JPH0792889A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0792889A JPH0792889A JP5236981A JP23698193A JPH0792889A JP H0792889 A JPH0792889 A JP H0792889A JP 5236981 A JP5236981 A JP 5236981A JP 23698193 A JP23698193 A JP 23698193A JP H0792889 A JPH0792889 A JP H0792889A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- exhaust
- housing
- unit
- fan
- Prior art date
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- Pending
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、定着手段の温度状態を適切に維持
でき良好な画像形成を行うことが可能な画像形成装置を
提供する。 【構成】 本発明の画像形成装置1は、定着手段と、こ
の定着手段を収容してなる筐体と、この筐体内で前記定
着手段の上方に設けられ、定着手段の上方近傍の空気を
筐体外部に排出する第1の排気手段と、筐体内で前記定
着手段の下方に設けられ、定着手段の下方近傍の空気を
筐体外部に排出する第2の排気手段と、定着手段による
定着動作が行われていないときには第1の排気手段を駆
動させるとともに第2の排気手段は停止させ、定着手段
による定着動作が行われているときには第1の排気手段
及び第2の排気手段を駆動させるように制御する制御手
段とを有する。これにより、外部環境,画像形成条件の
変化等に対しても発熱源を含む画像形成要素の温度状態
を適切に維持でき良好な画像形成を行うことが可能とな
る。
でき良好な画像形成を行うことが可能な画像形成装置を
提供する。 【構成】 本発明の画像形成装置1は、定着手段と、こ
の定着手段を収容してなる筐体と、この筐体内で前記定
着手段の上方に設けられ、定着手段の上方近傍の空気を
筐体外部に排出する第1の排気手段と、筐体内で前記定
着手段の下方に設けられ、定着手段の下方近傍の空気を
筐体外部に排出する第2の排気手段と、定着手段による
定着動作が行われていないときには第1の排気手段を駆
動させるとともに第2の排気手段は停止させ、定着手段
による定着動作が行われているときには第1の排気手段
及び第2の排気手段を駆動させるように制御する制御手
段とを有する。これにより、外部環境,画像形成条件の
変化等に対しても発熱源を含む画像形成要素の温度状態
を適切に維持でき良好な画像形成を行うことが可能とな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子複写機等の画像形成装置にお
いては、感光体ドラム上より剥離され搬送されてきた転
写紙に、熱と圧力を加えてトナーを定着させるための定
着器として、ヒータランプを内蔵した上ローラとこの上
ローラに接触させる下ローラと設けている。そして、ヒ
ータランプの発熱による筐体内の温度上昇を防ぐために
ファンモータによる冷却を行っている。
いては、感光体ドラム上より剥離され搬送されてきた転
写紙に、熱と圧力を加えてトナーを定着させるための定
着器として、ヒータランプを内蔵した上ローラとこの上
ローラに接触させる下ローラと設けている。そして、ヒ
ータランプの発熱による筐体内の温度上昇を防ぐために
ファンモータによる冷却を行っている。
【0003】また、サーミスタ,サーモスタット等を用
いた温度検知部により上ローラの温度コントロールを行
い、上ローラの温度が異常に高くなった場合には、サー
モスタットの動作でヒータランプへの通電を停止してい
る。
いた温度検知部により上ローラの温度コントロールを行
い、上ローラの温度が異常に高くなった場合には、サー
モスタットの動作でヒータランプへの通電を停止してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たファンモータによる排気動作は、定着器からの高温空
気を排紙部方向への一方向へのみの排気を行なうだけで
あり、しかも、装置の状態が変化しても一定の排気能力
しか提供できないため、定着器の周辺の熱除去効率が悪
かった。
たファンモータによる排気動作は、定着器からの高温空
気を排紙部方向への一方向へのみの排気を行なうだけで
あり、しかも、装置の状態が変化しても一定の排気能力
しか提供できないため、定着器の周辺の熱除去効率が悪
かった。
【0005】そこで、本発明は、定着器の周辺に複数の
排気手段を設け、画像形成動作に応じた排気能力を提供
して、定着器を含む筐体内の温度上昇を効率よく防止
し、良好な画像形成を行うことが可能な画像形成装置を
提供することを目的とする。
排気手段を設け、画像形成動作に応じた排気能力を提供
して、定着器を含む筐体内の温度上昇を効率よく防止
し、良好な画像形成を行うことが可能な画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像形成
装置は、現像剤像を担持した像担持体に対して加熱する
ことにより前記現像剤像を前記像担持体上に定着させる
定着手段と、この定着手段を収容してなる筐体と、この
筐体内で前記定着手段の上方に設けられ、定着手段の上
方近傍の空気を筐体外部に排出する第1の排気手段と、
前記筐体内で前記定着手段の下方に設けられ、定着手段
の下方近傍の空気を筐体外部に排出する第2の排気手段
と、前記定着手段による定着動作が行われていないとき
には前記第1の排気手段を駆動させるとともに前記第2
の排気手段は停止させ、前記定着手段による定着動作が
行われているときには前記第1の排気手段及び第2の排
気手段を駆動させるように制御する制御手段とを有す
る。
装置は、現像剤像を担持した像担持体に対して加熱する
ことにより前記現像剤像を前記像担持体上に定着させる
定着手段と、この定着手段を収容してなる筐体と、この
筐体内で前記定着手段の上方に設けられ、定着手段の上
方近傍の空気を筐体外部に排出する第1の排気手段と、
前記筐体内で前記定着手段の下方に設けられ、定着手段
の下方近傍の空気を筐体外部に排出する第2の排気手段
と、前記定着手段による定着動作が行われていないとき
には前記第1の排気手段を駆動させるとともに前記第2
の排気手段は停止させ、前記定着手段による定着動作が
行われているときには前記第1の排気手段及び第2の排
気手段を駆動させるように制御する制御手段とを有す
る。
【0007】請求項2記載の画像形成装置は、現像剤を
担持した像担持体に対して加熱することにより前記現像
剤像を前記像担持体上に定着させる定着手段と、この定
着手段を収容してなる筐体と、この筐体内で前記定着手
段の上方に設けられ、定着手段の上方近傍の空気を筐体
外部に排出する第1の排気手段と、前記筐体内で前記定
着手段の下方に設けられ、定着手段の下方近傍の空気を
筐体外部に排出する第2の排気手段と、前記定着手段に
よる定着動作が行われていないときには前記第1の排気
手段を駆動させるとともに前記第2の排気手段は停止さ
せ、前記定着手段による定着動作が行われているときに
は前記第1の排気手段及び第2の排気手段を駆動させる
ように制御する制御手段とを有する。
担持した像担持体に対して加熱することにより前記現像
剤像を前記像担持体上に定着させる定着手段と、この定
着手段を収容してなる筐体と、この筐体内で前記定着手
段の上方に設けられ、定着手段の上方近傍の空気を筐体
外部に排出する第1の排気手段と、前記筐体内で前記定
着手段の下方に設けられ、定着手段の下方近傍の空気を
筐体外部に排出する第2の排気手段と、前記定着手段に
よる定着動作が行われていないときには前記第1の排気
手段を駆動させるとともに前記第2の排気手段は停止さ
せ、前記定着手段による定着動作が行われているときに
は前記第1の排気手段及び第2の排気手段を駆動させる
ように制御する制御手段とを有する。
【0008】請求項3記載の画像形成装置は、現像剤を
担持した像担持体に対して加熱することにより前記現像
剤像を前記像担持体上に定着させる定着手段と、この定
着手段を収容してなる筐体と、この筐体内で前記定着手
段の上方に設けられ、回転することによって定着手段の
上方近傍の空気を筐体外部に排出する回転数可変の第1
のファンと、前記筐体内で前記定着手段の下方に設けら
れ、回転することによって定着手段の下方近傍の空気を
筐体外部に排出する第2のファンと、前記定着手段によ
る定着動作が行われていないときには前記第1のファン
を第1の速度で回転させるとともに前記第2のファンは
停止させ、前記定着手段による定着動作が行われている
ときには前記第1のファンを前記第1の速度よりも高速
な第2の速度で回転させ前記第2のファンを所定の速度
で回転させるように制御する制御手段とを有する。
担持した像担持体に対して加熱することにより前記現像
剤像を前記像担持体上に定着させる定着手段と、この定
着手段を収容してなる筐体と、この筐体内で前記定着手
段の上方に設けられ、回転することによって定着手段の
上方近傍の空気を筐体外部に排出する回転数可変の第1
のファンと、前記筐体内で前記定着手段の下方に設けら
れ、回転することによって定着手段の下方近傍の空気を
筐体外部に排出する第2のファンと、前記定着手段によ
る定着動作が行われていないときには前記第1のファン
を第1の速度で回転させるとともに前記第2のファンは
停止させ、前記定着手段による定着動作が行われている
ときには前記第1のファンを前記第1の速度よりも高速
な第2の速度で回転させ前記第2のファンを所定の速度
で回転させるように制御する制御手段とを有する。
【0009】
【作用】以下に、各発明の作用を説明する。
【0010】請求項1記載の画像形成装置によれば、制
御手段により、定着手段による定着動作が行われていな
いときには前記第1の排気手段を駆動させるとともに前
記第2の排気手段は停止させ、前記定着手段による定着
動作が行われているときには前記第1の排気手段及び第
2の排気手段を駆動させるので、外部環境,画像形成条
件の変化等に対しても定着手段の温度状態を適切に維持
でき良好な画像形成を行うことが可能となる。
御手段により、定着手段による定着動作が行われていな
いときには前記第1の排気手段を駆動させるとともに前
記第2の排気手段は停止させ、前記定着手段による定着
動作が行われているときには前記第1の排気手段及び第
2の排気手段を駆動させるので、外部環境,画像形成条
件の変化等に対しても定着手段の温度状態を適切に維持
でき良好な画像形成を行うことが可能となる。
【0011】請求項2記載の画像形成装置によれば、制
御手段により、前記定着手段による定着動作が行われて
いないときには前記第1の排気手段を駆動させるととも
に、前記第2の排気手段は停止させ、前記定着手段によ
る定着動作が行われているときには前記第1の排気手段
及び第2の排気手段を駆動させるので、前記第1の排気
手段の排気動作に加えた第2の排気手段の排気動作によ
り、外部環境,画像形成条件の変化等に対しても定着手
段の温度状態を適切に維持でき良好な画像形成を行うこ
とが可能となる。
御手段により、前記定着手段による定着動作が行われて
いないときには前記第1の排気手段を駆動させるととも
に、前記第2の排気手段は停止させ、前記定着手段によ
る定着動作が行われているときには前記第1の排気手段
及び第2の排気手段を駆動させるので、前記第1の排気
手段の排気動作に加えた第2の排気手段の排気動作によ
り、外部環境,画像形成条件の変化等に対しても定着手
段の温度状態を適切に維持でき良好な画像形成を行うこ
とが可能となる。
【0012】請求項3記載の画像形成装置によれば、制
御手段により、前記定着手段による定着動作が行われて
いないときには上方近傍の空気を筐体外部に排出する回
転数可変の第1のファンを第1のファンを第1の速度で
回転させるとともに第2のファンは停止させ、前記定着
手段による定着動作が行われているときには前記第1の
ファンを前記第1の速度よりも高速な第2の速度で回転
させ前記定着手段の下方に設けられ下方近傍の空気を筐
体外部に排出する前記第2のファンを所定の速度で回転
させるので、第1のファン、第2のファンの適切な排気
動作により外部環境,画像形成条件の変化等に対しても
定着手段の温度状態を適切に維持でき良好な画像形成を
行うことが可能となる。
御手段により、前記定着手段による定着動作が行われて
いないときには上方近傍の空気を筐体外部に排出する回
転数可変の第1のファンを第1のファンを第1の速度で
回転させるとともに第2のファンは停止させ、前記定着
手段による定着動作が行われているときには前記第1の
ファンを前記第1の速度よりも高速な第2の速度で回転
させ前記定着手段の下方に設けられ下方近傍の空気を筐
体外部に排出する前記第2のファンを所定の速度で回転
させるので、第1のファン、第2のファンの適切な排気
動作により外部環境,画像形成条件の変化等に対しても
定着手段の温度状態を適切に維持でき良好な画像形成を
行うことが可能となる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
【0014】図1に示す画像形成装置1は、装置本体1
Aに設けた原稿台30上の原稿Oを読み取り後述する画
像形成部33の感光体ドラム52の周面に潜像を形成す
る画像読取手段31と、画像形成媒体としての用紙P上
に画像を形成する画像形成部33とを有している。
Aに設けた原稿台30上の原稿Oを読み取り後述する画
像形成部33の感光体ドラム52の周面に潜像を形成す
る画像読取手段31と、画像形成媒体としての用紙P上
に画像を形成する画像形成部33とを有している。
【0015】前記画像読取手段31は、光源40,反射
鏡41,ミラー42からなる第1のキャリッジ35と、
ミラー43,44からなる第2のキャリッジ36と、レ
ンズ45と、ミラー46,47,48とから構成してい
る。
鏡41,ミラー42からなる第1のキャリッジ35と、
ミラー43,44からなる第2のキャリッジ36と、レ
ンズ45と、ミラー46,47,48とから構成してい
る。
【0016】前記画像形成部33は、感光体ドラム5
2,現像器53,定着手段としての筐体を含む定着器5
4,帯電器55,転写器56,除電器57,クリーナ5
8,消去アレイ59等の各画像形成要素から構成してい
る。
2,現像器53,定着手段としての筐体を含む定着器5
4,帯電器55,転写器56,除電器57,クリーナ5
8,消去アレイ59等の各画像形成要素から構成してい
る。
【0017】また、画像形成部33は、手差しガイド6
5,用紙Pを収容した給紙トレイ61,この給紙トレイ
61から用紙Pを取り出すピックアップローラ66,給
紙ローラ67,レジストローラ68,排紙ローラ69,
排紙トレイ64等を具備している。
5,用紙Pを収容した給紙トレイ61,この給紙トレイ
61から用紙Pを取り出すピックアップローラ66,給
紙ローラ67,レジストローラ68,排紙ローラ69,
排紙トレイ64等を具備している。
【0018】前記定着器54は、図2に拡大して示すよ
うに、感光体ドラム52から剥離され搬送されてきた転
写紙Pに熱と圧力を加えてトナーを定着させるようにな
っている。
うに、感光体ドラム52から剥離され搬送されてきた転
写紙Pに熱と圧力を加えてトナーを定着させるようにな
っている。
【0019】即ち、定着器54は、図示しないメインモ
ータの駆動の基に回転する上ローラ11,下ローラ12
と、上ローラ11に回転不能に内蔵したヒーターランプ
13と、下ローラ12を上ローラ11側に一定圧力で付
勢するスプリング14と、上ローラ11,下ローラ12
の後段に配置した剥離ユニット15と、上ローラ11に
接触したクリーニングローラ16と、上ローラ11の温
度を検知する温度検知手段としてのサーミスタ17と、
上ローラ11内のヒーターランプ13に対する通電制御
素子としてのサーモスタット18とを有している。
ータの駆動の基に回転する上ローラ11,下ローラ12
と、上ローラ11に回転不能に内蔵したヒーターランプ
13と、下ローラ12を上ローラ11側に一定圧力で付
勢するスプリング14と、上ローラ11,下ローラ12
の後段に配置した剥離ユニット15と、上ローラ11に
接触したクリーニングローラ16と、上ローラ11の温
度を検知する温度検知手段としてのサーミスタ17と、
上ローラ11内のヒーターランプ13に対する通電制御
素子としてのサーモスタット18とを有している。
【0020】また、定着器54の上部にはこの定着器5
4が発生する熱を前記排紙トレイ64側に排気する第1
の排気手段としての第1のファン21が配置され、定着
器54の底部にはこの定着器54が発生する熱を下方に
排気する第2の排気手段としての第2のファン22が配
置されている。
4が発生する熱を前記排紙トレイ64側に排気する第1
の排気手段としての第1のファン21が配置され、定着
器54の底部にはこの定着器54が発生する熱を下方に
排気する第2の排気手段としての第2のファン22が配
置されている。
【0021】尚、上ローラ11,下ローラ12は、上部
ユニットが下がっているときは常時スプリング14にて
付勢され、上部ユニットが上がったとき付勢解除状態に
なるように構成している。
ユニットが下がっているときは常時スプリング14にて
付勢され、上部ユニットが上がったとき付勢解除状態に
なるように構成している。
【0022】図3は、前記上ローラ11と第1のファン
21,第2のファン22に関する制御系を示すものであ
り、前記サーミスタ17により上ローラ11の温度を検
知し、この検知結果を制御手段を構成するCPU3に送
るとともに、CPU3の制御でサーモスタット18を介
してヒータランプ13への通電をオン,オフするように
なっている。
21,第2のファン22に関する制御系を示すものであ
り、前記サーミスタ17により上ローラ11の温度を検
知し、この検知結果を制御手段を構成するCPU3に送
るとともに、CPU3の制御でサーモスタット18を介
してヒータランプ13への通電をオン,オフするように
なっている。
【0023】また、制御手段を構成するメモリ4に格納
した制御プログラムに基づき、前記CPU3は図4に示
す制御パターンで前記第1のファン21,第2のファン
22の動作制御を行うようになっている。
した制御プログラムに基づき、前記CPU3は図4に示
す制御パターンで前記第1のファン21,第2のファン
22の動作制御を行うようになっている。
【0024】尚、前記第1のファン21,第2のファン
22は各々速度可変モータを含んで構成している。
22は各々速度可変モータを含んで構成している。
【0025】次に、前記画像形成装置1の動作状態に応
じた前記第1のファン21,第2のファン22による排
気動作について説明する。
じた前記第1のファン21,第2のファン22による排
気動作について説明する。
【0026】前記CPU3は、ヒートローラ11の温度
を一定に保つため、サーミスタ17の検知結果を基にサ
ーモスタット18を介してヒータランプ13への通電を
オン,オフ制御する。
を一定に保つため、サーミスタ17の検知結果を基にサ
ーモスタット18を介してヒータランプ13への通電を
オン,オフ制御する。
【0027】ここで、制御対象であるヒートローラ11
の表面温度は例えば200℃(サーミスタの抵抗値約
3.2KΩ)とされている。そして、ヒートローラ11
の表面温度を例えば200℃に保つため、コピー中も含
めてヒータランプ13はオン,オフ駆動される。
の表面温度は例えば200℃(サーミスタの抵抗値約
3.2KΩ)とされている。そして、ヒートローラ11
の表面温度を例えば200℃に保つため、コピー中も含
めてヒータランプ13はオン,オフ駆動される。
【0028】画像形成装置1の電源投入後、ヒータラン
プ13をオンし、基準温度(200℃)に達すると画像
形成装置1の状態は、ウォームアップからレディへと変
化し画像形成(コピー)可能な状態になる。この間、第
1のファン21は、低速にて駆動され、第2のファン2
2は、停止されている。
プ13をオンし、基準温度(200℃)に達すると画像
形成装置1の状態は、ウォームアップからレディへと変
化し画像形成(コピー)可能な状態になる。この間、第
1のファン21は、低速にて駆動され、第2のファン2
2は、停止されている。
【0029】同様にパワーセーブモードの時は、前記C
PU3の制御でヒータランプ13の基準温度を200℃
から100℃に下げることによって消費電力の節減を行
う。
PU3の制御でヒータランプ13の基準温度を200℃
から100℃に下げることによって消費電力の節減を行
う。
【0030】このときも、レディ中と同様に第1のファ
ン21が低速で駆動されるが、第2のファン22は停止
されている。
ン21が低速で駆動されるが、第2のファン22は停止
されている。
【0031】ウォームアップ中,レデッ中,パワーセー
ブ中において、第2のファン22を低速駆動してよい。
ブ中において、第2のファン22を低速駆動してよい。
【0032】また、画像形成装置1がコピー動作を行っ
ているとき、即ちヒートローラ11による定着動作が行
われているときには、排気ファン21は高速にて駆動さ
れ、底部排気ファン22は低速にて駆動される。これに
よってヒータランプ13のON時には、特に、定着器5
4回りの熱除去効率を改善することができる。また、コ
ピー動作中に用紙のジャム等が発生することがある。こ
のような場合、画像形成装置はエラー停止状態となる。
このとき、排気ファン21は低速にて回転駆動され、底
部排気ファン22は停止または低速にて回転駆動され
る。
ているとき、即ちヒートローラ11による定着動作が行
われているときには、排気ファン21は高速にて駆動さ
れ、底部排気ファン22は低速にて駆動される。これに
よってヒータランプ13のON時には、特に、定着器5
4回りの熱除去効率を改善することができる。また、コ
ピー動作中に用紙のジャム等が発生することがある。こ
のような場合、画像形成装置はエラー停止状態となる。
このとき、排気ファン21は低速にて回転駆動され、底
部排気ファン22は停止または低速にて回転駆動され
る。
【0033】本実施例では、上述したように、画像形成
装置1の状態に応じて、第1のファン21及び第2のフ
ァン22を制御している。
装置1の状態に応じて、第1のファン21及び第2のフ
ァン22を制御している。
【0034】特に、コピー中に第2のファン22を高速
で回転させることにより、定着器54から発生する熱に
よる筐体1A内の温度上昇を確実に抑えることができ、
この定着器54の定着動作を良好な状態に維持できる。
で回転させることにより、定着器54から発生する熱に
よる筐体1A内の温度上昇を確実に抑えることができ、
この定着器54の定着動作を良好な状態に維持できる。
【0035】本発明は、上述した実施例の他、その要旨
の範囲内で種々の変形が可能である。
の範囲内で種々の変形が可能である。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、以下の効
果を奏する。
果を奏する。
【0037】請求項1記載の発明によれば、外部環境,
画像形成条件の変化等に対しても定着手段の温度状態を
適切に維持でき良好な画像形成を行うことが可能な画像
形成装置を提供することができる。
画像形成条件の変化等に対しても定着手段の温度状態を
適切に維持でき良好な画像形成を行うことが可能な画像
形成装置を提供することができる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、前記第1の
排気手段の排気動作に加えた第2の排気手段の排気動作
により、外部環境,画像形成条件の変化等に対しても定
着手段の温度状態を適切に維持でき良好な画像形成を行
うことが可能な画像形成装置を提供することができる。
排気手段の排気動作に加えた第2の排気手段の排気動作
により、外部環境,画像形成条件の変化等に対しても定
着手段の温度状態を適切に維持でき良好な画像形成を行
うことが可能な画像形成装置を提供することができる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、第1のファ
ン、第2のファンの適切な排気動作により外部環境,画
像形成条件の変化等に対しても定着手段の温度状態を適
切に維持でき良好な画像形成を行うことが可能な画像形
成装置を提供することができる。
ン、第2のファンの適切な排気動作により外部環境,画
像形成条件の変化等に対しても定着手段の温度状態を適
切に維持でき良好な画像形成を行うことが可能な画像形
成装置を提供することができる。
【図1】本発明の実施例装置の概略断面図
【図2】本発明の実施例装置の定着器の拡大図
【図3】本発明の実施例装置の制御系を示す概略ブロッ
ク図
ク図
【図4】本発明の実施例装置における第1のファン,第
2のファンの制御パターンを示す説明図
2のファンの制御パターンを示す説明図
1 画像形成装置 3 CPU 11 上ローラ 13 ヒータランプ 21 第1のファン 22 第2のファン
Claims (3)
- 【請求項1】 現像剤像を担持した像担持体に対して加
熱することにより前記現像剤像を前記像担持体上に定着
させる定着手段と、この定着手段を収容してなる筐体
と、この筐体内で前記定着手段の上方に設けられ、定着
手段の上方近傍の空気を筐体外部に排出する第1の排気
手段と、前記筐体内で前記定着手段の下方に設けられ、
定着手段の下方近傍の空気を筐体外部に排出する第2の
排気手段と、前記定着手段による定着動作が行われてい
ないときには前記第1の排気手段を駆動させるとともに
前記第2の排気手段は停止させ、前記定着手段による定
着動作が行われているときには前記第1の排気手段及び
第2の排気手段を駆動させるように制御する制御手段と
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 現像剤を担持した像担持体に対して加熱
することにより前記現像剤像を前記像担持体上に定着さ
せる定着手段と、この定着手段を収容してなる筐体と、
この筐体内で前記定着手段の上方に設けられ、定着手段
の上方近傍の空気を筐体外部に排出する第1の排気手段
と、前記筐体内で前記定着手段の下方に設けられ、定着
手段の下方近傍の空気を筐体外部に排出する第2の排気
手段と、前記定着手段による定着動作が行われていない
ときには前記第1の排気手段を駆動させるとともに前記
第2の排気手段は停止させ、前記定着手段による定着動
作が行われているときには前記第1の排気手段及び第2
の排気手段を駆動させるように制御する制御手段とを有
することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】現像剤を担持した像担持体に対して加熱す
ることにより前記現像剤像を前記像担持体上に定着させ
る定着手段と、この定着手段を収容してなる筐体と、こ
の筐体内で前記定着手段の上方に設けられ、回転するこ
とによって定着手段の上方近傍の空気を筐体外部に排出
する回転数可変の第1のファンと、前記筐体内で前記定
着手段の下方に設けられ、回転することによって定着手
段の下方近傍の空気を筐体外部に排出する第2のファン
と、前記定着手段による定着動作が行われていないとき
には前記第1のファンを第1の速度で回転させるととも
に前記第2のファンは停止させ、前記定着手段による定
着動作が行われているときには前記第1のファンを前記
第1の速度よりも高速な第2の速度で回転させ前記第2
のファンを所定の速度で回転させるように制御する制御
手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5236981A JPH0792889A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5236981A JPH0792889A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0792889A true JPH0792889A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17008629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5236981A Pending JPH0792889A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0792889A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005181778A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2012032555A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置及び同装置におけるファンの駆動制御方法 |
JP2018045245A (ja) * | 2017-11-02 | 2018-03-22 | 株式会社東芝 | 画像形成装置 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP5236981A patent/JPH0792889A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005181778A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2012032555A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置及び同装置におけるファンの駆動制御方法 |
JP2018045245A (ja) * | 2017-11-02 | 2018-03-22 | 株式会社東芝 | 画像形成装置 |
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