JP5663161B2 - 護岸構造および護岸構造の施工方法 - Google Patents

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本発明は、地表浸食防止用のブロックマットを備えた護岸構造に関し、より詳細には水生生物の生息場所を確保できる護岸構造、および該護岸構造の施工方法に関する。
河川や水路などの護岸工事では、コンクリートで法面を覆うことが基本である(特許文献1)。中小河川や水路では、漏水を防止するため、川底もコンクリートで固めた3面コンクリート張り構造が多く採用されていた。また、護岸工事が行われた河川や水路は、流下能力を向上させるために流れが直線状になるように変更されていた。
3面コンクリート張り構造や直線状の河川などは、流下能力の向上などの利点を有するが、水生生物の生息場所として不向きであった。流下能力が向上された河川などでは、小魚などの水生動物が速い水流に耐えられずに流されてしまっていた。また、コンクリート張りにされることで、小魚や蛙などの隠れ場所や産卵場所となる水生植物が生えず、それらの動物の繁殖が妨げられていた。このような理由から、従来の護岸工事が完了した箇所からは水生生物の種の数および生息数が減少し、生態系の単純化が生じていた。
上記問題に鑑みて、水生生物の生息場所を確保しつつ護岸できる構造の開発が望まれている。水生生物の生息場所を確保しつつ護岸できる構造として、これまでには、魚巣を設けた護岸ブロック(特許文献2)や水路の側面にメッシュ状部材を配置して生物の生息領域の確保を図る護岸構造(特許文献3)などが提案されている。
特開2006−83571号公報 特開平10−4819号公報 特開2005−9098号公報
しかしながら、これまでに提案されている護岸構造では、水生生物の生息場所の十分な回復にはなりえていなかった。
そこで、本発明は、水生生物の生息場所を確保できる護岸構造および該護岸構造の施工方法を提供することを課題とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図面の形態に限定されるものではない。
第1の本発明は、可撓性を有する基材シート(15)に複数のコンクリートブロック(11、21)が一体化されたブロックマット(10)を備え、該複数のコンクリートブロックのうち一部のコンクリートブロック(11a、11b、21)に切り欠き(12、22、23)が設けられ、該切り欠きがコンクリートブロックの厚さ方向に貫通した植栽用孔(13)を構成するとともに、該植栽用孔に水生植物(3)が植栽されていることを特徴とする、護岸構造(100)である。
本発明において「厚さ方向」とは、護岸構造を施工したときにブロックマットが敷設された地表に対して直交する方向を意味する。また、本発明において護岸構造を施工したときに地表側となる面を「底面」といい、その反対側を「上面」といい、コンクリートブロックの底面と上面との間の面を「側面」ということがある。
また、第1の本発明の護岸構造(100)において、複数のコンクリートブロック(11、21)のうち少なくとも一部が水(4)中に敷設されており、水中に敷設されるコンクリートブロックのうち一部のコンクリートブロック(11a、11b、21)に切り欠き(12、22、23)が設けられていることが好ましい。
また、第1の本発明の護岸構造(100)において、隙間をもって隣接するコンクリートブロック(11a、11b)のそれぞれの角部に切り欠き(12)が設けられ、該複数の切り欠きが1つの植栽用孔(13)を構成することが好ましい。
さらに、第1の本発明の護岸構造(100)において、コンクリートブロック(21)に設けられた切り欠き(22)に連通した他の切り欠き(23)がコンクリートブロックの底面に設けられていることが好ましい。
第2の本発明は、可撓性を有する基材シート(15)に複数のコンクリートブロック(11、21)が一体化されたブロックマット(10)を備え、該複数のコンクリートブロックのうち一部のコンクリートブロック(11a、11b、21)に切り欠き(12、22、23)が設けられ、該切り欠きがコンクリートブロックの厚さ方向に貫通した植栽用孔(13)を構成するとともに、該植栽用孔に水生植物(3)が植栽されている護岸構造(100)の施工方法であって、ブロックマットを敷設する工程と、植栽用孔に水生植物を植栽する工程と、を含むことを特徴とする、護岸構造の施工方法である。
本発明によれば、水生生物の生息場所を確保できる護岸構造および該護岸構造の施工方法を提供することができる。
本発明の護岸構造が水路に敷設されたときの断面を概略的に示す図である。 本発明に用いるブロックマットの一例を概略的に示す上面図である。 図2に示したブロックマットに備えられるコンクリートブロックを概略的に示す図である。 図2に示したIV−IVでの断面を概略的に示す図である。 本発明に用いるブロックマットに備えられるコンクリートブロックの他の形態例を概略的に示す図である。
本発明の護岸構造は、河川、水路、溜池などに施工することができる。以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本実施形態は、本発明を実施するための一形態に過ぎず、本発明は本実施形態によって限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更実施の形態が可能である。
図1は、本発明の護岸構造100が水路に施工されたときの断面を概略的に示す図である。図1では、図面が煩雑になるのを防ぐため一部符号を省略している。その他の図においても同様に符号を省略している場合がある。なお、図1では、水の流れに対して略直交する方向の鉛直断面がU字型である水路に、本発明の護岸構造を施工した場合について例示しているが、本発明の護岸構造の施工場所は、ブロックマットを施工可能な場所であれば、特に限定されない。例えば、逆台形や三角形などの断面を有する水路にも施工することができる。図2は、護岸構造100に備えられるブロックマット10の一部を概略的に示す上面図である。
図1に示すように、護岸構造100は水路の法面1、1および水路床部2に沿って施工されている。護岸構造100はブロックマット10を備えており、ブロックマット10は一部が水4に浸るように敷設されている。ブロックマット10の水4中に敷設される部分の一部のコンクリートブロック11、11、…には植栽用孔13が設けられている(図2参照)。さらに、植栽用孔13には水生植物3、3、…が植栽されている。
図2を参照しつつ、ブロックマット10についてより詳細に説明する。ブロックマット10は、可撓性を有する基材シート15と、該基材シート15の上面側に一体化された複数のコンクリートブロック11、11、…とを備えている。基材シート15とコンクリートブロック11、11、…とを一体化する方法は特に限定されず、従来の方法を用いることができる。具体的な方法としては、ステンレス鋼製のステープルを基材シート15の底面側からコンクリートブロック11、11、…に向けて打ち込む方法などが挙げられる。
本発明において、基材シート15としては、従来のブロックマットに用いられるものを特に限定されることなく用いることができる。基材シート15の具体例としては、合成繊維からなる不織布などを挙げることができる。
本発明において、コンクリートブロック11、11、…の材料としては、従来のブロックマットに用いられるものを特に限定されることなく用いることができる。コンクリートブロック11、11、…には、形状が異なるコンクリートブロック11a、11bおよび11cがある。コンクリートブロック11aおよび11bは、それぞれコンクリートブロック11cと略同形状のコンクリートブロックの一部を切り欠いたものである。
以下に図2〜図4を参照しつつ、コンクリートブロック11aおよび11bの形状、並びに、植栽用孔13について説明する。図3(a)は、1つのコンクリートブロック11aを概略的に示す図である。図3(b)は、1つのコンクリートブロック11bを概略的に示す図である。図4は、図2に示したIV−IVでのブロックマット10の断面を概略的に示す図である。
図3(a)および図3(b)において破線で示した部分が切り欠き12である。図3(a)に示すように、コンクリートブロック11aは一箇所に切り欠き12が設けられており、図3(b)に示すように、コンクリートブロック11bは二箇所に切り欠き12が設けられている。これらの切り欠きによって、図2および図4に示すように、それぞれコンクリートブロック11、11、…の厚さ方向(図2の紙面奥/手前方向、図4の上下方向)に貫通した植栽用孔13が構成される。
植栽用孔が備えられていることによって、水生植物を繁茂させることができる。ブロックマットを水面上に敷設する場合は、該ブロックマット上に土が溜まり、そこで植物は発芽することができる。一方、ブロックマットを水中に敷設した場合は、土は水によって流されてしまうためブロックマット上に土が溜まりにくい。植栽用孔に土などとともに水生植物を植栽することによって、水生植物を繁茂させることができる。
図2〜図4に示すように、コンクリートブロック10は、隙間をもって隣接するコンクリートブロック11、11、…のそれぞれの角部に設けられた切り欠き12、12、…によって構成される植栽用孔13、13、…を有している。このようにして対角上のコンクリートブロック11、11、…の角部に設けられた切り欠き12、12、…を4つ集めるようにして植栽用孔13を構成することにより、護岸構造100全体に水生植物3、3、…を繁茂させ易くなる。すなわち、水生植物の根は地表に沿って成長するため、植栽用孔13に植栽された水生植物3が成長したときに、コンクリートブロック11、11、…の目地(隣り合うコンクリートブロック11、11、…の間に形成されている隙間を「目地」という。以下同じ。)を通って分茎した根茎を伸長させることができ、護岸構造100全体に水生植物3、3、…を繁茂させることができる。
植栽用孔13の大きさは、ブロックマット10を敷設後に水生植物3を植栽可能な大きさであれば特に限定されないが、基材シート15に平行な方向の断面が25mm角から75mm角程度の大きさであることが好ましい。植栽用孔13の大きさが小さすぎるとブロックマット10を敷設後に水生植物3を植栽することが困難になり、大きすぎると水生植物3の根茎を保持することが困難になり、水生植物3を繁殖させられない虞があるためである。また、個々の植栽用孔13は独立して設けるよりも、上記のように、目地を通して根茎が横方向(地面に沿った方向)に伸長して隣接するコンクリートブロック11、11、…の隙間からも繁茂できるように、目地と連続するように設けることが望ましい。
また、1つのブロックマット10に設けられる植栽用孔13は、ブロックマット10の上面視において千鳥状になるようにしてコンクリートブロック11の対角線上に設けることが望ましく、1マット(1.6m×2.8m)に設けられる植栽用孔13の数は、11個〜22個程度が好ましい。すなわち、植栽用孔13の数は、2.5〜5.0個/m程度であることが好ましい。植栽用孔13が多すぎると水生植物3が繁殖しすぎて河川の流下能力を著しく低下させる虞や、護岸効果が不十分になる虞がある。一方、1つのブロックマット10に設けられる植栽用孔13の数が少なすぎる場合は、水生植物3の繁殖が不十分となり、水生生物の生息場所の確保が不十分になる虞がある。
なお、植栽用孔13は少なくとも水に浸かることがある部分のブロックマット10の一部に設けられていればよいが、水路床部2上に敷設される部分には設けられていないことが好ましい。ブロックマット10のうち水路床部2に敷設される部分は、コンクリートブロック11、11、…同士の隙間を小さくするとともに該コンクリートブロック11、11、…の上面を平滑にすることによって、水路の排泥作業を行う際に重機(バックホウ)で泥を掻き取り易くすることができる。
上述したように所定の大きさ、および数の植栽用孔13を所定の場所に設けることによって、水生植物3、3、…の植生を制御し、護岸効果や水路としての機能(流下能力)を維持しつつ、水生生物の生息場所を確保することができる。
植栽用孔13に植栽することができる水生植物3は水中で繁殖できる植物であれば特に限定されないが、抽水植物や沈水植物が好ましい。具体的には、アシカキ、コウガイ、イトモ等が好ましい。
植栽用孔13に水生植物3を植栽する際には、数本の水生植物3を纏めて茎の部分を布なのでくるむことが好ましい。そうすることによって、水生植物3の茎が折れることを防止するとともに乾燥を防止することができる。また、水生植物3の根茎と保水機能を有するピートモスのような土壌とを一緒にしたものを植栽用孔13に充填することが好ましい。ブロックマット10を敷設した後、ピートモスは水分を吸収し膨張するため、流水が作用しても植栽用孔13から流出することがない。植栽用孔13に植栽された水生植物3は成長し、その根茎は基材シート15を貫通して下地へ伸長するので、ブロックマット10と地表とを一体化させることができる。
これまでに説明したように、本発明の護岸構造によれば、ブロックマットによる護岸効果を得つつ、水生植物を繁殖させることができる。水生植物は水中で小魚やエビ等の隠れ場所やメダカ等の産卵場所となり、良好な生育環境を創造することができる。また、水生植物が水路を流れる水の障害となり、水の流れが弱められることによって、小魚等が水生植物の陰に隠れ易くなるという効果もある。
河川、水路、池などにおいて底面とその両側の法面との3面にブロックマット10を敷設する場合は、護岸の法勾配は、1:1.0から1:1.5の範囲とすることが望ましい。かかる形態とすることによって、水路に落ちたカエルなどが這い上がり易くなる。例えば、農地脇に設けられた水路と農地との間をカエルが行き来することが可能となることによってカエルを繁殖させることができる。また、コンクリートブロック11、11、…の上面を擬石として形成することにより、コンクリートブロック11、11、…の表面の凹凸で滑り止め機能を発揮させ、カエルなどがより這い上がり易くなるようにすることができる。
本発明ではブロックマットを用いて護岸構造を構成しているため、護岸すべき岸辺の法面や底面にその広さに応じて適宜の数だけ配置することができるので、従来のように水路などをコンクリートで固める場合に比べて、極めて短期間で護岸を構築することができ、施工費を低減することができる。また、コンクリートブロックの目地部分には、泥が堆積するためドジョウなどの隠れ場所となるという効果も得られる。
これまでの本発明の説明では、コンクリートブロックの角部に切り欠きが設けられている形態について説明したが、本発明はかかる形態に限定されない。コンクリートブロックに設けられた切り欠きによって植栽用孔を構成することができればよく、例えば、図5に示すような形態であってもよい。本発明に用いるブロックマットに備えられるコンクリートブロックの他の形態例であるコンクリートブロック21を図5に概略的に示す。図5(a)は、コンクリートブロック21の上面図である。図5(b)は、図5(a)に示した矢印Vbの方向から見たコンクリートブロック21の側面図である。図5(c)は、図5(a)に示したVc−Vcでのコンクリートブロック21の断面図である。
コンクリートブロック21は、側面に切り欠き22を備えており、該切り欠き22と、コンクリートブロック21に隙間をもって隣接する他のコンクリートブロック21(不図示)に同様に設けられた切り欠き22とによって、植栽用孔を構成することができる。また、コンクリートブロック21には、切り欠き22に連通した他の切り欠き23が底面に備えられている。コンクリートブロック21の底面にも切り欠き23を設けることによって、水生植物3を植栽する際に、該水生植物3の根茎を切り欠き23まで押し込むことができる。水生植物3の根茎を切り欠き23まで押し込むことによって、水生植物3の根茎を保持し易くなる。また、水生植物3が成長したときに、根茎が基材シート15を貫通し易くもなる。
さらに植栽用孔の他の形態例としては、植栽用孔が1つのコンクリートブロックの一部に設けられた孔によって構成されていてもよい。ただし、コンクリートブロックの生産性の観点や、水生植物の根茎を伸長させるという観点からは、コンクリートブロックの角部や側面に設けられた切り欠きによって植栽用孔を構成することが好ましい。
以上、現時点において最も実践的であり、かつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う護岸構造および護岸構造の施工方法もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
1 水路の法面
2 水路床部
3 水生植物
4 水
10 ブロックマット
11 コンクリートブロック
12 切り欠き
13 植栽用孔
15 基材シート
21 コンクリートブロック
22、23 切り欠き
100 護岸構造

Claims (6)

  1. 可撓性を有する基材シートに複数のコンクリートブロックが一体化されたブロックマットを備え、
    前記複数のコンクリートブロックのうち一部の前記コンクリートブロックに切り欠きが設けられ、
    前記切り欠きが前記コンクリートブロックの厚さ方向に貫通した植栽用孔を構成するとともに、前記植栽用孔に水生植物が植栽されており、
    前記植栽用孔が隣り合う前記コンクリートブロックの間にのみ形成され、
    該植栽用孔の数が2.5〜5.0個/mであり、
    前記コンクリートブロックに設けられた前記切り欠きに連通した他の切り欠きが前記コンクリートブロックの底面に設けられていることを特徴とする、護岸構造。
  2. 前記植栽用孔が、前記ブロックマットの上面視において千鳥状になるようにして前記コンクリートブロックの対角線上に設けられている、請求項1に記載の護岸構造。
  3. 前記複数のコンクリートブロックのうち少なくとも一部が水中に敷設されており、水中に敷設される前記コンクリートブロックのうち一部の前記コンクリートブロックに前記切り欠きが設けられている、請求項1または2に記載の護岸構造。
  4. 隙間をもって隣接する前記コンクリートブロックのそれぞれの角部に前記切り欠きが設けられ、該複数の切り欠きが1つの前記植栽用孔を構成する、請求項1〜3のいずれかに記載の護岸構造。
  5. 可撓性を有する基材シートに複数のコンクリートブロックが一体化されたブロックマットを備え、前記複数のコンクリートブロックのうち一部の前記コンクリートブロックに切り欠きが設けられ、前記切り欠きが前記コンクリートブロックの厚さ方向に貫通した植栽用孔を構成するとともに、前記植栽用孔に水生植物が植栽されている護岸構造の施工方法であって、
    前記ブロックマットを敷設する工程と、
    前記植栽用孔に前記水生植物を植栽する工程と、
    を含んでおり、
    前記植栽用孔が隣り合う前記コンクリートブロックの間にのみ形成され、
    該植栽用孔の数が2.5〜5.0個/mであり、
    前記コンクリートブロックに設けられた前記切り欠きに連通した他の切り欠きが前記コンクリートブロックの底面に設けられていることを特徴とする、護岸構造の施工方法。
  6. 前記植栽用孔が、前記ブロックマットの上面視において千鳥状になるようにして前記コンクリートブロックの対角線上に設けられている、請求項に記載の護岸構造の施工方法。
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