JPH10306430A - 水生動植物の生息用マット、それを用いた河川の護岸構造、それを用いた河川、沼湖の底部構造及びそれを用いた河川、沼湖の護岸構築方法 - Google Patents

水生動植物の生息用マット、それを用いた河川の護岸構造、それを用いた河川、沼湖の底部構造及びそれを用いた河川、沼湖の護岸構築方法

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JPH10306430A
JPH10306430A JP9136159A JP13615997A JPH10306430A JP H10306430 A JPH10306430 A JP H10306430A JP 9136159 A JP9136159 A JP 9136159A JP 13615997 A JP13615997 A JP 13615997A JP H10306430 A JPH10306430 A JP H10306430A
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mat
river
aquatic
plants
habitat
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JP9136159A
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Hisatsune Nashiki
久恒 梨子木
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TASHIZEN TECHNO WORKS KK
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    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/60Fishing; Aquaculture; Aquafarming

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、軽量可搬性に優れ、河川岸や
湖岸に水生動植物の緑化生息域を構築でき、木材の切削
片を利用して低コストで、短期間で構築できる水生動植
物の生息用マット、それを用いた河川の護岸構造、それ
を用いた河川、沼湖の底部構造、及びそれを用いた河
川、沼湖の護岸構築方法を提供する。 【構成】 水生動植物の出入りを可能とする複数の小孔
を備えた通水性袋内に木材の切削片を充填閉止させた水
生動植物の生息用マット10を形成し、堤防法面34の
岸辺に複数の杭部材36を打ち込み、杭部材に生息用マ
ットを当接状に配置させ、生息用マットと堤防法面側と
の間隙に支持基盤42を充填配置させた護岸構造、並び
に河床や湖底に生息用マットを敷設させ、上面に重り材
を積重ねた底部構造等を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川や沼湖の護岸
や岸辺に水生動植物の生息域を形成するための水生動植
物の生息用マット、それを用いた河川の護岸構造、それ
を用いた河川、沼湖の底部構造及びそれを用いた河川、
沼湖の護岸構築方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、河川岸や沼湖等の湖岸等において
は、河床、或は水底部に基礎コンクリートを打設し、こ
の基礎コンクリートから堤防法面に沿ってコンクリート
積ブロック、間知石、張ブロック、張コンクリート等を
敷設しながら強固で耐久性に優れた護岸を構築してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、積ブロ
ック、間知石、張ブロック等で構築した河川岸や湖岸
は、強固で耐久性に優れている反面、構築面は平滑面と
なって水生動植物が生息し、活着するための孔や凹部等
がないため、いつのまにか、水辺植物は消失し、鳥類や
魚類も少なくなり、水生動植物や微生物等の減少で河川
や沼湖等の生態系が崩れ、水質の汚濁も進む一方である
等の問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、(1)簡単な構造で、か
つ軽量、可搬性に優れ、河川の護岸等に簡単に水生動植
物の生息域を形成でき、(2)水生動植物の出入りが自
由で、植物も確実に着生させて緑化護岸を形成させ、
(3)法面側等の粘土質土等の河川への流出もなく、
(4)木材の切削片である端材や切削屑を利用して、低
コストで短期間で施工を終了させることのできる水生動
植物の生息用マット、それを用いた河川の護岸構造、そ
れを用いた河川、沼湖の底部構造及びそれを用いた河
川、沼湖の護岸構築方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、河川の護岸や沼湖等に配置される水生動
植物の生息用マットであり、水生動植物の出入りを可能
とするように複数の小孔12を備えた通水性袋14内に
木材等を切削した切削片16を袋内部の各切削片間に小
さな間隙18を形成させるように充填して閉止させてな
る水生動植物の生息用マット10から構成される。
【0006】また、前記通水性袋14内には重り部材2
8が充填されてなることとしてもよい。
【0007】また、前記切削片16は、木材を小さく切
削して形成させた木毛チップ26であることとしてもよ
い。
【0008】次に、本発明は、請求項1ないし3のいず
れかに記載の水生動植物の生息用マットを用いて構築す
る河川の護岸構造であって、堤防法面36の岸辺に沿う
ように複数の杭部材38を打ち込み、これらの杭部材3
8の堤防法面36側に水生動植物の生息用マット10を
当接状に配置させ、該生息用マット10と堤防法面36
側との間隙に裏込土40や根固め石等の支持基盤42を
充填配置させてなる水生動植物の生息用マットを用いて
構築する河川の護岸構造100から構成される。
【0009】また、本発明は、請求項1ないし3のいず
れかに記載の水生動植物の生息用マットを用いて構築す
る河川、沼湖の底部構造であって、河床34や湖底に水
生動植物の生息用マット10を敷設させ、これらの生息
用マット10の上面側に流失防止用重り部材50を積み
重ねて配置させてなる水生動植物の生息用マットを用い
て構築する河川、沼湖の底部構造200から構成され
る。
【0010】次に、本発明は、水生動植物の出入りを可
能とするように複数の小孔12を備えた長さの長い通水
性袋14内に木材等を切削した切削片16を袋内部の各
切削片16間に小さな間隙18を形成させるように充填
して閉止させ、該袋内部の切削片16が内部で位置ずれ
しないように該袋の適宜の部分を結着させた水生動植物
の生息用マット10を形成し、河川34の護岸や沼湖等
の堤防水際に沿って水生動植物が出入り可能な支持体を
立設固定させるとともに、この支持体と堤防側に該水生
動植物の生息用マット10を固定的に配置させてなる水
生動植物の生息用マットを用いた河川、沼湖の護岸構築
方法から構成される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る水生動植物の生息用
マットは、河川の護岸や沼湖等に配置される水生動植物
の生息用マットであり、水生動植物の出入りを可能とす
るように複数の小孔を備えた通水性袋内に木材等を切削
した切削片を袋内部の各切削片間に小さな間隙を形成さ
せるように充填して閉止させてなるものである。通水性
袋は、植物繊維や合成繊維を素材として編成した網体で
長い帯状の網袋体に形成することが好適である。しか
し、これに限らず、細い金属線で編成した網袋体でもよ
い。また、網袋体に限らず、多数の孔を開孔させた織布
や不織布で帯状袋体を形成してもよい。通水性袋内に充
填する木材等の切削片は、原木を加工した後の背板、端
材等を利用して好適に加工できる。
【0012】また、前記通水性袋内には重り部材が充填
されてなることとしてもよい。重り部材としては、袋体
内に石、コンクリートブロック等を充填したものが好適
である。しかし、これにかぎらず、例えば、重金属、セ
ラミック等を袋体に充填したものでもよい。
【0013】また、前記切削片は、木材を小さく切削し
て形成させた木毛チップであることとしてもよい。より
好適には鉋屑、カットした竹屑、藁屑でもよい。
【0014】次に、本発明に係る水生動植物の生息用マ
ットを用いた河川の護岸構造は、請求項1ないし3のい
ずれかに記載の水生動植物の生息用マットを用いて構築
する河川の護岸構造であって、堤防法面の岸辺に沿うよ
うに複数の杭部材を打ち込み、これらの杭部材の堤防法
面側に水生動植物の生息用マットを当接状に配置させ、
該生息用マットと堤防法面側との間隙に裏込土や根固め
石等の支持基盤を充填配置させてなるものである。
【0015】杭部材としては、木製杭が間伐材を利用し
て安価に加工できるため好適である。しかし、これに限
らず、廃プラスチックを再生加工したプラスチック杭等
を安価に利用してもよい。打ち込んだ杭部材に当接状に
配置した生息用マットは、紐、金属線等で杭部材に係止
する。この生息用マットと堤防法面との間隔に充填する
支持基盤としては、粘度質土等の裏込土、根固め石等が
好適である。しかし、これに限らず、砂利、砂でもよ
い。また、生息用マットを配置するときに、河川側とな
る外面に保護ネットや多孔シート等を付設してもよい。
【0016】また、本発明に係る水生動植物の生息用マ
ットを用いた河川、沼湖の底部構造は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の水生動植物の生息用マットを用い
て構築する河川、沼湖の底部構造であって、河床や湖底
に水生動植物の生息用マットを敷設させ、これらの生息
用マットの上面側に流失防止用重り部材を積み重ねて配
置させてなるものである。生息用マットは、河川の場合
には同河川を横断して配置し、その上面に流失防止用重
り部材を積み重ねる。この流失防止用重り部材が移動し
ないように、下流側の重り部材を河床に打ち込んだ杭体
で係止する。流失防止用重り部材は、石、コンクリート
ブロックが好適であるが、これに限らず、例えば、金
属、コンクリート等で成型した矩形格子枠でもよい。ま
た、各生息用マットの上面に流失防止用網体を被覆させ
て網体の周縁を河床に杭等で係止してもよい。
【0017】また、本発明に係る水生動植物の生息用マ
ットを用いた河川、沼湖の護岸構築方法は、水生動植物
の出入りを可能とするように複数の小孔を備えた長さの
長い通水性袋内に木材等を切削した切削片を袋内部の各
切削片間に小さな間隙を形成させるように充填して閉止
させ、該袋内部の切削片が内部で位置ずれしないように
該袋の適宜の部分を結着させた水生動植物の生息用マッ
トを形成し、河川の護岸や沼湖等の堤防水際に沿って水
生動植物が出入り可能な支持体を立設固定させるととも
に、この支持体と堤防側に該水生動植物の生息用マット
を固定的に配置させてなるものである。支持体として
は、杭、格子枠等が好適であり、河川の護岸や沼湖等の
堤防水際に沿って杭、格子枠等を打ち込み立設する。更
に、これらの杭、格子枠に沿って生息用マットを展開し
ながら係止紐、金属線等で係止し、、生息用マットと堤
防法面に間隙がある場合には、裏込土、根固め石等を充
填する。また、生息用マットの河川、或は沼湖側となる
外面には保護ネットを配置してもよい。これにより、生
息用マットに水生動植物が自生して河川岸、沼湖岸、或
は河床内等に水生動植物の生息域が構築され、この水生
動植物に寄生する微生物も増加して水質も浄化され、河
川や沼湖の生態的機能を早急に回復させ得ることとな
る。
【0018】
【実施例】以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実
施例を説明する。図1には、本発明に係る水生動植物の
生息用マットが示され、図2には、水生動植物の生息用
マットの拡大縦断面図が示され、図3には、内部に重り
部材を充填した水生動植物の生息用マットの拡大縦断面
図が示されている。本発明の実施例に係る水生動植物の
生息用マット(以下、「生息用マット」と略する)10
は、河川の護岸や沼湖等に配置される水生動植物の生息
用マットであり、水生動植物の出入りを可能とするよう
に複数の小孔12を備えた通水性袋14内に木材等を切
削した切削片16を袋内部の各切削片16間に小さな間
隙18を形成させるように充填して閉止させてなるもの
である。
【0019】図1、図2に示すように、通水性袋14
は、毛、絹等の天然繊維やナイロン、ビニロン等の合成
繊維等で編成された網体を素材とし、断面形状が縦形の
長矩形状で長い帯状の網袋体20に形成されている。こ
の網袋体20は、その一端側に開口22を有し、この開
口22を利用して網袋体20内に切削片16を充填す
る。その後で開口22を止め紐23やファスナー等で閉
止している。網袋体20の長手方向の表側生地と裏側生
地とには、小さい動物や昆虫類が出入するための複数の
小孔12が開孔され、更に、内部に充填した切削片16
の移動を阻止するため、表側生地から裏側生地へ向けて
複数の係止紐24が縫付けされている。このように、扁
平な長い帯状の網袋体20は、簡単な構造で、切削片1
6が充填された状態でも軽く、ロール巻き、或は折り重
ねてコンパクトに収納した状態で施工現場へ簡易に搬送
できる。また、網袋体20は、天然繊維や合成繊維を素
材として編成されたものに限ることなく、例えば、アル
ミ合金線ゃ銅合金線等を素材として編成したものであっ
てもよい。
【0020】これにより、生息用マット10は、極めて
簡単な構造で、かつ軽量で、一端からロール巻きするこ
とにより嵩張ることなく、現場等へ容易に搬送できる。
また、河川の護岸等の任意に長さに対応させて設置さ
せ、簡単に水生動植物の生息域を形成させ得るととも
に、表側生地や裏側生地等に開孔された小孔12や切削
片16の相互の間隙18を利用して川や沼からの動植物
の出入りを確実に行なわせ、内部に植物の種子等を容易
に取り込んで確実に着生させ、緑化護岸を形成させるこ
とが可能である。また、同時に法面側等の粘土質土等が
川の中央側に流出することを防止して土留め機能を有す
るとともに、木材の端材や切削屑を利用して切削片16
を製造できるから資源の再利用を行ないつつ、低コスト
で製作も容易である。
【0021】切削片16としては、松、杉、桧その他の
木材を繊維方向に不定形の帯状片に切削した木毛チップ
26が好適である。例えば、幅3.5〜5.0mm、厚
さ0.3〜0.5mm程度の形状が好ましい。また、木
毛チップ26は、木材を糸状に切削したものでもよい。
この木毛チップ26は、松、杉、桧等の原木で柱、梁、
板材等を挽割りした後に廃棄していた端材や切削屑等を
有効利用して安価に加工でき、木材資源の再利用を達成
できる。また、木毛チップ26に限ることなく、鉋屑、
おが屑、或は小さくカットした藁屑等を利用してもよ
い。この木毛チップ26等の切削片16を網袋体20内
に充填した生息用マット10を河川岸、湖岸等に配置す
ることにより、網袋体20の網目や切削片16の相互の
間隙18に植物の根毛が活着して相互に絡み合い、或は
網袋体20の小孔12から切削片16の相互の間隙18
を水性動物や昆虫が出入りしながら水生動植物の生息に
適した緑化護岸を水辺に構築できる。また、木毛チップ
26は低コストであるため生息用マット10を安価に製
造でき、資源の効率的な利用を実現でき、水辺の自然環
境を低コストで構築できる。
【0022】図3に示すように、通水性袋14内には重
り部材28が充填されてなることとしてもよい。重り部
材28は、通気性袋14と略同一の網体を素材とし、網
袋体20より高幅及び前後幅が小さく、長さが略等しい
か、或は複数に分割させた網袋体20aを形成し、この
網袋体20a内に砂利、粘度質土等の重量体30を密封
している。この重り部材28を通気性袋14内に複数の
支持紐32で支持し、この重り部材28の外周に木毛チ
ップ26を充填して封止する。この内部に重り部材28
を充填させた生息用マット10を水中等に配置するとき
に、素材が軽い木質材であっても水面へ浮き上ることが
なく、護岸や河床に安定して配置でき、施工を迅速に行
える。
【0023】次に、図4、図5には本発明の実施例に係
る水生動植物の生息用マットを用いた河川の護岸構造
(以下、「河川の護岸構造」と略する)100が示され
ている。この河川の護岸構造100は、前述した水生動
植物の生息用マット10を用いて構築する河川の護岸構
造であって、河川34の堤防法面36の岸辺に沿うよう
に複数の杭部材38を打ち込み、これらの杭部材38の
堤防法面36側に水生動植物の生息用マット10を当接
状に配置させ、生息用マット10と堤防法面36側との
間隙に裏込土40や根固め石等の支持基盤42を充填配
置させてなるものである。
【0024】杭部材38は、木製杭44が好適であり、
間伐材等を利用して安価に加工できる。この木製杭44
を、堤防法面36の下端側の岸辺に略1ないし2m程度
の間隔で打ち込む。この打ち込んだ各木製杭44の堤防
法面36側に沿って、長い帯状の生息用マット10を展
開しながら立て込み、図示しない針金や麻紐等の係止紐
類で生息用マット10を各杭部材38に係止する。更
に、この立て込んだ生息用マット10と堤防法面36と
の開放間隙に支持基盤42を充填する。図4に示すよう
に、支持基盤42としては粘度質土の様な裏込土40が
好適である。しかし、支持基盤42は、粘度質土等の裏
込土40に限ることなく、例えば、根固め石、砂利等で
あってもよい。また、杭部材38に当接状に生息用マッ
ト10を配置するときに、この杭部材38と生息用マッ
ト10とに保護ネット46を挟着状に配置して生息用マ
ット10を各杭部材38に係止してもよい。これによ
り、保護ネット46で生息用マット10の網袋体20の
破損を防止する。保護ネット46としては、合成繊維や
植物繊維で編成したネット或は柔軟な金属線で編成した
ものを利用してもよい。
【0025】この河川の護岸構造100では、使用する
生息用マット10が木材の切削片16を網袋体10内に
充填させたマットであるため、軽くて、取扱がし易く、
河川の施工現場へ搬送して杭部材38で簡単に係止しな
がら護岸構造を安価な低コストで、迅速に構築できる。
また、護岸構造の施工後においては、生息用マット10
内に充填している木材の切削片16等の間隙18に水生
植物の根毛が絡まりながら成育するため、生息用マット
10自体の強度が増加し、しかも、小動物や昆虫類が生
息用マット10の表生地や裏生地に設けた複数の小孔1
2等から木毛チップ26等の切削片16の相互の間隙1
8を河川34側から堤防法面36側の裏込土40や根固
め石等へ向け通過して水生動植物の生息に適した水生動
植物の生息域となる。更に、水生動植物等に寄生する微
生物も増加して河川の水質も浄化され、河川の生態的機
能を早急に回復させ得ることとなる。
【0026】また、前記杭部材38は木製杭44に限ら
ず、例えば、金属製杭、硬質合成樹脂杭等を用いてもよ
い。また、河川の護岸構造100として構築することに
限ることなく、沼湖等の護岸構造として構築することと
してもよい。このときには、堤防法面34は高さが低い
ために、支持基盤42としては、根固め石や砂利等が好
適となる。
【0027】次に、図6、図7には本発明の実施例に係
る水生動植物の生息用マットを用いた河川、沼湖の底部
構造(以下、「河川、沼湖の底部構造」と略する)20
0が示されている。この河川、沼湖の底部構造200
は、前述した水生動植物の生息用マット10を用いて構
築する河川、沼湖の底部構造であって、河床48や湖底
に水生動植物の生息用マット10を敷設させ、これらの
生息用マット10の上面側に流失防止用重り材50を積
み重ねて配置させてなるものである。
【0028】図においては、河床48を横断して複数の
生息用マット10を敷設し、この生息用マット10が水
面上に浮きあがらないように、生息用マット10の上面
側に流失防止用重り部材50を積み重ねている。この流
失防止用重り部材50としては、河川の流速で流動しな
い、かつ作業者が持ち運び可能な石52が好適である。
しかし、石52に限らず、任意形状のコンクリートブロ
ック、或は枠部材等を敷設してもよい。この、石52等
の流失防止用重り部材50は生息用マット10の上面の
一部に載着させて網袋体40を水中に露出させた方が内
部の木毛チップ26への水生動植物の浸入、或は活着が
良好となり生息用マット10に水生植物を早期に活着で
きる。しかし、これに限らず、生息用マット10の上面
全体に流失防止用重り部材50を敷設してもよい。これ
により、河床48内に水生植物が繁茂し、生息用マット
10内における微生物等の増加で、河川の水質が浄化さ
れ、河川の生態的機能を早急に回復させ得ることとな
る。上記生息用マット10は、河床に限らず、沼湖の湖
底に生息用マット10を配置して流失防止用重り部材5
0を載せて安定化させ、水生動植物の活着、或は生息に
より沼や湖の水質を浄化させ、同時に沼湖の生態的機能
を早急に回復させ得ることとなる。
【0029】また、河床48の流れ方向の下流側で、河
床48を横断する位置に複数の杭部材38を打ち込み。
その上流側に石52等を配置させ、上流側の石52を受
け止めさせもよい。これにより、内部に木材等の切削片
16が充填された生息用マット10を、河床を横断し、
或は沼湖内に所要の広さに簡単に敷設し、流失防止用重
り部材50、例えば、石52等を各生息用マット10の
上面に配置させて水生動植物を成育させるための河川、
沼湖の底部構造200を迅速で、施工コストも安価に構
築できる。また、この生息用マットを用いた河川、沼湖
の底部構造200により、河川や沼湖内に水生動植物の
生息域を簡単に成育させることが可能となり、更に水生
動植物の繁茂で微生物も増殖して水質が浄化され、河川
の生態機能を早急に回復させ得ることとなる。
【0030】次に、本発明の実施例に係るの水生動植物
の生息用マットを用いた河川、沼湖の護岸構築方法を説
明する。水生動植物の生息用マットを用いた河川、沼湖
の護岸構築方法によれば、水生動植物の出入りを可能と
するように複数の小孔12を備えた長さの長い通水性袋
14内に木材等を切削した切削片16を袋内部の各切削
片16間に小さな間隙18を形成させるように充填して
閉止させ、該袋内部の切削片16が内部で位置ずれしな
いように該袋の適宜の部分を結着させた水生動植物の生
息用マット10を形成し、河川の護岸や沼湖等の堤防水
際に沿って水生動植物が出入り可能な支持体を立設固定
させるとともに、この支持体と堤防側に該水生動植物の
生息用マット10を固定的に配置させてなるものであ
る。
【0031】支持体としては、杭部材38や複数の開口
を有した枠部材でもよく、生息用マット10を河川岸や
湖岸に沿って縦形に保持し、かつ水面側から堤防側へ連
通した開口を備えたものであればよい。この支持体に生
息用マット10を支持した状態で生息用マット10と堤
防法面36とに間隙があれば、適宜、粘度質土、根固め
石、砂利等の支持基盤42を充填して生息用マット10
を安定保持する。この様に、生息用マットを用いた河
川、沼湖の護岸構築方法によれば、軽量で、可搬性が良
好であり、長い帯状の生息用マット10を河川の護岸等
の任意の長さに対応させて簡単に水生動植物の生息域を
形成させ得ることとなる。また、川や沼からの動植物の
出入りを確実に行なわせ、内部に植物の種子等を容易に
取り込んで確実に着生させ、緑化護岸を形成できる。同
時に堤防法面側の粘土質土等が川の中央側に流出するこ
とを防止して土留め機能を有すると共に、木材の切削片
である端材や切削屑を有効利用して製造できるから資源
の有効利用を実現し得る。さらに、広い作業範囲にわた
って一度にマットを敷設できるから施工作業が極めて迅
速で、工期も短期間で終了できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る水生
動植物の生息用マットによれば、河川の護岸や沼湖等に
配置される水生動植物の生息用マットであり、水生動植
物の出入りを可能とするように複数の小孔を備えた通水
性袋内に木材等を切削した切削片を袋内部の各切削片間
に小さな間隙を形成させるように充填して閉止させてな
ることにより、極めて簡単な構造でかつ、軽量で、可搬
性が良好であり、長い帯状に形成できて、河川の護岸等
の任意に長さに対応させて簡単に水生動植物の生息域を
形成させ得るとともに、川や沼からの動植物の出入りを
確実に行なわせ、内部に植物の種子等を容易に取り込ん
で確実に着生させ、緑化護岸を形成させることが可能で
ある。また、同時に法面側等の粘土質土等が川の中央側
に流出することを防止して土留め機能を有するととも
に、木材の切削片である端材や切削屑を利用して製造で
きるから資源の再利用を行ないつつ、低コストで、製作
も容易である。さらに、広い作業範囲にわたって一度に
マットを敷設できるから施工作業が極めて迅速で、工期
も短いものとできる。
【0033】また、前記通水性袋内には重り部材が充填
されてなることにより、生息用マットを水中等に配置す
るときに、素材が木質材であっても浮き上がることがな
く、護岸や河床に安定して配置でき、施工を迅速に行え
る。
【0034】また、前記切削片は、木材を小さく切削し
て形成させた木毛チップであることにより、木毛チップ
は低コストであるため、生息用マットを安価に製造でき
る。さらに資源の効率的な利用を実現でき、水生動植物
の生息に適した水辺の自然環境を低コストで構築でき
る。
【0035】次に、本発明に係る水生動植物の生息用マ
ットを用いた河川の護岸構造によれば、水生動植物の生
息用マットを用いて構築する河川の護岸構造であって、
堤防法面の岸辺に沿うように複数の杭部材を打ち込み、
これらの杭部材の堤防法面側に水生動植物の生息用マッ
トを当接状に配置させ、該生息用マットと堤防法面側と
の間隙に裏込土や根固め石等の支持基盤を充填配置させ
てなることにより、生息用マットは、軽くて、取扱がし
易く、製造コストも安価であるため、河川の現場に搬送
して杭部材で簡単に係止しながら護岸構造を安価な施工
コストで、迅速に構築できる。また、施工後において
は、生息用マット内に充填している木材切削片等の間隙
に水生植物の根毛が絡まりながら成育するため、マット
自体の強度が増加し、しかも、小動物や昆虫類が木毛チ
ップ内を裏込土や根固め石へ向け通過して水生動植物の
生息に適した水生動植物集落となり、更に、水生動植物
の繁殖で水質も浄化され、河川の生態的な機能を早急に
回復させ得ることとなる。
【0036】また、本発明に係る水生動植物の生息用マ
ットを用いた河川、沼湖の底部構造によれば、水生動植
物の生息用マットを用いて構築する河川、沼湖の底部構
造であって、河床や湖底に水生動植物の生息用マットを
敷設させ、これらの生息用マットの上面側に流失防止用
重り部材を積み重ねて配置させてなることにより、内部
に木材等切削片が充填された生息用マットを、河床を横
断し、或は沼湖内に所要の広さに簡単に敷設し、流失防
止用重り材、例えば、捨て石を各生息用マットの上面に
配置させて水生動植物を成育させるための底部構造を迅
速で、施工コストも安価に設置できる。また、この生息
用マットを敷設させた底部構造により、河川や沼湖内に
水生動植物集落を簡単に成育させることが可能となり、
更に水生動植物の繁茂で微生物も増殖して水質が浄化さ
れ、河川の生態機能を早急に回復させ得ることとなる。
【0037】また、本発明に係る水生動植物の生息用マ
ットを用いた河川、沼湖の護岸構築方法によれば、水生
動植物の出入りを可能とするように複数の小孔を備えた
長さの長い通水性袋内に木材等を切削した切削片を袋内
部の各切削片間に小さな間隙を形成させるように充填し
て閉止させ、該袋内部の切削片が内部で位置ずれしない
ように該袋の適宜の部分を結着させた水生動植物の生息
用マットを形成し、河川の護岸や沼湖等の堤防水際に沿
って水生動植物が出入り可能な支持体を立設固定させる
とともに、この支持体と堤防側に該水生動植物の生息用
マットを固定的に配置させてなることにより、軽量で、
可搬性が良好であり、長い帯状の生息用マットを構成で
きて、河川の護岸等の任意に長さに対応させて簡単に水
生動植物の生息域を形成させ得るとともに、川や沼から
の動植物の出入りを確実に行なわせ、内部に植物の種子
等を容易に取り込んで確実に着生させ、緑化護岸を形成
させることが可能である。また、同時に法面側等の粘土
質土等が川の中央側に流出することを防止して土留め機
能を有するとともに、木材の切削片である端材や切削屑
を利用して製造できるから資源の有効利用を実現し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る水生動植物の生息用マッ
トの中間部を切欠したものを、正面斜め上方から視た斜
視説明図である。
【図2】図1に示す水生動植物の生息用マットの正面拡
大縦断説明図である。
【図3】内部に重り部材を充填させた他の実施例の生息
用マットの正面拡大縦断説明図である。
【図4】水生動植物の生息用マットを用いた河川の護岸
構造の縦断説明図である。
【図5】図4に示す水生動植物の生息用マットを用いた
河川の護岸構造の一部平面説明図である。
【図6】水生動植物の生息用マットを用いた河川、沼湖
の底部構造の縦断説明図である。
【図7】図6に示す水生動植物の生息用マットを用いた
河川、沼湖の底部構造の平面説明図である。
【符号の説明】
10 水生動植物の生息用マット 12 小孔 14 通水性袋 16 切削片 18 間隙 26 木毛チップ 28 重り部材 36 堤防法面 38 杭部材 40 裏込土 42 支持基盤 48 河床 50 流失防止用重り部材 100 水生動植物の生息用マットを用いた河川の護岸
構造 200 水生動植物の生息用マットを用いた河川、沼湖
の底部構造

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 河川の護岸や沼湖等に配置される水生動
    植物の生息用マットであり、 水生動植物の出入りを可能とするように複数の小孔を備
    えた通水性袋内に木材等を切削した切削片を袋内部の各
    切削片間に小さな間隙を形成させるように充填して閉止
    させてなる水生動植物の生息用マット。
  2. 【請求項2】 前記通水性袋内には重り部材が充填され
    てなる請求項1記載の水生動植物の生息用マット。
  3. 【請求項3】 前記切削片は、木材を小さく切削して形
    成させた木毛チップである請求項1又は2記載の水生動
    植物の生息用マット。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の水
    生動植物の生息用マットを用いて構築する河川の護岸構
    造であって、 堤防法面の岸辺に沿うように複数の杭部材を打ち込み、 これらの杭部材の堤防法面側に水生動植物の生息用マッ
    トを当接状に配置させ、 該生息用マットと堤防法面側との間隙に裏込土や根固め
    石等の支持基盤を充填配置させてなる水生動植物の生息
    用マットを用いた河川の護岸構造。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかに記載の水
    生動植物の生息用マットを用いて構築する河川、沼湖の
    底部構造であって、 河床や湖底に水生動植物の生息用マットを敷設させ、 これらの生息用マットの上面側に流失防止用重り部材を
    積み重ねて配置させてなる水生動植物の生息用マットを
    用いた河川、沼湖の底部構造。
  6. 【請求項6】 水生動植物の出入りを可能とするように
    複数の小孔を備えた長さの長い通水性袋内に木材等を切
    削した切削片を袋内部の各切削片間に小さな間隙を形成
    させるように充填して閉止させ、 該袋内部の切削片が内部で位置ずれしないように該袋の
    適宜の部分を結着させた水生動植物の生息用マットを形
    成し、 河川の護岸や沼湖等の堤防水際に沿って水生動植物が出
    入り可能な支持体を立設固定させるとともに、この支持
    体と堤防側に該水生動植物の生息用マットを固定的に配
    置させてなる水生動植物の生息用マットを用いた河川、
    沼湖の護岸構築方法。
JP9136159A 1997-05-08 1997-05-08 水生動植物の生息用マット、それを用いた河川の護岸構造、それを用いた河川、沼湖の底部構造及びそれを用いた河川、沼湖の護岸構築方法 Pending JPH10306430A (ja)

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