車、B…昇降装置、C…昇降台、D…移動装
置、E…作業台、F…転倒防止装置、3…ベランダ、4
…外面、5…上面、6…内面、7…下面、10…台車本
体、14…収納凹部、15…車輪、16…側部ガイドロ
ーラ、20…第1リンク、21…第2リンク、23…昇
降用シリンダ、30…床板、31…手摺、40…レー
ル、41…移動用シリンダ、42…固定レール、43…
縦ピン、44…可動レール、60…案内部材、61…ロ
ーラ、70…支柱、71…可動フレーム、72…移動機
構、73…シリンダ、74…ガイドローラ、75…補助
ガイドローラ、87…補助レール、101…油圧ポン
プ、106…第4操作弁、108…コントローラ、12
0…ストロークセンサ、121…第1距離検出器、12
2…第2距離検出器、123…圧力センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 知之 東京都千代田区神田須田町1−23−2 大 木建設株式会社内 (72)発明者 山口 晃 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 コ マツエンジニアリング株式会社システム商 品事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪15を有して建物1のベランダ3の
    上面5に沿って走行可能な走行台車Aと、 この走行台車Aに、昇降装置Bで昇降可能に取付けた昇
    降台Cと、 この昇降台Cに、移動装置Dで走行台車A走行方向とほ
    ぼ直角方向の一側方に向けて往復移動可能に取付けた作
    業台Eで構成したことを特徴とする建物外装用作業台
    車。
  2. 【請求項2】 走行台車Aにおける走行方向とほぼ直角
    方向の他側寄りに、上の階のベランダ3の下面7に当接
    するガイドローラ74を備えた転倒防止装置Fを取付け
    た請求項1記載の建物外装用作業台車。
  3. 【請求項3】 台車本体10の前後左右に車輪15をそ
    れぞれ取付け、左右一方の車輪15を駆動輪とし、前記
    台車本体10に左右一側面よりも突出した側部ガイドロ
    ーラ16を取付けて走行台車Aとした請求項1又は2記
    載の建物外装用作業台車。
  4. 【請求項4】 X字状に連結され、走行台車Aの台車本
    体10と昇降台Cに支承した第1リンク20と第2リン
    ク21を昇降用シリンダ23で伸縮させることで昇降装
    置Bとし、前記台車本体10に、この第1リンク20と
    第2リンク21を縮み作動して昇降台Cを下降した時に
    第1リンク20と第2リンク21が収納される収納凹部
    14を形成し、 前記移動装置Dを、昇降台Cに格納された姿勢と昇降台
    Cよりも突出した姿勢に移動可能に取付けたレール40
    と、作業台Eに取付けられレール40に沿って摺動可能
    な案内部材60と、昇降台Cと作業台Eに亘って連結し
    た移動用シリンダ41で形成し、 前記作業台Eを、床板30の周囲に手摺31を折り畳み
    可能に取付けたものとした請求項1又は2又は3記載の
    建物外装用作業台車。
  5. 【請求項5】 走行台車Aの台車本体10における左右
    他側寄り前後に起立姿勢と倒伏姿勢とに亘って回動自在
    に取付けた一対の支柱70,70と、この一対の支柱7
    0,70に沿って上下動する可動フレーム71と、この
    可動フレーム71を上下動する昇降機構72と、可動フ
    レーム71に取付けたガイドローラ74で転倒防止装置
    Fとし、 前記一対の支柱70,70と可動フレーム71を台車本
    体10の収納凹部14内に収納可能とした請求項4記載
    の建物外装用作業台車。
  6. 【請求項6】 ガイドローラ74をシリンダ73で上下
    動可能とし、このシリンダ73を伸縮作動する第1の手
    段と、上の階のベランダ3の下面7の凹凸を検出する第
    2の手段と、第2の手段で検出した凹凸に基づいて第1
    の手段を作動する第3の手段を設けて、ガイドローラ7
    4を凹凸に応じて上下動するようにした請求項2又は5
    記載の建物外装用作業台車。
JP12235697A 1997-05-13 1997-05-13 建物外装用作業台車 Pending JPH10310383A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012127061A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Asahi Gakuen Group:Kk 工事用足場
KR20230023996A (ko) * 2021-08-11 2023-02-20 홍근철 출몰식 케이지가 구비된 곤돌라

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JP2012127061A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Asahi Gakuen Group:Kk 工事用足場
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