JPH10307527A - 画像出力装置 - Google Patents

画像出力装置

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JPH10307527A
JPH10307527A JP9132787A JP13278797A JPH10307527A JP H10307527 A JPH10307527 A JP H10307527A JP 9132787 A JP9132787 A JP 9132787A JP 13278797 A JP13278797 A JP 13278797A JP H10307527 A JPH10307527 A JP H10307527A
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JP
Japan
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fan
image output
recording paper
output device
unit
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JP9132787A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Sato
和幸 佐藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は記録紙の保温と熱発生源の冷却を1つ
のファン機構で行って消費電力を削減しつつ良好な画像
出力を行う画像出力装置を提供する。 【解決手段】画像出力装置1は、動作判断部9が画像出
力装置1の動作状態を判断し、画像出力動作中である
と、主制御部2が熱発生温度検出部6による熱発生部5
の検出温度に応じて回転方向信号出力部10に記録紙格
納部3から熱発生部5方向に送風する回転方向を指示す
る回転方向信号とファンの回転停止を指示する回転方向
信号を回転方向切換部8に出力させ、ファンモータ部7
のファンモータの回転と停止を制御する。画像出力装置
1が非動作中のときは、主制御部2は、記録紙格納温度
検出部4による記録紙格納部3の検出温度に応じて、熱
発生部5から記録紙格納部3方向に送風する回転方向を
指示する回転方向信号とファンの回転停止を指示する回
転信号を回転方向切換部8に出力させ、ファンモータ部
7のファンモータの回転と停止を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像出力装置に関
し、詳細には、消費電力を削減しつつ良好な画像出力を
行う画像出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像出力装置、特に、ファクシミリ装置
やプリンタ装置等のように画像データに基づいて記録紙
に画像を形成出力する画像出力装置においては、画像形
成に必要な熱を発生する定着ヒータや画像出力動作に必
要な各種動作に伴って熱を発生する駆動モータ等の熱発
生部が存在する。また、画像出力装置においては、記録
紙に画像を形成する際、記録紙がある一定温度に保温さ
れていることが良好な画像を形成する上において重要で
ある。
【0003】そこで、従来、例えば、電子写真方式の画
像出力装置においては、画像データに基づいて記録紙に
転写されたトナーを記録紙に溶融定着させる定着ヒータ
を備え、当該定着ヒータを所定の定着温度に加熱制御す
るとともに、画像品質を向上させるために、記録紙を収
納する記録紙カセット内を一定の温度に制御して、記録
紙を一定温度に加熱保温している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像出力装置にあっては、画像品質を向上さ
せるために、定着ヒータ等の画像形成に必要な熱発生源
の他に、記録紙を保温するための保温機構を備えてお
り、部品点数が多くなるとともに、記録紙を保温するた
めの熱源を画像形成に必要な熱発生源とは別に設ける必
要があり、画像出力装置が高価なものとなるとともに、
消費電力が増加するという問題があった。
【0005】そこで、請求項1記載の発明は、熱発生源
から記録紙格納部への送風と記録紙格納部から熱発生源
への送風を切り換えて行うファンを備えたファン機構の
ファンの回転を、画像出力装置の画像記録動作状況に応
じて制御することにより、記録紙保温専用の熱源を設け
ることなく、記録紙格納部の保温と熱発生源の冷却とを
一つのファン機構により行い、部品点数を削減するとと
もに、消費電力を削減し、安価で、かつ、画像品質の良
好な画像出力装置を提供することを目的としている。
【0006】請求項2記載の発明は、画像出力装置が画
像記録動作中であると、ファン機構のファンを記録紙格
納部から熱発生源へ送風する方向に回転させ、非動作中
であると、ファン機構のファンを熱発生源から記録紙格
納部へ送風する方向に回転させることにより、記録紙格
納部の保温と熱発生源の冷却とを一つのファン機構によ
り適切に行い、部品点数を削減するとともに、消費電力
を削減し、安価で、かつ、画像品質の良好な画像出力装
置を提供することを目的としている。
【0007】請求項3記載の発明は、記録紙格納部の温
度を検出し、記録紙格納部の温度に応じてファン機構の
ファンの回転を制御することにより、より一層適切な温
度に記録紙を保温し、より一層消費電力を削減しつつ、
より一層画像品質を向上させることのできる画像出力装
置を提供することを目的としている。
【0008】請求項4記載の発明は、熱発生源の温度を
検出し、熱発生源の温度に応じてファン機構のファンの
回転を制御することにより、熱発生源をより一層適切な
温度に制御して、より一層消費電力を削減しつつ、より
一層画像品質を向上させることのできる画像出力装置を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像出力装置は、記録紙格納部に格納された記録紙を画像
記録部に搬送して所定の画像記録方式により画像を記録
紙に記録出力するとともに、所定の熱発生源を備えた画
像出力装置において、所定のファンを備えて当該ファン
の回転方向により前記熱発生源から前記記録紙格納部へ
の送風と前記記録紙格納部から前記熱発生源への送風を
切り換えて行うファン機構と、前記ファン機構の前記フ
ァンの回転を制御するファン制御手段と、前記画像出力
装置の前記画像記録動作状況に応じて、前記ファン制御
手段を介して前記ファン機構を制御して前記記録紙格納
部の保温と前記熱発生源の冷却とを制御する制御手段
と、を備えることにより、上記目的を達成している。
【0010】上記構成によれば、熱発生源から記録紙格
納部への送風と記録紙格納部から熱発生源への送風を切
り換えて行うファンを備えたファン機構のファンの回転
を、画像出力装置の画像記録動作状況に応じて制御して
いるので、記録紙の保温専用の熱源を設けることなく、
記録紙格納部の保温と熱発生源の冷却とを一つのファン
機構により行うことができ、部品点数を削減することが
できるとともに、消費電力を削減することができる。し
たがって画像出力装置を安価で、かつ、画像品質の良好
なものとすることができる。
【0011】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記制御手段は、前記画像出力装置が前記画像記
録動作中であると、前記ファン制御手段を介して前記フ
ァン機構の前記ファンを前記記録紙格納部から前記熱発
生源へ送風する方向に回転させ、前記画像出力装置が前
記画像記録非動作中であると、前記ファン制御手段を介
して前記ファン機構の前記ファンを前記熱発生源から前
記記録紙格納部へ送風する方向に回転させるものであっ
てもよい。
【0012】上記構成によれば、画像出力装置が画像記
録動作中であると、ファン機構のファンを記録紙格納部
から熱発生源へ送風する方向に回転させ、非動作中であ
ると、ファン機構のファンを熱発生源から記録紙格納部
へ送風する方向に回転させるので、記録紙格納部の保温
と熱発生源の冷却とを一つのファン機構により適切に行
うことができ、部品点数を削減することができるととも
に、消費電力を削減することができる。したがって、画
像出力装置を安価で、かつ、画像品質の良好なものとす
ることができる。
【0013】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記画像出力装置は、前記記録紙格納部の温度を検
出する記録紙格納部温度検出手段を、さらに備え、前記
制御手段は、前記記録紙格納部温度検出手段の検出結果
に応じて、前記ファン制御手段を介して前記ファン機構
の前記ファンの回転を制御するものであってもよい。
【0014】上記構成によれば、記録紙格納部の温度を
検出し、記録紙格納部の温度に応じてファン機構のファ
ンの回転を制御するので、より一層適切な温度に記録紙
を保温することができ、より一層消費電力を削減するこ
とができるとともに、より一層画像品質を向上させるこ
とができる。
【0015】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記画像出力装置は、前記熱発生源の温度を検出す
る熱発生源温度検出手段を、さらに備え、前記制御手段
は、前記熱発生源温度検出手段の検出結果に応じて、前
記ファン制御手段を介して前記ファン機構の前記ファン
の回転を制御するものであってもよい。
【0016】上記構成によれば、熱発生源の温度を検出
し、熱発生源の温度に応じてファン機構のファンの回転
を制御するので、熱発生源をより一層適切な温度に制御
することができ、より一層消費電力を削減することがで
きるとともに、より一層画像品質を向上させることがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0018】図1〜図3は、本発明の画像出力装置の一
実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の画像出力
装置の一実施の形態を適用した電子写真式の画像出力装
置1の要部回路ブロック図である。
【0019】図1において、画像出力装置1は、主制御
部2、記録紙格納部3、記録紙格納部温度検出部4、熱
発生部5、熱発生温度検出部6、ファンモータ部7、回
転方向切換部8、動作判断部9及び回転方向信号出力部
10等を備えており、画像データに基づいてトナーを記
録紙に転写して、記録紙に転写したトナーを定着部で記
録紙に溶融定着させて画像を記録紙に記録する。
【0020】主制御部2は、CPU(Central Processi
ng Unit )、ROM(Read Only Memory)及びRAM
(Random Access Memory)等を備え、ROM内には、画
像出力装置1としての基本処理プログラムや後述する温
度調節処理プログラム及び基本処理や温度調節処理を実
行するのに必要な各種データやシステムデータ等が格納
されている。主制御部2は、そのCPUがROM内のプ
ログラムに基づいてRAMをワークメモリとして使用し
つつ、画像出力装置1の各部を制御して、画像出力装置
1としての基本処理を実行するとともに、後述する温度
調節処理を実行する。
【0021】記録紙格納部3は、複数枚の記録紙、例え
ば、カット状の記録紙が格納され、記録紙格納部3内の
記録紙は、図示しない感光体と転写部との間に搬送され
て、転写部によりトナーが転写される。
【0022】記録紙格納部温度検出部(記録紙格納部温
度検出手段)4は、例えば、サーミスタ等が使用され、
記録紙格納部3内の温度を検出して、検出温度を主制御
部2に出力する。主制御部2は、記録紙格納温度検出部
4の検出結果に基づいて、後述する温度調節処理を行
う。
【0023】熱発生部(熱発生源)5は、主に、定着ヒ
ータにより所定の定着温度に加熱され回転する定着ロー
ラと定着ローラに圧接されて定着ローラとともに回転す
る加圧ローラを備えた定着部であり、主制御部2により
定着ヒータへの通電が制御されて、所定の定着温度に加
熱制御される。
【0024】熱発生温度検出部(ファン機構)6は、例
えば、サーミスタ等が使用され、熱発生部5の温度を検
出して、検出温度を主制御部2に出力する。主制御部2
は、熱発生温度検出部6の検出結果に基づいて、熱発生
部5の温度制御を行うとともに、後述する温度調節処理
を行う。
【0025】ファンモータ部7は、その回転方向により
熱発生部5から記録紙格納部3方向への送風と、記録紙
格納部3から熱発生部5への送風と、を行うファンと、
当該ファンを回転駆動するファンモータ等を備え、後述
するように、画像出力装置1の画像出力動作中は、記録
紙格納部3から熱発生部5への送風を行って、熱発生部
5の冷却を行い、画像出力装置1の画像出力非動作中
は、熱発生部5から記録紙格納部3への送風を行って、
記録紙格納部3の保温を行う。
【0026】回転方向切換部8は、モータファン部7の
ファンモータの回転方向の切り換えを行うもので、画像
出力装置1の画像出力動作中は、記録紙格納部3から熱
発生部5に送風を行う方向にファンモータを回転させ、
画像出力装置1の画像出力非動作中は、熱発生部5から
記録紙格納部3に送風を行う方向にファンモータを回転
させる。
【0027】動作判断部9は、画像出力装置1が画像の
記録動作中であるか、画像の被記録動作中であるかを判
断し、判断結果を主制御部2に出力する。
【0028】回転方向信号出力部10は、主制御部2の
制御下で動作して、回転方向切換部8にファンモータの
回転方向を指示する回転方向信号を出力する。すなわ
ち、主制御部2は、動作判断部9の判断結果に応じて、
回転方向信号出力部10に回転方向信号を出力させる。
【0029】上記ファンモータ部7、回転方向切換部8
及び回転方向信号出力部10は、図2に示すように回路
構成されており、回転方向信号出力部10は、ファンモ
ータ部7のファンモータの回転を停止させるか、熱発生
部5を冷却する方向にファンモータを回転させるか、記
録紙格納部3を保温する方向にファンモータを回転させ
るか、あるいは、ファンモータの回転方向の設定を禁止
するかにより、回転方向信号a、bを、図2に示すよう
に、それぞれ(a,b)=(0,0)、(0,1)、
(1,0)、(1,1)にセットして、回転方向切換部
8に出力する。
【0030】回転方向切換部8は、4つのトランジスタ
Tr1、Tr2、Tr3、Tr4等を備え、トランジス
タTr1とトランジスタTr2には、回転方向信号aが
入力され、トランジスタTr3とトランジスタTr4に
は、回転方向信号bが入力される。回転方向切換部8
は、回転方向信号a、bが「0」と「1」のいずれであ
るかにより、トランジスタTr1とトランジスタTr2
がともにオンで、トランジスタTr3とトランジスタT
r4がともにオフするするか、トランジスタTr3とト
ランジスタTr4がともにオンで、トランジスタTr1
とトランジスタTr2がともにオフするか、により、モ
ータファン部7のモータファンの回転方向を切り換え
る。
【0031】したがって、上記主制御部2、回転方向切
換部8、動作判断部9及び回転方向信号出力部10は、
全体として制御手段として機能する。
【0032】次に、本実施の形態の作用を説明する。画
像出力装置1は、熱発生部5と記録紙格納部3との間を
送風するファンモータ部7の送風方向を切り換えること
により、記録紙格納部3に格納されている記録紙の保温
と熱発生部5の冷却を行うところにその特徴がある。
【0033】すなわち、画像出力装置1は、図3に示す
ように、主制御部2が動作判断部9の判断結果が動作中
であるかどうか、すなわち、画像出力装置1が画像出力
動作中であるかどうかチェックし(ステップS1)、画
像出力動作中であると、熱発生温度検出部6の検出結果
に基づいて、熱発生部5が所定の設定温度、例えば、定
着温度よりも高いかチェックする(ステップS2)。
【0034】ステップS2で、熱発生部5の温度が所定
の設定温度よりも温度が高いと、主制御部2は、回転方
向信号出力部10に記録紙格納部3から熱発生部5方向
に送風する回転方向を指示する(0,1)の回転方向信
号a、bを回転方向切換部8に出力させ(ステップS
3)、回転方向切換部8は、この回転方向信号a、bに
応じてファンモータ部7のファンモータを記録紙格納部
3から熱発生部5方向に送風する冷却モードによりファ
ンモータを回転駆動させる(ステップS4)。したがっ
て、熱発生部5は、記録紙格納部3の冷えた空気により
冷却され、熱発生部5の過熱を防止することができる。
【0035】上記ステップS2で、熱発生部5の温度が
所定の設定温度よりも温度が低いと、主制御部2は、回
転方向信号出力部10にファンモータの回転の停止を指
示する(0,0)の回転方向信号a、bを回転方向信号
切換部8に出力させ(ステップS5)、回転方向切換部
8は、この回転方向信号a、bに応じてファンモータ部
7のファンモータの回転を停止させる。したがって、熱
発生部5が冷却され過ぎるのを防止し、適切な定着を行
うことができる。
【0036】また、上記ステップS1で、動作判断部9
の判断結果が画像記録非動作中、すなわち、画像出力装
置1が画像出力動作を行っていないときには、主制御部
2は、記録紙格納温度検出部4の検出結果に基づいて、
記録紙格納部3の温度が予め設定された保温温度より低
いかどうかチェックし(ステップS6)、記録紙格納部
3の温度が保温温度より低いときには、回転方向信号出
力部10に熱発生部5から記録紙格納部3方向に送風す
る回転方向を指示する(1,0)の回転方向信号a、b
を回転方向切換部8に出力させる(ステップS7)。回
転方向信号出力部10は、主制御部2の指示に応じて、
(1,0)の回転方向信号a、bを回転方向切換部8に
出力し、回転方向切換部8は、この回転方向信号a、b
に応じてファンモータ部7のファンモータを熱発生部5
から記録紙格納部3方向に送風する保温モードによりフ
ァンモータを回転駆動させる(ステップS8)。したが
って、記録紙の保温専用に熱源を設けることなく、記録
紙格納部3に格納されている記録紙を、画像出力装置1
が非動作中に、熱発生部5の熱により保温温度に保温す
ることができ、部品点数を削減して、画像出力装置1を
安価なものとすることができるとともに、記録紙を適切
に保温して、画像品質を向上させることができる。
【0037】上記ステップS6で、記録紙格納部3の温
度が保温温度よりも高いときには、主制御部2は、回転
方向信号出力部10にファンモータの回転の停止を指示
する(0,0)の回転方向信号a、bを回転方向切換部
8に出力させ(ステップS9)、回転方向切換部8は、
この回転方向信号a、bに応じてファンモータ部7のフ
ァンモータの回転を停止させる。したがって、記録紙格
納部3の温度が高くなりすぎるのを防止し、適切な温度
に記録紙を保温することができる。
【0038】このように、本実施の形態によれば、熱発
生部5から記録紙格納部3への送風と記録紙格納部3か
ら熱発生部5への送風を切り換えて行うファンを備えた
ファンモータ部7のファンの回転を、画像出力装置1の
画像記録動作状況に応じて、制御しているので、記録紙
保温専用の熱源を設けることなく、記録紙格納部3の保
温と熱発生部5の冷却とを一つのファンモータ部7によ
り行うことができ、部品点数を削減することができると
ともに、消費電力を削減することができる。したがって
画像出力装置1を安価で、かつ、画像品質の良好なもの
とすることができる。
【0039】また、画像出力装置1が画像記録動作中で
あると、ファンモータ部7のファンを記録紙格納部3か
ら熱発生部5へ送風する方向に回転させ、非動作中であ
ると、ファンモータ部7のファンを熱発生部5から記録
紙格納部3へ送風する方向に回転させているので、記録
紙格納部3の保温と熱発生部5の冷却とを一つのファン
モータ部7により適切に行うことができ、部品点数を削
減することができるとともに、消費電力を削減すること
ができる。したがって、画像出力装置1を安価で、か
つ、画像品質の良好なものとすることができる。
【0040】さらに、記録紙格納部3の温度を記録紙格
納温度検出部4で検出して、記録紙格納部3の温度に応
じてファンモータ7のファンの回転を制御しているの
で、より一層適切な温度に記録紙を保温することがで
き、より一層消費電力を削減することができるととも
に、より一層画像品質を向上させることができる。
【0041】また、熱発生部5の温度を熱発生温度検出
部6で検出して、熱発生部5の温度に応じてファンモー
タ部7のファンの回転を制御しているので、熱発生部5
をより一層適切な温度に制御することができ、より一層
消費電力を削減することができるとともに、より一層画
像品質を向上させることができる。
【0042】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0043】なお、上記実施の形態においては、電子写
真方式の画像出力装置に適用した場合について説明した
が、画像出力装置としては、電子写真方式のものに限る
ものではなく、記録紙に画像を記録出力を行う画像出力
装置一般に適用することができる。この場合、熱発生部
としては、当該画像出力の方式において熱を発生させる
部分を熱発生部として利用する。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像出力装置によ
れば、熱発生源から記録紙格納部への送風と記録紙格納
部から熱発生源への送風を切り換えて行うファンを備え
たファン機構のファンの回転を、画像出力装置の画像記
録動作状況に応じて制御しているので、記録紙の保温専
用の熱源を設けることなく、記録紙格納部の保温と熱発
生源の冷却とを一つのファン機構により行うことがで
き、部品点数を削減することができるとともに、消費電
力を削減することができる。したがって画像出力装置を
安価で、かつ、画像品質の良好なものとすることができ
る。
【0045】請求項2記載の発明の画像出力装置によれ
ば、画像出力装置が画像記録動作中であると、ファン機
構のファンを記録紙格納部から熱発生源へ送風する方向
に回転させ、非動作中であると、ファン機構のファンを
熱発生源から記録紙格納部へ送風する方向に回転させる
ので、記録紙格納部の保温と熱発生源の冷却とを一つの
ファン機構により適切に行うことができ、部品点数を削
減することができるとともに、消費電力を削減すること
ができる。したがって、画像出力装置を安価で、かつ、
画像品質の良好なものとすることができる。
【0046】請求項3記載の発明の画像出力装置によれ
ば、記録紙格納部の温度を検出し、記録紙格納部の温度
に応じてファン機構のファンの回転を制御するので、よ
り一層適切な温度に記録紙を保温することができ、より
一層消費電力を削減することができるとともに、より一
層画像品質を向上させることができる。
【0047】請求項4記載の発明の画像出力装置によれ
ば、熱発生源の温度を検出し、熱発生源の温度に応じて
ファン機構のファンの回転を制御するので、熱発生源を
より一層適切な温度に制御することができ、より一層消
費電力を削減することができるとともに、より一層画像
品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像出力装置の一実施の形態を適用し
た画像出力装置の要部回路ブロック図。
【図2】図1のファンモータ部と回転方向切換部と回転
方向信号出力部との関係を示す回路図。
【図3】図1の画像出力装置による温度調節処理を示す
フローチャート。
【符号の説明】
1 画像出力装置 2 主制御部 3 記録紙格納部 4 記録紙格納部温度検出部 5 熱発生部 6 熱発生温度検出部 7 ファンモータ部 8 回転方向切換部 9 動作判断部 10 回転方向信号出力部 Tr1〜Tr4 トランジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙格納部に格納された記録紙を画像記
    録部に搬送して所定の画像記録方式により画像を記録紙
    に記録出力するとともに、所定の熱発生源を備えた画像
    出力装置において、所定のファンを備えて当該ファンの
    回転方向により前記熱発生源から前記記録紙格納部への
    送風と前記記録紙格納部から前記熱発生源への送風を切
    り換えて行うファン機構と、前記ファン機構の前記ファ
    ンの回転を制御するファン制御手段と、前記画像出力装
    置の前記画像記録動作状況に応じて前記ファン制御手段
    を介して前記ファン機構を制御して、前記記録紙格納部
    の保温と前記熱発生源の冷却とを制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像出力装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記画像出力装置が前記
    画像記録動作中であると、前記ファン制御手段を介して
    前記ファン機構の前記ファンを前記記録紙格納部から前
    記熱発生源へ送風する方向に回転させ、前記画像出力装
    置が前記画像記録非動作中であると、前記ファン制御手
    段を介して前記ファン機構の前記ファンを前記熱発生源
    から前記記録紙格納部へ送風する方向に回転させること
    を特徴とする請求項1記載の画像出力装置。
  3. 【請求項3】前記画像出力装置は、前記記録紙格納部の
    温度を検出する記録紙格納部温度検出手段を、さらに備
    え、前記制御手段は、前記記録紙格納部温度検出手段の
    検出結果に応じて、前記ファン制御手段を介して前記フ
    ァン機構の前記ファンの回転を制御することを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の画像出力装置。
  4. 【請求項4】前記画像出力装置は、前記熱発生源の温度
    を検出する熱発生源温度検出手段を、さらに備え、前記
    制御手段は、前記熱発生源温度検出手段の検出結果に応
    じて、前記ファン制御手段を介して前記ファン機構の前
    記ファンの回転を制御することを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれかに記載の画像出力装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7206533B2 (en) * 2004-05-31 2007-04-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for controlling fusing temperature and blower speed based on toner coverage computed from data to be printed and apparatus using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7206533B2 (en) * 2004-05-31 2007-04-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for controlling fusing temperature and blower speed based on toner coverage computed from data to be printed and apparatus using the same

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