JPH10306725A - 希薄燃焼ガス機関の副室構造 - Google Patents
希薄燃焼ガス機関の副室構造Info
- Publication number
- JPH10306725A JPH10306725A JP9119923A JP11992397A JPH10306725A JP H10306725 A JPH10306725 A JP H10306725A JP 9119923 A JP9119923 A JP 9119923A JP 11992397 A JP11992397 A JP 11992397A JP H10306725 A JPH10306725 A JP H10306725A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- auxiliary chamber
- sub
- volume
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 title claims abstract description 7
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims abstract description 20
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 abstract description 7
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 abstract description 6
- 238000005336 cracking Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract 1
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
- 239000002360 explosive Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B19/00—Engines characterised by precombustion chambers
- F02B19/12—Engines characterised by precombustion chambers with positive ignition
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来技術においては、高出力化等の如く、熱
負荷が増大すると、熱応力により副室が亀裂損傷すると
いう不具合があった。また、この不具合を解消する為に
シリンダーヘッドや副室の材質を変更することは、コス
トアップを招くのである。逆に熱負荷対策として燃焼温
度を低下させると熱効率が低下するという不具合があっ
た。本発明はこのような従来技術の不具合を解消するも
のである。 【解決手段】 副室を具備した希薄燃焼ガス機関におい
て、副室容積比率を3%以下に減少させ、副室内で燃焼
するガスの量を低減させた。また、副室先端の厚みをシ
リンダ直径の2〜4%と薄肉化して、低剛性化し、熱膨
張し易く構成した。
負荷が増大すると、熱応力により副室が亀裂損傷すると
いう不具合があった。また、この不具合を解消する為に
シリンダーヘッドや副室の材質を変更することは、コス
トアップを招くのである。逆に熱負荷対策として燃焼温
度を低下させると熱効率が低下するという不具合があっ
た。本発明はこのような従来技術の不具合を解消するも
のである。 【解決手段】 副室を具備した希薄燃焼ガス機関におい
て、副室容積比率を3%以下に減少させ、副室内で燃焼
するガスの量を低減させた。また、副室先端の厚みをシ
リンダ直径の2〜4%と薄肉化して、低剛性化し、熱膨
張し易く構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、希薄燃焼ガス機関
において、副室を設け、該副室内に理論混合気を供給
し、着火を安定せんとするものである。
において、副室を設け、該副室内に理論混合気を供給
し、着火を安定せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、希薄燃焼ガス機関の副室構造
に関する技術は公知とされているのである。図5におい
ては従来の希薄燃焼ガス機関の副室構造が図示されてい
る。図5に図示している如く、従来の副室形状は、熱効
率等の燃焼性能を最優先として設計されており、副室内
に理論混合気を送り、着火を安定させていたのである。
従って、副室先端の肉厚寸法等は噴口の配置や寸法で規
制されていた。
に関する技術は公知とされているのである。図5におい
ては従来の希薄燃焼ガス機関の副室構造が図示されてい
る。図5に図示している如く、従来の副室形状は、熱効
率等の燃焼性能を最優先として設計されており、副室内
に理論混合気を送り、着火を安定させていたのである。
従って、副室先端の肉厚寸法等は噴口の配置や寸法で規
制されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のような技術
の場合には、副室容積は熱効率等の燃焼性能を最優先で
設計されており、副室内に理論混合気を送り着火を安定
させていた。故に、従来の副室容積比〔副室容積比=副
室容積/(副室容積+主室容積)×100〕は3〜4%
とされていた。また従来は、高出力化等の如く、熱負荷
が増大すると、熱応力により副室が亀裂損傷するという
不具合があった。また、この不具合を解消する為に副室
ケースの材質を変更することは、コストアップを招くの
である。逆に熱負荷対策として燃焼温度を低下させると
熱効率が低下するという不具合があったのである。本発
明のこのような従来技術の不具合を解消するものであ
る。
の場合には、副室容積は熱効率等の燃焼性能を最優先で
設計されており、副室内に理論混合気を送り着火を安定
させていた。故に、従来の副室容積比〔副室容積比=副
室容積/(副室容積+主室容積)×100〕は3〜4%
とされていた。また従来は、高出力化等の如く、熱負荷
が増大すると、熱応力により副室が亀裂損傷するという
不具合があった。また、この不具合を解消する為に副室
ケースの材質を変更することは、コストアップを招くの
である。逆に熱負荷対策として燃焼温度を低下させると
熱効率が低下するという不具合があったのである。本発
明のこのような従来技術の不具合を解消するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。請求項1においては、副室を具備した
希薄燃焼ガス機関において、副室容積比率を3%以下に
減少させ、副室内で燃焼するガスの量を低減させたもの
である。請求項2においては、副室を具備した希薄燃焼
ガス機関において、副室先端の厚みをシリンダ直径の2
〜4%と薄肉化して、低剛性化し、熱膨張し易く構成し
たものである。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。請求項1においては、副室を具備した
希薄燃焼ガス機関において、副室容積比率を3%以下に
減少させ、副室内で燃焼するガスの量を低減させたもの
である。請求項2においては、副室を具備した希薄燃焼
ガス機関において、副室先端の厚みをシリンダ直径の2
〜4%と薄肉化して、低剛性化し、熱膨張し易く構成し
たものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明の希薄燃焼ガス機関の副室構造の構成
を示す正面断面図、図2は本発明の従来技術との副室容
積比の比較を示す図、図3は本発明の副室先端の構造を
示す図、図4は本発明の噴口穴まわりの熱応力低減状態
を示す図である。
る。図1は本発明の希薄燃焼ガス機関の副室構造の構成
を示す正面断面図、図2は本発明の従来技術との副室容
積比の比較を示す図、図3は本発明の副室先端の構造を
示す図、図4は本発明の噴口穴まわりの熱応力低減状態
を示す図である。
【0006】図1において説明する。シリンダブロック
の内部にシリンダライナーLを嵌入し、該シリンダライ
ナーLの内部でピストンPが上下動する。該シリンダブ
ロックとシリンダライナーLの上面にシリンダヘッドH
を載置しヘッドボルトで固定しており、該シリンダヘッ
ドHの下面と上昇してくるピストンPの上面との間に、
主室1が構成される。該主室1に副室噴口穴12・12
で連通して副室2が構成されている。該副室2は副室ケ
ース3の内部に構成され、副室ケース3の下端に副室噴
口穴12・12が主室1に向けて開口されている。
の内部にシリンダライナーLを嵌入し、該シリンダライ
ナーLの内部でピストンPが上下動する。該シリンダブ
ロックとシリンダライナーLの上面にシリンダヘッドH
を載置しヘッドボルトで固定しており、該シリンダヘッ
ドHの下面と上昇してくるピストンPの上面との間に、
主室1が構成される。該主室1に副室噴口穴12・12
で連通して副室2が構成されている。該副室2は副室ケ
ース3の内部に構成され、副室ケース3の下端に副室噴
口穴12・12が主室1に向けて開口されている。
【0007】該副室ケース3の上部開口に、プラグケー
ス6が嵌入されて、該副室ケース3の上部開口を閉塞し
ている。該副室ケース3とプラグケース6と点火プラグ
5と、チェックバルブ4とにより閉鎖した空間を副室2
に構成している。該プラグケース6の内部に点火プラグ
5とチェックバルブ4が嵌装されている。該プラグケー
ス6は、チェックバルブ4から噴出されるガス燃料に点
火し、副室内部で着火させる為のものである。また、シ
リンダヘッドHには、吸気弁10と排気弁11が嵌装さ
れて、燃料ガスがピストンPの吸気の為の下降と共に、
吸気弁10が開口され、主室1の内部に吸引される。該
主室1の内部で、副室噴口穴12から出てくる火炎流に
より、主室1内の圧縮された燃料ガスに着火されて、主
室1内のガス燃料の爆発燃焼が開始される。爆発燃焼後
には排気弁11から排気がシリンダヘッドHの外へ排出
される。
ス6が嵌入されて、該副室ケース3の上部開口を閉塞し
ている。該副室ケース3とプラグケース6と点火プラグ
5と、チェックバルブ4とにより閉鎖した空間を副室2
に構成している。該プラグケース6の内部に点火プラグ
5とチェックバルブ4が嵌装されている。該プラグケー
ス6は、チェックバルブ4から噴出されるガス燃料に点
火し、副室内部で着火させる為のものである。また、シ
リンダヘッドHには、吸気弁10と排気弁11が嵌装さ
れて、燃料ガスがピストンPの吸気の為の下降と共に、
吸気弁10が開口され、主室1の内部に吸引される。該
主室1の内部で、副室噴口穴12から出てくる火炎流に
より、主室1内の圧縮された燃料ガスに着火されて、主
室1内のガス燃料の爆発燃焼が開始される。爆発燃焼後
には排気弁11から排気がシリンダヘッドHの外へ排出
される。
【0008】本発明においては、該副室2を設けた希薄
燃焼ガス機関において、副室2内の火炎温度が高くな
り、副室ケース3が熱負荷により破損するのを防止する
ために、副室容積比を減少させて、副室内で燃焼するガ
スの量を低減するものである。この副室容積比の減少の
度合いは、図2において図示している。即ち、本発明に
おいては、副室容積比〔副室容積比=副室容積/(副室
容積+主室容積)×100〕は3%以下となるように構
成したものである。従来の副室容積比〔副室容積比=副
室容積/(副室容積+主室容積)×100〕は3〜4%
であり、3%以下というのは無かったのである。
燃焼ガス機関において、副室2内の火炎温度が高くな
り、副室ケース3が熱負荷により破損するのを防止する
ために、副室容積比を減少させて、副室内で燃焼するガ
スの量を低減するものである。この副室容積比の減少の
度合いは、図2において図示している。即ち、本発明に
おいては、副室容積比〔副室容積比=副室容積/(副室
容積+主室容積)×100〕は3%以下となるように構
成したものである。従来の副室容積比〔副室容積比=副
室容積/(副室容積+主室容積)×100〕は3〜4%
であり、3%以下というのは無かったのである。
【0009】このように、副室容積比〔副室容積比=副
室容積/(副室容積+主室容積)×100〕は3%以下
とすることにより、副室先端温度は700°C以下と低
くなるのである。このように、副室先端温度が低くなる
ことが、副室の熱応力の低減に繋がり、これにより副室
の損傷の可能性が低くなり、高出力・熱負荷に対応可能
となるのである。
室容積/(副室容積+主室容積)×100〕は3%以下
とすることにより、副室先端温度は700°C以下と低
くなるのである。このように、副室先端温度が低くなる
ことが、副室の熱応力の低減に繋がり、これにより副室
の損傷の可能性が低くなり、高出力・熱負荷に対応可能
となるのである。
【0010】次に図3において、副室先端の厚みをシリ
ンダ直径の2〜4%と薄肉化して、低剛性化し、熱膨張
し易く構成した技術を説明する。該図3においては、副
室ケース3の先端の副室噴口穴12・12の部分の拡大
図面が開示されている。図3の下図に示す如く、副室2
先端部分の厚みと称する部分は、副室噴口穴12から下
方の部分であり、厚肉のレベルを1とすると、標準肉の
レベルは2/3であり、本発明の薄肉と称する場合の厚
さのレベルは1/3の程度の厚さとしている。
ンダ直径の2〜4%と薄肉化して、低剛性化し、熱膨張
し易く構成した技術を説明する。該図3においては、副
室ケース3の先端の副室噴口穴12・12の部分の拡大
図面が開示されている。図3の下図に示す如く、副室2
先端部分の厚みと称する部分は、副室噴口穴12から下
方の部分であり、厚肉のレベルを1とすると、標準肉の
レベルは2/3であり、本発明の薄肉と称する場合の厚
さのレベルは1/3の程度の厚さとしている。
【0011】このように、副室2の先端の厚みを薄肉と
したことによる効果を、図3の上図と図4において確認
する。本発明においては、副室先端の厚みは、シリンダ
直径の2〜4%となるように構成している。該図3にお
いては、副室2の先端に斜めに開口している副室噴口穴
12の穴軸心の方向に直角方向に見た図面であり、該副
室噴口穴12の直交した部分から見た場合に、『上方
向』と『水平方向』と『下方向』の応力レベルの変化を
図4において図示している。
したことによる効果を、図3の上図と図4において確認
する。本発明においては、副室先端の厚みは、シリンダ
直径の2〜4%となるように構成している。該図3にお
いては、副室2の先端に斜めに開口している副室噴口穴
12の穴軸心の方向に直角方向に見た図面であり、該副
室噴口穴12の直交した部分から見た場合に、『上方
向』と『水平方向』と『下方向』の応力レベルの変化を
図4において図示している。
【0012】図3の上の図面における、『上方向』と
『水平方向』と『下方向』の3方向に、副室2の先端の
厚みが変化すると、どのような応力レベルが掛かるか
を、図4においては図示している。図4において図示す
る如く、『上方向』と『下方向』については、副室先端
の厚みの影響は殆ど表れない。しかし、『水平方向』の
応力レベルは、副室の先端の厚みが、厚肉・標準・薄肉
の場合で大きく変化するのである。当然のことながら、
厚肉の場合の応力レベルが最も高く、標準厚さを1とす
ると、20%アップの応力レベルが発生する。これに対
して、薄肉にとした場合には、標準厚さの場合の30%
減の応力レベルしか作用しないのである。故に、副室ケ
ース3の亀裂損傷が発生しないのである。
『水平方向』と『下方向』の3方向に、副室2の先端の
厚みが変化すると、どのような応力レベルが掛かるか
を、図4においては図示している。図4において図示す
る如く、『上方向』と『下方向』については、副室先端
の厚みの影響は殆ど表れない。しかし、『水平方向』の
応力レベルは、副室の先端の厚みが、厚肉・標準・薄肉
の場合で大きく変化するのである。当然のことながら、
厚肉の場合の応力レベルが最も高く、標準厚さを1とす
ると、20%アップの応力レベルが発生する。これに対
して、薄肉にとした場合には、標準厚さの場合の30%
減の応力レベルしか作用しないのである。故に、副室ケ
ース3の亀裂損傷が発生しないのである。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く構成した
ので、希薄燃焼ガス機関において、副室容積比率を減少
させて、副室内で燃焼するガスの量を低減させたので、
燃焼性能や熱効率を悪化させることなく、また副室ケー
ス3の材質変更等をコストアップの要素となる操作をす
ることなく、熱応力による副室の亀裂や損傷を回避する
ことができ、高負荷と高出力化に対応した希薄燃焼ガス
機関を構成することが出来るのである。
ような効果を奏するのである。請求項1の如く構成した
ので、希薄燃焼ガス機関において、副室容積比率を減少
させて、副室内で燃焼するガスの量を低減させたので、
燃焼性能や熱効率を悪化させることなく、また副室ケー
ス3の材質変更等をコストアップの要素となる操作をす
ることなく、熱応力による副室の亀裂や損傷を回避する
ことができ、高負荷と高出力化に対応した希薄燃焼ガス
機関を構成することが出来るのである。
【0014】請求項2の如く構成したので、希薄燃焼ガ
ス機関において、副室先端の厚みをシリンダ直径の2〜
4%と薄肉化して、低剛性化し、熱膨張し易く構成した
ので、副室噴口穴12の周囲の『水平方向』の応力レベ
ルを低くすることができ、副室ケース3が亀裂損傷され
ることがなく、高負荷・高出力に対応した希薄燃焼ガス
機関とすることが出来たのである。
ス機関において、副室先端の厚みをシリンダ直径の2〜
4%と薄肉化して、低剛性化し、熱膨張し易く構成した
ので、副室噴口穴12の周囲の『水平方向』の応力レベ
ルを低くすることができ、副室ケース3が亀裂損傷され
ることがなく、高負荷・高出力に対応した希薄燃焼ガス
機関とすることが出来たのである。
【図1】本発明の希薄燃焼ガス機関の副室構造の構成を
示す正面断面図。
示す正面断面図。
【図2】本発明の従来技術との副室容積比の比較を示す
図。
図。
【図3】本発明の副室先端の構造を示す図。
【図4】本発明の噴口穴まわりの熱応力低減状態を示す
図。
図。
【図5】従来の希薄燃焼ガス機関の副室構造を示す図。
1 主室 2 副室 3 副室ケース 4 チェックバルブ 5 点火プラグ 6 プラグケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02M 21/02 F02M 21/02 F
Claims (2)
- 【請求項1】 副室を具備した希薄燃焼ガス機関におい
て、副室容積比率を3%以下に減少させ、副室内で燃焼
するガスの量を低減させたことを特徴とする希薄燃焼ガ
ス機関の副室構造。 - 【請求項2】 副室を具備した希薄燃焼ガス機関におい
て、副室先端の厚みをシリンダ直径の2〜4%と薄肉化
して、低剛性化し、熱膨張し易く構成したことを特徴と
する希薄燃焼ガス機関の副室構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9119923A JPH10306725A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 希薄燃焼ガス機関の副室構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9119923A JPH10306725A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 希薄燃焼ガス機関の副室構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10306725A true JPH10306725A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14773530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9119923A Pending JPH10306725A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 希薄燃焼ガス機関の副室構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10306725A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001263069A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-09-26 | Osaka Gas Co Ltd | トーチ点火式エンジン |
US7438043B2 (en) | 2005-10-24 | 2008-10-21 | Nissan Motor Co., Ltd. | Internal combustion engine with auxiliary combustion chamber |
JP2010169086A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-08-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ボアクール冷却孔を備えた点火プラグ付きガスエンジン |
CN102322332A (zh) * | 2011-06-20 | 2012-01-18 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种cng发动机燃烧室结构及其燃料喷射方法 |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP9119923A patent/JPH10306725A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001263069A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-09-26 | Osaka Gas Co Ltd | トーチ点火式エンジン |
US7438043B2 (en) | 2005-10-24 | 2008-10-21 | Nissan Motor Co., Ltd. | Internal combustion engine with auxiliary combustion chamber |
JP2010169086A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-08-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ボアクール冷却孔を備えた点火プラグ付きガスエンジン |
US8757127B2 (en) | 2008-12-26 | 2014-06-24 | Mitsubishi Heavey Industries, Ltd. | Gas engine with spark plug and bore-cooling holes |
CN102322332A (zh) * | 2011-06-20 | 2012-01-18 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种cng发动机燃烧室结构及其燃料喷射方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09256850A (ja) | 副室式ガスエンジン | |
JP2000027647A (ja) | 副室式ガスエンジン | |
JP2814346B2 (ja) | ディーゼルエンジンの燃焼室構造 | |
CA2352047A1 (en) | Adiabatic internal combustion engine | |
JPS59201922A (ja) | デイ−ゼルエンジンの副室構造 | |
JPH10306725A (ja) | 希薄燃焼ガス機関の副室構造 | |
US6666186B2 (en) | Spark ignited internal combustion engine with at least one cylinder | |
JPH09158729A (ja) | 副室式ガスエンジン | |
JP3953346B2 (ja) | 副室式希薄燃焼ガスエンジン | |
JP3235302B2 (ja) | 副室式ガスエンジン | |
US2191746A (en) | Combustion chamber in cylinder heads of internal combustion engines | |
JPH09166024A (ja) | 副室式ガスエンジン | |
JP3918361B2 (ja) | 副室式ガスエンジン | |
JP2000291495A (ja) | Egr装置を備えたガスエンジン | |
JPH06229320A (ja) | 直噴式高圧縮比ガスエンジン | |
JP2906594B2 (ja) | 副室式断熱エンジン | |
JPS61265322A (ja) | 直噴式ディーゼルエンジン燃焼室 | |
JPH029066Y2 (ja) | ||
JP2683968B2 (ja) | ディーゼルエンジンのうず室式燃焼室 | |
JP2792139B2 (ja) | 副室式断熱エンジンの燃料噴射装置 | |
JPS6140414A (ja) | 内燃機関の噴出装置に於いての噴射時期 | |
JPS59147819A (ja) | 層状給気燃焼式内燃機関 | |
KR200236363Y1 (ko) | 간접분사식디젤엔진 | |
JP2870859B2 (ja) | 副室式アルコールエンジン | |
JP2021080892A (ja) | 燃焼室構造及び火花点火式内燃機関 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051115 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060404 |