JPH10310288A - 用紙整合装置およびこれを備えた画像形成装置ならびに用紙整合方法 - Google Patents

用紙整合装置およびこれを備えた画像形成装置ならびに用紙整合方法

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JPH10310288A
JPH10310288A JP12515397A JP12515397A JPH10310288A JP H10310288 A JPH10310288 A JP H10310288A JP 12515397 A JP12515397 A JP 12515397A JP 12515397 A JP12515397 A JP 12515397A JP H10310288 A JPH10310288 A JP H10310288A
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roller
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side edge
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JP12515397A
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English (en)
Inventor
Takuo Matsumura
拓夫 松村
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙のスキューおよびサイドレジを同時にし
かも滑らかに矯正すること。 【解決手段】 本発明は、搬入ローラ10によって用紙
Pを搬入し、搬入ローラ10より搬送方向下流側に設け
らた第1搬送ローラ20および第2搬送ローラ30によ
って用紙Pを搬送し、この搬送中に用紙Pの側端を検知
する用紙検知センサーS1で検知して、この検知結果に
基づき少なくとも第1搬送ローラ20を搬送方向と交わ
る方向に移動し、用紙Pの側端を用紙側端基準位置に整
合させる。この用紙整合時に搬入ローラ10で用紙Pを
挟む力を解除して用紙Pを滑らかに移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送中の用紙の側
端を所定の基準位置に合わせる用紙整合装置およびこれ
を備えた画像形成装置ならびに用紙整合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置において、搬送中の用紙が斜行(以下、単に
「スキュー」と言う。)したり、あるいは搬送方向と交
わる方向において位置ずれ(サイドレジストレーショ
ン)を生じた場合には、用紙に対して画像がずれた状態
で形成されてしまう。特に両面コピー機能を持つ複写機
等においては、第1面に画像を形成した後、反転装置で
用紙を反転してから第2面に画像を形成するため、搬送
中の用紙がスキューしたり、あるいはサイドレジストレ
ーション(以下、単に「サイドレジ」と言う。)がある
と、第1面と第2面との画像がずれてしまうことにな
る。
【0003】そこで、搬入した用紙の側端が所定の基準
位置に合うよう用紙を移動させる用紙整合装置が考えら
れている。例えば、用紙の先端をストッパーに突き当て
て用紙の向きを搬送方向に対して合わせたり(例えば、
特開昭63−225052号公報参照)、斜行ローラを
用いて用紙を搬送方向に対して斜め方向に移動して用紙
の側端を基準壁に突き当てるようにしている(例えば、
特開昭57−90344号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−225052号公報に記載される装置では、用紙
の先端をストッパーに突き当てるようにしているため、
用紙のスキューは防止できるもののサイドレジを合わせ
ることができない。しかも、用紙をストッパーに突き当
てる際に衝突音がするとともに、用紙を一旦停止させる
ことになり生産性向上の妨げとなる。
【0005】また、特開昭57−90344号公報に記
載される装置では、斜行ローラの搬送力によって用紙の
側端を基準壁に突き当てるようにしているため、その搬
送力が強すぎると用紙の紙厚が薄い場合には用紙が座屈
したり、逆に搬送力が弱すぎると用紙の紙厚が厚い場合
に用紙を基準壁まで搬送できなかったりし、適用できる
紙質の範囲が狭い。
【0006】そこで、特願平8−331852号の願書
に添付した明細書および図面に記載したように、搬送中
の用紙の側端を検知し、この検知結果に基づき用紙回転
手段で用紙を回転させて用紙のスキューおよびサイドレ
ジの矯正を同時に行う用紙整合装置が考えられている。
【0007】しかし、この用紙整合装置では、搬送中の
用紙を回転させて瞬時に用紙整合を行うことはできるも
のの、用紙回転手段とともにその用紙の搬送方向上流側
に設けられた用紙搬入手段によって用紙を挟んでいる
と、用紙整合時に用紙を滑らかに回転できず、整合精度
向上の妨げとなっている。
【0008】よって、本発明は、搬送される用紙のスキ
ューおよびサイドレジを同時に矯正するとともに、用紙
を滑らかに回転させて精度の高い整合を行う用紙整合装
置およびこれを備えた画像形成装置ならびに用紙整合方
法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような目的
を達成するために成されたものである。すなわち、本発
明は、用紙を搬入する搬入手段と、この用紙搬入手段よ
りも用紙の搬送方向下流側に設けられ、用紙搬入手段に
より搬入された用紙を搬送するとともに用紙を回転させ
る搬送回転手段と、搬送回転手段による搬送中の用紙の
側端を検知する用紙側端検知手段と、用紙側端検知手段
の検知結果に基づいて搬送回転手段による用紙の回転方
向を制御して用紙整合を行う制御手段と、制御手段によ
る用紙整合時に搬入手段で用紙を挟む力を解除する圧力
解除手段とを備えている用紙整合装置および画像形成装
置である。
【0010】また、本発明は、搬入手段によって用紙を
搬入する工程と、搬入手段から用紙の搬送および回転に
よって用紙の整合を行う搬送回転手段へ用紙を搬送する
工程と、搬送回転手段による用紙整合時に搬入手段で用
紙を挟む力を解除する工程とを備えている用紙整合方法
でもある。
【0011】本発明では、搬送中の用紙の側端を用紙側
端検知手段で検知し、この検知結果に基づいて制御手段
が搬送回転手段による用紙の回転方向を制御し、用紙の
整合を行う。また、搬送回転手段による用紙整合時に圧
力解除手段において搬入手段を制御し、搬入手段で用紙
を挟む力を解除している。これによって、搬入手段によ
る用紙を搬送方向へ搬送する力を失わせることができ、
搬送回転手段によって用紙を滑らかに回転できるように
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の用紙整合装置に
おける実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発
明の用紙整合装置における第1実施形態を説明する概略
平面図、図2は第1実施形態を説明する概略側面図であ
る。
【0013】図1に示すように、第1実施形態における
用紙整合装置は、フレームF1、F2に回転自在に支持
される回転軸10cおよびこの回転軸10cに固定され
ている搬入ローラ10と、搬入ローラ10の用紙Pの搬
送方向(図中矢印方向)下流側に設けられ、搬送方向に
おいて異なる位置に設けられる第1搬送ローラ20およ
び第2搬送ローラ30と、第1搬送ローラ20および第
2搬送ローラ30間の用紙側端基準位置上に配置される
用紙検知センサーS1とを備えている。
【0014】搬入ローラ10の回転軸10cは、フレー
ムF1、F2に取り付けられた軸受B1、B2に挿入さ
れている。また回転軸10cの端部には歯車G1が取り
付けられ、フレームF2、F3間に配置された歯車G4
と噛み合っている。この歯車G4は歯車G3、G2、G
5とともに回転するようになっている。
【0015】第1搬送ローラ20を固定する回転軸20
aおよび第2搬送ローラ30を固定する回転軸30aは
フレームF2、F3に取り付けられた軸受B3、B4お
よびB5、B6によって支持されている。また回転軸2
0a、30aのフレームF2、F3間には各々歯車G
3、G5が取り付けられている。歯車G3、G5の間に
は、モータM(例えば、サーボモータ、ステッピングモ
ータ)によって駆動する歯車G2が配置されている。
【0016】また、第1搬送ローラ20の回転軸20a
の端部には歯車22が設けられ、この歯車22がモータ
23の駆動によって回転する歯車21と噛み合ってい
る。さらに、歯車21を回転させるモータ23は、用紙
検知センサーS1から送られる検知信号に基づき制御を
行う制御回路40から指示を得る構成となっている。こ
の歯車21の回転によって歯車22が移動し、これにと
もない回転軸20aが搬送方向と交わる方向に移動する
ようになる。
【0017】また、図2に示すように、搬入ローラ10
における上側のローラ10aの回転軸10dには、ソレ
ノイド12の作動によって回転軸10dを上下動させる
アーム13が取り付けられている。さらに、このソレノ
イド12には、アーム13の上下動によるローラ10
a、10b間の圧力を制御する圧力制御部11が接続さ
れている。
【0018】このような構成において、モータMが回転
することで、その回転力を歯車2を介して歯車G5、G
3、G4、G1へ伝達し、回転軸10c、20a、30
aを回転させる。各回転軸10c、20a、30aの回
転によって搬入ローラ10、第1搬送ローラ20、第2
搬送ローラ30が回転し、搬入ローラ10から送り込ま
れた用紙Pは搬送方向に沿って進み、第1搬送ローラ1
0、第2搬送ローラ20によって順次送られる。
【0019】用紙検知センサーS1は、第1搬送ローラ
20に用紙Pが達した後からその用紙Pの側端を検知す
る。そして、用紙Pの側端を検知したか否かの検知出力
を制御回路40へ送る。制御回路40はこの検知出力に
基づきモータ23を駆動して歯車21を所定方向へ回転
させ、歯車22を介して回転軸20aおよび第1搬送ロ
ーラ20を搬送方向と交わる方向へ移動させる。
【0020】この用紙検知センサーS1から送られる検
知出力に基づく制御回路40での具体的な制御ロジック
を表1に示す。この表1では、制御回路40によってモ
ータ23をどの方向へ回転させるかを具体例としてい
る。
【0021】
【表1】
【0022】すなわち、用紙検知センサーS1が用紙P
の側端を検知しないとき、すなわち用紙無し(case
1)のときは、この用紙検知センサーS1の検知出力を
受けて制御回路40でモータ23を図のccw(反時計
回り)方向に回転させる。これにより第1搬送ローラ2
0の回転軸20aが図の左方向へ移動し、用紙検知セン
サーS1で用紙Pの側端を検知する位置まで用紙Pを移
動させる。
【0023】用紙検知センサーS1が用紙Pの側端を検
知したとき、すなわち用紙有り(case2)のとき
は、この用紙検知センサーS1の検知出力を受けて制御
回路40でモータ23を図のcw(時計回り)方向に回
転させる。これにより第1搬送ローラ20の回転軸20
aが図の右方向へ移動し、用紙検知センサーS1で用紙
Pの側端を検知しない位置まで用紙Pを移動させる。
【0024】図3は第1実施形態における制御回路の一
例を示す回路図である。図3において制御回路40は、
直流電源E11の正側と負側との間に直列に接続された
npnトランジスタQ11およびnpnトランジスタQ
12と、同様に直流電源E11の正側と負側との間に直
列に接続されたnpnトランジスタQ13およびnpn
トランジスタQ14と、これら各トランジスタQ11〜
Q14の各々に対して逆方向に並列接続されたダイオー
ドD11〜D14と、トランジスタQ13、Q14の各
ベースに対してトランジスタQ11、Q12の各ベース
と逆相の入力を与えるインバータIN11とから構成さ
れている。
【0025】また、用紙検知センサーS1は発光ダイオ
ード等から成る発光素子L1とフォトトランジスタ等か
ら成る受光素子PD1との対によって構成されており、
発光素子L1から出射した光が用紙Pで反射して受光素
子PD1に到達した場合には高レベル(以下、単に「H
レベル」と言う。)、発光素子L1から出射した光が受
光素子PD1に到達しない場合には低レベル(以下、単
に「Lレベル」と言う。)の信号を制御回路40へ出力
している。
【0026】この制御回路40において、トランジスタ
Q11、Q12の各エミッタ共通接続点にモータ23の
一端が接続され、トランジスタQ13、Q14の各エミ
ッタ共通接続点にモータ23の他端が接続されている。
そして、用紙検知センサーS1から検知出力が入力され
ると、この検知出力は直接トランジスタQ11、Q12
の各ベースに与えられるとともに、インバータIN11
で反転されてトランジスタQ13、Q14の各ベースに
与えられる。
【0027】今、用紙検知センサーS1からHレベルの
検知出力が入力されたとすると、トランジスタQ11、
Q14がオン状態、トランジスタQ12、Q13がオフ
状態となるためモータ23には図の左側から右側へ流れ
る直流電流が供給される。
【0028】一方、用紙検知センサーS1からLレベル
の検知出力が入力されたとすると、トランジスタQ1
2、Q13がオン状態、トランジスタQ11、Q14が
オフ状態となるため、モータ23には図の右側から左側
へ流れる直流電流が供給される。このように、用紙検知
センサーS1の検知結果に応じてモータ23の回転方向
が変わるため、第1搬送ローラ20の移動方向を制御で
きることになる。
【0029】このような第1実施形態における用紙整合
装置に用紙Pが搬入された場合、先ず搬入ローラ10を
構成する一対のローラ10a、10b間に用紙Pが挟ま
れた状態で搬送され、第1搬送ローラ20の位置まで到
達する。
【0030】そして、用紙Pは第1搬送ローラ20に挟
まれた状態で進み用紙検知センサーS1の位置まで到達
する。ここで用紙Pの側端を用紙検知センサーS1で検
知しなかった場合、表1に示す制御ロジックに基づき用
紙無し(case1)の制御すなわちモータ23をcc
w(反時計回り)方向に駆動し、第1搬送ローラ20を
図1に示す左方向へ移動する。これによって用紙Pが用
紙検知センサーS1側へ移動することになる。
【0031】一方、用紙Pの側端を用紙検知センサーS
1で検知した場合、表1に示す制御ロジックに基づき用
紙有り(case2)の制御すなわちモータ23をcw
(時計回り)方向に駆動し、第1搬送ローラ20を図1
に示す右方向へ移動する。これによって用紙Pが用紙検
知センサーS1から離れる方向へ移動する。
【0032】また、本実施形態の用紙整合装置では、用
紙Pが第1搬送ローラ20まで達し、用紙Pの整合動作
を行う際、図2に示す圧力制御部11からソレノイド1
2を作動させ、アーム13を介して搬入ローラ10の例
えば上側のローラ10aを上方に移動し、搬入ローラ1
0で用紙Pを挟む力(ニップ)を解除する。
【0033】これによって、搬入ローラ10での挟み込
み圧力が無くなり、用紙Pは第1搬送ローラ20によっ
て挟み込まれた状態となり、先に説明した第1搬送ロー
ラ20の搬送方向と交わる方向への移動によって用紙P
を滑らかに回転移動させることができる。
【0034】すなわち、用紙Pは搬入ローラ10での挟
み込み圧力が無くなった状態で第1搬送ローラ20から
第2搬送ローラ30まで順に進む。この間、第1搬送ロ
ーラ20および第2搬送ローラ30で用紙Pを搬送しな
がらその側端を用紙検知センサーS1で検知する。
【0035】そして、先に説明したように、用紙検知セ
ンサーS1が用紙Pの側端を検知しないとき(表1のc
ase1)は、制御回路40でモータ23を図1のcc
w(反時計回り)方向に回転させ、第1搬送ローラ20
の回転軸20aを図の左方向へ移動する。これにより、
用紙Pは用紙検知センサーS1で側端を検知する位置ま
で移動することになる。
【0036】また、用紙検知センサーS1が用紙Pの側
端を検知を検知したとき(表1のcase2)は、制御
回路40でモータ23を図1のcw(時計回り)方向に
回転させ、第1搬送ローラ20の回転軸20aを図の右
方向へ移動する。これにより、用紙Pは用紙検知センサ
ーS1で側端を検知しない位置まで移動することにな
る。
【0037】このように、搬入ローラ10のニップを解
除し、この状態で用紙Pを第1搬送ローラ20および第
2搬送ローラ30で搬送しながら第1搬送ローラ20を
搬送方向と交わる方向へ移動させることにより、用紙P
の側端を滑らかに用紙側端基準位置へ合わせていくこと
ができるようになる。
【0038】なお、用紙Pが第1搬送ローラ20および
第2搬送ローラ30の位置を通過した後は搬入ローラ1
0でのニップを元の圧力に戻しておき、次の用紙の搬送
に備えておく。
【0039】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図4は用紙整合装置における第2実施形態を説明する概
略平面図、図5は第2実施形態を説明する概略側面図で
ある。
【0040】図4に示すように、第2実施形態における
用紙整合装置は、フレームF1、F2に回転自在に支持
される回転軸10cおよびこの回転軸10cに固定され
ている搬入ローラ10と、搬入ローラ10の用紙Pの搬
送方向(図中矢印方向)下流側に設けられ、搬送方向に
おいて異なる位置に設けられる第1搬送ローラ20およ
び第2搬送ローラ30と、第1搬送ローラ20および第
2搬送ローラ30間の用紙側端基準位置上に配置される
2つの用紙検知センサーS1、S2とを備えている。
【0041】搬入ローラ10の回転軸10cは、フレー
ムF1、F2に取り付けられた軸受B1、B2に挿入さ
れている。また回転軸10cの端部には歯車G1が取り
付けられ、フレームF2、F3間に配置された歯車G4
と噛み合っている。この歯車G4は歯車G3、G2、G
5とともに回転するようになっている。
【0042】第1搬送ローラ20を固定する回転軸20
aおよび第2搬送ローラ30を固定する回転軸30aは
フレームF2、F3に取り付けられた軸受B3、B4お
よびB5、B6によって支持されている。また回転軸2
0a、30aのフレームF2、F3間には各々歯車G
3、G5が取り付けられている。歯車G3、G5の間に
は、モータM(例えば、サーボモータ、ステッピングモ
ータ)によって駆動する歯車G2が配置されている。
【0043】また、第1搬送ローラ20の回転軸20a
の端部には歯車22が設けられ、この歯車22がモータ
23の駆動によって回転する歯車21と噛み合ってい
る。さらに、歯車21を回転させるモータ23は、用紙
検知センサーS1から送られる検知信号に基づき制御を
行う制御回路40から指示を得る構成となっている。こ
の歯車21の回転によって歯車22が移動し、これにと
もない回転軸20aが搬送方向と交わる方向に移動する
ようになる。
【0044】これと同様に、第2搬送ローラ30の回転
軸30aの端部には歯車32が設けられ、この歯車32
がモータ33の駆動によって回転する歯車31と噛み合
っている。さらに、歯車31を回転させるモータ33
は、用紙検知センサーS2から送られる検知信号に基づ
き制御を行う制御回路50から指示を得る構成となって
いる。この歯車31の回転によって歯車32が移動し、
これにともない回転軸30aが搬送方向と交わる方向に
移動するようになる。
【0045】また、図5に示すように、搬入ローラ10
における上側のローラ10aの回転軸10dには、ソレ
ノイド12の作動によって回転軸10dを上下動させる
アーム13が取り付けられている。さらに、このソレノ
イド12には、アーム13の上下動によるローラ10
a、10b間の圧力を制御する圧力制御部11が接続さ
れている。
【0046】このような構成において、モータMが回転
することで、その回転力を歯車2を介して歯車G5、G
3、G4、G1へ伝達し、回転軸10c、20a、30
aを回転させる。各回転軸10c、20a、30aの回
転によって搬入ローラ10、第1搬送ローラ20、第2
搬送ローラ30が回転し、搬入ローラ10から送り込ま
れた用紙Pは搬送方向に沿って進み、第1搬送ローラ1
0、第2搬送ローラ20によって順次送られる。
【0047】用紙検知センサーS1、S2は、第1搬送
ローラ20に用紙Pが達した後に用紙Pの側端を検知す
る。そして、用紙Pの側端を検知したか否かの検知出力
を制御回路40、50へ送る。制御回路40、50はこ
の検知出力に基づきモータ23、33を駆動して歯車2
1、31を所定方向へ回転させ、歯車22、32を介し
て第1搬送ローラ20、第2搬送ローラ30を用紙Pの
搬送方向と垂直な方向へ各々移動させる。
【0048】この用紙検知センサーS1、S2から送ら
れる検知出力に基づく制御回路40、50での具体的な
制御ロジックを表2に示す。この表2では制御回路4
0、50によってモータ23、33をどの方向へ回転さ
せるかを具体例としている。
【0049】
【表2】
【0050】すなわち、用紙検知センサーS1が用紙P
の側端を検知しないとき、すなわち用紙無し(case
1)のときは、この用紙検知センサーS1の検知出力を
受けて制御回路40でモータ23を図のccw(反時計
回り)方向に回転させる。これにより第1搬送ローラ2
0の回転軸20aが図の左方向へ移動し、用紙検知セン
サーS1で用紙Pの側端を検知する位置まで用紙Pを移
動させる。
【0051】用紙検知センサーS1が用紙Pの側端を検
知したとき、すなわち用紙有り(case2)のとき
は、この用紙検知センサーS1の検知出力を受けて制御
回路40でモータ23を図のcw(時計回り)方向に回
転させる。これにより第1搬送ローラ20の回転軸20
aが図の右方向へ移動し、用紙検知センサーS1で用紙
Pの側端を検知しない位置まで用紙Pを移動させる。
【0052】また、用紙検知センサーS2が用紙Pの側
端を検知しないとき、すなわち用紙無し(case1)
のときは、この用紙検知センサーS2の検知出力を受け
て制御回路50でモータ33を図のccw(反時計回
り)方向に回転させる。これにより第2搬送ローラ30
の回転軸30aが図の左方向へ移動し、用紙検知センサ
ーS2で用紙Pの側端を検知する位置まで用紙Pを移動
させる。
【0053】用紙検知センサーS2が用紙Pの側端を検
知したとき、すなわち用紙有り(case2)のとき
は、この用紙検知センサーS2の検知出力を受けて制御
回路50でモータ33を図のcw(時計回り)方向に回
転させる。これにより第2搬送ローラ30の回転軸30
aが図の右方向へ移動し、用紙検知センサーS2で用紙
Pの側端を検知しない位置まで用紙Pを移動させる。
【0054】図6は第2実施形態における制御回路の一
例を示す回路図である。図6(a)において制御回路4
0は、直流電源E21の正側と負側との間に直列に接続
されたnpnトランジスタQ21およびnpnトランジ
スタQ22と、同様に直流電源E21の正側と負側との
間に直列に接続されたnpnトランジスタQ23および
npnトランジスタQ24と、これら各トランジスタQ
21〜Q24の各々に対して逆方向に並列接続されたダ
イオードD21〜D24と、トランジスタQ23、Q2
4の各ベースに対してトランジスタQ21、Q22の各
ベースと逆相の入力を与えるインバータIN21とから
構成されている。
【0055】また、用紙検知センサーS1は発光ダイオ
ード等から成る発光素子L2とフォトトランジスタ等か
ら成る受光素子PD2との対によって構成されており、
発光素子L2から出射した光が用紙Pで反射して受光素
子PD2に到達した場合には高レベル(以下、単に「H
レベル」と言う。)、発光素子L2から出射した光が受
光素子PD2に到達しない場合には低レベル(以下、単
に「Lレベル」と言う。)の信号を制御回路40へ出力
している。
【0056】この制御回路40において、トランジスタ
Q21、Q22の各エミッタ共通接続点にモータ23の
一端が接続され、トランジスタQ23、Q24の各エミ
ッタ共通接続点にモータ23の他端が接続されている。
そして、用紙検知センサーS1から検知出力が入力され
ると、この検知出力は直接トランジスタQ21、Q22
の各ベースに与えられるとともに、インバータIN21
で反転されてトランジスタQ23、Q24の各ベースに
与えられる。
【0057】一方、図6(b)において制御回路50
は、直流電源E31の正側と負側との間に直列に接続さ
れたnpnトランジスタQ31およびnpnトランジス
タQ32と、同様に直流電源E31の正側と負側との間
に直列に接続されたnpnトランジスタQ33およびn
pnトランジスタQ34と、これら各トランジスタQ3
1〜Q34の各々に対して逆方向に並列接続されたダイ
オードD31〜D34と、トランジスタQ33、Q34
の各ベースに対してトランジスタQ31、Q32の各ベ
ースと逆相の入力を与えるインバータIN31とから構
成されている。
【0058】また、用紙検知センサーS2は発光ダイオ
ード等から成る発光素子L3とフォトトランジスタ等か
ら成る受光素子PD3との対によって構成されており、
発光素子L3から出射した光が用紙Pで反射して受光素
子PD3に到達した場合には高レベル(以下、単に「H
レベル」と言う。)、発光素子L3から出射した光が受
光素子PD3に到達しない場合には低レベル(以下、単
に「Lレベル」と言う。)の信号を制御回路50へ出力
している。
【0059】この制御回路50において、トランジスタ
Q31、Q32の各エミッタ共通接続点にモータ33の
一端が接続され、トランジスタQ33、Q34の各エミ
ッタ共通接続点にモータ33の他端が接続されている。
そして、用紙検知センサーS2から検知出力が入力され
ると、この検知出力は直接トランジスタQ31、Q32
の各ベースに与えられるとともに、インバータIN31
で反転されてトランジスタQ33、Q34の各ベースに
与えられる。
【0060】今、用紙検知センサーS1、S2からHレ
ベルの検知出力が入力されたとすると、トランジスタQ
21、Q24、トランジスタQ31、Q34がオン状
態、トランジスタQ22、Q23、トランジスタQ3
2、Q33がオフ状態となるため、モータ23、33に
は図の左側から右側へ流れる直流電流が供給される。
【0061】一方、用紙検知センサーS1、S2からL
レベルの検知出力が入力されたとすると、トランジスタ
Q22、Q23、トランジスタQ32、Q33がオン状
態、トランジスタQ21、Q24、トランジスタQ3
1、Q34がオフ状態となるため、モータ23、33に
は図の右側から左側へ流れる直流電流が供給される。こ
のように、用紙検知センサーS1、S2の検知結果に応
じてモータ23、33の回転方向が変わるため、第1搬
送ローラ20、第2搬送ローラ30の移動方向を制御で
きることになる。
【0062】このような第2実施形態における用紙整合
装置に用紙Pが搬入された場合、先ず搬入ローラ10を
構成する一対のローラ10a、10b間に用紙Pが挟ま
れた状態で搬送され、第1搬送ローラ20の位置まで到
達する。
【0063】そして、用紙Pは第1搬送ローラ20に挟
まれた状態で進み用紙検知センサーS1の位置まで到達
する。ここで用紙Pの側端を用紙検知センサーS1で検
知しなかった場合、表2に示す制御ロジックに基づき用
紙無し(case1)の制御すなわちモータ23をcc
w(反時計回り)方向に駆動し、第1搬送ローラ20を
図4に示す左方向へ移動する。これによって用紙Pが用
紙検知センサーS1側へ移動することになる。
【0064】一方、用紙Pの側端を用紙検知センサーS
1で検知した場合、表2に示す制御ロジックに基づき用
紙有り(case2)の制御すなわちモータ23をcw
(時計回り)方向に駆動し、第1搬送ローラ20を図4
に示す右方向へ移動する。これによって用紙Pが用紙検
知センサーS1から離れる方向へ移動する。
【0065】また、本実施形態の用紙整合装置では、用
紙Pが第1搬送ローラ20まで達し、用紙Pの整合動作
を行う際、図5に示す圧力制御部11からソレノイド1
2を動作させ、アーム13を介して搬入ローラ10にお
ける例えば上側のローラ10aを上方に移動し、搬入ロ
ーラ10で用紙Pを挟む力すなわちニップを解除する。
【0066】これによって、搬入ローラ10での挟み込
み圧力が無くなり、用紙Pは第1搬送ローラ20によっ
て挟み込まれた状態となる。つまり、先に説明した第1
搬送ローラ20の搬送方向と交わる方向への移動によっ
て用紙Pを滑らかに回転移動させることができる。
【0067】また、第2実施形態では、用紙Pが第2搬
送ローラ30の位置まで達した段階で用紙検知センサー
S2によって用紙Pの側端の検知を行う。ここで用紙P
の側端を用紙検知センサーS2で検知しなかった場合、
表2に示す制御ロジックに基づき用紙無し(case
1)の制御すなわちモータ33をccw(反時計回り)
方向に駆動し、第2搬送ローラ30を図4に示す左方向
へ移動する。これによって用紙Pが用紙検知センサーS
2側へ移動することになる。
【0068】一方、用紙Pの側端を用紙検知センサーS
2で検知した場合、表2に示す制御ロジックに基づき用
紙有り(case2)の制御すなわちモータ33をcw
(時計回り)方向に駆動し、第2搬送ローラ30を図4
に示す右方向へ移動する。これによって用紙Pが用紙検
知センサーS2から離れる方向へ移動する。
【0069】また、用紙Pが第1搬送ローラ20まで達
した段階で図5に示す圧力制御部11によって搬入ロー
ラ10での用紙Pのニップが無くなっているため、用紙
Pは第2搬送ローラ30によって挟み込まれた状態とな
り、第2搬送ローラ30の搬送方向と交わる方向へ滑ら
かに移動できるようになる。
【0070】この用紙検知センサーS1の検知結果に基
づいた第1搬送ローラ20の移動および用紙検知センサ
ーS2の検知結果に基づいた第2搬送ローラ30の移動
は各々独立して行われる。
【0071】すなわち、用紙検知センサーS1で用紙P
の側端を検知せず、用紙検知センサーS2で用紙Pの側
端を検知した場合には、表2に示す制御ロジックに基づ
き、用紙検知センサーS1は(case1)、用紙検知
センサーS2は(case2)となる。
【0072】これにより、モータ23がccw(反時計
回り)方向に回転して第1搬送ローラ20の回転軸20
aが図4における左方向へ移動し、モータ33がcw
(時計回り)方向に回転して第2搬送ローラ30の回転
軸30aが図4における右方向へ移動する。用紙Pはこ
れら回転軸20a、30aの移動によって図4における
時計回り方向へ瞬時に回転することになる。
【0073】一方、用紙検知センサーS1で用紙Pの側
端を検知し、用紙検知センサーS2で用紙Pの側端を検
知しない場合には、表2に示す制御ロジックに基づき、
用紙検知センサーS1は(case2)、用紙検知セン
サーS2は(case1)となる。
【0074】これにより、モータ23がcw(時計回
り)方向に回転して第1搬送ローラ20の回転軸20a
が図4における右方向へ移動し、モータ33がccw
(反時計回り)方向に回転して第2搬送ローラ30の回
転軸30aが図4における左方向へ移動する。用紙Pは
これら回転軸20a、30aの移動によって図4におけ
る反時計回り方向へ瞬時に回転することになる。
【0075】さらに、用紙検知センサーS1、S2とも
用紙Pの側端を検知しない場合には、表2に示す制御ロ
ジックに基づき、各用紙検知センサーS1、S2は両方
(case1)となる。
【0076】これにより、モータ23、33がccw
(反時計回り)方向に回転して第1搬送ローラ20の回
転軸20aおよび第2搬送ローラ30の回転軸30aが
図4における左方向へ移動する。つまり、これら回転軸
20a、30aの同方向(図中左方向)への移動によっ
て用紙Pは図4における左方向へ平行移動することにな
る。
【0077】反対に、用紙検知センサーS1、S2とも
用紙Pの側端を検知した場合には、表2に示す制御ロジ
ックに基づき、各用紙検知センサーS1、S2は両方
(case2)となる。
【0078】これにより、モータ23、33がcw(時
計回り)方向に回転して第1搬送ローラ20の回転軸2
0aおよび第2搬送ローラ30の回転軸30aが図4に
おける右方向へ移動する。つまり、これら回転軸20
a、30aの同方向(図中右方向)への移動によって用
紙Pは図4における右方向へ平行移動することになる。
【0079】これにより、搬送中の用紙Pを図の時計回
りまたは反時計回りの両方向に回転させることができる
とともに平行移動させることができ、瞬時に用紙Pのス
キューおよびサイドレジの矯正を行うことができるよう
になる。
【0080】なお、用紙Pが第1搬送ローラ20および
第2搬送ローラ30の位置を通過した後は搬入ローラ1
0でのニップを元の圧力に戻しておき、次の用紙の搬送
に備えておく。
【0081】次に、上記説明した第1および第2実施形
態における用紙整合装置を備える画像形成装置での当該
用紙整合装置の配置例を図7および図8の模式図に基づ
いて説明する。図7は用紙の片面に画像を形成する画像
形成装置への配置例、図8は用紙の両面に画像を形成す
る画像形成装置への配置例を示している。なお、各図で
は上記第2実施形態における用紙整合装置を配置する場
合を例としている。
【0082】図7に示す画像形成装置では、給紙部10
1、102から用紙を搬入し、画像形成部103におい
て用紙の片面に所定のトナー像を転写し、定着部104
にてそのトナー像を定着させている。
【0083】このような画像形成装置において、本実施
形態の用紙整合装置を画像形成部103の搬送方向手前
に配置し、画像形成部103に用紙が搬送される直前で
用紙のスキューおよびサイドレジの矯正を行っている。
【0084】すなわち、第1搬送ローラ20および第2
搬送ローラ30を画像形成部103の搬送方向手前に設
け、その間に2つの用紙検知センサーS1、S2を配置
する。また、給紙部101、102から第1搬送ローラ
20までの搬送経路途中に搬入ローラ10を配置する。
【0085】搬入ローラ10は先に説明したように、用
紙が第1搬送ローラ20の位置まで達した段階でそのニ
ップを解除できるようになっている。つまり、用紙が画
像形成部103の搬送方向手前の第1搬送ローラ20、
第2搬送ローラ30の位置で基準位置に整合される際に
は搬入ローラ10でのニップが解除されており、画像形
成部103の搬送方向手前で瞬時に基準位置に整合され
ることになる。
【0086】図8に示す画像形成装置では、給紙部10
1から用紙を搬入し、画像形成部103において用紙の
一方の面に所定のトナー像を転写し、定着部104にて
そのトナー像を定着させる。その後、用紙は反転ローラ
105へと送られ、ここで反転された後、再び画像形成
部103へ送られ、用紙の他方の面に所定のトナー像が
転写され、定着部104にてそのトナー像を定着させ
る。
【0087】このような画像形成装置において、本実施
形態の用紙整合装置を反転ローラ105から画像形成部
103までの搬送経路途中に配置し、反転した用紙が画
像形成部103に搬送される直前で用紙のスキューおよ
びサイドレジの矯正を行っている。
【0088】また、用紙を反転させて両面に画像を形成
する画像形成装置では、反転ローラ105に予めニップ
解除機能が設けられている。したがって、この画像形成
装置に本実施形態の用紙整合装置を配置する場合には、
この反転ローラ105を上記説明した搬入ローラ10の
代わりに用いるようにする。
【0089】すなわち、第1搬送ローラ20および第2
搬送ローラ30を反転ローラ105から画像形成部10
3までの搬送経路途中に配置し、その間に2つの用紙検
知センサーS1、S2を配置し、反転ローラ105を搬
入ローラ10の代わりに用いて用紙整合装置を構成す
る。
【0090】これにより、用紙が反転ローラ105で反
転した後、画像形成部103まで搬送される間に第1搬
送ローラ20、第2搬送ローラ30の位置で基準位置に
整合される。この整合の際には反転ローラ105のニッ
プを解除しておくことで、反転した用紙が画像形成部1
03へ搬送される直前で瞬時に基準位置に整合されるこ
とになる。
【0091】なお、図7および図8に示す配置例では、
いずれも第2実施形態における用紙整合装置を用いた例
を示したが、第1実施形態における用紙整合装置を配置
する場合であっても同様である。また、画像形成装置内
に用紙整合装置を配置する位置としては図7および図8
に示す例に限定されず、用紙の搬送経路内でスキューお
よびサイドレジを矯正する位置に適宜設けるようにすれ
ばどのような位置であっても適用可能である。
【0092】また、上記説明した第1実施形態および第
2実施形態では、いずれも用紙Pの搬送方向において異
なる位置に第1搬送ローラ20と第2搬送ローラ30と
を配置し、少なくとも第1搬送ローラ20を搬送方向と
交わる方向に移動させることで用紙Pの回転を行うもの
について説明したが、これ以外にも、搬送方向と交わる
方向において異なる位置に2つの搬送ローラを配置し、
各々のローラの回転速度を変えることによって用紙Pを
回転させるものであっても適用可能である。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の用紙整合
装置によれば次のような効果がある。すなわち、本発明
では搬送中の用紙の側端を用紙検知手段で検知し、その
側端が基準位置に合うよう搬送回転手段で用紙の回転を
行っているため、スキューとれじサイドレジとを同時に
矯正でき、しかも整合を行う際には搬入ローラで用紙を
挟む力を解除していることから、紙質等に影響を受けず
用紙を滑らかに回転できるようになり、整合精度の向上
を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態を説明する概略平面図である。
【図2】 第1実施形態を説明する概略側面図である。
【図3】 第1実施形態における制御回路の一例を示す
回路図である。
【図4】 第2実施形態を説明する概略平面図である。
【図5】 第2実施形態を説明する概略側面図である。
【図6】 第2実施形態における制御回路の一例を示す
回路図である。
【図7】 画像整合装置の配置例を説明する模式図(そ
の1)である。
【図8】 画像整合装置の配置例を説明する模式図(そ
の2)である。
【符号の説明】
10 搬入ローラ 11 圧力制御部 20 第1搬送ローラ 30 第2搬送ローラ 40、50 制御回路 P 用紙

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を搬入する搬入手段と、 前記用紙搬入手段よりも用紙の搬送方向下流側に設けら
    れ、該用紙搬入手段により搬入された用紙を搬送すると
    ともに該用紙を回転させる搬送回転手段と、 前記搬送回転手段による搬送中の用紙の側端を検知する
    用紙側端検知手段と、 前記用紙側端検知手段の検知結果に基づいて前記搬送回
    転手段による前記用紙の回転方向を制御して用紙整合を
    行う制御手段と、 前記制御手段による用紙整合時に前記搬入手段で前記用
    紙を挟む力を解除する圧力解除手段とを備えていること
    を特徴とする用紙整合装置。
  2. 【請求項2】 前記用紙側端検知手段は1つのセンサー
    を備えており、 前記制御手段は前記1つのセンサーによる用紙の検知結
    果に基づいて前記搬送回転手段による用紙の回転を制御
    することを特徴とする請求項1記載の用紙整合装置。
  3. 【請求項3】 前記用紙検知手段は2つのセンサーを備
    えており、 前記制御手段は前記2つのセンサーによる用紙の検知結
    果に基づいて前記搬送回転手段による用紙の回転を制御
    することを特徴とする請求項1記載の用紙整合装置。
  4. 【請求項4】 前記用紙の表裏を反転させる反転手段を
    備えており、 前記反転手段と前記搬入手段とを兼用することを特徴と
    する請求項1記載の用紙整合装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のうちいずれか1項に記
    載の用紙整合装置を備えていることを特徴とする画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記用紙整合装置を印字部よりも用紙の
    搬送方向上流側に配置したことを特徴とする請求項5記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記用紙整合装置を両面印字用の搬送路
    に配置したことを特徴とする請求項5記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 搬入手段によって用紙を搬入する工程
    と、 前記搬入手段から前記用紙の搬送および回転によって該
    用紙の整合を行う搬送回転手段へ該用紙を搬送する工程
    と、 前記搬送回転手段による用紙整合時に前記搬入手段で前
    記用紙を挟む力を解除する工程とを備えていることを特
    徴とする用紙整合方法。
JP12515397A 1997-05-15 1997-05-15 用紙整合装置およびこれを備えた画像形成装置ならびに用紙整合方法 Pending JPH10310288A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7806403B2 (en) 2007-11-27 2010-10-05 Canon Kabushiki Kaisha Sheet conveying apparatus and image forming apparatus
US9348291B2 (en) * 2014-10-10 2016-05-24 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and image forming system with correction mechanism
WO2017020179A1 (en) * 2015-07-31 2017-02-09 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Stalling operation of imaging devices
JP2017072646A (ja) * 2015-10-05 2017-04-13 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2017114675A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 エスプリンティンソリューション株式会社 媒体搬送装置

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