JP2703038B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

Info

Publication number
JP2703038B2
JP2703038B2 JP1063613A JP6361389A JP2703038B2 JP 2703038 B2 JP2703038 B2 JP 2703038B2 JP 1063613 A JP1063613 A JP 1063613A JP 6361389 A JP6361389 A JP 6361389A JP 2703038 B2 JP2703038 B2 JP 2703038B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movement
display
display device
image display
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1063613A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02244220A (ja
Inventor
一秀 西山
成人 大條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP1063613A priority Critical patent/JP2703038B2/ja
Publication of JPH02244220A publication Critical patent/JPH02244220A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2703038B2 publication Critical patent/JP2703038B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、文字,図形などを含む画像情報を表示する
画像表示装置に関し、画像全体のレイアウト,大きさな
どのイメージをつかむのに好適な画像表示装置に関する
ものである。
[従来の技術] 現在のパソコンなどの画像表示装置は、その画面の大
きさが12インチ程度で、しかも、家庭用テレビと同じ縦
横比のため、編集中の文書,図面の全体を一度に見るの
が不可能である。そのため、表示画面は全体の一部を覗
く窓であるという表示窓の概念を取り入れ、カーソルキ
ーの方向指示でその窓を移動し任意の場所を見るという
手法が一般的である。
しかしながら、この方法では表示内容は移動しても、
表示画面そのものは移動しないため、全体のどの辺りを
見ているのかが判らず、全体のイメージをつかむために
は、そのつど、縮小モードによる全体レイアウト表示を
見なくてはならず、面倒である上に、モード切換えに時
間がかかるという問題点がある。
そこで、この問題を解決しようとした従来技術とし
て、例えば特開昭60−169894号公報に記載の可動画面表
示装置がある。これは表示画面を回動可能とし、回転範
囲内の表示内容を表示画面の位置に応じて表示するもの
である。これにより、例えば縦長の表示画面を横長に回
転することにより、横長の表示内容を効率よく表示可能
となる。しかし、この従来技術は表示画面の大きさの表
示内容を効率よく表示する方式であり、表示画面の大き
さを越える表示内容の効率良い表示方法に関しては何等
講じられていない。
また、他の従来技術として、例えば特開昭60−52891
号公報に記載の文書図形作成装置がある。これは表示画
面を回転可能にし、回転情報に応じて表示画面に表示す
る表示内容を上下左右にスクロールするものである。こ
れにより、表示画面を見ながらのスクロール操作が可能
となる。しかし、表示画面の回転操作方向と表示内容の
スクロール方向とは関連がなく、例えば表示内容の移動
中は、表示されている表示内容を常に表示画面を見て確
認する必要がある。
又、その他の従来技術として、例えば特開昭60−1576
23号公報に記載の表示装置がある。これは表示画面にそ
の移動を検知可能な移動検出器を設け、該移動検出器か
ら検出された移動量に応じて表示画面に表示する表示内
容をスクロールするものである。これにより、表示画面
の移動操作に応じた表示内容のスクロールが可能とな
る。しかし、上記移動量は相対位置としてのみ検出され
るので、例えば表示画面を持ち上げて移動した場合のよ
うに該移動検出器が移動を検知できない場合には、表示
内容と表示画面の絶対的な位置関係は反映されない。
[発明が解決しようとする課題] 以上述べたように、上記従来例では画像表示装置の画
面より大きな画像を見ようとしたときの使い勝手が悪い
という問題点が有った。
そこで、本発明の目的は上記従来例の問題点を解決
し、大きな文書,図面全体のどの辺りを見ているかのイ
メージをつかむのに好適な画像表示装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、本発明では、固定支
持部と画像を表示する表示手段と、前記固定支持部に前
記表示手段を移動自在に接続する可動支持部と、から成
る画像表示装置において、前記表示手段の移動により得
られる移動情報または前記表示手段の移動に伴う前記可
動支持部の移動により得られる移動情報を検出する移動
情報検出手段と、該移動情報検出手段により検出された
前記移動情報より前記固定支持部に対する前記表示手段
の位置を演算により算出する位置演算手段と、を備える
ようにした。
[作用] 上記した構成において、前記表示手段を移動させる
と、前記移動情報検出手段により移動情報が検出され、
前記位置演算手段より前記表示手段の位置が算出され
る。そこで、該位置演算手段により算出された前記表示
手段の位置の情報を基に前記表示手段により表示される
画像の内容を変化させれば、該表示手段の移動と共に画
像の内容も変化し、画像全体のどの辺りを今見ているの
かをイメージとして掴むことができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例の構造を示す正面図であ
る。
本実施例では、液晶等の表示部1を第1支持腕4と第
2支持腕5で支えている。そして、等長の平行棒で構成
された第1支持腕4、第2支持腕5及び、それらをつな
ぐ可動支持台2を用いて、液晶等の表示部1を固定支持
台3に接続する。平行棒で構成される前記第1支持腕
4、第2支持腕5の端は、表示部1、可動支持台2、固
定支持台3に対して回転可能であり、表示部1は固定支
持台3に対して自由な位置を選ぶことが出来る。その様
子を第2図に示す。
第3図は、第1図の画像表示装置が扱う画面の大きさ
の一例を示す説明図である。
画面としては、2048×2048ドットの仮想画面9を持
ち、そのうち、640×512ドットの実画面8の実際に表示
部1に表示することを示している。実画面8の座標原点
(X,Y)は変数であって、これを変えることにより、仮
想画面9の中の任意な部分を実画面8として表示できる
ことがわかる。
第4図は第1図の表示部の座標を計算する際のパラメ
ータいを示す説明図であり、第3図の実画面8を映す表
示部1の固定支持台3に対する座標(X′,Y′)は、第
1図の第1支持腕4の長さl、水平面に対する角度α、
第2支持腕5の長さm、水平面に対する角度βから X′=l・cosα+m・cosβ …(1) Y′=l・sinα+m・sinβ …(2) により求めることが出来る。更に、第4図に於ける実画
面8の原点座標(X,Y)と上記(X′,Y′)の値の違い
を補正すれば、第2図の如く表示部1を動かした際に
も、それに伴い表示部1に表示する内容を適切に変更す
ることが出来る。
次に、本実施例の動作を信号処理の観点から述べる。
第1図の第1移動検出手段6は第1支持腕4が固定支
持台3に対して動くときに、回転角度に応じて第5図に
示す第1移動量信号10を出力する。同様に第2支持腕5
が可動支持台2に対して動くときに、その回転角度に応
じて第2移動検出手段7は第2移動量信号11を出力す
る。従って、表示部1が移動した際には、その移動量に
応じて上記移動量信号が出力される。
これらの移動検出手段6,7は、例えば、光学式エンコ
ーダで構成され、支持腕4,5の回転角に応じて移動量信
号としてパルスを出力する。そして、このパルス数より
回転角を計算することが可能で、前述の(1),(2)
式より、実画面8の座標(X,Y)の変化量を知ることが
できる。従って、最初に原点を決めておけば、実画面8
の座標(X,Y)の絶対値がわかる。
第5図は上述の考え方に基づいて実画面8の座標を知
り、その内容を変化させる構成を示したブロック図であ
る。
第5図において、12は表示部1の移動量に応じた第1
移動量信号10、第2移動量信号11として入力されるパル
スを基に、第4図に示す角度α,βを計算し、更に式
(1),(2)と原点の情報より実画面8の移動後の絶
対座標(X,Y)を計算する演算部、14はCPU18の書き込む
表示開始アドレスに従って実画面8の表示アドレス15を
発生する表示制御装置、16は第3図に示す仮想画面9の
表示内容を記憶する表示メモリ、17は表示アドレス15に
応じて表示メモリ16から出力される実画面8の表示デー
タである。
表示制御装置14の出力に応じて表示部1に表示される
過程はよく知られているので省略するが、ここで重要な
のはCPU18が表示開始アドレスを変化させれば、それに
従って実画面8の位置が移動するということである。
本実施例である画像表示装置を起動する際に、まず表
示部1を原点にあわせる。以後、表示部1を動かした際
には、第1移動量信号10、第2移動量信号11より移動後
の実画面8の絶対座標(X,Y)を計算する。CPU18はバス
13を介して定期的に演算部12をアクセスし、絶対座標
(X,Y)を読みとり、表示開始アドレスとして表示制御
装置14に書き込む。
ところで、表示は左から右、上から下へと行なわれる
のが一般的であるが、本実施例では、説明の簡単化のた
めに、左から右、下から上へと行なわれるものとする。
従って、演算部12から読みとった座標(X,Y)はそのま
ま、表示開始アドレスとして扱うことができる。
表示制御装置は、X〜X+639,Y〜Y+511の範囲の表
示アドレス15を出力し、以後、このアドレスに従って表
示部1に移動後の実画面8の内容が表示される。
表示部1を動かさないときには前述の移動量信号は出
力されないので、演算部12の保持する絶対座標(X,Y)
は変化せず、表示部1の表示内容も変化しない。
次に本発明の他の実施例を述べる。
まず、前述の実施例においては、移動検出手段から出
力される移動量信号は2つの支持腕の回転角に応じたも
のであるが、第6図に示すように、直線的に移動する第
1及び第2可動支持台19,20の移動量信号であっても良
く、表示部1の絶対座標(X,Y)を計算して求めること
ができる。
又は、移動検出手段は表示部1や第1及び第2可動支
持台19,20に備えられた加速度検出手段であっても良
く、その加速度情報から表示部1の位置を計算できる。
更に、本実施例においては、表示部1はX方向、Y方
向の2次元的に移動するものとしたが、これにZ方向の
移動を加え、例えば、表示部1を前方に引き寄せると拡
大され、後方に押すと縮小される表示装置を構成するこ
とも可能である。
実際の応用時においては、表示部1の移動量と表示内
容の変化量の比率を演算部12に於いて自由に変えること
が可能であるし、移動量信号を無効化できる移動量信号
無効化手段を設けることで、表示部1の表示内容を必要
に応じて変化させないようにすることもできる。
[発明の効果] 以上、述べたように本発明によれば、表示部1を動か
すと、それに応じて画面内容が変化するので、例えば仮
想画面9内の右上にある内容を見る際には表示部1を右
上に、仮想画面9内の左下にある内容を見るときには表
示部1を左下に動かせばよい。
従って、表示部1の位置によって、仮想画面9のどの
辺りを今、見ているかをイメージとして掴むことがで
き、表示部が固定でカーソルキー等で表示内容だけが変
化し、どの辺りを見ているかわかりにくい現在の画像表
示装置に比べると、使い勝手が大いに向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構造を示す正面図、第2図
は第1図における画像表示装置の表示部の移動の様子を
示す正面図、第3図は第1図における画像表示装置が扱
う画面の大きさの一例を示す説明図、第4図は第1図に
おける表示部の座標を計算する際のパラメータを示す説
明図、第5図は第1図の画像表示装置における信号処理
部の構成を示すブロック図、第6図は本発明の他の実施
例を示すブロック図、である。 符号の説明 1……表示部、2……可動支持台、3……固定支持台、
4……第1支持腕、5……第2支持腕、6……第1移動
検出手段、7……第2移動検出手段、10……第1移動量
信号、11……第2移動量信号、12……演算部。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定支持部と、画像を表示する表示手段
    と、前記固定支持部に前記表示手段を移動自在に接続す
    る可動支持部と、から成る画像表示装置において、 前記表示手段の移動により得られる移動情報または前記
    表示手段の移動に伴う前記可動支持部の移動により得ら
    れる移動情報を検出する移動情報検出手段と、該移動情
    報検出手段により検出された前記移動情報より前記固定
    支持部に対する前記表示手段の位置を演算により算出す
    る位置演算手段と、を備えたことを特徴とする画像表示
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記移動検出手段は、前記移動情報として、前記表示手
    段または前記可動支持部の移動方向、移動加速度、移動
    速度、移動距離の少なくとも一つを検出することを特徴
    とする画像表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記移動検出手段により検出された前記移動情報を無効
    化する移動情報無効化手段を設けたことを特徴とする画
    像表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記位置演算手段により算出された前記表示手段の位置
    の情報を基に前記表示手段により表示される画像の内容
    を変化させることを特徴とする画像表示装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の画像表示装置において、
    前記表示手段の移動量に対する該表示手段により表示さ
    れる画像の内容の変化量の比率を任意の値に選ぶ比率選
    択手段を設けたことを特徴とする画像表示装置。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の画像表示装置において、
    前記表示手段は、仮想的な二次曲線または三次曲線上を
    移動することを特徴とする画像表示装置。
JP1063613A 1989-03-17 1989-03-17 画像表示装置 Expired - Lifetime JP2703038B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1063613A JP2703038B2 (ja) 1989-03-17 1989-03-17 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1063613A JP2703038B2 (ja) 1989-03-17 1989-03-17 画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02244220A JPH02244220A (ja) 1990-09-28
JP2703038B2 true JP2703038B2 (ja) 1998-01-26

Family

ID=13234330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1063613A Expired - Lifetime JP2703038B2 (ja) 1989-03-17 1989-03-17 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2703038B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4530593B2 (ja) * 2001-09-20 2010-08-25 シャープ株式会社 画像表示システム
JP4560562B2 (ja) * 2008-03-14 2010-10-13 シャープ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02244220A (ja) 1990-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI117488B (fi) Informaation selaus näytöllä
JP2001043010A (ja) ポインティング信号を発生するために画像を用いるポインティング装置
CN104932687A (zh) 一种移动终端、和在移动终端上显示信息的方法
JPH0713554A (ja) 表示装置及び表示方法
JPS63201816A (ja) カ−ソル表示装置
WO2007129481A1 (ja) 情報表示装置
US20090089705A1 (en) Virtual object navigation
WO2013060176A1 (zh) 一种基于物理运动的网页浏览的方法和装置
JP2008257467A (ja) 情報処理装置及び表示方法
JPH04116692A (ja) スクロール制御装置
JPH09230831A (ja) ディスプレイ、情報処理装置およびその画像表示方法
JPS625293A (ja) ウインドウ表示制御装置
JP2703038B2 (ja) 画像表示装置
JPH06259217A (ja) マルチウィンドウシステム
JPH04172496A (ja) アイコンの動的表示装置
JPH0875480A (ja) 地図描画方法
JPH0667828A (ja) メニュー表示方法
JP2005100132A (ja) 表示制御装置
JP2000066802A (ja) 画像表示装置および画像表示方法
JPH11154075A (ja) タッチ入力式情報処理装置
JPH1091385A (ja) マウスカーソル処理装置およびマウスカーソル処理方法
JP3185708B2 (ja) 描画システム及びその描画プログラムを記憶した記憶媒体
JPH09237175A (ja) スクロール制御装置
JP2005092567A (ja) スクロール制御装置、スクロール制御方法、スクロール制御プログラムおよび記録媒体
JP2606960B2 (ja) 手書き文字表示装置および方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081003

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091003

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091003

Year of fee payment: 12