JPH10307996A - 駐車場管理方法及びその装置 - Google Patents

駐車場管理方法及びその装置

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JPH10307996A
JPH10307996A JP12800397A JP12800397A JPH10307996A JP H10307996 A JPH10307996 A JP H10307996A JP 12800397 A JP12800397 A JP 12800397A JP 12800397 A JP12800397 A JP 12800397A JP H10307996 A JPH10307996 A JP H10307996A
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JP
Japan
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parking lot
party
parking
time
vehicle
Prior art date
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JP12800397A
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English (en)
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Gunpei Yokoi
軍平 横井
Noriyasu Tsunoda
典保 角田
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KOTO KK
Original Assignee
KOTO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車場を所有又は使用契約のいずれかによっ
て合法的に使用している駐車場使用者が該駐車場の空い
ている時間帯を第三者に有料使用させることができる駐
車場管理装置を提供する。 【解決手段】 駐車場の空き時間を入力する空き時間設
定スイッチ19と駐車場を駐車場使用者が使用するもの
であるか或いは前記第三者に使用させるものであるかを
選択する切換スイッチ18と第三者の車両の入出庫を管
理する制御部23とを設けて駐車場を第三者に使用させ
るものである場合に車両の入出庫を管理するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場を所有又は
使用契約のいずれかによって合法的に使用している駐車
場使用者が該駐車場の空いている時間帯を第三者に有料
使用させることができる駐車場管理方法及びその装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、車両が一台駐車できる駐車
場にそれぞれ設けられた駐車場管理装置や前記各駐車場
を集中管理する駐車場管理装置は広範に採用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、所有者又は契
約使用者によって合法的に使用されている車両が一台駐
車できる駐車場に、前記従来の駐車場管理装置が採用さ
れていても、該駐車場の合法的使用者が当該駐車場から
自家用車等を出庫した後は再び戻ってくるまで空の駐車
場のまま長時間放置されており、また、空の駐車場に第
三者が無断駐車することによって種々のトラブルが発生
しているのが現状である。
【0004】本発明は、所有又は使用契約のいずれかに
よって合法的に使用されている駐車場の空いている時間
帯に当該駐車場を第三者に有料使用させることができる
ように当該第三者の車両の入出庫を管理する駐車場管理
方法及びその装置を提供することを技術的課題とするも
のであり、本発明者が知るかぎり、このような駐車場管
理装置は存在しない。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題は、次の
通りの本発明によって解決できる。即ち、本発明に係る
駐車場管理方法は、車両が一台駐車できる駐車場を所有
又は使用契約のいずれかによって合法的に使用している
駐車場使用者が該駐車場の空いている時間帯を第三者に
有料使用させるために該駐車場を管理する駐車場管理方
法であって、前記駐車場を前記駐車場使用者が使用する
ものか或いは前記第三者に使用させるものであるかを選
択する選択手段を設けて前記駐車場を前記第三者に使用
させるものである場合に第三者の車両の入出庫を時間管
理するようにしたものである。
【0006】また、本発明に係る駐車場管理装置は、車
両が一台駐車できる駐車場を所有又は使用契約のいずれ
かによって合法的に使用している駐車場使用者が該駐車
場の空いている時間帯を第三者に有料使用させることが
できる駐車場管理装置であって、前記駐車場の空き時間
を入力する入力手段と前記駐車場を前記駐車場使用者が
使用するものであるか或いは前記第三者に使用させるも
のであるかを選択する選択手段と前記第三者の車両の入
出庫を管理する駐車場管理手段とを設け、前記駐車場を
前記第三者に使用させるものである場合に車両の入出庫
を管理するようになっている。
【0007】また、本発明は、前記駐車場管理装置にお
いて、選択手段を切換スイッチとしたものである。
【0008】また、本発明は、前記いずれかの駐車場管
理装置において、ランダムに取り出される音声データ記
憶部を含んでいるものである。
【0009】さらに、本発明は、前記いずれかの駐車場
管理装置において、カレンダー機能を備えており駐車場
を日を跨がって第三者に使用させることができるもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0011】実施の形態1.
【0012】図1は本発明に係る駐車場管理装置の斜視
図、図2は図1に示す駐車場管理装置の空き時間入力部
の拡大正面図であり、入力部保護蓋が開いた状態を示し
ている。また、図3は図1に示す駐車場管理装置の設置
方法を説明する図、図4は本発明に係る駐車場管理装置
を説明するブロック図、図5,図6,図7及び図8は本
発明に係る駐車場管理装置を制御するプログラムを説明
するフローチャート図、図9は図4に示す外部記憶部を
説明する図である。
【0013】これらの図において、1は車両を一台駐車
できる駐車場を月極契約によって合法的に使用している
駐車場使用者(以下、「オーナー」ともいう。)が該駐
車場の空いた時間帯を第三者に有料使用させるために該
駐車場を管理するボックス型の駐車場管理装置であり、
各駐車場に一台ずつ設置される。該駐車場管理装置1の
正面パネルには、駐車場が使用可能であることを第三者
に知らせる空き表示部2と使用できない旨を知らせる駐
車不可表示部3と駐車場を使用した第三者が駐車料金を
支払うコイン投入口4及び返却口5と駐車場利用方法を
説明した利用方法表示窓6とオーナーが駐車場の空き時
間を入力する空き時間入力部7と第三者が使用した時間
を表示する使用時間表示部8と駐車場を使用した駐車料
金を表示する使用料金表示部9と入庫した車両Cを感知
する反射型監視センサー10と駐車場の使用者にメッセ
ージを送るスピーカー11が配置されており、上面に
は、不法駐車(迷惑駐車)に注意を促す回転式表示灯1
2が設けられている。また、駐車場管理装置1には駐車
場に駐車した第三者の車両のタイヤを固定するロック機
構13(図3参照)と不法駐車の車両を撮影する監視カ
メラ14が設けられている。また、15は駐車場管理装
置1の支柱であり、図3の(a),(b)に示すように
各駐車場に一台ずつ立設される。
【0014】前記コイン投入口4は、投入されたコイン
の種類を割り出すコイン投入感知部16に連通してお
り、コイン投入感知部16はコインカウンタ部17に連
動している(図4参照)。
【0015】また、前記空き時間入力部7には、図2に
示すように、駐車場をオーナーが使用するのか(オーナ
ーモード)或いは第三者に使用させるのか(第三者モー
ド)のいずれかを選択する切換スイッチ18と、何時ま
で空いているかを入力する日付、午前,午後及び時間設
定ボタン(19a,19b,19c)からなる空き時間
設定スイッチ(入力手段)19と、空き時間設定スイッ
チ19により設定された空き時間を表示する空き時間表
示部20が設けられ、また、オーナーが所持する鍵で開
閉できる鍵穴21付きの入力部保護蓋22が取り付けら
れており、オーナー以外は空き時間入力部7の各スイッ
チを操作できないようになっている。また、前記切換ス
イッチ18をオーナーモードから第三者モードに切り換
えた際に、前記空き時間設定スイッチ19により設定さ
れた空き時間が適正な値であるをチェックすると共に記
憶されるようになっている。
【0016】また、23は、図4に示すように、切換ス
イッチ18からの切換信号を受けて空き時間空き表示部
2或いは不可表示部3へ表示信号を出力し、空き時間設
定スイッチ19からの設定信号を受けて設定された空き
時間をチェックし、監視センサー10からの車両信号を
受けてロック機構13へロック信号を出力し、また、表
示灯12へ点灯信号を出力し、コイン投入感知部16か
らの感知信号及びコインカウンタ部17からの加算信号
を受けて投入金額をチェックすると共に監視カメラ15
を制御し、各条件に従ってスピーカ11に音声を出力す
る制御部であり、該制御部23は、図5〜図8に示すフ
ローチャートに基づく駐車場管理プログラムを実行する
CPU24と、該駐車場管理プログラムを記憶した主記
憶部25と、予め定められた音声データを記憶した第一
記憶部(メモリーa〜メモリーh)26と複数の音声デ
ータの中からランダムに取り出される音声データを記憶
した第二記憶部(メモリーM1〜メモリーM3)27と
からなる外部記憶部28と、各種入力信号の入力タイミ
ングを調整する入力保護部29と、各種出力信号の出力
タイミングを調整する出力保護部30と、外部記憶部2
8から取り出された音声データを合成して音声信号を出
力する音声合成部31と、音声合成部31で合成された
音声信号をアナログに変換するD−A変換部32と、ア
ナログに変換された音声を増幅する増幅部33とからな
る。
【0017】次に、図5〜図8に示すフローチャートに
基づいて動作を説明する。
【0018】駐車場管理装置1の電源が投入されると装
置全体が初期化される(ステップS1)。即ち、ロック
機構13が作動している状態であればロックを解除し、
表示灯12が点灯しておれば消し、空き時間表示部2
0、使用時間表示部8及び使用料金表示部9の表示数値
をクリアすると共に駐車できる残り時間カウンタ(CP
U24に内蔵)をクリアする。次に、オーナーが鍵で入
力部保護蓋22を開け、第三者モードを選択するために
切換スイッチ18をオーナーモードから第三者モードに
切り換えると、第三者使用可能の切換信号(以下、「第
三者使用可能信号」という。)がCPU24に入力さ
れ、CPU24はこの第三者使用可能信号を受けて主記
憶部25に格納された駐車場管理プログラムを実行する
が、空き時間設定スイッチ19の日設定スイッチ19
a、午前,午後設定スイッチ19b、時間設定スイッチ
19cの操作により空き時間が設定されると空き時間表
示部20に設定された空き時間が表示され、続いて、切
換スイッチ18がオーナーモードから第三者モードに切
り換えられたか否か、即ち、切換スイッチ18からの第
三者使用可能信号がCPU24に入力された否かを判断
し(ステップS2)、第三者使用可能信号が入力されな
ければステップS3の音声処理1を実行してステップS
2にジャンプする。音声処理1では、第一記憶部26の
メモリaに格納された入力指示音声(例えば、「空き時
間を入力してください。」)となる音声データを取り出
し、音声合成部31で合成し、D−A変換部32にてア
ナログの入力指示音声に変換し、増幅部32にて増幅し
た後、スピーカー11から出力する。
【0019】ステップS2において、第三者モードに切
り換えられた場合は、日,午前,午後、時間からなる設
定信号の時間の入力値が適正か否か、即ち、入力された
日付が過去の日時でなく、且つ予め設定された限界時間
(第三者が駐車場を使用した場合にトラブルが起こる可
能性が高い時間、例えば、30分間等)内であれば入力
値が不適正と判断し(ステップS4)、ステップS5の
音声処理2を実行してステップS2へジャンプする。音
声処理2では、第一記憶部26のメモリbに格納された
再入力指示音声(例えば、「再入力お願いします。」)
となる音声データを取り出して前記音声処理1と同等に
アナログの再入力指示音声に変換した後、スピーカー1
1から出力する。
【0020】ステップS4において、前記設定信号の入
力値が適正であれば、ステップS6の管理処理1を実行
し、続いてステップS7の音声処理3を実行する。管理
処理1では、表示信号を空き表示部2へ出力して空き表
示部2の『空き』を表示させる。また、音声処理3で
は、第一記憶部26のメモリcに格納されたセット完了
音声(例えば、「セット完了しました。いってらっしゃ
いませ。」)となる音声データを取り出し前記音声処理
1と同等にアナログのセット完了音声に変換した後、ス
ピーカー11から出力する。
【0021】第三者モードとなった駐車場管理装置1は
駐車場を管理するためにCPU24にて駐車できる残り
時間のカウントを開始するが、駐車可能な時間であるか
否か、即ち、駐車場を第三者が使用できない限界時間内
となったか否かを判断し(ステップS8)、駐車不可能
な時間となれば、図7に示すフローチャートへ進み、駐
車可能であれば、監視センサー10から車両信号が入力
されたか否か、即ち、駐車場へ車両が入庫したか否かを
判断し(ステップS9)、駐車場へ車両が入庫していな
ければステップS8へジャンプする。入庫すれば入庫し
た車両がオーナーの車両であるか否かを判断するため
に、第三者モードであるか否か、即ち、オーナーが入力
部保護蓋22を鍵で開けて切換スイッチ18をオーナー
モードに切り換えたか否かを判断し(ステップS10)、
オーナーモードとなっておれば、ステップS1へジャン
プして装置全体を初期化して駐車場管理待ちとなる。ス
テップS10において、第三者モードのままであれば、第
三者の車両と判断してステップS11の音声処理4を実行
し、続いてステップS12の管理処理2を実行する。音声
処理4では、第一記憶部26のメモリdに格納された入
庫挨拶音声(例えば、「ご利用ありがとうございます。
ご利用方法を良くお読みの上、時間内にお戻り下さ
い。」)となる音声データを取り出し前記音声処理1と
同等にアナログの入庫挨拶音声に変換した後、スピーカ
ー11から出力する。また、管理処理2では、ロック機
構13を作動させて車両のタイヤをロックすると共に駐
車時間のカウントを開始する。
【0022】前記ステップS8において、駐車不可能な
時間であると判断した場合は、ステップS13の管理処理
3を実行する。管理処理3では、空き表示部2の『空
き』を消すと共に表示信号を駐車不可表示部3へ出力し
て駐車不可表示部3の『駐車不可』を表示させる。続い
てステップS14において車両が入庫するまでループす
る。入庫すれば入庫した車両がオーナーの車両であるか
否かを判断するために、第三者モードであるか否かを判
断し(ステップS15)、オーナーモードとなっておれ
ば、ステップS1へジャンプして装置全体を初期化して
駐車場管理待ちとなる。第三者モードであれば、ステッ
プS16の音声処理5を実行する。音声処理5では、第一
記憶部26のメモリeに格納された第一不法駐車警告音
声(例えば、「迷惑駐車ですよ!速やかに車を出してく
ださい。」)となる音声データを取り出し前記音声処理
1と同等にアナログの第一不法駐車警告音声に変換した
後、スピーカー11から出力する。前記不法駐車警告音
声を聞いた第三者が車両を出庫したか否かを判断するた
めに所定時間(トラブルの起こらない出庫時間、例えば
2,3分)経過後、監視センサー10から車両信号が入
力されているか否かを判断し(ステップS17)、出庫し
ていなければステップS18の管理処理4を実行し、続い
てステップS19の音声処理6を実行する。管理処理4で
は、監視カメラ14で車両を撮影し、不法駐車のフラグ
を立て、表示灯12を点灯させ、さらに、ロック機構1
3を作動させて車両のタイヤをロックすると共に駐車時
間のカウントを開始する。音声処理6では、第一記憶部
26のメモリfに格納された不法駐車登録完了音声(例
えば、「割高駐車料金でのご利用です。速やかにお戻り
ください。」)となる音声信号を取り出し前記音声処理
1と同等にアナログの不法駐車登録完了音声に変換した
後、スピーカー11から出力する。前記ステップS17に
おいて、出庫したと判断した場合にはステップS14にジ
ャンプする。
【0023】前記ステップS12における管理処理2が実
行された後、又は、前記ステップS19の音声処理6が実
行された後は、図8に示すように、コイン投入感知部1
6から感知信号が入力されたか否か、即ち、コイン投入
口4からコインが投入されか否かを判断し(ステップS
20)、感知信号が入力されればコインカウンタ部17か
らの加算信号を受けて(ステップS21)、不法駐車のフ
ラグが立っているか否か、即ち、不法駐車か否かを判断
し(ステップS22)、不法駐車でなければ所定駐車料金
を当て(ステップS23)、不法駐車であれば割高料金を
当てた後(ステップS24)、駐車時間から駐車料金金額
を演算してコインカウンタ部17からの加算信号と駐車
料金金額とを比較して駐車料金金額となったか否かを判
断する(ステップS25)。そして、駐車料金金額となっ
ていなければステップS20にジャンプし、駐車料金金額
となれば、ステップS26の管理処理5を実行し、続いて
ステップS27の音声処理7を実行し、最後に、ステップ
S28の音声処理8を実行してステップS8へジャンプす
る。管理処理5では、駐車時間のカウント値、使用時間
表示部8及び使用料金表示部9をクリアし、タイヤのロ
ックを解除すると共に表示灯12を消す。また、音声処
理7では、第一記憶部26のメモリーgに格納された出
庫挨拶音声(例えば、「ご利用ありがとうございまし
た。」)となる音声信号を取り出し、前記音声処理1と
同等にアナログの出庫挨拶音声に変換した後、スピーカ
ー11から出力する。そして、音声処理8では、第二記
憶部27のメモリーM1〜M3に格納された曖昧挨拶音
声(例えば、M1には「気〜つけてお帰りやす。」,M
2には「又、おこしとくれやす、お待ち申し上げてま
す。」,M3には「高こうしてすんません。」)となる
音声データを乱数を発生させてランダムに取り出し、前
記音声処理1と同等にアナログの曖昧挨拶音声に変換し
た後、スピーカー11から出力する。
【0024】前記ステップS20において、コイン投入感
知部16から感知信号が入力されない場合は、駐車可能
な時間であるか否か、即ち、駐車場を第三者が使用でき
ない限界時間内となったか否かを判断し(ステップS2
9)、駐車可能な時間であればステップS20にジャンプ
し、駐車不可能な時間となれば、不法駐車のフラグが立
っているか否かを判断し(ステップS30)、フラグが立
っていなければ、ステップS31の管理処理6を実行し、
続いてステップS32の音声処理9を実行してステップS
20にジャンプする。管理処理6では、監視カメラ10で
不法駐車となった車両を撮影し、表示灯12を点灯さ
せ、音声処理9では、第一記憶部26のメモリーhに格
納された第二不法駐車警告音声(例えば、「駐車時間を
オーバーしています。速やかに車を出してくださ
い。」)となる音声データを取り出し、前記音声処理1
と同等にアナログの第二不法駐車警告音声に変換した
後、スピーカー11から出力する。ステップS30におい
てフラグが立っていればステップS32にジャンプする。
【0025】なお、CPU24は第三者モードからオー
ナーモードへの切換信号が入力されれば、割り込み信号
と判断してステップ1にジャンプして駐車場管理装置1
を初期化するようになっている。
【0026】本実施の形態では、駐車場をオーナー以外
の第三者が使用するものであることを知らせる切換スイ
ッチ18を設けてこの切換スイッチ18をオーナーモー
ドから第三者モードに切り換えることにより切換スイッ
チ18から第三者使用可能信号が出力され、この第三者
使用可能信号を受けた制御部22が車両の入出庫を管理
するするようにしたので、オーナーの車が出庫した後の
空の駐車場を第三者に貸し出すことができる。また、オ
ーナーが使用しない時間帯に空いた駐車場を第三者に使
用させて駐車料金を徴収するようにしているので、駐車
場使用者の契約駐車料が軽減され、駐車場管理装置1の
維持コストが低減される。
【0027】また、ランダムに取り出される第二記憶部
27を設け、その土地の言葉の挨拶音声データを複数記
憶させたので、出庫時に、駐車場管理装置1が設置され
たその地方の独特の言葉で毎回異なるメッセージを流が
すことができる。
【0028】なお、本実施の形態の変形例として、建物
の壁に沿って並んだ駐車場に駐車場管理装置1を設置す
る場合には、駐車場管理装置1を直接壁に取り付けるよ
うにしてもよく、室内、地下及び架設大駐車場に駐車場
管理装置1を設置する場合には、天井に吊設するように
してもよい。
【0029】また、切換スイッチ18がオーナーモード
から第三者モードに切り換えられることにより第三者使
用可能信号と日,午前,午後、時間からなる設定信号が
CPU24に入力されるが、空き時間入力部7に設定値
入力ボタンを設け、ステップS2では第三者モードにな
るまで待ち、第三者モードとなれば空き時間が入力れれ
て設定値入力ボタンが押されたか否かを判断し、設定値
入力ボタンが押されることによりステップS4を実行す
るようにしてもよい。
【0030】また、切換スイッチ18の代わりに、磁気
カード読み取り部を設けて、オーナーが所有する磁気カ
ードを通す等して、オーナーモードと第三者モードとを
切り換えることにより選択するようにしてもよく、テン
キーボタンを設けて、パスワードや暗唱番号を入力する
ことにより、オーナーモードと第三者モードとを切り換
えるようにしてもよい。
【0031】実施の形態2.
【0032】本実施の形態は、前記実施の形態1におけ
る駐車場管理装置1にカレンダー機能を設けると共に、
空き時間表示部20を二段に並べて設け、空き時間帯を
日を跨いで設定できるようにしたものであり、これによ
り、オーナーが長期間のドライブ旅行に出かけた場合等
の空いた駐車場を複数日に渡って第三者に有効に使用さ
せることができる。
【0033】なお、オーナーには、車両を一台駐車でき
る駐車場を複数所有する者も含むものである。
【0034】さらに、第三者とのトラブルを避けるため
に迷惑駐車対策のロック機構13や監視カメラ14は設
けなくてもよく、不法駐車の場合の割高料金を設定しな
くてもよく、これらは本発明に係る駐車場管理装置にと
って必須の要件ではないことはいうまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、所
有者又は契約使用者によって合法的に使用されている駐
車場を第三者に貸し出すことができるので、貴重な土地
資源を再利用することができ、マンションや店舗の駐車
場並びに企業の契約駐車場等の使用時間に偏りのある駐
車場に設置すれば空いた駐車場を有効に利用することが
できると共に、不法駐車によるトラブル発生を防止する
ことができる。
【0036】従って、本発明の産業上利用性は非常に高
いといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駐車場管理装置の斜視図である。
【図2】図1に示す駐車場管理装置の空き時間入力部の
拡大正面図である。
【図3】図1に示す駐車場管理装置の設置方法を説明す
る図である。
【図4】本発明に係る駐車場管理装置を説明するブロッ
ク図である。
【図5】本発明に係る駐車場管理装置を制御するプログ
ラムを説明するフローチャート図である。
【図6】本発明に係る駐車場管理装置を制御するプログ
ラムを説明するフローチャート図である。
【図7】本発明に係る駐車場管理装置を制御するプログ
ラムを説明するフローチャート図である。
【図8】本発明に係る駐車場管理装置を制御するプログ
ラムを説明するフローチャート図である。
【図9】図4に示す外部記憶部を説明する図である。
【符号の説明】
1 駐車場管理装置 2 空き表示部 3 駐車不可表示部 4 コイン投入口 5 返却口 6 利用方法表示窓 7 空き時間入力部 8 使用時間表示部 9 使用料金表示部 10 監視センサー 11 スピーカ 12 表示灯 13 ロック機構 14 監視カメラ 15 支柱 16 コイン投入感知部 17 コインカウンタ部 18 切換スイッチ 19 時間設定スイッチ 20 空き時間表示部 21 鍵穴 22 入力部保護蓋 23 制御部 24 CPU 25 主記憶部 26 第一記憶部 27 第二記憶部 28 外部記憶部 29 入力保護部 30 出力保護部 31 音声合成部 32 D−A変換部 33 増幅部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両が一台駐車できる駐車場を所有又は
    使用契約のいずれかによって合法的に使用している駐車
    場使用者が該駐車場の空いている時間帯を第三者に有料
    使用させるために該駐車場を管理する駐車場管理方法で
    あって、前記駐車場を前記駐車場使用者が使用するもの
    か或いは前記第三者に使用させるものであるかを選択す
    る選択手段を設けて前記駐車場を前記第三者に使用させ
    るものである場合に第三者の車両の入出庫を時間管理す
    ることを特徴とする駐車場管理方法。
  2. 【請求項2】 車両が一台駐車できる駐車場を所有又は
    使用契約のいずれかによって合法的に使用している駐車
    場使用者が該駐車場の空いている時間帯を第三者に有料
    使用させることができる駐車場管理装置であって、前記
    駐車場の空き時間を入力する入力手段と前記駐車場を前
    記駐車場使用者が使用するものであるか或いは前記第三
    者に使用させるものであるかを選択する選択手段と前記
    第三者の車両の入出庫を管理する駐車場管理手段とを設
    け、前記駐車場を前記第三者に使用させるものである場
    合に車両の入出庫を管理することを特徴とする駐車場管
    理装置。
  3. 【請求項3】 選択手段が切換スイッチである請求項2
    記載の駐車場管理装置。
  4. 【請求項4】 駐車場管理装置がランダムに取り出され
    る音声データ記憶部を含んでいるものである請求項2又
    は3記載の駐車場管理装置。
  5. 【請求項5】 駐車場管理装置がカレンダー機能を備え
    ており駐車場を日を跨がって第三者に使用させることが
    できるものである請求項2乃至4のいずれかに記載の駐
    車場管理装置。
JP12800397A 1997-04-30 1997-04-30 駐車場管理方法及びその装置 Withdrawn JPH10307996A (ja)

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Cited By (7)

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