JP6549345B2 - 護岸構造および護岸構造の施工方法 - Google Patents
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また、図2(A)は図1に示したIIA−IIAに沿った護岸構造100の断面図であり、図2(B)は図1に示したIIB−IIBに沿った護岸構造100の断面図である。図2(A)および図2(B)において、紙面手前から奥に向かう方向が水路10の流れ方向、紙面上下方向が鉛直方向、紙面左右方向が水路10の幅方向である。
緩斜面部11、13は、水路10の一部を拡幅して形成された斜面である。緩斜面部11、13は、水路10の法面において水路10の流れ方向に平行な方向に隣接する部分(法面)12、14よりも傾斜が緩やかな斜面である。本形態例では、緩斜面部11、13は水路10の両側の法面に形成されている。
また、本形態例では、ブロックマット20は緩斜面部11、13を含む水路10の法面全体および底面15に敷設されている。護岸構造100に用いられるブロックマット20は全て同様の構成とすることができるが、わかりやすさのため、図1および図2では緩斜面部11、13に敷設されたブロックマット20については括弧書きで20aとし、緩斜面部11、13以外の法面に敷設されたブロックマット20については括弧書きで20bとしている。
以下、護岸構造100を構成する要素について詳細に説明する。
ブロックマット20を敷設する際に、ブロックマット20を吊り上げる器具を取り付ける(挟む)ために基材シート21の長手方向両端部にはブロック22が備えられていない部分(挟み代)21a、21bが設けられていることが好ましい。挟み代21a、21bの幅w1、w2は、上記器具を取り付けられる大きさであれば特に限定されないが、例えば400mm以上600mm以下程度とすることができる。
また、複数のブロックマット20を幅方向(図3の左右方向)に並べて敷設する場合、基材シート21の一部を重ねて敷設することが好ましい。従って、基材シート21の幅方向端部にはブロック22が備えられていない部分(重ね代)21cが設けられていることが好ましい。重ね代21cの幅w3は特に限定されないが、例えば200mm以上400mm以下とすることができる。
また、ブロック22の配列パターンは特に限定されない。ただし、ブロックマット20に可撓性を備えさせるため、隣接するブロック22同士の間には5mm以上の隙間を設けることが好ましい。
護岸構造100の施工方法は、水路10の一部を拡幅することによって、水路10の片側または両側の法面において、水路10の流れ方向に隣接する部分よりも傾斜が緩やかな斜面である緩斜面部11、13を形成する緩斜面部形成工程と、少なくとも緩斜面部11、13の一部に、可撓性を有する基材シート21および該基材シート21上に固定された複数のブロック22を有するブロックマット20を敷設するブロックマット敷設工程と、を有する。
図7は護岸構造200の平面図である。図7において、紙面右側から左側に向かう方向が水路210において水が流れる方向(流れ方向)、紙面上下方向が水路210の幅方向、紙面奥/手前方向が鉛直方向である。
また、図8(A)は図7に示したVIIIA−VIIIAに沿った護岸構造200の断面図であり、図8(B)は図7に示したVIIIB−VIIIBに沿った護岸構造200の断面図である。図8(A)および図8(B)において、紙面手前から奥に向かう方向が水路210の流れ方向、紙面上下方向が鉛直方向、紙面左右方向が水路210の幅方向である。
11、13 緩斜面部
12、14 法面
15 底面
20 ブロックマット
21 基材シート
22 ブロック
100 護岸構造
200 護岸構造
210 水路
220 U字型溝
211、213 緩斜面部
215 底面
Claims (8)
- 斜面を有する水路の片側または両側の法面に形成された緩斜面部と、少なくとも前記緩斜面部の一部に敷設されたブロックマットとを有し、
前記緩斜面部は、前記水路の一部を拡幅して形成され、前記法面において前記水路の流れ方向に平行な方向に隣接する前記斜面よりも傾斜が緩やかな斜面であり、
前記ブロックマットは、可撓性を有する基材シートおよび該基材シート上に固定された複数のブロックを有し、
前記ブロックマットが、前記緩斜面部から連続して前記緩斜面部より前記水路の流れ方向における下流側の前記法面に敷設されている、護岸構造。 - 前記ブロック同士の空隙から植生が可能である、請求項1に記載の護岸構造。
- 前記水路の底面と前記緩斜面部とが間に段差を有することなく連続している、請求項1または2に記載の護岸構造。
- 前記水路の底面が流れ方向に段差を有しており、可撓性を有する基材シートおよび該基材シート上に固定された複数のブロックを有するブロックマットが、前記段差を覆うように敷設されている、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の護岸構造。
- 斜面を有する水路の一部を拡幅することによって、前記水路の片側または両側の法面において、前記水路の流れ方向に隣接する前記斜面よりも傾斜が緩やかな斜面である緩斜面部を形成する緩斜面部形成工程と、
少なくとも前記緩斜面部の一部に、可撓性を有する基材シートおよび該基材シート上に固定された複数のブロックを有するブロックマットを敷設するブロックマット敷設工程と、を有し、
前記ブロックマット敷設工程において、前記緩斜面部から連続して前記緩斜面部より前
記水路の流れ方向における下流側の前記法面に前記ブロックマットを敷設する、護岸構造
の施工方法。 - 前記ブロック同士の空隙から植生が可能である、請求項5に記載の護岸構造の施工方法。
- 前記緩斜面部形成工程において、
前記水路の底面と前記緩斜面部とが間に段差を有することなく連続するように前記緩斜面部を形成する、請求項5または6に記載の護岸構造の施工方法。 - 前記水路の底面が流れ方向に段差を有しており、可撓性を有する基材シートおよび該基材シート上に固定された複数のブロックを有するブロックマットを、前記段差を覆うように敷設する工程をさらに有する、請求項5乃至7のいずれか1項に記載の護岸構造の施工方法。
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