JPH10306559A - 雨といの接続部構造 - Google Patents
雨といの接続部構造Info
- Publication number
- JPH10306559A JPH10306559A JP13172397A JP13172397A JPH10306559A JP H10306559 A JPH10306559 A JP H10306559A JP 13172397 A JP13172397 A JP 13172397A JP 13172397 A JP13172397 A JP 13172397A JP H10306559 A JPH10306559 A JP H10306559A
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- JP
- Japan
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- elbow
- end section
- coupling
- connection
- connection end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
ルボや呼び樋を接続して軒下をほぼ水平に引き回し施工
するに際し、エルボや呼び樋の重量によって接続部分が
垂れ下がるような力が掛かり、接続部分がたわんで折れ
曲がるように変形することがあった。このように接続部
分で変形が起こると、嵌合部分に塗布したシール材がひ
び割れを起こしたりして水漏れの原因にもなった。 【解決手段】このため本発明に係る雨といの接続部構造
は、例えば排水筒とエルボの端部どうしを嵌合接続した
際に、その嵌合部分の上面を押え板にて挟着し、その押
え板を上方よりネジなどで強固に固着することにより嵌
合部分を挟むようにして固着し、自重により嵌合部分が
折れ曲がるように変形することを防ぐものである。
Description
雨といの接続部構造に関するものである。
水筒、エルボ、呼び樋などを通過して縦樋の位置にまで
導かれる。(図1) この時排水筒とエルボや呼び樋などの接続は、軒下のほ
ぼ水平に近い緩い傾斜で接続されるため、ネジや接着剤
などを使用して強固に行われるものであった。
向に回して行くために、ほぼ水平方向の嵌合接続である
ためこの嵌合部分で折れ曲がるような力が掛かり、その
ため嵌合部分を深くしたり、水もれを起こし易い底面部
分の接着剤を増やしたりして施工していた。
一定ではなく、軒の出の長い軒先では施工する重量も重
くなり、従ってそのエルボや呼び樋の重量は下方に垂れ
下がるような負荷が接続部分にかかるものであった。
ルボ等と接続するための接続部構造は、接続場所が軒下
のほぼ水平として接続されるため重量のために下方に垂
れ下がって接続される恐れがあり、このため接続部分で
折れるように変形すると、施工後の外観を損ねるばかり
でなく水漏れの原因にもなった。接続部分での垂れ下が
りは施工時だけに限らず、長期間使用した後にも起こり
得る問題であり、接着材やシール材の硬化後に折れ曲が
ったりしてひび割れが入ったりすると水漏れ以外にも腐
食の原因になるものであった。
破損にもつながることもあり、特に軒の出が長く水平部
分で数個の部品を接続して長く引き回して施工する場合
は、自重も重くなるため上記したような恐れが強かっ
た。
水筒の水下側の上面に挿通孔を窄設し、その上下より挿
通孔を設けた上押え板、及び下押え板とで挟着し、ネジ
などを用いて強固に固定するが、この水下側に接続する
エルボなどを嵌合して接続するものである。この嵌合接
続するエルボの排水筒側の端部には、上方に突出した係
合突起を有し、この係合突起を上記上押え板の係合孔に
係合して抜止めとし、接続施工するものである。
板および下押え板をネジなどによって強固に挟着するこ
とで、接続部分で橋渡しをするように強固に補強され、
この押え板どうしの挟着が従来の折れ曲がるような力に
対抗できるものである。このように接続構成される排水
筒の接続部構造は、排水筒の係合孔にエルボの端部上面
に形成された係合突起が、嵌入するようにして係合さ
れ、接続部分が緩んで抜けたりする恐れもなく、確実に
接続施工できる。
となり、それぞれをネジにて強固に締め付けて固定すれ
ば、従来のように接続部分で重量による折れ曲がるよう
な力に対抗でき、継目部分で垂れ下がるようなこともな
く確実に水平を維持して強固に接続施工できるものであ
り、長期間の使用に際しても水漏れ等の恐れはないもの
である。
図1は軒樋Fを取り付けた集水器Dと排水筒A、エルボ
C、呼び樋B、エルボC、縦樋Eと順次接続施工した時
の側面図であり、図2は排水筒A及びエルボCの分解斜
視図を示している。それぞれの部品は0.4mm程度の
銅板などの金属薄板をプレスなどにより成形しそれらを
接続して製作され、接続部分はハゼ折り接続などをした
後、接着材などにより固定してある。この材料の金属板
は銅板あるいはステンレス板などの金属生地板、あるい
はそれらに塗装した金属板などでも同様に可能である。
した端部が設けられ、上部は軒樋Fを裁置した集水器D
に接続され、その水下側の端部には軒下を緩い傾斜でエ
ルボCや呼び樋Bが順次接続して縦樋Eの位置まで引き
回し施工される。また排水筒Aの形状は、日本の伝統的
な意匠に則って曲成された曲成部11の中間部分を経
て、水下側には接続端部1がほぼ水平方向に設けられて
いる。この接続端部1はエルボCに内嵌する大きさの角
筒状となっており、その上面の基端部側には挿通孔12
が2箇所窄設されている。(図2)
際に、その上面の上下より上押え板2と下押え板3をネ
ジ26にて挟着して固定する構造となっており、上押え
板2は0.6mmないし1mm程度のやや厚い銅板をプ
レス成形して得られ、上押え板2の上面には上方に突出
部24が設けられ(図2)、側方には側板25が両側に
垂設されている。この側板25はエルボCを接続したと
きに、その側方を支持して横方向へのズレを防ぎ、側板
25の位置を安定させるものである。
孔23が相対向して窄設され、また中央部分には係合孔
22が設けられ、この係合孔22は後述するエルボCの
係合突起51と対応する位置に形成されている。
の帯状銅板にて折曲形成され、帯状の両端付近にはネジ
孔31が2箇所設けられ、中央部分は補強のために下方
に突出され、このネジ孔31は施工する際にネジ26を
挿通孔12および切込み5を貫通させて固着させるもの
である。このためエルボCは同じく0.4mm程度の銅
板などを角筒状に曲成したものであるが、水上側の端部
の上面には10mm程度の切込み5が、端縁から内方に
向かって2箇所形成されている。
した接続端部52が延設され、この接続端部52の上面
にも同様に挿通孔53が相対向して2箇所設けられ、上
押え板2及び下押え板3によって接続固定できるもので
ある。
部1にエルボCを接続するが、このエルボCの上面端部
のほぼ中央には係合突起51が形成されている。(図
2)係合突起51は下面側から上方に突き出すように形
成され、直径5mm、高さ2mm程度の円形状をなして
いる。
を排水筒Aの接続端部1に嵌合するが、このとき接続端
部1の上面に上下から挟むようにして、上押え板2及び
下押え板3を当接してネジ26にて挿通孔23、挿通孔
12を貫通させて下押え板3のネジ孔31にネジ込んで
おくが、エルボCを差し込むまではネジを締めないで緩
い状態にしておくものである。
1の上面と上押え板2の隙間に、エルボCの端部を嵌入
させ、切欠き5にネジ26を挟み込み、係合突起51を
係合孔22に係合するものである。そして上記したネジ
26を下押え板3のネジ孔31に締め付けて固定すれば
強固な接続施工が完成する。このようにして上押え板2
と下押え板3にて挟着されるように固定されているた
め、従来のように軒下の引き回しが長くなった場合でも
その重量で垂れ下がるようなこともなく、強固に接続で
きるものである。またこの嵌合部分に予めシリコーンな
どの接着シール材を塗布すれば、水漏れなどに対しては
さらに万全なものとなる。
続部構造は、排水筒とエルボなどとの接続部分に適用す
れば、嵌合接続した部分の上下より押え板にて挟着する
ようにして固定させ、ネジにて固着するため非常に強固
に接続固着できるものである。また排水筒側の上押え板
の係合孔にエルボの係合突起が係合されているため接続
部分が緩んで抜けたりする恐れもなく強固に接続でき
る。
が、長期間の間に切れて水もれを起こしたりする恐れも
なく、耐久性の高い接続構造を有するものである。
とで挟着する構造となり、それぞれをネジにて強固に締
め付けて固定するため、従来のように接続部分で重量に
対抗でき、軒下を複雑に引き回す時や、長い呼び樋を施
工したときにも、継目部分で折れ曲がるように変形して
垂れ下がることもなく水平を維持して確実に施工できる
ものである。また従来の折れ曲がるような変形に対して
は接続部分の隙間も生じて水漏れ等も起こし易いが、接
続部分が強固であるためこのような恐れも全く無く、施
工後の外観も良好にして長期間の使用に耐えるものとな
る。
造を施工したときの側面図、
視図、
視図である。 A・・・排水筒 B・・・呼び樋 C・・・エルボ D・・・集水器 E・・・たてとい F・・・軒とい 1・・・接続端部 11・・曲成部 12・・挿通孔 2・・・上押え板 22・・係合孔 23・・挿通孔 24・・突出部 25・・側板 26・・ネジ 3・・・下押え板 31・・ネジ孔 32・・突出部 5・・・切込み 51・・係合突起 52・・接続端部 53・・挿通孔
Claims (1)
- 【請求項1】略角筒状の排水筒の一端部の上面に挿通孔
を設け、該挿通孔の上面に当接する上押え板と、該排水
筒の端部にエルボ等の雨といを嵌合接続し、該嵌合部分
の上方よりネジ等にて締め付け固着してなる雨といの接
続部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13172397A JPH10306559A (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 雨といの接続部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13172397A JPH10306559A (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 雨といの接続部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10306559A true JPH10306559A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=15064702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13172397A Pending JPH10306559A (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 雨といの接続部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10306559A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002167915A (ja) * | 2000-12-05 | 2002-06-11 | Tanita Housingware Co Ltd | 雨樋の接続部構造 |
-
1997
- 1997-05-06 JP JP13172397A patent/JPH10306559A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002167915A (ja) * | 2000-12-05 | 2002-06-11 | Tanita Housingware Co Ltd | 雨樋の接続部構造 |
JP4547653B2 (ja) * | 2000-12-05 | 2010-09-22 | 株式会社タニタハウジングウェア | 雨樋の接続部構造 |
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Legal Events
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