JP2000136606A - 軒樋カバーの接合構造 - Google Patents

軒樋カバーの接合構造

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JP2000136606A
JP2000136606A JP10309747A JP30974798A JP2000136606A JP 2000136606 A JP2000136606 A JP 2000136606A JP 10309747 A JP10309747 A JP 10309747A JP 30974798 A JP30974798 A JP 30974798A JP 2000136606 A JP2000136606 A JP 2000136606A
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cover
eaves gutter
fitting
cover body
edge
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Kunihiro Takeda
國浩 竹田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軒樋カバーの接合部に大きな段差が生ずるこ
とが無く、以て、軒先の美観を維持して軒樋の落ち葉避
けと屋根先の水切りとを同時に行うことのできる軒樋カ
バーの接合構造を提供すること。 【解決手段】 屋根先の先端部にその後側一縁が固定さ
れて、同屋根先に設けられた軒樋の上向き開口を軒樋長
手方向に沿って覆うようその前側の他縁が延出された略
板状のカバー本体1である。カバー本体1の端部同士を
接合し、屋根先に連設する軒樋カバーの接合構造であ
る。カバー本体1の他縁に沿って補強用の中空状の前耳
部2を垂下させ、同前耳部2に嵌合部を設けて対向する
その端部に嵌合片5を嵌合させてカバー本体1同士を接
合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根先に設けられ
た軒樋の上向き開口を軒樋の長手方向に沿って覆う軒樋
カバーの接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図5に示す如く、屋根先に設
けられた軒樋7とともに、該軒樋7を支持する吊り具8
に設けられた支持部Bにて支持されて、該軒樋7の前側
上縁部と屋根先部との間隔開口を塞いで豪雪地方にて軒
樋を雪の重みによる破損から防止する有用な、軒樋の雪
避けカバーと呼ばれる軒樋カバー材Aが提案されてい
る。
【0003】上記の雪避けカバーは、積雪地以外の地域
において、軒樋7の中に落ち葉が溜まりにくくする落ち
葉避けカバーとしても有用である。そして、この場合、
その本体は、所定長さの長尺略板状で、本体の前側下端
部と軒樋7の前側上縁部との間に雨水流入間隙が形成さ
れるように、吊り具8の支持部Bに、その前後の端部に
それぞれ設けられた中空状の耳部が取着されている。ま
た、この場合、軒樋カバー材Aの後側には、軒樋7の上
方開口に軒先部材である野地板61に沿って流下する雨
水を導く水切り板Cが、屋根先の先端部にその一縁を固
着されて他縁が軒樋7の上向き開口に向けられ設置され
ている。
【0004】したがって、上記の雪避けカバーによって
その両端縁部の耐荷重性能を高くすることが出来、ま
た、屋根先へ向け流下する雨水を確実に軒樋内に導き、
水切りを行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、落ち葉避け等の目的のために、軒
樋7に軒樋カバー材Aと水切り板Cの2つを併設する必
要があり、施工に手間がかかるという問題があった。し
たがって、本出願人は、図6に示すように、屋根先の先
端部にその後側一縁が固定されて、同屋根先に設けられ
た軒樋7の上向き開口を軒樋長手方向に沿って覆うよ
う、その前側の他縁を軒樋7の前面板72上端の近くま
で延出させた、落ち葉避けと水切りとを兼ねた弾力性を
もったカバー本体Dによる軒樋カバーを提案している。
【0006】すなわち、上記カバー本体Dによる屋根廻
りの施工手順は、まず、カバー本体Dを屋根先の先端部
に固定し、次いで、軒樋7を軒先に設けた吊り具8に支
持させて設置する。そして、カバー本体Dの前側を図中
の矢印にて示すよう上側に上げて、軒樋7接続用の内接
合部材(図示せず)を軒樋7内に挿入して接続し、その
後、カバー本体Dの前側を下側に下げ、吊り具8に一体
に設けられたカバー支持部86に支持させる。したがっ
て、上記軒樋カバーによって、軒樋7の落ち葉避けと屋
根先の水切りとを同時に行うことができる。
【0007】ところで、上記構成の軒樋カバーは、その
長手方向に連設する場合には、カバー本体Dの端部同士
を突き合わせて接合している。そのため、例えば、上記
吊り具8から離れた場所にカバー本体Dの接合部が位置
したときには、カバー本体Dの上面が撓んで突き合わせ
部分に大きな段差が生ずることがあり、軒先の美観を低
下させるという問題があった。
【0008】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、軒樋カバーの接合部に大
きな段差が生ずることが無く、以て、軒先の美観を維持
して軒樋の落ち葉避けと屋根先の水切りとを同時に行う
ことのできる軒樋カバーの接合構造を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の軒樋カバーの接合構造は、屋根先の
先端部にその後側一縁が固定されて、同屋根先に設けら
れた軒樋の上向き開口を軒樋長手方向に沿って覆うよう
その前側の他縁が延出された略板状のカバー本体の端部
同士を接合し、屋根先に連設する軒樋カバーの接合構造
であって、カバー本体の他縁に沿って補強用の中空状の
前耳部を垂下させ、同前耳部に嵌合部を設けて対向する
その端部に嵌合片を嵌合させてカバー本体同士を接合し
て成る。
【0010】したがって、この場合、屋根先に設けられ
た軒樋の上向き開口を軒樋長手方向に沿って覆う、同屋
根先の先端部にその後側一縁が固定され、その前側の他
縁が延出された略板状のカバー本体の端部同士が、同他
縁に沿って補強用の中空状の前耳部が垂下されて、その
前耳部に嵌合部が設けられて対向する前耳部の端部に嵌
合片が嵌合されてカバー本体同士が接合される。
【0011】また、請求項2記載の軒樋カバーの接合構
造は、請求項1記載の嵌合部を、前耳部とカバー本体と
の間にその後側に開口する嵌合溝とし、嵌合片は、一方
のカバー本体の一端部の前耳部を除去して同カバー本体
に一体形成している。
【0012】したがって、この場合、嵌合部に相当す
る、前耳部とカバー本体との間の、その後側に開口する
嵌合溝に、一方のカバー本体の一端部の前耳部を除去し
て一体形成された嵌合片が嵌合されて、カバー本体同士
が接合される。
【0013】また、請求項3記載の軒樋カバーの接合構
造は、請求項2記載の嵌合片を略板状の別体とし、その
嵌合片両端を接合されるカバー本体の嵌合溝に嵌合させ
ている。
【0014】したがって、この場合、接合されるカバー
本体の嵌合溝に、そのカバー本体とは別体の略板状の嵌
合片両端を嵌合させてカバー本体同士が接合される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は、本発明の請求項
1、2に対応する第1の実施の形態を示し、図4は、本
発明の請求項3に対応する第2の実施の形態を示してい
る。
【0016】[第1の実施の形態]図1は、第1の実施
の形態の軒樋カバーの接合構造を示す概略構成図であ
る。図2は、同軒樋カバーの接合構造の一要部である、
カバー本体の前耳部を示す断面図である。図3は、同軒
樋カバーの接合構造の施工状態の説明図である。
【0017】この実施の形態の軒樋カバーの接合構造
は、屋根先の先端部にその後側一縁が固定されて、同屋
根先に設けられた軒樋の上向き開口を軒樋長手方向に沿
って覆うようその前側の他縁が延出された略板状のカバ
ー本体1の端部同士を接合し、屋根先に連設する軒樋カ
バーの接合構造であって、カバー本体1の他縁に沿って
補強用の中空状の前耳部2を垂下させ、同前耳部2に嵌
合部を設けて対向するその端部に嵌合片5を嵌合させて
カバー本体1同士を接合して成る
【0018】又、該実施の形態の軒樋カバーの接合構造
においては、嵌合部を、前耳部2とカバー本体1との間
にその後側に開口する嵌合溝4とし、嵌合片5は、一方
のカバー本体1の一端部の前耳部2を除去して同カバー
本体1に一体形成してもいる。
【0019】詳しくは、この軒樋カバーの接合構造は、
図1に示すように、軒先に設置された合成樹脂製の吊り
具8に支持された軒樋7の上向き開口を覆う軒樋カバー
に適用される。すなわち、この場合、軒樋カバーのカバ
ー本体1は、その前側他縁が軒樋7支持用の吊り具8に
設けられたカバー支持片87にて支持されて、軒樋7の
上向き開口を覆うように延出されている。
【0020】カバー本体1は、後述する軒樋7の上向き
開口を覆う略板状で長尺状の軒樋カバーであり、鋼板の
ような金属板の両面に合成樹脂材料を被覆して弾力性を
有するよう形成され、例えば図1に示すように、一縁で
ある後側に上方へ段状に屈曲された屈曲部3と、他縁で
ある前側に前耳部2とを有している。屈曲部3は、カバ
ー本体1の後方端部を一端立ち上げ、さらに所定高さ寸
法にて後方へ略L字状に屈曲させて、屋根6を構成する
屋根先の野地板61先端部への固定部を形成している。
【0021】前耳部2は、長手方向の曲げに対して略板
状のカバー本体1を補強するもので、図2に示すよう
に、合成樹脂材料により中空状にカバー本体1に一体形
成されている。前耳部2は、カバー本体1の前側縁部に
垂下形成され、この前耳部2とカバー本体1との間に
は、後述する嵌合片5が挿入される嵌合部に相当する嵌
合溝4とともに、カバー本体1を支持するカバー支持片
87の挿入される支持溝21がカバー本体1の長手方向
にわたって併設されている。
【0022】支持溝21は、カバー支持片87の厚さ寸
法と略同一の内巾寸法を有し、また、嵌合溝4は、この
場合、カバー本体1の板厚寸法と略同一の内巾寸法を有
して形成されている。
【0023】この実施態様においては、上記嵌合溝4に
嵌合される嵌合片5が図3に示すように設けられる。す
なわち、この場合、嵌合片5は、図3(a)に示す如
く、接合されるカバー本体1、1の一方のカバー本体1
の一端部の前耳部2の所定長さを除去したカバー本体1
の平板部分(図中斜線部分)で、この嵌合片5を他方の
カバー本体1の嵌合溝4に挿入し、図3(b)に示すよ
うにカバー本体1、1の端部同士を接合する。
【0024】なお、この場合、軒樋7は、図1に示すよ
うな、上方開口を有する断面大略コ字状であって、鋼板
のような金属板の両面に合成樹脂材料を被覆して形成さ
れ、前面板72が底板71前端から前方へいくように傾
斜して立ち上がり、さらに上部へいくにしたがって後方
に傾斜するように途中で屈曲しており、この前面板72
上部には前耳74が形成されている。また、後面板73
が底板71後端から略垂直に立ち上がり、この後面板7
3上部には後耳75が形成されている。前耳74及び後
耳75には、後述する、ポリカーボネート樹脂等の合成
樹脂材料の吊り具8にて安定して支持されて軒先に設置
されるよう、それぞれ支持溝が長手方向に沿って併設さ
れている。
【0025】吊り具8は、軒樋7の前耳74の支持溝に
係合してその前側を支持する前支持部81、及び後側の
後耳75の支持溝を支持する後支持部82と、軒樋7の
底板71に略当接する底当接片83とが、建物の軒先等
の屋根端部に取り付けられる固定板84から前側に凸設
された、側面視略T字状の支持片85に一体形成されて
いる。なお、吊り具8は、上記固定板84が、軒先部材
である鼻板62へ木ねじ等の固定具を用いて固着され
た、長尺状の吊り具取付板63に設けられた固定溝64
に取着されている。
【0026】この場合、吊り具8には、カバー本体1前
側の前耳部2に併設されている支持溝21に挿入される
カバー支持片87が、支持片85上面に突設されたカバ
ー支持部86の前側に設けられている。このカバー支持
部86には、支持されるカバー本体1に沿うように斜め
後側に向け板状の突片86aが先端に設けられ、ばね性
をもって支持溝21と係合するよう、カバー支持片87
がその前側に側面視略Z字状に突設されている。
【0027】上記構成の軒樋カバーの接合構造による屋
根廻りへの軒樋7の施工手順は、予め、複数のカバー本
体1の、同じ側の一端部の前耳部2を除去して各カバー
本体1に嵌合片5を形成しておく。そして、まず、吊り
具取付板63を屋根先の野地板61先端部及び軒先の鼻
板62へ木ねじ等の固定具にて固定し、次いで、上記各
カバー本体1の隣り合う端部同士を重ねて、カバー本体
1を屋根先の野地板61先端部にその屈曲部3を固定す
る。その後、吊り具取付板63の固定溝64に吊り具8
の固定板84をスライドさせて取着し、カバー本体1の
前側を図中の矢印にて示すよう上側に上げて、吊り具8
に、軒樋7接続用の内接合部材(図示せず)をその内部
に挿入して接続しながら軒樋7を支持させた後、略板状
のカバー本体1、1の端部同士を、嵌合片5を、カバー
本体1の他縁に沿って補強用の中空状の前耳部2を垂下
させてその前耳部2とカバー本体1との間に設けられて
その後側に開口する嵌合溝4に嵌合させて接合する。
【0028】したがって、以上説明した軒樋カバーの接
合構造によると、屋根先に設けられた軒樋7の上向き開
口を軒樋7長手方向に沿って覆う、同屋根先の先端部に
その後側一縁が固定され、その前側の他縁が延出された
略板状のカバー本体1の端部同士が、同他縁に沿って補
強用の中空状の前耳部2が垂下されて、その前耳部2に
嵌合部が設けられて対向する前耳部2の端部に嵌合片5
が嵌合されてカバー本体1、1同士が接合されるので、
軒樋カバーの接合部に大きな段差が生ずることが無く、
以て、軒先の美観を維持して軒樋7の落ち葉避けと屋根
先の水切りとを同時に行うことができる。
【0029】また、嵌合部に相当する、前耳部2とカバ
ー本体1との間の、その後側に開口する嵌合溝4に、一
方のカバー本体1の一端部の前耳部2を除去して一体形
成された嵌合片5が嵌合されて、カバー本体1、1同士
が接合されるので、接合用の別部材を用いることなく施
工でき、以て容易に施工できる。
【0030】[第2の実施の形態]図4は、第2の実施
の形態の軒樋カバーの接合構造の施工状態の説明図であ
る。
【0031】この実施の形態の軒樋カバーの接合構造
は、嵌合片の構成のみが第1の実施の形態と異なるもの
で、他の構成部材は第1の実施の形態のものと同一で、
該実施の形態の軒樋カバーの接合構造は、嵌合片5を略
板状の別体とし、その嵌合片5両端を接合されるカバー
本体1、1の嵌合溝4、4に嵌合させている。
【0032】すなわち、この実施態様の嵌合片5は、例
えば、施工現場においてカバー本体1を適切な長さに裁
断したときに発生する端材を、四角状などの所定形状に
切断して使用することができる。
【0033】上記構成の軒樋カバーの接合構造による屋
根廻りの施工手順は、まず、吊り具取付板63を屋根先
の野地板61先端部及び軒先の鼻板62へ木ねじ等の固
定具にて固定し、次いで、上記各カバー本体1の隣り合
う端部同士を突き合わせて、カバー本体1を屋根先の野
地板61先端部にその屈曲部3を固定する。その後、吊
り具取付板63の固定溝64に吊り具8の固定板84を
スライドさせて取着し、カバー本体1の前側を上側に上
げて、吊り具8に、軒樋7接続用の内接合部材(図示せ
ず)をその内部に挿入して接続しながら軒樋7を支持さ
せた後、略板状のカバー本体1、1の端部同士を、嵌合
片5両端を嵌合溝4に嵌合させて突き合わせ接合する。
なお、この場合、嵌合片5表面に接着剤などを塗布し、
カバー本体1、1と接着させて接合しても良い。
【0034】したがって、以上説明した軒樋カバーの接
合構造によると、接合されるカバー本体1、1の嵌合溝
4、4に、そのカバー本体1とは別体の略板状の嵌合片
5両端を嵌合させてカバー本体1、1同士が接合される
ので、簡単な形状の別部材を施工現場にて準備して行う
ことができ、しかも、接合部分に段差が生ずることが無
く、以て外観の美観を向上できる。
【0035】なお、本発明の軒樋カバーの接合構造は、
上記にて説明されたもの以外に、例えば、嵌合溝を設け
ることなく中空状の前耳部に別体の嵌合片を挿入して接
合したもの等、各種接合形態のものを含むことは言うま
でもない。
【0036】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の軒
樋カバーの接合構造は、屋根先に設けられた軒樋の上向
き開口を軒樋長手方向に沿って覆う、同屋根先の先端部
にその後側一縁が固定され、その前側の他縁が延出され
た略板状のカバー本体の端部同士が、同他縁に沿って補
強用の中空状の前耳部が垂下されて、その前耳部に嵌合
部が設けられて対向する前耳部の端部に嵌合片が嵌合さ
れてカバー本体同士が接合されるので、軒樋カバーの接
合部に大きな段差が生ずることが無く、以て、軒先の美
観を維持して軒樋の落ち葉避けと屋根先の水切りとを同
時に行うことができる。
【0037】また、請求項2記載の軒樋カバーの接合構
造は、請求項1記載のものの効果に加え、嵌合部に相当
する、前耳部とカバー本体との間の、その後側に開口す
る嵌合溝に、一方のカバー本体の一端部の前耳部を除去
して一体形成された嵌合片が嵌合されて、カバー本体同
士が接合されるので、接合用の別部材を用いることなく
施工でき、以て容易に施工できる。
【0038】また、請求項3記載の軒樋カバーの接合構
造は、請求項2記載のものの効果に加え、接合されるカ
バー本体の嵌合溝に、そのカバー本体とは別体の略板状
の嵌合片両端を嵌合させてカバー本体同士が接合される
ので、簡単な形状の別部材を施工現場にて準備して行う
ことができ、しかも、接合部分に段差が生ずることが無
く、以て、外観の美観を向上できる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の軒樋カバーの接合
構造を示す概略構成図である。
【図2】同軒樋カバーの接合構造の一要部である、カバ
ー本体の前耳部を示す断面図である。
【図3】同軒樋カバーの接合構造の施工状態の説明図で
ある。
【図4】第2の実施の形態の軒樋カバーの接合構造の施
工状態の説明図である。
【図5】本発明の従来例である軒樋カバーの接合構造の
説明図である。
【図6】同軒樋カバーの接合構造の他の実施例を示す概
略構成図である。
【符号の説明】
1 カバー本体 2 前耳部 4 嵌合溝 5 嵌合片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根先の先端部にその後側一縁が固定さ
    れて、同屋根先に設けられた軒樋の上向き開口を軒樋長
    手方向に沿って覆うようその前側の他縁が延出された略
    板状のカバー本体の端部同士を接合し、屋根先に連設す
    る軒樋カバーの接合構造であって、 カバー本体の他縁に沿って補強用の中空状の前耳部を垂
    下させ、同前耳部に嵌合部を設けて対向するその端部に
    嵌合片を嵌合させてカバー本体同士を接合して成る軒樋
    カバーの接合構造。
  2. 【請求項2】 嵌合部を、前耳部とカバー本体との間に
    その後側に開口する嵌合溝とし、嵌合片は、一方のカバ
    ー本体の一端部の前耳部を除去して同カバー本体に一体
    形成したことを特徴とする請求項1記載の軒樋カバーの
    接合構造。
  3. 【請求項3】 嵌合片を略板状の別体とし、その嵌合片
    両端を接合されるカバー本体の嵌合溝に嵌合させたこと
    を特徴とする請求項2記載の軒樋カバーの接合構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021161727A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 元旦ビューティ工業株式会社 軒先構造、及びその施工法
US20230323670A1 (en) * 2020-09-30 2023-10-12 Sekisui House, Ltd. Eaves gutter

Cited By (3)

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