JPH07307895A - 静止画像表示装置及びその操作盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 静止画像の編集結果を表示画面上で観察でき
るようにしたい。 【構成】 本発明は、静止画像を格納する入力用画像メ
モリ３０と、座標変換・拡大・縮小、スクロールの各指
示を行うスイッチを持つ操作盤と８０、操作盤のスイッ
チの指示に対応した、静止画像の座標変換・拡大・縮小
の編集を行う編集手段４０と、入力用画像メモリよりも
大きい格納エリアを持ち、編集後の静止画像を格納する
出力用画像メモリ５０と、操作盤のスイッチの指示に対
応したスクロール処理を、出力用画像メモリに対してこ
の格納エリアよりも小さい表示エリアでスクロールする
手段７０と、スクロールした表示エリアの画像を表示す
る表示部と、より成る静止画像表示装置を開示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、静止画像の各種編集を
行う静止画像表示装置及びその操作盤に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、静止画像はビデオカメラやスイッ
チ等で撮影して得ている。こうしたカメラで撮影した静
止画像はテレビジョン受像機等のモニタ装置に表示して
観賞又は観察する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ビデオカメラやスチル
カメラで撮影する場合、画面の縦と横との比が固定され
ているために撮影アングルは必ずしも正立状態とは限ら
ず、縦や斜めの場合も有り得る。印画紙に焼き付けた写
真であれば印画紙を回転させて見やすくすることは極め
て簡単であるが、テレビジョン受像機等のモニタ装置を
用いるシステムでは従来殆ど対策がなされていない。即
ち、モニタ装置を見る人が首をひねるか、モニタ装置自
体を傾けるか、あるいは別の編集処理システムに一旦画
像データを移し替えて編集を行っていた。首をひねる場
合には身体的苦痛を伴い、モニタ装置は一般に正立で使
用することを前提に作られており、回転させたり傾けた
りすると装置を損傷させる危険性を持つ。また、別の編
集処理システムにデータを移し替える場合にはデータの
形式変換が必要になったりデータを移動させるための手
段が必要となり、手間や時間がかかる。

【０００４】本発明の目的は、従来技術の問題点であ
る、撮影アングルに対する表示補正機能がない点を解決
して、身体的苦痛を排除し、モニタ装置を回転・傾斜さ
せたりすることなく、他のシステムにデータを移動せず
に、静止画像を見るための静止画像表示装置及びその操
作盤を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、静止画像を格
納する入力用画像メモリと、この静止画像を操作者の指
示によって編集する手段と、入力用画像メモリよりも大
きい格納エリアを持ち、編集後の静止画像を格納する出
力用画像メモリと、出力用画像メモリの格納エリアを、
この格納エリアよりも小さい表示エリアでスクロールす
る手段と、スクロールした表示エリアの画像を表示する
表示部と、より成る静止画像表示装置を開示する。

【０００６】更に本発明は、静止画像を格納する入力用
画像メモリと、座標変換・拡大・縮小、スクロールの各
指示を行うスイッチを持つ操作盤と、操作盤のスイッチ
の指示に対応した、静止画像の座標変換・拡大・縮小の
編集を行う編集手段と、入力用画像メモリよりも大きい
格納エリアを持ち、編集後の静止画像を格納する出力用
画像メモリと、操作盤のスイッチの指示に対応したスク
ロール処理を、出力用画像メモリに対してこの格納エリ
アよりも小さい表示エリアでスクロールする手段と、ス
クロールした表示エリアの画像を表示する表示部と、よ
り成る静止画像表示装置を開示する。

【０００７】更に本発明は、静止画像をビデオカメラ等
から取り込み、編集した静止画像をスクロールして表示
すると共に、メモリカードからの画像取り込み及びメモ
リカードへのラッチを行う静止画像表示装置において、
複数の編集機能を選択的に指示するスイッチと、スクロ
ール指示スイッチと、メモリカードとのインターフェー
ス指示スイッチと、を持ち、これらの指示によって静止
画像表示装置の編集、スクロール、メモリカードとのイ
ンターフェース指示を行う、静止画像表示装置の操作盤
を開示する。

【０００８】

【作用】本発明によれば、入力画像メモリに格納した静
止画像に対して編集を行い、この編集後の画像を、入力
画像メモリよりも大きな格納エリアを持つ出力画像メモ
リに格納する。出力画像メモリの内容を表示エリアでス
クロールする。かくして、編集後の画像が出力画像メモ
リにその一部を欠落することなく格納でき、且つ表示に
際しては出力画像メモリを表示エリアでスクロールする
ことで編集後の画像を欠落することなく表示できる。

【０００９】更に本発明によれば、そうした編集及びス
クロール指示を操作盤上にスイッチとして設けておくこ
とで、スイッチのＯＮにより外部から簡単に操作可能に
なる。

【００１０】

【実施例】図１は本発明の実施例図である。この実施例
は、画像信号入力インターフェース１０、メモリカード
インターフェース２０、入力用画像メモリ３０、画像編
集手段４０、出力用画像メモリ５０、画像信号出力イン
ターフェース６０、主処理部７０、操作インターフェー
ス８０より成る。この実施例では、入力用画像メモリ３
０の格納エリアに比して出力用画像メモリ５０の格納エ
リアは大きく、且つ出力用画像メモリ５０の格納エリア
に比して表示用ディスプレイ装置（インターフェース６
０に接続したもの）の表示エリアは小さいものとする。

【００１１】図１の実施例では画像信号入力インターフ
ェース１０を介してビデオカメラなどのビデオ信号を取
得する他に、メモリカードインターフェース２０を介し
てメモリカードに貯えられた圧縮処理済み画像データを
取得して主処理部７０にて伸長処理後入力用画像メモリ
３０に展開することができる。画像編集手段４０が主処
理部７０の指示を受けて入力用画像メモリ３０上の画像
データに座標変換等の処理を施したものを出力用画像メ
モリ５０に書き込む。出力用画像メモリ５０に書き込ま
れた画像データは画像出力信号インターフェース６０を
介してディスプレイ装置に送られる。操作者が本実施例
のシステムに対して与える指示は操作インターフェース
８０を経由して与えられる。

【００１２】画像信号入力インターフェース１０では、
主処理部７０の指示に従って外部のビデオカメラ等から
得られる画像走査信号をＲ（赤）Ｇ（緑）Ｂ（青）や、
Ｙ（輝度）Ｕ（色素１）Ｖ（色素２）等に分解し、各々
Ａ／Ｄ変換して入力用画像メモリバス（１）を経由して
入力用画像メモリ３０に渡す。

【００１３】メモリカードインターフェース２０はメモ
リカード挿入の有無の検出とメモリカードに対する電源
供給の制御、及びメモリカードのアドレス／データバス
とメインアドレス／データバスとの結合制御（具体的に
はバスバッファなどを）行う。

【００１４】入力用画像メモリ３０は画像信号入力イン
ターフェース１０から入力用画像メモリバス（１）を経
由して得られる静止画像データ又はメモリカード上の圧
縮画像データを主処理部７０にて伸長処理したものを記
憶して、編集される前のデータとして入力用画像メモリ
バス（２）を経由して画像編集手段４０に与えるための
メモリである。

【００１５】画像編集手段４０は、図２に示すように、
入力用画像メモリの内容を読み出し演算処理結果を出力
用画像メモリ５０に渡すための画像メモリインターフェ
ース４０−１と、主処理部７０から与えられる指示内容
に従って座標変換や拡大・縮小の演算を高速に行う演算
処理部４０−２とで構成され、両者の間は主処理部から
独立したローカルアドレス／データバスで結合されてい
る。演算処理部４０−２と主処理部７０とは主処理部７
０のバスであるメインアドレス／データバスで結合され
る。

【００１６】出力用画像メモリ５０は出力用画像メモリ
バス（１）を経由して画像編集手段４０から編集された
画像データを受け取り、出力用画像メモリバス（２）を
経由して画像信号出力インターフェース６０からの要求
に従って表示のためのデータを出力する。画面をスクロ
ールさせたり座標変換によって回転させたり、あるいは
拡大させて表示するために、出力用画像メモリ５０は入
力等画像メモリ３０に比べ大きい（広い）格納エリア、
即ちメモリ空間を持つ。図３にはその様子を示す。

【００１７】図３において、「ａｂｃ」なる文字をビデ
オカメラ等で撮像した画像イメージを３０Ａで、これの
ＡＤ変換部を３０Ｂで示している。画像イメージ３０Ａ
に対して入力用画像メモリ３０の格納エリア（全空間）
は大きくとってある。これを編集処理手段４０で編集し
た結果が出力画像メモリ５０に格納される。出力画像メ
モリ５０の中では、編集処理のための座標原点０′を中
心にしたＸ′Ｙ′座標系上に編集結果を格納する。座標
原点０′は例えば、メモリ５０の中心位置にとる。メモ
リ３０上の「ａｂｃ」の座標変換、例えば右回転した編
集処理結果を、メモリ５０上に示してある。この座標変
換により、メモリ３０と同一エリア内には座標変換後の
画像は収納しきれないことがわかる。従って、メモリ５
０の格納エリアはメモリ３０の格納エリアよりも大きい
ことが必要となる。更にこうした座標変換後の画像全体
を表示するには、メモリ５０を表示エリアの大きさでス
クロールして観察したい画像を選択する作業が必要とな
る。そこで、メモリ５０を表示エリアの大きさでスクロ
ールさせ、このスクロールしながら画像を連続的に表示
させる作業を行わせることにした。図３のメモリ５０に
関して、スクロールのために移動した表示領域とは、こ
のための領域である。更に、こうしたことは画像の拡大
処理や座標移動（座標変換の一種）処理でも出現する。

【００１８】画像信号出力インターフェース６０は出力
用画像メモリバス（２）を経由して出力用画像メモリか
ら画像データを読み出し、外部ディスプレイ装置の仕様
に合わせた走査信号を生成する。また、ディスプレイ上
で画面を上下左右に前記画像選択のためのスクロールさ
せるために出力用画像メモリ５０のうち、どの部分を読
み出して表示するかを主処理部７０からの指示によって
決定する。

【００１９】主制御部７０はメモリカードより得られる
圧縮画像データ（例えばＪＰＥＧ−Ｊｏｉｎｔ Ｐｈｏ
ｔｏｇｒａｐｈｉｃ Ｅｘｐｅｒｔｓ Ｇｒｏｕｐ フ
ォーマット）を伸長処理して入力用画像メモリ３０に展
開する処理、入力用画像メモリ３０又は出力用画像メモ
リ５０上の画像データを圧縮処理してメモリカードに記
録する処理、画像処理入力インターフェース１０に対し
て画像処理の取り込みを制御する処理、画像編集手段４
０に対して演算処理の内容を指示する処理、画像信号出
力インターフェース６０に対して画面スクロールのため
の制御信号を送る処理、操作インターフェース８０から
得た操作情報に基づき各手段を総合的に操作する処理等
を行う。

【００２０】操作インターフェース８０はいわゆるマン
−マシン−インターフェースである。操作者は本インタ
ーフェース８０を介して、静止画像の取り込み、圧縮画
像データの伸長、座標変換、拡大、縮小、上下左右の画
面スクロール等を操作する。前記各操作を行うための操
作盤の例を図４に示す。操作盤は、画像取得スイッチ８
０−１、無変換表示スイッチ８０−２、処理中表示スイ
ッチ８０−８、上下反転スイッチ８０−３、左右反転ス
イッチ８０−４、それらの指示ランプ８０−３ａ、８０
−４ａ、拡大スイッチ８０−５、縮小スイッチ８０−
６、倍率スイッチ８０−７、回転スイッチ８０−１０、
上下左右のスクロールスイッチ８０−９ａ〜８０−９
ｄ、回転角度表示ランプ８０−１０ａ、メモリカード読
み出しスイッチ８０−１１、メモリカード書き込みスイ
ッチ８０−１２、それらのメモリカード枚数指示ランプ
８０−１３、メモリカードの更新の指示を行うスイッチ
８０−１４ａ、８０−１４ｂ、カードなしの表示ランプ
８０−１５より成る。

【００２１】画像取得スイッチ８０−１を押下すると主
処理部７０の指示により画像信号入力インターフェース
１０を経由し入力用画像メモリ３０に画像データが取り
込まれる。入力用画像メモリカード３０の内容をそのま
ま表示したい場合には無変換表示スイッチ８０−２を押
下すると主処理部７０の指示により画像編集手段４０が
入力用画像メモリ３０からデータを読み出し、出力用画
像メモリ５０にコピーする。上下反転スイッチ８０−３
を押下すると上下反転ランプ８０−３ａが点灯し主処理
部７０の指示により画像編集手段４０が入力用画像メモ
リ３０からデータを読み出して上下反転の座標変換を行
って出力用画像メモリ５０に転送する。上下反転スイッ
チ８０−３をもう一度押下すると上下反転ランプが消灯
して反転する前の状態に出力用画像メモリの内容を変更
する。

【００２２】左右反転スイッチ８０−４を押下すると左
右反転ランプ８０−４ａが点灯し主処理部７０の指示に
より画像編集手段４０が入力用画像メモリ３０からデー
タを読み出し、左右反転の座標変換を行って出力用画像
メモリ５０に転送する。上下反転スイッチ８０−３をも
う一度押下すると左右反転ランプ消灯して反転する前の
状態に出力用画像メモリの内容を変更する。拡大スイッ
チ８０−５及び縮小スイッチ８０−６は、それぞれ押下
されると上下反転・左右反転の場合と同様に座標変換が
施されて出力用画像メモリ５０にデータが書き込まれ
る。拡大スイッチ８０−５及び縮小スイッチ８０−６が
それぞれ１回押下されると倍率表示器８０−７に拡大又
は縮小倍率が例えば０．５ずつ増減され、表示されてい
る倍率に従って座標変換が行われる。１回押下する毎に
変化する倍率の値は特に０．５には限らず例えば０．２
とか１．０でもよい。

【００２３】回転ダイヤル８０−１０を回転させると回
転角度に従って既に反転、拡大、縮小等を施した画像デ
ータをさらに回転させる処理が追加される。回転角度は
例えば１度刻みで変化し、回転角度表示器８０−１０ａ
に表示される。前記の上下左右反転、拡大、縮小、回転
等は以下に示される変換行列による。

【００２４】図３に示すように入力画像メモリ３０に設
定したＸ−Ｙ空間上の点Ｐから出力画像メモリ５０に設
定したＸ′−Ｙ′空間上の点Ｐ′に座標変換する行列を
Ｃとすると下記の通りとなる。

【数１】

【数２】

【数３】 である。

【００２５】上下反転の場合にはＣ₁₁＝１、Ｃ₁₂＝０、
Ｃ₂₁＝０、Ｃ₂₂＝−１であり、この場合の変換行列をＣ
_yとすれば、

【数４】 同様に左右反転の変換行列Ｃ_xは

【数５】 また時計回りにθラジアン回転の変換行列Ｃ_rは

【数６】 であたえられる。また、拡大／縮小はこれらの行列のス
カラ一倍で与えられる。従って上下反転の有無、左右反
転の有無、倍率α（０＜α）の拡大／縮小を考慮した場
合は図５のように組み合わせた変換行列Ｃ_cが与えられ
る。

【００２６】数６の算出法は以下となる。図６に示すよ
うにＸ−Ｙ平面上の点Ｐ（ｘ、ｙ）と原点０を結ぶ線分
Ｐ−ＯとＸ軸とのなす角をγ、Ｐを原点に対し時計回り
にθだけ回転した点をＰ′（ｘ′、ｙ′）とする。Ｐ−
Ｏの長さをＬとすれば、

【数７】 であり、三角関数の加法定理によって、

【数８】 また、

【数９】 を得る。これらを、（数３）に適用すると数６が導かれ
る。

【００２７】画像編集手段４０による座標変換の処理中
は処理中ランプ８０−８が点灯する。外部の表示器に表
示されている画像のスクロールはスクロールスイッチ８
０−９ａ、９ｂ、９ｃ、９ｄを押下することによって主
処理部７０の指示により画像信号出力インターフェース
６０が制御されて表示領域の移動が行われる。具体的に
は出力用画像メモリ５０からの読み出しアドレスを変更
するため、スクロールに要する時間はスイッチを操作す
る時間に比べて極めて短く、処理中ランプ８０−８はス
クロール中は点灯しない。

【００２８】メモリカードから圧縮画像データを読み出
して表示するには、まずメモリカード内に蓄積された画
像のうち何枚目を読み出すかを画像選択スイッチ８０−
１４ａ又は８０−１４ｂを押下して選択する。何枚目を
選択中かは画像選択表示器８０−１３に表示される。８
０−１４ａを１回押下すると画像選択表示器８０−１３
上の数字が１増加し、８０−１４ｂを押下すると１減少
するが１未満にはならないように制御される。メモリカ
ードがメモリカードインターフェース２０上に存在しな
い場合はカードなし表示ランプ８０−１５が点灯する。
メモリカードの画像選択がなされた後メモリカード読み
出しスイッチ８０−１１を押下すると処理中ランプ８０
−８が点灯し主処理部７０によってメモリカードインタ
ーフェース２０を介してメモリカードから圧縮画像デー
タが読み出され、主処理部７０によって伸長処理を施さ
れて入力用画像メモリ３０に伸長された画像データが書
き込まれ、完了すると処理中ランプ８０−８が消灯し、
以降の編集処理等は画像信号入力インターフェース１０
経由で画像データを取得した場合と同様である。また、
表示中の画像データは、メモリカード書き込みスイッチ
８０−１２を押下すると、主処理部７０によって読み出
された圧縮処理を施されてメモリカード上の空きエリア
に格納されるが、画像選択表示器８０−１３には何枚目
のデータとして格納されたかが表示される。メモリカー
ドの読み書きにエラーが発生した場合には、画像選択表
示器に例えばアルファベットの「Ｅ」等の点滅表示を行
って操作者にエラー発生を知らせる。従ってカードなし
表示ランプ８０−１５を省き、画像選択表示器８０−１
３で代用させることもできる。

【００２９】操作インターフェース８０における各操作
スイッチや表示器に対する制御は主処理部７０で行う
が、操作インターフェース８０内で主処理部７０とは独
立した制御でも構わず、主処理部７０に各スイッチの押
下状態や表示器の表示内容が伝えられればよい。

【００３０】図４ではスイッチで操作するように構成し
ているが、キーボードやディスプレイ、マウス等を用い
て、普及しているパーソナルコンピュータで一般的によ
く用いられているＧＵＩ（Ｇｒａｐｈｉｃａｌ Ｕｓｅ
ｒ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）によって構成することもでき
る。ＧＵＩの具体的内容については広く一般に普及して
いるのでここでは省略する。

【００３１】

【発明の効果】本発明によって、表示装置内で撮影アン
グルに対応した座標変換・拡大縮小等の編集とスクロー
ルとを組み合わせることで首をひねるなどの身体的苦痛
を伴わずモニタ装置を回転・傾斜させる必要もなく静止
画を表示する事ができる。さらに他のシステムにデータ
を移動することなく上記座標変換等の処理ができるため
手間や時間を省くことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の静止画表示装置の実施例図である。

【図２】本発明の編集手段の実施例図である。

【図３】本発明の画像メモリの動作及び大きさの説明図
である。

【図４】本発明の操作盤の実施例図である。

【図５】本発明の変換行列例を示す図である。

【図６】本発明の数６の算出法の説明図である。

【符号の説明】

１０ 画像信号入力インターフェース ２０ メモリカードインターフェース ３０ 入力用画像メモリ ４０ 画像編集手段 ４０−１ 画像メモリインターフェース ４０−２ 演算処理部 ５０ 出力用画像メモリ ６０ 画像信号出力インターフェース ７０ 主処理部 ８０ 操作インターフェース ８０−１ 画像取得スイッチ ８０−２ 無変換表示スイッチ ８０−３ 上下反転スイッチ ８０−３ａ 上下反転ランプ ８０−４ 左右反転スイッチ ８０−４ａ 左右反転ランプ ８０−５ 拡大スイッチ ８０−６ 縮小スイッチ ８０−７ 倍率表示器 ８０−８ 処理中ランプ ８０−９ａ、ｂ、ｃ、ｄ スクロールスイッチ ８０−１０ 回転ダイヤル ８０−１０ａ 回転角度表示器 ８０−１１ メモリカード読み出しスイッチ ８０−１２ メモリカード書き込みスイッチ ８０−１３ 画像選択表示器 ８０−１４ａ、ｂ 画像選択スイッチ ８０−１５ カードなし表示ランプ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 静止画像を格納する入力用画像メモリ
   と、 この静止画像を操作者の指示によって編集する手段と、 入力用画像メモリよりも大きい格納エリアを持ち、編集
   後の静止画像を格納する出力用画像メモリと、 出力用画像メモリの格納エリアを、この格納エリアより
   も小さい表示エリアでスクロールする手段と、 スクロールした表示エリアの画像を表示する表示部と、
   より成る静止画像表示装置。
2. 【請求項２】 静止画像を格納する入力用画像メモリ
   と、 座標変換・拡大・縮小・スクロールの各指示を行うスイ
   ッチを持つ操作盤と、 操作盤のスイッチの指示に対応した、静止画像の座標変
   換・拡大・縮小の編集を行う編集手段と、 入力用画像メモリよりも大きい格納エリアを持ち、編集
   後の静止画像を格納する出力用画像メモリと、操作盤の
   スイッチの指示に対応したスクロール処理を、出力用画
   像メモリに対してこの格納エリアよりも小さい表示エリ
   アでスクローする手段と、 スクロールした表示エリアの画像を表示する表示部と、
   より成る静止画像表示装置。
3. 【請求項３】 静止画像をビデオカメラ等から取り込
   み、編集した静止画像をスクロールして表示すると共
   に、メモリカードからの画像取り込み及びメモリカード
   へのラッチを行う静止画像表示装置において、複数の編
   集機能を選択的に指示するスイッチと、スクロール指示
   スイッチと、メモリカードとのインターフェース指示ス
   イッチと、を持ち、これらの指示によって静止画像表示
   装置の編集、スクロール、メモリカードとのインターフ
   ェース指示を行う、静止画像表示装置の操作盤。