JPH10307672A - 座標入力装置並びに描画システム及びその描画プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 違和感なく図画を描画すること。 【解決手段】 座標入力装置２０が、座標を指定する座
標指示手段２と、このペン型ポインティングデバイス２
で指示された座標を座標データに変換する座標入力手段
１と、この座標入力手段１を指示すると共に回動させる
回転台３と、この回転台３と座標入力部１とがなす角を
検出する回転角検出手段３Ｃ（図示せず）と、この回転
角検出手段３Ｃによって検出された回転角と座標入力手
段１に入力された座標データとを表示装置３０に出力す
る出力制御手段１３とを備えている。さらに、表示装置
３０が、座標データに基づいて描画データを生成すると
共に当該描画データを座標入力装置２０の出力制御手段
１３から送信された回転角に応じた角度で回転させる表
示制御手段５と、この表示制御部５によって回転された
描画データを表示する表示手段６とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、座標入力装置およ
び描画システムに係り、特に、ペン型などのポインティ
ングデバイスを用いて座標を入力することで描画を行う
座標入力装置およびその描画データを表示する描画シス
テムに関する。

【０００２】

【従来の技術】ペン型の座標指示手段の位置を、板状の
座標入力手段によって検出し、座標データの入力が行え
る座標入力装置は、デジタイザ、タブレットとして一般
に販売されている。

【０００３】ところで、人間の腕はその構造上、引きや
すい線の方向と引きにくい線の方向がある。実際の紙へ
の描画の際には、描画目的である線の方向が、人にとっ
て引きやすい方向となるように、描画対象である紙自体
を回転させ、または、描画する本人が紙に対して移動す
ることによって行われて来た。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
座標入力装置では、上述したように、単に入力装置を回
転させただけでは、画面はそれに追従しないため、実際
の描画と表示装置での表示の方向が一致しないため、手
書き入力に困難を伴う、という不都合があった。また、
入力装置が机上水平に設置されることが多いのに対して
表示装置は机に垂直に立っていることが多く、この入力
装置と表示装置の角度の差異は、正面から操作する場合
にのみ除かれるため、入力装置に対して人が動くこと
も、問題の解決にはならない。

【０００５】特開平６−３５６５１号公報には、画面へ
の手書き入力を行う情報処理装置において、ウインドウ
の角度を回転させて表示する手法が開示されている。し
かしながら、座標入力装置（タブレット）による手書き
入力については、なんら開示されていない。

【０００６】

【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に、違和感なく図画を描画することのできる
座標入力装置および描画システムを提供することを、そ
の目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】そこで、本発明による座
標入力装置は、座標を指定する座標指示手段と、この座
標指示手段で指示された座標を座標データに変換する座
標入力手段と、この座標入力部を指示すると共に回動さ
せる回転台と、この回転台と座標入力部とがなす角を検
出する回転角検出手段と、座標入力手段に入力された座
標データを所定の表示装置に出力する出力制御手段とを
備えている。しかも、この出力制御手段が、回転角検出
手段によって検出された回転角を表示装置によって座標
データに基づいて描画される描画データの表示角度情報
として当該表示装置へ出力する機能を備えた、という構
成を採っている。これにより前述した目的を達成しよう
とするものである。

【０００８】座標指示手段は、例えばペン型のポインテ
ィングデバイスを採用する。座標入力部に対してこの座
標指示手段で描画をすると、その座標データが出力制御
手段によって出力される。また、座標入力手段は回転台
によって回動自在に構成されているため、座標指示手段
を用いて描画のしやすい方向へ回動される。すると、回
転角検出手段は、この座標入力手段の回転角度を検出す
る。そして、出力制御手段は、回転角検出手段によって
検出された回転角を表示装置に出力する。この回転角
は、座標データに基づいて描画される描画データの表示
角度情報となるため、表示装置にてこの表示角度により
描画データを回転させて表示すると、座標入力手段の回
転角度と表示装置での描画データの回転角度が一致する
ため、座標指示手段による描画作業が行いやすくなる。
また、表示装置での回転は、描画データの回転ではな
く、モニタ等の表示手段そのものを物理的に回動させる
ものでも良い。

【０００９】本発明による描画システムは、描画データ
の座標が入力される座標入力装置と、この座標入力装置
に入力された描画データを表示する表示装置とを備えて
いる。そして、座標入力装置が、座標を指定する座標指
示手段と、この座標指示手段で指示された座標を座標デ
ータに変換する座標入力手段と、この座標入力部を指示
すると共に回動させる回転台と、この回転台と座標入力
部とがなす角を検出する回転角検出手段と、この回転角
検出手段によって検出された回転角と座標入力手段に入
力された座標データとを表示装置に出力する出力制御手
段とを備えている。さらに、表示装置が、座標データに
基づいて描画データを生成すると共に当該描画データを
座標入力装置の出力制御手段から送信された回転角に応
じた角度で回転させる表示制御手段と、この表示制御部
によって回転された描画データを表示する表示手段とを
備えた、という構成を採っている。これによって前述し
た目的を達成しようとするものである。

【００１０】本発明による描画システムでは、表示制御
手段が、座標データに基づいて描画データを生成し、さ
らに、この描画データを座標入力装置の出力制御手段か
ら送信された回転角に応じた角度で回転させるため、表
示手段は、座標入力部の回転角度に応じた角度で描画デ
ータを表示する。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本実施形態では、座標入力
装置の回転を容易にし、尚且つ座標入力装置の回転角度
を検出することが可能な台を座標入力装置の下に設置す
る。ここから得られた回転角度の情報を元に、描画中の
データに座標変換をかけて同じ角度だけ回転させた後に
表示装置上に表示する。このとき、画像データに回転の
為の座標変換をかけることは不可逆変換であるため、タ
ブレットの絶対座標に対する描画は、表示装置のものと
は別のメモリに格納しておき、表示装置に対する表示時
のみ、座標入力装置の台からの回転角度に基づいた座標
変換を行った結果を表示することが望ましい。

【００１２】図１は本実施形態による描画システムの構
成を示す説明図である。描画システムは、描画データの
座標が入力される座標入力装置２０と、この座標入力装
置２０に入力された描画データを表示する表示装置３０
とを備えている。そして、座標入力装置２０が、座標を
指定する座標指示手段（ペン型ポインティングデバイ
ス）２と、このペン型ポインティングデバイス２で指示
された座標を座標データに変換する座標入力手段１と、
この座標入力手段１を指示すると共に回動させる回転台
３と、この回転台３と座標入力部１とがなす角を検出す
る回転角検出手段３Ｃ（図示せず）と、この回転角検出
手段３Ｃによって検出された回転角と座標入力手段１に
入力された座標データとを表示装置３０に出力する出力
制御手段１３とを備えている。

【００１３】さらに、表示装置３０が、座標データに基
づいて描画データを生成すると共に当該描画データを座
標入力装置２０の出力制御手段１３から送信された回転
角に応じた角度で回転させる表示制御手段５と、この表
示制御部５によって回転された描画データを表示する表
示手段６とを備えた。表示装置３０と座標入力装置と
は、データ転送ケーブル４で接続されている。

【００１４】表示制御装置５は、一般的なコンピュータ
（情報処理装置）で実現することができる。この場合、
表示制御装置５は、中央処理部（ＣＰＵ）、メモリ等を
備える。表示手段６は、ＣＲＴディスプレイ等を用い
る。使用者がペン型ポインティングデバイス２で入力し
たデータ、及び回転台３を使用してペン型ポインティン
グデバイス２を回転させた時の回転角度のデータは、デ
ータ転送ケーブル４を通して表示制御手段５に送られ
る。表示制御手段５に保持されているペン型ポインティ
ングデバイス２によって描画されたデータは、回転台３
からの回転角度によって座標変換をかけられて出力さ
れ、表示手段６にウィンドウの形で表示される。

【００１５】図２は図１に示した表示制御手段５の詳細
構成を示すブロック図である。図２に示すように、表示
制御手段５が、座標入力装置の出力制御手段１３から送
信される回転角が初期値から変化したときには当該初期
値での描画データを保持しておく保持制御部７と、この
保持制御部７により保持した描画データから表示用画像
を抽出すると共に当該表示用画像を当該回転角に応じて
回転させる回転制御部１０と、座標入力装置２０の出力
制御手段１３から座標データが送信されたときには保持
制御部７によって保持した描画データに対して当該座標
データによる描画処理を行う描画処理部８とを備えてい
る。

【００１６】描画処理部８は、座標データに基づいて当
該座標に線の太さや色彩を付すしてもとの描画データに
当該座標データによる描画を重ねる描画処理を行う。そ
して、保持制御部７は、座標入力手段１の回転角が変化
したときには、描画処理を行った描画データを記憶部１
１に保持する。そして、回転制御部は、この記憶部１１
に格納された描画データから表示用の画像を抽出し、抽
出した表示用画像を回転させる。この回転させた画像を
表示した状態で座標データの入力があったときは、保持
制御部７によって保持された描画データに対して描画処
理を行い、再度その描画データから表示用画像を抽出す
る。

【００１７】表示される画像は、ピクセルに分解された
上で整数座標で扱われる為、例えば水平の描画データを
回転させた後に再び水平に戻しても、座標計算処理２０
５での座標計算時の桁落ちのために同じ描画データとし
て復元できないが、本実施形態では、水平状態の描画デ
ータを保持させておき、実際の描画処理はこの描画デー
タに対して行い、そして、表示用のデータを毎回この描
画データから抽出して生成することで、最終的な画像の
精度を落とすことなく回転表示を行うことができる。

【００１８】また、座標入力装置２０から入力された座
標による描画データの内容の変更に対して、リアルタイ
ムに描画結果の内容全てを座標変換して座標変換された
描画結果を生成するのには、情報処理装置に対する負荷
が大きい為、回転角度αが一定している場合は、描画結
果に対して行われた変更部分のみを座標変換して座標変
換された描画結果２０６に書き込むといった処理が考え
られる。この場合、回転制御部１０は、座標入力装置２
０の出力制御手段１３から座標データが送信されたとき
に前回の座標データによる描画処理と同一の回転角度の
場合には描画処理部８によって描画処理された描画デー
タの変更部分を表示用に抽出する変更部分抽出機能を備
えるとよい。これにより、回転処理に必要な時間を短縮
することができる。

【００１９】さらに、回転制御部１０は、保持制御部７
により保持した描画データから表示用画像を抽出すると
きに当該表示用画像の解像度を表示手段６の解像度と表
示倍率とに基づいて設定する解像度設定機能を備えると
よい。描画処理そのものは最終的な印刷装置の解像度と
の関係で定めた場合には、表示手段の解像度は印刷装置
の解像度よりも低いため、この例では、表示用画像の解
像度を表示手段の解像度まで下げて抽出する。すると、
回転処理が高速化される。

【００２０】また、表示制御部５は、座標入力装置１０
の出力制御手段１３から送信される回転角が変化したと
きにはその後予め定められた一定時間当該回転角の変化
が静止したときに描画データを当該回転角で回転させる
制御をする不連続表示制御部を備えるとよい。すると、
座標入力手段１を回転させて位置調整を行っているとき
に逐次連続して表示用画像を回転させると表示が遅れて
しまうような処理速度のシステムであっても、座標入力
手段の回転に対して不連続に表示を更新することでレス
ポンスの良いシステムを提供することができる。

【００２１】この図２に示した表示制御手段の各機能
は、コンピュータで実行されるプログラムによって実現
でき、このプログラムは、ＣＤ−ＲＯＭ等の記憶媒体で
供給することができる。この場合、当該プログラムは、
座標入力装置から送信される回転角を受信する指令と、
座標入力装置から送信される座標データを受信する指令
と、この座標データに基づいて描画データを生成する指
令と、この描画データを回転角に応じて回転させる指令
とを有する。

【００２２】図３は、本実施例の情報処理装置のデータ
の処理について示したものである。ペン型ポインティン
グデバイス２によって「Ａ」という形状が座標入力装置
１に入力されると、まず、座標入力装置１が本来持って
いる座標軸に基づいた座標データが表示装置３０に出力
され、表示制御手段５は、ｍその座標データに基づいて
描画データ５ａを生成する。そして、座標入力装置２０
から回転角度αが出力されると、描画データから表示用
データが抽出されて回転処理が行われる。この表示用デ
ータ５ｂは表示手段６に表示される。すると、座標入力
手段１を傾けた状態でのペン型ポインティングデバイス
での描画が容易となる。

【００２３】図４は図１に示した座標入力装置の構成を
示す説明図である。座標入力装置は、板状の座標入力手
段１と、この座標入力手段１を回転させる回転台３と、
この回転台３と座標入力手段１とがなす角を検出する回
転角検出手段３Ｃとを備えている。回転台３は、支持部
３Ｂと、この支持部上に回転自在に軸着された回転部３
Ａとを備え、この回転部３Ａは、座標入力手段１を支持
する。回転角検出手段３Ｃと座標入力手段１の出力は出
力制御手段１３によって表示装置に出力される。

【００２４】図５は本実施形態の処理例を示すフローチ
ャートである。まず、表示制御手段５は、座標データが
入力されたか否かを確認する（Ｓ１）。座標データが入
力されていない場合には、回転角の入力を確認する（Ｓ
４）。一方、座標データが入力された場合には、記憶部
１１から描画データを読み出して（Ｓ２）、当該座標デ
ータによる描画処理を加える（Ｓ３）。この描画データ
は再度記憶部１１に格納される。そして、回転角が入力
されると、その回転角は前回の回転角から変化している
かを確認する（Ｓ５）。一方、回転角が入力されていな
い場合には、座標データの確認処理に戻る。

【００２５】回転角が変化している場合、変化後の回転
角が一定時間静止したか否かを確認する（Ｓ６）。座標
入力手段が回動中でありその回転角が変化しているとき
には、この例では、表示の更新を行わないため、一定時
間の静止を待機する。ユーザによって座標入力手段の角
度が定まり、回転角が一定時間静止したときには、記憶
部１１から描画データを読み出して、描画データ全体の
表示用画像を生成する（Ｓ７）。

【００２６】回転角が変化していない場合には、座標デ
ータの入力による変更部分を特定し、変更部分がある場
合には当該変更部分について表示用画像を生成する（Ｓ
８）。そして、表示用データ全体または一部を座標入力
手段の回転角に応じて回転させ（Ｓ９）、表示を上書き
する（Ｓ１０）。このように、座標データ入力または回
転角入力による処理を繰り返すことで、座標入力による
描画処理を行う。描画データをファイルとして保存し、
また印刷するときは、回転処理によって歪みの生じてい
ない記憶部１１の描画データを用いる。

【００２７】上述した様に、本実施形態によって、人間
が書きやすい方向で座標入力を行うことができるため、
紙に対する描画と同じように自然に行う事ができる。

【００２８】

【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、出力制御手段が、回転角検出手段
によって検出された回転角を表示装置によって座標デー
タに基づいて描画される描画データの表示角度情報とし
て当該表示装置へ出力するため、また、表示制御手段
が、描画データを出力制御手段から送信された回転角に
応じた角度で回転させるため、表示手段は、座標入力部
の回転角度に応じた角度で描画データを表示することが
でき、従って、座標指示手段で描きやすい方向に座標入
力手段を傾けながら描画を行うときにその傾けた状態の
描画データを表示することができ、このため、違和感な
く図画を描画することのできる従来にない優れた座標入
力装置および描画システムを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による一実施形態の構成を示す説明図で
ある。

【図２】図１に示した表示制御手段の詳細構成を示すブ
ロック図である。

【図３】図１に示す構成での描画処理および表示処理の
一例を示す右説明図である。

【図４】図１に示した座標入力装置の構成を示す説明図
である。

【図５】図１に示した描画システムの描画処理および表
示処理の一例を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１ 座標入力手段 ２ 座標指示手段（ペン型のポインティングデバイス） ３ 回転台 ３Ｃ 回転角検出手段 ４ ケーブル ５ 表示制御手段 ６ 表示手段

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 座標を指定する座標指示手段と、この座
   標指示手段で指示された座標を座標データに変換する座
   標入力手段と、この座標入力部を指示すると共に回動さ
   せる回転台と、この回転台と前記座標入力部とがなす角
   を検出する回転角検出手段と、前記座標入力手段に入力
   された座標データを所定の表示装置に出力する出力制御
   手段とを備えると共に、 この出力制御手段が、前記回転角検出手段によって検出
   された回転角を前記表示装置によって前記座標データに
   基づいて描画される描画データの表示角度情報として当
   該表示装置へ出力する機能を備えたことを特徴とする座
   標入力装置。
2. 【請求項２】 描画データの座標が入力される座標入力
   装置と、この座標入力装置に入力された描画データを表
   示する表示装置とを備えた描画システムにおいて、 前記座標入力装置が、座標を指定する座標指示手段と、
   この座標指示手段で指示された座標を座標データに変換
   する座標入力手段と、この座標入力部を指示すると共に
   回動させる回転台と、この回転台と前記座標入力部とが
   なす角を検出する回転角検出手段と、この回転角検出手
   段によって検出された回転角と前記座標入力手段に入力
   された座標データとを前記表示装置に出力する出力制御
   手段とを備え、 前記表示装置が、前記座標データに基づいて描画データ
   を生成すると共に当該描画データを前記座標入力装置の
   出力制御手段から送信された回転角に応じた角度で回転
   させる表示制御手段と、この表示制御部によって回転さ
   れた描画データを表示する表示手段とを備えたことを特
   徴とする描画システム。
3. 【請求項３】 前記表示制御手段が、前記座標入力装置
   の出力制御手段から送信される回転角が初期値から変化
   したときには当該初期値での描画データを保持しておく
   保持制御部と、この保持制御部により保持した描画デー
   タから表示用画像を抽出すると共に当該表示用画像を前
   記回転角に応じて回転させる回転制御部と、前記座標入
   力装置の出力制御手段から座標データが送信されたとき
   には前記保持制御部によって保持した描画データに対し
   て当該座標データによる描画処理を行う描画処理部とを
   備えたことを特徴とする請求項２記載の描画システム。
4. 【請求項４】 前記回転制御部が、前記座標入力装置の
   出力制御手段から座標データが送信されたときに前回の
   座標データによる描画処理と同一の回転角度の場合には
   前記描画処理部によって描画処理された描画データの変
   更部分を表示用に抽出する変更部分抽出機能を備えたこ
   とを特徴とする請求項３記載の描画システム。
5. 【請求項５】 前記回転制御部が、前記保持制御部によ
   り保持した描画データから表示用画像を抽出するときに
   当該表示用画像の解像度を前記表示手段の解像度と表示
   倍率とに基づいて設定する解像度設定機能を備えたこと
   を特徴とする請求項３記載の描画システム。
6. 【請求項６】 前記表示制御部が、前記座標入力装置の
   出力制御手段から送信される回転角が変化したときには
   その後予め定められた一定時間当該回転角の変化が静止
   したときに前記描画データを当該回転角で回転させる制
   御をする不連続表示制御部を備えたことを特徴とする請
   求項２記載の描画システム。
7. 【請求項７】 座標入力装置から送信される回転角を受
   信する指令と、前記座標入力装置から送信される座標デ
   ータを受信する指令と、この座標データに基づいて描画
   データを生成する指令と、この描画データを前記回転角
   に応じて回転させる指令とを有する描画プログラムを記
   憶した記憶媒体。