JPH1030667A - 樹脂スプリング及び該スプリングを使用したトリガー式液体噴出ポンプ - Google Patents
樹脂スプリング及び該スプリングを使用したトリガー式液体噴出ポンプInfo
- Publication number
- JPH1030667A JPH1030667A JP8207796A JP20779696A JPH1030667A JP H1030667 A JPH1030667 A JP H1030667A JP 8207796 A JP8207796 A JP 8207796A JP 20779696 A JP20779696 A JP 20779696A JP H1030667 A JPH1030667 A JP H1030667A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- spring
- plunger
- resin
- fitted
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1028—Pumps having a pumping chamber with a deformable wall
- B05B11/1029—Pumps having a pumping chamber with a deformable wall actuated by a lever
- B05B11/103—Pumps having a pumping chamber with a deformable wall actuated by a lever without substantial movement of the nozzle in the direction of the pressure stroke
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1073—Springs
- B05B11/1077—Springs characterised by a particular shape or material
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】合成樹脂により形成され、圧縮幅が大きく、弾
発力にも優れた樹脂スプリングを提案する。また、その
樹脂スプリングを使用して分別処理の必要性を無くすこ
とが可能なトリガー式の液体噴出ポンプを提案する。 【解決手段】大径リング２より起立する複数のバネ板部
３により大径リング２上方に同心円状に小径の小径リン
グ４を支持させて合成樹脂により一体に成形した。ま
た、上記バネ板部３は展開図に於いて蛇行状で、且つ円
錐筒壁Ａ上に画成した如き内外曲面を備えた三次元構造
を有し、上下方向の圧縮により上部の少なくとも一部が
下部内に嵌合可能に構成した。
発力にも優れた樹脂スプリングを提案する。また、その
樹脂スプリングを使用して分別処理の必要性を無くすこ
とが可能なトリガー式の液体噴出ポンプを提案する。 【解決手段】大径リング２より起立する複数のバネ板部
３により大径リング２上方に同心円状に小径の小径リン
グ４を支持させて合成樹脂により一体に成形した。ま
た、上記バネ板部３は展開図に於いて蛇行状で、且つ円
錐筒壁Ａ上に画成した如き内外曲面を備えた三次元構造
を有し、上下方向の圧縮により上部の少なくとも一部が
下部内に嵌合可能に構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂スプリング及び
該スプリングを使用したトリガー式液体噴出ポンプに関
する。
該スプリングを使用したトリガー式液体噴出ポンプに関
する。
【０００２】
【従来の技術】スプリングとして、金属製のコイルスプ
リングが一般に知られている。また、これら金属製のス
プリングを使用したトリガー式の液体噴出用のポンプが
知られており、この様なポンプとして、例えば、実開昭
62−170168号公報に記載されたものが知られている。
リングが一般に知られている。また、これら金属製のス
プリングを使用したトリガー式の液体噴出用のポンプが
知られており、この様なポンプとして、例えば、実開昭
62−170168号公報に記載されたものが知られている。
【０００３】これらは、容器体口頚部嵌合用の装着キャ
ップ上端から縦筒を起立し、該縦筒の中間部からシリン
ダを、かつ縦筒の上端から射出筒を、それぞれ前方へ突
設し、そのシリンダ内へ嵌合させたプランジャを金属製
のコイルスプリングで前方付勢し、また、そのプランジ
ャの前端面を、上記射出筒前部に枢着させて垂下するト
リガーの上部後面へ係合させ、該トリガーを前後に操作
することで、容器体内液体を吸込弁，吐出弁を介して射
出筒前端から噴出するよう設けている。
ップ上端から縦筒を起立し、該縦筒の中間部からシリン
ダを、かつ縦筒の上端から射出筒を、それぞれ前方へ突
設し、そのシリンダ内へ嵌合させたプランジャを金属製
のコイルスプリングで前方付勢し、また、そのプランジ
ャの前端面を、上記射出筒前部に枢着させて垂下するト
リガーの上部後面へ係合させ、該トリガーを前後に操作
することで、容器体内液体を吸込弁，吐出弁を介して射
出筒前端から噴出するよう設けている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のポンプは金
属スプンリグが内蔵されているため、廃棄の際に分解し
て取り出すのが困難で、近年の分別処理が望まれている
廃棄物処理事情にそぐわない。また、コイルスプリング
は圧縮した際に、隣接するコイル相互が当接してそれら
の肉厚分の総計以上には縮まらない。従って、プランジ
ャの圧縮幅大きくとりたい場合に融通性がない。
属スプンリグが内蔵されているため、廃棄の際に分解し
て取り出すのが困難で、近年の分別処理が望まれている
廃棄物処理事情にそぐわない。また、コイルスプリング
は圧縮した際に、隣接するコイル相互が当接してそれら
の肉厚分の総計以上には縮まらない。従って、プランジ
ャの圧縮幅大きくとりたい場合に融通性がない。
【０００５】本発明は、この様な点を考慮して、合成樹
脂により形成され、圧縮幅が大きく、弾発力にも優れた
樹脂スプリングを提案するものである。また、その様な
樹脂スプリングを使用して、分別処理の必要性を無く
し、しかもプランジャ部分の構造を必要に応じてコンパ
クトに形成でき、ひいては必要に応じてポンプ全体をコ
ンパクトに形成することが可能なトリガー式の液体噴出
ポンプを提案するものである。
脂により形成され、圧縮幅が大きく、弾発力にも優れた
樹脂スプリングを提案するものである。また、その様な
樹脂スプリングを使用して、分別処理の必要性を無く
し、しかもプランジャ部分の構造を必要に応じてコンパ
クトに形成でき、ひいては必要に応じてポンプ全体をコ
ンパクトに形成することが可能なトリガー式の液体噴出
ポンプを提案するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本請求項１発明の樹脂ス
プリングは上記課題を解決するため、大径リング２より
起立する複数のバネ板部３により大径リング２上方に同
心円状に小径の小径リング４を支持させて合成樹脂によ
り一体に成形してなり、上記バネ板部３は、展開図に於
いて蛇行状で、且つ、円錐筒壁Ａ上に画成した如き内外
曲面を備えた三次元構造を有し、上下方向の圧縮により
上部の少なくとも一部が下部内に嵌合可能に構成してな
ることを特徴とする樹脂スプリングとして構成した。
プリングは上記課題を解決するため、大径リング２より
起立する複数のバネ板部３により大径リング２上方に同
心円状に小径の小径リング４を支持させて合成樹脂によ
り一体に成形してなり、上記バネ板部３は、展開図に於
いて蛇行状で、且つ、円錐筒壁Ａ上に画成した如き内外
曲面を備えた三次元構造を有し、上下方向の圧縮により
上部の少なくとも一部が下部内に嵌合可能に構成してな
ることを特徴とする樹脂スプリングとして構成した。
【０００７】また、請求項２発明のポンプは、容器体６
の口頚部７に嵌合させる装着キャップ８上端から縦筒９
を起立し、該縦筒の中間部からシリンダ10を、且つ、縦
筒の上端から射出筒11を、それぞれ前方へ突設し、その
射出筒前部に枢着させて垂下するトリガー12の上部へ、
上記シリンダ内へ前方付勢させて嵌合させたプランジャ
13の前端部を連係させ、上記トリガーを操作すること
で、容器体内液体を吸い込み弁14，吐出弁15を介して射
出筒前端から噴出する如く構成したトリガー式液体噴出
ポンプに於いて、上記シリンダ10内のプランジャ13後部
に上記請求項１に記載された樹脂スプリング１を介在さ
せてプランジャ13を前方付勢させたことを特徴とするト
リガー式液体噴出ポンプとして構成した。
の口頚部７に嵌合させる装着キャップ８上端から縦筒９
を起立し、該縦筒の中間部からシリンダ10を、且つ、縦
筒の上端から射出筒11を、それぞれ前方へ突設し、その
射出筒前部に枢着させて垂下するトリガー12の上部へ、
上記シリンダ内へ前方付勢させて嵌合させたプランジャ
13の前端部を連係させ、上記トリガーを操作すること
で、容器体内液体を吸い込み弁14，吐出弁15を介して射
出筒前端から噴出する如く構成したトリガー式液体噴出
ポンプに於いて、上記シリンダ10内のプランジャ13後部
に上記請求項１に記載された樹脂スプリング１を介在さ
せてプランジャ13を前方付勢させたことを特徴とするト
リガー式液体噴出ポンプとして構成した。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面を参照して説明する。図１乃至図３は本請求項１発明
の樹脂スプリングの一例を示すもので、該スプリング１
は、大径リング２より起立する複数のバネ板部３により
大径リング２上方に同心円状に小径の小径リング４を支
持させて合成樹脂により一体に形成したものである。
面を参照して説明する。図１乃至図３は本請求項１発明
の樹脂スプリングの一例を示すもので、該スプリング１
は、大径リング２より起立する複数のバネ板部３により
大径リング２上方に同心円状に小径の小径リング４を支
持させて合成樹脂により一体に形成したものである。
【０００９】また、上記バネ板部３は、展開図に於いて
蛇行状で、且つ、図２に示す如く、円錐筒壁Ａ上に画成
した如き内外曲面を備えた三次元構造を有している。こ
のバネ板部３は図１に示す如く、二本起立させても、そ
れ以上起立させても良く、樹脂スプリング１の全体の大
きさ等に応じて適宜選択する。また、一本のバネ板部３
の全体形状も必要に応じて適宜選択すれば良いが、良好
な弾力性を得るためには少なくとも、図１に示す如き一
つの頂点ａから次の頂点ｂを介して更に次の頂点ｃに至
る空間に横Ｕ字状部分を少なくとも一つ有する形状が好
ましい。
蛇行状で、且つ、図２に示す如く、円錐筒壁Ａ上に画成
した如き内外曲面を備えた三次元構造を有している。こ
のバネ板部３は図１に示す如く、二本起立させても、そ
れ以上起立させても良く、樹脂スプリング１の全体の大
きさ等に応じて適宜選択する。また、一本のバネ板部３
の全体形状も必要に応じて適宜選択すれば良いが、良好
な弾力性を得るためには少なくとも、図１に示す如き一
つの頂点ａから次の頂点ｂを介して更に次の頂点ｃに至
る空間に横Ｕ字状部分を少なくとも一つ有する形状が好
ましい。
【００１０】また、本発明の樹脂スプンリグ１は、上記
円錐筒壁Ａの傾斜角度やバネ板部，大小リング部の肉厚
等を適宜選択する等して、図３に示す如く、上下方向の
圧縮により上部の少なくとも一部が下部内に嵌合可能に
して大きな圧縮幅を得られる様に構成している。尚、上
記実施例では大径，小径の各リング２，４もバネ板部の
傾斜に沿ってテーパ状に形成しているが、これらは円筒
状に形成することも可能である。図４は請求項２発明の
一例を示し、上記した樹脂スプリング１を使用したトリ
ガー式ポンプ５を示す。
円錐筒壁Ａの傾斜角度やバネ板部，大小リング部の肉厚
等を適宜選択する等して、図３に示す如く、上下方向の
圧縮により上部の少なくとも一部が下部内に嵌合可能に
して大きな圧縮幅を得られる様に構成している。尚、上
記実施例では大径，小径の各リング２，４もバネ板部の
傾斜に沿ってテーパ状に形成しているが、これらは円筒
状に形成することも可能である。図４は請求項２発明の
一例を示し、上記した樹脂スプリング１を使用したトリ
ガー式ポンプ５を示す。
【００１１】本発明に於けるポンプ５は、容器体６の口
頚部７に嵌合させる装着キャップ８上端から縦筒９を起
立し、該縦筒の中間部からシリンダ10を、且つ、縦筒９
の上端から射出筒11を、それぞれ前方へ突設し、その射
出筒11前部に枢着させて垂下するトリガー12の上部へ、
上記シリンダ10内へ前方付勢させて嵌合させたプランジ
ャ13の前端部を連係させ、上記トリガー12を操作するこ
とで、容器体内液体を吸い込み弁14，吐出弁15を介して
射出筒11前端より噴出する如く構成している。ここで、
本実施例に於ける内部構造を具体的に説明しておく。
頚部７に嵌合させる装着キャップ８上端から縦筒９を起
立し、該縦筒の中間部からシリンダ10を、且つ、縦筒９
の上端から射出筒11を、それぞれ前方へ突設し、その射
出筒11前部に枢着させて垂下するトリガー12の上部へ、
上記シリンダ10内へ前方付勢させて嵌合させたプランジ
ャ13の前端部を連係させ、上記トリガー12を操作するこ
とで、容器体内液体を吸い込み弁14，吐出弁15を介して
射出筒11前端より噴出する如く構成している。ここで、
本実施例に於ける内部構造を具体的に説明しておく。
【００１２】装着キャップ８は、容器体口頚部７外周に
周壁16を螺着させて着脱可能に容器体６に装着し、ひい
てはポンプ全体を容器体に固定させるためのもので、縦
筒９に対して回動自在に設けている。また、その頂壁部
後部に下端を開口して縦筒９を立設し、縦筒９下端部に
吸い上げパイプ17を嵌合させている。また、吸い込み弁
14は、吸い上げパイプ17直上の縦筒９内に突設した弁座
18上に合成樹脂製の玉状弁体19を載置して構成してい
る。また、吐出弁15は、縦筒９内上部に形成した上向き
段部状の弁座20上に、板バネ21により下方へ付勢させた
弁体22の周囲下面を開閉可能に圧接させて構成してい
る。尚、これら板バネ21及び弁体22は合成樹脂により一
体に形成されている。また、上記吸い込み弁14と吐出弁
15との間の縦筒中間部に穿設した透孔23を介してシリン
ダ10と縦筒９とを連通させ、容器体６内とシリンダ10内
とを吸い込み弁14及び縦筒９を介して連通させている。
一方、シリンダ10内と射出筒11内とを縦筒９及び吐出弁
15を介して連通させる如く構成している。
周壁16を螺着させて着脱可能に容器体６に装着し、ひい
てはポンプ全体を容器体に固定させるためのもので、縦
筒９に対して回動自在に設けている。また、その頂壁部
後部に下端を開口して縦筒９を立設し、縦筒９下端部に
吸い上げパイプ17を嵌合させている。また、吸い込み弁
14は、吸い上げパイプ17直上の縦筒９内に突設した弁座
18上に合成樹脂製の玉状弁体19を載置して構成してい
る。また、吐出弁15は、縦筒９内上部に形成した上向き
段部状の弁座20上に、板バネ21により下方へ付勢させた
弁体22の周囲下面を開閉可能に圧接させて構成してい
る。尚、これら板バネ21及び弁体22は合成樹脂により一
体に形成されている。また、上記吸い込み弁14と吐出弁
15との間の縦筒中間部に穿設した透孔23を介してシリン
ダ10と縦筒９とを連通させ、容器体６内とシリンダ10内
とを吸い込み弁14及び縦筒９を介して連通させている。
一方、シリンダ10内と射出筒11内とを縦筒９及び吐出弁
15を介して連通させる如く構成している。
【００１３】シリンダ10は、その後端面を、上記縦筒９
の前壁で形成する後端壁により閉塞するとともに、該後
端壁上部に上記透孔20を開口しいる。
の前壁で形成する後端壁により閉塞するとともに、該後
端壁上部に上記透孔20を開口しいる。
【００１４】射出筒11は上記吐出弁15上方の縦筒９内上
端部に基端を開口して前方に伸び、先端に噴霧ノズル24
を嵌着固定させている。
端部に基端を開口して前方に伸び、先端に噴霧ノズル24
を嵌着固定させている。
【００１５】プランジャ13は、後部を後端開口の筒状部
13a に、前部を小径の柱状部13b に形成し、筒状部13a
の後部外周に突周設した環状の摺動部13c を摺動可能に
シリンダ10内面に嵌合させている。
13a に、前部を小径の柱状部13b に形成し、筒状部13a
の後部外周に突周設した環状の摺動部13c を摺動可能に
シリンダ10内面に嵌合させている。
【００１６】トリガー12は、上記射出筒11の前部両側に
於いて、側板の上部を回動可能に連結し、また、両側板
間前縁間に上端部を除いて前板を掛け渡している。ま
た、前板上部裏面よりプランジャ13の柱状部13b 先端に
形成した凹部に嵌合してプランジャ13を後方へ押圧する
ための棒状突起25を突設している。更に、前板上端部よ
り後方へ係止板26を突設し、この係止板26上面が射出筒
11下面に当接してそれ以上のトリガー12の前方への回動
を防止する如く構成している。従って、前方付勢された
プランジャ13により前方へ押圧されたトリガー12がここ
で係止される。
於いて、側板の上部を回動可能に連結し、また、両側板
間前縁間に上端部を除いて前板を掛け渡している。ま
た、前板上部裏面よりプランジャ13の柱状部13b 先端に
形成した凹部に嵌合してプランジャ13を後方へ押圧する
ための棒状突起25を突設している。更に、前板上端部よ
り後方へ係止板26を突設し、この係止板26上面が射出筒
11下面に当接してそれ以上のトリガー12の前方への回動
を防止する如く構成している。従って、前方付勢された
プランジャ13により前方へ押圧されたトリガー12がここ
で係止される。
【００１７】本発明では、上記した特殊構成の樹脂スプ
リング１を用いてプランジャ13の前方付勢力を付与させ
る如く構成している。本実施例では、大径リング２を筒
状部13a 内先端部に嵌合させ小径リング４をシリンダ10
後端壁に当接させてプランジャ13を前方へ付勢させてい
る。
リング１を用いてプランジャ13の前方付勢力を付与させ
る如く構成している。本実施例では、大径リング２を筒
状部13a 内先端部に嵌合させ小径リング４をシリンダ10
後端壁に当接させてプランジャ13を前方へ付勢させてい
る。
【００１８】上記の如きポンプを使用する場合は、例え
ば、図４が示す状態からトリガー12を容器体６側へ引き
寄せると、プランジャ13が樹脂スプリング１の弾発力に
抗して押し込まれてシリンダ10内の液体が加圧され、加
圧液が透孔23から吐出弁15を開いて射出筒11を通り、噴
霧ノズル24先端開口から噴出する。次いで、トリガー12
を解放すると、樹脂スプリング１の弾性復元力でプラン
ジャ13が前進してシリンダ10内が負圧化するため吸い込
み弁14が開き、容器体内の液体が吸い上げパイプ17から
吸い込み弁14を介してシリンダ10内へ導入される。
ば、図４が示す状態からトリガー12を容器体６側へ引き
寄せると、プランジャ13が樹脂スプリング１の弾発力に
抗して押し込まれてシリンダ10内の液体が加圧され、加
圧液が透孔23から吐出弁15を開いて射出筒11を通り、噴
霧ノズル24先端開口から噴出する。次いで、トリガー12
を解放すると、樹脂スプリング１の弾性復元力でプラン
ジャ13が前進してシリンダ10内が負圧化するため吸い込
み弁14が開き、容器体内の液体が吸い上げパイプ17から
吸い込み弁14を介してシリンダ10内へ導入される。
【００１９】
【発明の効果】以上説明した如く本発明樹脂スプリング
は、大径リング２より起立する複数のバネ板部３により
大径リング２上方に同心円状に小径の小径リング４を支
持させて合成樹脂により一体に成形してなり、上記バネ
板部３は、展開図に於いて蛇行状で、且つ、円錐筒壁Ａ
上に画成した如き内外曲面を備えた三次元構造を有し、
上下方向の圧縮により上部の少なくとも一部が下部内に
嵌合可能に構成したので、従来のコイルスプリングと比
較して圧縮幅を大きくとることが出来、その分弾発力も
大きく、同じ大きさでより効率の良い弾性復元力を得ら
れる。
は、大径リング２より起立する複数のバネ板部３により
大径リング２上方に同心円状に小径の小径リング４を支
持させて合成樹脂により一体に成形してなり、上記バネ
板部３は、展開図に於いて蛇行状で、且つ、円錐筒壁Ａ
上に画成した如き内外曲面を備えた三次元構造を有し、
上下方向の圧縮により上部の少なくとも一部が下部内に
嵌合可能に構成したので、従来のコイルスプリングと比
較して圧縮幅を大きくとることが出来、その分弾発力も
大きく、同じ大きさでより効率の良い弾性復元力を得ら
れる。
【００２０】また、本発明のトリガー式液体噴出ポンプ
は、シリンダ10内のプランジャ13後部に請求項１に記載
された樹脂スプリング１を介在させてプランジャ13を前
方付勢させたので、ポンプ全体を合成樹脂により形成す
ることが可能であり、廃棄の際に分別処理の必要がな
く、しかも効率の良い弾性復元力が得られるため、スプ
リング装着部分を必要に応じてコンパクトに形成するこ
とが出来、ひいてはポンプ全体を必要に応じてコンパク
トに形成することが出来る。
は、シリンダ10内のプランジャ13後部に請求項１に記載
された樹脂スプリング１を介在させてプランジャ13を前
方付勢させたので、ポンプ全体を合成樹脂により形成す
ることが可能であり、廃棄の際に分別処理の必要がな
く、しかも効率の良い弾性復元力が得られるため、スプ
リング装着部分を必要に応じてコンパクトに形成するこ
とが出来、ひいてはポンプ全体を必要に応じてコンパク
トに形成することが出来る。
【図１】 本請求項１発明のスプリングの一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】 同実施例の説明図である。
【図３】 同実施例の圧縮状態の斜視図である。
【図４】 本請求項２発明のポンプの一実施例を示す縦
断面図である。
断面図である。
２…大径リング，３…バネ板部，４…小径リング，５…
トリガー式液体噴出ポンプ，６…容器体，７…口頚部，
８…装着キャップ，９…縦筒，10…シリンダ，11…射出
筒，12…トリガー，13…プランジャ，
トリガー式液体噴出ポンプ，６…容器体，７…口頚部，
８…装着キャップ，９…縦筒，10…シリンダ，11…射出
筒，12…トリガー，13…プランジャ，
Claims (2)
- 【請求項１】大径リング２より起立する複数のバネ板部
３により大径リング２上方に同心円状に小径の小径リン
グ４を支持させて合成樹脂により一体に成形してなり、
上記バネ板部３は、展開図に於いて蛇行状で、且つ、円
錐筒壁Ａ上に画成した如き内外曲面を備えた三次元構造
を有し、上下方向の圧縮により上部の少なくとも一部が
下部内に嵌合可能に構成してなることを特徴とする樹脂
スプリング。 - 【請求項２】容器体６の口頚部７に嵌合させる装着キャ
ップ８上端から縦筒９を起立し、該縦筒の中間部からシ
リンダ10を、且つ、縦筒の上端から射出筒11を、それぞ
れ前方へ突設し、その射出筒前部に枢着させて垂下する
トリガー12の上部へ、上記シリンダ内へ前方付勢させて
嵌合させたプランジャ13の前端部を連係させ、上記トリ
ガーを操作することで、容器体内液体を吸い込み弁14，
吐出弁15を介して射出筒前端から噴出する如く構成した
トリガー式液体噴出ポンプに於いて、上記シリンダ10内
のプランジャ13後部に上記請求項１に記載された樹脂ス
プリング１を介在させてプランジャ13を前方付勢させた
ことを特徴とするトリガー式液体噴出ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8207796A JPH1030667A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 樹脂スプリング及び該スプリングを使用したトリガー式液体噴出ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8207796A JPH1030667A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 樹脂スプリング及び該スプリングを使用したトリガー式液体噴出ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1030667A true JPH1030667A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16545644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8207796A Pending JPH1030667A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 樹脂スプリング及び該スプリングを使用したトリガー式液体噴出ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1030667A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014145440A (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-14 | Takagi Co Ltd | ホース継手 |
| KR102186036B1 (ko) * | 2019-12-12 | 2020-12-03 | (주)연우 | 탄성 부재 및 이를 포함하는 펌프 조립체 |
| CN113044385A (zh) * | 2021-03-23 | 2021-06-29 | 宁波正德塑业有限公司 | 具有塑料弹簧的喷雾组件 |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP8207796A patent/JPH1030667A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014145440A (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-14 | Takagi Co Ltd | ホース継手 |
| KR102186036B1 (ko) * | 2019-12-12 | 2020-12-03 | (주)연우 | 탄성 부재 및 이를 포함하는 펌프 조립체 |
| CN113044385A (zh) * | 2021-03-23 | 2021-06-29 | 宁波正德塑业有限公司 | 具有塑料弹簧的喷雾组件 |
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